本記事では求人票や面接など、新卒就活におけるホワイト企業を見分けるポイントを詳しく解説していきます。
就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
累計2000万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。
(これまで7年間、ほぼ毎日スタバにこもって1500以上の記事を書いてきました。就活や転職についての知識は誰にも負けない自信があります!)
… その代わりに友達が少なく、週1回の1人サウナを楽しみに寂しく生きています。笑
新卒でどの会社に入社するかは、その後の人生を大きく左右します。
多くの学生が「ホワイト企業に就職したい!」と思っているはずですが、「そもそもどうやってホワイト企業を見分ければいいの?」と思っている人も多いのではないでしょうか。
ブラック企業の中にはホワイト企業のフリをしている企業もありますから、本当のホワイト企業を見つけるためには、見分け方を知っておくことが重要です。
そこで今回は求人票や面接など、就活のプロセスでホワイト企業を見分ける方法を紹介します。
ホワイト企業を見つける方法やホワイト企業の見分け方に関するよくある質問もまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ちなみに具体的な探し方については「【ホワイト企業の見つけ方10選】最も効率的な探し方とは?」にて解説したので、そもそも探し方が分からないという方はこちらの記事から読むことをおすすめします。
目次
そもそもホワイト企業とは?
なんとなく「ホワイト企業はいい企業なんだろうなぁ」とイメージしている人は多いでしょうが、ホワイト企業がどんな企業か説明できるでしょうか?
ホワイト企業はブラック企業の対義語として生まれた言葉。
ホワイト企業には明確な定義があるわけではありませんが、ネットで調べてみるとホワイト企業を「働きやすい会社」と定義していることが多いです。
でも「働きやすい会社」だけでは、どんな会社がホワイト企業なのかはっきりしませんよね。
それに、働きやすさは「社会人として何を重視したいか」など、人それぞれの価値観によって違います。
そのため、一概に「これがホワイト企業の条件!」とは言えないのですが、ホワイト企業を見分けるときにチェックしたい3つの重要な基準があります。
【ホワイト企業の3つの基準】
- 月の残業時間が25時間未満
- 3年後離職率が30%未満
- 年間休日数が120日以上
何を重視して会社選びをするかは自分の理想の働き方を考えた上で明確にしておく必要がありますが、最低でもこの3つの基準を満たしていれば働きやすいホワイト企業です。
こちらのページでより詳しくホワイト企業の意味や特徴を解説していますので、参考にして「自分にとってのホワイト企業」の定義を考えてみましょう。
ホワイト企業を見分けるためには基準をしっかり理解しておく必要がありますね。また、自分がどんな働き方をしたいのか、リストアップして明確にしておきましょう。
新卒就活におけるホワイト企業の見分け方|求人票
ホワイト企業の基準がわかったところで、さっそくホワイト企業の見分け方をみていきましょう。
まずは求人票で見分ける方法から紹介します。
求人票は志望する企業探しをするときに必ずチェックするものですが、ホワイト企業かどうかがわかるポイントがたくさん隠れています。
これから紹介する5つのポイントを押さえて、ホワイト企業かどうかを見極めましょう!
【新卒就活におけるホワイト企業の見分け方|求人票】
- 月平均残業時間が25時間未満
- 年間休日数が120日以上
- 法定外の福利厚生が充実している
- 総額ではなく基本給が高い
- 年間を通して頻繁に求人が出ていないか
①月平均残業時間が25時間未満
求人票にはその企業の月の平均残業時間が書かれています。
月の平均残業時間が25時間未満かどうかを必ずチェックしましょう。
25時間未満であれば1日あたり1時間程度の残業時間なので、仕事が終わってからもプライベートの時間を充実させられますよね。
引用:Openwork「10年間で日本の働き方はどう変わったのか」
この調査では2021年度の月の平均残業時間は24時間だったので、25時間未満であれば平均よりも少ない残業時間です。
ただ、残業時間の平均は業界によっても異なります。
引用:fabcross for エンジニア 「1万人残業調査」
志望する業界の平均残業時間も併せて参考にしてみましょう。
こちらのページでは月の平均残業時間が10時間以下の企業を厳選して紹介しています。
会社選びをする上で残業時間を何よりも重視したいという人は、チェックしてみてくださいね。
【優良企業の穴場はどこ?】残業時間10時間以内の穴場企業100選!
