【インフラ業界のホワイト企業10選】インフラ優良企業はどこ?

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就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!

累計2000万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

(これまで7年間、ほぼ毎日スタバにこもって1500以上の記事を書いてきました。就活や転職についての知識は誰にも負けない自信があります!

… その代わりに友達が少なく、週1回の1人サウナを楽しみに寂しく生きています。笑

今回はインフラ業界に属するホワイト企業を調査していきます。

僕はこれまで100記事以上、ホワイト企業に関する記事を書いてきて、更にこうしてホワイト企業に特化した求人サイトの運営もおこなっています。

そんな僕が考えるインフラ業界のホワイト企業・優良企業を調査し、皆さんに共有していきたいと思います!

インフラ業界は人の生活に欠かせない、本当に重要な業界で、僕自身も「インフラ業界の企業がなかったら経済は回らないな」と強くその必要性を感じています。

社会貢献性が非常に高く、更には労働環境も良い素晴らしい企業はどこか?

一緒に見ていきましょう!

インフラ業界は安定性が高い印象にあります。ホワイト企業も多いのでしょうか?

インフラ業界といってもそこに属する企業は大量にあるからね。企業によって労働環境の良さや条件に大きな差があるから、今回はその中でもホワイト企業がどの企業か調査していくよ!

【前提】インフラ業界とは?仕事内容や将来性について

ビジネスパーソンが、クエスチョンマークを前に決断を迫られている様子

インフラ業界のホワイト企業を紹介する前に、「そもそもインフラ業界とは?」について解説します。

業界について理解を深めることは、就活における基本作業です。

ホワイト企業を見つけるための第一歩として、一緒にチェックしていきましょう!

それでは以下から、インフラ業界の基本的な概要と仕事内容、そして現状と将来性について詳しく解説します。

【インフラ業界とは?仕事内容や将来性について】

  • インフラ業界とは?
  • インフラ業界の主な仕事内容
  • インフラ業界の現状と将来性

インフラ業界とは?

インフラ業界とは『私たちの生活や社会の基盤を支える施設やサービスを提供する業界』のことを言います。

具体的には、以下の業界がインフラ業界に該当しますね。

【インフラ業界の中の代表的な業界】

  • 電力業界
  • 水道業界
  • ガス業界
  • 石油業界
  • 通信業界
  • 鉄道業界
  • 航空業界
  • 高速道路業界

インフラ業界と一括りに言っても、さまざまな業界と企業がありますね。また、同じインフラ業界でも、電力業界なのか、鉄道業界なのかで社会的意義は変わります。

あなたが「どのインフラ業界に携わりたいのか、またどのように社会貢献したいのか?」が大切ですね。

業界的な特徴としては、私たちの生活になくてはならないサービスやプロダクトが多いということ。

なので、その重要性から常に安定した需要があり、経済の変動にも影響されにくいという特徴があります。

インフラ業界の主な仕事内容

インフラ業界の仕事はさまざまです。

例えば、道路や鉄道の建設や維持管理、空港や港の運営、通信インフラの整備、電力やガスの供給管理などなど。

また、どの業界にもあるような一般職ももちろんあります。

【インフラ業界の仕事内容例】

  • 施設管理者
  • 技術管理者
  • エンジニア
  • 操縦士、整備士
  • 営業
  • 事務
  • マーケティング
  • カスタマーサポート等

最近では、インフラのデジタル化やスマートシティの実現に向けた取り組みも進んでいますね。

新しい技術やサービスの導入が増えているので、古臭い業界とは言い切れません。

既存のビジネスモデルを活用して、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進をしていきたいなどの目標を持っている人も向いていると思います。

■DXとは?

