この記事では、メーカーの優良企業150選を知名度の低い隠れ優良企業も含めてバシッと共有します!
就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。
この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。
「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」
こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!
全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。
それでは本題に入っていきますね!
就活生に人気の高い就職先の代表格に「メーカー」が挙げられます。
モノづくり大国・日本を支える産業ですから、経営が安定していて社員を大切にしている優良企業が多いんですね。
ただ、メーカーと言っても実にさまざまな企業があります。
製造業という括りで見た場合、企業数はざっと66万社以上にのぼりますので、その中から優良企業を探すのって決して簡単じゃないんです。
そこで本記事では、僕がおすすめする(僕が就活生なら入社したい)企業を厳選してお伝えしますね!
メーカー優良企業の探し方や入社するためのポイントについても共有しますので、ぜひ最後まで読んでいってください!
目次
そもそも「メーカー企業」とは何か?
まずは、そもそも「メーカー企業」とはどんな企業を指すのかを整理しておきますね。
メーカー企業とは、原材料などを加工して製品を生産する企業のことです。
より簡単に言うと、自社でモノづくりをしている企業は全てメーカーってことになります。
なので、メーカーと一口に言っても該当する企業は非常に広い範囲にわたります。
機械や自動車、化学製品、食品、日用品に至るまで、モノづくりをして世の中に製品を提供している企業は全てメーカーなんです。
たとえば、みなさんがいつも使っているスマホやPCだって、製造しているのはメーカー企業です。
消費者に直接製品を届ける企業だけでなく、メーカーに部品を供給している部品メーカーもありますね。
部品メーカーの場合は、顧客が一般消費者ではなくて企業ってことになります。
このように、メーカーと言っても幅広い分野にわたっていることを理解しておきましょう!
メーカーの優良企業の特徴
次に、メーカーの中でも優良企業とされる会社の特徴について考えていきます。
これからメーカーの優良企業の特徴として5つ挙げますが、僕が重視している基準はたった1つです。
それは、「社員を大切にしている企業かどうか」って部分ですね。
社員を大切にしていれば、自然と就業環境や社員の暮らしぶりを改善していこうとするはずです。
なので、次に挙げる5つの特徴は「社員を大切にしている企業なら満たしているはずの基準」と考えてください!
【メーカーの優良企業の特徴】
- 3年後離職率が低い(3割未満が目安)
- 月の平均残業時間が短い(25時間以内が目安)
- 年間休日数が多い(120日以上が目安)
- 有給消化率が高い
- 住宅手当の支給額が高い
特徴① 3年後離職率が低い(3割未満が目安)
メーカーの優良企業は離職率が低い傾向があります。
優良企業は居心地が良いので、嫌になって辞めていく人や他社に転職したくなる人が少ないんですね。
とくに注目しておきたいのが「3年後離職率」です。
新卒で入社して3年後にどれだけの社員が残っているかを示す数値ですので、低ければ低いほど優良企業の可能性が高いと考えられます。
目安として、3年後離職率が3割未満の企業なら優良企業の可能性ありです。
ガチの優良メーカー企業だと、3年後離職率が0%(つまり1人も辞めていない)ってこともけっこうありますよ!
特徴② 月の平均残業時間が短い(25時間以内が目安)
2つめの特徴は、月の平均残業時間が短いことです。
目安として、残業が月25時間以内であれば優良企業の可能性ありです。
残業時間が短くてもしっかりと収益が確保できている企業は、ビジネスモデルがしっかりと確立できています。
メーカー企業で言うと、無理なく製品を製造して安定供給するための仕組みができているんですね。
仕組みがしっかりしているので、社員がやみくもに残業しなくても製品が売れていくわけです。
逆に、長時間労働が常態化しているようなら「何かがおかしい」と考えたほうが良いでしょう。
メーカーであれば「そもそも製品に競争力がない」など、かなり致命的な弱点を抱えている可能性がありますね。
月25時間ということは1日あたり1時間ちょっとの残業ですので、このぐらいまでなら常識の範囲を考えて良いでしょう。
特徴③ 年間休日数が多い(120日以上が目安)
年間休日数が多いメーカー企業も、優良企業の可能性大です。
土日祝と年末年始を合計すると120日前後になるので、これ以上の休日数のメーカーなら優良企業の可能性があると考えていいでしょう。
メーカーで休日数が極端に少ない企業って、高確率でヤバいので注意してください。
とくに下請けメーカーの場合、顧客企業から無理難題を突きつけられて「休まず作り続けるしかない」といった状況になっている恐れがあるからです。
きちんと計画にもとづいて製造できているメーカーなら、社員が計画的に休みを取ることだってできるはずなんです。
だから、年間休日数を見ればビジネスモデルがしっかりしている企業かどうか予想がついてしまうんですね。
社員を大切にしているメーカー企業なら、休みをしっかり確保しているはずですよ!
