【働きやすい職場づくりの事例】良い職場づくりの実例を紹介!

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本記事では、企業が行っている働きやすい職場づくりの事例を紹介します。

求職者のみなさん、こんにちは!

累計2000万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

この記事を掲載しているホワイト企業ナビは、以下の3条件をすべて満たす求人のみを掲載しているので、「ホワイト企業にエントリーしたい」という方はぜひ利用してくださいね!

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挨拶はこのぐらいにして、本題に入っていきましょう!

就活している誰もが「働きやすい職場で働きたいなぁ」と思っているはずです。

でも、まだ社会人になっていない今、どんな職場が働きやすいのか具体的なイメージを持てない人も多いのではないでしょうか。

就職して後悔しないためには、「どんな職場づくりをしている会社があるのか」「具体的にどんな取り組みがあるのか」を知っておくことも大切です。

そこで今回は、働きやすい職場づくりをしている10社の事例を厳選して紹介します。

具体的な事例がわかれば、あなたに合った働きやすい職場の条件が決めやすくなるはずです。

事例を参考にして、どんな会社ならあなたが充実した社会人生活を送れそうか考えてみましょう。

働きやすい職場づくりをしている企業の探し方や、入社するための対策、入社するメリットも紹介するので、企業選びや選考対策にも役立ててみてくださいね!

働きやすい職場づくりの事例集【10選】

国内にある企業のなかには、企業の規模に関わらず働きやすい職場づくりのために独自の取り組みをしている企業が多くあります。

社員から「働きやすい」と評判の高い取り組みを行っている企業を紹介しますので、企業ごとにどんな取り組みをしているのか見ていきましょう。

サントリーホールディングス

清涼飲料水の製造・販売を中心とした事業を展開している国内大手企業・サントリーホールディングス

ランスタッド・ジャパンが行ったエンプロイヤーブランド・リサーチ〜いま最も働きたい企業 2019~で、見事1位に選ばれました。

2016年から働き改革として、以下の取り組みを実施しています。

【サントリーホールディングスの働き方改革】

  • 22時の一斉消灯
  • 連続休暇取得計画表の提出義務化
  • 労働時間情報の一元管理
  • 週1日の早帰りデーの設置・徹底
  • コアタイムなしのフレックス勤務導入
  • テレワークの導入と利用強化
  • 会議ダイエット
  • 資料ダイエット
  • 集中タイム

こういった取り組みにより、残業時間の縮小や有給取得率の向上や業務の効率化を実現しています。

また、社員の成長を促す取り組みとして、人材育成プログラム・サントリー大学を設立。

これは、応募型研修や通信教育、e-ラーニング、英語強化プログラム、海外トレーニー制度、MBA留学、短期ビジネススクールなど、さまざまなスキル・知識を身につけるためのものです。

年に1度上司と部下で3年後・5年後の姿を話し合う「キャリアビジョン面談」を実施しています。

業務に関連するワインソムリエやウイスキーアンバサダー、経営に関する中小企業診断士や社労士など、幅広い資格を対象とした支援制度も充実。

社員が入社後も成長できる仕組みづくりに力を入れているのが特徴です。

コアタイムなしのフレックス勤務や日数制限のないテレワーク勤務も導入し、テレワークは社員の約9割が利用しています。

妊娠から育児期には法定以上の短時間勤務や時差出勤制度、男性が育児休業を取得しやすいよう、「ウェルカム・ベイビー・ケア・リーブ」を導入して、育児休業の一部を有給化しました。

2021年度の育休取得率は女性が100%、男性が58%で、2024年までに男性の取得率100%を目指すことを掲げています。

freee

クラウド会計ソフトや給与計算ソフトを開発・提供し、バックオフィス業務の効率化の一翼を担っているfreee

「マジ価値を届けきる集団」を企業理念とし、「社会の進化を担う責任感」と「ムーブメント型チーム」をマジ価値2原則に設定。

ユーザーにとって本当に価値があるクリエイティブな仕事ができるよう、ユニークな制度や福利厚生を導入しているのが特徴です。

例えば、社員同士のコミュニケーションを活発化させるために、以下のような取り組みを行っています。

【freeeのコミュニケーション活発化のための取り組み】

  • 1on1
  • Shall we lunch?(ランチ補助)
  • チーム交際費補助
  • 結婚祝い・出産祝い(同性婚や事実婚も含む)
  • オフカツ(部活支援)
  • freee Tシャツ・パーカーの制作

