【働きやすい会社ランキング】外資系/子育て/ベンチャー分野別まとめ!

本ページには一部PR情報が含まれます(詳細:広告掲載ポリシー

本記事では働きやすい会社ランキングを、さまざまな視点に分けて紹介します。

就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!

累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。

「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」

こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!

全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。

それでは本題に入っていきますね!

企業選びをするにあたって「絶対に働きやすい会社で働きたい!」と思っている人は多いはずです。

でも、あなたにとって「どんな会社が働きやすいのか」ということをイメージできているでしょうか。

働きやすさは主観が大きく影響するので、他の人にとって働きやすい会社があなたにとって働きやすいとは限りません。

また、自分にとっての働きやすさをイメージできている人でも、膨大な会社の中からその条件を満たす会社を見つけることに苦戦している場合もあるでしょう。

そこで今回は外資系・女性・子育て・ベンチャー・その他の視点で、働きやすい会社のランキングを一挙紹介します。

僕が就活で実践していた働きやすい会社の探し方も紹介するので、企業選びに苦戦している人は、ぜひ役立ててみてくださいね!

そもそも働きやすい会社の特徴とは?

「働きやすい会社」ってなんだか漠然としていますよね。

企業は社員が働きやすい環境を整備するためにさまざまな取り組みを行っていますが、働きやすさは人によって違うので、働きやすい会社に明確な定義はありません。

でも、働きやすいと評判の会社には、共通する特徴があります。

【働きやすい職場づくりをしている会社の特徴】

  • 社員同士のコミュニケーションが活発
  • 年齢や立場に関わらず意見を出せる環境
  • 社員の意見や提案を聞く姿勢がある
  • 正当な評価制度がある
  • リモートワークやフレックス勤務など柔軟な働き方ができる
  • 労働関係法令を遵守している
  • コンプライアンス意識が高い
  • 社員の教育研修体制が充実している
  • 残業時間が少ない
  • 年間休日数が多い

これらの特徴を持っている会社は、働きやすい環境づくりに力を入れている会社です。

この10個の特徴に加え、自分にとって働きやすい環境の条件は何かを考えてみましょう。

働きやすい会社の特徴は、こちらのページで詳しく説明しています。

【働きやすい職場環境とは?】具体的な内容を解説します!

それぞれの特徴を満たすには、具体的にどんな制度や取り組みがあるか理解しておきましょう。

全ての特徴を満たしている企業を見つけるのは難しいかもしれないけど、一つでも多く満たしている企業なら働きやすい環境で、公私共に充実した生活が送れるよ。

気になる企業を見つけたら、特徴に当てはまるかチェックしてみるよ!

働きやすい会社ランキング|外資系

「英語を活かして仕事がしたい」「世界を舞台に活躍したい」と考えている人から人気が高いのが外資系企業です。

外資系企業は日系企業よりも自由な企業風土があるイメージがあるかもしれませんが、なかにはブラックな働き方が求められる企業もあります。

働きやすい外資系企業をランキング形式で紹介するので、自分に合いそうな会社を見つけてみましょう。

業種企業名企業概要
IT関連アップル日本はもちろん世界中で人気の高いMacbookやiPhoneなどのアップル製品をはじめ、ソフトウェア、オンラインサービスなどを開発・製造・販売している。平均残業時間は10.1時間、有給は最大25日で、有休消化率は90.4%。医療の専門家による身体・心のカウンセリングがいつでも受けられる他、フィットネス関連費用の補助も充実している。キャリアアップのために認められた講座などに対しては教育費の補助あり。
IT関連グーグル世界最大の検索エンジンを運営し、インターネット関連サービスやデバイスを提供している会社。メンタルヘルスに特化した社員支援プログラムが用意されており、社員の家族にも手厚いサポートがある。ほとんどの職種が週2回の在宅勤務を許可されており、年間のうち4週間は世界のどこからでも勤務が可能。実力に応じた人事評価で、年齢・経験に関係なくキャリアアップが望める。月の平均残業時間19.2時間、有休消化率85.5%。
化学メーカーデュポン世界第4位の大手化学メーカー。成果主義での評価となっており、優秀な人材には基本給に応じてインセンティブが支給される。全社員に対して能力開発支援を行っており、大学や大学院で学んでステップアップを目指す社員には学費援助プログラムがあるなどサポートも手厚い。National Association of Female ExecutivesのTop 70 Company for Executive Womanをこれまで15回受賞しており、女性の活躍促進に力を入れている。月の残業平均時間は12時間。
金融アメリカン・エキスプレスクレジットカードの発行及び、世界140カ国にトラベル・サポートオフィスを展開している会社。ブルームバーグの男女平等指数に2016年以降継続参加している他、Great Place to Workの働きがいのある会社・若手ランキング2021で第1位、女性ランキング2021で第2位に選出されている。多様な働き方も推進しており、社内勤務・リモートワークの他、双方を組み合わせるハイブリッド勤務も可能。月の平均残業時間9.1時間、有休消化率94%。
旅行ブッキング・ドットコムオンラインでの宿泊施設予約サービスを展開している会社で、世界70カ国に拠点を持っている。実力主義の評価制度で、年齢・性別・国籍に関係なくキャリアアップができる。フラットな職場環境づくりにも力を入れており、社長以下の管理職と一般社員が同じフロアで仕事を行い、意見交換も活発に行われている。平均残業時間は4.8時間、有休消化率は94.1%。女性の活躍促進も積極的で、2020年度の女性管理職は約30%。
マスコミブルームバーグ・エル・ピー経済専門の衛星チャンネルを持ち、放送事業を手がける通信会社。エントリーレベルからシニアレベルまで、階層別にさまざまな能力開発プログラムを用意している。ジョブスワップ、海外への異動機会など、一人ひとりの強みと希望を活かせるチャンスも多い。社員が運営を行うコミュニティーが多数存在しており、世界中の社員とネットワークを作ることができる。月の平均残業時間は16.4時間、有休消化率は91.5%。最大20日の有給が付与され、20年間持ち越しが可能。
IT関連リフィニティブ・ジャパン世界最大規模のプロバイダーとして、金融市場のデータ・リスク管理などのサービスを提供している。フレックス勤務制度・在宅勤務制度を導入しており、特に在宅勤務は推奨されている。月の平均残業時間は16.9%、有休消化率は82.2%。カウンセリングが無料で受けられる従業員支援プログラムや、リフレッシュに使える保養所などが無料。女性の管理職が多く、ポジションに関係なく活発にコミュニケーションが行われている。
医薬品メーカージョンソン・エンド・ジョンソンコンシューマー事業・メディカル事業・ビジョンケア事業などをメインで展開している世界最大手のヘルスケアカンパニー。フレックスタイム制度を導入しており、ライフイベントに合わせてさらに多様な働き方が選択できる。育休・介護休業は費用補助もあり手厚い上、休業中の職場復帰支援プログラムも多数用意されている。実力が認められれば、希望するポジションに挑戦できる。
医薬品メーカーアストラゼネカ新型コロナウイルスワクチンの製造も手がける世界最大規模の製薬会社。月に1回、国内の全社員で行うタウンホールミーティングが開催され、離れて働く社員のコミュニケーションの機会になっている。また、業務に関係あるかどうかにかかわらず会社や同僚に貢献した人を社員で賞賛するCatAlyZe制度などコミュニケーション活性化のユニークな制度が豊富。部門や国の枠を超えてプロジェクトに応募できるなど、希望するキャリアにもアクセスしやすい。女性の活躍促進にも力を入れており、女性の管理職比率は全体で約30%、研究職だけに限定すると約40%となっている。
10食品メーカーネスレ日本コーヒーなどの飲料や「キットカット」などの菓子、栄養補助食品、ペットフードなどを製造・販売している会社。職務や勤務地によっては働く場所や時間を自由に選ぶことができ、在宅勤務も可能。有給休暇は5日連続取得が推奨されている。日本にいながら海外のプロジェクトに参加する機会や、海外の長期赴任など世界で活躍する機会も多い。風通しのいい環境で、若手も積極的に挑戦する企業風土ができている。月の平均残業時間は20.6時間で、有休消化率は72.8%。

外資系企業といっても企業によって特色はありますが、キャリア形成や女性の活躍促進に力を入れている会社が多い印象です。

また、世界中に拠点を持つ外資系企業だからこそ、グローバルに活躍するチャンスにも恵まれます。

「もっと外資系企業について知りたい」という人は、こちらのページもチェックしてみてください。

外資系企業の探し方や入社するための対策、メリット・デメリットなども紹介しています。

【働きやすい外資系企業ランキング30選】具体的な探し方も合わせて共有!

