【ホワイト企業の残業時間は?】25時間以内は本当なのか?

本ページには一部PR情報が含まれます(詳細:広告掲載ポリシー

求職者のみなさん、こんにちは!

累計2000万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

この記事を掲載しているホワイト企業ナビは、以下の3条件をすべて満たす求人のみを掲載しているので、「ホワイト企業にエントリーしたい」という方はぜひ利用してくださいね!

» 積極採用中のホワイト企業の求人を見る

挨拶はこのぐらいにして、本題に入っていきましょう!

今回はホワイト企業の勤務時間の基準や残業時間について解説していきます。

「ホワイト企業と言われる企業は、結局どのぐらいの勤務時間なのか?残業時間はどのぐらいなのか?」と気になるところですよね。

勤務時間・残業時間は、企業研究において必ず見ておきたいポイント。

勤務時間が8時間の会社と9時間の会社では、1時間も働く時間が違います。

毎日仕事をする中でこの1時間の差はかなり大きいので、事前に勤務時間を知っておくことは重要ですよ。

この記事では、勤務時間が短いホワイト企業のメリット・デメリットやホワイト企業の探し方も合わせて紹介していくので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

ホワイト企業と言われる企業の残業時間が、実際のところどのぐらいなのか気になっていました!

そもそもホワイト企業に明確な定義は存在しないけど、日本企業の平均残業時間からホワイト企業に求められる残業時間は見えてくるよね。一緒に確認していこう!

そもそもホワイト企業とは?

そもそもホワイト企業とはどんな企業のことを指すのか?

最初に、ホワイト企業の特徴を簡単に紹介しておきます。

【ホワイト企業の特徴】

  • 離職率が低い
  • 残業が少ない
  • 有給休暇を取れる
  • 女性が活躍できる
  • 給与が高く福利厚生が充実している
  • スキルアップできる
  • 業績が安定している

残業がほとんどない、有給休暇が自由に取れるなど、働きやすさに優れているのは当たり前。

女性が活躍できる環境が整っていたり、充実した研修制度でスキルアップできたりと働きがいも十分なのがホワイト企業の特徴です。

ホワイト企業は「社員を大切にする会社」と理解しておくことが重要なポイント。

「人気の企業=ホワイト企業」「大企業=ホワイト企業」というわけではないので注意しましょう。

もちろん業界を代表するような大企業はホワイト度が高いですが、知名度が低くてもホワイトと言える企業はたくさんありますよ。

なるほど!ホワイト企業は「社員を大切にする会社」と理解しておくことがポイントですね!

ホワイト企業の残業時間は?勤務時間の基準は何時間?

それでは、ホワイト企業の勤務時間の基準は何時間か解説しますね。

一概に「ホワイト企業の勤務時間は◯時間です」という明確な定義はありませんが、平均の勤務時間や平均の残業時間からホワイト企業としての勤務時間と残業時間を割り出すことはできます。

ホワイト企業の勤務時間

まずホワイト企業の勤務時間について考えていきましょう。

結論から言うと、ホワイト企業の所定労働時間は7時間47分未満だと言えます。

厚生労働省が発表している令和3年就労条件総合調査結果を見ると、1日の所定労働時間の平均が7時間47分なので、ホワイト企業はこの所定労働時間よりも短いことが理想ですよね。

勤務時間となると、この所定労働時間に休憩時間(1時間であることが多い)を足すので、8時間47分がホワイト企業の通常の勤務時間の目安だと言えます。

ホワイト企業の残業時間

所定労働時間を確認したところで、次に残業時間を見ていきましょう。

「残業時間が1時間でもある企業はホワイト企業だと言えない!」という意見もあるかと思いますが、現実的にはホワイト企業だろうと残業時間は発生してしまいます。

では具体的に、どれぐらいの残業時間であればホワイト企業だと言えるのか?

民間企業の調査による平均残業時間は24〜25時間

残業時間に関するデータは、調査対象企業によって様々なデータがあるので、日本の全企業の残業時間の平均は明確化されていません。

よってそれぞれ調査対象の異なる民間企業の調査と、厚生労働省の調査の両方を見ていきましょう。

まずは民間の調査ですが、「働きがい研究所」の調査によると、2021年の月の平均残業時間は24時間。

近年、残業時間は減少傾向にあります。(2016年の平均残業時間は46時間!)