「1on1」は、マネージャー陣と社員がいつでも気軽に話せるように、スケジュールが空いていればいつでも話し合いができるという制度です。

また、社内全体で一つのミッションに向かって行動できるよう、全社キックオフの「freee spirit」や全社忘年会の「freee claps」なども毎年実施しています。

月2・3回全社集会の「Aekyo hour」を開催し、チームが行った取り組みのいいところも改善が必要なところもあえて広く共有。

この集会は、人やチームのことを知り、自分が所属しているチーム以外とも繋がるきっかけになり、コミュニケーションの活性化を促進しています。

その他、新卒内定者の書籍購入費を支援する「書籍費freee」や資格・スキル取得支援の「ジブングロースハッカー制度」なども導入しています。

育児・介護支援も充実していて、復帰後は一部費用負担があるベビーシッター利用制度や家事代行補助、認可保育園差額補助などを通して、復帰後のサポートも万全です。

ソフトウェアプロダクツ

ビジネスアプリケーションを中心に、さまざまなシステム・ソフトウェアの設計・開発を行っているソフトウェアプロダクツ

健康経営優良法人2022 ブライト500の認定を受けている企業で、従業員が健康を維持することが、「働きやすく、力を発揮しやすい会社」の1要素だと考えています。

従業員の心身の健康を促進するための取り組みは、以下のようなものがあります。

【ソフトウェアプロダクツの健康経営の取り組み】

  • 健康診断 診断項目の追加・オプションの補助
  • 健康診断 再検査未受診者の把握と受診の促進
  • スポーツクラブ月会費補助
  • インフルエンザ予防接種補助
  • リフレッシュデー(残業をしない日)の設定
  • 残業・有給管理の見える化
  • メンタルヘルス研修の実施
  • 「ふじ33プログラム」(静岡県の健康に関する取り組み)の実施
  • 毎日のリフレッシュタイム(軽い運動を15分間行う)の実施
  • サークル活動の推進と費用補助 など

会社をあげてこういった健康維持のための取り組みを行った結果、社員の健康診断受診率は100%を実現。

社員一人ひとりが自身の健康を考える意識改革が行われています。

ソフトウェアプロダクツは、健康経営優良法人2022 ブライト500以外にも、女性の活躍を推進するえるぼし認定や、若者の採用・育成を推進するユースエール認定も受けている会社です。

メルカリ

国内最大級のフリマアプリを提供しているメルカリ

多様な働き方を実現する取り組みとして、働く時間・住む場所・働く時間を自由に選択できるのが特徴です。

通勤手当は月最大15万円まで支給され、国内であればどこでも好きなところに住めます。

また、コアタイムもフレキシブルタイムもないフルフレックスを導入しており、24時間365日、自分の選択した時間で働くことも可能です。

自分で労働時間を調整できるため、週休3日に設定することもできます。

こういった取り組みを行うことで、リモートワーク率が91.6%に上昇。

制度導入後、10%の社員が首都圏以外から勤務しており、新幹線や飛行機で通勤している社員も多いです。

社員が成長し、ミッションを達成するための取り組みとして、社内トレーニングプログラムやラーニングツールを用意しているのもメルカリの取り組みの一つ。

マネージャー向けのトレーニングや、博士号の取得を目指す社員のために学費の全額支給や勤務との両立支援を行う「Mercari R4D PhD Support Program」などもあります。

ランチタイムに取り組める「Lunch & Learn」や、部活動を通しての学びの場の提供、書籍・資料の購入補助など、気軽に学べる機会も豊富です。

さまざまな国籍の人が働いている企業として、特に言語プログラムには力を入れています。

レベルや職種に合わせたプログラムがあり、業務で使える英語を無理なく身につけられるのが特徴です。

ニコン

カメラ、デジタルカメラ、双眼鏡、顕微鏡などをはじめとした光学関連装置を開発・製造・販売しているニコン

社員一人ひとりの能力や個性を引き出すために、さまざまな評価制度を導入し、これらを連携させることで正当な評価の実現を目指しています。

【ニコンの評価制度】

  • 職責等級制度
  • 人事評価制度(職責評価・成績評価)
  • プロフィール制度
  • キャリア・カウンセリング
  • 社内人材公募制度
  • 社内FA制度
  • 目標面接制度
  • 人事評価フィードバック制度