外資系企業は有休消化率が日本の企業と比べてかなり高いよね!

海外では「有給取得は社員の権利」としてみなされているから、長期で有給を消化しやすいのも特徴だよ。

働きやすい会社ランキング|ベンチャー

これまでにない新しいサービスや製品を生み出すベンチャー企業は、一般的な企業と比べてフラットな職場環境で、自由な働き方ができる企業が多いです。

自分の実力を磨いて、どんどん成長していきたいと考えている人は、ベンチャー企業に向いているでしょう。

ただ、ベンチャー企業といってもかなりの数があり、経営が不安定でブラックな働き方を求めてくる企業も少なくないので、慎重な企業選びが重要です。

働きやすい環境づくりをしていると評判のベンチャー企業をランキングで紹介します。

業種企業名企業概要
サービスサイバーエージェントメディア事業・インターネット広告事業・ゲーム事業などを展開する会社。健康的な働き方を推進するために健康推進室を立ち上げ、2020年6月からは特定曜日にリモートワークを行う「リモディ」制度を開始。また不要な業務を見直す「棚卸会議」や労働時間を可視化して業務を効率化する「雪かき会議」などを行っている。女性活躍促進制度の「macalonパッケージ」があり、生理休暇や妊活休暇、育児・介護支援なども充実。社内には無料で月4回マッサージが受けられるマッサージルームも完備されている。
サービスリクルート求人広告・人材紹介・人材派遣・ITソリューションなどを手がける会社。フレックスタイム制度やリモートワーク制度、時短勤務制度など多様な働き方ができる制度を導入している。また、法定休暇と別に自由に設定できる休日を付与しており、年間平均週休2.8日。3年ごとに14〜28日の連続休暇を取得できるSTEP休暇制度もある。一人ひとりの強みや個性、希望を踏まえて適切な人材配置を行っている他、個人の職務の価値にグレードを設ける「ミッショングレード制」、希望職種にキャリアチェンジができる「キャリアウェブ制」などもある。
サービスクックパッド料理レシピのコミュニティサイト「クックパッド」や、生鮮食品ECサイト、料理好きのためのコミュニティサイトを運営している会社。全社員に対してフレックスタイム制度を導入しており、研修後は入社時からライフスタイルに合わせて働ける。また在宅やサテライト勤務を選べる「Flexible day」と週2回のオフィス出社日「Co-work day」を組み合わせた「Flexible working制度」があり、指定出社日以外のリモートワークも可能。オフィス内には食堂の代わりに会社が食材費を負担するキッチンがあり、社員の交流の場となっている。
サービスfreee小規模法人や個人事業主を対象にした会計ソフトなどのクラウドサービスの開発・運営を行っている会社。働きやすい環境づくりのために、上司や同僚と事前確認なしに1on1ミーティングのアポが取れる制度や、ランチ補助制度、チーム交際費の支給、全社でチームの取り組みの結果や改善点を包み隠さず定期的に発表する「AekyoHour」など、ユニークな制度を多数設けている。業務やキャリアビジョン実現のために年間5万円までを会社が負担する「ジブングロースハッカー制度」もある。
情報・通信ガイアックスソーシャルメディアやソーシャルアプリに関する事業を手がける会社。オフィスは社外にも解放されており、スタートアップや起業家とのネットワークづくりができる。リモートワークも推進されており、国内はもちろん海外で生活しながら仕事をすることも可能。他部署の仕事を個人で請け負って報酬をもらう社内副業制度もあり、この副業をきっかけに独立した社員も多い。コーチング制度を設けており、キャリアの相談はもちろん、プライベートを重視したライフプランの相談もできる。
情報・通信Sansan法人向けに国内シェア6年連続No.1の名刺管理サービス「Sansan」などのデータベース管理システムを開発・運営している会社。異なる部署の社員が食事をする際に飲食費を補助する「Know me」、知識習得や業務に必要な書籍・ツールの購入費を補助する「Geek Seek」、1日単位で在宅勤務を選択できる「イエーイ」、休日と平日の勤務日を入れ替えられる「どにーちょ」などユニークな制度が充実。オフィスとは思えないラボも用意されており、好きな環境で自由に働ける。
情報・通信メルカリ日本最大級のフリマアプリ「メルカリ」を運営している企業。働く時間・場所、住む場所を自由に選択でき、通勤手当は月15万円まで支給される。この制度を活かし地方移住した社員も多い。また、コアタイムなしのフルフレックス制度を導入しており、自分の裁量で週休3日に設定することも可能。気軽に学べる教育支援から、本格的に博士号取得を目指す社員のための学費全額支給・勤務との両立サポートを行う「Mercari R4D PhD Support Program」など教育支援制度が充実。ランチタイムや就業後を活かして学習しながら部署を超えたコミュニケーションが取れる制度もある。
サービスLIFULL住宅・不動産サイト「LIFULL HOME’S」などを運営している会社。キャリア形成や自己実現のために、半年に1度の目標設定面談、週に1度の1on1がある他、キャリア支援室を設置し、キャリアに関する相談が気軽にできる環境がある。また、必須プログラム・選択プログラム・選抜プログラムで構成される「LIFULL大学」で社員の成長を促進。年に2回キャリアの見直しを行う場があり、キャリア選択制度や公募制度を活用できる。週1〜4日の出社とリモートワークを自由に組み合わせられる制度や、チームや上司とのコミュニケーションを促進するコミュニケーションデーも設定されている。
サービスUnipos社員が安心して挑戦できる企業風土を作るためのピアボーナス実現に向けたWebサービスを提供している会社。他薦型の表彰制度「発見大賞」や新入社員が入社して1ヶ月間ランチ費用が補助される「ウェルカムランチ制度」、社内ラウンジで無料のアルコールを提供する「ちょいコミ制度」、キャリアップやスキル習得に関係する資格・研修・セミナーにかかる費用を全額補助する「チャレがく制度」など、独自の制度が豊富。フレックスタイム制度を導入している。
10情報・通信アカツキゲーム事業、知的財産創出事業を手がけ、モバイルゲームの開発・運営をメインとしている会社。コミュニケーション活性化のために社内交流会やランチ・ディナー補助、社員旅行や合宿などの制度がある。月1回役員を指名しての役員ランチは、管理職と社員の意見交換の場として、さまざまなやりとりが行われている。また社内でさまざまな勉強会が行われる他、上限なしの書籍購入負担制度や社外勉強会参加支援、経営コンサルタントや各界の著名人による「Akatsuki Power UPセッション」などの教育支援も豊富。世界市場へのグローバルな展開も行っており、世界で活躍できるチャンスもある。

斬新なアイデアで世の中に新しい価値を提供するベンチャー企業。

今回ランキングで紹介した会社にもあったように、ユニークな制度を導入している企業が多いです。

また、実力で評価される傾向が強いため、若手であっても活躍の機会が豊富にあります。

なんだかおもしろそうな制度がたくさんあるね!社内のコミュニケーションが取りやすそうな会社が多そう!

