【女性が働きやすい会社35選】女性におすすめのホワイト業界も解説!

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それでは本題に入っていきますね!

今回は女性が働きやすいような取り組みをしている企業や、女性が働きやすいホワイト業界を共有していきたいと思います!

僕はこれまで、このホワイト企業ナビを通して「働きやすい会社」や「ホワイト企業」に関する記事を200記事以上書いてきました。

その知見を活かして、今回は女性が働きやすい会社について徹底解説していきます!

「どんな会社が女性にとって働きやすいのか分からない」「どんな業界が女性にとってのホワイト業界なのか知りたい」という方は、ぜひ読み込んでくださいね!

女性が働きやすい会社ランキング【35選】

「女性が働きやすい会社」は女性の活躍促進に力を入れていたり、産休・育休・介護休業への理解があり制度が充実していたりする会社です。

女性の働きやすい環境整備に力を入れているので、キャリアアップする女性も多く、女性の管理職が多い会社もあります。

今回は女性が働きやすい環境を整えている会社を35社ピックアップしました。

企業概要も紹介しますので、自分に合った会社を見つけてみましょう。

業種企業名企業概要
商社住友商事住友グループの大手総合商社で、日本だけでなく世界各地に拠点を持つ。育児コンサルタントサービスやテレワーク、スーパーフレックス制度の導入などで、仕事と育児の両立支援などに力を入れている。「子女のみを帯同する海外勤務者サポート制度」を導入し、ワーキングママのキャリア支援を行っており、海外で駐在員として活躍している女性社員も多い。プラチナくるみん認定を受けている会社。月の平均残業時間は7.8時間。平均年収1,356万円。
医薬品メーカーアステラス製薬日本を代表する製薬会社の一つ。ダイバーシティの推進に力を入れている企業で、性別に関係なく均等な雇用機会の提供を世界的に行っている。国内のアステラス製薬経営基幹職を占める女性の割合は14.5%だが、世界平均では43.9%となっており、国内でも同等の比率を目指す取り組みを実施。キャリア継続のために妊娠・出産・育児・介護に関する制度を充実させ、復職支援も行っている。月の平均残業時間は7.6時間。プラチナくるみん認定を受けている。平均年収1,051万円。
医薬品メーカー田辺三菱製薬三菱ケミカルグループの100%子会社の製薬会社。三菱ケミカルグループ全体で女性の活躍促進に取り組んでいる。ライフステージの変化があっても安心して仕事ができる充実した育休・介護休業制度あり。男女ともに育休最初の5日間は有給扱いとなる。また男性のプレパパ休業を制度化し、男性の育児休業の促進も行っている。プラチナくるみん取得企業。令和2年度「女性が輝く先進企業表彰」で、内閣特命担当大臣表彰を受賞している。平均年収974万円。
電気機器メーカーヤマハ楽器・半導体・自動車部品・スポーツ用品などの開発・製造・販売を広く手がけているメーカー。月の平均残業時間は19.8時間だが、部署によってはほぼ残業がなく育児や介護との両立がしやすい。プラチナくるみん認定企業で、育休や介護休業の他に、結婚休暇、妊婦通院休暇などもある。妊娠時から時短休業が可能。配偶者の海外赴任に帯同するために退職した場合でも、帰国後に再雇用する制度がある。ファミリーホリデーなど子育て家族を支援するイベントや、特別休暇も充実。平均年収860万円。
電気機器メーカーニコン光学機器メーカーで、カメラやデジタルカメラ、双眼鏡、顕微鏡、望遠鏡などを開発・製造・販売している三菱グループの会社。コアタイムのないスーパーフレックスタイム制度や在宅勤務制度を導入している。短時間勤務や時間外労働の制限、看護休暇、特別積立休暇は子どもが小学校卒業まで利用でき、介護関連制度も充実。プラチナくるみんやえるぼし認定を受けている他、ワーク・ライフバランスや社員の健康対策への取り組みも認められて健康経営優良法人にも認定されている。月の平均残業時間5.8時間で、平均年収は811万円。
電気機器メーカーセイコーエプソン情報関連機器や精密機器を開発・製造・販売しているメーカーで、エプソンブランドで知られている。ジェンダーギャップ解消に向けた取り組みを行っており、経営陣や役職者の意識改革の取り組みや、在宅勤務制度導入による多様な働き方も実現している。また評価制度を変更し、性差なくキャリアアップが目指せる昇格試験制度を運用。女性向けの相談窓口や不妊治療サポート、待機児童対策などにも力にも力を入れている。月の平均残業時間4.7時間、平均年収767万円。プラチナくるみん、えるぼし認定企業。
情報通信野村総合研究所野村ホールディングスの持株法適用関連会社で、情報サービスを提供している。「女性のキャリア形成支援」「仕事と育児の両立」「企業風土の醸成」を軸に女性の活躍を推進しており、2022年現在女性の管理職は218名。ライフイベントを経てもキャリアが継続できるよう制度を整え、女性管理職や候補者向けの研修、育児休業から復帰した社員と上司向けの仕事と育児の両立支援などを実施。事業所内に保育所を設置している。プラチナくるみん、えるぼし(最高位)の認定企業。月の平均残業時間は17.4時間で、平均年収は974万円。