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術を使って仕事や生活を便利で効率的にすること。例えば、オンラインで買い物をしたり、会社の書類をデジタル化することなどが含まれます。

インフラ業界の現状と将来性

インフラ業界は、僕たちの生活になくてはならないサービスを提供しているため、事業の安定性が最大の魅力です。

また、インフラ業界は安定性だけてなく、今まさに変革期を迎えていると僕は考えています。

みなさんもニュースを見ていて、以下のような内容も聞いたことがあるはず。

  • 再生可能エネルギー
  • スマートシティ計画
  • 交通ネットワークのAI化

これら、すべての課題はインフラ業界で取り組むことができます。

地球温暖化などの問題がある中で、持続可能な社会をつくる取り組みは需要が高いです。

よって、インフラ業界の将来性は明るく、やりがいのある仕事が多いと言えるでしょう。

正直なところ、これまでのインフラ業界は安定しているものの、古い体質が残り、DXなどにも消極的でした。

しかし、今大きな社会問題を目の前にして、最新テクノロジーを取り入れはじめています。社会貢献性の高い仕事を求めている人は、インフラ業界を積極的に考えてみましょう。

また別記事では、『インフラ業界の入社デメリットやリスク』についても紹介しています。あわせてチェックしてくださいね。

» インフラ業界はやめとけ?入社デメリットやリスクを徹底解説!

インフラ業界は地味なイメージがありましたが、今はDX化でテクノロジーも積極的に活用しているのですね。

完全にテクノロジーが普及しているとは言えないけど、これからの改革に期待だね!

インフラ業界のホワイト企業 【10選】

建設現場で、安全帽をかぶった2人が協力して仕事の進行を確認している様子。

それではこの章から、「インフラ業界のホワイト企業」について紹介します。

企業選びのポイントは、ホワイト企業ナビでも掲載している、以下3つの条件に当てはまる企業を「ホワイト企業」として選びました。

今回掲載する企業は、ホワイト企業ナビに掲載中の企業をはじめ、マイナビ2025などに掲載されている企業です。

それでは、早速みていきましょう!

【インフラ業界のホワイト企業10選】

  1. 大鉄工業株式会社
  2. 株式会社日本空港コンサルタンツ
  3. JCOM株式会社
  4. 西日本電信電話株式会社
  5. 東京都市サービス株式会社
  6. 日立造船株式会社
  7. 伊丹産業株式会社
  8. 岩谷産業グループ
  9. 東京電設サービス株式会社
  10. J-POWERグループ

① 大鉄工業株式会社(道路・鉄道)

企業名 大鉄工業株式会社
事業内容 建設工事及び軌道工事の請負並びに測量、設計及び監督の請負
、砕石の採取及び販売・各種工事材料の供給及び運搬等
本社所在地 大阪市淀川区西中島3丁目9番15号
設立日 1943年3月18日
従業員数 1,222名(2024年3月31日現在)
資本金 12億3200万円
年間休日 124日(2023年度)
平均有給取得日数 13.3日(2022年度)
平均残業時間 21時間/月(2022年度)

インフラ業界のホワイト企業1社目は「大鉄工業株式会社」です。

同社はJR西日本のグループ会社で、60年以上の歴史を持つ会社です。

JR西日本の総合建設会社として、線路や駅舎、道路、橋梁からオフィスビルや商業施設などを手掛けています。

最近では、2024年3月の北陸新幹線の敦賀駅延伸に伴う工事の実績もありますね。(新幹線の敦賀駅直下に在来線特急列車専用ホームを設置する工事)

年間休日は124日(2023年度)と休暇が多いことに加えて、大型連休は工事ができないため、長期休暇も取りやすい環境になっています。

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② 株式会社日本空港コンサルタンツ(空路)

企業名 株式会社日本空港コンサルタンツ
事業内容 国内外の空港建設・整備事業における調査・計画、設計、施工監理、運営計画・マネジメント業務
本社所在地 東京都中央区勝どき一丁目13番1号
設立日 1970年4月  
従業員数 138名(2023年8月31日現在)
資本金 8億2,000万円
年間休日 122日
平均有給取得日数 9.1日(2023年度)
平均残業時間 18.7時間(2023年度)

