【音楽業界のホワイト企業15選】特徴や探し方についてまとめました!

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それでは本題に入っていきますね!

華やかなイメージで就活生から人気が高い音楽業界。

でも、ネットで検索すると「厳しい」「ブラック」「激務」というネガティブなワードも多いから、就活に戸惑う学生もいるのではないでしょうか?

確かに派手な仕事ほどそういった印象を持たれがちですが、音楽業界全体がブラックというわけではありません。

そこで本記事では、音楽業界のホワイト企業15選をまとめてみました。

音楽業界の特徴やブラック企業の特徴、ホワイト企業に就職するためのポイントも共有するので、音楽業界の就職を狙っている人は参考にしてみてくださいね!

音楽業界の特徴とは?

まずは音楽業界の特徴について、「市場の種類」と「動向」の2点から解説しますね。

音楽業界の市場は大きく分けて4つあります。

【音楽業界の市場の種類】

  • レコード会社
  • 音楽配信
  • 物販(CD、チケット、楽器 など)
  • 著作権管理

音楽業界のイメージとして「エイベックス」や「ワーナー・ミュージック」などのレコード会社を想像しやすいけれど、市場は他にもあるんです。

たとえば、音楽配信なら「AWA」「LINE MUSIC」、物販であれば「ぴあ」「タワーレコード」、著作権管理は「JASRAC(日本音楽著作権協会)」などが有名どころ。

