この記事では、結局のところどんな特徴を持つ企業がホワイト企業だと言えるのかバシッと答えます!
就活生のみなさん、こんにちは!
累計1800万PVを突破したブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。
(この記事を掲載しているホワイト企業ナビは、僕を含めたホワイト企業ナビ編集部が厳選した優良企業の求人のみを掲載しています!ぜひ求人も見てみてくださいね!» 求人一覧を見る)

この記事では就活生が知っておくべきホワイト企業の特徴7つを徹底的に解説。
「ホワイト企業に入りたい!」という人は多いですが「ホワイト企業って何?」と改めて聞かれると意外に答えるのは難しいですよね。
そこで、今回はホワイト企業の定義を共有した上で、信頼できるデータを元に「これこそホワイト企業!」と言える特徴を紹介していきますよ。
また、ホワイト企業の簡単な見分け方・おすすめの探し方・ホワイト企業例まで網羅的に解説するので、企業選びの参考に役立ててください。
目次
ホワイト企業とは?【意味や定義】

まず最初にホワイト企業の定義・意味を説明しておきますね。
ホワイト企業という言葉をインターネットで調べてみると、ほとんどのサイトで「社員が働きやすい環境にある会社」と定義されています。
では、「働きやすい会社」とはどんな会社でしょうか?
「残業がなく毎日定時で帰れる会社」と言う人もいれば「残業があってもスキルをどんどん伸ばせる会社」と言う人もいます。
何をもって働きやすいとするかは人それぞれなので、ホワイト企業の基準にするには少しぼんやりしていますね。
ホワイト企業の定義をリサーチする中で僕が「その通り!」と納得したのは『日本でいちばん大切にしたい会社』の著者、坂本光司さんの「社員が幸せな会社」という定義。
そして、僕が考えるのは「社員を大切にする会社」という定義ですね。
この2つに共通するのは会社が社員を第一に考えている(大切にしている)という点です。
このような企業はサービス残業はないでしょうし、簡単にリストラをすることもないでしょう。
ホワイト企業は「社員が幸せな会社」「社員を大切にする会社」と理解しておくことが一番重要なポイントです!
この定義を知っておくとホワイト企業を簡単に見分けることができますので、ぜひ覚えておいてくださいね。
なるほど!ホワイト企業は「社員が幸せな会社」「社員を大切にする会社」と定義すると分かりやすいですね!
ホワイト企業の特徴