情報通信BIPROGYITサービスを展開している会社で、旧社名は日本ユニシス。性別多様性スコアが高い企業を選定するMSCI日本株女性活躍指数や女性活躍推進に尽力している上場企業を選定するなでしこ銘柄などの構成銘柄の一つ。プラチナくるみん・えるぼしにも認定されている。育休からの復職率は10年以上95%。取締のうち2名、監査役のうち2名、執行役員のうち2名が女性で、女性管理職比率は10.7%。育休中のeラーニングや資格取得補助などもある。月の平均残業時間14.8時間、平均年収810万円。
金融七十七銀行宮城県仙台市に本店を持つ銀行で、宮城県内では「しちしち」と呼ばれている。女性の出産・育児支援はもちろんのこと、男性の育児休業取得率は2018年度から連続で100%。女性の活躍促進の基本方針として「Work Work Woman」を掲げ、育児休業後は時短勤務や時間外休日勤務免除、セレクト時差出勤制度などを整え、働きやすい環境を作っている。また、産休・育休中のeラーニング支援や、育休者同士のコミュニティも盛ん。企業主導型保育園を利用できる。平均年収703万円。
10化学メーカー花王洗濯洗剤、シャンプー、ボディソープ、制汗剤、スキンケア商品、おむつ、サニタリーなどさまざまな消費財を製造・販売する大手化学メーカー。2018年時点で女性の管理職率27%を突破。日経ウーマンの「女性が活躍する会社ベスト100」で2019年度1位に輝いている他、女性活躍推進に優れた上場企業としてなでしこ銘柄にも選定。時短勤務・時間単位休暇制度、コアタイムなしフレックスタイム制度なども導入し、ライフイベントと仕事の両立を促進している。平均年収823万円。
11サービスヤマハコーポレートサービスヤマハのグループ会社で、グループ向けシェアードサービス事業や総合人材サービス事業などを展開している。育児・介護休業制度の他、ライフサイクル休暇やファミリーホリデーなど休暇制度が充実。性別に関係なく希望するポジションに挑戦できる環境が整っている。フレックスタイム制度や時短勤務制度などもあり、育児と仕事の両立がしやすい。また資格支援制度も豊富で、入社後のキャリアアップも目指しやすいのが特徴。男性の育休取得も促進している。プラチナくるみん、えるぼし認定企業。
12小売イトーヨーカ堂関東地方を中心にスーパーを運営している会社。2015年に東京都で初めてプラチナくるみんに認定された企業で、育児をサポートする制度は1991年から導入している。時短勤務や休職プランのほか、中学1年生の8月31日まで午後7時以前に勤務が終了するプランなどがある。また育児や介護で一旦退職した社員を再雇用する制度があり、毎年多くの社員が復職を果たしているのも特徴。管理職層への啓発やコミュニティ活動を実施して女性の活躍を推進しており、えるぼしの最高位にも認定されている。
13情報通信MS&ADシステムズMS&ADインシュアランスグループのシステム中核会社。仕事と家庭の両立を目指した上で、社員が生き生き働けることを重視しており、妊娠中からのフレックスタイム制度やシフト勤務、育休中は育児休業給付金、復帰後は育児両立支援金が支給され、時短勤務制度なども導入。子育て中の社員は全国の育児支援施設等の優待・割引サービスを受けられる。また介護の両立支援も充実しており、在宅勤務や時短勤務も選べ、通算365日を限度に休業可能。プラチナくるみん、えるぼし認定企業。
14情報通信TISITソリューションなどを提供している国内大手のシステムインテグレーター。出産して復帰するのが当たり前の社風になっており、復帰までの間に対象者へのガイダンスや三者面談を実施。マザーズルームやベビーシッターの補助があり、安心して復帰できる環境が整えられている。また介護支援制度も充実しており、介護用品購入補助金などもある。プラチナくるみん認定企業で、介護支援企業マーク「トモニン」も取得済。社員全員がコアタイムなしのフレックスタイム制度を利用できる。平均年収741万円。
15電気機器メーカーホシザキ世界シェアトップの全自動製氷機を軸として、厨房用機器を製造・販売している会社。「安心して子育てできる職場づくり」を方針としており、育児支援や介護支援のさまざまな取り組みをしている。2020年度は自己都合による離職率が全社員で1.0%と、男性にとっても働きやすい会社。人材育成に力を入れていて、ビジネススキルや語学スキルを磨けるチャンスもある。プラチナくるみん、えるぼし(最高位)認定企業。有給取得率81.3%で、平均年収は722万円。
16情報通信JFEシステムズJFEスチールグループの貨車で、情報システムの企画・設計・開発・保守・運用などを手がけている。現在5.7%の女性管理職比率を2030年度までに12%に引き上げることを目標に、2021年度から「女性活躍推進法に基づく行動計画」を実施。多様な働き方を設け、時短勤務者や育休復帰者と面談を重ねることで、子育てとキャリアが両立できるようサポートしている。2022年度には男性の育休取得率100%を達成。有給取得率86.5%で、平均年収は741万円。
17アパレルメーカーワコール京都に本社を持つアパレルメーカーで、女性用下着の開発・製造・販売が中心となっている。テレワークを導入して多様な働き方を実現。ワーク・ライフバランスを促進しており、育児や介護による休業・時短勤務・フレックス制度など、多様な働き方ができるプラチナくるみん認定企業。また女性の管理者比率は27.3%、女性従業員比率は89.9%で、多くの女性が活躍できるようキャリア形成のための支援も積極的に行っている。平均年収は596.3万円。