また、社員がキャリア開発・能力開発を実現できるよう、教育・研修制度も充実。

新入社員研修はもちろんですが、それぞれのステージや職務内容ごとに研修プログラムが用意されています。

多様な働き方を促進するための制度としては、コアタイムなしのスーパーフレックス制度や在宅勤務制度を導入。

年次有給休暇は毎年20日付与されており、使用しなかった場合積み立てて翌年に使用が可能です。

育児関連・介護関連の制度も充実しており、育児支援企業を認定するプラチナくるみんや、女性活躍促進企業を認定するえるぼし、健康支援を推進する企業を認定する健康経営優良法人2020にも選定されています。

MSD

医療用医薬品やワクチンの開発・製造を行っているMSDは、アメリカのMSD株式会社を親会社に持つ外資系企業です。

「MSDダイバーシティ&インクルージョン宣言」を表明していて、多様な背景を持つ人材が活躍しています。

ワークライフバランスの実現に向けて、テレワーク制度を導入。

これは全社員が対象となっていて、制度を利用する理由や取得日数、働く場所の制限はありません。

総務省の「テレワーク先駆者百選」にも選ばれています。

また、フレックスタイム制度や裁量労働制度を導入し、一人ひとりが自分で働く時間や休憩時間を自由に決められるのも特徴。

勤務時間の長さではなく、業務内容や貢献度をもとに人事評価が行われています。

転勤なくキャリアを築き続けられる地域限定勤務も導入していて、一つの場所で長く働くことも可能です。

毎日が能力開発の機会と考えているMSDは、研修や教育支援制度で補完しながら日々一人ひとりが成長できる環境づくりをしています。

基本の能力開発支援に加えて、業務に対するニーズや個人の能力・パフォーマンス・可能性をもとに投資の差別化を行っているため、モチベーション高く働けるでしょう。

医療用医薬品・ワクチンの開発製造に携わる企業として、社員の健康維持を目的とした制度は法令基準を超えて豊富にあります。

【MSDの健康への取り組み】

  • 各種健康診断の実施
  • ワクチン接種や検診補助
  • 外部プログラムによるメンタルヘルスサポート
  • 社員の家族への健康診断実施
  • 病気等で働けなくなった場合の長期所得保障や入院補償
  • 休職サポート
  • 復帰支援プログラム など