続いて、就活生が知っておくべきホワイト企業の特徴7つを解説していきますね。
ホワイト企業は次の特徴を持っていますよ。

【ホワイト企業の特徴】
- 離職率が低い
- 残業が少ない
- 有給休暇を取れる
- 女性が活躍できる
- 給与が高く福利厚生が充実している
- スキルアップできる
- 業績が安定している
特徴① 離職率が低い
ホワイト企業の特徴の1つ目は離職率が低いことです。
離職率が低い=辞める人が少ない会社。
つまり、辞めたいという気持ちが起きづらい長く働く人が多い会社ですね。
このような会社は社員を大切にしている働きがいのある会社と言えます。
特に新卒3年後離職率が低い会社は若手を大切にしてくれる会社ですよ。
特徴② 残業時間が少ない
ホワイト企業の特徴の2つ目は残業が少ないことですね。
人生を充実させるためには仕事以外の時間をいかに有効に使えるかが大事。
仕事と生活のバランスを取れるワーク・ライフ・バランスに優れた会社で働くことで仕事と生活、両方の質がどんどん上がっていきますよ。
- ビジネススクールでスキルを磨く
- 趣味に没頭しリフレッシュする
- 家族とゆっくり過ごす
など、残業が多いとできないことがたくさんありますね。
特徴③ 有給休暇を取れる
ホワイト企業の特徴の3つ目は有給休暇を取れることです。
休みを取るということも生活を充実させるために欠かせないことですね。
しかし、誰も有給を取らなかったり、人手不足などの理由で有給を取りづらいと感じる人は多いです。
つまり、有給を自由に取れる企業は有給を取れる雰囲気があり、仕事量が適切なホワイト企業と言えますね。
またホワイト企業はそもそもの年間休日数が多いです。
具体的な数字で言うと、厚生労働省が実施した「令和2年就労条件総合調査」によると、年間休日の平均は110.5日でした。
(従業員の規模別の年間休日数の平均は、従業員数1000人以上の会社では116.8日と全体平均よりも多い。300~999人の会社では115.2日。100〜299人の会社では112.9日。30〜99人の会社では109.0日。このように従業員規模が小さくなればなるほど、年間休日数の平均は下がっています)
従業員規模が1000人以上の大企業で、年間休日数の平均が約117日という点を考慮すると、ホワイト企業だと言うのは年間休日数が120日は欲しいと僕は考えています。
特徴④ 女性が活躍できる
ホワイト企業の特徴の4つ目は女性が活躍できる環境が整っていることです。
女性の活躍は企業が持続的に発展していくために欠かせないものとなっています。
例えば、男女問わず幅広い人をターゲットにした商品を開発するとします。
男性社員だけで開発した場合、女性目線が欠けてしまうので女性ウケしない商品になる可能性が高いですね。
一方、男性社員と女性社員が協力して開発した場合、男性・女性両方の目線を取り入れることができるので、幅広い人に評価される商品になります。
つまり、世の中の様々なニーズに応えるためには男性と女性が協力して働ける環境作りが重要。
将来性のある企業は男性だけではなく女性にとっても働きやすい環境が整っていますよ。
女性の活躍に関して、具体的に調べる方法としては「女性活躍推進企業データベース」を確認するのがおすすめです。
こちらは厚生労働省が運営しており、会社内での男女での賃金格差など、女性が活躍している・女性を尊重している企業であるかどうかをチェックすることができます。
特徴⑤ 給与が高く福利厚生が充実している
ホワイト企業の特徴の5つ目は給与が高いこと・福利厚生が充実していることです。
給与の高さや福利厚生の充実は生活の満足度を高めることにつながります。
内閣府が2019年に出した「満足度・生活の質に関する調査に関する第一次報告書」を見ると年収が上昇するほど満足度が高まる傾向があると分かります。
年収2,000万円〜3,000万円がピークで以降はゆるやかに下がり傾向ですが、それでも低年収よりは満足度が高いという結果ですね。

また、福利厚生は「法定福利」と「法定外福利」の2つがあります。
法定福利は健康保険や雇用保険など企業が必ず準備しないといけない福利厚生なので企業による差はないです。
法定外福利は住宅手当や育児手当など企業が独自に決めている福利厚生なので、充実していればいるほど社員を大切にしている企業と言えますね。
特徴⑥ スキルアップできる
ホワイト企業の特徴の6つ目は仕事や研修を通じてスキルアップできることです。
社員を大切にする企業はコストや手間がかかっても社員を育て、長く働いてもらえるような仕組みを持っています。
反対に研修がほとんどない企業は社員を育てる気がないブラック企業の可能性が高いです。
自分の市場価値を上げられるという意味でも若手の内からチャレンジングな仕事を任されたり、研修体制がしっかり整っているホワイト企業を選ぶようにしたいですね。
特徴⑦ 業績が安定している
ホワイト企業の特徴の7つ目は業績が安定していることです。
業績が安定していない企業は、社員を大切にするよりも業績を上げることを優先してしまうのは当然ですね。
業績が安定している企業は市場シェアが高かったり、ニッチな分野で高利益を確保していることが多い。
ですので、中小企業でも業績が安定しているホワイト企業はたくさんあります。
「大企業だから業績が安定している」「中小企業だから業績が不安定」というわけではないので注意しましょう。
たしかに、この7つの特徴を持っている企業は社員を大切にしている会社ですね!
これから重要になるホワイト企業の新たな特徴【3選】