特徴④ 有給消化率が高い
有給消化率が高いことも重要な特徴の1つですね。
有給は業種によって多い・少ないということはありません。
なぜなら、有給の付与日数は労働基準法で決められているからです。
問題は、付与された有給を社員が「ちゃんと使えているかどうか」ってところです。
有給消化率が低い企業って、たいてい「休みを取りづらい」雰囲気があります。
休みを取る=悪いこと、みたいな昭和的な空気が職場に満ちていると、有給申請をしづらいんですね。
社員を大切にしている企業なら、社員にしっかり休んでもらい英気を養ってもらうことの重要性に気づいています。
有給消化率が高いメーカーの中には、企業の側から「有給をしっかり使ってくださいね」と社員に伝えているケースもあるんです。
休みづらい雰囲気の企業と、企業のほうから「たまには有給を取りなよ」と言ってくれる企業と、どちらが働きやすいかは明白ですね!
特徴⑤ 住宅手当の支給額が高い
住宅手当が支給されていて、しかも支給額が高いメーカー企業は優良企業の可能性が高いです。
なぜかと言うと、本来なら企業が社員に住宅手当を支給する義務はないんですね。
住宅手当の制度自体がなかったとしても、違法でも何でもありません。
でも、家賃や住宅ローンは社員にとって生活に必要な固定費です。
住宅手当を支給することで、社員の暮らしぶりが改善されることは明らかなんですね。
なので、社員を大切にしている企業ほど積極的に住宅手当を支給する傾向があります。
払わなくても良いお金を福利厚生の一環として毎月支給している時点で、社員の生活を考えてくれている企業だと分かるわけです。
メーカーの優良企業一覧【150社を厳選しました】
ではいよいよ、メーカーの優良企業150社を一挙に紹介していきます!
どの企業も前に挙げた優良企業の特徴を高いレベルで満たしているメーカーばかりです。
中には就活生にあまり知られていない隠れた優良企業もありますので、ぜひ興味のある分野のメーカーを探してみてくださいね!
企業名 | 種別 |
---|---|
アステラス製薬株式会社 | 医薬品メーカー |
第一三共株式会社 | 医薬品メーカー |
エーザイ株式会社 | 医薬品メーカー |
小野薬品工業株式会社 | 医薬品メーカー |
塩野義製薬株式会社 | 医薬品メーカー |
ゼリア新薬工業株式会社 | 医薬品メーカー |
ソレイジア・ファーマ株式会社 | 医薬品メーカー |
大日本住友製薬株式会社 | 医薬品メーカー |
武田薬品工業株式会社 | 医薬品メーカー |
中外製薬株式が市は | 医薬品メーカー |
日本ケミファ株式会社 | 医薬品メーカー |
日本新薬株式会社 | 医薬品メーカー |
ロート製薬株式会社 | 医薬品メーカー |
オリンパス株式会社 | 医療機器メーカー |
川澄化学工業株式会社 | 医療機器メーカー |
シスメックス株式会社 | 医療機器メーカー |
テルモ株式会社 | 医療機器メーカー |
日本光電工業株式会社 | 医療機器メーカー |
花王株式会社 | 化学メーカー |
株式会社エフピコ | 化学メーカー |
株式会社シーボン | 化学メーカー |
株式会社ADEKA | 化学メーカー |
株式会社カネカ | 化学メーカー |
株式会社クラレ | 化学メーカー |
株式会社コーセー | 化学メーカー |
株式会社ダイセル | 化学メーカー |
株式会社ハーバー研究所 | 化学メーカー |
株式会社マンダム | 化学メーカー |
株式会社三菱ケミカルホールディングス | 化学メーカー |
関西ペイント株式会社 | 化学メーカー |
サカタインクス株式会社 | 化学メーカー |
積水化学工業株式会社 | 化学メーカー |
東亞合成株式会社 | 化学メーカー |
日東電工株式会社 | 化学メーカー |
日本化薬株式会社 | 化学メーカー |
日本パーカライジング株式会社 | 化学メーカー |
萩原工業株式会社 | 化学メーカー |
三井化学株式会社 | 化学メーカー |
三菱ガス化学株式会社 | 化学メーカー |
ライオン株式会社 | 化学メーカー |
リンテック株式会社 | 化学メーカー |
藤倉化成株式会社 | 化学メーカー |
AGC株式会社 | ガラス製品・繊維メーカー |
株式会社フジックス | ガラス製品・繊維メーカー |
株式会社三陽商会 | ガラス製品・繊維メーカー |
株式会社ヨータイ | ガラス製品・繊維メーカー |
グンゼ株式会社 | ガラス製品・繊維メーカー |
帝人株式会社 | ガラス製品・繊維メーカー |