②年間休日数が120日以上
完全週休2日制と書いてあると「土日が休めるならいいな」と思ってしまうかもしれませんね。
でも年間休日数が120日を下回っていると、長期休暇や祝日に働かなければならない可能性が高め。
年間休日数が120日の場合、週休2日で夏季休暇・年末年始休暇があり、祝日5日程度休めることになります。
ホワイト企業は年間休日数を明記していることがほとんどです。
単に完全週休2日としか書かれていない場合は「土日以外休みがないブラック企業だった!」ということもあります。
また、併せてチェックしておきたいのが有給休暇取得率です。
一見有給休日数が多いと「休みがたくさん取れるホワイト企業だ」と思ってしまいますが、有給取得率が低ければなんの意味もありません。
令和3年度の調査では日本の有給休暇取得率は56.6%とかなり低いです。
参照:厚生労働省「令和3年就労条件総合調査 結果の概況」
そんな中でも100%に近い割合で有給休暇を取得できている企業もありますから、年間休日数と併せて必ず確認しておきましょう。
③法定外の福利厚生が充実している
企業がどれだけ社員のことを考えているかのバロメーターになるのが法定外の福利厚生です。
法定外の福利厚生が充実していれば、自分自身の生活はもちろん、将来家族の生活も安定します。
【法定外の福利厚生の例】
- 寮・社宅完備
- 持株会
- カフェテリアプラン
- リフレッシュ休暇
- 妊活休暇・妊娠休暇
- 育児支援
- 資格取得支援
- 保養所
求人票の福利厚生の欄には、上記のような会社独自の法定外福利厚生が書かれていますから、どんなものがあるか確認しておきましょう。
また、福利厚生の利用率も併せてチェックしておきたいポイントです。
全ての福利厚生の利用率が書かれているとは限りませんが、妊活休暇・妊娠休暇など数値化しやすいものは利用率が書かれている可能性があります。
また、口コミサイトやOB・OG訪問を活用して、福利厚生の利用実態をチェックしてみましょう。
福利厚生の意味はわかっても、具体的にどんな福利厚生が充実しているかイメージしにくいという人もいるかもしれませんね。
このページでは福利厚生の内容や、業界トップ企業の福利厚生の内容、福利厚生が充実している企業の探し方などを紹介していますので、参考にしてみてください。
【ホワイト企業の福利厚生の特徴は?】業界トップ企業の福利厚生の特徴を紹介!
④総額ではなく基本給が高い
総額ではなく、基本給が高いこともホワイト企業の条件です。
基本給とはその名の通り基本になる給与のことで、この基本給から税金や社会保険料が引かれて手取りになります。
一方総額とは、基本給に交通費や住宅手当、残業代などを含めて、企業が社員に払う総支給額のことです。
「総額が高ければ給料がたくさんもらえるからいいんじゃないの?」と思っているかもしれませんが、総額が高くても基本給が低いとデメリットがたくさんあります。
ボーナスや退職金、残業代は一般的に基本給をベースに考えられます。
そのため、基本給が低いといくら総額が高かったとしてもボーナスや退職金、残業代が少なくなってしまうのです。
また、不景気などを理由に手当をカットされてしまうと、急に給与が大きく減ってしまう可能性もあります。
総額に対して基本給を低くするのは、給与をよく見せるためにブラック企業がよく使うトリックです。
総額をチェックすることも大切ですが、必ず基本給がいくらになっているかをチェックしましょう。
ちなみに20〜24歳の基本給の平均は、約21万円です。
参照:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」
⑤年間を通して頻繁に求人が出ていないか
ホワイト企業は人気がある上に社員の定着率が高いので、頻繁に求人を出すことはまずありません。
反対にいつ見ても求人を出している会社は、社員が定着せず人材不足に陥っているブラック企業だと考えられます。
新卒求人はホワイト企業以外でも限定的に求人を出しているケースもあるので、気になる企業の転職求人もチェックしてみましょう。
いつ見ても求人が出ているようなら、ホワイト企業ではない可能性が高いです。
今まで給与のところに書かれている数字しか見ていませんでした。求人票に書かれている内容を理解して、すみずみまでチェックしないとダメですね!