就活では主要市場を狙う人が多いと思うので、上記4つの種類は押さえておきましょう。

動向|時代の流れに左右されやすい

音楽業界は、トレンドや時代の変化に左右されやすい業界です。

最近ではCDやDVDなどの音楽ソフトの売上が10年のうちに40%も減少したり、コロナの影響でライブもできなかったりと、音楽業界は衰退する一方と言われていました。

でも反対に、音楽配信サービスやSNSの利用者増加でデジタル音楽の市場が好調に。

たとえば、10代の60%近くが利用する「TikTok」は、アーティストの新人発掘や楽曲広告の場となって売上に直結しているんです。

このような市場の多様化によって、デジタル分野を中心にさらに伸びる業界と考えられています。

就活ではデジタル分野の企業を狙えば高収入・好待遇が期待できそう。

音楽業界は変化が多いから柔軟性とか感性が必要だね。

音楽業界のホワイト企業15選

華やかなイメージとは裏腹に労働環境が悪いと思われやすい音楽業界ですが、もちろん働きやすい企業は数多くあります。

ここでは、一例として音楽業界のホワイト企業を15選紹介しますね。

企業名概要
ぴあイベント等のチケット販売事業を行う企業。音楽の他レジャーやエンタメなど手掛ける領域が広い。3年間離職率0%(2021年度)。完全週休二日制で年間休日数120日以上。福利厚生倶楽部加入や育児・介護サポートなど福利厚生が手厚く教育支援も充実。平均年収587万円(40.8歳)
NexToneアミューズなどを株主に持つ著作権等管理事業を行う企業。2021年にはYouTubeの推奨配信会社パートナーへ。デジタル配信の流通関連の事業にも参入している。平均年収539万円(35.4歳)。土日完全週休二日制で年間休日120日以上。3年間離職率0%(2021年度)。
アミューズイベント事業の他、俳優やモデルのマネジメントも手掛けるレコード会社。時短勤務や産休・育児休暇制度などが充実。女性の役員・管理的地位割合は31%(2021年度)と高く、女性もキャリアを積める環境。他、早帰りDAYやテレワークの導入など働き方改革に積極的。
レコチョクNTTドコモが筆頭株主の音楽配信サービス事業。国内最大級の配信数を誇る。新卒年収例380万円(2021年度実績)年間休日120日以上で、カフェテリアプラン加入で福利厚生が手厚い。他、フレックスタイム制導入や就業場所の選択(自宅・オフィス)など新しい働き方を提案。
日本音楽著作権協会(JASRAC音楽著作権管理業を行う企業。1939年創業以降世界96カ国126団体(2022年4月時点)と契約があり、部署によっては海外業務に携われる。平均勤続勤年数19年で3年後離職率0%と定着率が良い。男女問わず出産・介護制度を取りやすい環境。他、月平均残業10時間以内。
エイベックス音楽事業を中心に手掛けるレコード会社。多くのヒットアーティストを輩出し、音楽業界内の知名度は常に上位。年収は750〜800万円と平均より高め。土日週休二日制で年休は116日(2023年)。食事補助や資格取得全額補助、子育て休暇などあり。
ソニー・ミュージックエンタテインメント音楽を中心に映像やゲームなど多ジャンルを展開するレコード会社。デジタルコンテンツや電子書籍事業などにも着手。新卒1年目平均年収415万円。土日祝の完全週休二日制で年間休日は130日(2022年)。ソニーグループ各社保険やリフレッシュホリデー制度など福利厚生が手厚い。
ビーイングアーティストマネージメントを手掛けるレコード会社。音楽事業の他に不動産開発・投資事業も展開している。土日祝の完全週休二日制で年間休日129日(2023年)。メンターやキャリコン制度など教育制度が豊富。他、女性の役員・管理的地位割合19%。
ユニバーサルミュージック合同会社幅広い音楽ジャンルを手掛ける国内最大の外資系音楽レーベル会社。音楽サブスクが好調でグループ全体の業績が13%増加(2021年)と良好。年間休日120日以上で、年末年始休や育児・介護休暇制度などあり。他、固定賞与年(2回)と変動賞与(年1回)あり。
10ヤマハミュージックジャパン大手楽器メーカーのヤマハにより設立された楽器・オーディオ機器の販売事業を行う会社。産前産後・介護休暇のなどの休暇制度が充実していて平均取得日数は16日。他、3年後離職率約10%、月平均残業時間12.2時間でフレックスタイム制あり。(2020年度)
11カルチュア・コンビニエンス・クラブTSUTAYAを運営する音楽ソフト販売会社。 Tポイントのデータベース・マーケティング事業なども展開。フレックス制やリモートワーク、時差勤務など働き方の自由度が高い。他、年間休日120日で看護・介護・育児など休暇制度あり。新卒1年目年収例373万円(2022年実績)。
12オーディオテクニカ民生用・業務用音響機器メーカー。フランスや中国などにショールームがあるなどグローバルに事業を展開している。サマーソニックなど音楽イベントにも協賛。年間休日120以上で月平均残業時間は20時間以内。平均勤続年数16年で3年後離職率0%と定着も良い。
13ジェイ・ストーム2001年に発足したジャニーズグループ専門のレコード会社。音楽事業の他、映画映像と経営管理事業も手掛ける。新卒年収例は335万円。時短勤務や育休・介護休暇制度があり、女性役員・管理職割合25%(2021年度)と女性も活躍できる環境。
14ローランド国内大手の電子楽器メーカー。音楽制作ツールやシンセサイザーなどクリエーション関連製品も手掛ける。借り上げ社宅やリゾートホテル利用費補助、カフェテリアプラン加入など福利厚生が手厚い。年間休日120日以上。OJT指導や自己啓発支援など教育制度も豊富。
15LINE MUSICLINE、ソニー・ミュージック、エイベックス・デジタルの3社共同出資で設立された音楽配信サービス。土日完全週休二日制で、専門業務型裁量労働制かフレックスタイム制が適用される。ベビーシッター利用支援や妊活支援など女性にも優しい環境。

参考:『四季報 業界地図2022』『マイナビ』『業界動向サーチ』

音楽業界は大手こそ多忙でブラックなイメージがあったけど、むしろホワイトな企業も多いのか。

働き方改革やSDGsの取り組みで、ライフ・ワーク・バランスに配慮している企業も見受けられるね。

ホワイト企業に就職する方法

ホワイト企業に関する情報を集める中で、「結局どうやってホワイト企業に就職すれば良いの?」と悩むことが多いと思います。

内定を獲得するために選考対策はするとして、就活も転職も結局のところは「その企業との適性」で決まるんですよね。

要するに選んだ企業の人事が、「この人はうちの会社と合いそうだ」と判断してくれるかどうかで決まります。

就活や転職は適性で決まるため、エントリー企業数を増やすことが最も重要な対策となります。

(その上で、ホワイト企業に就職したい人は、それらのエントリー企業がホワイト企業である必要があります)

では具体的にどうやってエントリー企業数を確保していけば良いのか?

おすすめの手段を3つ共有しますね。

①求人サイトでホワイト企業を絞り込んで探す

ホワイト企業のエントリー数を増やすための王道的な手段が求人サイトです。

ホワイト企業への就職を考えた場合、求人サイトを利用する際には必ず「求人検索の絞り込み機能」を活用するようにしてください。

このホワイト企業ナビでは、元々「残業時間・年間休日数・離職率」に基準を設けて、それらすべて満たす企業のみを掲載しているので絞り込みの必要がないようなサイトにしています。

ですが、一般的な求人サイトはあらゆる求人が掲載されているので、ホワイト企業に就職したい人は、自分が求める「残業時間」「休日数」「離職率」「福利厚生」など、条件を絞り込んで検索することが重要です!