18金融千葉銀行千葉県千葉市中央区に本店を置く地方銀行。ワーク・ライフ・マネジメントを推進しており、妊活時のチャイルドプラン休暇、出産までの母性健康確保措置をはじめ、出産までのサポートが手厚い。出産後は育児休業や時間勤務制度、有給での子の看護休暇、ベビーシッター・延長保育費用補助などが充実。産休から復職後までさまざまなキャリア支援で、スムーズな育休からの復帰をサポートしている。事業内保育所あり。介護関連会社と提携し、介護中の社員には介護関連サービスを提供している。プラチナくるみん、プラチナえるぼし取得企業。
19サービスパシフィックコンサルタンツ道路・交通分野や港湾、空港分野などに強みを持つ大手総合建設コンサルタント。日経DUAL「共働き子育てしやすい企業2016」の第10位に選出された実績があり、プラチナくるみん、えるぼしにも認定されている企業。結婚から出産、育児、復帰、介護まで、ライフイベントに合わせたサポートが充実。また男性社員の仕事と育児の両立を促進している企業として、「イクメン企業アワード」特別奨励賞も受賞している。テレワーク制度や時差出勤制度あり。平均年収714万円。
20物品賃貸リコーリースリコーグループのネットワークを活かし、リース&ファイナンス事業、サービス事業、インベストメント事業などを展開している会社。ダイバーシティとワーク・ライフ・マネジメントを推進しており、2020年度には女性管理職20%を達成。フレックスタイム制度・リモートワーク・シフトワーク・時短勤務など、多様な働き方を用意している。またスキルアップを目的として最長2年の休暇や、配偶者転勤時にも最長3年の休暇の取得が可能。月の平均残業時間6.1時間、有給取得率81.5%、平均年収は693万円。
21エネルギー関連コスモ石油石油製品の精製や販売をしている会社で、コスモエネルギーホールディングスのグループ会社。育児と仕事の両立のために育児休暇や休職、時短勤務の他、育児施設の利用補助、ベビーシッタークーポン補助、育児休職給付金、キャリアと育児の両立支援プログラムなど、さまざまな制度が整っている。女性のキャリア実現に向けて交流会や研修も積極的に実施しており、女性活躍促進に優れた企業としてなでしこ銘柄に選定された他、プラチナくるみんやえるぼし認定も受けている。平均年収は683万円。
22機械メーカーリコーインダストリーリコーグループの会社で、デジタル印刷機などを製造・販売している。グループをあげてダイバーシティとワーク・ライフ・マネジメントに取り組んでおり、女性の活躍促進に向けた女性ステップアッププログラムや女性キャリアサポートプログラムも充実。育児や介護で休職した社員には、復職支援セミナーを行い、スムーズな復帰をサポートしている。1ヶ月で労働時間を生産するエフェクティブワーキングタイム制度やリモートワーク制度を導入し、多様な働き方が可能。プラチナくるみんに認定されている他、自治体からも女性活躍促進の認証を多数受けている。平均年収657万円。
23情報通信エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ光デバイスや電子デバイスの設計・開発・製造・販売をしているNTTグループの会社。在宅勤務制度・勤務パターン変更制度などを導入しており、全社員が多様な働き方ができるほか、育休制度も充実。男性社員の育休取得も推進している。またパートナーの出産時に取得できる出産・育児特別休暇も新設された。プラチナくるみん、えるぼし認定企業。育児や介護で休業せざるを得ないケースになっても、その間のキャリアアップ支援やスムーズな復職をサポートしている。平均年収655万円。
24情報通信クレスコITサービスやデジタルソリューションを提供し、企業のデジタル変革をサポートしている会社。有給は最大20日あり、取得率は74.1%。消化できなかった有給は失効年次有給休暇積立制度を利用できる。育休や介護休業、時短勤務の他に、看護・介護に伴う欠勤対応制度を充実させており、家庭とキャリアの両立がしやすい。女性だけでなく男性も育児との両立ができる制度を導入しており、プラチナくるみん認定を受けている会社。えるぼし最高位の認定も受けており、女性管理職率は2022年度9.9%。順調に割合を増やしている。平均年収654万円。
25金融北陸銀行富山県富山市に本店を置く地方銀行。性別の関係なく実力のある人材がキャリア形成できるよう、キャリア支援制度が充実している。2014年に「輝き★ウーマンプロジェクトチーム」を結成し、女性活躍促進のために独自の取り組みを実施している。2021年度の女性管理職の割合は15.9%。プラチナくるみん、えるぼし(最高位)の他、とやま女性活躍企業、ふくい女性活躍推進企業プラス+など自治体からの認定も受けている。平均年収602万円。
26情報通信富士ソフトソフトウェアの設計・開発・販売、システムインテグレーションなどを行う会社。リモートワークを推進しており、男女ともに多様な働き方ができる。育児休業や介護休業の他、時短勤務も可能。また妊娠時の母体保護休暇も導入している。キャリア構築のための長期休暇も認めており、自分の目指すキャリアに向けた資格取得などもしやすい。春季、秋季の年2回キャリア形成のための定期面談が実施され、性差関係なく能力で評価してもらえる制度が整っている。プラチナくるみん、えるぼし認定企業。月の平均残業時間6.3時間、平均年収600万円。
