【金融業界のホワイト企業20選】金融業界でホワイト企業はどの会社?

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求職者のみなさん、こんにちは!

累計2000万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

(これまで7年間、ほぼ毎日、スタバにこもって1500以上の記事を書き続けてきました。就活や転職についての知識は誰にも負けない自信があります!… その代わりに友達が少なく、寂しく生きていますが笑

金融業界に属する企業の中で、どの企業がホワイト企業だと言えるのか?

それを知りたい人は多いと思います。

そもそも「ホワイト企業」は明確な定義がないので、「絶対にこの企業がホワイト企業です」と断言することはできません。

ですが、労働条件が良い会社は存在するので、その中から自分が「この労働条件ならホワイト企業だな」と思える企業を探すことが重要です。

この記事を通して、僕がホワイト企業だと言える労働条件の企業を調査し、共有していきます。

ぜひ企業選びの参考にしてくださいね!

【大前提】そもそも金融業界とは?

ではまず始めに、そもそも金融業界とは何かについて紹介します。

【金融業界とは】

  • 金融業界は、事業として金融を行う金融機関や企業などが属する業界のことを指します。

上記の通り、金融業界は、お金を接点としたさまざまな形で関わりを持ちながらビジネスをおこなう業界です。

例えば、銀行は、個人や会社から預かったお金を管理する「預金業務」や企業や個人に貸し出す「貸付業務」があります。
※厳密には、振込や決済・口座振替といった「為替業務」も含まれる。

また、銀行をさらに細分化すると、グローバルにさまざまな金融サービスを取り扱う「メガバンク」や地域密着型の「地方銀行」や「第二地方銀行」。

会員や組合員の出資による協同組織である信用金庫や労働金庫、信用組合もあります。

最後に、銀行以外にも、個人や企業へ株式や債権などの金融商品を販売する証券会社や、保険商品の販売を手がける生命保険や損害保険会社。

他にも、クレジット会社や信販会社、リース会社、商品先物取引会社などが存在します。

金融業界と言っても銀行から証券会社・クレジットカード会社までお金を接点としたビジネスをおこなう業界なんですね!

そうなの!金融業界と言っても銀行だけじゃないから注意してね!

金融業界のホワイト企業【20選】

最近は、金融業界はオワコンという言葉を耳にすることがあると思います。

また、金融業界はノルマや残業時間が多くてブラック企業ばかりという口コミも多いです。

しかし、金融業界は、BtoBで成り立っている企業も多く、あまり聞いたことがない企業が実は労働条件が良かったということも多い。

そんな、金融業界の中でも穴場かつホワイトな企業を20社紹介していきます。

【ホワイトな金融業】

  • オリックス銀行
  • 株式会社北日本銀行
  • 株式会社香川銀行
  • ソニー銀行
  • 株式会社西京銀行
  • 株式会社トマト銀行
  • 株式会社北國ファイナンスホールディングス
  • 株式会社山口ファイナンスグループ
  • 朝日信用金庫
  • 宇和島信用金庫
  • 大阪商工信用金庫
  • おかやま信用金庫
  • 島田掛川信用金庫
  • しまなみ信用金庫
  • 高岡信用金庫
  • 日本証券信用金庫
  • 株式会社本田ファイナンス
  • 株式会社JALカード
  • 株式会社ゆめカード
  • 株式会社インテリジェントウェーブ

なお、今回の本文内で紹介する平均残業時間や平均年収などの情報は、「就職四季報2024年版」を参考にしています。

①オリックス銀行

企業名オリックス銀行
企業概要オリックス銀行は、投資用不動産ローンを主力とするオリックスグループの銀行。
店舗やATMを持たず運営費を抑制し、好条件の預金金利を提供しています。
従業員数753(単体)
資本金450億円
平均年収770万円
平均残業時間30.0時間/月

ホワイトな金融業界の企業1社目は「オリックス銀行」です。

オリックス銀行は、店舗やATMを持たないことで運営費を抑え、好条件で預金金利を提供。

株主はオリックスとなっており、企業の安定性も高いです。

なお、平均年収は770万円と高く、3年後の離職率7.7%を見てもホワイトな企業の一角と言えます。

②株式会社北日本銀行

企業名株式会社北日本銀行
企業概要株式会社北日本銀行は、岩手県中心に八戸から仙台までの東北太平洋岸で展開する第二地銀。
最近は、仙台などの県外への貸付も拡充している企業となっています。
従業員数858名(連結)/846名(単体)
資本金77億6100万円
平均年収572万円(総合職)
平均残業時間6.6時間/月