新卒就活におけるホワイト企業の見分け方|面接
企業の担当者と直接顔を合わせる面接も、ホワイト企業かどうかを見分ける絶好のチャンスです。
「面接は緊張するからチェックしてる余裕なんてない…」と思うかもしれませんが、これから紹介する4つのポイントを頭に入れておきましょう。
【新卒就活におけるホワイト企業の見分け方|面接】
- 面接の回数や時間がしっかり確保されているか
- 入社の意思を過剰に確認してこないか
- 待遇面や業績など数字に関しての回答が曖昧でないか
- 面接の合否連絡が早すぎないか
①面接の回数や時間がしっかり確保されているか
面接回数が少なかったり、1回の面接時間が短すぎないかをチェックしておきましょう。
ホワイト企業は自社に合った優秀な人材を見つけたいと考えているので、複数回面接を行い、1回の面接にも時間をかけることが多いです。
しかしブラック企業の場合は「とにかく早く人材を確保したい」と思っているので、面接の回数が少なく、1回の面接もさっさと切り上げてしまうことがあります。
企業の規模にもよるので一概には言えませんが、面接が1回しかない企業や1回の面接を10〜15分程度で切り上げてしまうような企業は注意しましょう。
面接時間は30分から1時間程度が一般的です。
②入社の意思を過剰に確認してこないか
ホワイト企業も「自社に入社する熱意のある人材を採用したい」と考えているので、高確率で入社の意思を確認されます。
ただ、1回の面接の中で、何度も何度も入社意思を確認してくるのであれば、ホワイト企業ではない可能性が高いです。
ブラック企業はとにかく人材を確保することを目的としていて、採用後の辞退を絶対に避けたいと考えています。
そのため、しつこいくらい「弊社が第一志望ですか?」「他で内定を獲得したらどうしますか?」と聞いてくることが多いです。
また、「今他の会社の選考を辞めれば内定を出しますよ」というようなことをチラつかせてくることもあります。
こういった場合は「ホワイト企業ではないかもしれない」と疑っておきましょう。
③待遇面や業績など数字に関しての回答が曖昧でないか
ホワイト企業なら、待遇面や業績、残業時間など、はっきりと数字で答えられるような質問には正確な数字で答えてくれます。
明確に答えられるはずの質問を曖昧にされる場合は、ブラック企業かもしれません。
ブラック企業は「正直に答えたら辞退される」という自覚を持っているため、なんとか曖昧にして誤魔化そうとしてきます。
面接は企業から学生に質問をする機会ですが、学生から企業に質問をする機会でもあります。
気になることや求人票で曖昧な内容があればどんどん質問して、ホワイト企業かどうかを見極めましょう。
④面接の合否連絡が早すぎないか
ホワイト企業は面接の内容を元に、その人材が自社に合っているかしっかり吟味し、選考通過者を決めていきます。
そのため、結果の連絡が来るまで1週間から10日程度かかることも珍しくありません。
また、面接の時点で「◯日までに連絡します」ということが多いです。
一方、早く結果を出して人材を確保したいブラック企業は1・2日で連絡してくることがあります。
早い場合では面接直後に連絡が来ることもあるようです。
早く結果が来たほうが気持ち的には楽かもしれませんが、「ホワイト企業はしっかり検討してくれているから連絡まで時間がかかる」と思っておきましょう。
面接で質問したい内容を前もって考えておけば、面接中に焦ってしまうこともありませんよね。数値で回答してもらえるような質問を考えてみましょう。
新卒就活におけるホワイト企業の見分け方|その他
ここまで求人票や面接でホワイト企業かどうかを見分ける方法を紹介してきましたが、それ以外にもホワイト企業を見分けるポイントがあります。
求人票や面接のポイントと合わせてこれから紹介するポイントをチェックし、働きやすいホワイト企業かどうかを見極めましょう。
【新卒就活におけるホワイト企業の見分け方|その他】
- 新卒3年後離職率が30%未満
- 女性が働きやすい制度が充実している
- 研修や教育制度が充実している
- 国の認定制度をチェックする
- 労働時間の管理が徹底されている
①新卒3年後離職率が30%未満
新卒3年後離職率が30%未満であることは、ホワイト企業を見極める3つの基準の一つです。
厚生労働省の調査によると大卒新卒者の平均離職率は31.2%となっています。
