【大手子会社のホワイト企業62選】子会社の優良企業はどこ?

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求職者のみなさん、こんにちは!

累計2000万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

(これまで7年間、ほぼ毎日、スタバにこもって1500以上の記事を書き続けてきました。就活や転職についての知識は誰にも負けない自信があります!… その代わりに友達が少なく、寂しく生きていますが笑

大手企業はやっぱり採用倍率が高すぎる。

よって大手企業だけにエントリーするのではなく、大手の子会社も視野に入れた方が良い。

僕も就活生の時にそう考えていて、実際に大手の子会社に複数社エントリーしていました。

そこで今回は、僕が就活生の時にチェックしていた大手子会社を共有していきます!

大手の子会社は福利厚生や労働条件が大手と変わらないことも多い…!

ぜひ今回の記事を参考に、倍率の高い大手企業だけでなく、子会社も視野に入れてみてくださいね!

よく「親会社は知名度が高すぎて高倍率だけど、大手の子会社は知名度が低い企業が多いから穴場」という話を聞きます。大手子会社にどんな企業があるか知りたいです!

ホワイト企業ナビに掲載のある大手グループ会社【12選】

まず最初に、この記事を掲載しているホワイト企業ナビに求人掲載されている大手の子会社やグループ会社を紹介していきますね。

▼ホワイト企業ナビに掲載されている大手のグループ会社

ホワイト企業ナビでは、今後も「求人の数」ではなく、「求人の質」にとにかくこだわって運営を続けていきます。

「こんな企業があったんだ!」「これだけ働きやすい条件が整っているのに知らなかった!」という感動を利用者の皆さんに届けれるよう、尽力していきますね!

「ホワイト企業からのスカウトしかいらない」という就活生や転職希望者は、ぜひ利用してもらえると嬉しいです!!

ホワイト企業ナビのスカウト登録をしておく

残業時間・年間休日・離職率の3条件で基準を満たす企業だけを紹介しているので、大手求人サイトで絞り込みをかけなくて済むのが良いですね!

大手子会社のホワイト企業【50選】

では早速ですが、大手の子会社を共有していきます。

そもそも「ホワイト企業」の定義は明確に存在しないこと、また年度によっても労働環境が変わることから、ここで紹介する企業は誰にとってもホワイトな企業ではありません。

よって次の章ではホワイト企業の見分け方を解説します。

こうして企業を押さえた上で、自分にとってその企業がホワイト企業かどうかを分析するようにしましょう!

それではまずはホワイト企業が多い大手系列を8グループ紹介します。

【ホワイト企業が多い大手系列】

  • トヨタ系列
  • 日立系列
  • NTT系列
  • NEC系列
  • ソニー系列
  • 富士通系列
  • 伊藤忠系列
  • 三井物産系列

トヨタ系列の子会社

【トヨタ系列の子会社】

  • 株式会社デンソー
  • 株式会社アイシン
  • 株式会社豊田自動織機
  • ダイハツ工業
  • トヨタ紡織
  • トヨタファイナンシャルサービス株式会社
  • 愛知製鋼
  • トヨタ車体株式会社
  • トヨタ自動車九州株式会社
  • ジェイテクト
  • 日野自動車
  • トヨタ合成

トヨタ自動車の子会社には、「トヨタ御三家」と呼ばれるデンソー、アイシン、豊田自動織機を含めて、安定性や労働環境に優れた企業が多くあります。

実際に、僕は愛知の大学出身で、先輩でデンソーに入社した人がいますが、本当に働きやすい環境でかつ給料もしっかりともらえる素晴らしい会社だと話していました。(それを聞いた時は、羨ましい…!!と思いましたね)

トヨタ系列の子会社は、親会社であるトヨタ自動車の事業の安定性によって、社員の労働環境に配慮した素晴らしい企業が多い。

しかし、勘違いしないでおきたいのが、「トヨタ関係」だからといって全企業がホワイト企業でないこと。

関連会社や下請け会社の中には、労働環境が厳しい企業も多いため、あくまで1社ずつ企業分析することが重要ですよ。

日立系列の子会社

【日立系列の子会社】

  • 日立コンサルティング
  • 日立物流
  • 日立金属
  • 日立電線
  • 日立システムズ
  • 昭和電工マテリアルズ

日立系列の子会社にもホワイト企業は多いです。

口コミサイトのライトハウスを参考にすると、子会社の1つである日立コンサルティングの回答者の平均年収は835万円。

30代で年収1000万円を超えるという回答もあるため、非常に高給な会社だと言えます。

日立グループは日立製作所を中心とするグループですが、日立製作所は知名度が高すぎて倍率も高い。

ですが、子会社になると知名度がガクッと落ちるので、倍率が下がり、狙い目となる企業も多いですね。

NTT系列の子会社

【NTT系列の子会社】

  • NTTアーバンソリューションズ株式会社
  • NTTコミュニケーションズ株式会社
  • NTTファイナンス株式会社
  • 株式会社NTTデータアイ
  • NTTデータ先端技術株式会社
  • 株式会社NTTデータMSE

