都市再生事業を通じて新たな不動産価値を創出する企業

ホワイト企業ナビ編集部です。
まずはじめに、株式会社セゾンリアルティの事業内容をお伝えします。

同社は土地や建物等の不動産仕入を行い、開発・リノベーションした後、賃貸運営・売却する「賃貸マンションの開発」と「中古マンションのリノベーション」の2つの事業に注力しています。

創業以来、一貫して「不動産の再生事業」に取り組んでおり、都市再生事業を通じて新たな不動産価値を創出し続けている企業です。

【セゾンリアルティの事業】
◯賃貸レジデンス（マンション）開発事業
◯リノベーションマンション事業
◯事業用不動産再生事業
◯ホテル事業

クレディセゾングループの不動産会社という盤石の基盤

同社はセゾンカードを取り扱う国内大手カード会社「クレディセゾングループ」の不動産デベロッパーであり、その経営基盤は盤石です。

また、セゾンリアルティには他社にはない強みがあります。
それは”意思決定の早さ”です。

従業員数が200名弱と比較的コンパクトな会社のため、風通しが良いことと、親会社が金融系のクレディセゾンのため、資金調達を迅速に行えることで、意思決定の早さを実現しています。

一般的な不動産業界のイメージと異なる穏やかな雰囲気

みなさんは、不動産業界にどのようなイメージがありますか？
成果主義で社員同士に過度な競争意識があるなど、ガツガツしたイメージを持つ人も多いかと思います。

実際、そういった不動産会社があるのも事実です。
しかし同社の場合、周りに相談しやすく、困った時には手を差し伸べてくれる社員が多いなど、業界イメージとは異なる穏やかな雰囲気が醸成されています。

今回取材した人事の方も、過去に先輩に相談した際、担当外の仕事なのに対応してもらった上、詳しい社員に繋いでもらうなど、非常に丁寧にサポートしてもらえたそうです。

同社の社員は傾聴や信頼関係を重視する人が集まっていることや、個人目標よりチーム目標を達成することが優先順位の高いミッションであることから、このような雰囲気が醸成されているのだろうとのことでした。

入社1年目から成長実感を持って働ける

同社では、入社1年目から積極的に仕事を任せているそうです。
もちろん無茶な仕事を任されるわけではなく、経験やスキルに応じて徐々に担当していくため、安心してチャレンジできます。

また、仕事上の疑問や悩みに対し、上司や先輩が時間をかけて一緒に向き合ってくれるなど「任せてくれるし、ちゃんと見てくれる」というサポート環境があるのも、安心できるポイントです。

「入社1年目であっても責任ある仕事を任されている」「自分自身が成長している」という実感を持てる環境は、同社ならではの魅力だと編集部は感じました。

スキルアップとプライベートの両方を大切にできる環境

同社は、「働くときは働き、休むときは休む」という考えが浸透していて、付き合いで何となく帰れず、無駄な残業が発生することはないそうです。

また、週2日のノー残業デー（水・金）など、制度も整備されており、実際に月平均残業時間も13時間だそうです。

このほか、年間休日124日・年次有給休暇平均取得日数14日（平均取得率78％）・完全週休2日制で、不動産業界では珍しく土日祝休みなど、働きやすさも担保されています。

1年目から責任ある仕事を任されることで大変な部分もあるそうですが、上記のような働きやすい環境も揃っているため、スキルアップとプライベートのバランスを取りながら働ける環境です。

賃貸マンション開発や中古マンションのリノベーション事業を担当

総合職として採用された場合、賃貸マンションの開発と中古マンションのリノベーション事業の仕事を中心に担当します。

◯賃貸マンションの開発
不動産用地の仕入れからスタートし、仕入れた土地の開発プロジェクトを推進します。
完成後にはリーシング（賃貸）活動や売却活動を行います。

◯中古マンションのリノベーション
中古マンションを一戸単位で購入し、新築のようにリノベーションして再販します。
キッチンを対面型にしたり、和室から洋室にしたりなど、付加価値をつけるためのアイデアを活かすことができます。