もちろんホワイト企業でも離職者が出ることはありますが、平均を下回る3年後離職率ということは、「多くの新卒社員が満足して働けているホワイト企業」と考えることができるでしょう。
引用:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況を公表します」
ただ、会社の希望によっては1人辞めただけで離職率が大幅にアップすることもありますし、数人辞めても離職率には大きく響かないこともあります。
3年後離職率を見るときは、会社の規模も参考にしてみてください。
また、社員全体の平均勤続年数も社員が定着しているかどうかを見極める指標の一つになるので、併せてチェックしておきましょう。
ホワイト企業のなかには3年後離職率が0%の会社もあります。
離職率が低い会社に就職したいという人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
【穴場のホワイト企業50選】離職率0%の隠れ優良企業をピックアップ!
②女性が働きやすい制度が充実している
ライフステージの影響を受けやすい女性が働きやすい環境づくりをしているのもホワイト企業の特徴の一つです。
今国をあげて、女性が働きやすい環境づくりを行っています。
ホワイト企業はそれにならって、環境整備のための制度を積極的に導入している企業が多いです。
【女性が働きやすい制度の一例】
- 育児・介護のための時短勤務
- 時間単位での有給取得
- 育児・介護の費用補助
- 社内託児所の設置
- フレックスタイム制
- 在宅勤務制度
環境整備に力を入れている企業の中には、採用ページに女性の働きやすさに関する特集を掲載している企業も多くあります。
また、厚生労働省が女性活躍推進基準を満たした企業を認定する「えるぼしマーク」や、子育てサポート企業を認定する「くるみんマーク」も、女性が働きやすい環境づくりを行っている会社かどうかを見分けるポイントの一つです。
引用:厚生労働省「女性活躍推進企業認定 えるぼし・プラチナえるぼし認定」
引用:厚生労働省「くるみんマーク・プラチナくるみんマーク・トライくるみんマークについて」
ホワイト企業の中にはこれらのマークを取得している企業が多くあるので、これらのマークを取得しているか調べてみましょう。
また、役職や管理職についている女性の割合も、女性が働きやすい環境づくりをしている企業か見分ける一つの指標になります。
③研修や教育制度が充実している
ホワイト企業は自社に入社した社員を長期的に雇用したいと考えているため、研修や教育制度にも力を入れています。
入社時の研修だけでなく、入社後も定期的な研修を行ったり、終業後に受けられる講座やeラーニングなどの自己啓発支援を行ったりしているホワイト企業は多いです。
研修や教育制度を導入するには、人材も必要ですしコストもかかりますから、それらを充実させられる会社は人材も予算にも余裕のある安定した会社だと考えることができます。
求人票や採用ページで、研修に関する内容や教育制度の内容が書かれているかをチェックしてみましょう。
④国の認定制度をチェックする
女性の働きやすさを見極める指標として「えるぼしマーク」や「くるみんマーク」を紹介しましたが、それ以外にも国の認定制度があります。
例えば厚生労働省が認定している安全衛生優良企業認定の「ホワイトマーク」は、認定制度の一つです。
ホワイトマークの認定を受けるためには、約80の条件をクリアする必要があり、2022年5月25日時点で認定されている企業は38企業です。
参照:非営利一般社団法人 安全衛生優良企業マーク推進機構「安全衛生優良企業認定 ホワイトマーク企業一覧」
引用:非営利一般社団法人 安全衛生優良企業マーク推進機構「安全衛生優良企業認定 ホワイトマーク~厚生労働省が認定するホワイト企業の証~」
その他の認定制度には、以下のようなものがあります。
- 健康経営優良法人 大規模 ホワイト500
- 健康経営優良法人 中小規模 ブライト500
- ユースエール認定
- 新・ダイバーシティ経営企業100選
認定を受けている企業は一定以上の基準を満たしている企業ですから、働きやすいホワイト企業と考えられますよね。
それぞれのマークの認定を受けるには、具体的にどんな基準が定められているかもチェックしておきましょう。
» 【ホワイト企業の認定一覧】500社以上の認定企業をまとめました!