27情報通信日立ソリューションズ東日本さまざまな事業に対して、経営戦略のコンサルやシステム設計、開発、運用までを幅広く手掛ける会社。育児と仕事の両立支援が手厚く、プレパパ・ママ面談や子育てコミュニティ、産休・育休明け復職支援などを実施。プラチナくるみんの認定を受けている。また介護との両立支援も手厚く、相談窓口がある。女性活躍支援のために、キャリア面談や研修を実施し、えるぼし認定や宮城県知事の「女性のチカラを活かす企業認証」も受けている。月の平均残業時間16.8時間、平均年収593万円。
28電気機器メーカーデンソーテンカーナビゲーションやカーオーディオを手掛けるデンソーグループの会社。女性の育休取得率100%、男性の育休取得平均日数81日。復職にあたっては、計3回の支援面談がある。短時間勤務は小学校6年生まで取得可能。介護休職は最長1年で、短時間勤務は無期限で取得できる。兵庫県で初めてプラチナくるみんを取得した企業。女性の活躍促進のための環境づくりに力を入れており、女性登用の推進やキャリア意識向上のための改革なども盛ん。プラチナくるみん・えるぼし認定企業。月の平均残業時間11.5時間、平均年収は592万円。
29情報通信スミセイ情報システム住友生命保険相互会社を株主に持つシステムインテグレーター。女性社員を対象としたキャリア開発研修や適性に応じたポジションを付与し、女性活躍を推進している。2021年度の女性管理職比率は13%で、2026年までに20%以上を目指している。また育児・介護支援や復職支援も積極的に導入し、社員が安心して仕事と家庭を両立できる環境を整備。プラチナくるみん・えるぼし認定企業。月の平均残業時間は10.4時間、平均年収は578万円。
30食品メーカー味の素AGF業務用・家庭用コーヒーやクリーマーを製造・販売する会社で、味の素の100%子会社。女性人財の育成委員会を設置し、女性の登用計画やキャリア育成を目的とした施策を講じている。どこでもオフィスやコアタイムなしフレックスタイム制度を導入し、家庭と仕事が両立しやすい環境を整備。日本の食品業界で初めてプラチナくるみんとえるぼし(最高位)の認定を受けた。配偶者や家族の事情に関わらず働き続けられるエリア申告制度も導入済み。月の平均残業時間5.6時間、平均年収553万円。
31情報通信メタテクノ製造・建築・教育業界に向けたソフトウェアの受託開発や運用を行っている会社。女性の活躍促進に向けた行動計画を定め、研修の実施や社内外の女性役員・管理職と連携して、交流会など実施。2026年までに女性管理職20%以上を目標としている。育休・産休・介護休業なども取得しやすく、事情に合わせて短時間勤務も可能。突発的な早退などへも理解がある。育休後に復職する社員も多い。月の平均残業時間は13.2時間で、平均年収は508万円。プラチナくるみん・えるぼし認定企業。
32小売名古屋眼鏡眼鏡用品の総合卸売会社。2021年度の女性管理職比率35%。育休後に働き続けたいという社員の声をもとにして、育休後の環境整備に力を入れるようになった。在宅勤務制度・早帰りデーの導入、こども会社見学会の実施や、子育て交流会などを開催。配偶者転勤に合わせた在宅フル正社員への登用や、子の成長や介護に合わせた時短勤務、フレックスタイム制度、正社員登用など多様な働き方を推進している。プラチナくるみん・プラチナえるぼし認定企業。平均年収500万円。
33情報通信ISTソフトウェアシステム開発やソリューションの提案を行っているシステムインテグレーター。女性管理職育成のためのキャリア研修や若手社員向けのキャリア形成支援、ワーク・ライフ・バランスの啓蒙などを実施し、男性も女性も働きやすい環境整備に力を入れている。えるぼし(最高位)認定企業。在宅勤務制度やフレックスタイム制度を実施する他、育児や介護への支援も手厚く、プラチナくるみんやトモニンにも認定されている。月の平均残業時間12.9時間、平均年収466万円。
34サービスYKKビジネスサポートYKKグループ各社の共通業務を標準化・効率化するなどして、YKK全体のビジネスサポートを行っている会社。在宅勤務や時差出勤制度などを導入し、全社員が多様な働き方ができるよう環境を整えている。有給なども取得しやすく、子育てに理解がある企業風土なので、仕事と家庭が両立しやすい。最大15日間の子育て看護休暇は、学校行事などにも使用できる。プラチナくるみん・えるぼし認定企業。月の平均残業時間11.2時間。若手の採用に積極的な企業として​​ユースエール認定も受けている。
35機械メーカー岡部機械工業自動省力化機械や精密部品加工、環境事業などを展開しているメーカー。精査によ採用競争倍率の撤廃や多様なキャリアコースの設定、女性管理職率12.5%を実現し、えるぼし認定を受けている。仕事と子育て両立のために、妊娠中からカウンセラーによる相談窓口を設置し、産休・育休取得社員の復職サポートも実施。時短勤務制度の導入や育児費用支援、男性の育休取得促進なども積極的に行っていて、プラチナくるみんの認定済み。月の平均残業時間10時間、有給取得率75%。