求人サイトとしておすすめは、求人数も多く、かつ検索機能の絞り込みが充実している「マイナビ」がやはりおすすめですね。

②就活エージェントに条件を伝えて優良企業だけ紹介してもらう

次に、ホワイト企業のエントリー数を確保する上で、就活エージェントも非常に有用です。

就活エージェントは面談を元にして、求人紹介から選考対策まで、すべて無料でサポートしてくれるサービス。

また求人サイトに公開されていない非公開求人も紹介してくれる点が強いです。

この就活エージェントを賢く利用するためには、必ず自分が求める労働条件を担当者に伝えることです。

実際に僕が就活生の時は、次のように担当者に伝えることで、紹介求人を絞り込んでいました。

【担当者に伝えた内容】

  • 「プライベートの時間を重要視したいので、月の残業時間が平均20時間以内の企業で、かつ完全週休2日の土日休みの企業のみを紹介して頂きたいです。業界は現在、食品業界、化学業界、自動車業界を志望していますが、他業界も興味があります。」

就活エージェントを利用する際に、すべて担当者任せにしてしまう人が多いのですが、それだと「受かりやすい企業」を紹介されてしまうので、ホワイト企業への就職を考える人は必ず条件を伝えてください。

利用する就活エージェントですが、選ぶ視点としては「保有求人数が多くて実績があるか」です。

ミーツカンパニー就活サポート」が全国対応かつオンライン面談にも対応していて、保有求人数と実績があるのでおすすめですね。

③逆求人サイトで得たスカウトからホワイト企業にだけエントリーする

最後に、エントリー企業数を確保する上で非常に役立つのが逆求人サイトです。

逆求人サイトは登録すると、企業側からスカウトが届くサイトなので、自動的に企業との接点を獲得できます。

逆求人サイトを利用する際は、必ず届いたスカウトの中から、自分が求める労働条件の企業だけにエントリーしましょう。

スカウト元の企業の採用情報や口コミサイトで調べたり、気になる企業だけど労働条件の詳細がない場合は、逆求人サイトのチャットにて直接企業に質問するのもおすすめです。

利用すべき逆求人サイトとしては、利用企業数の多さが最も重要なので「キミスカ」と「OfferBox(オファーボックス) 」がベストです。

以上、3つの方法でエントリー企業数を確保していくことがホワイト企業に就職する上で最も重要です。

またホワイト企業に就職する場合は、必ず「自分にとってのホワイト企業の定義を明確化すること」をしてください。

そうしないとそもそも「どんな企業が自分にとってのホワイト企業なのか」を把握できません。

ホワイト企業の特徴について、別途まとめた記事を書いているので、そちらの記事を参考に明確化しましょう。

» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社!?