ベンチャー企業はポジションに関係なく意見が活発に交わせる会社が多い印象だね。入社したら制度を積極的に活用する自主性が大切だよ!

働きやすい会社ランキング|女性

女性はライフステージに影響されることが多く、能力があってもキャリアを諦めざるを得ないケースも少なくありません。

しかし、人手不足が企業の問題となっている今、女性にとって働きやすい環境づくりをすることは企業にとっても国にとっても重要な課題です。

女性が活躍しやすい環境づくりに力を入れている企業は増えていますが、まだまだ制度が活用されていなかったり、十分な制度がなかったりする企業も少なくありません。

ここからは、女性が働きやすい環境づくりに力を入れており、実際に制度が運用されている企業をランキングで紹介します。

キャリアをしっかり構築して活躍したいという人は、参考にしてみてください。

業種企業名企業概要
商社住友商事世界各国に拠点を持つ住友グループの大手総合商社。女性の管理職者数は2013年時点で2.2%だったものの、2022年には8.1%まで上昇。2030年までに20%以上を目指している。仕事と家庭が両立できるようハード面の環境整備とともに、制度利用者以外の社員にも研修を実施するなど、女性がキャリアを継続しやすい仕組みづくりに注力。配偶者の海外転勤に伴う退職者の再雇用制度も利用実績が豊富にある。プラチナくるみん・えるぼし認定企業。
医薬品メーカーアステラス製薬日本を代表する医薬品メーカー。2016年より女性がイキイキと活躍し続けられる環境の整備のため、在宅勤務制度の改定や育児中などライフイベント中の制度利用調査及び課題点の改善を行い、女性の活躍促進を促している。2020年度までに女性の管理職比率10%以上という目標を達成し、2022年6月時点で30%まで上昇。2021年3月期の産休・育休取得率は105.6%、男性は74.1%。スーパーフレックスタイム制を導入し、育児や介護はもちろん、プライベートとキャリアが両立できる取り組みを行っている。プラチナくるみん認定、なでしこ銘柄選定企業。
医薬品メーカー田辺三菱製薬三菱ケミカルグループ100%子会社の医薬品メーカー。内閣府が定める「女性が輝く先進企業2020」で内閣府特命担当大臣表彰を受賞。2022年度の管理職女性比率は12.2%、係長相当以上は17.9%となっている。コアタイムなしフレックスタイム制・在宅勤務制度などを導入して育児や介護との両立がしやすい他、がんサバイバーや不妊治療、その他の治療が必要なケースも治療休暇や短時間勤務制度の利用が可能。男女ともに育児休業の最初の5日間を有給化し、配偶者が妊娠した男性にはプレパパ休暇を付与している。プラチナくるみん・えるぼし認定企業。
電気機器メーカーヤマハ楽器や半導体、自動車部品、スポーツ用品などを製造・販売しているメーカー。2021年度の女性管理職比率は7.1%だが、2025年までにグループの女性管理職比率を平均19%にするという目標を掲げて女性活躍推進部会を設置。全社員を対象としたキャリア開発プログラムの導入や女性管理職候補者育成のための社内メンタリングプログラムの導入を行っている。育児・介護支援制度は法定以上の内容で、海外赴任帯同者や介護離職者などの再雇用制度も整備。プラチナくるみん・プラチナえるぼし認定企業。
電気機器メーカーニコンカメラやデジタルカメラ、双眼鏡、顕微鏡などを製造・販売している三菱グループの会社。定期採用による女性比率25%、2023年3月までに女性管理職比率7.5%以上の目標を掲げ、2022年3月末の時点で女性比率31.2%、管理職比率7.2%を達成。女性を対象としたメンター制度の導入や、自己実現研修などによるキャリア開発、ロールモデルとなる女性社員との交流などの機会を設けている。また、ライフイベントに柔軟に対応して働けるよう支援制度を充実させるとともに、スーパーフレックスタイム制や在宅勤務制度を導入済み。プラチナくるみん・えるぼし認定企業。
電気機器メーカーセイコーエプソン情報関連機器・精密機器を製造・販売しているメーカー。フレックスタイム制を導入し、男女関わらず柔軟な働き方ができる。1983年に男女の賃金格差を完全撤廃して以降、女性の活躍促進に注力。女性向けキャリア研修や対話会を実施するなどして、キャリア形成をサポートしている。また、子育て支援のためのアンケートを実施し、回答内容に基づいて制度を整備。一般的な休暇・時短勤務制度に加え、育児・介護・学校行事などに利用できる健やか休暇を導入している。プラチナくるみん・えるぼしの認定を受けており、なでしこ銘柄選定企業。
情報・通信野村総合研究所情報サービスを提供している野村ホールディングスの持分法適用関連会社。2008年と比較し、女性の管理者数は48名から274名へ、採用比率は21.7%から34.3%に上昇している。女性のキャリア形成支援として、女性リーダー育成プログラムやリーダー養成塾など、さまざまな研修プログラムを実施。仕事と育児の両立支援では、段階ごとに勤務形態を選びながら、無理なくキャリアが続けられるようサポートしている。女性の育休取得率100%で、男性は68.6%。プラチナくるみん・えるぼしの認定を受けており、なでしこ銘柄選定企業。
情報・通信BIPROGY旧日本ユニシスで、ITサービスを提供している会社。IT企業で初めて「日経ウーマンエンパワーメントコンソーシアム」に加入し、女性の活躍促進やジェンダー平等を推進。10年以上育休取得率は95%を超えており、男性の育休取得率も26.7%に増加している。全社員を対象にテレワーク制度導入済み。育児に取り組む社員交流を社内SNSによって行っている。内閣府が定める女性が輝く先進企業表彰2021で内閣府特命担当大臣表彰を受けている他、プラチナくるみんやえるぼしの認定を受け、なでしこ銘柄にも選定されている。
金融七十七銀行宮城県仙台市に本店を置く地方銀行。女性の活躍促進に向けた取り組みとして「Work Work Woman(わくわくウーマン)」を策定。キャリア形成や能力開発支援や育児・介護との両立支援を強化している。また、女性行員からの意見を積極的に吸い上げ、女性目線での女性活躍促進のための施策を検討・実行するなどの取り組みを実施。復職支援サポートも手厚い。2021年度の女性管理職比率は14.2%だが、2031年3月末までに30%とする目標を設定している。プラチナくるみん・えるぼし認定企業。
10化学メーカー花王シャンプー、ボディソープ、洗濯洗剤、スキンケア用品、オムツなどの消費財を製造・販売する会社。法定以上の育児休業制度を設定し、復帰後も時短勤務や時差出勤など多様な働き方ができる。介護支援もフレックスタイム制や単発の介護休暇取得が可能。制度利用者だけを対象とするのではなく、その他の社員への女性活躍促進や育児・介護支援に向けた研修も実施し、制度を利用しやすい環境が整っている。また、育児中の社員を対象にランチタイムでのミーティングを開催し、情報交換として多くの社員が参加している。プラチナくるみん認定企業で、女性が活躍する会社ベスト100で2019年に1位に選出された。

女性の活躍促進を行っている企業は、女性採用比率や女性管理職比率の上昇に向けて、長期的な取り組みを行っている企業が多いです。

現時点で大幅な変化が見られなくても、徐々に効果が出てきている企業がたくさんあります。

数値改善のために行っている具体的な取り組みや、直近数年の比率の変化などにも目を向けてみましょう。

厚生労働省の「女性の活躍推進企業データベース」で、各企業のさまざまなデータが確認できます。

また、子育て支援を促進している企業を認定する「プラチナくるみん」、女性の活躍促進を認定する「えるぼし」などの認定や、女性活躍推進に優れている企業を選定する「なでしこ銘柄」などにも注目してみてください。

こちらのページでは、より詳しく女性の働きやすい会社についてまとめています。

女性が働きやすい会社の特徴や取り組み事例も紹介しているので、ぜひ目を通してみてくださいね。

【女性が働きやすい会社ランキング】特徴や企業の取り組み例も合わせて共有!

