不動産事業とホテル事業を展開する大和ハウスグループの企業

ホワイト企業ナビ編集部です。
まずはじめに。大和ハウスリアルティマネジメント株式会社の事業内容をご紹介します。

同社は不動産賃貸事業・PM事業・SC事業・リテール事業の4つで形成される「不動産事業」、都市型ホテル「ダイワロイネットホテル」を全国に展開する「ホテル事業」という2つの事業を手掛けている大和ハウスグループの企業です。

◯不動産事業
・不動産賃貸事業
新規の商業施設開発やその後の管理、既存施設の契約管理や施設管理まで、お客様の不動産に関する課題に応じて、賃貸業務に関わる一切を提供

・PM（プロパティマネジメント）事業
施設の規模・用途・立地などの特性と、お客様の要望に合わせた管理運営計画を立案・実施することで、資産価値の向上や事業経営の円滑化に貢献

・SC事業
全国各地の施設管理のノウハウをもとに、大型ショッピングセンターを運営

・リテール事業
コンビニ・書店・温浴施設・カフェなど、さまざまな形態の店舗運営

◯ホテル事業
全国に都市型ホテル「ダイワロイネットホテル」を展開
（日本全国に77ヶ所、韓国に1ヶ所（2023年6月現在））

コロナ禍でも成長した安定性×守備範囲の広い事業展開

同社は国内大手大和ハウスグループの一員であり、盤石の経営基盤を有していることは言うまでもありません。

また、不動産開発からその後の管理運営まで一貫して提供している企業は全国的にも珍しく、デベロッパーでありながら管理会社としての機能も有している”守備範囲の広さ”は、同社の大きな強みとなっています。

大和ハウスグループという盤石の基盤に加え、同社独自の強みを生かすことで、新型コロナウイルスの流行による不況下においても、小売店を中心とした需要の高まりを受けて利益を伸ばすなど、不景気にも強いことを証明している企業です。

安定した基盤がある中で裁量権を持ってチャレンジできる環境

同社では、若手社員の意見を非常に大切にしています。
以前、あるテナントが空いた際、若手社員の提案を採用し、これまで取り扱いのなかったジャンルの店舗を導入するなど、若手の意見が採用された事例も多くあるそうです。

また、施設の規模やジャンルなど、同社で取り扱う案件の幅は非常に広いため、立場や経験に関わらず、挑戦するチャンスは無数に広がっているとのこと。

大手のグループ企業と聞くと、定型業務ばかりを行うイメージを持つ人もいますよね。
しかし同社では、大和ハウスグループの企業という安定した基盤がある中で、若いうちから裁量権を持って幅広い業務にチャレンジすることができます。

ライフステージに合わせた柔軟な働き方をサポート

同社では住宅関連サポートや社員優待、退職金、次世代育成一時金など社員を支えるための福利厚生が非常に手厚くなっています。

また、時差出勤制度や育児短時間勤務といった勤務関連の制度も充実しており、社員それぞれのライフステージに合わせた柔軟な働き方を実現できる環境です。

【福利厚生】※一部抜粋
◯借上独身寮・借上単身赴任寮：安価な自己負担で入居できる借上寮を提供（諸条件あり）
◯借上社宅：安価な自己負担で入居できる借上社宅を提供（諸条件あり）
◯持家住宅手当：住宅購入者を対象に月額10,000円~30,000円の住宅手当を支給
◯社員優待：運営ホテル「ダイワロイネットホテル」を社員優待価格で利用可能
◯退職金：入社より3年経過後の退職に対して支給
◯企業年金：企業年金基金（DB）と確定拠出年金（DC）の2つの制度に加入
◯次世代育成一時金：誕生した子ども一子につき100万円を支給

【勤務関連】※一部抜粋
◯朝7時前の出勤と21時以降の勤務を原則禁止（シフト勤務者除く）
◯勤務間インターバル制度：勤務終了から9時間は勤務間インターバルとし、労働を禁止
◯育児短時間勤務制度：小学校3年生終了時まで最長2時間短縮勤務可能
◯時差出勤制度：①8:00〜17:00 ②9:00〜18:00 ③10:00〜19:00 から選択可能

残業が生まれない仕組みや残業しない風土が根付いている

同社では朝7時前の出勤と21時以降の残業を原則禁止にしていることに加え、事前申請せずに残業した場合、自動的にパソコンがシャットダウンするシステムを導入するなど、サービス残業や無駄な残業が生まれない仕組みを構築しています。

また、スケジュールは基本的にすべて自分自身で決めており、忙しさに合わせた時間配分など時間管理を任されていることも、残業抑制の一因となっています。

このほか、上司に合わせた付き合い残業なども一切なく、新入社員に対しても先輩や上司が積極的に声掛けすることで帰りやすい雰囲気を作るなど、社内全体に残業しない風土が根付いているとのことでした。