WOWOW

映画をはじめとした映像コンテンツなど、エンターテイメントを発信しているWOWOW

社員が能力を最大限発揮できるよう、一人ひとりに合ったワークライフバランスを実現するための制度を充実させています。

【WOWOWのワークライフバランス実現に向けた取り組み】

  • フルフレックス制度(全社員対象)
  • リフレッシュ休暇
  • ストック休暇制度
  • 副業
  • テレワーク制度
  • フリーアドレス制度

フリーアドレスとは、デスクを固定せず、好きな場所で働けるオフィススタイルです。

2020年1月にオフィスがリニューアルされ、フリーアドレスで勤務ができるようになったことで、チームを超えてのコミュニケーションも活発になりました。

これまでになかったコミュニケーションを通して、新しい企画やコンテンツも誕生しています。

また、キャリアパス制度と育成制度を用意し、人材を育てることにも力を入れています。

上司との1on1での対話などを通じ、一人ひとりの興味や得意分野に合わせたキャリアパス形成をサポート。

チャレンジしながら成長を目指し、希望するキャリアを実現できる環境が整っています。

入社年次や所属部署にかかわらず海外視察研修ができる制度は、社員の声によって2018年に誕生しました。

それ以外にも自分で設計した研修プランで受講できるスキルアップ研修プログラムや、全社員がいつでも必要なスキルが学べるチケット制外部研修制度なども用意されています。

メンバーズ

メンバーズはデジタルマーケティング支援を行っている会社です。

2016年4月に3年に渡るプロジェクトとして「みんなのキャリアと働き方改革」をスタート。

残業時間月平均15時間、年収20%アップ、女性管理職比率30%を目標としました。

特に残業時間の削減には力を入れていて、時短推進委員会を立ち上げて取り組みを行っています。

部署ごとに残業時間をモニタリングし、残業目標を達成できた部署には評価点がプラスされているのも特徴です。

業務の効率化によって削減すると想定される残業代以上の賃上げを、事前に実施しています。

残業代が減っても収入が減る心配をすることなく、社員が安定した生活を維持できるように実施された取り組みです。

これにより、残業時間を50%削減し、月平均15時間の目標を達成しました。

人材育成にも力を入れており、デジタルマーケティング業界で活躍できるクリエイター育成を目的とした社内講座「Co-Creation Digital Lab.」を実施。

スキルや知識を向上させるために、業務時間の最大10%をスキル向上・自己啓発に使用することを推奨する10%ルールを導入しているのも特徴です。

10%ルールを活用して実施した取り組みの内容は、人事評価に反映させています。

また、専門スキルを磨きつつ、部署を超えた交流を活性化させるための専門研究機関「ラボ」を設置し、10%ルールに基づいてラボで行われるさまざまな活動に参加できます。

これ以外にもさまざまなスキル向上支援・キャリア開発支援を行い、社員の成長を促進しています。

【メンバーズが行っているスキル向上支援・キャリア開発支援】

  • 社長塾
  • 資格取得支援
  • 外部講座受講費支援
  • メンター制
  • メンバーシップトレーニング
  • 階層別研修
  • 社内公募制度
  • 自己申告制度
  • ローテーション制度 など

​​ガイアックス

ソーシャルメディアやソーシャルアプリに関連する事業を行っているガイアックス

あらゆる点で自分で選んで挑戦できる「フリー・フラット・オープン」な企業文化が形成されています。

一人ひとりが自分らしい働き方ができるよう、メンバーのスカウトや部署異動に関しては上長に拒否権がありません。

新卒で入社する際も、いくつかの部署での業務を短期間経験した上で希望する部署を自分で選べます。

実力が認められれば、周りのサポートやスキルアップ支援を受け、入社直後に事業部の責任者になるケースも。

自分が所属している部署以外の仕事を、社内副業として個人で請け負えるのもなかなか他にはない特徴です。

副業をきっかけとした起業も認められており、実際に会社を立ち上げた社員も少なくありません。

また、四半期に一度、ライフプランと現在携わっている業務の関係性を見直すマイルストーンセッションを創業時から実施。

セッションを通して、社員がキャリアだけでなく、求める人生を実現できるようサポートしてくれます。

リモートワーク制度も新卒入社時から推奨されていて、好きな場所に住んで働くことが可能です。

住み慣れた街で仕事を続けることも、地方移住や多拠点生活、海外移住も実現できます。

リモートワークを推奨している会社は多いですが、海外移住を認めている企業は珍しいと言えるでしょう。

GMOインターネットグループ

インターネットインフラ事業やインターネット広告、メディア事業などを展開しているGMOインターネットグループ

多様な働き方を実現するために、リモートワーク制度を導入しています。

また、オフィスはフリーアドレスで、部署やチームを超えた社員同士の交流も活発です。

これまで革新的なサービスを多数生み出してきたGMOインターネットグループは、GMOすごいエンジニア制度という支援制度・プログラムを設置しています。

この制度の軸は以下の3つです。

【GMOインターネットグループのすごいエンジニア制度】

  • 学ぼうぜ:関連書籍や最新ガジェットの購入など、スキルアップに対して年間10万円までの補助を行う
  • サバろうぜ!:希望するエンジニアやクリエイターに対して自社サービスを無料提供
  • セミろうぜ!:業務の一環として勉強会やセミナーに参加する権利を付与

階層別のさまざまな人材育成制度も導入し、社員一人ひとりの成長をサポートしています。

ビジネスマナー研修やコンプライアンス研修などの一般的な研修から、職務ごとに専門的な知識を学べるスキルアップ研修、夢や人生をマネジメントする「夢手帳研修」なども実施されています。

業務効率化を目的とし、全社員に20分程度のお昼寝を推奨しているのも特徴です。

「おひるねスペース GMO Siesta」が社内にあり、誰でもリラックスした環境でお昼寝することが可能。

社内にはリラクゼーションスペースも設置されていて、格安でマッサージが受けられる「マッサージ&おひるね GMO Bali Relax」もあります。

働きやすい職場づくりの取り組みって企業の個性が出るね!僕は働く場所を自由に選べる取り組みに魅力を感じたな!