ホワイトな金融業界の企業2社目は「株式会社北日本銀行」です。

株式会社北日本銀行は、岩手県を中心とした第二地銀と言われる企業。

地銀の中では珍しく、東証プライム上場している企業となっています。

なお、有休取得平均が17.3日と高く、ワークライフバランスを大切にしたい方におすすめの1社です。

③株式会社香川銀行

企業名株式会社香川銀行
企業概要株式会社香川銀行は、トモニホールディングス傘下の第二地銀。
香川県で資金量は2位となっており、香川県の他に四国各県や大阪・岡山・広島・東京などに89店舗を展開。
従業員数1,112名(連結)/1,013名(単体)
資本金100億1100万円
平均年収540万円(総合職)
平均残業時間11.0時間/月

ホワイトな金融業界の企業3社目は「株式会社香川銀行」です。

株式会社香川銀行は、香川県で資金量2位であり、店舗数も第二地銀では珍しく90店舗近く出店しています。

なお、平均年収も540万円と高く、月の平均残業時間を見ても狙い目の1社です。

④ソニー銀行

企業名ソニー銀行
企業概要ソニー銀行は、ソニーファイナンシャルグループの個人向けネット銀行。
個人向け資産運用に特化したサービス・インターネットを活用した住宅ローンや低為替コストの外貨預金を提供している。
従業員数731名(連結)/560名(単体)
資本金385億円
平均年収データなし
平均残業時間22.2時間/月

ホワイトな金融業界の企業4社目は「ソニー銀行」です。

ソニー銀行は、その名の通り、ソニーフィナンシャルグループ株式会社の100%子会社。

平均年収のデータはなかったですが、月の平均残業時間は比較的低水準です。

総合的に見ても、母体も大きい企業であり、知名度や経営の安定性を考えてもおすすめの1社となっています。

⑤株式会社西京銀行

企業名株式会社西京銀行
企業概要株式会社西京銀行は、山口県の第二地銀であり、山口・福岡・広島に33店舗展開。
地域密着とコンプライアンス重視の経営体制を色濃く引いている企業です。
従業員数682名(連結)/646名(単体)
資本金284億9700万円
平均年収597万円(総合職)
平均残業時間3.8時間/月

ホワイトな金融業界の企業5社目は「株式会社西京銀行」です。

株式会社西京銀行は、山口県の第二地銀であり、山口・福岡・広島にエリアを絞って33店舗出店しています。

労働環境については、平均残業時間が3.8時間/月と低いですが、平均年収は597万円と高め。

有休取得平均も15.3日となっており、「就職四季報2024年版」のデータ上、間違いなくホワイトな企業の1社です。

⑥株式会社トマト銀行

企業名株式会社トマト銀行
企業概要株式会社トマト銀行は、岡山県倉敷市地盤の第二地銀であり、貸付金は県内向けが9割の企業。
兵庫・広島・大阪・東京にも店舗を展開しており、トマトのような瑞々しいイメージを目標の企業像としています。
従業員数809名(連結)/771名(単体)
資本金178億1000万円
平均年収534万円
平均残業時間11.1時間/月

ホワイトな金融業界の企業6社目は「株式会社トマト銀行」です。

株式会社トマト銀行は、その名の通り、トマトのような瑞々しいイメージを企業像としています。

平均残業時間も11.1時間/月と低く、有休取得平均が10.9日と働きやすい環境を従業員に提供している企業です。

⑦株式会社北國ファイナンスホールディングス

企業名株式会社北國ファイナンスホールディングス
企業概要株式会社北國ファイナンスホールディングスは、県内の預金シェアは約3割の企業。
貸付金シェアは約4割となっており、富山・福井にも展開している企業となっています。
従業員数1,932名(連結)/1,617名(単体)
資本金100億円
平均年収626万円
平均残業時間3.5時間/月

ホワイトな金融業界の企業7社目は「株式会社北國ファイナンスホールディングス」です。

株式会社北國ファイナンスホールディングスは、従業員数が単体でも1,617名と比較的規模の大きな企業。

上表には載せていないですが、有休取得平均は17.9日とかなりワークライフバランスの取りやすい環境が整っていることが伺える企業です。

⑧株式会社山口ファイナンスグループ

企業名株式会社山口ファイナンスグループ
企業概要株式会社山口ファイナンスグループは、傘下に山口銀行、もみじ銀行(広島)、北九州銀行を持つ金融持ち株会社。
山口銀行は、1973年に韓国・釜山に出展するなどアジアで先駆した企業となっています。
従業員数2,782名
資本金500億円
平均年収603万円(総合職)
平均残業時間5.2時間/月