近年は新型コロナウイルスの影響で働き方が大きく変わってきています。
これから重要になるホワイト企業の新たな特徴は次の通りですよ。
【ホワイト企業の新たな特徴】
- 転勤・単身赴任がない
- リモートワークができる
- 副業・兼業ができる
①転勤・単身赴任がない
2021年9月にNTTが転勤・単身赴任を原則廃止することを発表しました。
また富士通やJTB、カルビーなどの大企業も転勤・単身赴任を廃止する動きを見せています。
日本の企業では当たり前とされてきた転勤ですが「転勤したくない!」と考える人は実は多く、転勤を打診された人の6割が転職を考えたというデータもあります。
このような望まない転勤をなくすことで社員の働きやすい環境を整えことができる企業は次世代のホワイト企業と言えますね。
②リモートワークができる
新型コロナウイルスの影響でリモートワークは急速に広まりました。
しかし、コロナが収束傾向を見せると特に理由なくリモートワークを縮小し、元の出社を基本とする働き方に戻し始めた企業も多いです。
ですが、リモートワークを社員のワーク・ライフ・バランスを向上させるチャンスととらえ、コロナ収束後もリモートワークを継続すると発表している企業もあります。
このように柔軟な働き方を支えてくれる企業を選ぶようにしたいですね。
③副業・兼業ができる
2018年に厚生労働省は副業・兼業の促進に関するガイドラインを発表し、公務員など一部職種以外の副業・兼業は原則容認されました。
また、新型コロナウイルスによる企業の業績悪化で今まで副業・兼業を禁止してきた企業の中でも社員の不安を緩和することを目的に解禁する動きもあります。
まだまだ全面的に副業・兼業を認めてくれる企業は多くないですが、これから少しずつ増えていくと言えるでしょう。
スキルアップや生活の安定には副業・兼業は大事な手段です。
副業・兼業ができる企業であることもホワイト企業の特徴として重要になってきますよ。
働き方が変わるとホワイト企業の特徴も変わっていくんですね!
「ホワイト企業=楽な企業」ではない

ここまでホワイト企業の特徴を解説してきました。
「ホワイト企業=社員を大切にする企業」だと僕は定義していますが、大事な点としては「ホワイト企業=楽な企業」ではないということです。
ホワイト企業という言葉を聞いて、楽に仕事できるという印象を持つ人は少なからずいるかと思いますが、楽な企業とは「ゆるい企業」であり、ホワイト企業とは違います。
そもそもホワイト企業は社員を大切にすることで、社員のやる気を高め、結果を出すことができるという狙いがあるから社員を大切にしていることが多い。
要するに結果(利益)を出すという目的があるからこそ、社員を大切にするんですよね。
会社は非営利団体やボランティアではないので、利益を出すこと(社会に価値を与えること)が目的です。
また、これだけ商品やサービスのレベルが高い日本の中で、楽な仕事で回るような会社は一握り。
更にそういう会社も長期的に繁栄することは難しいでしょう。
まとめると、ホワイト企業は楽な企業ではない。
しかし、社員を大切にする企業であり、求められる仕事のレベル感はむしろ高い傾向にあることを押さえておく必要があります。
たしかに「楽な企業」が社員を大切にできるほどの余裕を持てるはずないですよね。
そうだよね。会社が起業した時からホワイト企業である会社は少ないはずで、結果・利益を出してきたからこそ、社員を大切にする余裕が生まれてホワイト企業になっていった。ここが分かると、ホワイト企業=楽な企業ではないってことが理解できるね。
ホワイト企業を簡単に見分ける方法

ここからはホワイト企業を誰でも簡単に見分ける方法を紹介していきますね。
次の7つの指標で企業を調べることでホワイト企業かどうかを知ることができますよ。
【ホワイト企業を見分ける方法】
- 3年後離職率をチェックしよう
- 残業時間をチェックしよう
- 年間休日数・有給休暇取得率をチェックしよう
- 女性管理職比率をチェックしよう
- 給与・福利厚生をチェックしよう
- 研修制度をチェックしよう
- 業績・経営計画をチェックしよう
見分け方① 3年後離職率をチェックしよう
厚生労働省のデータを見てみると新卒の3年後離職率は平均32.8%。
つまり、それ以上だと新卒がどんどん辞めてしまうブラック企業の可能性があります。
反対に離職率が低ければ低いほどホワイト企業であると言えますね。
離職率は業界によっても差がありますが、少なくとも新卒の3年後離職率が30%未満の企業を選ぶようにしたいです。
3年後離職率が10%以下なら社員を大切にする会社と言えますよ。