東洋紡株式会社 | ガラス製品・繊維メーカー |
東レ株式会社 | ガラス製品・繊維メーカー |
日本板硝子株式会社 | ガラス製品・繊維メーカー |
日本フエルト株式会社 | ガラス製品・繊維メーカー |
ヤマトインターナショナル株式会社 | ガラス製品・繊維メーカー |
ユニチカ株式会社 | ガラス製品・繊維メーカー |
DMG森精機株式会社 | 機械メーカー |
JUKI株式会社 | 機械メーカー |
NTN株式会社 | 機械メーカー |
株式会社アマダ | 機械メーカー |
株式会社クボタ | 機械メーカー |
株式会社小松製作所 | 機械メーカー |
株式会社ダイフク | 機械メーカー |
株式会社ディスコ | 機械メーカー |
住友重機械工業株式会社 | 機械メーカー |
ダイキン工業株式会社 | 機械メーカー |
日本精工株式会社 | 機械メーカー |
日立建機株式会社 | 機械メーカー |
ペガサスミシン株式会社 | 機械メーカー |
三木プーリ株式会社 | 機械メーカー |
三菱重工業株式会社 | 機械メーカー |
ユニオンツール株式会社 | 機械メーカー |
サンコーテクノ株式会社 | 金属製品メーカー |
株式会社ヤマシナ | 金属メーカー |
株式会社アドバンテスト | 産業用電気機器メーカー |
株式会社戸上電機製作所 | 産業用電気機器メーカー |
ファナック株式会社 | 産業用電子機器メーカー |
アイシン精機株式会社 | 自動車部品メーカー |
イーグル工業株式会社 | 自動車部品メーカー |
株式会社デンソー | 自動車部品メーカー |
株式会社ケーヒン | 自動車部品メーカー |
株式会社東海理化 | 自動車部品メーカー |
テイ・エス テック株式会社 | 自動車部品メーカー |
日立Astemo株式会社 | 自動車部品メーカー |
プレス工業株式会社 | 自動車部品メーカー |
三ツ星ベルト株式会社 | 自動車部品メーカー |
桂川電機株式会社 | 事務機器メーカー |
株式会社アシックス | シューズメーカー |
株式会社神戸製鋼所 | 鉄鋼メーカー |
SMK株式会社 | 電気・電子機器メーカー |
アンリツ株式会社 | 電気・電子機器メーカー |
ウシオ電機株式会社 | 電気・電子機器メーカー |
株式会社アルバック | 電気・電子機器メーカー |
株式会社島津製作所 | 電気・電子機器メーカー |
株式会社キーエンス | 電気・電子機器メーカー |
株式会社タムロン | 電気・電子機器メーカー |
株式会社日立製作所 | 電気・電子機器メーカー |
株式会社ミツトヨ | 電気・電子機器メーカー |
株式会社リコー | 電気・電子機器メーカー |
キヤノン株式会社 | 電気・電子機器メーカー |
京セラ株式会社 | 電気・電子機器メーカー |
シャープ株式会社 | 電気・電子機器メーカー |
新光電気工業株式会社 | 電気・電子機器メーカー |
新電元工業株式会社 | 電気・電子機器メーカー |
住友精密工業株式会社 | 電気・電子機器メーカー |
東京エレクトロン株式会社 | 電気・電子機器メーカー |
パナソニック株式会社 | 電気・電子機器メーカー |
富士通株式会社 | 電気・電子機器メーカー |
富士通フロンテック株式会社 | 電気・電子機器メーカー |
古野電気株式会社 | 電気・電子機器メーカー |
松尾電機株式会社 | 電気・電子機器メーカー |
三菱電機株式会社 | 電気・電子機器メーカー |
三菱製紙株式会社 | パルプ・紙メーカー |
YKK株式会社 | 非鉄金属メーカー |
アサヒプリテック株式会社 | 非鉄金属メーカー |
日本電子株式会社 | 理化学機器メーカー |
TOTO株式会社 | 建材メーカー |
株式会社LIXILグループ | 建材メーカー |
三協立山株式会社 | 建材メーカー |
三和シヤッター工業株式会社 | 建材メーカー |
不二サッシ株式会社 | 建材メーカー |
味の素株式会社 | 食品メーカー |
江崎グリコ株式会社 | 食品メーカー |
株式会社ニチレイ | 食品メーカー |
株式会社ヤクルト本社 | 食品メーカー |
カルビー株式会社 | 食品メーカー |
キッコーマン株式会社 | 食品メーカー |
日本ハム株式会社 | 食品メーカー |
ハウス食品株式会社 | 食品メーカー |
不二製油株式会社 | 食品メーカー |
丸大食品株式会社 | 食品メーカー |
三井製糖株式会社 | 食品メーカー |
森永製菓株式会社 | 食品メーカー |