インフラ業界のホワイト企業2社目は「株式会社日本空港コンサルタンツ」です。

同社は、1970年に設立された日本唯一の空港専門総合技術コンサルタント。

国内外の空港整備プロジェクトにおいて、調査から設計、施工監理まで一貫したサービスを提供してきました。

働き方としては年間休日122日、平均残業時間18.7時間(2023年度)とメリハリをつけて働ける環境です。また、転勤がなく東京を拠点に長く働ける点も魅力ですね。

同社は、幅広い専門知識と経験を活かして成長できる環境と言えるでしょう。

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③ JCOM株式会社(通信)

企業名 JCOM株式会社
事業内容 ケーブルテレビ、高速インターネット接続、固定電話、モバイル、電力、ガス、ホームIoTの7サービスの提供、各種専門チャンネルへの出資、運営等
本社所在地 東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館
設立日 1995年1月18日
従業員数 グループ総計15,871名(2024年3月末現在)
資本金 456億円
年間休日 123日
平均有給取得日数 13.1日(2023年度)
平均残業時間 22.7時間(2021年度)

インフラ業界のホワイト企業3社目は「JCOM株式会社」です。

同社は、ケーブルテレビやインターネットをはじめとして様々なサービスを提供している大手企業。

うちのケーブルテレビは、JCOMという家庭も多いと思います。

最近では、テレビ関連だけでなく、格安スマホや電力事業など幅広く展開していますね。

気になる働き方ですが、年間休日123日と残業20時間/月ほどと数字の面でも申し分ありません。

さらに、同社は健康経営宣言を掲げており、「ウェルビーイング・プロジェクト」の推進、テレワーク勤務の普及など長く働ける環境が整っています。

④ 西日本電信電話株式会社(通信)

企業名 西日本電信電話株式会社(NTT西日本)
事業内容 西日本地域における地域電気通信業務、地域電気通信業務に附帯する業務、その他会社の目的を達成するために必要な業務等
本社所在地 大阪府大阪市都島区東野田町4-15-82
設立日 1999年7月  
従業員数 1,400人(NTT西日本グループ:34,900人)
資本金 3,120億円
年間休日 120日以上
平均有給取得日数 17.2日(2021年度)
平均残業時間 10.6時間(2022年度)

インフラ業界のホワイト企業4社目は「西日本電信電話株式会社(NTT西日本)」です。

同社は、西日本エリアの通信ネットワーク事業や情報通信インフラを支えているNTTグループ企業。

NTT西日本の主なサービスには、高速インターネット接続(光ファイバー)や固定電話サービスがあり、家庭や企業が日常的に利用する通信インフラを整えています。

また、インターネットを通じて様々なデジタルサービスを提供していて、クラウドサービスやデータセンターの運営、さらにはリモートワーク支援なども行っています。

働き方は、配属ポジションによりますが、年間休日120日以上、平均残業10.6時間/月とワークライフバランスを大切にできる環境。(NTT東日本は若干残業時間が多かったため、西日本のみ選出しました)

また、社内外のダブルワーク(副業)制度もあります。

社内ダブルワークとは、現在の業務を継続しつつ、組織を横断して新しいチャレンジができる制度のこと。

働き方だけでなく、キャリアアップにも最適な環境と言えますね。

⑤ 東京都市サービス株式会社(エネルギー)

企業名 東京都市サービス株式会社
事業内容 熱供給事業、エネルギーの効率利用や環境に資する設備の販売、リース、設置、運転および保守、熱供給設備の運営受託、建築物および建築付帯設備の管理・運営受託等
本社所在地 東京都中央区晴海1-8-11 晴海アイランドトリトンスクエア Y棟15階
設立日 1987年9月9日
従業員数 270人(2023年3月31日現在)
資本金 4億5万円
年間休日 124日
平均有給取得日数 17日(2022年度)
平均残業時間 14時間(2022年度)

インフラ業界のホワイト企業5社目は「東京都市サービス株式会社」です。

同社は、主に東京都内でエネルギー供給や設備管理を行っている企業です。

特に、地域冷暖房(地域冷暖房システム)や電力供給、エネルギーマネジメントに力を入れており、ビルや商業施設、住宅エリアに安定したエネルギーを提供しています。

社内は、安定志向の社員が多く、チームワークを重んじる雰囲気。

それでいて保守的ではなく、若手の声も積極的に取り入れる社風なので、チャレンジ精神旺盛の方にも向いている環境と言えますね。

働き方は年間休日124日に加えて、平均残業14時間/月とメリハリを付けていける環境です。

ホワイト企業ナビ編集部がインタビューした会社の中でもおすすめの企業です!