ホワイトな金融業界の企業8社目は「株式会社山口ファイナンスグループ」です。

株式会社山口ファイナンスグループは、傘下に山口銀行を持つ金融持ち株会社。

従業員数も2,782名と多く、平均年収も603万円と比較的高水準となっています。

労働環境においては、部署にもよりますが、企業全体の平均残業時間は5.2時間/月と低水準の企業です。

⑨朝日信用金庫

企業名朝日信用金庫
企業概要朝日信用金庫は、台東区、文京区など都内15区を中心に64店舗を展開する企業。
中小企業の密集地に営業基盤を築き、中小企業向け融資と育成に強みをおいています。
従業員数1,394名
資本金196億6700万円
平均年収649万円(総合職)
平均残業時間8.3時間/月

ホワイトな金融業界の企業9社目は「朝日信用金庫」です。

朝日信用金庫は、都内15区を中心に64店舗を出店している企業。

従業員数も1,394名と多く、平均年収も649万円と高水準となっています。

なお、上表には載っていないですが、有給取得平均11.4日と低水準であり、労働環境も整っている1社です。

⑩宇和島信用金庫

企業名宇和島信用金庫
企業概要愛媛県宇和島市を本拠とする信金。
宇和島市のほか、西予市や南宇和島郡などが営業エリアで10店舗を展開しています。
従業員数110名
資本金6億3500万円
平均年収419万円
平均残業時間2.0時間/月

ホワイトな金融業界の企業10社目は「宇和島信用金庫」です。

宇和島信用金庫は、山と海で囲まれた愛媛県宇和島市を本拠とする信金です。

従業員数は110名と小規模ですが、宇和島を中心とした地方に欠かせない信用金庫となっています。

なお、平均残業時間は2.0時間/月と低水準であり、直近の3年後離職率も0%となっています。

⑪大阪商工信用金庫

企業名大阪商工信用金庫
企業概要大阪商工金庫は、大阪市を基盤に東大阪市、堺市などに21店舗を展開する企業。
初の空中店舗となる法人営業特化型の新大阪支店を2021年1月にオープンした企業です。
従業員数436名
資本金62億3700万円
平均年収583万円(総合職)
平均残業時間14.0時間/月

ホワイトな金融業界の企業11社目は「大阪商工信用金庫」です。

大阪商工信用金庫は、大阪市を基盤に東大阪市や堺市を中心に21店舗を出店。

平均残業時間は14.0時間/月と比較的低水準ですが、平均年収は583万円と高いです。

なお、採用倍率は50倍近くになることもあるので、念入りな就活対策は必須となります。

⑫おかやま信用金庫

企業名おかやま信用金庫
企業概要岡山信用金庫は、岡山県を中心に玉野市、倉敷市に約30店舗を展開。
融資先は、不動産を筆頭に個人・卸・小売・建設・製造業と幅広く融資をおこなっている企業です。
従業員数547名(連結)/525名(単体)
資本金17億7000万円
平均年収533万円(総合職)
平均残業時間5.2時間/月

ホワイトな金融業界の企業12社目は「おかやま信用金庫」です。

おかやま信用金庫は、独自性・成長性事業や岡山発ブランド創出、若手経営者への支援を積極的にしています。

労働環境については、平均残業時間は5.2時間/月となっており、上表には載っていないですが、有休取得平均10.1日と高水準です。

なお、採用倍率は10倍以下の年が多いので、比較的入社もしやすい狙い目の1社となっています。

⑬島田掛川信用金庫

企業名島田掛川信用金庫
企業概要島田掛川信用金庫は、1879年創設で日本最古の信用金庫。
東は清水市から西は磐田市までの地域を対象エリアとして49店舗を展開しています。
従業員数679名
資本金20億5300万円
平均年収532万円
平均残業時間4.7時間/月

ホワイトな金融業界の企業13社目は「島田掛川信用金庫」です。

島田掛川信用金庫は、上表の通り日本最古の信用金庫。

49店舗を出店しており、金融業界では比較的有名な企業となっています。

労働環境については、上表には載っていないですが、有休取得平均13.1日/月と低水準の企業です。

⑭しまなみ信用金庫

企業名しまなみ信用金庫
企業概要しまなみ信用金庫は、広島県東南部を中心に22店舗を展開。
「なくてはならない信用金庫」として、地域密着型の営業に力を入れている企業です。
従業員数293名
資本金31億7300万円
平均年収506万円(総合職)
平均残業時間4.7時間/月