認定制度に目を向けてみることも、自分に合った働き方ができる会社を探す方法かもしれないね!

そうだね!各認定制度がどんな条件を設けているのかをチェックしてみることも大事だよ。

働きやすい会社ランキング|子育て

就活をしている今、子育てのしやすさはそれほど優先度が高くないかもしれません。

しかし「いつかは家庭を持って子どもを育てたい」と少しでも思っているのなら、子育てのしやすさは働きやすさを左右する重要な要素です。

子育てに関する支援や制度は女性向けのものが多いですが、最近は男性の育休取得や育児参加にも力を入れている企業が増えてきました。

どんな支援や制度があるかを知るとともに、自分の将来をイメージしながらランキングを見ていきましょう。

業種企業名企業概要
電機メーカー日立製作所ハードウェア・ソフトウェア・システム・サービスなどを提供している会社。2020年度にくるみん・プラチナくるみんの認定を受けている。また、2020年から5年間で更なる制度の整備を実施。すでに休暇制度に加え、上限なしのテレワーク勤務制度や、小学校卒業年度末までの時短勤務制度・フレックスタイム制度などを導入。福利厚生のカフェテリアプランで、育児に関するメニューも取り揃えている。男性社員も配偶者出産時に5日間の出産休暇が有給で付与される他、過去3年間の男性平均育休取得率は307日となっている。
陸運東日本旅客鉄道東日本を中心として旅客鉄道サービスを提供している会社。性別関係なく子育てをしながらキャリアが両立できるよう、法定水準以上の育休制度や時短勤務制度、短日数制度を導入。配偶者出産休暇も設定している。また、不規則勤務でも安心して仕事ができるように、24時間の事業内保育所を設定。おむつやミルクサービス、洗濯代行サービスなども用意している。2012年には公益財団日本生産本部主催の「ワーク・ライフ・バランス大賞」を受賞。2008年から3回くるみん認定を受けている。
商社住友商事住友グループの大手総合商社。男女ともにさまざまな働き方を段階的に選べるように整備している。子育て中の社員が子どものみを帯同して海外赴任する場合は、保育費等を補助する「子女のみ帯同サポート制度」あり。また、育児中の社員は住友商事が契約している育児コンサルタントサービスを利用でき、復職や育児との両立などの相談が受けられる。配偶者出産休暇も整備されており、2019年度以降80%以上が取得。その他の制度の利用実績も豊富にある。プラチナくるみん認定企業。
情報・通信野村総合研究所野村ホールディングスの持分法適用関連会社で、情報サービスを提供している。妊娠期から復職後まで、段階的にさまざまな休暇制度や時短勤務制度を設定している。配偶者の出産時には出産予定日もしくは出生日から3ヶ月以内に5日間のパートナー出産休暇を取得可能。社内には事業内保育所がある。産休取得前に利用者と上司を含めた三者面談を行っている他、復職時にも利用者と上司を対象として研修を実施。一緒に働く同僚に向けても両立関連のガイドブックを配布している。プラチナくるみん認定企業。
化学メーカー花王日本を代表する大手消費財メーカーで、くるみん・プラチナくるみん認定企業。産休・育休取得実績や復職実績が豊富で、子育てをする社員を支援する企業風土が出来上がっている。復職者の上司や同僚社員を対象にしたセミナーも実施。復職後は1ヶ月上限100時間として在宅勤務が可能な他、子どもが3年生を修了するまでに有給とは別で5日間の休暇の取得や1日最大2時間の時短勤務が可能。また、ベビーシッタークーポン、学童クーポン、保育所クーポンなども用意されている。
金融千葉銀行千葉県千葉市に本店を置く地方銀行。男女ともに育児と仕事の両立ができるよう、妊活から中学校就学までさまざまな支援制度を設けている。育児休業から復職する前後には対象者に研修を実施。また、育児のための慣らし勤務も設けており、スムーズな復職を支援している。また、育児休暇中は行内研修やe-ラーニング・通信講座を使ってのプログラムの受講も可能。上司や本部と随時個別面談を行う他、上司向けのガイドブックも制定し、子育て中の社員をサポートする周囲の環境整備にも力を入れている。また男性育休100%宣言にも賛同を表明し、男性の育休取得は100%を超えている。プラチナくるみん認定企業。
化学メーカー資生堂スキンケア・メイクアップなどの化粧品事業を主軸とするくるみん認定企業。ワーク・ライフ・バランスの実現に向けて、全社員を対象にフレックスタイム制や在宅勤務制度を導入。産休・育休や育児支援に関しては、法定水準以上の制度を整え、ライフステージや性別を問わずキャリアアップできる環境づくりに力を入れている。スムーズな職場復帰に向け、上司とのコミュニケーションが取れる「チャイルドケアプラン」を設定。子どもが3歳を迎えるまでに最大2週間の育休が取得できる短期育児休業制度も設け、男性の育休取得を促進している。事業内保育所あり。
小売イトーヨーカドー関東を中心にスーパーを運営している会社。プラチナくるみんの認定を受けている。育児支援制度はパートタイマーにも適用しており、法定水準以上の制度を設定。中学校1年生の4月15日まで利用できる短時間勤務プラン、中学校1年生の8月末まで利用できる午後7時以前に勤務終了プランなどがある。また男性社員の育休取得促進として、年間5日間有給で取得できる育児休暇も設定。対象者の7割程度が利用している。育児などを理由に退職した場合、3年以内であれば優先的に採用されるリ・チャレンジプランも、性別・雇用形態に関わらず利用可能。
精密機器メーカーキヤノンカメラやビデオなどの映像機器、プリンターやスキャナーなどの事務機器などを製造・販売している会社。産休・育児休業制度に加え、一定期間の休業が認められるマタニティー休業制度やマタニティー短時間制度、復職後の勤務時間帯の変更制度などがある。また、不妊治療にかかった金額の50%、最大100万円までを補助する不妊治療費補助制度あり。育児支援制度を利用することへの理解がある企業風土が出来上がっているため、制度が利用しやすいと評判が高い。くるみん認定企業。
10情報・通信エヌ・ティ・ティ・データデータ通信・システム構築事業を手がけるシステムインテグレーター。NTTグループ全体で子育て支援に力を入れており、企業主導型保育園や事業内託児所等が設置されている。また休業や休暇、時短勤務などの制度は法定水準を上回っており、ライフプラン休暇は不妊治療などが理由でも利用可能。独自に育児・介護支援Webサイトを立ち上げており、社員の体験談を紹介する他、制度の内容や利用方法をわかりやすく周知している。プラチナくるみん認定企業。

社員が子育てとキャリアを両立してワーク・ライフ・バランスが取れた生活を送るためには、子育て支援の充実が不可欠です。

また、企業側にとっても子育てを理由に、優秀な社員が離職してしまうのは大きな痛手となります。

こういった側面があり、多くの企業が子育て支援に力を入れ始めています。

ただ、まだ制度が不十分だったり、活用されていなかったりする企業も多いので、制度の内容だけでなく、利用実績も合わせて確認するようにしましょう。

男性が育児に参加しやすい制度を整えている企業も増えてきているので、男性も子育てのしやすさに目を向けることは大切です。

子育て支援を積極的に行っている企業かどうかを見るには、「くるみん」や「プラチナくるみん」の認定を受けた企業かどうかも一つの指標になります。

くるみん・プラチナくるみんやその他の認定を受けている企業は、安全衛生優良企業マーク推進機構のホームページで一括検索が可能です。

子育てしながら働きやすい会社については、こちらのページで詳しく解説しています。

見分けるポイントや取り組み事例なども紹介しているので、企業選びに役立ててみてくださいね!