⑤口コミサイトにおける評価
その企業で現在働いている人や、退職した人が口コミを投稿できる口コミサイトも、ホワイト企業かどうかを見極めるには重要です。
一見求人票や企業の採用ページにホワイト企業に見えるような待遇や労働条件を提示している企業でも、口コミサイトを見てみると全く逆の内容が書かれていることがあります。
口コミは匿名で書かれているので全てを鵜呑みにすることはおすすめしませんが、どんな評価がされているかチェックしてみましょう。
僕が就活中は、気になる企業の口コミサイトでの評価は全て目を通していました。
口コミサイトだけでなく、Twitterで評価をチェックしてみるのもおすすめです。
⑥労働時間の管理が徹底されている
社員一人ひとりの労働時間管理が徹底されているのも、ホワイト企業の特徴です。
徹底している会社の場合、管理システムやタイムカードで、労働時間を1分単位でチェックしています。
サービス残業ができない仕組みになっているので、残業した分はきちんと支払われますし、労働時間が長すぎる社員を把握して業務改善に取り組んでいる企業が多いです。
ただ、労働時間管理の徹底は、側から見てもわかりませんよね。
どのように管理しているのかを知るためには、面接で質問したりOB・OG訪問で質問したりしてみましょう。
また、口コミサイトで労働管理に関する内容が書かれていることもあります。
ホワイト企業かどうかを見極めるためには、ホワイト企業にどんな特徴があるか具体的に知っておく必要があります。
こちらのページでホワイト企業のあるあるをまとめましたので、チェックしてみてくださいね。
【ホワイト企業あるある26選】求人から福利厚生まで全てまとめて解説!
ホワイト企業かどうかを見極めるポイントってたくさんあるんですね!気になる企業の実態をひとつずつ調べてみます。
新卒就活でホワイト企業を見つける方法
ホワイト企業に入社すれば、自分が理想としている社会人としての働き方が実現できます。
では、自分に合ったホワイト企業を見つけるためには、どんな方法で探せばいいのでしょうか?
僕が就活で実践していた方法やおすすめの方法を紹介しますので、ぜひ役立ててみてください。
【新卒就活でホワイト企業を見つける方法】
- ホワイト企業ナビを利用する
- 就活エージェントに条件を満たす企業を紹介してもらう
- 逆求人サイトでホワイト企業からオファーをもらう
方法① ホワイト企業ナビを利用する
ホワイト企業求人を見つけたいなら、ぜひホワイト企業ナビを活用してみてください。
ホワイト企業ナビは、ホワイト企業の3つの基準である「月の残業時間が25時間未満」「3年離職率が30%未満」「年間休日数が120日以上」を満たした求人だけを掲載しています。
企業から徹底したヒアリングを行って、企業の強みや求める人材、企業の想いなども紹介しているので、企業分析にも役立つはずです。
一般的に知名度が高くないものの、優良な経営を行っている隠れ優良企業求人も掲載しています。
また、利用している人だけのメリットも豊富です。
- 求人の質を重視しているから就活の失敗を回避できる
- 非公開の就活資料がチェックできる
- 登録者限定のマッチングイベントや就活講座に参加できる
就活生に自信を持って勧められるホワイト企業求人だけを厳選していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ホワイト企業の内定獲得に役立つ情報も紹介しています。
【就活】超人気ホワイト企業からの内定を獲得した僕が取った3つの行動!
【ホワイト企業に入るには?】入りたい人必見の5つの方法を解説!
方法② 就活エージェントに条件を満たす企業を紹介してもらう
僕はこれまで5年に渡って、就活ブログを運営してきました。
その中でほぼ全ての就活エージェントを見てきたのですが、利用する時は必ず「保有している求人が多い大手のサービス」かつ「実績と評判の良いサービス」を選ぶようにしてください!