ホワイトな金融業界の企業14社目は「しまなみ信用金庫」です。

しまなみ信用金庫は、広島県東南部を中心に22店舗を出店。

地域密着型の営業が強みであり、地元に愛される信用金庫として運営をおこなっています。

なお、預金量は3814億円(2022年3月末)と豊富にあり、企業としての安定感もある企業です。

⑮高岡信用金庫

企業名高岡信用金庫
企業概要高岡信用金庫は、宮城県呉西地区を地盤とした信用金庫。
高岡市に18店舗、砺波市、射水市、富山市に各1店舗を置いています。
従業員数306名
資本金3億1600万円
平均年収520万円(総合職)
平均残業時間4.4時間/月

ホワイトな金融業界の企業15社目は「高岡信用金庫」です。

高岡信用金庫は、宮城県呉西地区を地盤とした信用金庫であり、預金量は3945億円(2022年3月末)となっています。

労働環境については、平均残業時間は4.4時間/月と低水準であり、上表には載っていないですが、有休取得平均12.8日。

平均年収も地方に展開している信用金庫の中では高く、おすすめの1社です。

⑯日本証券金融

企業名日本証券金融
企業概要証券金融の専門機関の最大手企業。
主要業務である賃借取引業務は、証券会社に制度信用取引の決済に必要な資金や株券の貸付を実施。
従業員数269名(連結)/212名(単体)
資本金100億円
平均年収950万円
平均残業時間14.7時間/月

ホワイトな金融業界の企業16社目は「日本証券金融」です。

日本証券金融は、証券金融の専門機関の最大手の企業。

従業員数は比較的少ないですが、少数精鋭での事業運営をおこなっています。

なお、証券会社なだけあり、平均年収は950万円と高いですが、平均残業時間は14.7時間と少なめ。

もちろん部署にもよると思いますが、証券会社の中でも比較的狙い目の1社となっています。

⑰株式会社ホンダファイナンス

企業名株式会社ホンダファイナンス
企業概要株式会社ホンダファイナンスは、ホンダの完全子会社でグループ金融部門の中核企業。
従業員数456名
資本金4億8000万円
平均年収737万円
平均残業時間15.5時間/月

ホワイトな金融業界の企業17社目は「株式会社ホンダファイナンス」です。

株式会社ホンダファイナンスは、一般顧客向けにはホンダ製品購入時のクレジット取扱やカーリース。

ホンダ系列販売会社やグループ会社向けには、資金融資や設備・試乗車のリース、保険代理業務をおこなう企業です。

労働環境については、上表の好条件に加え、有給休暇取得平均17.5日と高水準であり、かなり狙い目の1社となっています。

⑱株式会社JALカード

企業名株式会社JALカード
企業概要株式会社JALカードは、日本航空グループのカード会社。
マイレージプログラム「JALマイレージバンク」にクレジット機能を付加した「JALカード」を発行する企業。
従業員数252名
資本金3億6000万円
平均年収詳細なし
平均残業時間10.6時間/月

ホワイトな金融業界の企業18社目は「株式会社JALカード」です。

株式会社JALカードは、会員数346.1万人、年間取扱高3兆1991億円となっています。

なお、会員1人あたりの年間利用額は主要カード会社平均の3倍であり、利用者が富裕層を中心としていることが伺えます。

なお、平均年収のデータはなかったですが、有休取得平均16.6日/月と高水準であり、平均残業時間を見ても働きやすい環境が整っている1社です。

⑲株式会社ゆめカード

企業名株式会社ゆめカード
企業概要株式会社ゆめカードは、中四国基盤にチェーンストアを展開するイズミ系列のクレジットカード会社。
クレジットカードは「ゆめカード」を発行しています。
従業員数299名
資本金4億8000万円
平均年収483万円(総合職)
平均残業時間2.4時間/月

ホワイトな金融業界の企業19社目は「株式会社ゆめカード」です。

株式会社ゆめカードは、中四国基盤にチェーンストアを展開するイズミ系列のクレジットカード会社。

入社後おおむね4年目以降で各部署の主任になり、数名の部下のマネジメントを担当する方が多く、金融業界の中では比較的出世スピードが早い特徴があります。

そのため、早いうちから責任感のある仕事ができる企業です。

⑳株式会社インテリジェントウェイブ

企業名株式会社インテリジェントウェーブ
企業概要 株式会社インテリジェントウェーブは、大日本印刷傘下の金融決済システム構築会社。
なお、クレジット関連の決済システムで国内首位となっています。
従業員数449名
資本金8億4300万円
平均年収746万円
平均残業時間30.2時間/月