​​【子育てしながら働きやすい会社ランキング15選】見分けるポイントを共有!

一般的な子育て支援制度だけじゃなくて、企業ごとにいろんな支援制度があるね!

キャリアを続けたいなら、育休の取りやすさだけでなく、復職支援の内容や復職後に利用できる制度もチェックしておこう。

働きやすい会社ランキング|その他

ここまで外資系・ベンチャー・女性・子育ての視点で、働きやすい企業のランキングを紹介してきました。

ただ、働きやすさは人それぞれ感じ方が違うため、一つの視点で判断することはできません。

ここからは、さまざまな視点で総合的に見て働きやすい会社ランキングを紹介していきます。

あなたにとって働きやすい会社の条件は何かを考えながらチェックしていきましょう。

業種企業名企業概要
食品・飲料メーカーサントリーホールディングス清涼飲料水や酒類などを製造する日本を代表するメーカー。ランスタッド・ジャパンが実施した「エンプロイヤーブランド・リサーチ〜いま最も働きたい企業 2019~」で1位を獲得している。独自の働き方改革で残業時間の削減や業務の効率化に成功。人材育成プログラム・サントリー大学を設立し、社員の自己啓発やキャリア構築をサポートしている。また、コアタイムなしのフレックスタイム制・上限のないテレワーク制度を導入し、多様な働き方を実現している。プラチナくるみん・えるぼし認定企業。
医薬品メーカー塩野義製薬日本を代表する医薬品メーカーの一つ。フレックスタイム制を導入しており、年間休日数は128日。健康経営に力を入れており、心身の健康維持のためのプログラムや禁煙補助、食堂での食生活対策などを実施している。健康経営優良法人・くるみん・えるぼし認定企業。コアタイムなしのフレックス勤務や選択週休3日制の導入、副業基準の緩和も進めている。2021年には在宅勤務制度の導入を行い、所定労働時間を1日あたり45分削減。ワーク・ライフ・バランスを実現している。
エネルギー関連INPEX石油・天然ガスなどのエネルギー供給を行なっている会社。年代ごとにキャリアデザイン研修や若年層の育成・キャリア構築支援、階層別の研修等が充実。専門分野や海外で活躍するためのスキルを身につける自己啓発支援もある。一部の部署を除き、コアタイムなしのフレックスタイム制度を導入していて、在宅勤務との組み合わせも可能。オフィスはフリーアドレスで、交流や勉強会が行われるコミュニティースペースも用意されている。
食品メーカー日清製粉製粉事業や加工食品事業、健康食品事業などを中心に展開している会社。多様な働き方を実現するために、時間単位年休制度や在宅勤務制度、コアレスフレックスタイム制制度、ノー残業デー、時間外労働削減計画の設定などを行なっている。キャリア研修や面談が定期的に行われ、資格取得やスキル習得に利用できる自己啓発支援制度も充実。年1回のTOEIC受験を義務化し、選抜での国内外の研修などグローバル人材の育成にも力を入れている。健康経営優良法人、くるみん認定企業。
メディア関連WOWOW映画やドラマなどの映像コンテンツの制作や提供、エンターテイメントの発信を行なっている会社。全社員を対象としてフルフレックス制度やテレワーク制度を導入している。オフィスはフリーアドレスで、コミュニケーションの活性化を図っている。一人ひとりの強みや興味に合わせたキャリアを実現できるよう、育成制度や上司との1on1などの制度も充実。社内の風通しもよく、社員の声から海外視察研修などの制度も生まれている。
商社三菱商事世界各国に拠点を持つ大手総合商社。健康経営優良法人、プラチナくるみん、えるぼしの認定を受けている。健康経営への取り組みとして、健康アプリや社員食堂での健康に配慮したメニューの提供を実施。オフィス内で野菜や果物などを気軽に食べられるサービスも行われている。また、メンタルヘルスへの取り組みも手厚く、ストレスチェックや全社員を対象とした個別相談会を実施しているのも特徴。女性の活躍促進・多様な人材の登用、LGBTが働きやすい環境づくりにも力を入れている。
食品メーカー不二精油業務用チョコレートや植物性油脂、大豆加工素材、乳化・発酵素材の事業を展開している。コアタイムなしのフレックス制度やテレワーク制度を導入し、多様な働き方を実現。育休取得率は女性が100%、男性は72.5%となっている。年次有給は新卒入社で15日、その他は20日となっており、有給取得率は63.5%。使わなかった有給は積み立て保存が可能となっている。健康経営優良法人、プラチナくるみん認定企業。
食品メーカー味の素うまみ調味料「味の素」をはじめとした食品を製造・販売する会社。ランスタッド・ジャパンが行なった「エンプロイヤーブランド・リサーチ ~いま最も働きたい企業 2019」で第2位に選出された企業。社員の健康増進を目的とし、「MyHealthチャレンジ~健診戦」や、健康アドバイスアプリ「カロママプラス」を導入。2017年度からはテレワークの上限や勤務場所の条件を緩和し、より多様な働き方を実現している。コアタイムのないフレックス制度やノー残業デーも導入済み。健康経営優良法人、プラチナくるみん、えるぼし認定企業。
海運川崎汽船世界各地に拠点を持つ大手海運会社。フレックスタイム制度や在宅勤務の導入に加え、法定労働時間より1時間短い所定労働時間を設定。通常の有給に加えて、「7days vacation」という7日間の有給休暇も付与している。プロフェッショナルな人材を育成するため、コアスキル・実務スキル・マネジメントスキルの習得を段階的に行うプログラムを実施。新卒社員をサポートするトレーナー・トレーニー制度やキャリアパス実現に向けたジョブローテーション制度も導入している。
10情報・通信ソニービジネスオペレーションズソニーグループのグローバル展開を支えるバックオフィス事業を展開。女性比率が約8割で、女性管理職比率は61%。年に2回キャリア面談を行い、一人ひとりのキャリア形成をサポートしている。階層別にさまざまな研修制度が用意されている他、個々の業務に合わせて専門スキル研修プログラムも用意。グローバル社会に対応するため、ビジネス英語研修も社内で行われている。月間フレックスタイム制度や在宅勤務制度があり、多様な働き方が可能。沖縄県人材育成企業として認証を受けている。
11IT関連ソフトウェアプロダクツビジネスアプリケーションを主軸にシステムやソフトウェアの設計・開発を行っている会社。健康経営優良法人の認定を受けており、健康診断の徹底やメンタルヘルス研修、ノー残業デーや残業・有給管理の見える化など、健康を増進するさまざまな取り組みを実施している。社員の健康診断受診率は100%となっており、社員の一人ひとりの意識改革を実現。えるぼし認定の他、若手の採用・育成を促進している企業を認定するユース・エール認定も受けている。
12化学メーカー東亞合成瞬間接着剤など、さまざまな接着剤やアクリル製品を製造している会社。コアタイムなしのスーパーフレックスタイム制度や在宅勤務制度、時短勤務制度などを導入し、ライフスタイルに合った働き方ができる。また有休消化を促進しており、2020年度の有給取得率は91.8%と国内平均を大きく上回る結果となった。年1回行われる自己申告制度によって、一人ひとりの考え方や希望、強みに最適な人員配置を推進している。健康経営優良法人認定企業。
13情報・通信サイボウズ企業のチームワーク向上を支援するソフトウェア開発などを行っている会社。「新・働き方宣言制度」を導入し、社員一人ひとりが自分の働き方を自由に決められる。また、効率的に業務が行えるように「ウルトラワーク」を導入し、一時的に自分が決めた働き方と異なる働き方ができるのも特徴。誕生日の社員を含む食事会の費用補助や、ミーティングの飲食代補助、部署をまたいでのイベントへの費用補助など、コミュニケーションの活性化にも力を入れている。また、「大人の体験入部」で他部署や海外拠点への体験入部も可能。キャリア形成の一翼を担っている。
14三菱地所オフィスビルや商業施設の開発、マンションや建売住宅の建設などを行う総合不動産ディベロッパー。全社員を対象にフレックスタイム制度を導入。育児や介護の支援も手厚く、ワーク・ライフ・バランスが実現できる環境を整えている。社員の持つアイデアから新規事業を創出する新事業提案制度があり、これまでに中古マンションの買取・再販事業など新しい事業が創出された。社員はもちろん、家族、社外の人、グループ会社の人も利用可能なカフェテリアがあり、食を通じたコニュニケーションが活発に行われている。
15トライバルメディアハウス企業と生活者の間のコミュニケーションを促進するマーケティング支援を行なっている会社。勤続5年になる社員に1ヶ月の休暇を与える「浮世離れ休暇」や社員同士のサシ飲み費用を負担する「サシ飲み制度」、バンジージャンプ・パラグライダー体験制度など、他にはない独自の制度が豊富。また、社員同士でありがとうを伝える「ありがとう便」は社員の声から誕生している。フレックスタイム制度やワークスタイル選択制度などが導入されており、業務に支障のない範囲での副業も可能。