次にNTTグループは、日本電信電話株式会社を親会社とするグループ企業です。

傘下にはNTTドコモを始め、NTTデータなど様々な子会社があります。

例えば、NTTデータは40歳で800万円代の平均年収があったりと、こちらもさすが大企業の子会社だと言えますよね。(NTTデータ自体も大きい大企業ではありますが)

NTTグループの子会社はチェックしておくべきだと言えます!

NEC系列の子会社

【NEC系列の子会社】

  • NECソリューションイノベータ株式会社
  • NECフィールディング株式会社
  • NECネッツエスアイ
  • 日本アビオニクス

次に、NECグループはNEC(日本電気)を中心としたグループ企業です。

NEC本体は知名度が高く、倍率も非常に高いですが、子会社は意外と知られていない企業があります。

NECのグループ会社は、ここで紹介した以外にも数多くあります。

NEC グループ会社情報」にて子会社の一覧が見れるので、ここから1社ずつ企業分析していくことをおすすめします。(中には就活生からの知名度が極端に低いホワイト企業もありますよ!)

ソニー系列の子会社

【ソニー系列の子会社】

  • ソニーマーケティング株式会社
  • ソニー銀行株式会社
  • ソニー損害保険株式会社
  • ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社
  • ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社

続いて、ソニーは日本を代表する企業で知名度は抜群に高いです。

またソニーは採用者に高学歴層が多いので、なかなか採用されるにはハードルが高いんですよね。

一方で、ソニーグループには子会社が数多くあります。

こちらも「ソニーグループ 関連会社一覧」にて、子会社を一覧で見ることができるのでチェックしてみてください!

富士通系列の子会社

【富士通系列の子会社】

  • 富士通ゼネラル
  • 富士通フロンテック
  • 富士通エフサス
  • 新光電気工業
  • 富士通エレクトロニクス
  • 富士通コンポーネント
  • 富士通ビー・エス・シー

続いて、富士通も超人気企業ですよね。

富士通の子会社には、空調機器の富士通ゼネラルや、半導体パッケージの総合メーカーである新光電機工業などの超優良企業も数多く存在します。

これらは子会社も採用倍率が高いですが、富士通に比べると採用難易度は下がります。

富士通も安定的に需要のある事業展開をしている子会社が多いので、要チェックだと僕は考えています。

伊藤忠系列の子会社

【伊藤忠系列の子会社】

  • 伊藤忠建材株式会社
  • 伊藤忠エネクス
  • 伊藤忠テクノソリューションズ
  • プリマハム

続いては、総合商社の伊藤忠商事の子会社です。

伊藤忠商事自体はとにかく高給で、就活生から人気のある企業。採用される難易度も非常に高い。

よって子会社に目を向けることで、採用される確率を高めることができます。

伊藤忠商事の代表的な子会社としては、伊藤忠建材株式会社や伊藤忠テクノソリューションズ、プリマハムなどもあり幅広いですよね。

三井物産系列の子会社

【三井物産系列の子会社】

  • 三井物産ケミカル
  • 三井物産プラスチック
  • 日鉄物産
  • 三井石油開発
  • JA三井リース
  • 三井情報

最後に、こちらも総合商社である三井物産の子会社です。

三井物産ケミカルや三井物産プラスチックなど、「三井物産」を名前に含む子会社も多く、企業によって待遇も良いため着目すべき子会社だと言えます。

こうして見ると親会社は知っているけど、子会社は知らないという企業が多いですね。知らなくても売上が安定していて、待遇も良い企業も多くて驚きました!

ホワイト企業に就職する方法

ホワイト企業に関する情報を集める中で、「結局どうやってホワイト企業に就職すれば良いの?」と悩むことが多いと思います。

内定を獲得するために選考対策はするとして、就活も転職も結局のところは「その企業との適性」で決まるんですよね。

要するに選んだ企業の人事が、「この人はうちの会社と合いそうだ」と判断してくれるかどうかで決まります。

就活や転職は適性で決まるため、エントリー企業数を増やすことが最も重要な対策となります。

(その上で、ホワイト企業に就職したい人は、それらのエントリー企業がホワイト企業である必要があります)

では具体的にどうやってエントリー企業数を確保していけば良いのか?