僕がこれまで見てきた50以上の就活エージェントの中で、特におすすめは「ミーツカンパニー就活サポート」です!
僕が今就活生なら、まずはミーツカンパニー就活サポートの初回面談を受けて、他に2つほど可能であれば就活エージェントを利用して担当者を厳選するようにします。
就活エージェントは、本当に担当者さんの質で決まるので「担当者の厳選」は必ず行うようにしてください!
(逆に親身になってくれて、選考支援の質が高い担当者さんが付いてくれると、就活において最強の無料サービスだと僕は思ってます!)
ミーツカンパニー就活サポート
「ミーツカンパニー就活サポート」は、人材会社大手のDYMが提供する就活エージェントです。
保有求人数が多く、かつ紹介してもらえる求人の質が高いのが特徴。(担当者さんに話を聞いたのですが、紹介する求人をそもそも厳選しているようです)
またオンライン面談にも対応しているので、気軽に利用できるのも嬉しいと個人的に最もおすすめしています!
その他の就活エージェントに関して、僕のおすすめを「おすすめ就活エージェント23選【就活のプロが厳選】」にてランキング化しておきました!
ほぼ全てのサービスが、オンラインで初回面談を受けられるので、気になる就活エージェントはどんどん利用して、信頼できる担当者さんに付いてもらいましょう!
(初回面談を受けて微妙だと思った場合は、すぐに切ってしまうのが重要です!!)
方法③ 逆求人サイトでホワイト企業からオファーをもらう
マイナビやリクナビ以上に登録が必須のサイトになってきた逆求人サイト。
プロフィールを登録しておくだけで、自分と適性の高い企業からのスカウトが届くので、圧倒的に就活を効率化することができます。
ですが、どれでも登録すれば良いという話ではなく、利用企業数が多く、かつ利用しやすい逆求人サイトを厳選して利用すべきなんですよね。
そこでこれまで全ての逆求人サイトを見てきた僕が考えるに、現状以下の2サイトを併用するのがベストだと考えています。
キミスカ
「キミスカ」も利用企業数が多く、非常に使いやすい逆求人サイトです。
現状、逆求人サイトの中で僕が最もおすすめするサイトですね!
隠れ優良企業や業界シェアの高い中小企業も利用しており、「キミスカ経由で知れてよかった企業」との出会いが生まれる場所です。
オファーボックス
「オファーボックス」は、就活専門の逆求人サイトとしてNo.1の利用企業数を誇ります。
東証一部上場や、知名度は低いけど働きやすい大企業からのスカウトも届くので、まず最初に登録しておくべきサイトですね。
登録後はとにかくプロフィールの質にこだわってください。
正直、逆求人サイトのプロフィール作成には1日使い切っても全然問題ない。むしろそうすべきだと僕は思っています。
キミスカとオファーボックスの2サイトは同時に登録し、プロフィールはどちらか一方のものをコピペするのが効率的です!
ちなみに逆求人サイトは1つでも多くのサイトに登録しておいて、1つでも多くスカウトを獲得するのが効率的だと僕は考えています。理想としては3サイト以上登録しておきたい。
そこでこの2つ以外のおすすめサイトをまとめたので、参考にしてくださいね。
» 【最新】新卒向け逆求人サイトおすすめ15選|スカウトサイトの選び方を解説!
ホワイト企業を効率よく見つける方法はどんどん活用したいですよね。見分けるためにも、今回紹介した見分け方のポイントはしっかり押さえておきましょう。
ホワイト企業の見分け方に関してよくある質問
ホワイト企業の見分け方について僕に寄せられる質問を2つ紹介します。
後悔しない企業選びをするために、よくある質問もチェックしておきましょう。
質問① ハローワークにおけるホワイト企業の見分け方は?
