【リース業界のホワイト企業10選】見分け方も徹底解説!

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求職者のみなさん、こんにちは!

累計2000万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

(これまで7年間、ほぼ毎日、スタバにこもって1500以上の記事を書き続けてきました。就活や転職についての知識は誰にも負けない自信があります!… その代わりに友達が少なく、寂しく生きていますが笑

今回はリース業界のホワイト企業を調査してきました。

実際に、僕が就活生の時にリース業界は見たことがあって、BtoB企業だからこそ就活生が知らないような穴場の企業が多かったんですよね。

今回はそんなリース業界について深掘りしていくので、リース業界が気になっている方はぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。

【大前提】そもそもリース業界とは?

ではまず始めに、そもそもリース業界とは何かについて紹介します。

【リース業界とは?】

  • リース業界とは、企業へ事業で使用する設備などを期間(長期)を定めて貸し出して収益を得る業界です。

例えば、A社が100万円のカメラをリースした場合、100万円+リース料率にて貸し出すイメージです。

結果、A社は、初期投資が少なく100万円のカメラを長期間利用できるというメリットがある。

逆に、リース会社は、高額商品を代わりに購入するリスクはありますが、最終的に購入代金以上の利益が見込めます。

なお、リース取引には大きく以下2つの取引方法があるのをご存知でしょうか?

【リース取引の種類】

  • ファイナンス・リース:リース会社が代わりに商材を購入してリース料を乗せて貸し出す
  • オペレーティング・リース:企業は契約期間に応じたリース料を支払い、設備を借りる期間が終了したら返却する

上記1については、中途解約ができず、銀行の融資と同じ仕組みであり、2については、レンタル会社と仕組みが似ています。

ただし、リースとレンタルの違いは明確にあるので注意が必要です。

リースレンタル
契約期間原則、中長期利用基本は短期間利用
貸与物の所有権リース会社レンタル会社
保守・修繕業務利用者レンタル会社負担
料金体系貸与物の価格×リース料率一定の料金設定

上表のように、リースは、利用者側が少ない初期投資で最新の設備を長く利用できるのは大きなメリットです。

ただし、中途解約ができない部分や保守・修繕費用が発生するのは、利用者側のデメリットとなります。

なるほど!リース業界って普段は馴染みがないですが、BtoBにおいて非常に需要のある業界なんですね!

リース業界に属する職種【4職種を解説】

では、続けてリース業界に属する職種4つを紹介していきます。

【リース業界に属する職種】

  • 営業
  • 経理
  • 審査・法務
  • 資産管理

上記のリース業界に属する職種を事前に理解することで、自分がリース業界でやりたい仕事を明確にすることができます。

リース業界にただ入りたいではなく、「リース業界の営業で〇〇の仕事がしたいから〇〇企業に入社する」まで落とし込めるような企業を選ぶのが大切です。  

①営業

リース業界に属する職種の1つ目は「営業」です。

営業は、リース契約をおこなってくれる顧客の開拓をおこないます。

リース契約を販売するには、顧客の課題やニーズをヒアリングしながら課題解決可能な方法を探ります。

②経理

リース業界に属する職種の2つ目は「経理」です。

リース業界の経理は、一般の企業と違い、リース契約に関わる税務処理もおこないます。

また、リース契約をおこなう契約書作成を任されることも多く、専門知識が必要なケースが多い職種です。

③審査・法務

リース業界に属する職種の3つ目は「審査・法務」です。

リース業界の審査・法務は、主にお客様がリースをおこなうに値する信用力のある会社か判断する仕事です。

例えば、リース会社は、取引先が経営破綻した場合は、大きな損害を被るので、審査・法務の役割はかなり大きくなります。

そのため、経理以上に財務面の専門的な知識が求められる職種です。

④資産管理

リース業界に属する職種の4つ目は「資産管理」です。

資産管理は、リースで使用する商品の契約延長や終了・廃棄などの管理業務をおこないます。

例えば、リース商品が有効に使われず廃棄となった場合は、企業は大きな打撃につながります。

しかし、契約期間終了後に中古市場で上手く回すことができれば利益につなげることも可能です。

このように、企業の利益に直結する重要な役割を担っている職種となっています。

なるほど!リース業界の中でも職種って4つに分かれているんですね。

そうなの!ちなみに、リース業界はブラックなイメージを持たれることが多いんだけど、実はホワイト企業が多く存在する業界なんだよ!