この働きがい研究所のデータは30万以上の回答数があるため、個人的にはこのデータが最も信憑性が高いと考えています。

厚生労働省の調査による平均残業時間は約11時間

次に厚生労働省が調査した「毎月勤労統計調査」によると、一般労働者で月の平均残業時間は14時間。

これらの調査から日本企業の残業時間の平均は、10〜25時間あたりだと推定することができます。

よってホワイト企業と言うためには最低でも月の平均残業時間が25時間以内であることは条件になってきますよね。

なるほど!ホワイト企業の残業時間としては25時間以内が目安になってくるんですね!それよりも明らかに月の残業時間が多いとホワイト企業とは言わなそうですね。

業界トップ企業の勤務時間をまとめて紹介

ここからは業界トップ企業の勤務時間をまとめて紹介しますね。

勤務時間や始業から終業までの時間は「就職四季報2023年版」と「企業の採用ホームページ」を参考にしていますよ。

【総合商社】伊藤忠商事・三井物産・丸紅・三菱商事・住友商事

企業名 勤務時間 始業〜終業
伊藤忠商事 8時間15分 9:00〜17:15
三井物産 8時間15分 9:15〜17:30
丸紅 8時間15分 9:15〜17:30
三菱商事 8時間30分 9:00〜17:30
住友商事 8時間15分 9:15〜17:30

総合商社は柔軟な働き方に向けたさまざまな取り組みを行っていますが、特徴的なのは「伊藤忠商事」。

午後8時から午後10時までの勤務を原則禁止、午後10時以降の勤務を禁止とすることで長時間残業ができない制度を導入しています。

逆に午前5時から午前9時は深夜勤務と同じ割増手当を付けたり、無料で軽食を提供するなど朝型勤務を推奨。

短時間に集中して働き、夜は早く帰る仕組みを推進することで、残業時間は総合商社大手5社の中で最も少ない11.6時間となっていますよ。

【保険】東京海上日動火災保険・三井住友海上火災保険・損害保険ジャパン・日本生命保険・第一生命保険

企業名 勤務時間 始業〜終業
東京海上日動火災保険 8時間 9:00〜17:00
三井住友海上火災保険 8時間 9:00〜17:00
損害保険ジャパン 8時間 9:00〜17:00
日本生命保険 8時間 9:00〜17:00
第一生命保険 8時間 9:00〜17:00

保険業界大手5社の勤務時間はともに8時間。

保険業界は他の業界よりも勤務時間が短いのが特徴ですね。

「東京海上日動火災保険」は、1日7時間の所定労働時間はそのままに5:00〜22:00の間で勤務時間を自由に選択できるスーパーマイセレクトという制度を導入。

育児や介護はもちろん、個人的の生活スタイルに合わせて利用できるので、働きやすさに優れているのが良い点ですよ。

【証券】野村證券・大和証券・SMBC日興証券・みずほ証券

企業名 勤務時間 始業〜終業
野村證券 8時間30分 8:40〜17:10
大和証券 8時間30分 8:40〜17:10
SMBC日興証券 8時間30分 8:40〜17:10
みずほ証券 8時間30分 8:40〜17:10

証券業界大手4社の勤務時間は8時間30分です。

「大和証券」は2007年から19時前退社の取り組みを開始。

2007年はどこの会社も長時間労働が当たり前の時代だったので、大和証券の取り組みは先進的だったと言えますね。

また慣習的に始業前に行われていた会議を廃止するなど、前例にとらわれることなく働きやすさを追求している企業と言えますよ。

【食品】明治ホールディングス・味の素・ロッテ・キッコーマン・カゴメ

企業名 勤務時間 始業〜終業
明治ホールディングス 8時間40分 9:00〜17:40
味の素 8時間15分 8:15〜16:30
ロッテ 8時間45分 8:45〜17:30
キッコーマン 8時間35分 9:00〜17:35
カゴメ 8時間45分 非回答