同社では建物をつくるというプロジェクトの始まりを経験することが不動産のプロデューサーへの第一歩と考えており、最初は上記事業において、仕入営業を担当する可能性が高いとのことでした。

個人に合わせた実践型の教育体制

入社後はまず、約1ヶ月間の新入社員研修において、会社概要やビジネスマナーを学ぶほか、不動産の査定や収支計画を作成するロールプレイング、物件見学なども行います。

配属後はOJT期間となり、1年目が終わるまでの間、先輩のサポートを受けながら一緒に仕事を進め、個人の状態や業務内容に応じて徐々に独り立ちする流れです。

また、隔月で人事によるフォローアップ面談も行うため、現場配属後も不安や悩みを定期的に相談できるほか、以下のように社員のキャリア支援や専門能力向上にも注力しているとのことでした。

＜キャリア支援・専門能力向上に関する各種制度＞
◯ジョブアンケート：人事に異動希望を申告できる機会（年1回）
◯社員面談：人事との面談で自身の今後のキャリアや仕事について相談できる機会（年1回）
◯資格補助：宅建士など対象資格を取得した場合に毎月手当支給・受験費用等も補助
◯研修補助：各種講習会、法律・不動産実務などの外部研修の参加費を補助

プロジェクトの出発点に立つ仕事ならではの経験や成長がある

同社の業務である不動産開発は、ゼネコン、設計事務所、その他のコンサルタントなど多種多様な専門家と関わります。
その中で同社は「施主」という立場で、不動産開発の始まりから全体を見渡し、意思決定する役割を担います。「不動産のプロデューサー」と呼べる存在かもしれません。

建物に関わる多種多様な専門家と行うプロジェクトに意思決定者として関わることで、幅広い知見と経験を積めるため、成長スピードも非常に早くなります。

そもそも不動産業界の中で、開発に携われる会社はそれほど多くはありません。
その中で、不動産をつくるというスケールの大きなプロジェクトの意思の起点を担えるからこそ、大きな達成感を得られるのは、同社で働く醍醐味の一つです。

セゾンリアルティで働く上で理解しておくべきこと

ホワイト企業ナビ編集部では、この求人を見た人が入社後に「イメージと違った」というミスマッチを起こさないよう、合わない人の特徴等についても隠さずお伝えしています。

同社の場合、プライベートも大切にできる環境ですが、仕事の進め方など、自身に任される部分も多いため、“自己管理”ができないと務まりません。
「決められた時間の中で成果を最大化するためにどうするか」という意識を持ち、行動することが重視される環境です。

また、同社の業務は地権者や仲介会社など関係者との交渉・調整も発生し、地道で泥臭い仕事も多いです。そのような環境で鍵となるのは、関係者との信頼関係です。
丁寧に物事や人へ向き合うこと、誠実さを大切にできる人こそが活躍できる環境である点は、事前に理解しておいてほしいとのことでした。

編集部が考えるセゾンリアルティのホワイトポイント

今回の取材を終えて、ホワイト企業ナビ編集部が感じた株式会社セゾンリアルティのホワイトポイントは以下の2点です。

①業界イメージと異なる穏やかな雰囲気
一般的な不動産業界のイメージと異なり、社員同士が協力し合う関係性や相談しやすい雰囲気が生まれているため、新卒社員でも安心して働くことができる点は、同社が持つホワイトポイントの一つです。

②スキルアップとプライベートを両立できる環境
同社では1年目からどんどんスキルアップすることができます。
もちろんそれだけ責任が伴い、大変な部分もありますが、スキルアップとプライベートをバランス良く両立できる環境が整っている点は、まさに同社ならではのホワイトポイントだと感じました。

以上の2点こそ、ホワイト企業ナビ編集部が感じた同社のホワイトポイントになります。
「1年目から活躍したい人」「スキルアップとプライベートを両立したい人」にこそ、ぜひ注目してほしい企業です。