とにかく「ホワイト企業のエントリー数を増やすこと」が肝になるんですね。

企業との適性は企業側からしか判断が難しい部分でもあるから、しっかりとホワイト企業のエントリー数を確保していくことが、求職者側ができる重要な行動だと言えるよね。

音楽業界におけるホワイト企業の特徴

音楽業界は時間も思考も超フレキシブル。

オンオフの線引きが難しい業界ではありますが、言い換えれば自由度が高くて働きやすいんです。

ただ、ブラック企業に入ってしまうと仕事に追われる一方なので、企業選びは慎重に行和なければいけません。

そこで、音楽業界におけるホワイト企業の特徴を5つ紹介します。

【音楽業界におけるホワイト企業の特徴】

  1. 残業時間が短い
  2. 年間休日数が多い
  3. 新卒3年後離職率が低い
  4. 平均年収が高い
  5. 口コミサイトにおける評判が良い

特徴① 残業時間が短い

ホワイト企業の残業時間は25時間未満/月です。

ただ、音楽業界の残業時間平均は60時間と言われていて、25時間未満の企業を探す方が難しいのが実情。

プロモーターやイベンターなど現場業務の職種は、イベントによって早朝や深夜に仕事が入るので残業という概念がありません。

そのため、ホワイト企業では労働時間を調整できるシステムを採用しています。

成果次第で勤務時間を自由に決められる「裁量労働制」や、定められた時間働いたとみなす「みなし労働制」を導入して、労働時間を調整しているというわけです。

ただ、制度を利用して長時間労働させるブラック企業もあるから、説明会やインターンで社員の働く様子をチェックしてくださいね。

特徴② 年間休日数が多い

音楽業界は休みがないと思われがちですが、ホワイト企業の場合は年間休日が120日以上あります。

物販やイベント関連の職種は土日祝の完全週休二日制ではないですが、その分休暇制度が充実しているなど、120日以上休めるように環境が整備されています。

リフレッシュ休暇や連休制度、産休・育児・介護などライフイベントに対応した休暇制度が揃っていて、休暇取得実績もしっかりあるのが特徴です。

特徴③ 新卒3年後離職率が低い

新卒3年後離職率の平均は32.8%*なので、30%未満の場合はホワイト企業です。

ちなみに、早期離職の主な原因には下記があります。

  • 労働時間・休日に対する不満
  • 給与が低い
  • 人間関係が良くない

音楽業界は拘束時間が長いので、人間関係が離職に影響しやすいのが特徴。

そのため、ホワイト企業では教育制度の充実やフリーアドレスを導入するなど、コミュニケーションを図りやすい環境を作って早期離職離職を防いでいるんです。

*参考:厚生労働省|『新規学卒者就職率と就職後3年以内離職率』

特徴④ 平均年収が高い

音楽業界の場合、市場によって差があるものの平均年収は500〜600万円と高め

新卒1年目の年収例を見ると、ソニー・ミュージックエンタテインメント415万円、エイベックス392万円と、特に大手のレコード会社が高い傾向に。

月収で計算すると約30万円程なので、新卒平均月収と8万円近く差があることが分かりますよね。

引用:厚生労働省|『令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況』

ライブハウス関係や物販の平均年収は300万円前後と平均的だけど、知名度が高くて業界ないでも定評がある企業は好条件。

たとえば、オーディオテクニカは月収平均22万円ですが、賞与平均5.5カ月に加えて別途決算賞与があるので総合的に高いです。

特徴⑤ 口コミサイトにおける評判が良い

口コミサイトは大半が元従業員が書き込むという特性上、基本的に厳しい意見が多いのでその中でも評判が良い企業はホワイトと考えて間違いありません。

「年収が高い」「人間関係が良好」などのポジティブなコメントは、否定的なコメントと違ってわざわざ盛る理由がないため、本当に良い会社だという可能性が高いと言えます。

なお、書き込みの中で「権利者の申し立てを受け削除しました」という表示を見かけたことはありませんか?

あまりにもコメントの削除が目立つ企業は、それほど社員から恨みを買っているとも捉えられるので、気を付けたほうがよさそうです。

勤務時間の融通が利いて自分で調整しやすい点は、現場作業が多い音楽業界ならではの特徴だね。

うん!ホワイト企業の場合は、勤務時間と年収のバランスが取れているのも印象的。

音楽業界のホワイト企業の探し方

音楽業界でホワイト企業と言える企業の多くは大手ですが、サブスクを中心としたデジタル分野でも良い条件が揃う企業が増えてきました。

ホワイト企業を探すには、今後の音楽業界の動向などもチェックしなければいけないというわけです。

そこで、音楽業界のホワイト企業の探し方を4つ紹介します。

【音楽業界のホワイト企業の探し方】

  1. 就活エージェントに条件を満たす企業を紹介してもらう
  2. 逆求人サイトでオファーを待つ
  3. 大手求人サイトで検索条件を絞って探す
  4. 口コミサイトにて評価の高い企業を探す

方法① 就活エージェントに条件を満たす企業を紹介してもらう

僕はこれまで5年に渡って、就活ブログを運営してきました。

その中でほぼ全ての就活エージェントを見てきたのですが、利用する時は必ず「保有している求人が多い大手のサービス」かつ「実績と評判の良いサービス」を選ぶようにしてください!

僕がこれまで見てきた50以上の就活エージェントの中で、特におすすめは「ミーツカンパニー就活サポート」と「LHH就活エージェント」の2つです!

僕が今就活生なら、まずはこの2サービスの初回面談を受けて、担当者を厳選して支援を受けるようにします。

就活エージェントは、本当に担当者さんの質で決まるので「担当者の厳選」は必ず行うようにしてください!

(逆に親身になってくれて、選考支援の質が高い担当者さんが付いてくれると、就活において最強の無料サービスだと僕は思ってます!)