女性の活躍促進や子育て・介護支援に力を入れている企業が増えている傾向にあるね!男性の育休取得促進をしている企業も多いよ!

女性にとって働きやすい会社は、男性にとっても働きやすい会社なんだね!

女性が働きやすい会社の探し方

女性が働きやすいおすすめの会社を35社紹介しましたが、紹介した以外にも女性活躍促進や子育て・介護支援に力を入れている会社はたくさんあります。

企業ごとにさまざまな取り組みをしていますので、その中から自分に合った会社を見つけることが、社会人生活を充実させるカギです。

そこで、僕が就活をした結果わかったホワイト企業を探す方法を踏まえ、女性が自分に合った働きやすい会社を見つける方法や、おすすめの探し方を紹介します。

「女性が働きやすい会社」といっても人それぞれ働きやすさは違うため、自分がどんな会社でどのようにして働きたいかを明確にしておくことも大切です。

自分なりの条件をリストアップして、これから紹介する方法で気になる会社を見つけてみましょう。

【女性が働きやすい会社の探し方】

  1. ホワイト企業ナビを利用する
  2. 就活エージェントに条件を伝えて紹介してもらう
  3. 逆求人サイトで女性が働きやすい会社からのオファーを待つ

探し方① ホワイト企業ナビを利用する

ホワイト企業ナビは、独自に設定したホワイト企業の条件を満たした企業の求人だけを掲載しています。

【ホワイト企業ナビに掲載している求人の条件】

  • 月の平均残業時間が25時間未満
  • 3年後離職率30%未満
  • 年間休日数が120日以上

ホワイト企業の特徴はさまざまなものがありますが、この3つの条件はどれもホワイト企業に欠かせない重要なポイントです。

ホワイト企業ナビに求人を掲載している企業の中には、この3つの条件を満たした上で、女性が働きやすい環境づくりに取り組んでいる企業が多くあります。

企業が行っている取り組みや実際に働いている社員の実体験なども詳しく紹介していますので、自分に合った企業が見つけやすいはずです。

企業の思いや求める人物像なども掲載していますから、企業分析にも役立ててみてください。

ホワイト企業ナビを利用すると、登録者限定の就活資料や限定イベントなどにも参加できます。

就活に役立つコラムも多数掲載しているので、ぜひ役立ててみてくださいね!

【働きやすい会社とは?】特徴や実際の取り組み事例を共有!

探し方② 就活エージェントに条件を伝えて紹介してもらう

僕はこれまで5年に渡って、就活ブログを運営してきました。

その中でほぼ全ての就活エージェントを見てきたのですが、利用する時は必ず「保有している求人が多い大手のサービス」かつ「実績と評判の良いサービス」を選ぶようにしてください!

僕がこれまで見てきた50以上の就活エージェントの中で、特におすすめは「ミーツカンパニー就活サポート」と「LHH就活エージェント」の2つです!

僕が今就活生なら、まずはこの2サービスの初回面談を受けて、担当者を厳選して支援を受けるようにします。

就活エージェントは、本当に担当者さんの質で決まるので「担当者の厳選」は必ず行うようにしてください!

(逆に親身になってくれて、選考支援の質が高い担当者さんが付いてくれると、就活において最強の無料サービスだと僕は思ってます!)

ミーツカンパニー就活サポート

ミーツカンパニー就活サポート」は、人材会社大手のDYMが提供する就活エージェントです。

保有求人数が多く、かつ紹介してもらえる求人の質が高いのが特徴。(担当者さんに話を聞いたのですが、紹介する求人をそもそも厳選しているようです)

またオンライン面談にも対応しているので、気軽に利用できるのも嬉しいと個人的に最もおすすめしています!

LHH就活エージェント

LHH就活エージェント」は人材業界大手のアデコ株式会社が運営するエージェント!

「量より質」をコンセプトとしており、支援の質が高い点が評価できます。

実際に利用した人の評判を見ても、支援が丁寧という声が多い就活エージェントですね。

ここで紹介した2つのエージェント以外にもおすすめはあります。

その他の就活エージェントに関して、僕のおすすめを「おすすめ就活エージェント23選【就活のプロが厳選】」にてランキング化しておきました!

ほぼ全てのサービスが、オンラインで初回面談を受けられるので、気になる就活エージェントはどんどん利用して、信頼できる担当者さんに付いてもらいましょう!

(初回面談を受けて微妙だと思った場合は、すぐに切ってしまうのが重要です!!)

探し方③ 逆求人サイトで女性が働きやすい会社からのオファーを待つ

マイナビやリクナビ以上に登録が必須のサイトになってきた逆求人サイト

プロフィールを登録しておくだけで、自分と適性の高い企業からのスカウトが届くので、圧倒的に就活を効率化することができます。

ですが、どれでも登録すれば良いという話ではなく、利用企業数が多く、かつ利用しやすい逆求人サイトを厳選して利用すべきなんですよね。

そこでこれまで全ての逆求人サイトを見てきた僕が考えるに、現状以下の2サイトを併用するのがベストだと考えています。

キミスカ

キミスカ」も利用企業数が多く、非常に使いやすい逆求人サイトです。

現状、逆求人サイトの中で僕が最もおすすめするサイトですね!

隠れ優良企業や業界シェアの高い中小企業も利用しており、「キミスカ経由で知れてよかった企業」との出会いが生まれる場所です。

オファーボックス

オファーボックス」は、就活専門の逆求人サイトとしてNo.1の利用企業数を誇ります。

東証一部上場や、知名度は低いけど働きやすい大企業からのスカウトも届くので、まず最初に登録しておくべきサイトですね。

登録後はとにかくプロフィールの質にこだわってください。

正直、逆求人サイトのプロフィール作成には1日使い切っても全然問題ない。むしろそうすべきだと僕は思っています。

キミスカとオファーボックスの2サイトは同時に登録し、プロフィールはどちらか一方のものをコピペするのが効率的です!

ちなみに逆求人サイトは1つでも多くのサイトに登録しておいて、1つでも多くスカウトを獲得するのが効率的だと僕は考えています。理想としては3サイト以上登録しておきたい。

そこでこの2つ以外のおすすめサイトをまとめたので、参考にしてくださいね。

» 【最新】新卒向け逆求人サイトおすすめ15選|スカウトサイトの選び方を解説!