どこでも働ける会社なら、将来ライフステージが変わっても働き続けられそうだよね。

そもそも働きやすい職場とは?

企業によって働きやすい職場づくりの取り組みの内容はさまざまでしたよね。

事例を見たことで、逆に「結局働きやすさってなんだろう?」と混乱してしまった人もいるかもしれません。

働きやすさは一人ひとりの主観が大きく影響するため、一概に「こんな職場なら働きやすい」とは言えません。

ただ、働きやすい職場づくりをしている会社には、いくつか共通する特徴があります。

【働きやすい職場づくりをしている会社の特徴】

  • 社員同士のコミュニケーションが活発
  • 年齢や立場に関わらず意見を出せる環境
  • 社員の意見や提案を聞く姿勢がある
  • 正当な評価制度がある
  • リモートワークやフレックス勤務など柔軟な働き方ができる
  • 労働関係法令を遵守している
  • コンプライアンス意識が高い
  • 社員の教育研修体制が充実している
  • 残業時間が少ない
  • 年間休日数が多い

全ての特徴を持っている会社を見つけるのは難しいかもしれません。

でも、この特徴を多く持っている会社は、社員のことを考えて働きやすい職場づくりに力を入れている会社であることが多いです。

働きやすい職場については、こちらの記事でより詳しく解説しています。

あなたなりの働きやすさを見つけるためにも、ぜひ参考にしてくださいね!

【働きやすい職場環境とは?】具体的な内容を解説します!

確かに働きやすさって、なんだか曖昧だよね。この特徴を頭に入れておくよ!

この特徴だけでなく、自分にとってどういう環境が働きやすいか考えてみることも大事だよ。後悔しないようにしっかり考えておきたいよね!

働きやすい職場づくりをしている企業の探し方

今回事例を紹介した企業以外にも、独自の取り組みで働きやすい職場づくりをしている企業は多数あります。

でも、たくさんある企業から、自分が求める働きやすい環境がある企業を見つけるのってなかなか大変ですよね。

企業選びに苦戦しているあなたのために、僕が実践した働きやすい職場づくりをしている企業の探し方や、おすすめの探し方を紹介します。

【働きやすい職場づくりをしている企業の探し方】

  1. ホワイト企業ナビを活用する
  2. 就活エージェントに条件を満たす企業を紹介してもらう
  3. 逆求人サイトでオファーを待つ
  4. 認定制度など事例が掲載されているメディアをチェックする

探し方① ホワイト企業ナビを活用する

ホワイト企業ナビは、独自の基準で厳選した優良企業の求人情報だけを掲載している就活サイトです。

【ホワイト企業ナビの独自の掲載基準】

  • 月の平均残業時間が25時間未満
  • 3年後離職率が30%未満
  • 年間休日数が120日以上

ブラック企業の求人を選んでしまう心配がないので、安心して掲載されている企業の中から自分に合った働きやすい職場が見つけられます。

各企業のページでは、強みや取り組みなども詳しく紹介していますから、企業分析にも最適

また、業界ごとのメリットだけでなく、デメリットなども包み隠さず紹介しているので、ミスマッチも起きにくいです。

ぜひホワイト企業ナビを活用して、自分に合った働きやすい職場がある優良企業を見つけてください。

就活生必見の就活ノウハウや、働きやすい企業ランキングなども紹介しています。

【ホワイト企業チェッカー】働きやすい企業の見分け方を就活マンが独自解説!

【子育てしながら働きやすい会社ランキング15選】見分けるポイントを共有!

【働きやすい外資系企業ランキング30選】具体的な探し方も合わせて共有!

探し方② 就活エージェントに条件を満たす企業を紹介してもらう

僕はこれまで5年に渡って、就活ブログを運営してきました。

その中でほぼ全ての就活エージェントを見てきたのですが、利用する時は必ず「保有している求人が多い大手のサービス」かつ「実績と評判の良いサービス」を選ぶようにしてください!