リース業界のホワイト企業【10選】

リース業界は、BtoBのビジネスなのであまり馴染みのない業界かと思います。

しかし、リース業界は、多くの大手企業があり、福利厚生や研修制度が整っている企業も多いんですよね。

今回は、そんなリース業界の中でも注目の10社を紹介していきます。

【ホワイトなリース会社10選】

  • オリックス株式会社
  • 株式会社三井住友ファイナンス&リース
  • 三菱HCキャピタル株式会社
  • 東京センチュリー株式会社
  • JA三井リース株式会社
  • 芙蓉総合リース株式会社
  • キャノンメディカルシステムズ株式会社
  • 株式会社ホンダファイナンス
  • NECキャピタルソリューション株式会社
  • リコーリース株式会社

①オリックス株式会社

ホワイトなリース会社1社目は「オリックス株式会社」です。

企業名オリックス株式会社
企業概要オリックス株式会社は、日本を拠点とする国際的な金融サービス企業であり、リース業界において非常に高い知名度を持っています。
従業員数34,737名
資本金354億3,607万円
平均年収910万円
平均残業時間30.6時間程度

オリックス株式会社は、日本でリースという新しいビジネス展開をするために設立された企業です。

現在は、国際的な金融サービス業もおこなっており、従業員数は3万人超え・連結会社は860社以上の大手企業に成長しています。

なお、平均年収は910万円と高水準であり、世界30カ国以上に事業展開していることから海外へチャレンジしたい就活生にも人気の企業です。

②株式会社三井住友ファイナンス&リース

ホワイトなリース会社2社目は「株式会社三井住友ファイナンス&リース」です。

企業名株式会社三井住友フィナンス&リース
企業概要株式会社三井住友フィナンス&リースは、株式会社三井住友フィナンシャルグループと住友商事株式会社の戦略的共同事業として設立された企業です。
従業員数3,867名(連結/2023年3月31日現在)
資本金150億円(2023年3月31日現在)
平均年収826万円
平均残業時間32時間程度

株式会社三井住友フィナンス&リースは、株式会社三井住友フィナンシャルグループと住友商事株式会社の共同事業で設立されています。

そのため、メガバンクグループと総合商社が有する広範かつ強固な顧客基盤とネットワークを持っています。

また、社会ニーズの高い環境エネルギーや不動産・ヘルスケアのリユースビジネスなどの分野を中心に、事業投資(運営)・ファンド組成など、ファイナンスにとどまらない新たなサービス提供もおこなっています。

なお、リース業界の中でも、平均年収は826万円と高水準であり、家賃補助などの福利厚生も充実しています。

③三菱HCキャピタル株式会社

ホワイトなリース会社3社目は「三菱HCキャピタル株式会社」です。

企業名三菱HCキャピタル株式会社
企業概要三菱HCキャピタル株式会社は、メーカーを問わず、さまざまな機械整備の買い取り・販売をおこなう企業です。
従業員数2,182名(単体/2023年3月31日現在)
資本金331億9,600万円(2023年3月31現在)
平均年収約924万円
平均残業時間20時間程度

三菱HCキャピタル株式会社は、リース業界の中でも設立は2021年4月と浅い企業です。

ですが、母体は三菱UFJリースと日立キャピタルの2社となっており、国内外に120以上の拠点を有しています。

なお、福利厚生は、家賃補助や住宅補助など充実しており、リモートワークも導入されています。

また、部署にもよりますが、海外展開もしているので、海外勤務のチャンスも少なくない企業です。

④東京センチュリー株式会社

ホワイトなリース会社4社目は「東京センチュリー株式会社」です。

企業名東京センチュリー株式会社
企業概要東京センチュリー株式会社は、国内リース事業をはじめ、オートモビリティ事業や環境インフラに関わる事業も展開する企業です。
従業員数953名(単体/2023年3月31日現在)
資本金811億2,900万円(2023年3月31日現在)
平均年収863万円
平均残業時間ネット上で明確なデータなし