女性が働きやすい会社を探す方法は、男性が働きやすい会社を見つける時にも役立ちそうだね。

そうだね!まず自分にとってどんな会社が働きやすいかを考えておくと、効率よく自分に合った会社が見つかるはずだよ。

女性におすすめのホワイト業界

ここまで女性が働きやすい企業とその探し方を共有してきました。

次に押さえておきたいのが、「女性にとってのホワイト業界」です。

業界によって同じ仕事でも、待遇や働き方は大きく異なります。

なぜなら、業界によって「儲かりやすさ」や「仕事の忙しさ」が異なるからです。

では具体的に、女性におすすめのホワイト業界はどこなのか?

大前提として「ホワイト業界」だからといって、そこに属する企業がすべてホワイト企業だということではなく、ホワイト業界とはホワイト企業が比較的多い業界だと理解しておいてください。

その上で、僕が考える女性におすすめのホワイト業界は以下のとおりです。

【女性におすすめのホワイト業界】

  1. 化学業界
  2. 食品業界
  3. インフラ業界
  4. 医薬品業界
  5. 鉱業業界
  6. 自動車業界
  7. エネルギー関連業界
  8. 種苗業界
  9. 輸送用機器メーカー
  10. リース・消費者金融・クレカ・信販
  11. 大学業界
  12. 独立行政法人
  13. 地方自治体と取り引きしている業界
  14. 地方公務員
  15. 団体職員

これらの業界は、「新規参入の難しさ」や「利益率の高さ」によって、競争が激しくて利益率が低い業界よりも働きやすい企業が多い傾向にあると僕は見ています。

業界選択はその後のキャリアを大きく左右する選択なので、じっくりと時間をかけて業界研究をしてくださいね。

▼ホワイト業界についての記事紹介

» 【ホワイト業界ランキング15選】各業界の企業例や探し方も合わせて共有!

» 【文系におすすめのホワイト業界8選】働きやすい職種についても共有!

» 【理系に人気のホワイト業界9選】企業例と合わせて解説!

たしかに自分の先輩は、化学業界の企業に勤めているんだけど、「他の業界よりも残業時間が短くて良い」と話していたよ。

四季報を見ていても、例えば「保険業界」は平均残業時間の回答が「NA(ノーアンサー)」であるところも多くて、つまりは残業時間が長いと予想できるよね。業界によってホワイト企業の比率に大きな違いがあるよね。

女性が働きやすい会社の特徴【6選】

今回女性が働きやすい会社を35社紹介しましたが、紹介した会社にはいくつか共通する特徴があります。

女性が働きやすい会社の特徴を押さえておけば、紹介した以外の会社が働きやすいかどうか判断もしやすいです。

これから紹介する6つの特徴を押さえておき、気になる会社を見つけたら、女性の働きやすい環境づくりをしている会社かどうか判断してみましょう。

【女性が働きやすい会社の特徴】

  1. 女性社員や女性管理職などの比率が高い
  2. えるぼし認定やくるみん認定など各種認定を受けている
  3. 出産育児支援制度が充実している
  4. 働き方の選択肢が多い
  5. 有給休暇の取得率が高い
  6. 各種支援制度の利用実績がある・利用率が高い

特徴① 女性社員や女性管理職などの比率が高い

一つ目の特徴は、女性社員や女性管理職などの比率が高いことです。

女性社員の割合が多い会社は、女性目線で「本当の意味で女性が働きやすい会社」はどんな会社か考え、それを達成するためにさまざまな取り組みを行っている傾向にあります。

同じ立場に立つ同性の同僚や上司が多いため、育児や介護にも理解が得やすいです。

また、女性管理職比率は会社が積極的に女性を登用しているかどうかを判断する一つの目安になります。

まだ大手企業でも女性の管理職比率が高いところは多くありません。

2021年に行われた調査では、女性の管理職の平均比率は8.9%となっています。

参照:PR TIMES「女性管理職の平均割合、過去最高も8.9%にとどまる

社員数や業界によるところもあるので一概には言えませんが、女性管理職の比率が平均より高いということは、女性が活躍できる環境整備に力を入れている企業と言えるでしょう。

また、女性の管理職比率を上げるために、企業がどんな取り組みを行っているのかもチェックしておきたいポイントです。

特徴② えるぼし認定やくるみん認定など各種認定を受けている

今回紹介した企業の多くが女性の活躍促進に対して一定の条件を満たす企業を認定する「えるぼし」認定や、子育て支援の一定条件を満たす「くるみん」認定などを受けていました。

引用:厚生労働省「女性活躍推進企業認定 えるぼし・プラチナえるぼし認定

引用:厚生労働省「くるみんマーク・プラチナくるみんマーク・トライくるみんマークについて

どちらの認定も取得にはさまざまな条件を満たす必要があり、認定を受けている企業は最低限その条件を満たし、さらに独自の取り組みを行っている企業が多いです。

こういった認定の有無は、女性が働きやすい会社かどうかを見極めるわかりやすい基準になります。

自治体が独自に制定している認定制度もあるので、働きたい街にどんな認定制度があるのかもチェックしてみましょう。

認定を受けている企業は企業概要や採用ページにその旨を記載していることがほとんどです。

また、介護支援で基準を満たしている企業を認定する「トモニン」を取得している企業にも注目してみてください。

引用:厚生労働省「「トモニン」を活用して、仕事と介護の両立支援の取組をアピールしましょう!