ホワイトな金融業界の企業20社目は「株式会社インテリジェントウェーブ」です。

株式会社インテリジェントウェーブは、ネットワーク接続処理やカードの使用認証機能を提供する「NET +1」カード不正検知システム「ACE Plus」などの自社製パッケージを展開。

東証プライム企業であり、企業としての安定感は抜群の1社です。

なお、平均残業時間は30.2時間/月と少し高いですが、その分年収も高くなっています。

またそもそも自分でホワイト企業を見つける方法を押さえておくことが重要なので、別記事にてホワイト企業の見つけ方を丁寧に解説しています。合わせて参考にしてくださいね!

» 【ホワイト企業の見つけ方10選】最も効率的な探し方とは?

やっぱり証券会社とかだと平均年収1000万円に迫る企業もあるんですね!

そうだね!もちろん、専門的な知識も必要だし苦労することも多いけど、それはどんな仕事でも同じだよね!

ホワイト企業に就職する方法

ホワイト企業に関する情報を集める中で、「結局どうやってホワイト企業に就職すれば良いの?」と悩むことが多いと思います。

内定を獲得するために選考対策はするとして、就活も転職も結局のところは「その企業との適性」で決まるんですよね。

要するに選んだ企業の人事が、「この人はうちの会社と合いそうだ」と判断してくれるかどうかで決まります。

就活や転職は適性で決まるため、エントリー企業数を増やすことが最も重要な対策となります。

(その上で、ホワイト企業に就職したい人は、それらのエントリー企業がホワイト企業である必要があります)

では具体的にどうやってエントリー企業数を確保していけば良いのか?

おすすめの手段を3つ共有しますね。

①求人サイトでホワイト企業を絞り込んで探す

ホワイト企業のエントリー数を増やすための王道的な手段が求人サイトです。

ホワイト企業への就職を考えた場合、求人サイトを利用する際には必ず「求人検索の絞り込み機能」を活用するようにしてください。

このホワイト企業ナビでは、元々「残業時間・年間休日数・離職率」に基準を設けて、それらすべて満たす企業のみを掲載しているので絞り込みの必要がないようなサイトにしています。

ですが、一般的な求人サイトはあらゆる求人が掲載されているので、ホワイト企業に就職したい人は、自分が求める「残業時間」「休日数」「離職率」「福利厚生」など、条件を絞り込んで検索することが重要です!

求人サイトとしておすすめは、求人数も多く、かつ検索機能の絞り込みが充実している「マイナビ」がやはりおすすめですね。

②就活エージェントに条件を伝えて優良企業だけ紹介してもらう

次に、ホワイト企業のエントリー数を確保する上で、就活エージェントも非常に有用です。

就活エージェントは面談を元にして、求人紹介から選考対策まで、すべて無料でサポートしてくれるサービス。

また求人サイトに公開されていない非公開求人も紹介してくれる点が強いです。

この就活エージェントを賢く利用するためには、必ず自分が求める労働条件を担当者に伝えることです。

実際に僕が就活生の時は、次のように担当者に伝えることで、紹介求人を絞り込んでいました。

【担当者に伝えた内容】

  • 「プライベートの時間を重要視したいので、月の残業時間が平均20時間以内の企業で、かつ完全週休2日の土日休みの企業のみを紹介して頂きたいです。業界は現在、食品業界、化学業界、自動車業界を志望していますが、他業界も興味があります。」

就活エージェントを利用する際に、すべて担当者任せにしてしまう人が多いのですが、それだと「受かりやすい企業」を紹介されてしまうので、ホワイト企業への就職を考える人は必ず条件を伝えてください。

利用する就活エージェントですが、選ぶ視点としては「保有求人数が多くて実績があるか」です。

ミーツカンパニー就活サポート」が全国対応かつオンライン面談にも対応していて、保有求人数と実績があるのでおすすめですね。

③逆求人サイトで得たスカウトからホワイト企業にだけエントリーする

最後に、エントリー企業数を確保する上で非常に役立つのが逆求人サイトです。

逆求人サイトは登録すると、企業側からスカウトが届くサイトなので、自動的に企業との接点を獲得できます。

逆求人サイトを利用する際は、必ず届いたスカウトの中から、自分が求める労働条件の企業だけにエントリーしましょう。

スカウト元の企業の採用情報や口コミサイトで調べたり、気になる企業だけど労働条件の詳細がない場合は、逆求人サイトのチャットにて直接企業に質問するのもおすすめです。

利用すべき逆求人サイトとしては、利用企業数の多さが最も重要なので「キミスカ」と「OfferBox(オファーボックス) 」がベストです。

以上、3つの方法でエントリー企業数を確保していくことがホワイト企業に就職する上で最も重要です。

またホワイト企業に就職する場合は、必ず「自分にとってのホワイト企業の定義を明確化すること」をしてください。

そうしないとそもそも「どんな企業が自分にとってのホワイト企業なのか」を把握できません。

ホワイト企業の特徴について、別途まとめた記事を書いているので、そちらの記事を参考に明確化しましょう。

» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社!?