ミーツカンパニー就活サポート

ミーツカンパニー就活サポート」は、人材会社大手のDYMが提供する就活エージェントです。

保有求人数が多く、かつ紹介してもらえる求人の質が高いのが特徴。(担当者さんに話を聞いたのですが、紹介する求人をそもそも厳選しているようです)

またオンライン面談にも対応しているので、気軽に利用できるのも嬉しいと個人的に最もおすすめしています!

LHH就活エージェント

LHH就活エージェント」は人材業界大手のアデコ株式会社が運営するエージェント!

「量より質」をコンセプトとしており、支援の質が高い点が評価できます。

実際に利用した人の評判を見ても、支援が丁寧という声が多い就活エージェントですね。

ここで紹介した2つのエージェント以外にもおすすめはあります。

その他の就活エージェントに関して、僕のおすすめを「おすすめ就活エージェント23選【就活のプロが厳選】」にてランキング化しておきました!

ほぼ全てのサービスが、オンラインで初回面談を受けられるので、気になる就活エージェントはどんどん利用して、信頼できる担当者さんに付いてもらいましょう!

(初回面談を受けて微妙だと思った場合は、すぐに切ってしまうのが重要です!!)

方法② 逆求人サイトでオファーを待つ

マイナビやリクナビ以上に登録が必須のサイトになってきた逆求人サイト

プロフィールを登録しておくだけで、自分と適性の高い企業からのスカウトが届くので、圧倒的に就活を効率化することができます。

ですが、どれでも登録すれば良いという話ではなく、利用企業数が多く、かつ利用しやすい逆求人サイトを厳選して利用すべきなんですよね。

そこでこれまで全ての逆求人サイトを見てきた僕が考えるに、現状以下の2サイトを併用するのがベストだと考えています。

キミスカ

キミスカ」も利用企業数が多く、非常に使いやすい逆求人サイトです。

現状、逆求人サイトの中で僕が最もおすすめするサイトですね!

隠れ優良企業や業界シェアの高い中小企業も利用しており、「キミスカ経由で知れてよかった企業」との出会いが生まれる場所です。

オファーボックス

オファーボックス」は、就活専門の逆求人サイトとしてNo.1の利用企業数を誇ります。

東証一部上場や、知名度は低いけど働きやすい大企業からのスカウトも届くので、まず最初に登録しておくべきサイトですね。

登録後はとにかくプロフィールの質にこだわってください。

正直、逆求人サイトのプロフィール作成には1日使い切っても全然問題ない。むしろそうすべきだと僕は思っています。

キミスカとオファーボックスの2サイトは同時に登録し、プロフィールはどちらか一方のものをコピペするのが効率的です!

ちなみに逆求人サイトは1つでも多くのサイトに登録しておいて、1つでも多くスカウトを獲得するのが効率的だと僕は考えています。理想としては3サイト以上登録しておきたい。

そこでこの2つ以外のおすすめサイトをまとめたので、参考にしてくださいね。

» 【最新】新卒向け逆求人サイトおすすめ15選|スカウトサイトの選び方を解説!

方法③ 大手求人サイトで検索条件を絞って探す

「マイナビ」や「リクナビ」といった大手求人サイトは大手企業の情報が豊富なので、人気のレコード会社や有名楽器音響メーカーなどを探すのに最適です。

採用情報はもちろん、離職率や年間休日数、福利厚生といった知りたい情報が一目でわかるうえ、気軽に選考フォームからインターンを申し込めるなど使い勝手も抜群。

「音楽業界で人気のある企業を知りたい」「基礎的な情報を把握したい」といった、就活初心者に特におすすめの探し方です。

方法④ 口コミサイトにて評価の高い企業を探す

口コミサイトはどの情報ツールよりも信憑性が高いのが特徴。

元従業員や元社員が匿名で投稿できるので、人間関係や実際の労働環境といったコーポレートサイトではわからないリアルな情報が手に入ります。

たまに偏見や感情的なコメントがありますが、偏りなく一つひとつの情報に目を通せばその企業をイメージしやすくなりますよ

キャリア転職で利用する人も多いように、ホワイト企業を探す方法として口コミサイトは欠かせません。

数あるサイトの中でも、特に就活生におすすめの4選を紹介しますね!