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⑥ 日立造船株式会社(水道・エネルギー)

企業名 日立造船株式会社
事業内容 「環境・プラント部門」を中心に、「機械・インフラ部門」、「脱炭素部門」の3部門で事業を展開、地球規模での環境保全、快適で安全な生活を実現する社会・産業インフラ構築
本社所在地 東京都品川区南大井6-26-3(大森ベルポートD館 15F)
設立日 1934年5月   
従業員数 <単体>4,072名 <連結>11,400名(2023年3月31日時点)
資本金 454億4,200万円(2023年3月31日現在)
年間休日 127日(2023年度)
平均有給取得日数 20.3時間(2022年度)
平均残業時間 18.2日(2022年度)

インフラ業界のホワイト企業6社目は「日立造船株式会社」です。

同社は、日立「造船」という名前がついていますが、ごみからエネルギーを生み出すごみ焼却発電施設の事業がメインです。

環境問題に直結する事業を行っており、非常に社会貢献性の高い企業ですね。

昨今では、人材育成に力を入れており、キャリアプラン制度や研修を充実させています。

気になる働き方ですが、フレックスタイム制度を導入しており、残業時間20時間ほどです。そのため、メリハリをつけて働ける環境と言えるでしょう。

⑦ 伊丹産業株式会社(ガス)

企業名 伊丹産業株式会社
事業内容 ①LPガス製造、販売②都市ガス製造、販売③高圧ガス製造、販売④発電及び電力供給、販売⑤太陽光発電等の設計、施工、販売等
本社所在地 兵庫県伊丹市中央5-5-10
設立日 1948年1月15日
従業員数 1,549名※2023年12月現在
資本金 5,000万円(諸積立金 300億円)
年間休日 121日
平均有給取得日数 12日(2023年度)
平均残業時間 10時間(2023年度)

インフラ業界のホワイト企業7社目は「伊丹産業株式会社」です。

同社は、LPガス・都市ガス・電気などライフラインの供給事業をメインに行っている企業。

中でも、自社開発したLPガス集中監視システム「ACU24」は、安心安全なガスとして注目を集めています。

兵庫県伊丹市が本社ですが、全国に拠点を構えているため、関西だけでなく全国で採用を行っています。

年間休日は121日あり、平均残業も10時間/月と少ないため、ワークライフバランス重視の方におすすめですね。

⑧ 岩谷産業グループ(ガス)

企業名 岩谷産業グループ
事業内容 家庭用、業務用、工業用、農業・水産用、自動車用など各種LPガスの供給・販売、灯油、石油の供給・販売、酸素、窒素、水素、炭酸ガスなど高圧ガスおよび液化ガスの製造・販売
本社所在地 大阪市中央区本町3-6-4
設立日 1945年2月2日
従業員数 単体1,351名/連結11,351名(2023年3月期)
資本金 350億9,600万円
年間休日 122日 ※配属により変動あり
平均有給取得日数 11.1日(2022年度)
平均残業時間 12.3時間(2022年度)

インフラ業界のホワイト企業8社目は「岩谷産業グループ」です。

同社は、ガスを中心としたエネルギー関連事業を展開しているグループ企業。Iwatani製のカセットコンロやカセットガスは、誰もが一度は見たことがあるはず。

もちろん家庭用のガスだけでなく、工業用や水産用のエネルギーなど幅広く供給をしています。

最近ではガスだけでなく、次世代エネルギーとして期待される「水素」にも力を入れており、国内トップサプライヤーにまで成長しています。

働き方としても素晴らしく、平均残業12.3時間/月、年間休日も120日以上とホワイト企業の基準を満たしています。

生活に欠かせない事業で、社会に貢献したいと考えている人にはオススメと言えるでしょう。

⑨ 東京電設サービス株式会社(電力)