とにかく「ホワイト企業のエントリー数を増やすこと」が肝になるんですね。

企業との適性は企業側からしか判断が難しい部分でもあるから、しっかりとホワイト企業のエントリー数を確保していくことが、求職者側ができる重要な行動だと言えるよね。

金融業界のホワイト企業を見分ける方法【3選】

では続けて、金融業界のホワイト企業を見極める方法3つを紹介します。

多くの金融業界に属する企業がある中で、自分の気になった企業がホワイトなのか見極める力は必須です。

だからこそ、当記事で金融業界の中でもホワイトな企業を見極める方法は確認しておきましょう。

【ホワイト企業を見極める方法】

  • 企業の預金量をチェックする
  • 有給休暇の取得率をチェックする
  • 厳しいノルマが決められていないかチェックする

①企業の預金量をチェックする

金融業界のホワイト企業を見極める方法1つ目は「企業の預金量をチェックする」です。

ホワイト企業20社でも預金量に触れた企業があったかと思います。

この預金量は、銀行が個人や企業から預かっている資産の量を表しています。

そのため、企業の預金量が去年より大幅に減っていないかを確認するのは、金融業界の企業選びで鉄則です。

預金量が多い=経営が安定しているので、企業側も社員へ何らかの形で還元などをしてくれる場合も多いですね。

なお、預金量は企業のホームページや就職四季報などのデータ・会社説明会で聞いても教えてくれることも多いですよ。

②有給休暇の取得率をチェックする

金融業界のホワイト企業を見極める方法2つ目は「有給休暇の取得率をチェックする」です。

今回のホワイト企業20社についても、一部の企業で有給休暇の取得率を載せました。

例えば、株式会社JALカードは、就職四季報2024の調査によると、社員の有給平均取得率は16.6日となっています。

さすがに、高水準すぎるのでここまで取得率の高い企業を探すのは難しいですが、目安は年間10日以上取れる企業かチェックしましょう。

有休取得できる職場なのか見極める一つの材料になるので事前にチェックするのがおすすめですよ。

③厳しいノルマが決められていないかチェックする

金融業界のホワイト企業を見極める方法3つ目は「厳しいノルマが決められていないかチェックする」です。

金融業界は、数字が行き交う世界であり、ノルマがない企業はほとんどないと言えます。

そのため、ノルマが支店単位か個人なのかやノルマによる罰則や基準の高さは事前にチェックが必須。

なお、ノルマの有無を入社前に確認するのは難しいですが、例えば、OB・OG訪問を活用して聞いておきましょう。

また、企業の口コミや評判を確認できる以下サイトの活用もおすすめです。

【おすすめ口コミ・評判サイト】

  • OpenWork:1500万件以上の社員のリアルな口コミが無料で閲覧可能
  • ライトハウス:年間5000万ユーザーが利用する日本最大の口コミプラットフォーム

金融業界は、各支店でノルマが定められていることも多いですが、そのノルマが個人か全体かで大きく違います。

また、ひどい企業だと、ノルマ未達で給料減額といった企業も存在します。

そのため、上記のような口コミサイトを活用しつつ、厳しいノルマがないかを確認しておきましょう。

なお、その他、ホワイト企業の特徴を詳しく解説した記事を別で書いているので、合わせて読んでくださいね!

» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社?

なるほど!金融業界のホワイト企業を見抜くうえで預金量を見るのも大切なんですね!

預金量は、顧客からどれだけのお金を預かって保有しているのかという信用の目安にもなるからチェックしておくと良いよ!