▼おすすめの口コミサイト

ワンキャリア:就活生向け。企業の口コミだけでなく、選考情報も確認できる

ライトハウス:日本最大級の口コミサイトで、サイトも見やすいので個人的にベスト

オープンワーク:こちらも口コミサイト大手で、ライトハウスと併用するのがおすすめ

転職会議:約20万社の口コミが掲載されている大手口コミサイト

音楽業界のホワイト企業は大手だから、口コミサイトの評価件数も多いね。

ホワイト企業を探す時は、エージェントや逆求人サイトを利用して第三者の意見を聞くのも大切だね。

音楽業界のホワイト企業に就職するためのポイント

音楽業界は毎年人気で、常に競争倍率が高い業界として有名です。

そんな狭き門を突破するには、他の就活生と差別化を図らなければいけません。

そこで、音楽業界のホワイト企業に就職するためのポイントを5つ紹介します。

【音楽業界のホワイト企業に就職するためのポイント】

  1. なぜ音楽業界なのかを明確にする
  2. 音楽業界の中でも”なぜその企業なのか”を伝える
  3. 音楽業界の中でも志望する職種を決めておく
  4. 音楽業界のトレンドや今後の展望を理解しておく
  5. 他の就活生との差別化を徹底する

ポイント① なぜ音楽業界なのかを明確にする

音楽業界は倍率が高いからこそ、志望動機で他の就活生と差をつけなければいけません。

特に、起承転結の「起」は大事な導入部分なので、体験談を含めて具体的に書くように心がけてくださいね。

【例文】

  • 部活動のトレーニングの一環として監督が音楽療法を取り入れた際に、音楽には身体と精神を活性化させる効果があると実感したため音楽を発信する仕事に就きたいと思いました。
  • バンドを組んで定期的にライブを行う中で、アマチュアでもプロ並みの演奏技術や歌唱力を持つ人たちがたくさんいることを知り、プロアマ問わず良質な音楽を世の中に発信したいと感じました。

ポイント② 音楽業界の中でも”なぜその企業なのか”を伝える

志望動機の最大のタブーは、面接官に「うちじゃなくてもよくない?」と思わせてしまうこと。

タブーを避けるには、企業独自の魅力を伝えつつキャリアビジョンを絡めるのがポイントです。

【例文】

御社は日本のミュージシャンを海外のマーケットに輩出した実績が数多く、現在ではどこよりも早くNFTミュージックに着目するなど常に音楽シーンを牽引しています。

そのため、御社に入社できれば日本の音楽を多くの人々に発信するというビジョンが叶えられると確信し志望しました。

ポイント③ 音楽業界の中でも志望する職種を決めておく

面接でよく忘れがちなのが希望職種を伝えることです。

どの部署について何をしたいのか明確にしないと、「企業のネームバリューにしか興味がないのかな?」と熱意を疑われてしまいます。

志望する職種をしっかり決めておくといざ質問されてもスムーズに答えられるだけでなく、働くイメージを持ってもらえるため印象を残せますよ。

【例文】

  • アーティストの魅力や演奏迫力を最大に引き出せるのは、音楽ソフトやSNS配信ではなくライブだと思うため、音楽をダイレクトに伝えられるコンサートプロモーターを希望しています。
  • テレビやラジオに加えてSNSや動画配信など販促方法が多様化しているので、プロモーターとして時代に対応した新しい宣伝でヒットアーティストを生み出したいです。

ポイント④ 音楽業界のトレンドや今後の展望を理解しておく

音楽業界は変化が激しいので、トレンドと今後の展望を理解しておくことが重要です。

ちなみに2022年時点の音楽業界の要点をまとめると下記の通り。

  • 音楽ソフトからストリーミングに移行してサブスク利用が増加
  • 音楽配信市場は海外企業の進出が著しい
  • オンラインライブの売上が好調

ただ、音楽業界は柔軟性と行動力が大切なのでネットや書籍だけでなく、足で稼いだ情報を盛り込むのがポイント。

例えば、「オンラインライブに参加してプレミア感が足りなかったため、特典を豪華にして人数制限をつけてもいいと思った」など、自分なりの言葉でまとめておきましょう。

面接の質問にスムーズに答えられるだけでなく、実際経験した人の意見は企業にとって参考になるため興味を持ってもらいやすくなりますよ。

ポイント⑤ 他の就活生との差別化を徹底する

業界の魅力だけでなく課題にも着目すると、他の就活生とさらに差別化できます。

例えば、国内ストリーミング市場の課題について。

日本ではコロナの影響からストリーミング市場が拡大しているものの、いまだに音楽ソフトの売上が約70%を占めていて、ストリーミング売上80%のアメリカとは大きな差があります。

多角的に原因と問題解決を分析することで、音楽業界に詳しくなるだけでなく働く熱意やビジョンが伝わりやすくなりますよ。

なお、その企業が展開している事業と関連したトレンドや今後の展望に絡めるのがポイントです。

人から聞いた話やネットの情報だけじゃなくて、自分の体験を盛り込んだ方が説得力があるね。

音楽は身近なものだから、音楽を聴く・ライブに参加するといった体験は簡単にできるから、音楽に触れることが重要かも!