僕がこれまで見てきた50以上の就活エージェントの中で、特におすすめは「ミーツカンパニー就活サポート」と「LHH就活エージェント」の2つです!

僕が今就活生なら、まずはこの2サービスの初回面談を受けて、担当者を厳選して支援を受けるようにします。

就活エージェントは、本当に担当者さんの質で決まるので「担当者の厳選」は必ず行うようにしてください!

(逆に親身になってくれて、選考支援の質が高い担当者さんが付いてくれると、就活において最強の無料サービスだと僕は思ってます!)

ミーツカンパニー就活サポート

ミーツカンパニー就活サポート」は、人材会社大手のDYMが提供する就活エージェントです。

保有求人数が多く、かつ紹介してもらえる求人の質が高いのが特徴。(担当者さんに話を聞いたのですが、紹介する求人をそもそも厳選しているようです)

またオンライン面談にも対応しているので、気軽に利用できるのも嬉しいと個人的に最もおすすめしています!

LHH就活エージェント

LHH就活エージェント」は人材業界大手のアデコ株式会社が運営するエージェント!

「量より質」をコンセプトとしており、支援の質が高い点が評価できます。

実際に利用した人の評判を見ても、支援が丁寧という声が多い就活エージェントですね。

ここで紹介した2つのエージェント以外にもおすすめはあります。

その他の就活エージェントに関して、僕のおすすめを「おすすめ就活エージェント23選【就活のプロが厳選】」にてランキング化しておきました!

ほぼ全てのサービスが、オンラインで初回面談を受けられるので、気になる就活エージェントはどんどん利用して、信頼できる担当者さんに付いてもらいましょう!

(初回面談を受けて微妙だと思った場合は、すぐに切ってしまうのが重要です!!)

探し方③ 逆求人サイトでオファーを待つ

マイナビやリクナビ以上に登録が必須のサイトになってきた逆求人サイト

プロフィールを登録しておくだけで、自分と適性の高い企業からのスカウトが届くので、圧倒的に就活を効率化することができます。

ですが、どれでも登録すれば良いという話ではなく、利用企業数が多く、かつ利用しやすい逆求人サイトを厳選して利用すべきなんですよね。

そこでこれまで全ての逆求人サイトを見てきた僕が考えるに、現状以下の2サイトを併用するのがベストだと考えています。

キミスカ

キミスカ」も利用企業数が多く、非常に使いやすい逆求人サイトです。

現状、逆求人サイトの中で僕が最もおすすめするサイトですね!

隠れ優良企業や業界シェアの高い中小企業も利用しており、「キミスカ経由で知れてよかった企業」との出会いが生まれる場所です。

オファーボックス

オファーボックス」は、就活専門の逆求人サイトとしてNo.1の利用企業数を誇ります。

東証一部上場や、知名度は低いけど働きやすい大企業からのスカウトも届くので、まず最初に登録しておくべきサイトですね。

登録後はとにかくプロフィールの質にこだわってください。

正直、逆求人サイトのプロフィール作成には1日使い切っても全然問題ない。むしろそうすべきだと僕は思っています。

キミスカとオファーボックスの2サイトは同時に登録し、プロフィールはどちらか一方のものをコピペするのが効率的です!

ちなみに逆求人サイトは1つでも多くのサイトに登録しておいて、1つでも多くスカウトを獲得するのが効率的だと僕は考えています。理想としては3サイト以上登録しておきたい。

そこでこの2つ以外のおすすめサイトをまとめたので、参考にしてくださいね。

» 【最新】新卒向け逆求人サイトおすすめ15選|スカウトサイトの選び方を解説!

探し方④ 認定制度など事例が掲載されているメディアをチェックする

事例紹介でもいくつか紹介しましたが、厚生労働省や総務省は働きやすい職場づくりを行っている企業に対して、さまざまな認定制度を設けています。

【国の認定制度】

  • 安全衛生優良企業認定 ホワイトマーク
  • 健康経営優良法人 ホワイト500
  • 健康経営優良法人 ブライト500
  • くるみん認定
  • プラチナくるみん認定
  • えるぼし認定
  • プラチナえるぼし認定
  • ユースエール認定

こういった認定制度を受けている企業は、国が設けた働きやすさの一定条件を満たしている企業です。

安全衛生優良企業マーク推進機構のホームページなら、これらの認定を受けている企業を一括で調べられます。

各認定制度でどういった条件が設けられているのかも調べておきたいですね!