見分け方② 残業時間をチェックしよう
残業時間もホワイト企業を見つける大事な指標です。
労働基準法では労働時間は「1日8時間まで・週40時間まで」と決まっており、これを超える場合、残業時間は会社と社員が結ぶ36(サブロク)協定内の月45時間が上限になります。
また、時間外労働の上限規制からも月45時間以上の残業をしている企業はブラック企業の可能性があるので注意です。
なお、1か月の残業が25時間未満の企業ならひとまず安心。
1か月の残業が20時間以下の企業はホワイト企業と言えますね。
ホワイト企業の勤務時間・残業時間について更に詳しく書いた記事もあるので、残業時間を特に重要視している方は合わせて参考にしてください!理解を深めておきましょう。
» 【ホワイト企業の勤務時間の基準は?】業界トップ企業の勤務時間を紹介!
見分け方③ 年間休日数・有給休暇取得率をチェックしよう
しっかり休むことができる企業を選ぶために年間休日数や有給休暇取得率もチェックしてください。
労働基準法では年間休日数は105日以上と決められています。
つまり、105日未満の企業はブラック企業の可能性が高いです。
年間休日数は120日以上あれば安心して良いですよ。
また、有給休暇取得率は厚生労働省のデータを見ると平均52.4%です。
有給休暇取得率は高ければ高いほど良いですが、80%以上取れている企業は超ホワイトと言えますね。
見分け方④ 女性管理職比率をチェックしよう
女性が活躍できる企業かどうかを判断するには女性管理職比率をチェックしましょう。
政府は2020年までに女性管理職比率30%以上を目標としていましたが、現状10%以下となっており、まだまだ女性が活躍できる企業は少ないです。
また、業界によっても女性管理職比率に差があり「小売業」は高く、「製造業」は低いといった特徴があります。
そのような状況を変えるために、例えばトヨタ自動車は2020年の女性採用割合を22%にするなど積極的に女性の採用を進めています。
トヨタ全社員の女性割合は12%程度なので、女性活躍に向けて力を入れていることが分かりますね。
気になる企業があれば女性が活躍できる環境を作ろうと努力しているかどうかを確認するようにしましょう。
見分け方⑤ 給与・福利厚生をチェックしよう
国税庁のデータを見てみると1年を通じて勤務した人の平均給与(平均年収)は436万円となっています。
よって、平均年収436万円を基準とすれば比較的給与が多い企業なのか、給与が少ない企業なのかが分かります。
ただし、平均年収は企業により計算方法が統一されていません。
ボーナスや残業代などを含む・含まない、役職者を含む・含まないなど企業によって異なりますので、平均年収は目安として見ておくようにしましょう。
また、法定外の福利厚生がどれだけ充実しているかについても、ぜひチェックしてみてください。
社員を大切にしている企業は福利厚生に力を入れているので、長く働くことができる企業と言えますよ。
またホワイト企業の福利厚生の特徴については、別記事で詳しく解説したので、合わせてチェックしてくださいね!
» 【ホワイト企業の福利厚生の特徴は?】業界トップ企業の福利厚生の特徴を紹介!
見分け方⑥ 研修制度をチェックしよう
研修制度も必ずチェックしておくべき項目です。
気になる企業のホームページを見たり、会社説明会に参加すればどのような研修があるのかが分かりますよ。
例えば国内トップのエアコンメーカー、ダイキン工業は入社後2年間、会社の仕事をさせないで集中して学ばせる研修制度を持っています。
この2年間でAI(人と同じように考える、すごいコンピューター)を勉強させることで世界中で不足しているAI人材を社内で育成しています。
気になる企業がコストや手間がかかっても自社で社員を育てる風土のある企業かをチェックしてみてくださいね。
見分け方⑦ 業績・経営計画をチェックしよう
業績や経営計画もぜひチェックしてみてください。
業績の中でも特に見ておきたいのは売上高と利益のバランスです。
売上高がどれだけ高くても利益が出ていない企業は業績が安定していないですし、売上高があまり高くなくても利益がたくさん出ている企業は安定していると言えますね。

また、企業の将来性を確認するために経営計画も確認できればベストです。
経営計画は企業ホームページの投資家情報に掲載されていますよ。
例えばソニーは経営計画説明会の動画が掲載されているなど、理解しやすい工夫がされている企業もあるので確認してみてくださいね。
これら、ホワイト企業の見分け方に関して、更に詳しく解説した記事も書きました。
求人サイトで実際にホワイト企業を探す時の参考にしてもらえると幸いです!!
» 【ホワイト企業の見分け方】求人票や面接におけるチェックポイントを共有!
基準となる数字を知っておけばホワイト企業とブラック企業、どちらの傾向がある会社か分かりやすいですね!
ブラック企業とは?【ブラック企業の特徴】