食品業界の中で特に勤務時間が短いのは「味の素」。

2012年以降、ワーク・ライフ・バランス向上の取り組みを本格化しており、労働時間を段階的に短くしています。

コアタイム(必ず勤務しなくてはならない時間帯)を設定しないスーパーフレックスタイムも導入。

働きやすさバツグンの食品業界をリードするホワイト企業と言えますね。

【飲料】アサヒ飲料・サントリーホールディングス・伊藤園

企業名 勤務時間 始業〜終業
アサヒ飲料 8時間30分 9:00〜17:30
サントリーホールディングス 8時間30分 9:00〜17:30
伊藤園 8時間30分 8:30〜17:00

飲料業界大手3社の勤務時間は8時間30分。

3社ともにスーパーフレックスタイムを導入し、柔軟に働ける制度を取り入れています。

「サントリーホールディングス」では、テレワークを利用しやすい環境を整備するなど時間と場所に縛られない働き方を推進。

多様な社員がしっかり能力を発揮できる環境づくりに力を入れていますよ。

【出版】KADOKAWA・集英社・講談社

企業名 勤務時間 始業〜終業
KADOKAWA 8時間 非回答
集英社 8時間 9:30〜17:30
講談社 8時間 9:30〜17:30

出版業界は勤務時間が8時間と短く、さらに始業が他の業界と比べて遅いのが特徴です。

3社ともにフレックスタイムを取り入れているので、自由な働き方ができるのもポイント。

雑誌の編集部は締め切り前に残業が増えるなど業界特有の労働環境もありますが、新たな作品を生み出す喜びを感じられるすばらしい業界と言えますね。

【日用品・化粧品】花王・資生堂・ユニチャーム・ライオン・コーセー

企業名 勤務時間 始業〜終業
花王 8時間30分 8:30〜17:00
資生堂 8時間45分 8:30〜17:15
ユニ・チャーム 8時間50分 8:00〜16:50
ライオン 8時間45分 8:30〜17:15
コーセー 8時間50分 非回答

日用品・化粧品業界の中で勤務時間が短いのは「花王」。

1時間働くごとに5分から10分の休憩を取る「休み休みWork Style」という働き方を推奨しています。

働きやすい風土づくりを進めることで、業務に集中できる環境を整えているのが良い点ですね。

【ITサービス】富士通・NTTデータ・日立製作所

企業名 勤務時間 始業〜終業
富士通 8時間45分 8:45〜17:30
NTTデータ 8時間30分 8:30〜17:00
日立製作所 8時間30分 8:50〜17:20

ITサービス業界の中で、積極的に新しい働き方の導入を進めているのは「日立製作所」ですね。

日立製作所は、2022年度中に1日の最低労働時間を廃止することを発表。

1日の労働時間を長くすることで給与を維持したまま週休3日にできるなど、柔軟な働き方を加速させています。

このように自由に働ける環境づくりに力を入れている企業はホワイト度が高いと言えますね。

【家電】ソニーグループ・パナソニック・三菱電機

企業名 勤務時間 始業〜終業
ソニーグループ 8時間30分 9:00〜17:30
パナソニック 8時間45分 非回答
三菱電機 8時間30分 9:00〜17:30