金融業界への就職が向いている人の特徴【3選】

では続けて、金融業界への就職が向いている人の特徴3つを紹介します。

【金融業界への就職が向いている人の特徴】

  • お金の知識に詳しくなりたい人
  • 情報収集が得意な人
  • 会計知識を最前線で活かしたいと考えている人

①お金の知識に詳しくなりたい人

金融業界への就職が向いている人の特徴1つ目は「お金の知識に詳しくなりたい人」です。

と言うのも、金融業界はお金を中心に回っている仕事なので嫌でもお金の知識が身に付きます。

お金関係の知識は、どういった業界でも役立つスキルなので、将来的に確実に身につけたいスキル。

そのような、需要も高い専門的なお金の知識を最前線で学びたいと言う方は、金融業界に向いています。

②情報収集が得意な人

金融業界への就職が向いている人の特徴2つ目は「情報収集が好きな人」です。

と言うのも、金融業界は、法人や個人にお金を貸し付ける仕事。

貸付相手の財務分析や経営状況の情報収集は毎日のルーティーン作業といえるくらいに多いです。

そのため、情報収集が好きな人にとっては天国のような仕事と言えます。

③会計知識を最前線で活かしたいと考えている人

金融業界への就職が向いている人の特徴3つ目は「会計知識を最前線で活かしたいと考えている人」です。

最近は、公認会計士が人気ですが、ここでは簿記2級あたりのスキルも範囲として入れています。

取得時期にもよると思いますが、大学時代に簿記2級まで取るということは、会計知識の土台はできていると思います。

そのスキルを最前線で活かしながら磨き続けたい人にとって、金融業界は天職となる可能性が高いです。

なるほど!会計知識はまったくないけど、汎用性のあるお金の知識は若いうちから身につけておきたいな!

そうだね!お金の知識は詳しくて損はないから若いうちに金融業界で学んでおくのも一つの手だよ!

【補足】金融業界の職種・仕事内容を解説

この章では、金融業界への理解を深めるために、金融業界に属する職種8つを紹介します。

【金融業界に属する職種】

  • 個人営業
  • 法人営業
  • ファイナンシャルプランナー
  • プライベートバンキング
  • ファンドマネージャー
  • 証券アナリスト
  • エコノミスト
  • アクチュアリー