企業名 東京電設サービス株式会社(東京電力グループ)
事業内容 発電・送電・変電設備の保守に関する工事及び作業、発電・送電・変電設備の分析、試験、診断ならびに図面作成、整備業務、電気設備の運転、監視業務等
本社所在地 東京都台東区東上野6-2-1 MPR東上野
設立日 1979年9月  
従業員数 952名(2024年3月末現在)
資本金 5,000万円
年間休日 124日
平均有給取得日数 15.7日(2023年度)
平均残業時間 18.8時間(2023年度)

インフラ業界のホワイト企業9社目は「東京電設サービス株式会社」です。

同社は東京電力グループとして、電気設備の総合エンジニアリングサービスを展開している企業。電気設備の点検・補修はもちろんのこと、太陽光発電設備の設置や保全業務も行っています。

同社の募集は、保守メンテナンスなどの技術職がメインです。

技術職はハードな働き方だと良く思われますが、同社は違います。同社の働き方はとてもホワイトで、年間休日は124日、平均残業時間は18.8時間と短めです。

さらに住宅補助などの福利厚生も充実しています。社会インフラ設備の保守管理を通して、地域社会に貢献したいと考えている人にオススメと言えますね。

⑩ J-POWERグループ(電力)

企業名 J-POWERグループ
事業内容 全国各地の電力会社等への電力の販売/水力・火力・原子力・風力・地熱・バイオマス等各種発電設備および送変電・情報通信設備の建設・運用/電気事業を主とした海外事業/技術開発等
本社所在地 東京都中央区銀座6-15-1
設立日 1952年9月16日(電源開発株式会社)
従業員数 1,785名(電源開発株式会社単体、2022年3月末現在)
資本金 1,805億02百万円(2022年3月末現在)
年間休日 123日
平均有給取得日数 15.4日(2022年度)
平均残業時間 21.8時間(2022年度)

インフラ業界のホワイト企業10社目は「J-POWERグループ」です。

同社は、日本のエネルギー供給を支える大手企業グループ。主に発電や電力供給を行っており、日本全国に電気を安定して届けるために重要な役割を果たしています。

全国各地に水力発電所や風力発電所を持ち、自然エネルギーの活用にも力を入れています。

同社が日本のエネルギーを支えていると言っても過言ではないでしょう。

多様な働き方の実現はもちろんのこと、従業員エンゲージメントの向上にも積極的。特に、僕が注目したのは、最大2時間のスイングタイム制度です。

自身の選択で労働時間の繰り上げ・繰り下げができる勤務制度があり、多様な働き方を支援する制度を導入しています。

以上が、インフラ業界のホワイト企業でした。

インフラ業界は、事業安定性が高いため、働き方もホワイトな環境が多いです。さらに、DX化、サステナビリティを目標に掲げている企業も多いため、やりがいを感じやすい業界と言えるでしょう。

気になる企業があれば、ぜひチェックしてみてくださいね。

正直なところ、インフラ業界は古い体質のイメージがありましたが、テレワーク導入なども積極的ですね。

インフラ業界は、働き方などの環境整備がしっかりしている企業が多い印象だね。コロナ禍以降、社内のDX化も進んでいるから、これからもっと働きやすくなると思うよ!

インフラ業界のホワイト企業を探す方法 【5選】

複数の人々が、階段を登りながらアイデアを発展させている創造的な場面。

この章では、インフラ業界のホワイト企業を探す方法について紹介します。

先ほど紹介したホワイト企業はあくまで一部なので、自分自身の目でも判断する必要があります。

とはいえ、どうやって情報収集をすればいいのかわからないですよね?