家電業界でもフレックスタイムを導入しているなど、勤務時間を自由に調整できる企業はたくさんあります。

「パナソニック」は日立製作所と同じように、希望する社員が週休3日で勤務できる制度を導入予定。

ただし、パナソニックでは1日の労働時間は変えない「選択的週休3日制」になる見込みです。

選択的週休3日制では給与は減ってしまいますが、プライベートの時間が増えるのがメリットですね。

このように週休3日といっても企業によって内容が異なることを知っておきましょう。

【自動車】トヨタ自動車・本田技研工業・日産自動車

企業名 勤務時間 始業〜終業
トヨタ自動車 9時間 8:30〜17:30
本田技研工業 9時間 9:00〜18:00
日産自動車 9時間 8:30〜17:30

自動車業界は大手3社ともに勤務時間9時間ですが、特徴的なのは「本田技研工業」。

金曜日を半日勤務として、他の曜日の勤務時間を1時間延長することを検討するなど独自の働き方改革を推進しています。

また、多くの企業がテレワークを定着させていく中で、本田技研工業はテレワークを取りやめる方針を発表。

変革する自動車業界の中で、働き方にもホンダらしさを追求していると言えますね。

【印刷】凸版印刷・大日本印刷

企業名 勤務時間 始業〜終業
凸版印刷 9時間 9:00〜18:00
大日本印刷 9時間 非回答

印刷業界トップの2社の勤務時間はともに9時間。

「凸版印刷」はスマートワーク勤務という制度を導入しています。

始業時間と終業時間を自由に設定することができるフレックスタイムで、必ず勤務しないといけないコアタイムがないのがポイント。

柔軟な働き方ができるホワイト度の高い企業と言えますね。

【建設機械】コマツ・日立建機・クボタ

企業名 勤務時間 始業〜終業
コマツ 8時間45分 9:00〜17:45
日立建機 8時間30分 9:00〜17:30
クボタ 8時間30分 8:30〜17:00

建設機械業界の中で、時間にとらわれない働き方を進めているのは「クボタ」。

クボタスマートワークという制度を導入し、スーパーフレックスタイムを推進するなど働きやすさを向上させています。

クボタは在宅勤務しやすい環境づくりや単身赴任解消なども合わせて進めているのが特徴。

柔軟な働き方ができるさまざまな制度を導入している企業と言えますね。

【医療機器】富士フイルム・オリンパス・テルモ

企業名 勤務時間 始業〜終業
富士フイルム 8時間40分 9:00〜17:40
オリンパス 8時間45分 8:45〜17:30
テルモ 8時間45分 9:00〜17:45

医療機器業界の中で新しい働き方を追求しているのは「オリンパス」です。

2020年6月から必ず勤務しなくてはいけない時間帯であるコアタイムを11:15~13:30に短縮。(従来のコアタイムは10:15〜15:30)

コアタイムを短くすることで、柔軟に働ける環境づくりを進めていますよ。

【携帯電話】NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク

企業名 勤務時間 始業〜終業
NTTドコモ 8時間30分 9:30〜18:00
KDDI 8時間 9:30〜17:30
ソフトバンク 8時間15分 9:30〜17:45

携帯電話業界の中で勤務時間が短いのは「KDDI」。

勤務時間8時間とダントツの短さが特徴ですね。

KDDIは全社員12,000人が自ら働き方を決められるような仕組みづくりを進めています。

ジョブ型人事制度やテレワークと出社を組み合わせたハイブリッド型勤務を導入するなど、業界をリードするホワイト企業と言えますね。

たしかに、業界・企業によって勤務時間や働き方にいろいろな特徴があるんですね!

勤務時間が短いホワイト企業に入社するメリット

続いて、勤務時間が短いホワイト企業に入社するメリットを解説します。

「勤務時間が短い企業に入社したい!」という人はしっかりチェックしてくださいね。

【勤務時間が短いホワイト企業に入社するメリット】

  • 自由な時間を確保できる
  • 仕事の効率が向上する
  • 1時間あたりの給与が高い

メリット①自由な時間を確保できる

勤務時間8時間と9時間の労働時間の差は、1日あたり1時間。

つまり、勤務時間8時間の企業に入社すれば1年間で200時間以上も自由な時間が増えますよ。

これだけ自由な時間を確保できれば、趣味に没頭したり、ビジネススクールでスキルを磨くこともできます。

プライベートな時間をしっかり取ってリフレッシュすることで、仕事に対するモチベーションも上がりますよ。

メリット②仕事の効率が向上する

良いアイディアを出したり、ミスなく作業するためには集中力が大事。

勤務時間が短いほど集中して仕事に取り組むことができるので、効率をどんどん上げることができますよ。

反対に、長く働けば働くほど集中力が低下するので生産性が下がっていきます。

また、十分に休息が取れないことで睡眠不足になるなど健康に影響が出ることもありますね。

質の高い仕事をするためにも、勤務時間が短いホワイト企業を選ぶことは重要ですよ。

メリット③1時間あたりの給与が高い

1時間あたりの給与が高いことも勤務時間が短いことのメリットです。

たとえば、以下の条件で時給の差を計算してみますね。

  • 年収500万円
  • 1日の休憩時間1時間
  • 年間休日数120日
  • 年間の有給休暇消化日数10日
  • 1か月の残業時間10時間

勤務時間9時間なら時給2,360円。

勤務時間8時間なら時給2,650円なので、290円も差があります。

当然ですが、同じ条件なら勤務時間が短い方がお得と言えますね。

勤務時間が短い企業に入社すると自由な時間が増えたり、仕事の効率が上がるメリットがあるんですね!