16医薬品メーカー中外製薬国内大手医薬品メーカーの一つ。在宅勤務とサテライトオフィスの活用によるテレワーク勤務制度や時間単位の有給休暇制度、コアタイムなしのスーパーフレックス制度などで、多様な働き方を実現。ノー残業デーの設定やタイムマネジメント研修、事前の時間外勤務の必要性の判定などを行い、2020年度の月の平均残業時間は4.3時間となっている。一人ひとりのキャリア開発支援として、キャリア開発研修、講座等の受講支援、留学や資格取得のための最大3年の休職制度を設定。子育て支援も手厚く、プラチナくるみんの認定を受けている。
17サービスぐるなび飲食店情報と口コミを集めたウェブサイト「ぐるなび」を運営している会社。会社指名型研修・希望者参加型研修・自己啓発支援制度の3つを柱として、社員の成長を促進。自己啓発支援の一つとして、「ぐるなびビジネスカレッジ」を設立し、業務に必要な知識・スキルの向上を図っている。女性活躍促進やLGBT理解の推進にも積極的。在宅勤務を推進しており、本社まで120km以上離れている社員に遠隔通勤制度を導入。住む場所も自由に選択できるようになった。リモートワークを行っている社員に対しては「新しい働き方手当」を支給している。
18IT関連メンバーズデジタルマーケティング支援を行なっている会社。時短推進委員会を設立し、残業時間の削減に注力。部署ごとに残業時間を管理し、目標を達成している部署の評価点をプラスしたり、削減予定の残業代で賃上げを行なったりして、残業時間を50%削減した。月の平均残業時間は15時間。業務時間の10%を自己啓発やスキル向上に充てる10%ルールを導入し、取り組み内容も評価点にプラス。部署を超えての勉強会やラボへの参加なども推進している。また、自己申告制度や社内公募制度で、希望するキャリアに挑戦できるのも特徴。
19金融新生銀行旧日本長期信用金庫。セルフ時差出勤制度や在宅勤務制度を導入し、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けて取り組んでいる。接客業務がない部署は職場での服装も自由。また、男性社員も育児休暇を取得するための取り組みとして、子どもが2歳になるまでは最大20日間の特別休暇を付与している。女性やマイノリティが活躍できる環境を整えるため、ダイバーシティ推進室を設置。キャリア開発サポートを実施して、一人ひとりがやりがいを持てる環境を整備している。2018年に副業・兼業を解禁した。
20IT関連GMOインターネットグループインターネットインフラ事業やメディア事業、インターネット広告事業などを手がける会社。リモートワーク制度を導入し多様な働き方を実現しつつ、オフィスはフリーアドレスにして部署を超えた社員のコミュニケーションの活性化を促進している。ビジネスマナーやコンプライアンスを学べる研修や、業務に関する専門知識を学ぶ研修の他、エンジニア向けに「GMOすごいエンジニア制度」を設置。業務の効率化を促すため、20分程度のお昼寝を推奨し、格安でマッサージが受けられるリラクゼーションスペースも備えている。
21繊維メーカーワコール主に女性向けのインナーウェアやスポーツウェア、その他繊維製品などの製造・販売を手がけている会社。ワーク・ライフ・バランス実現への取り組みとして、在宅勤務や勤務地限定制度、育休・介護支援の充実などを図っている。人材育成として階層別研修を実施する他、ビジネススキル研修やワコールの知識や組織開発を目的としたワコールアカデミー、グローバル事業に対応するための海外業務研修や語学研修、e-ラーニングによる自己啓発支援も盛ん。健康経営優良法人、プラチナくるみん認定を受けている。
22商社三井物産鉄鉱石・原油に強みを持つ国内大手総合商社の一つ。グローバル社会に対応するため、若手から中堅を対象に海外就業生制度や部門別研修員制度など、海外での研修を実施。次世代ビジネスリーダー育成を目的とし、管理職にはハーバードビジネススクールと提携した企業内スクールを用意している。柔軟な働き方を促進するため、組織ごとにフリーアドレスのSTUDIOと、ミーティングを行うCO-WORK、部署を超えてアイデアを出し合うSOCIALなど、さまざまなオフィス環境を用意。健康経営優良法人、プラチナくるみん、えるぼしの認定を受けている。
23機械メーカー横河電機工業計器やプロセス制御システムを専業としている会社。テレワーク制度・時間単位休暇制度・フレックスタイム制度・遠隔地通勤など、ライフスタイルに合わせた働き方ができる制度を充実させており、働きがいを調査する世界的専門機関Great Place to Workから「働きがいのある会社」として認定を受けている。人材育成プログラムや、キャリアプラン申告制度、社内公募制度を設け、社員のキャリア構築をサポートし、希望と能力に合った人材配置を行っている。同好会の種類がかなり多く、社員間のコミュニケーションの活性化に一役買っている。プラチナくるみん・えるぼし認定企業。
24商社伊藤忠商事繊維・機械・金属・エネルギーなどさまざまな製品を扱う大手総合商社の一つ。働き方改革として、午後8時から10時までの勤務を原則禁止・午後10時から翌5時までの勤務を禁止し、朝5時からの勤務を推奨する「朝型勤務」、社内外にかかわらず飲み会や会食は1次会のみ午後10時までとする「110運動」、火曜から金曜日の服装を自由とする「脱スーツ・デー」などを導入。また、万が一がんに罹患してしまっても安心して働けるようにがんとの両立支援を行い、予防の強化も行っている。プラチナくるみん・えるぼし認定企業。
25サービスクイック人材紹介を主軸に求人広告の取り扱いや、教育研修、人事労務関連の情報サイトなどの運営を行う会社。年次に関係なく能力で評価が行われ、20代でマネージャーとして活躍する社員も多い。意欲や能力があれば、どんどん挑戦できる企業風土ができている。また、社長を含め全員があだ名やさん付けで呼び合っていて、フラットにコミュニケーションが取れる環境を整備。年3回10日程度の連休があり、仕事もプライベートも充実させられる。階層別研修を初め、外部研修受講制度や独立支援制度なも充実している。
26機械メーカー竹中エンジニアリングセキュリティなどのサービスや情報機器などの製品を手がける会社。健康保険や雇用保険の個人負担額が法定より低い。定期的に社内研修会を行っており、全国の支社から集まった社員が情報交換を行いながら、コミュニケーションの活性化を図っている。また、時流に合わせた知識やスキルを学べる研修・講座も随時開催しており、常に学べる環境が用意されているのが特徴。社員旅行は毎年全国から社員が集まって、支社間・部署間の交流を図っている。
27IT関連Sky業務系ビジネスシステムの開発やさまざまな機械に内蔵されるソフトウェアの開発を行なっている会社。テレワークの推奨や定時退社日を実施している。長時間労働の抑制を推進しており、2021年度の月平均残業時間は19.7時間。全員がさん付けで呼びあったり、社員証等の顔写真を全て笑顔にしたり、感謝の気持ちをいつでも伝えられる「Skyなう」を採用し、太陽のようなあたたかい社風を実現。従業員満足を上げるため、社員の意見を取り入れた評価制度やワークライフバランス、環境整備を行なっている。
28小売しまむら郊外を中心として衣料品チェーンストアを展開する会社。社員の育成制度や研修制度、資格取得支援制度を充実させているのはもちろんのこと、パート社員が高待遇と家庭の両立を叶える「M社員制度」を導入。どの雇用形態に対しても労働環境の整備を行なっている。全社員から改善提案を募る改善提案制度で、マニュアルを常にアップデートし、業務の効率化を実現。年間1万件以上の案が提出され、意見を元にした制度の導入や改善が行われている。
29消費財メーカーユニ・チャーム生理用品や紙おむつ、ペット用トイレシートなどの製造・販売を行う国内大手メーカー。「異能人材」として出る杭を育てる企業風土があり、積極的に学ぶ姿勢を持つ社員にはさまざまな機会が与えられる。また、年初にキャリア・ビジョンプランを作成し、四半期に一度見直しながら、キャリア実現に向けた調整を実施。3年目以降にはキャリアアップを後押ししてもらえるキャリアチャレンジ制度がある。一部職種を除いてコアタイムなしのフレックスタイム制度を導入済み。プラチナくるみん認定企業。
30電気機器メーカー新電元工業半導体、電装製品、電源を製造・販売している会社。階層別研修が充実している他、専門性を高めるための営業教育や財務研修、英語研修、200以上のカリキュラムから選べる通信教育制度がある。全社員を対象としてフレックスタイム制度と在宅勤務制度を導入して、ライフスタイルに合った働き方を実現。また、年間休日130日で、プライベートの時間もしっかり確保できる。妊娠時から休暇制度、時短勤務制度が整っており、復職率は100%。えるぼし認定企業。