そこで、この章ではホワイト企業の探し方から活用すべきサービスなどをまとめました。早速、一緒に確認していきましょう!

【インフラ業界のホワイト企業を探す方法5選】

  1. インフラ業界の就活イベントに参加する
  2. 働き方がホワイトな条件に絞って求人を探す
  3. 就活エージェントから優良企業を紹介してもらう
  4. 逆求人型サイトと口コミサイトを活用する
  5. 厚生労働省から認定されている企業を探す

方法① インフラ業界の就活イベントに参加する

まず、百聞は一見にしかずです。インフラ業界の就活イベントに参加しましょう。

タイミングや、地域的に業界に特化したイベントがなければ、総合就活イベントでも大丈夫です。社員のお話や、雰囲気を直に感じてください。

実際に会ってみて社員の顔色や話し方、説明などで感じ取る情報も多いはず。

「求人票では、めちゃめちゃホワイト企業って書いてるけど、実際社員さんに会ってみたら顔が疲れ切ってて不安になった。」なんて話はよく聞くことです。

就活イベントに足を運ぶのは、めんどくさいと感じるかもしれません。

しかし、大切なことなので一歩踏み出してみてくださいね。(企業単体の説明会も積極的に参加しましょう!)

方法② 働き方がホワイトな条件に絞って求人を探す

大前提ですが、企業を探すときは働き方がホワイトな条件に絞りましょう。事前に条件を決めておくことで、就活後半に迷うことが少なくなります。

さて突然ですが、あなたにとってのホワイト企業とはどんな条件ですか?

  • 年間休日が多いこと?
  • 残業時間が20時間未満/月?
  • 全国転勤なし?

ホワイト企業ナビでは、残業時間や年間休日で独自のホワイト企業を判断しています。

しかし、これはあくまで当メディアの観点です。

あなただけのホワイト企業を見つけてほしいと僕は思っているので、この機会に条件を考え探してみましょう。

その他、ホワイト企業のチェックポイントなどは、以下の記事で詳しく解説しています!

» 【ホワイト企業の見つけ方10選】最も効率的な探し方とは?

方法③ 就活エージェントから優良企業を紹介してもらう

なかなかホワイト企業を見つけられなければ、就活エージェントに頼るのも良いです。

エージェントに登録して、希望条件を伝え、あなたにあったホワイト企業をみつけてもらいましょう。

就活エージェントは日々、トレンドや就業した方の声を拾っています。よくある情報ではなく、「ぶっちゃけ〇〇ですよ。」と生の情報を教えてくれるはずです。

※エージェントや、担当により対応の差はあるのであしからず。合わなければ担当を変えてもらえるように問い合わせましょう。

方法④ 逆求人型サイトと口コミサイトを活用する

就活サイトや、エージェントと併用して逆求人型サイトと口コミサイトを活用しましょう。

逆求人型サイトとは、企業から直接スカウト(オファー)が届く就活サービスです。口コミサイトは、就活情報や働いた人の声が掲載されているサイトのこと。

今の就活は、五月雨的に応募するだけでは足りないと僕は考えています。

では、具体的にどう進めればいいのか?

まず逆求人型サイトでは、プロフィール等をしっかり入力して、企業からのスカウトを待ちましょう。

そして、スカウトをもらったところから口コミサイトを使って、ホワイト企業か否かを判断。条件にマッチしそうな企業だけ選考に進めて行くという流れです。

あくまで一例ですが、ぜひ試してみてくださいね。

以下に逆求人型サイトをはじめ、人気の就活サイトをまとめているので、あわせてチェックしてください。

» 人気就活サイトおすすめ10選!各サイトを徹底比較!