働きやすい職場づくりを参考にしたいと考えている企業は多いため、取り組みの成功例を掲載しているメディアは少なくありません。

常にアンテナを張って、事例が掲載されているメディアにも注目してみましょう。

また、厚生労働省の「女性の活躍推進企業データベース」は、女性の活躍促進に関するデータだけでなく、有給取得率や平均残業時間、導入している制度などもチェックできます。

今まで大手求人サイトしかチェックしてなかったよ!さっそく使ってみよう。

大手求人サイトも企業探しには効果的だから、ここで紹介した方法を含めて組み合わせてみよう。一つの方法で探すより、複数の方法を使った方が効率的だよ!

働きやすい職場づくりをしている企業に入社するための対策

自分に合った働きやすい職場が見つかったら、絶対にその会社に入社したいですよね!

でも、働きやすい職場環境がある会社は多くの就活生がチェックしているため、志望者が殺到することは珍しくありません。

そこで、働きやすい職場づくりをしている企業に入社するために押さえておきたい対策を紹介します。

必ず選考対策に取り入れて、希望する会社への内定を勝ち取りましょう!

【働きやすい職場づくりをしている企業に入社するための対策】

  1. 選考において取り組み事例に積極的に触れていく
  2. なぜ同業他社の中でもその企業なのかを明確に伝える
  3. 取り組み事例を含めて自分自身がどう貢献するのかを考えておく

対策① 選考において取り組み事例に積極的に触れていく

エントリーシートの志望動機欄や、面接での志望動機などは、あなたの企業への熱意を伝えるポイントです。

企業は自社に入社したいという強い熱意を持った学生を採用したいと考えています。

もちろん事業内容や業務内容に触れることも大切ですが、働きやすい職場づくりのために実践している取り組み事例について積極的に触れて熱意をアピールしましょう。

取り組み事例までしっかり把握しているということが伝われば、「しっかり企業分析しているな」と捉えてもらえます。

また、取り組み事例を踏まえた上で入社したいとアピールできれば、企業が求める人物像とマッチすると評価される可能性も高いでしょう。

会社への熱意を伝えるためにも、その企業の取り組みと、その取り組みによって企業が期待する効果をしっかり深掘りしておいてくださいね!

対策② なぜ同業他社の中でもその企業なのかを明確に伝える

面接では、高確率で「どうして他社ではなく弊社を志望するのですか?」という質問が行われます。

明確な理由を伝えられなければ、自社への熱意が低いと判断されてしまい、選考通過の可能性が大きく下がってしまいます。

この質問で企業への思いをアピールするために、「その企業ではなければならない理由」を明確にしておきましょう。

企業が取り組んでいる独自の取り組みは、魅力を感じた点としてアピールしやすいです。

ただ、どの質問に対しても取り組み事例を絡めた答えになってしまうのは避けた方がいいでしょう。

その企業が行っている事業の強みや、製品・サービスと関連づけたエピソードなども考慮して考えておきたいですね!

対策③ 取り組み事例を含めて自分自身がどう貢献するのかを考えておく

企業が行っている働きやすい職場づくりのための取り組みは、社員にメリットがあるだけでなく、企業にも利益をもたらします。

そのため、ただ取り組み事例に魅力を感じると伝えるだけでなく、その取り組みを活かして自分が企業にどんな貢献ができるか伝えることも重要です。

例えば、企業が導入している言語教育支援に魅力を感じているとします。

その場合、「現在も英語学習を行っていますが、支援制度を活用し、専門分野でも使える英語力を高めて、将来は海外事業分野で御社の製品を世界にアピールする一端を担いたいです」というように、制度活用の先を見据えたアピールを意識しましょう。

具体的にどの取り組みを活かし、どう貢献したいかを伝えられれば、「入社後のイメージがしっかりできている」と感じてもらえます。

また、「企業分析によって、企業理念や取り組みを実施している意図を理解している」と思ってもらえるはずです。

取り組み事例を絡めて志望動機を考えるといいんだね!