上記の金融業界に属する職種を事前に理解することで、自分が金融業界でやりたい仕事を明確にすることができますよ。

金融業界にただ入りたいではなく、「金融業界の証券会社として〇〇の仕事がしたいから〇〇企業に入社する」まで落とし込めるような企業を選ぶのが大切です。

①個人営業

金融業界に属する職種の1つ目は「個人営業」です。

個人営業は、保険や証券などの金融商品を個人に向けて販売する仕事を指します。

よくドラマで見る、資産家の自宅にいって証券や保険を販売しているのが、こちらに該当します。

②法人営業

金融業界に属する職種の2つ目は「法人営業」です。

法人営業は、法人企業の財務面をサポートする仕事を主におこないます。

法人企業へは、金融商品の提案はもちろん、資金の借入や資金調達のお手伝いなど、企業経営を手助けする重要な仕事です。

③ファイナンシャルプランナー

金融業界に属する職種の3つ目は「ファイナンシャルプランナー」です。

ファイナンシャルプランナーは、銀行や証券会社・保険会社など、個人を中心に資金計画や資産運用の提案をします。

なお、金融業界に入社すると、「FP技能士」や民間資格の「AFP」「CFP」の取得を求められるケースも多いです。

④プライベートバンキング

金融業界に属する職種の4つ目は「プライベートバンキング」です。

プライベートバンキングは、プライベートバンカーとも呼ばれている職種。

富裕層の顧客に対して、資産運用や事業承継・相続などのアドバイスやコンサルまで幅広いサービスをおこないます。

なお、あまり聞きなれない言葉と思った方も多いと思いますが、プライベートバンクはスイスの限られた銀行を指す言葉として使われることが多います。

ただし、広義の意味で富裕層の個人向けに資産形成アドバイスをする国内銀行は増えており紹介しました。

⑤ファンドマネージャー

金融業界に属する職種の5つ目は「ファンドマネージャー」です。

ファンドマネージャーは、法人から預かった莫大な資産を投資運用する職種。

上場企業への投資やベンチャー企業への投資を幅広くおこないます。

なお、上場企業やベンチャーにかぎらず、企業の事業内容や業績・将来性を分析したうえで有望と判断した場合は、積極的に投資をおこなう仕事です。

⑥証券アナリスト

金融業界に属する職種の6つ目は「証券アナリスト」です。

証券アナリストは、証券会社や銀行に所属し個別企業の将来性や社会動向などを分析する職種。

分析の対象は、経済以外にも政治情勢や新興国の経済・新しい技術に関する情報まで多岐にわたります。

⑦エコノミスト

金融業界に属する職種の7つ目は「エコノミスト」です。

エコノミストは、世界経済や日本経済の動向を調査する職種。

調査データは、メディアや研究機関などに今後の展望データとして提供をおこないます。

⑧アクチュアリー

金融業界に属する職種の8つ目は「アクチュアリー」です。

アクチュアリーは、なかなか聞きなれない言葉かと思いますが、実はかなり専門的な職種。

統計学を駆使し、各保険商品にふさわしい保険料や支払い金額を算出します。

なお、金融業界の中でも分析系の仕事ですが、算出したデータをもとに新たな保険商品の企画・開発に携わることもある職種です。

なるほど!金融業界の中でも職種って細かく分けられているんですね。

そうなの!ちなみに金融業界=激務なイメージが多いけど意外とホワイトな企業も多いよ!

金融業界に関してよくある質問

では最後に、金融業界に関してよくある質問が2つあるから紹介しますね。

【金融業界に関するよくある質問】

  • 金融業界はやめとけと言われる理由は?
  • 金融業界の企業の売上高ランキングは?

①金融業界はやめとけと言われている理由は?

金融業界でネット検索すると「金融業界はやめとけ」と言われることが多いですよね。

こういった口コミの多くは、以下のような理由から存在します。

【金融業界はやめとけと言われる理由】

  • ノルマが厳しい
  • メガバンク含めて将来性がない
  • 離職率が高い
  • 休みがまったく取れない
  • 転勤が多い

こう言った理由から、金融業界への就職はやめておけとつぶやかれています。

なお、金融業界には、今回紹介した20社のような有休取得率の高い企業も存在します。

また、転勤やノルマはどこの企業でも存在するので、一概に金融業界はやめとけという理由とは言えないのが本音です。

②金融業界の企業の売上高ランキングは?

企業名売上高
三菱UFJファイナンシャル・グループ9兆2810億円
三井住友ファイナンシャルグループ6兆1421億円
みずほファイナンスグループ5兆7787億円
ゆうちょ銀行2兆642億円
三井住友トラスト・ホールディングス1兆8190億円
りそなホールディングス8679億7400万円
SBI新生銀行4218億5300万円
ふくおかファイナンシャルグループ3313億2300万円
めぶきファイナンシャルグループ3294億5700万円
コンコルディア・ファイナンシャルグループ3129億8300万円

上表は、「strainer」のランキングを参考に紹介しました。

やはり、銀行業が上位10を独占しており、三菱UFJファイナンシャル・グループは驚愕の9兆2810億円です。

正直、額が大きすぎてイメージがつかない方も多いと思いますが、売上高は企業を評価する一つの指標。

もちろん、固定費(家賃など)や変動費(人件費など)を差し引いた利益を確認することも大切なので押さえておきましょう。

本記事の要点のまとめ

今回は、金融業界のホワイト企業20社を中心に紹介しました。

【ホワイトな金融業】

  • オリックス銀行
  • 株式会社北日本銀行
  • 株式会社香川銀行
  • ソニー銀行
  • 株式会社西京銀行
  • 株式会社トマト銀行
  • 株式会社北國ファイナンスホールディングス
  • 株式会社山口ファイナンスグループ
  • 朝日信用金庫
  • 宇和島信用金庫
  • 大阪商工信用金庫
  • おかやま信用金庫
  • 島田掛川信用金庫
  • しまなみ信用金庫
  • 高岡信用金庫
  • 日本証券信用金庫
  • 株式会社本田ファイナンス
  • 株式会社JALカード
  • 株式会社ゆめカード
  • 株式会社インテリジェントウェーブ

金融業界は、「残業が多い」や「有給休暇なんて取れない」・「ノルマが厳しくて病む」といった口コミも多いです。

しかし、上記内容は、金融業界にかぎらず多くの企業で存在します。

だからこそ、労働環境は必ず確認しつつ、しっかり企業研究をおこないましょう。

金融業界は、若手のうちからお金の知識に嫌でも詳しくなれる環境です。

もちろん、今回紹介したような優良企業もあるので、少しでも興味のある方は金融業界も視野に入れてみてはいかがでしょうか?

以上、最後まで読んでいただきありがとうございおました。

【本記事の要点まとめ】

  • 金融業界は個人営業はもちろん証券アナリストまで幅広い仕事がある
  • 金融業界の中でもホワイト企業を見極める手段の一つの預金量を確認しておこう
  • 金融業界は若手のうちからお金の知識に詳しくなれるからおすすめ

↓この記事以外のホワイト企業に特化した情報をまとめました!

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【ホワイト企業の探し方・選考対策

【ホワイト業界に関する基礎知識

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【その他】

この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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