ホワイト企業の特徴や見分け方が分かったところで、ブラック企業についても合わせて確認しておきましょう。
厚生労働省が発表しているブラック企業の特徴は次の通りです。
(引用元:厚生労働省「「ブラック企業」ってどんな会社なの?」)
【ブラック企業の特徴】
- 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
- 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
- このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う
ホワイト企業と真逆ですよね。
つまり、ブラック企業は「社員が不幸な会社」「社員を粗末に扱う会社」と定義しておけばOKですよ。
ブラック企業の定義を知っておけば「ブラック企業かも…」と気づくことができますね!
ホワイト企業のおすすめの探し方

それではホワイト企業のおすすめの探し方を5つ解説していきます。
「ホワイト企業に入りたい!」という就活生は、ぜひ参考にしてくださいね。
ホワイト企業の探し方は次の通りです。
【ホワイト企業の探し方】
- 就職四季報で調べる
- ホワイト企業認定されているか確認する
- 口コミサイトで評判をチェックする
- 逆求人サイトでオファーをもらう
- 就活エージェントで紹介してもらう
①就職四季報で調べる
まず最初に就職四季報で気になる企業の情報を調べることをおすすめします。
就職四季報では次の情報に注目です。
- 3年後離職率
- 残業状況
- 有給休暇取得状況
- 女性採用状況
- 平均年収
- 業績
先ほど紹介した「ホワイト企業の見分け方」を参考に確認してみてくださいね。
また、就職四季報には次のような情報も掲載されているので就活に役立ちますよ。
- エントリー情報と採用プロセス
- 求める人材
- 採用実績校
- 記者の評価
②ホワイト企業認定されているか確認する
ホワイト企業として認定されている企業を探すことも1つの方法です。
厚生労働省や経済産業省が定めるホワイト企業の認定としては次の5つがありますよ。
- 安全衛生優良企業
- 健康経営優良法人
- えるぼし
- くるみん
- ユースエールマーク
ただし、認定を持っていない企業がブラック企業というわけではないです。
企業を選ぶ時の安心材料として、ぜひチェックしてみてくださいね。
ホワイト企業の認定制度と認定企業については、別記事でまとめたのでぜひ参考にしてください!
» 【ホワイト企業の認定一覧】500社以上の認定企業をまとめました!
③口コミサイトで評判をチェックする
口コミサイトで企業の評判をチェックすることもおすすめです。
実際に働いている人・働いていた人のリアルな意見を知ることができるからですね。
ただし、個人の主観で書かれている口コミもあるので、1つの口コミだけを見て企業を評価しないように注意してください。
口コミ全体の傾向を見ながら企業を評価することが大事ですよ。
④逆求人サイトでオファーをもらう
「ホワイト企業を自分で探すのは大変。。」という人は、逆求人サイトに登録してオファーをもらうようにしましょう。
逆求人サイトはプロフィールを登録しておくことで企業からオファーが届く就活サイトです。
オファーをもらった企業について、ホワイト企業の特徴を持っているかチェックするだけで良いので効率的ですよ。
また、逆求人サイトは自分のことを評価してくれる企業に出会える便利なサービスなので、ぜひ活用してみてくださいね。
このホワイト企業ナビでも、今後「届くスカウトがすべてホワイト企業から」というコンセプトにて、スカウト機能の充実化を測る予定でいます!
⑤就活エージェントで紹介してもらう
「自分でホワイト企業を探せるか不安…。」という人は、就活エージェントに企業を紹介してもらうのがおすすめです。
就活エージェントは就活のプロが面談を元にして自分に合った企業を紹介してくれたり、内定まで徹底サポートしてくれるサービス。
就活エージェントは企業から紹介料をもらう仕組みなので就活生は無料で利用することができますよ。
「ホワイト企業の見つけ方が知りたい!」という方は、こちらも合わせてチェックしてください!
» 【ホワイト企業の見つけ方10選】最も効率的な探し方とは?
ちなみにホワイト企業の中でも、「ここが穴場だ!」という企業を50社ピックアップした記事も別で用意しています。
今すぐにホワイト企業が知りたいという方は、こちらの記事も参考にしてくださいね!
» 【穴場のホワイト企業50選】離職率0%の隠れ優良企業をピックアップ!
就職四季報やホワイト企業認定でチェックできるんですね。逆求人サイトや就活エージェントなどもうまく活用してホワイト企業を探してみます!
2ch(5ch)で言及されているホワイト企業の定義