方法⑤ 厚生労働省から認定されている企業を探す

ホワイト企業の見つけ方として、『厚生労働省から認定を受けている企業を選ぶ』という方法があります。

コレは意外と知らない人が多いので必見です。

厚生労働省は、各種要件を満たしている企業に対して、以下の認定を授与しています。

  • えるぼし認定/プラチナえるぼし認定
  • くるみん認定/プラチナくるみん認定
  • ユースエール認定

えるぼしは女性社員の活躍推進、くるみんは子育てサポートですね。ユースエールはあまり見ませんが、若手社員の育成を積極的に行っている企業に贈られる認定です。

上記の認定をもらっている企業は、働き方推進など積極的な可能性が高いです。

企業のホームページや、求人に認定の記載があれば応募を考えていきましょう。

また、厚生労働省が運営している「女性の活躍推進企業データベース」からも検索可能です。

上記サイトは知らない人が多いので、ぜひ活用してみてくださいね。

厚生労働省が運営しているサイトがあるのですね!残業時間などしっかり記載してくれている企業は信用できそうです。

まさにそうだね!真のホワイト企業は、情報をすべてさらけ出しているから、信頼できる企業から選んでいこう。

ココだけはやめておけ!ブラック企業の見抜き方

ビジネスシーンで、警告サインを見て驚いている二人の姿。

ホワイト企業の探し方と合わせて、ブラック企業の見抜き方もチェックしておきましょう。

しかも、企業にとって良い情報だけ出して、都合の悪い情報はひた隠しにします。もしかしたら、現代のほうがタチが悪いかもしれません。

皆さんには、真のホワイト企業に就職してほしいと思っているので、この章ではブラック企業の見抜き方をまとめました。

それでは早速見ていきましょう!

【ブラック企業の見抜き方】

  • 社風や仲の良さだけをアピール
  • 口コミサイトで酷評が多い企業
  • 具体的な数字が記載されていない

社風や仲の良さだけをアピール

「私たちは家族のようにアットホームな職場です!」

「一人ひとりの社員がモチベーション高く、切磋琢磨できる環境です!!」

上記のような採用ページをみたことはありませんか?

理由はシンプル、それ以外にアピールできる内容がないからです。

大学のサークル活動ならまだしも、会社が仲の良さだけをアピールしているのはおかしいと僕は思います。

もっと、「〇〇なキャリアが歩める」とか「20時までには完全退社」など信頼できそうな情報を記載している会社を選びましょう。

口コミサイトで酷評が多い企業

口コミサイトで、社員からの酷評が多すぎる企業は注意しましょう。

もちろん、口コミサイトを信用しすぎるのもよくありません。

あくまで転職を考えている人や、退社した人がコメントをしていることがほとんどなので、基本的にマイナスなことしか書きません。

ホワイト企業への就職を目指すなら、そういった企業は思い切って除外しても良いかもしれませんね。

具体的な数字が記載されていない

ホワイト企業も中にはあると思いますが、具体的な数字を算出できない組織体制に僕は疑問を感じてしまいますね…。

ただ、働き方を目当てで来てほしくないから、あえて数字を記載しない企業もあるようです。

例えば、LINEヤフー株式会社などですね。

残業時間など明記はしていませんが、リモートワークやフルフレックスはもちろん、ハッピーフライデー(土曜祝日振替休暇)、ベビーシッター利用支援など福利厚生が充実しています。

なので、採用サイトや求人票だけで判断せず、選考に進んだり、口コミサイトを活用したりして判断していきましょう。

会社選びはなかなか難しいですね。採用サイトだけみてたら、どんな会社も魅力的に見えてしまいますし…。

企業選びは、具体的な福利厚生や、数字を第一に信じて行きましょう!

インフラ業界のホワイト企業と調べる人からよくある質問

女性が整理されたファイルを確認している場面。

最後の章では、インフラ業界のホワイト企業を探している人からよくある質問をまとめました。

ここまで解説しきれなかった内容を回答していきますね。

質問① インフラ業界はホワイト企業が多いか?