おすすめの手段を3つ共有しますね。

①求人サイトでホワイト企業を絞り込んで探す

ホワイト企業のエントリー数を増やすための王道的な手段が求人サイトです。

ホワイト企業への就職を考えた場合、求人サイトを利用する際には必ず「求人検索の絞り込み機能」を活用するようにしてください。

このホワイト企業ナビでは、元々「残業時間・年間休日数・離職率」に基準を設けて、それらすべて満たす企業のみを掲載しているので絞り込みの必要がないようなサイトにしています。

ですが、一般的な求人サイトはあらゆる求人が掲載されているので、ホワイト企業に就職したい人は、自分が求める「残業時間」「休日数」「離職率」「福利厚生」など、条件を絞り込んで検索することが重要です!

求人サイトとしておすすめは、求人数も多く、かつ検索機能の絞り込みが充実している「マイナビ」がやはりおすすめですね。

②就活エージェントに条件を伝えて優良企業だけ紹介してもらう

次に、ホワイト企業のエントリー数を確保する上で、就活エージェントも非常に有用です。

就活エージェントは面談を元にして、求人紹介から選考対策まで、すべて無料でサポートしてくれるサービス。

また求人サイトに公開されていない非公開求人も紹介してくれる点が強いです。

この就活エージェントを賢く利用するためには、必ず自分が求める労働条件を担当者に伝えることです。

実際に僕が就活生の時は、次のように担当者に伝えることで、紹介求人を絞り込んでいました。

【担当者に伝えた内容】

  • 「プライベートの時間を重要視したいので、月の残業時間が平均20時間以内の企業で、かつ完全週休2日の土日休みの企業のみを紹介して頂きたいです。業界は現在、食品業界、化学業界、自動車業界を志望していますが、他業界も興味があります。」

就活エージェントを利用する際に、すべて担当者任せにしてしまう人が多いのですが、それだと「受かりやすい企業」を紹介されてしまうので、ホワイト企業への就職を考える人は必ず条件を伝えてください。

利用する就活エージェントですが、選ぶ視点としては「保有求人数が多くて実績があるか」です。

ミーツカンパニー就活サポート」が全国対応かつオンライン面談にも対応していて、保有求人数と実績があるのでおすすめですね。

③逆求人サイトで得たスカウトからホワイト企業にだけエントリーする

最後に、エントリー企業数を確保する上で非常に役立つのが逆求人サイトです。

逆求人サイトは登録すると、企業側からスカウトが届くサイトなので、自動的に企業との接点を獲得できます。

逆求人サイトを利用する際は、必ず届いたスカウトの中から、自分が求める労働条件の企業だけにエントリーしましょう。

スカウト元の企業の採用情報や口コミサイトで調べたり、気になる企業だけど労働条件の詳細がない場合は、逆求人サイトのチャットにて直接企業に質問するのもおすすめです。

利用すべき逆求人サイトとしては、利用企業数の多さが最も重要なので「キミスカ」と「OfferBox(オファーボックス) 」がベストです。

以上、3つの方法でエントリー企業数を確保していくことがホワイト企業に就職する上で最も重要です。

またホワイト企業に就職する場合は、必ず「自分にとってのホワイト企業の定義を明確化すること」をしてください。

そうしないとそもそも「どんな企業が自分にとってのホワイト企業なのか」を把握できません。

ホワイト企業の特徴について、別途まとめた記事を書いているので、そちらの記事を参考に明確化しましょう。

» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社!?