勤務時間が短いホワイト企業に入社するデメリット

勤務時間が短いことはメリットだけではなく、デメリットもあります。

「勤務時間が短い会社に入って失敗だった…」とならないようにデメリットもしっかり確認しておきましょうね。

【勤務時間が短いホワイト企業に入社するデメリット】

  • 年間休日数が少ない場合がある
  • 残業代が割り増しにならない場合がある
  • 時給制だと給与が少なくなる

デメリット①年間休日数が少ない場合がある

勤務時間が短い企業は、年間休日数が少ない場合があるので注意しましょう。

労働基準法より労働時間が1日8時間、週40時間の場合、年間休日数は105日以上必要。

これが7時間労働になると、法律で定められる年間休日数は68日以上とかなり少なくなってしまいます。

つまり、7時間労働の企業なら、2日休みの週と1日休みの週が交互にある隔週休2日制でも違法にはなりません。

勤務時間が短い場合は、年間休日数もしっかりチェックするようにしましょうね。

» 【ホワイト企業の年間休日は?】120日が基準は本当なのか?

デメリット②残業代が割り増しにならない場合がある

勤務時間が短い企業は、残業代が割り増しにならない場合があります。

労働時間が1日8時間、週40時間を超えると、超えた分の労働に1.25倍の割増賃金が支払われるのがルール。

つまり、労働時間が1日7時間の場合は1時間残業しても、その分の残業代が割り増しにならないことがあります。

労働時間が1日8時間の企業と比べて損をしているわけではないですが、勤務時間が短い企業を目指す人は知っておくようにしましょう。

デメリット③時給制だと給与が少なくなる

時給制を採用している企業では、勤務時間が短くなるとともに給与も少なくなります。

飲食業界や小売業界、教育業界などでは時給制を採用している企業がありますので、事前に給与体系を調べておくことが大事。

入社後のミスマッチを防ぐためにも、しっかり労働条件をチェックするようにしましょうね。

勤務時間が短いことのデメリットも知っておくことが大事ですね!