ホワイト企業には明確な定義は存在しません。
ある人にとってはホワイト企業でも、別の人にとってはホワイト企業じゃないことも多い。
例えば、「毎日の残業時間が1時間です」と言われて、あなたはどう思いますか?
僕は残業時間が1時間しかない会社は良いなと思います。
一方で、残業がゼロの会社でしか働いたことがない人にとっては「微妙…」というのが正直なところですよね。
このようにホワイト企業の定義、意味は人それぞれ異なります。
多くの人の意見を取り入れるために、今回は掲示板の2chの「お前らがホワイトだと思う企業の特徴」から抜粋してみました。
わかりやすいよう特徴別にまとめておきます。
▼人間関係に関すること
- 人間関係だと思う
- 業務報告以外の会話がない
- 「ごめんなさい、ありがとう、おはようございます、お先に失礼します」が言える人が勤めてる
- 挨拶できる
- 怒声が聞こえない
- パワハラがない
- 飲み会への参加を拒否できる
▼労働条件に関すること
- 週1ちゃんと休めること
- 週2日休みがしっかりあること
- 残業代が出ること
- 有給がちゃんととれて希望の休みも通るとこ
- 仕事量が多すぎない
- 毎月の残業が45時間を超えない
- 転職1年目にボーナスが出る
- 残業なし
- 祝日・GW・夏季休暇がある
- ボーナス50〜60万円×3回
▼その他
- 自分の机がある
- 休日を使う社内行事が少ない
こうしてまとめてみると、全体的に「当たり前に思える条件」を満たす企業をホワイト企業として考えている人が多いことがわかりますよね。
逆に考えると、どれだけ労働条件が悪い企業が多いんだ…とも思える内容でもありました。
また求める条件も、非常にハードルが高い条件(例えばボーナス50万円×3回など)から、ハードルが低い条件(週1日休みがあれば良い)など様々で、人によってホワイト企業の特徴が千差万別だと再認識できました。
人によってどんな企業をホワイト企業と捉えるかこんなにも違うんですね!
ホワイト企業一覧

最後にこれまでお伝えしてきたホワイト企業の特徴を持つ企業を一覧で紹介します。
今回はダイヤモンド・オンライン「ホワイト企業&ホワイト官公庁ランキング2020【完全版】」から「残業が少なく休みやすい企業」の上位10社を紹介します。
どの企業も月間平均残業時間が10時間以内で、有給休暇消化率もすごく高い超ホワイト企業ですよ。
- エミレーツ航空
- 北國銀行
- オルビス
- カタール航空
- Booking.com Consulting Services Japan
- 丸井グループ
- プリモ・ジャパン
- ANA成田エアポートサービス
- ダイナム
- 六花亭製菓
今回は「残業が少なく休みやすい企業」を紹介しましたが、どの指標で順位を付けるかでホワイト企業のランキングは変わってきます。
また別記事にて、ホワイト企業を一覧で紹介しているので合わせてチェックしてくださいね!
▼特徴別のホワイト企業一覧
» 【穴場のホワイト企業50選】離職率0%の隠れ優良企業をピックアップ!
» 【高給なホワイト企業15社】高収入な優良企業を厳選して紹介!
» 【中小のホワイト企業ランキング130選】探し方や見極め方も合わせて共有!
▼業界別のホワイト企業一覧
» 【IT業界のホワイト企業ランキング】優良企業30社を厳選して紹介!
» 【食品業界のホワイト企業30選】企業の探し方や給料ランキングを共有!
» 【化学業界のホワイト企業30選】企業の探し方や受かるポイントも解説!
» 【製薬業界のホワイト企業30選】企業の探し方や受かるポイントも解説!
» 【介護業界のホワイト企業30選】企業の探し方や就職ポイントも解説!
» 【広告業界のホワイト企業30選】企業の探し方や受かるポイントも解説!
» 【コンサル業界のホワイト企業30選】企業の探し方やコンサル向け選考対策も!
» 【人材業界のホワイト企業ランキング】探し方や内定獲得のコツも共有!
自分の価値観でホワイト企業のどの特徴を優先するかを選べば良いんですね!
その他ホワイト企業に関してよくある質問