とにかく「ホワイト企業のエントリー数を増やすこと」が肝になるんですね。

企業との適性は企業側からしか判断が難しい部分でもあるから、しっかりとホワイト企業のエントリー数を確保していくことが、求職者側ができる重要な行動だと言えるよね。

大手の子会社がホワイト企業か見分ける方法とポイント

ここまで大手の子会社を共有してきました。

平均年収の高さや売上の安定性から厳選して紹介しましたが、例えば残業時間が少し長めの企業もあります。

よって大事なのは「その企業が自分にとってホワイト企業かどうか」を見分けることです。

実際に僕が企業に対して、ホワイト企業かどうか判断する時に使う指標は以下のとおりです。

特徴 具体的な内容
1 離職率が低い 3年後離職率30%未満、離職率10%未満が目安
2 残業が少ない 平均残業時間が25時間/月未満
3 年間休日数が確保されている 年間休日が120日以上確保されている
4 有給取得率が高い 有給取得率が70%以上ある
5 初任給が平均以上 初任給が21万円以上
6 給与水準が高い 平均年収500万円以上
7 法定外福利厚生が充実している 特に家賃補助(住宅手当)があること
8 勤続年数が長い 平均勤続年数が15年以上
9 パワハラがない 直近5年パワハラやセクハラなどの問題がない
10 業績が安定している 売上と営業利益が右肩上がり
11 利益率が高い 属する業界の水準よりも利益率が高い
12 競合優位性がある 明確な競合優位性を保持している
13 女性が活躍できる えるぼし認定を受けたり女性役員比率が高い
14 育休・産休が充実している 育休や産休の取得率が高い
15 スキルアップできる 資格取得制度があったり副業が可能である
16 新人研修が充実している 新人研修が1ヶ月以上設けられている
17 ホワイト企業の認定制度を受けている 各種ホワイト企業の認定制度を受賞している
18 評価制度が明確である 評価制度が複雑ではなく明確である
19 固定残業代がない(または少ない) 30時間以上の固定残業時間がない
20 労働組合が設置されている 労働組合の力が非常に強い

もちろんこの20指標をすべて満たす企業をホワイト企業とするのはハードルが高すぎる。

よって自分にとってどれが重要な指標かを定めて、それを満たす企業をホワイト企業だと自分で定義づける必要があると僕は考えています。

これらホワイト企業の特徴・指標についてより詳しくは下記の記事で解説しています。

ホワイト企業とは何か理解が浅いと感じている方は、合わせて読み込んでもらって、ホワイト企業かどうかの見極めができるようにしてくださいね!

» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社!?

なるほど!ホワイト企業の定義は明確に存在しないからこそ、「自分にとってのホワイト企業の定義」を設定することが重要なんですね。

私は残業時間と離職率、年間休日数の3軸を特に重視してホワイト企業かどうかチェックしているよ!

大手の子会社に就職するメリット

ここまで大手の子会社を紹介してきました。

加えて押さえておきたいことが、大手の子会社に就職するメリットとデメリットですよね。

この章ではメリットを、次の章ではデメリットを共有していきます!

【大手の子会社に就職するメリット】

  • 安定性が高い傾向にある
  • 福利厚生が親会社レベルに整っている傾向にある
  • 平均年収が高い傾向にある
  • 親会社の後ろ盾があるため仕事しやすい

メリット① 安定性が高い傾向にある

まず第一に、大手の子会社は、独立した大手企業や中小企業よりも安定性がありますね。

親会社が顧客として商品を買ってくれたり、親会社からの融資を受けることができるからです。

もちろん親会社の知名度が高いがゆえに、親会社に何かあると子会社への影響も大きいといったデメリットもありますが、安定性の点ではメリットが大きいと言えますよ。

メリット② 福利厚生が親会社レベルに整っている傾向にある

次に大手の子会社は、福利厚生が親会社レベルに整っている傾向にあります。

というのも、親会社の福利厚生制度がそのまま子会社に受け継がれていることが多いんですよね。

そのため大手の子会社の福利厚生を見ると、都心で5万円以上の住宅手当が出たりと、十分な福利厚生が整っている場合があります。

この福利厚生に関しては、大事なのは「数」ではありません。

大事なのはその中身であり、いかに自分の生活を豊かにしてくれる福利厚生かどうかです。

よって僕はこの福利厚生を見る際に、特に「住宅手当」に着目するようにしています。

家賃はサラリーマンであれば、手取りから払うものであり、家賃補助があれば手取り額を大きくすることができて、生活の質を格段に上げることができるからです。

メリット③ 平均年収が高い傾向にある

次に福利厚生と似ていますが、大手の子会社は平均年収も高い企業が多いです。

この理由は先ほど話したように、そもそも親会社が顧客になっていて売上が高かったり、大手の子会社がゆえに社会的な信用が高く、顧客からの信頼が獲得しやすいために売上が安定していることに由来するでしょう。

もちろん親会社の平均年収が高いからといって、その子会社がすべて平均年収が高いわけではありませんが、子会社は年収が高く、福利厚生も充実している企業が多いですね。

メリット④ 親会社の後ろ盾があるため仕事しやすい

そして最後に、大手の子会社は親会社の後ろ盾、看板があるがゆえに仕事しやすいですね。

特に営業職など、「会社の信頼」が重要な要因になる仕事では、親会社が大手で知名度が高いと、顧客から信頼されやすいので仕事しやすいことは間違いないでしょう。

僕は新卒で大手食品メーカーに就職しましたが、「うちの会社はどんな会社なのか」を説明する必要が一切なく、顧客とのやり取りもスムーズで楽でしたね。

大手の子会社は、福利厚生や給料以外にも、信頼性など様々なメリットがあるんですね!