その他にも認定制度には以下のようなものがあります。

【国の認定制度】

  • なでしこ銘柄
  • 健康経営優良法人ホワイト500
  • 健康経営優良法人ブライト500
  • 安全衛生優良企業・ホワイトマーク
  • ユースエール認定
  • 新・ダイバーシティ経営企業100選

女性の働きやすさに特化した認定以外にもさまざまな認定があるので、各認定がどんな基準を設けているのかを見てみましょう。

基準を把握しておけば、自分が’希望する条件に合った企業が見つけやすくなるはずです。

特徴③ 出産育児支援制度が充実している

女性は男性と比べて、ライフイベントによって影響を受けやすいです。

特に出産・育児は女性の方が影響が大きく、出産・育児が理由でキャリアを諦めてしまう人も少なくありません。

出産育児支援制度が充実している会社なら、将来子どもを持っても家庭と仕事を両立してキャリアを構築できます。

次のような支援制度がある会社なら、働きやすい会社といえるでしょう。

【出産育児支援制度の例】

  • 妊娠中の時短勤務
  • 母体保護を目的とした休暇制度
  • 育児休暇
  • 育児時短勤務制度
  • 子どもの看護休暇
  • 企業内保育所や提携保育所の設置
  • 育児費用負担
  • 産休・育休前後の復職面談
  • 育休中の資格取得支援
  • 妊娠・子育てに関する相談窓口の設置や交流会の開催

育児休業や時短勤務制度は法律で定められていますが、女性が働きやすい会社作りをしている企業の中には、法定以上の制度を設けている企業も多いです。

採用ページや口コミ、OB・OG訪問などで具体的な制度をチェックしてみましょう。

特徴④ 働き方の選択肢が多い

働き方の選択肢が多ければ、子育て期間中はもちろん、介護や配偶者の転勤による環境の変化があっても、キャリアを諦める必要はありません。

働き方の選択肢としては、以下のようなものがあります。

【多様な働き方ができる制度】

  • 時短勤務制度
  • フレックスタイム制度(コアタイムあり・なし)
  • 在宅勤務制度
  • リモートワーク
  • 配偶者同行制度
  • 配偶者の転勤による退職者向けの再雇用制度

就活をしている今の時点で、将来どんな働き方をするかは想像しにくいかもしれません。

でも、働き方の選択肢が多ければ多いほど、将来キャリアを続けられる可能性は高くなります。

特徴⑤ 有給休暇の取得率が高い

有給取得率が高い企業なら、有給を取るのが当たり前の企業風土になっています。

女性の働きやすさに限らず、全社員が働きやすくワーク・ライフバランスを取りやすい会社です。

有給の取得率が高い会社は誰もが平等に働きやすい会社なので、若手社員や男性社員も不平不満を感じにくく、子育て・介護中の社員に対して理解がある社員が多い傾向にもあります。

また社員のプライベートも大切にしている会社ですから、有給取得以外の場面でも働きやすさを感じることが多いでしょう。

厚生労働省の調査では、有給取得率の平均は56.6%でした。

参照:厚生労働省「令和3年就労条件総合調査の概況

今回紹介した企業には有給取得率が70%以上を超える企業もあります。

企業が公表している有給取得率や、口コミなどで実際の有給の取りやすさなどをチェックしてみましょう。

特徴⑥ 各種支援制度の利用実績がある・利用率が高い

いくら女性が働きやすい環境づくりのために支援制度があっても、利用実績がなければ何の意味もありません。

育休取得率や育休後の復職率などは公開している企業が多いので、どの程度利用されているのかを必ず確認しましょう。

また会社説明会やOB・OG訪問などで、利用実態について質問してみるのもおすすめです。

正しく制度が運用されている企業なら、質問した場合にもきちんと答えてくれるでしょう。

ホワイト企業の特徴について、更に詳しく解説した記事も書いたので合わせて参考にしてくださいね!

» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社!?

女性が働きやすい会社かどうかを見極めるポイントはたくさんあるんだね。

企業が公表しているデータを参照するだけでなく、口コミやOB・OG訪問を活用すれば、本当に働きやすい会社か見極めやすくなるよ。

女性が働きやすい会社の実際の取り組み例

「女性が働きやすい会社」といっても漠然としていて、イメージしづらいという人もいるはずです。

そこで、実際に女性が働きやすい会社が行っている取り組みの一例を紹介します。

どんな取り組みが行われている結果、どんな風に女性の働きやすさが向上しているのかチェックしてみましょう。

ヤマハ

グループを挙げて女性の活躍促進やダイバーシティに力を入れているヤマハ

2025年にグループの管理職の女性比率を平均19%にすることを目標としています。

既に女性管理職候補者育成を目的とした社内メンタリングプログラムやコーチングプログラムを導入し、全社員に向けてキャリア開発促進を実施。

また女性が働きやすい環境のための意識改革のために、上司やリーダー層向けのワークショップも行っています。

女性管理職の社内ネットワークを作り、交流を活発にして悩みを共有する機会なども設けているのが特徴です。

育児・介護に関する支援では、法定以上の制度を設けています。

特に育児に関する制度は妊娠期間中から充実しており、育休後の復帰率は9割以上です。

また、配偶者の海外赴任に帯同するために退職する従業員の再雇用も積極的に行っており、2009年の運用開始以降37人が申請を行い、うち20人が再雇用されています。

花王

2018年の時点で女性の管理職比率がグローバルで27.7%、国内で15%と高い数値を記録している花王

代表取締役社長が「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」に参加しており、経営陣から女性の働きやすい環境づくりへの意識改革を行っています。