施設管理・企画設計・建設工事などを担う技術職の仕事

技術職として入社した場合、各事業において以下のような業務を担当します。

◯施設管理
・修繕⼯事対応（確認・発注・検査）
・法定定期調査、検査及び各種法定届出、不備事項改善対応
・各施設マーチャンダイジング、修繕、運営会議などテナントとの定例会議
・テナント⼊替対応業務　など

◯企画設計
・新築及び⼤規模修繕プロジェクトにおける事業⽅針決定のための技術的検討、企画提案
・複合商業施設などのテナント⼊店及び改装に際しての内装監理業務
・ホテルの新築・改修プロジェクトにおける快適な空間の提供と品質向上の提案
・各ホテルのメンテナンス、維持管理の⼀元管理及び技術指導
・再⽣可能エネルギー（太陽光、⾵⼒発電所）事業の企画・推進
・ホテル及び商業施設における省エネ施策の実施、CO2削減　など

◯建設工事
・お客様や現場施⼯中での安全の管理
・建物価値向上のための施⼯品質の管理
・無駄の無い⼯事計画による原価の管理
・効率的な施⼯計画による⼯程の管理　など

1年間のマンツーマンサポートがあるので新卒でも安心

入社後、まずは東京本社においてビジネスマナーや会社概要などを学ぶとともに、部門別研修（各部門の説明や職種に応じた研修等）を受け、4月中旬に配属となります。

配属後は営業職であれば営業同行、技術職であれば施設を回るなど基本的な業務からスタートしますが、同社では1年間のエルダー制度を導入しているため、先輩社員にマンツーマンでサポートしてもらいながら段階的に業務に慣れることができます。

このほか、階層別研修・部門別研修・コンプライアンス研修・人権研修・自己啓発講座（100種類を超える通信教育講座を年2回開講）、免許取得祝金制度など各種教育体制も充実しているため、自分次第で大きく成長できる環境です。

幅広い知識やスキルを持った不動産のプロを目指せる

同社では商業用不動産の開発から管理運営、不動産分析、ショッピングセンターの運営など1社でさまざまな業務に携わることができるため、不動産に関する幅広い知識やスキルを有した”不動産のプロ”を目指すことができます。

また、不動産オーナーやテナント企業、協力会社など業務の中で関わる相手も多岐にわたることから、広い人脈や色々な立場の方の知見なども得られる仕事です。

何より、同社は地方を中心に事業を展開しているため、利便性の向上や雇用創出など地域活性化にも大きく貢献することができるとともに、自分自身の成果が地図に残り続ける仕事である点は、同社ならではのやりがいだと編集部は感じました。

働く上で理解しておいてほしいこと

ホワイト企業ナビ編集部では、この求人を見た人が入社後に「イメージと違った」というミスマッチを起こさないよう、働き方のリアルな部分等についても隠さずお伝えしています。

デベロッパーと聞くと、大きな数字を動かすなどキラキラしたイメージを持つ人もいるかもしれませんが、同社では縁の下の力持ち的な存在として、関係先との交渉や調整など泥臭い仕事を地道に続けていくことが求められます。

また、仕事を手取り足取り教えてもらえるわけではありません。
自分でスケジュールを決めるなど主体的に仕事を進めることが求められるため、もしわからないことがある場合は、自分から質問することが必要となります。

このほか、営業職ではセールスの仕事を求めているわけではありません。
一方的に話したり、ただ話を聞くだけではなく、オーナーさんの話をしっかり聞いた上で自分の意見も伝えるなど、関係性を築くためのコミュニケーションのバランスが取れる人を求めているとのことでした。

編集部が考える大和ハウスリアルティマネジメントのホワイトポイント

今回の取材を終えて、ホワイト企業ナビ編集部が感じた大和ハウスリアルティマネジメント株式会社のホワイトポイントは以下の2点です。

①不景気にも強い盤石の経営基盤
大和ハウスグループという基盤に加え、守備範囲の広さによる独自の強みを生かすことでコロナ禍でも利益を伸ばすなど、不景気にも強い盤石の経営基盤を有している点は、同社のホワイトポイントだと感じました。

②一人ひとりが働きやすさを実現できる環境
充実した福利厚生や勤務関連制度などによって、一人ひとりが自分のライフステージに合わせて柔軟に働けるとともに、残業が生まれない仕組みや残業しない風土も兼ね備えているため、社員それぞれが働きやすさを実現できる点は、まさに同社のホワイトポイントです。

以上の2点こそ、ホワイト企業ナビ編集部が感じた同社のホワイトポイントになります。
「幅広い不動産業務に携わりたい人」「地域活性化などに興味がある人」「不動産のプロを目指したい人」にこそ、ぜひ注目してほしい企業です。