【要注意】音楽業界のブラック企業の特徴

ホワイト企業がある一方で、劣悪な環境のブラック企業も存在するのはたしか。

では、音楽業界のブラック企業にはどのような特徴があるのでしょうか。

特に注意するべき特徴を4つ紹介していきますね。

【音楽業界のブラック企業の特徴】

  1. 口コミサイトでの評判が悪い
  2. 残業時間や休日数など働く環境が劣悪
  3. 社員数に対して応募人数が異常に多い
  4. 旧態依然の古い体質を残している

特徴① 口コミサイトでの評判が悪い

投稿欄がネガティブな内容で埋まっている場合は、ブラック企業の可能性が高いです。

口コミサイトは基本的にネガティブな意見が多いですが、一般的な企業ならポジティブな意見も含まれているものです。

そのため、どの投稿も共通して「昇給制度が曖昧」「3年経っても給料が上がらない」などと具体的に似たような内容が書かれていたら要注意。

グラフや星の数といった総合評価だけで判断しないで、必ず投稿の内容を見て信憑性を見極めてくださいね。

特徴② 残業時間や休日数など働く環境が劣悪

音楽業界のブラック企業は、時間管理がルーズなのが特徴。

具体的には下記のような環境が当てはまります。

  • 休日出勤が当たり前になっている
  • 就業時間に見合った給与がもらえない
  • 休暇制度があっても取得できない

また、働く環境が劣悪だと、関係する企業もブラックになるのも恐ろしいところ。

たとえば、取引先のレコード会社がブラックだと、下請けのイベント会社も残業せざるを得なくなり、さらには記事を依頼された雑誌編集者も不規則な業務になります。

ちなみに劣悪な環境かどうかを確かめるには、インターンや企業説明会で働いている人の様子を伺うのがおすすめ。

疲れきった表情や不衛生な身なり、覇気のない話し方をしていたら劣悪な環境と判断して間違いないですよ。

特徴③ 社員数に対して応募人数が異常に多い

社員数に対して募集人数が多い理由は、早期離職されることを前提に考えているから。

例えば、下記のような企業は社員数に見合わない大量採用をしがちです。

  • 仕事量に対して給与が割に合わない企業
  • 残業や休日出勤が当たり前という風習がある企業
  • パワハラ気質な企業

こういう企業は常に人手不足で、早期離職されることに慣れてしまっているんですね。

しかも音楽業界は募集をかければ人が集まりやすいため、それに甘えて環境改善を行っていないとも考えられます。

「新規部署立ち上げのため」というように、人員補充の理由が明確でない場合はブラック企業の可能性を疑いましょう。

特徴④ 旧態依然の古い体質を残している

音楽業界はディレクターなど上層部の人材が固定されやすく、新しいアイディアが生まれにくいという特徴があります。

そのため、上層部が時代の変化についていけないと、同業から後れをとってしまうんです。

例えば楽曲宣伝の手段としていつまでもラジオやテレビに頼っているようでは、即時性がなくリスナーやアーティストから見放される原因に。

特にこれからの時代、ネット文化やWEBマーケティングに理解がない企業は衰退する一方です。

業績が伸び悩めばさらに労働環境が悪化するので、古い体質を改善できない企業はブラックの要素が強いと言えますね。

時代やトレンドに左右されやすい業界だからこそ、働き方の変化に無頓着な企業は生き残れないんだね。

音楽業界に関してよくある質問

音楽業界は勤務体系や働き方が特徴的なので、気になる人も多いようです。

そこで、音楽業界に関してよくある質問をまとめました。

では、一つひとつ回答していきますね!

質問① 音楽業界は今後衰退しますか?

衰退しません。

コロナの影響で大規模イベントやライブのキャンセルが続いたので、損失が大きいと思われがちですが音楽業界の市場は音楽配信にシフトしていて好調なんです。

音楽業界の大手企業は、主軸を音楽ソフトからサブスク・ストリーミングに転換していて売上が増加しています。

つまり、CDやDVDなどの音楽ソフトは衰退しますが、メディアが多様化しているため順調に市場規模が広がってるということです。

しかもコロナが収束してライブが増えれば、さらに市場が活性化すると言われています。

参考:All Digital Music|『ユニバーサルミュージック、コロナ禍でも音楽サブスクリプション好調で売上増加。将来の課題も浮上』

質問② 音楽業界は倍率が高い業界ですか?