大手の子会社に就職するデメリット

一方で、大手の子会社に就職するデメリットはあるのか?

僕が考えるに、大手の子会社に就職するデメリットは大きく3つあります。

【大手の子会社に就職するデメリット】

  • 親会社と比較されやすい
  • 役員クラスに出世しにくい
  • 売却や切り離しのリスクがある

デメリット① 親会社と比較されやすい

まず第一に、大手の子会社だと親会社と比較されやすいですね。

これは外部からもそうですが、自ら比較してしまう可能性もあります。

例えば「親会社は年収があれだけ高いのに、子会社のうちは少ない」など、親会社と比較して劣等感を抱いてしまう人は少なくありません。

実際に親会社と比較した時に、親会社と同じ、もしくは親会社以上の年収や福利厚生は期待できません。

デメリット② 役員クラスに出世しにくい

次にこれは大きなデメリットだと僕が思うのが、大手の子会社だと役員クラスに出世しにくいんですよね。

なぜかと言うと、親会社から出向された人が役員クラスになる可能性が高いからです。

よって「役員クラスまで出世したい」と考えている人にとっては、大手の子会社は合わないと言えますね。

デメリット③ 売却や切り離しのリスクがある

そして最後に、大手の子会社は安定性の高さがメリットだと言えます。

ですが、その安定性は絶対的なものではなく、売却されたり、親会社がその子会社の事業から撤退することで切り離しされる(普通の独立した企業になる)可能性は十分にあります。

親会社との事業の関連性が非常に高い場合、そのリスクは低いと考えることができますが、親会社との事業の関連性が低い場合はこうした売却や切り離しされるリスクがあることを押さえておく必要があります。

たしかに親会社から出向してきた人が役員クラスになるなら、役員になりたい!という意気込みがある人は萎えますよね。大手の子会社もこうしたデメリットがあるんですね…!

大手の子会社に関してよくある質問

この章では、ここまで解説しきれなかった大手の子会社に関する質問に回答していきます。

大手の子会社を志望している方は、ぜひ目を通してくださいね。

質問① 大手の子会社でもリストラされる可能性はありますか?

子会社が赤字となり、親会社に吸収される場合、吸収された側の子会社の社員がリストラされる可能性はあります。

そもそもどれだけ安定した企業でもリストラされる可能性があるのが今の世の中です。

そのリスクをカバーするためには、「他社に転用可能なスキル」を身に着けておくしかないと僕は考えています。

質問② 大手の子会社への転職はありですか?

大手の子会社への転職はありです。

この記事で解説したように、大手の子会社にはメリットもデメリットもあります。

安定性を重視しているなら、親会社の事業と関連性の高い子会社への転職は向いています。

一方で、役員クラスまで出世したいという人にとっては、大手の子会社への転職は向いていません。

あくまで大事なのは「自分にとってその企業が合うかどうか」なので、そこを分析した上で転職を検討することをおすすめします。

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

「大手の子会社でホワイト企業はどこなんだろう?」「グループの親会社は知っているけど子会社は知らなかった」という人にとって、参考になるような情報を提供できたら嬉しい限りです。

僕は就活ブログの「就活攻略論」では、特に就活対策について書いているのですが、このホワイト企業ナビでは”ホワイト企業への就職”に特化した情報発信をおこなっています!

「ホワイト企業に就職したい!転職したい!」という方は、ぜひ愛読してもらえると嬉しいです。

【本記事の要点まとめ】

  • 大手の子会社とは一般的には親会社が株式の多くを保有し経営権を握っている企業のことを指す
  • 大手企業の子会社にはホワイト企業が多い
  • 大手企業の子会社でおすすめのグループとして挙げられるのはトヨタ系列、日立系列、NTT系列、NEC系列、ソニー系列、富士通系列、伊藤忠系列、三井物産系列などである

↓この記事以外のホワイト企業に特化した情報をまとめました!

【ホワイト企業に関する基礎知識

【ホワイト企業の探し方・選考対策

【ホワイト業界に関する基礎知識

【地域別のホワイト企業】

【業界別のホワイト企業ランキング

【その他】

この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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