そうね!企業のホームページやメディアに掲載されている情報はしっかりチェックしよう。できればOB・OG訪問をして、先輩の声を聞くのもおすすめだよ!

働きやすい職場づくりをしている企業に入社するメリット

働きやすい職場づくりをしている企業に入社できれば、どんなメリットがあるのでしょうか。

入社するメリットを把握して、企業選びや選考対策へのモチベーションにしましょう。

【働きやすい職場づくりをしている企業に入社するメリット】

  1. 今後さらに働きやすい環境になることが期待できる
  2. ストレスの少ない環境で働ける
  3. 長期的に働きやすい

メリット① 今後さらに働きやすい環境になることが期待できる

現時点でも働きやすい職場環境を整えている会社は、社員が意欲的に働けているため、好循環が生まれて企業の利益がアップしやすいです。

企業の利益がアップすれば、さらに働きやすい環境整備に力を入れるようになります。

そのため、現時点で働きやすい職場環境は、今後さらに良くなっていく可能性が高いです。

今ある制度がさらに充実したり、今はない制度が新たに導入されたりして、より充実した社会人生活を送れるかもしれません。

メリット② ストレスの少ない環境で働ける

働きやすい職場づくりをしている環境は、社内の風通しが良く、人間関係も良好な上、プライベートも仕事も充実させながら成長できます。

仕事をしている以上、ストレスが全くないということはないでしょうが、ブラック企業と比べるとストレスは断然少ないです。

ストレスが多い環境で仕事をしていると、仕事中だけでなく休日も仕事のことで頭を悩ませてしまいます。

また、心身に不調が出て、退職を余儀なくされたり、思うようなキャリアを築けなくなったりする可能性も高いです。

働きやすい環境が整備されている会社なら、心身ともに健康で、仕事もプライベートも充実させられるでしょう。

メリット③ 長期的に働きやすい

企業が安定していなければ、社員の働きやすさを考える余裕はありません。

そのため、働きやすい職場環境を用意できる会社=安定している会社と考えられます。

会社自体が安定しているので、この先も長期的に働ける可能性が高いです。

社員を育てる意識を持っている会社は、社員に長く働いて欲しいと考えている会社ですから、急な解雇なども少ない傾向にあります。

「できれば一つの会社で長く働きたい」と考えている人には大きなメリットと言えるでしょう。

また、社員の立場としても、働きやすい職場環境の会社なら、ネガティブな理由による転職を考えることなく働き続けられます。

自分が描くキャリアパス実現に向けて、長期的なビジョンを持って成長していけるでしょう。

職場環境がいい会社は社員の平均勤続年数が長い傾向にあるので、企業情報を見るときに併せてチェックしておきたいですね!

ストレスがない環境で働くって理想的だよね。絶対に働きやすい職場環境のある会社で働きたいな!

そうだよね!就活生のほとんどがそう思ってるはずだから、内定を勝ち取るためには徹底した対策をすることが大切だよ。

本記事の要点まとめ

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

企業が実際に取り組んでいる働きやすい職場づくりのための取り組みを見て、働きやすさのイメージが湧いたのではないでしょうか。

働きやすさは人によって違うため、さまざまな事例に触れながら、自分にとって働きやすいと感じるポイントを見つけることも大切です。

自分なりのポイントをリストアップしておき、気になる企業の環境が当てはまるかどうかチェックしてみてください。

働きやすい職場づくりをしている会社は、応募が殺到して激戦になる可能性が高いです。

気になる会社はできるだけ早くエントリーし、企業分析をしっかりした上で、選考対策を行いましょう。

▼本記事のまとめ

  • 働きやすい職場づくりの取り組み事例を参考に、自分にとっての働きやすさをイメージしよう。
  • 働きやすい職場づくりをしている企業には、共通する10個の特徴がある。
  • 自分に合う働きやすい環境のある会社を効率的に見つけるためには、いくつかの方法を組み合わせることが大事。
  • 働きやすい職場づくりをしている会社は就活生から人気が高いので、しっかり対策して内定獲得を目指そう!
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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