一般的な育児・介護支援制度に加え、休業後の復帰をスムーズに行うための環境づくりに向けた取り組みを実施。

子育て・介護をする社員ではない社員も理解を持って協力し合える職場風土を形成しています。

また、育児中の社員と子育て経験のある社員のコミュニケーションを持つために「F&M(ファーザー&マザー)ミーティング」を実施。

子育て中は仕事との両立でさまざまな悩みを抱えやすいですが、実際に経験した社員からアドバイスをもらえることで、社員のメンタルヘルスにもいい影響を及ぼしています。

法定の制度に加えて休職、時短勤務、短日数勤務、在宅勤務、フレックスタイムなどを導入し、多様な働き方を実現している会社です。

リコー

今回紹介した企業の中にもリコーグループの企業がありましたが、リコーはグループ全体で女性の働きやすい環境づくりに力を入れています。

全ての女性にキャリアを構築してほしいと行っている「キャリアマーチャンダイジング研修」は、女性のキャリア形成のきっかけづくりの場。

また、女性管理職候補を対象とした「ビジネスキャリアアップ研修」で、管理職として必要な思考や行動を学ぶ機会を設けるなど、女性管理職登用にも積極的です。

時短勤務制度や在宅勤務制度を導入している他、復職支援セミナーも実施。

2014年に3.17%だった女性管理職比率は、2020年までに9.8%まで引き上げられており、2030年までに18%とすることを目標としています。

働く場所に関しても社員の希望を尊重しており、都道府県単位で本拠地を登録して勤務地を選ぶことが可能です。

また、結婚や出産、介護などが理由の勤務地の選択にも柔軟に対応しています。

劇的に女性の管理職比率を伸ばすのは難しいみたいだけど、着実に成果は出てる会社もあるみたいだね。

今女性の働きやすさを真剣に考えている会社は、今後も働きやすさはさらに良くなっていく可能性が高いよ。

女性が働きやすい会社を目指す上で知っておきたいこと

今回女性が働きやすい会社ランキングや探し方、特徴などを紹介してきましたが、もし女性が働きやすい会社を目指すなら、知っておいて欲しいことが’いくつかあります。

本当に働きやすい会社に就職して、プライベートも大切にしながら長く活躍し続けるために、3つのポイントを押さえておきましょう。

【女性が働きやすい会社を目指す上で知っておきたいこと】

  1. 制度の有無だけでなく利用実績や利用率
  2. 現役社員のロールモデル
  3. 口コミや評判

①制度の有無だけでなく利用実績や利用率

特徴を解説した章でも紹介しましたが、制度の有無だけでなく利用実績や利用率は必ずチェックしておきたいポイントです。

女性の活躍促進や家庭とキャリアの両立の大切さが謳われている今、形だけの制度を作ってアピールしている企業も少なくありません。

いくら充実した制度があっても、実際に利用されていなければ、制度がないのと同じです。

利用実績や利用率を公表している企業もありますから、必ずチェックしましょう。

②現役社員のロールモデル

「将来こんなふうに働きたい」という理想を具現化しているロールモデルがいれば、理想的な働き方が実現しやすいです。

女性が働きやすい環境づくりをしている企業には、管理職となって最前線で活躍している女性や、家庭と仕事を両立させている女性が多数います。

そういった現役社員がいる企業は、採用ページで社員を紹介していることが多いです。

採用ページの社員インタビューなどをチェックして、ロールモデルとなるような現役社員がいるかどうかを確かめてみましょう。

可能であればOG訪問をして、管理職の女性やワーキングマザーの声を直接聞いてみるのもおすすめです。

③口コミや評判

どんな社員でも、会社のネガティブな情報を表立って言うことはなかなかできません。

匿名で投稿できる口コミサイトには、会社のリアルな口コミや評判が寄せられています。

全ての投稿に信憑性がある訳ではありませんが、口コミサイトを活用して「どんな声が多く上がっているのか」「公式サイトや会社説明会では聞かないようなネガティブな情報がないか」などをチェックしてみましょう。

いくら公表している制度が充実していても、口コミサイトにネガティブな情報ばかりが投稿されているのなら、実態は異なる可能性が高いです。

▼おすすめの口コミサイト

ワンキャリア:就活生向け。企業の口コミだけでなく、選考情報も確認できる

ライトハウス:日本最大級の口コミサイトで、サイトも見やすいので個人的にベスト

オープンワーク:こちらも口コミサイト大手で、ライトハウスと併用するのがおすすめ

転職会議:約20万社の口コミが掲載されている大手口コミサイト

制度の内容だけでなく、本当に利用されているかどうかが大事なんだね。

女性活躍促進や子育て・介護に関する制度だけでなく、残業時間や有給の取りやすさ、福利厚生とかも実態を知ることが大事だよ!

本記事の要点まとめ

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

女性の働きやすい環境づくりに力を入れている企業は増えてきていますが、実際に運用されているかどうかは別の話です。

将来キャリアと家庭が両立できる会社に就職したいなら、実際に制度が利用されているかどうかもしっかりチェックしましょう。

また口コミサイトやOB・OG訪問も活用して、社員がどう感じているかも調べておくと安心です。

女性が働きやすい会社には、ホワイト企業も多くあります。

女性活躍や子育て・介護の両立以外の働きやすさもチェックして、プライベートも仕事も充実させられる会社を見つけましょう。

▼本記事のまとめ

  • 女性の働きやすい会社を見つけるには「ホワイト企業ナビ」「就活エージェント」「逆求人サイト」の活用がおすすめ。
  • 女性が働きやすい会社に共通する6つの特徴を押さえておけば、自分に合った会社かつ女性が活躍できる会社が見つけやすい。
  • 実際に企業がどんな取り組みを行っているかは、企業の採用サイトや口コミ、OB・OG訪問などでしっかり調べよう。
  • 制度が充実していることに加え、利用実績や利用率も必ずチェックしておこう。
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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