東京センチュリー株式会社は、主要株主に伊藤忠商事株式会社や株式会社みずほ銀行が名を連ねる大手企業です。

国内リース事業はもちろんのこと、オートモビリティ事業や環境インフラ事業など、リースにとどまらず幅広い事業展開をおこなっています。

なお、残業時間については、ネット上で明確なデータはなかったですが、平均年収は863万円と高水準です。

また、大手口コミサイトの「ライトハウス」の中には、若手は家賃補助7割負担のような福利厚生の充実をつぶやく声もありました。

⑤JA三井リース株式会社

ホワイトなリース会社5社目は「JA三井リース株式会社」です。

企業名JA三井リース株式会社
企業概要JA三井リース株式会社は、三井リース事業株式会社と農業協同組合であるJAグループにてリース事業を展開している企業です。
従業員数728名(単体/2021年3月31日現在)
資本金320億円
平均年収840万円
平均残業時間10時間程度

JA三井リース株式会社は、他のリース事業と異なり、農林水産業に強いパイプを持っています。

そのため、他のリース事業をおこなっている企業が取り扱っていない農機シェアリースを展開しています。

また、今後はDX(デジタルトランスフォーメーション)も視野に入れており、リース事業にとらわれないビジネス展開を積極的におこなっている企業です。

なお、平均残業時間は10時間程度とリース業界の中でも少ないですが、平均年収は840万円と高水準である点も注目の企業となっています。

⑥芙蓉総合リース株式会社

ホワイトなリース会社6社目は「芙蓉(ふよう)総合リース株式会社」です。

企業名芙蓉総合リース株式会社
企業概要芙蓉(ふよう)総合リース株式会社は、大手リース業界の中でもメガバンクや総合商社の資本が入っていないリース企業となっています。
従業員数816名(単体/2023年3月31現在)
資本金105億3200万円(発行済み株式)
平均年収877万円
平均残業時間13.3時間程度

芙蓉(ふよう)総合リース株式会社は、リース業界の中でも独自性のある商品開発力を強みとしています。

例えば、快適なオフィス環境やリラクゼーションの場を創出するインテリア水槽(熱帯魚水槽)のレンタルもおこなっています。

その他にも、業界トップクラスの品揃えを有する計測器のリースなど、幅広い商品を持っている大手リース事業を展開する企業です。

なお、平均年収は877万円と高く、退職金や住宅補助・財形貯蓄・通勤手当全額支給など、福利厚生も整っています。

⑦キヤノンメディカルシステムズ株式会社

ホワイトなリース会社7社目は「キャノンメディカルシステムズ株式会社」です。

企業名キャノンメディカルシステムズ株式会社
企業概要キャノンメディカルシステムズ株式会社は、リース業界の中でも理想の医療を実現することを掲げ、医療関係の機器をリースしています。
従業員数11,052名(連結/2021年12月31日現在)
資本金207億円
平均年収649万円
平均残業時間30時間〜40時間程度

キャノンメディカルシステムズ株式会社は、キャノン株式会社が株主となっており、医療関係の機器を主としたリース事業を展開しています。

なお、医療機器の中でも画像診断装置分野においては国内No1企業であり、世界でもトップシェアを誇っています。

労働環境については、残業は部署や職種によって環境が大きく変わるので注意が必要です。

⑧株式会社ホンダファイナンス

ホワイトなリース会社8社目は「株式会社ホンダファイナンス」です。

企業名株式会社ホンダファイナンス
企業概要株式会社ホンダファイナンスは、一般のお客様向けにHonda製品のリースや購入時のクレジットカードを取り扱っている企業です。
従業員数450名(単体/2023年3月31日現在)
資本金110億9,000万円(2023年3月31日現在)
平均年収737万円
平均残業時間27時間程度

株式会社ホンダファイナンスは、リース業界の中でも企業ではなく一般のお客様向けにHonda製品のリースをおこなっています。

親会社は、世界的な輸送機器メーカーであるホンダ技研工業株式会社となっており、業績もかなり安定している企業です。

なお、フレックスタイム制を導入しており柔軟な働き方ができ、平均年収も737万円と高く、毎年就活生に人気の企業となっています。

⑨NECキャピタルソリューション株式会社

ホワイトなリース会社9社目は「NECキャピタルソリューション株式会社」です。

企業名NECキャピタルソリューション株式会社
企業概要NECキャピタルソリューションは、情報通信機器や事務用機器・産業用機械設備・その他各種機器設備等のリース・カップおよび融資・集金代行業などをおこなう企業です。
従業員数703名(単体/2023年3月31日現在)
資本金37億7,688万円(払込資本金)
平均年収769万円
平均残業時間22.9時間程度