ここまで「ホワイト企業とは」をテーマに、ホワイト企業について深堀りしてきました。
他にもホワイト企業について、様々な疑問があると思います。
この章では、ホワイト企業について知りたいと考える人からよく聞かれる質問にまとめて回答していきますね!
質問① ホワイト企業あるあるとして他に何かありますか?
一概に、これがあればホワイト企業だという”あるある”はありませんが、ホワイト企業の求人の特徴として、よくある要素をまとめました。
【ホワイト企業の求人あるある】
- 会社を辞める人が少ない
- 残業が少ない
- 年間休日数が多い
- 有給休暇取得率が高い
- 女性管理職比率が高い
- 育休取得率が高い
- 基本給が明記されている
- ボーナスの支給額が多い
- 法定外の福利厚生が充実している
- 研修制度が整っている
- 採用人数が適正である
- 評価制度が明確に規定されている
これらのあるあるを複数含んでいる企業は、ホワイト企業である可能性が高いと言えますし、逆にこれらを1つも含んでいない企業はホワイト企業でない可能性が高いと言えます。
ですが、そもそも「求人」は書き手の能力によって決まるところも大きく、「ブラック企業なのにホワイト企業のような求人を書いている」というパターンもあります。(この場合は書き手が優秀…!)
よって1つのあるあるだけで判断せず、残業時間・離職率・年間休日なども考慮して、複合的に判断することが重要です!
» 【ホワイト企業あるある26選】求人から福利厚生まで全てまとめて解説!
質問② 逆にホワイト企業が合わない人はいますか?
もちろん人によっては、逆にホワイト企業への入社が合わないという人はいます。
僕もその1人だと思っていて、上昇志向が強いので、ホワイト企業に入社しても浮く可能性が高い。
実際に僕が新卒で入社した食品メーカーはホワイト企業でした。
しかし、「新しいことに挑戦したい」「早くから出世したい」という僕の考えは、その企業には合わなかった。
このようにホワイト企業が合わない人は存在し、具体的な特徴をまとめると以下のとおりです。
- 上昇志向が強い
- 若くして出世したい
- ルールに縛られたくない
- 安定よりも刺激を求める(ホワイト企業は業績が安定しているがゆえに、刺激が少ない傾向にある)
- とにかくお金を稼ぎたい(ホワイト企業は残業時間が短いため、残業代で稼ぐことができないため年収はそこまで高くならない傾向にあるから)
もちろんホワイト企業の中には、上記のような特徴を持つ人でも合う企業はあります。
よって「ホワイト企業だろうと、どんな企業なら上昇志向の高い自分に合うのか?」というように、自分の企業選びの軸を明確にした上で厳選することが重要です。
要するに「ホワイト企業だから合わない」というのは、考えが単純すぎるのでおすすめできません。
» 【ホワイト企業が合わない人はいる?】合わない人の特徴はこの5つ!
質問③ ホワイト企業に就職するメリットとデメリットが知りたいです
ホワイト企業に就職するメリットとして僕が考えるのは次のようなことですね。
- プライベートも充実させることができる
- 安定した給料や福利厚生を享受できる
- 鬱になるリスクが少ない
- 長く働ける可能性が高い
- 研修が充実している傾向にある
- 人間関係が良好である可能性が高い
一方で、ホワイト企業に就職することでデメリットが生じる場合もあります。
もちろんホワイト企業としてひとまとめに全ての企業で同じデメリットが生じることはありませんが、ホワイト企業だからこそ生じやすいこととしては以下のようなことが挙げられます。
- 将来的に極端に高い給料を得ることが難しい
- 残業代が少ない
- ゆるい企業だった場合に転職で苦労する
- ゆるすぎて仕事がつまらない可能性がある
- 成果主義の人は志向が合わない
- 会社の競合優位性が強すぎて自分のスキルが上がらない可能性がある
これらのメリットとデメリットについて、別記事にてそれぞれ詳しく解説しているので、ホワイト企業への就職を考えているけど、具体的なメリットとデメリットが理解できていないという方はぜひ参考にしてくださいね!