インフラ業界は、他業界に比べてホワイト企業が多いです。

リクルートエージェントが行った調査によると、業界別の平均残業ランキングでインフラ業界は「14位」でした。平均残業時間にして、14.5時間/月です。

ちなみに一番ハードな業界は運輸業界で、19.2時間/月でした。

あまり大きな差に感じないかもしれませんが、あくまで平均なので、ベース時間が多いだけでかなり違いがあります。

その点、インフラ業界は平均残業時間が少ないのでホワイト企業が多いと言えるでしょう。

また、他業界に比べて規模が大きいため競争が起きにくく、需要も安定していることから、働き方はホワイトな環境が多いと考えています。

質問② インフラ業界で必要とされるスキルや資格は何か?

インフラ業界で必要とされるスキル・資格は「基本的なパソコン操作スキルと、技術系の資格」です。

基本的なパソコンスキルはWordやExcel、タイピングスキル等ですね。

また、技術系の資格で言えば、通信業ならITパスポートやネットワーク系の知識、電気業界なら電気工事士の資格などです。ちなみに、電気工事士なら第2種は誰でも受験できますよ。

特に職種を選ばないのであれば、まずは基本的なパソコン操作スキルを高めておきましょう。パソコンを意のままに扱えるか否かで同期社員との差が開きます。

今から受験できる専門資格はたくさんあるので、この機会に勉強しておきましょう。

質問③ インフラ業界以外におすすめの業種はあるか?

インフラ業界を志望している人に、他の業界をおすすめするなら、ズバリ「ITソフトウェア・メーカー業界」です。

理由はインフラ業界と同じく、市場規模が大きく拡大中の業界だから。

さらに、労働環境もホワイトなところが多いです。実際にインフラ業界を志望している就活生の中にも、ITやメーカー系を併願している人は多い印象ですね。

インフラ業界だけでは不安な人や、比較のために他業界を見たい人は、ITソフトウェア・メーカー業界もチェックしておきましょう。

以下に各業界の記事もあるので、興味のある方は参考にしてくださいね。

≫ 【IT業界のホワイト企業ランキング】優良企業30社を厳選して紹介!

≫ 【メーカーの優良企業150選】メーカーのホワイト企業を調査!

質問④ インフラ業界の年収は他業界と比べて高いか?

インフラ業界は、他業界と比べて年収が高い傾向にあると言えます。

国税庁が行った調査によれば、インフラ業界(運輸、通信、公益事業)に該当する平均年収は、3番目に高い『551万円』でした。

ちなみに、1番目は化学工業系の568万円ですが、そこまで大きな差はないですね。

インフラ業界は、公益性が高く景気に左右されにくい業界のため、給与が安定しており年収も高い水準となっています。

インフラ業界は安定している上に、給与水準も高めなのですね!

そうなの!一気に年収を上げていくことは難しいかもしれないけど、長く働けば着実に給与は上がっていくから、腰を据えてキャリアアップしたい人にオススメだよ。

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

インフラ業界はホワイト企業が多く、安定しているため1社で長く働きたいと考えている人におすすめの業界と言えます。

正直なところ、これまでのインフラ業界は古い風潮(紙文化、スピード感が遅い)が目立っていました。しかし、今はDXやSDGsの影響で、ペーパーレス化やリモートワークなどが普及してきています。

さらに、再生可能エネルギーやスマートシティ計画など、インフラ業界が牽引すべき社会課題はたくさんあるので、やりがいのある仕事をできる可能性が非常に高いと僕は考えています。

これからインフラ業界を目指す人は、本記事を参考に内定をたくさん獲得してください。

それでは、本記事の要点をまとめて以上にします!

【本記事の要点まとめ】

  • インフラ業界は、電力や通信、鉄道など、生活を支える基盤を提供する重要な業界。安定した需要があり、経済変動に左右されにくい。DX化やスマートシティなどの技術革新が進み、将来性も高い。
  • インフラ業界には、働きやすいホワイト企業が多い。大鉄工業やJCOMなど、10社が紹介されている。ホワイト企業を見つけるには、就活イベントやエージェント、口コミサイトの活用が効果的。
  • インフラ業界は、安定した環境で長く働きたい人に適している。DXや再生可能エネルギーの導入が進み、社会貢献性の高い仕事が増えており、やりがいがある。
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この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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