NECキャピタルソリューション株式会社は、日本を代表する電気メーカーのNEC(日本電気株式会社)と三井住友ファイナンス&リース株式会社を主要株主とする大手企業です。

東証プライム市場に上場しており、リース事業以外にも幅広い事業展開をおこなっています。

なお、NECキャピタルソリューション株式会社は、従業員の働きがいなどのエンゲージメント向上を掲げており、2026年3月期までに34%(日本国内企業の上位25%)を目指しています。

このように、対外的に人材のやりがいや成長を積極的にやっていくことを掲げている注目の1社となっています。

⑩リコーリース株式会社

ホワイトなリース会社10社目は「リコーリース株式会社」です。

企業名リコーリース株式会社
企業概要リコーリース株式会社は、大手の株式会社リコーやみずほリース株式会社が大株主のリース&ファイナンス事業を主業とする企業です。
従業員数1,588名(連結)
資本金78億9,686万円
平均年収714万円
平均残業時間ネット上で明確なデータなし

リコーリース株式会社は、リース業界の中でもほとんどの取引先が中小企業となっています。

そのため、日本国内では、中小企業からの絶対的信頼を勝ち取っています。

労働環境については、平均残業時間の明確なデータがなかったですが、平均年収は714万円と高水準です。

また、テレワークの早期導入などもおこなった企業であり、柔軟な働き方に定評のある企業となっています。

リコー業界って平均年収も高いし意外と柔軟な働き方をしている企業が多いんですね!

ちなみに、リース業界はバックに大手企業が存在することも多いから福利厚生がしっかりしている企業も少なくないよ!

ホワイト企業に就職する方法

ホワイト企業に関する情報を集める中で、「結局どうやってホワイト企業に就職すれば良いの?」と悩むことが多いと思います。

内定を獲得するために選考対策はするとして、就活も転職も結局のところは「その企業との適性」で決まるんですよね。

要するに選んだ企業の人事が、「この人はうちの会社と合いそうだ」と判断してくれるかどうかで決まります。

就活や転職は適性で決まるため、エントリー企業数を増やすことが最も重要な対策となります。

(その上で、ホワイト企業に就職したい人は、それらのエントリー企業がホワイト企業である必要があります)

では具体的にどうやってエントリー企業数を確保していけば良いのか?

おすすめの手段を3つ共有しますね。

①求人サイトでホワイト企業を絞り込んで探す

ホワイト企業のエントリー数を増やすための王道的な手段が求人サイトです。

ホワイト企業への就職を考えた場合、求人サイトを利用する際には必ず「求人検索の絞り込み機能」を活用するようにしてください。

このホワイト企業ナビでは、元々「残業時間・年間休日数・離職率」に基準を設けて、それらすべて満たす企業のみを掲載しているので絞り込みの必要がないようなサイトにしています。

ですが、一般的な求人サイトはあらゆる求人が掲載されているので、ホワイト企業に就職したい人は、自分が求める「残業時間」「休日数」「離職率」「福利厚生」など、条件を絞り込んで検索することが重要です!

求人サイトとしておすすめは、求人数も多く、かつ検索機能の絞り込みが充実している「マイナビ」がやはりおすすめですね。

②就活エージェントに条件を伝えて優良企業だけ紹介してもらう

次に、ホワイト企業のエントリー数を確保する上で、就活エージェントも非常に有用です。

就活エージェントは面談を元にして、求人紹介から選考対策まで、すべて無料でサポートしてくれるサービス。

また求人サイトに公開されていない非公開求人も紹介してくれる点が強いです。

この就活エージェントを賢く利用するためには、必ず自分が求める労働条件を担当者に伝えることです。

実際に僕が就活生の時は、次のように担当者に伝えることで、紹介求人を絞り込んでいました。

【担当者に伝えた内容】

  • 「プライベートの時間を重要視したいので、月の残業時間が平均20時間以内の企業で、かつ完全週休2日の土日休みの企業のみを紹介して頂きたいです。業界は現在、食品業界、化学業界、自動車業界を志望していますが、他業界も興味があります。」