30社を一挙紹介しましたが、会社によって取り組み内容はさまざまですよね。

力を入れている取り組みが企業ごとに違うので、まずは自分の優先したい条件をしっかり決めておくことが大切です。

社会人になってどんなキャリアパスを描きたいのか、しっかり考えてみましょう。

取り組んでいる内容によって、会社の個性が感じられるよね。私は海外研修やグローバル研修がある会社に興味があるな!

僕はまだ迷うなぁ…。自分の働きやすさについて改めて考えてみるよ!

ホワイト企業に就職する方法

ホワイト企業に関する情報を集める中で、「結局どうやってホワイト企業に就職すれば良いの?」と悩むことが多いと思います。

内定を獲得するために選考対策はするとして、就活も転職も結局のところは「その企業との適性」で決まるんですよね。

要するに選んだ企業の人事が、「この人はうちの会社と合いそうだ」と判断してくれるかどうかで決まります。

就活や転職は適性で決まるため、エントリー企業数を増やすことが最も重要な対策となります。

(その上で、ホワイト企業に就職したい人は、それらのエントリー企業がホワイト企業である必要があります)

では具体的にどうやってエントリー企業数を確保していけば良いのか?

おすすめの手段を3つ共有しますね。

①求人サイトでホワイト企業を絞り込んで探す

ホワイト企業のエントリー数を増やすための王道的な手段が求人サイトです。

ホワイト企業への就職を考えた場合、求人サイトを利用する際には必ず「求人検索の絞り込み機能」を活用するようにしてください。

このホワイト企業ナビでは、元々「残業時間・年間休日数・離職率」に基準を設けて、それらすべて満たす企業のみを掲載しているので絞り込みの必要がないようなサイトにしています。

ですが、一般的な求人サイトはあらゆる求人が掲載されているので、ホワイト企業に就職したい人は、自分が求める「残業時間」「休日数」「離職率」「福利厚生」など、条件を絞り込んで検索することが重要です!

求人サイトとしておすすめは、求人数も多く、かつ検索機能の絞り込みが充実している「マイナビ」がやはりおすすめですね。

②就活エージェントに条件を伝えて優良企業だけ紹介してもらう

次に、ホワイト企業のエントリー数を確保する上で、就活エージェントも非常に有用です。

就活エージェントは面談を元にして、求人紹介から選考対策まで、すべて無料でサポートしてくれるサービス。

また求人サイトに公開されていない非公開求人も紹介してくれる点が強いです。

この就活エージェントを賢く利用するためには、必ず自分が求める労働条件を担当者に伝えることです。

実際に僕が就活生の時は、次のように担当者に伝えることで、紹介求人を絞り込んでいました。

【担当者に伝えた内容】

  • 「プライベートの時間を重要視したいので、月の残業時間が平均20時間以内の企業で、かつ完全週休2日の土日休みの企業のみを紹介して頂きたいです。業界は現在、食品業界、化学業界、自動車業界を志望していますが、他業界も興味があります。」

就活エージェントを利用する際に、すべて担当者任せにしてしまう人が多いのですが、それだと「受かりやすい企業」を紹介されてしまうので、ホワイト企業への就職を考える人は必ず条件を伝えてください。

利用する就活エージェントですが、選ぶ視点としては「保有求人数が多くて実績があるか」です。

ミーツカンパニー就活サポート」が全国対応かつオンライン面談にも対応していて、保有求人数と実績があるのでおすすめですね。

③逆求人サイトで得たスカウトからホワイト企業にだけエントリーする

最後に、エントリー企業数を確保する上で非常に役立つのが逆求人サイトです。

逆求人サイトは登録すると、企業側からスカウトが届くサイトなので、自動的に企業との接点を獲得できます。

逆求人サイトを利用する際は、必ず届いたスカウトの中から、自分が求める労働条件の企業だけにエントリーしましょう。

スカウト元の企業の採用情報や口コミサイトで調べたり、気になる企業だけど労働条件の詳細がない場合は、逆求人サイトのチャットにて直接企業に質問するのもおすすめです。

利用すべき逆求人サイトとしては、利用企業数の多さが最も重要なので「キミスカ」と「OfferBox(オファーボックス) 」がベストです。

以上、3つの方法でエントリー企業数を確保していくことがホワイト企業に就職する上で最も重要です。

またホワイト企業に就職する場合は、必ず「自分にとってのホワイト企業の定義を明確化すること」をしてください。

そうしないとそもそも「どんな企業が自分にとってのホワイト企業なのか」を把握できません。

ホワイト企業の特徴について、別途まとめた記事を書いているので、そちらの記事を参考に明確化しましょう。

» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社!?

とにかく「ホワイト企業のエントリー数を増やすこと」が肝になるんですね。

企業との適性は企業側からしか判断が難しい部分でもあるから、しっかりとホワイト企業のエントリー数を確保していくことが、求職者側ができる重要な行動だと言えるよね。

働きやすい会社の探し方

さまざまな観点から、働きやすい会社のランキングを紹介しました。

ただ、ここに紹介した以外にも働きやすい職場の環境整備に力を入れている企業はたくさんあります。

働きやすさは人によって違うため、理想の社会人生活を送るためには、自分に合った働きやすい会社を探すことが重要です。

でも、「会社がたくさんありすぎて、なかなかピンとくる会社が見つからない」という人もいるのではないでしょうか。

そこで、僕がおすすめする働きやすい会社の探し方を紹介します。

これから紹介する方法を取り入れて、自分にぴったりな働きやすい会社を見つけてください!