» 【ホワイト企業に就職するデメリット6選】メリットと合わせて解説!
質問④ 超ホワイト企業とは何ですか?実際にありますか?
たまに「超ホワイト企業」という言葉を聞くことがあると思います。
この超ホワイト企業とは、ホワイト企業よりもさらにホワイトな労働環境が整っている企業のことを指します。
そもそも「ホワイト企業」の定義も曖昧なので、それを超える「超ホワイト企業」の定義は更に曖昧ですが、僕としては「残業時間が月10時間以内・年間休日数が125日以上・3年後離職率が1割未満」の3条件を全て満たすような企業が対象になると考えています。
ちなみにこうした超優良条件の企業は実際にあります。
求人だけではそれらの情報が読み取れないことも多いので、超ホワイト企業かどうかは、ホワイト企業として条件を絞って厳選しつつ、選考にて採用担当から情報を引き出すと良いでしょう。
質問⑤ ホワイト企業に入社したいというのは甘えでしょうか?
「ホワイト企業に入社したい」という気持ちは甘えでも何でもありません。
そもそも「甘え」なんて、その基準は人それぞれですよね。
自分の幸せを追い求める上で、自己実現する上で、働きやすいホワイト企業に入社するという選択を取るのは、素晴らしいことだと僕は思います。
ちなみにホワイト企業で働いている人から、「ホワイト企業に入社しようなんて甘えだ」という言葉を聞いたことはありません…。
(ホワイト企業は甘えだと言う人のほとんどが、実際にホワイト企業で働いた経験がない人であることが多いんですよね…。羨ましいからこそ出る言葉なのかもしれません)
質問⑥ 給料が低いホワイト企業はホワイト企業といえますか?
そもそも「ホワイト企業」の定義は曖昧です。
よって、給料が低いホワイト企業も当然あります。
自分が何をもってホワイト企業だと考えるかが重要であり、例えば「残業時間が少なくて、休日数が多くて、社員さんが全員優しければホワイト企業だ!」と考える人もいるでしょう。
「いやいや、そうじゃなくて月の給料が30万円はないとホワイト企業だと言えないでしょ」と考える人もいる。
それらは全て正しいと思います。
明らかに最低賃金レベルの給料であればホワイト企業だとは言えない(社員を大切にしていないと言えるので)ですが、平均レベルの給料があれば、その他の条件が良ければホワイト企業だと考えることができる場合は多いと思います。
まとめ:ホワイト企業は「社員を大切にする会社」です!
この記事ではホワイト企業の特徴や見分け方など、ホワイト企業について幅広く解説してきました。
「ホワイト企業に入りたい!」という人は、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
結論として改めてお伝えしたいのは、ホワイト企業は「社員を大切にする会社」であるということ。
この基準さえ覚えておけば、これからの就活でたくさんの企業に出会っても迷うことはないですよ。
では、最後にホワイト企業の特徴をもう一度おさらいしておきましょう。
【ホワイト企業の特徴】
- 離職率が低い
- 残業が少ない
- 有給休暇を取れる
- 女性が活躍できる
- 給与が高く福利厚生が充実している
- スキルアップできる
- 業績が安定している
↓この記事以外のホワイト企業に特化した情報をまとめました!
【ホワイト企業に関する基礎知識】
【ホワイト企業の探し方・選考対策】
【ホワイト業界に関する基礎知識】
【業界別のホワイト企業ランキング】
- 中小企業のホワイト企業ランキング
- IT業界のホワイト企業
- 食品業界のホワイト企業
- 化学業界のホワイト企業
- 製薬業界のホワイト企業
- 人材業界のホワイト企業
- 広告業界のホワイト企業
- コンサル業界のホワイト企業
- エンタメ業界のホワイト企業
- 介護業界のホワイト企業
- 音楽業界のホワイト企業
- ホテル業界のホワイト企業
- 家電量販店業界のホワイト企業
- ジュエリー業界のホワイト企業
【その他】