就活エージェントを利用する際に、すべて担当者任せにしてしまう人が多いのですが、それだと「受かりやすい企業」を紹介されてしまうので、ホワイト企業への就職を考える人は必ず条件を伝えてください。

利用する就活エージェントですが、選ぶ視点としては「保有求人数が多くて実績があるか」です。

ミーツカンパニー就活サポート」が全国対応かつオンライン面談にも対応していて、保有求人数と実績があるのでおすすめですね。

③逆求人サイトで得たスカウトからホワイト企業にだけエントリーする

最後に、エントリー企業数を確保する上で非常に役立つのが逆求人サイトです。

逆求人サイトは登録すると、企業側からスカウトが届くサイトなので、自動的に企業との接点を獲得できます。

逆求人サイトを利用する際は、必ず届いたスカウトの中から、自分が求める労働条件の企業だけにエントリーしましょう。

スカウト元の企業の採用情報や口コミサイトで調べたり、気になる企業だけど労働条件の詳細がない場合は、逆求人サイトのチャットにて直接企業に質問するのもおすすめです。

利用すべき逆求人サイトとしては、利用企業数の多さが最も重要なので「キミスカ」と「OfferBox(オファーボックス) 」がベストです。

以上、3つの方法でエントリー企業数を確保していくことがホワイト企業に就職する上で最も重要です。

またホワイト企業に就職する場合は、必ず「自分にとってのホワイト企業の定義を明確化すること」をしてください。

そうしないとそもそも「どんな企業が自分にとってのホワイト企業なのか」を把握できません。

ホワイト企業の特徴について、別途まとめた記事を書いているので、そちらの記事を参考に明確化しましょう。

» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社!?

とにかく「ホワイト企業のエントリー数を増やすこと」が肝になるんですね。

企業との適性は企業側からしか判断が難しい部分でもあるから、しっかりとホワイト企業のエントリー数を確保していくことが、求職者側ができる重要な行動だと言えるよね。

リース業界のホワイト企業を見極める方法【3選】

では続けて、リース業界のホワイト企業を見極める方法3つを紹介します。

多くのリース事業を展開している企業がある中で、自分の気になった企業がホワイトなのか見極める力は必須です。

だからこそ、当記事でリース業界のホワイト企業を見極める方法は確認しておきましょう。

【ホワイト企業を見極める方法3選】

  • リース以外の事業の柱を持っているか確認
  • 研修制度が充実しているか確認
  • 従業員数の多い企業か確認

①リース以外の事業の柱を持っているか確認

リース業界のホワイト企業を見極める方法1つ目は「リース以外の事業の柱を持っているか確認」です。

と言うのも、コロナウイルスの影響もあり、在宅勤務が広まりオフィス設備の需要は著しく低下しています。

また、金利が低い時代となっており、リース業界にとっては大きな打撃であり、収益悪化が従業員まで影響を及ぼすこともあります。

そのため、できるだけリース以外の事業も持っているリース企業を選ぶのがおすすめです。

②研修制度が充実しているか確認

リース業界のホワイト企業を見極める方法2つ目は「研修制度が充実しているか確認」です。

と言うのも、リース業界は、法務や財務などの知識が必要になってきます。

法務や財務の知識は、かなり専門的なので独学で挫折してしまうケースは多く、研修制度があるかないかで雲泥の差になります。

そのため、リース業界へ就職を検討する際は、研修制度がしっかりしているかは確認しておきましょう。

③従業員数の多い企業か確認

リース業界のホワイト企業を見極める方法3つ目は「従業員数の多い企業か確認」です。

と言うのも、リース業界は、営業・経理・審査・法務・資産管理と多くの職種があります。

その中で、人手不足が原因で、すべて一人でおこなうケースも多いです。

結果、残業が月60時間を毎月超えるなどの劣悪な環境で働く可能性も出てきてしまいます。

そのため、リース業界の中でも従業員数が多いかは確認するようにしましょう。

その他、ホワイト企業の特徴を詳しく解説した記事を別で書いているので、合わせて読んでくださいね!

» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社?

なるほど!リース以外の事業の柱を持っているか確認するっていうのも重要なんですね!

そうなの!もちろん、リース事業だけの企業が絶対にダメというわけではないけど、他事業も成長している企業の方が安定感が全然違うよ!

リース業界への就職が向いている人の特徴【3選】

では最後に、リース業界への就職が向いている人の特徴3つを紹介します。

【リース業界への仕事が向いている人の特徴3選】

  • コミュニケーション能力が高い人
  • 財務関係の知識に詳しくなりたい人
  • 幅広い業界の知識を得たい人

①コミュニケーション能力が高い人

リース業界への就職が向いている人の特徴1つ目は「コミュニケーション能力が高い人」です。

とくに、営業職を希望する方が当てはまりますが、リース業界は多くの業界の方から課題やニーズをヒアリングする必要があります。

そのため、顧客とのコミュニケーションは、他の業界以上に気を遣う必要があるんですよね。

以上のことから、コミュニケーション能力に自信のある方は、リース業界に向いていると言えます。

②財務関係の知識に詳しくなりたい人

リース業界への就職が向いている人の特徴2つ目は「財務関係の知識に詳しくなりたい人」です。

冒頭でお伝えした通り、リース業界は、リース契約に関する税務関係の専門知識が必要となります。

また、リース業界は、取引先が経営破綻などした場合は、大きな損害を被るので、取引先の財務分析は必須です。

そのため、仕事をする中で必然的に財務関係の知識は身についていきます。

財務関係の知識は、どこの業界でも重宝されるスキルであり、財務関係に詳しくなりたい方はリース業界への就職は向いていると言えます。

③幅広い業界の知識を得たい人

リース業界への就職が向いている人の特徴3つ目は「幅広い業界の知識を得たい人」です。

と言うのも、リース業界は、多くの企業へ適した設備を貸し出すことでその企業の課題解決をおこないます。

そのため、必然的に多くの業界人と関わることになり、幅広い業界の知識が身につきやすいです。

以上のことから、幅広い業界の知識を得たい方は、リース業界に向いていると言えます。

なるほど!財務関係の力はどの業界でも活かせそうなので若いうちから学んでおくのが良いかも!

リース業界は財務関係の知識はもちろん、幅広い業界と取引するので他の業界にも詳しくなれるからおすすめだよ!

本記事の要点のまとめ

今回は、リース業界のホワイト企業10社を中心に紹介しました。

【ホワイトなリース会社10選】

  • オリックス株式会社
  • 株式会社三井住友ファイナンス&リース
  • 三菱HCキャピタル株式会社
  • 東京センチュリー株式会社
  • JA三井リース株式会社
  • 芙蓉総合リース株式会社
  • キャノンメディカルシステムズ株式会社
  • 株式会社ホンダファイナンス
  • NECキャピタルソリューション株式会社
  • リコーリース株式会社

もちろん、リース業界の中には、「残業時間が多い」や「給料が低い」などの企業も存在します。

しかし、上記内容は、リース業界にかぎらず、多くの企業で存在します。

だからこそ、労働環境は必ず確認しつつ、しっかり企業研究をおこないましょう。

なお、リース業界は、昨今の金利低下の波もあり需要は著しく低下しています。

そのため、リース以外の事業でも収益を上げられている企業か事前に確認するのがおすすめです。

ネット上では、リース業界への就職はやめとけという声もあるので、こうしたリース業界に就職するデメリットについては下記の記事で解説しておきました。合わせて参考にしてくださいね!

» 【リース業界はやめとけ?】就職するのはやばいのか徹底調査!

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

【本記事の要点まとめ】

  • リース業界はバックに大手企業が存在することも多いのでホワイト企業が多い
  • 昨今は低金利だからこそリース以外の事業の柱を持っている企業を選ぼう
  • リース業界は金融業の側面も強いので財務関係の知識に詳しくなりたい人におすすめの業界

↓この記事以外のホワイト企業に特化した情報をまとめました!

【ホワイト企業に関する基礎知識

【ホワイト企業の探し方・選考対策

【ホワイト業界に関する基礎知識

【地域別のホワイト企業】

【業界別のホワイト企業ランキング

【その他】

この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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