勤務時間の短いホワイト企業の探し方

最後に、勤務時間の短いホワイト企業の探し方を解説します。

勤務時間の短いホワイト企業を目指す人は、ぜひ参考にしてくださいね。

【勤務時間の短いホワイト企業の探し方】

  • 逆求人サイトでオファーをもらう
  • 就活エージェントで紹介してもらう
  • 口コミサイトで評判をチェックする
  • 就職四季報で調べる

方法①逆求人サイトでオファーをもらう

「勤務時間の短いホワイト企業の探し方がわからない…」という人は、逆求人サイトに登録してオファーをもらうようにしましょう。

逆求人サイトは、プロフィールを登録しておくことで企業からオファーが届く就活サイト。

オファーをもらった企業について、ホワイト企業の特徴を持っているか、勤務時間は何時間かをチェックするだけで良いので効率的ですよ。

今まで知らなかった業界や企業と出会えるメリットもあるおすすめサービスなので、ぜひ活用してみてくださいね。

逆求人サイトを複数利用しよう

逆求人サイトはいくつかのサイトがありますが、サイトによって参加している企業が違います。

複数の逆求人サイトを併用すると、大手企業から中小・ベンチャー企業まで幅広くオファーをもらうことができますよ。

▼おすすめの大手逆求人サイト

オファーボックスは参加している企業の15%が上場企業なので、大手・優良企業からもオファーが届きます。

キミスカは大手のグループ企業など中堅やベンチャー企業の参加が多いので、オファーボックスとの併用に最適ですよ。

方法②就活エージェントで紹介してもらう

「勤務時間が短いホワイト企業を紹介してほしい!」という人は、就活エージェントを利用するのがおすすめです。

就活エージェントは就活のプロが面談を元に自分に合った企業を紹介してくれたり、内定まで徹底サポートしてくれるサービス。

求人を出す企業が就活エージェントに紹介料を払う仕組みなので、就活生は無料で利用することができますよ。

▼おすすめの就活エージェント

方法③口コミサイトで評判をチェックする

逆求人サイトや就活エージェントで企業と出会った後は口コミサイトを利用して、その企業の評判をチェックすることも重要。

口コミサイトを利用すれば実際に働いている人・働いていた人のリアルな意見を知ることができますよ。

たとえば、口コミサイト「OpenWork」でチェックできる項目の例は以下です。

  • 組織体制・企業文化
  • 働きがい・成長
  • ワーク・ライフ・バランス
  • 入社理由と入社後のギャップ

ただし、個人の主観で書かれている口コミもあるので、1つの口コミだけを見て企業を評価しないように注意してくださいね。

口コミ全体をじっくり眺めて、どのように評価されているかの傾向を把握するようにしましょう。

方法④就職四季報で調べる

「就職四季報」を使って、ホワイト企業の特徴を持っているかを調べることも大切。

就職四季報とは、東洋経済新報社が出版するさまざまな企業の年収や待遇、業績などがまとめられている本です。

企業によっては勤務時間も掲載されているので、ぜひ確認してみてくださいね。

就職四季報に勤務時間が書かれていない場合は「企業の採用ホームページ」の募集要領を見るようにしましょう。

ここで紹介した探し方に加えて、計10のホワイト企業の探し方を徹底解説した記事も書いてます。

今回の記事と合わせてぜひ参考にしてくださいね!

» 【ホワイト企業の見つけ方10選】最も効率的な探し方とは?

逆求人サイトや就活エージェントを活用して効率的に勤務時間の短いホワイト企業を探してみます!

ホワイト企業の残業時間についてよくある質問

ここまでの解説で回答しきれなかった残業時間についての質問に回答していきます。

質問① 残業時間が30時間はホワイト企業ですか?

月の残業時間が30時間/月は、残業時間だけの観点から言うとホワイト企業ではありません。

この記事でも解説したとおりで、民間企業の調査による残業時間の平均は24時間。

この平均よりも6時間も残業時間が多いとなるとホワイト企業だとは言えないですよね。

» 【残業30時間はホワイト?】残業時間が30時間は多いか解説!

質問② 残業時間が40時間はホワイト企業ですか?

ネットを見ると「残業 40時間 ホワイト」という検索が多いことが分かります。

残業40時間の企業は、30時間がホワイト企業だと言えないことを考えると、こちらも当然ですがホワイト企業だとは言えません。

また平均の残業時間が40時間の企業の場合、部署や職種によっては40時間を大幅に超え、法律で上限とされている45時間の時間外労働時間が当たり前化しているリスクもあります。

残業時間が長いと給料は高くなりますが、残業でストレスが溜まる分、給料をストレス発散で散財してしまうリスクも高いので、残業時間が長い企業に入社する際はよくよく考えて入社することをおすすめします。

残業時間40時間については、別記事で更に詳しく解説しているので参考にしてくださいね。

» 【残業40時間はホワイト企業じゃない】理由とホワイト企業の基準を共有!

本記事の要点まとめ

この記事では、ホワイト企業の勤務時間の基準や業界トップ企業の勤務時間について詳しく解説してきました。

ホワイト企業の勤務時間の基準は、所定労働時間の平均から考えると8時間47分。

勤務時間が短いほど、プライベートの時間を長く確保できるホワイト度の高い企業と言えますよ。

ですが、勤務時間が短い企業にもデメリットはあります。

勤務時間以外に年間休日数などの労働条件もしっかり確認するようにしましょうね。

この記事を読んでくださった就活生の皆さんが、勤務時間の短いホワイト企業に就職できることを願っています!

▼本記事の要点まとめ

  • ホワイト企業の勤務時間の基準は8時間47分である。
  • 勤務時間の短いホワイト企業は自由な時間を長く確保できたり、仕事の効率が向上するメリットがある。
  • 一方、年間休日数が少なかったり、残業代が割り増しにならない場合があるので注意すること。
  • 勤務時間の短いホワイト企業は、逆求人サイトや就活エージェント、口コミサイト、就職四季報を活用して探すのがおすすめ。
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

TOPへ