ハロワークには、就活エージェントや求人サイトが扱っていない求人もたくさんあります。
国の機関であるハローワークなので「ホワイト企業ばっかりなんじゃないの?」と思っているかもしれませんが、実はそうではありません。
ハローワークでホワイト企業を見分けるときは、以下の5つのポイントを押さえておきましょう。
- 求人回数・掲載期間を調べる
- 求人票を詳細にチェックする
- 企業ホームページを確認する
- 取引先を確認する
- 働く人の口コミ・雰囲気を確認する
詳しくはこちらのページで解説しています。
ハローワークでのホワイト企業の見分け方【新卒が見るべきポイント5つ】
質問② 中小企業におけるホワイト企業の見分け方は?
中小企業であっても、今回紹介したホワイト企業を見分ける3つの基準や、見分け方のポイントは変わりません。
これに加えて、「安定性のある業種か」「業績」などもチェックしておきましょう。
中小企業でも食品業界や医療業界などは景気に需要が影響されない業界であれば、安定した経営をしているホワイト企業が多いです。
また、業績が伸びているのなら、その分待遇や労働環境改善に力を入れて、社員に還元してくれます。
求人票にある情報だけで判断するのではなく、自分でも企業についてリサーチすることが大切なんですね!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
ホワイト企業に明確な定義はありませんが、今回紹介したように見分け方にはいくつもポイントがあることがわかりましたね。
「働きやすい会社」は人それぞれ違うので、自分にとってどんな会社が働きやすいか、何を優先して会社選びをしたいかを考えてみることも大切です。
自分に合ったホワイト企業を見分けて、後悔しない就職を目指しましょう!
▼本記事のまとめ
- ホワイト企業か見極める重要な基準は「月の残業時間が25時間未満」「3年離職率が30%未満」「年間休日数が120日以上」であること。
- 求人票や面接など、それぞれの場面でホワイト企業を見極めるポイントを頭に入れておこう。
- 一つのポイントで見極めるのではなく、あらゆる角度からホワイト企業かどうかを見分けることが大切。
- ホワイト企業求人を見つけるなら、ホワイト企業ナビ・就活エージェント・逆求人サイトの活用がおすすめ。
【ホワイト企業に関する基礎知識】
- ホワイト企業とは・特徴
- ホワイト企業の基準
- ホワイト企業に入社するメリット・デメリット
- ホワイト企業が合わない人の特徴
- ホワイト企業の残業時間
- ホワイト企業の福利厚生
- ホワイト企業の年間休日
- ホワイト企業の有給休暇取得日数
- ホワイト企業の平均年収
- ホワイト企業の平均勤続年数
- ホワイト企業の割合
- ホワイト企業あるある
- ホワイト企業だけど辞めたい場合の対処法
【ホワイト企業の探し方・選考対策】
【年代別のホワイト企業への転職方法】
【ホワイト業界に関する基礎知識】
【地域別のホワイト企業】
- 北海道に勤務地のあるホワイト企業
- 新潟に勤務地のあるホワイト企業
- 岐阜に勤務地のあるホワイト企業
- 愛知に勤務地のあるホワイト企業
- 大阪に勤務地のあるホワイト企業
- 京都に勤務地のあるホワイト企業
- 福岡に勤務地のあるホワイト企業
【業界別のホワイト企業ランキング】
- ホワイト企業ランキングTOP100
- 厚生労働省委託事業者認定のホワイト企業ランキングTOP100
- 中小企業のホワイト企業ランキング
- メーカーのホワイト企業
- BtoBのホワイト企業
- IT業界のホワイト企業
- 食品業界のホワイト企業
- 化学業界のホワイト企業
- 製薬業界のホワイト企業
- 農業業界のホワイト企業
- 人材業界のホワイト企業
- 広告業界のホワイト企業
- コンサル業界のホワイト企業
- エンタメ業界のホワイト企業
- 介護業界のホワイト企業
- 音楽業界のホワイト企業
- ホテル業界のホワイト企業
- 家電量販店業界のホワイト企業
- ジュエリー業界のホワイト企業
- 金融業界のホワイト企業
- リース業界のホワイト企業
- 旅行会社業界のホワイト企業
- 製造業業界のホワイト企業
- インフラ業界のホワイト企業
【ホワイト企業関連の認定制度】
【その他】