音楽業界の倍率は毎年高いです。

「楽天みん就」が行った就職人気企業ランキングでは、ソニーミュージックグループが3位、エイベックスが11位に、ポニーキャニオンが19位と上位にランクインしました。

日常に密着している人気業界という点に加えて、華やさや非日常感のある特殊な業界だから憧れを持つ学生が多いんです。

そして、音楽業界はスキルが重要視されるためキャリア採用が基本。

新卒の採用枠は数十人程度と限られているので、競争倍率が激しくなってしまいます。

参考:楽天みん就|『2022年卒就職人気企業ランキング』

質問③ 音楽業界ではどんな職種がありますか?

音楽に関わる職種は多岐にわたりますが、大きくは「ミュージシャン系」「クリエイティブ系」「イベント系」の3つに分けられます。

この3つのジャンルごとに、音楽業界の職種の一例を紹介しますね。

ミュージシャン系

音楽業界の花形を担う業種で、歌手だけでなく楽器演奏者やダンサー、作詞家なども含まれます。

アーティストアイドルや歌手、バンドマン、ダンサーなど音楽を生み出す職業。メディアの多様化でSNSを利用した自己発信型が注目されている。
スタジオミュージシャンライブやレコーディングの際に演奏サポートをする仕事。楽器演奏のスキルが求められる。
作曲家・作詞家プロダクションやレコード会社から依頼を受けて曲や菓子を制作。クリエイティブな発想やセンスが問われる。

クリエイティブ系

クリエイティブ系の職種の多くがレコード会社で、アーティスト発掘や楽曲制作のサポート、現場管理といった裏方の仕事です。

音楽プロデューサー幅広いスキル・知識を持たなければいけない職業。ミュージシャンや作曲家などの体験を通してからなるケースが多い。
アーティストマネージャー担当アーティストのマネジメントを行う。ドラマやライブのスケジュール管理やイベントの企画・運営。その他、SNSや各種媒体のプロモーション活動など
PAエンジニアPA(Public Address)とは放送設備という意味で、ライブやコンサートの音響調整を担う職種。

イベント系

ライブやイベントの設置・運営を担う職種。

大手レコード会社から依頼を受けて、コンサート運営やアーティストのプロモーションを行う地方企業も少なくありません。

コンサートプロモーターコンサートの主催者的な役割。アーティストへの交渉やコンサートの企画・制作、各種媒体の広報活動まですべて行う。
舞台美術・照明ライブ会場の照明・美術を行う職業。曲調やアーティストの雰囲気、会場の広さなど臨機応変に合わせるセンスが必要。
イベントプランナーステージの企画・運営を行う職種。企業によってイベントの規模の大きさが違うので、規模が大きいライブやイベントを行う企業ほど年収が高い。

その他にも、音楽ライターやピアノ調律師、楽器インストラクターなど、さまざまな職種がありますよ。

本記事の要点まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

一口に音楽業界と言っても業種はさまざまで、特徴が大きく異なります。

ただ、音楽業界で働くにはどの業種においても、フレキシブルでないと働けません。

ホワイト企業に入社できても、柔軟性がなければ不満が爆発する恐れがあるので、音楽業界の特性を十分に理解しておきましょう。

  • 音楽業界はフレキシブルな業界!時代の変化やトレンドに疎いとついていくのが難しい。
  • 音楽業界におけるホワイト企業の特徴は5つ!① 残業時間が短い、② 年間休日数が多い、③ 新卒3年後離職率が低い、④ 平均年収が高い、⑤ 口コミサイトにおける評判が良い
  • 音楽業界のホワイト企業の探し方は、就活エージェントや逆求人サイトの利用がおすすめ。大手求人サイトや口コミサイトで評価を参考にするのもあり。
  • 音楽業界のホワイト企業に就職するためのポイントは5つ!① 音楽業界を志望する理由を明確にする、② その企業を選んだ理由を伝える、③ 志望する職種を決めておく、④ トレンドや展望を理解する、⑤ 他の就活生との差別化を徹底する
  • 音楽業界のブラック企業の特徴は4つ!① 口コミサイトの評判が悪い、② 働く環境が劣悪、③ 社員数に対して応募人数が異常に多い、④ 古い体質を残している

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この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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