【働きやすい会社の探し方】

  1. ホワイト企業ナビを活用する
  2. 就活エージェントに条件を満たす企業を紹介してもらう
  3. 逆求人サイトでオファーを待つ
  4. 大手ナビサイトで条件を絞って検索する

探し方① ホワイト企業ナビを活用する

ホワイト企業ナビは、その名の通りホワイト企業の求人情報だけを掲載している就活サイトです。

掲載する企業には独自の基準を設け、就活生のみなさんに自信を持っておすすめできる企業だけを紹介しています。

【ホワイト企業ナビに掲載する企業の基準】

  • 月の平均残業時間が25時間未満
  • 3年後離職率30%未満
  • 年間休日数が120日以上

働きやすい会社もホワイト企業も明確な定義はありませんが、特徴はほとんど共通しています。

ホワイト企業ナビで企業選びをすれば、間違って労働環境が最悪なブラック企業を選ぶ心配はまずありません。

掲載している企業のヒアリングをしっかり行い、企業の強みや取り組み、求める人物像なども詳しく紹介しています。

ホワイト企業は就活生からの人気が高いので、あっという間にエントリー枠が埋まってしまうことも少なくありません。

早めにチェックしておくのがおすすめです!

また、ホワイト企業ナビでは就活ノウハウも多数紹介しています。

ぜひ活用して、就活を成功させましょう。

【働きやすい職場環境とは?】具体的な内容を解説します!

【ホワイト企業チェッカー】働きやすい企業の見分け方を就活マンが独自解説!

探し方② 就活エージェントに条件を満たす企業を紹介してもらう

僕はこれまで5年に渡って、就活ブログを運営してきました。

その中でほぼ全ての就活エージェントを見てきたのですが、利用する時は必ず「保有している求人が多い大手のサービス」かつ「実績と評判の良いサービス」を選ぶようにしてください!

僕がこれまで見てきた50以上の就活エージェントの中で、特におすすめは「ミーツカンパニー就活サポート」です!

僕が今就活生なら、まずはミーツカンパニー就活サポートの初回面談を受けて、他に2つほど可能であれば就活エージェントを利用して担当者を厳選するようにします。

就活エージェントは、本当に担当者さんの質で決まるので「担当者の厳選」は必ず行うようにしてください!

(逆に親身になってくれて、選考支援の質が高い担当者さんが付いてくれると、就活において最強の無料サービスだと僕は思ってます!)

ミーツカンパニー就活サポート

ミーツカンパニー就活サポート」は、人材会社大手のDYMが提供する就活エージェントです。

保有求人数が多く、かつ紹介してもらえる求人の質が高いのが特徴。(担当者さんに話を聞いたのですが、紹介する求人をそもそも厳選しているようです)

またオンライン面談にも対応しているので、気軽に利用できるのも嬉しいと個人的に最もおすすめしています!

その他の就活エージェントに関して、僕のおすすめを「おすすめ就活エージェント23選【就活のプロが厳選】」にてランキング化しておきました!

ほぼ全てのサービスが、オンラインで初回面談を受けられるので、気になる就活エージェントはどんどん利用して、信頼できる担当者さんに付いてもらいましょう!

(初回面談を受けて微妙だと思った場合は、すぐに切ってしまうのが重要です!!)

探し方③ 逆求人サイトでオファーを待つ

マイナビやリクナビ以上に登録が必須のサイトになってきた逆求人サイト

プロフィールを登録しておくだけで、自分と適性の高い企業からのスカウトが届くので、圧倒的に就活を効率化することができます。

ですが、どれでも登録すれば良いという話ではなく、利用企業数が多く、かつ利用しやすい逆求人サイトを厳選して利用すべきなんですよね。

そこでこれまで全ての逆求人サイトを見てきた僕が考えるに、現状以下の2サイトを併用するのがベストだと考えています。

キミスカ

キミスカ」も利用企業数が多く、非常に使いやすい逆求人サイトです。

現状、逆求人サイトの中で僕が最もおすすめするサイトですね!

隠れ優良企業や業界シェアの高い中小企業も利用しており、「キミスカ経由で知れてよかった企業」との出会いが生まれる場所です。

オファーボックス

オファーボックス」は、就活専門の逆求人サイトとしてNo.1の利用企業数を誇ります。

東証一部上場や、知名度は低いけど働きやすい大企業からのスカウトも届くので、まず最初に登録しておくべきサイトですね。

登録後はとにかくプロフィールの質にこだわってください。

正直、逆求人サイトのプロフィール作成には1日使い切っても全然問題ない。むしろそうすべきだと僕は思っています。

キミスカとオファーボックスの2サイトは同時に登録し、プロフィールはどちらか一方のものをコピペするのが効率的です!

ちなみに逆求人サイトは1つでも多くのサイトに登録しておいて、1つでも多くスカウトを獲得するのが効率的だと僕は考えています。理想としては3サイト以上登録しておきたい。

そこでこの2つ以外のおすすめサイトをまとめたので、参考にしてくださいね。

» 【最新】新卒向け逆求人サイトおすすめ15選|スカウトサイトの選び方を解説!

探し方④ 大手ナビサイトで条件を絞って検索する

就活で企業選びをする時に、多くの人が利用するのがマイナビやリクナビのような大手ナビサイトですよね。

これも読んでいる人の中にも、「もう登録してる!」という人は多いのではないでしょうか。

膨大な会社の求人情報が掲載されている大手ナビサイトは、求人機能が充実していて、自分に合ったさまざまな条件を絞り込めます。

例えば、マイナビなら以下の条件で検索できます。

【マイナビの検索条件】

  • 業種
  • エリア
  • 職種
  • 従業員規模・株式公開
  • 採用データ
  • 待遇・福利厚生
  • 受付状況
  • 採用実績ほか

また、これらを選んだ上で、さらに働きやすさの要素となる以下の条件も絞り込みが可能です。

【マイナビで働きやすさを絞り込むための条件】

  • 年間休日120日以上
  • 資格取得支援制度あり
  • 時短勤務制度あり
  • 平均残業時間が20時間以内
  • 福利厚生が充実
  • 実力主義の給与体系・評価制度を導入
  • ジョブローテーションでさまざまな職種を体験できる など

これらの検索機能を使えば、希望する業種や職種などを選んだ上で、自分の求める働きやすい会社が見つけられます。

より効率的に希望に合う会社を見つけるためにも、自分がどんな働きやすさを優先したいのかも考えておきましょう。

働きやすい会社の探し方って色々あるんだね!

私はここで紹介されてる全ての探し方を活用してるよ!一つに絞るんじゃなく組み合わせてうまく使いこなそう!

本記事の要点まとめ

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!

さまざまな視点から考える「働きやすい会社」を紹介しましたが、あなたが気になる会社はあったでしょうか?

ホワイト企業の多くは、優秀な人材を集めるため、働きやすい職場環境を作るためのさまざまな取り組みを行っています。

今回紹介した会社や、行われている取り組みを参考にしながら、自分にとってどんな会社が働きやすいのか明確にしておきましょう。

その上で求人情報をチェックして、あなたにぴったりの会社を見つけてくださいね!

▼本記事のまとめ

  • 働きやすい会社には共通する10個の特徴がある。
  • 自分にぴったりの働きやすい会社を探すなら、ホワイト企業ナビ・就活エージェント・逆求人サイト・大手ナビサイトの検索機能の活用がおすすめ。
  • 自分にとっての働きやすさをイメージすることが、後悔しない就職のカギ!
ホワイト企業ナビのホワイト企業に関する記事一覧

【ホワイト企業に関する基礎知識

【ホワイト企業の探し方・選考対策

【年代別のホワイト企業への転職方法】

【ホワイト業界に関する基礎知識

【地域別のホワイト企業】

【業界別のホワイト企業ランキング

【ホワイト企業関連の認定制度】

【その他】

この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

TOPへ