P&G ジャパン合同会社 | 日用品メーカー |
ユニ・チャーム株式会社 | 日用品メーカー |
ユニリーバ・ジャパン株式会社 | 日用品メーカー |
芦森工業株式会社 | 輸送用機器・自動車メーカー |
いすゞ自動車株式会社 | 輸送用機器・自動車メーカー |
株式会社SUBARU | 輸送用機器・自動車メーカー |
株式会社シマノ | 輸送用機器・自動車メーカー |
株式会社モリタホールディングス | 輸送用機器・自動車メーカー |
三桜工業株式会社 | 輸送用機器・自動車メーカー |
住友電気工業株式会社 | 輸送用機器・自動車メーカー |
ダイハツ工業株式会社 | 輸送用機器・自動車メーカー |
本田技研工業株式会社 | 輸送用機器・自動車メーカー |
三菱自動車工業株式会社 | 輸送用機器・自動車メーカー |
株式会社ショーワ | 輸送用機器メーカー |
日本コークス工業株式会社 | 土石メーカー |
エムオーテックス株式会社 | セキュリティソフトメーカー |
株式会社ユニリタ | ソフトウェアパッケージメーカー |
ヨネックス株式会社 | その他メーカー |
三菱鉛筆株式会社 | その他メーカー |
メーカーだけでもこれだけたくさんの優良企業があるんだ!
もっと探したら、今まで知らなかった優良企業もたくさん見つかりそうだね!
ホワイト企業に就職する方法
ホワイト企業に関する情報を集める中で、「結局どうやってホワイト企業に就職すれば良いの?」と悩むことが多いと思います。
内定を獲得するために選考対策はするとして、就活も転職も結局のところは「その企業との適性」で決まるんですよね。
要するに選んだ企業の人事が、「この人はうちの会社と合いそうだ」と判断してくれるかどうかで決まります。
就活や転職は適性で決まるため、エントリー企業数を増やすことが最も重要な対策となります。
(その上で、ホワイト企業に就職したい人は、それらのエントリー企業がホワイト企業である必要があります)
では具体的にどうやってエントリー企業数を確保していけば良いのか?
おすすめの手段を3つ共有しますね。
①求人サイトでホワイト企業を絞り込んで探す
ホワイト企業のエントリー数を増やすための王道的な手段が求人サイトです。
ホワイト企業への就職を考えた場合、求人サイトを利用する際には必ず「求人検索の絞り込み機能」を活用するようにしてください。
このホワイト企業ナビでは、元々「残業時間・年間休日数・離職率」に基準を設けて、それらすべて満たす企業のみを掲載しているので絞り込みの必要がないようなサイトにしています。
ですが、一般的な求人サイトはあらゆる求人が掲載されているので、ホワイト企業に就職したい人は、自分が求める「残業時間」「休日数」「離職率」「福利厚生」など、条件を絞り込んで検索することが重要です!
求人サイトとしておすすめは、求人数も多く、かつ検索機能の絞り込みが充実している「マイナビ」がやはりおすすめですね。
②就活エージェントに条件を伝えて優良企業だけ紹介してもらう
次に、ホワイト企業のエントリー数を確保する上で、就活エージェントも非常に有用です。
就活エージェントは面談を元にして、求人紹介から選考対策まで、すべて無料でサポートしてくれるサービス。
また求人サイトに公開されていない非公開求人も紹介してくれる点が強いです。
この就活エージェントを賢く利用するためには、必ず自分が求める労働条件を担当者に伝えることです。
実際に僕が就活生の時は、次のように担当者に伝えることで、紹介求人を絞り込んでいました。
【担当者に伝えた内容】
- 「プライベートの時間を重要視したいので、月の残業時間が平均20時間以内の企業で、かつ完全週休2日の土日休みの企業のみを紹介して頂きたいです。業界は現在、食品業界、化学業界、自動車業界を志望していますが、他業界も興味があります。」
就活エージェントを利用する際に、すべて担当者任せにしてしまう人が多いのですが、それだと「受かりやすい企業」を紹介されてしまうので、ホワイト企業への就職を考える人は必ず条件を伝えてください。
利用する就活エージェントですが、選ぶ視点としては「保有求人数が多くて実績があるか」です。
「ミーツカンパニー就活サポート」が全国対応かつオンライン面談にも対応していて、保有求人数と実績があるのでおすすめですね。
③逆求人サイトで得たスカウトからホワイト企業にだけエントリーする
最後に、エントリー企業数を確保する上で非常に役立つのが逆求人サイトです。
逆求人サイトは登録すると、企業側からスカウトが届くサイトなので、自動的に企業との接点を獲得できます。
逆求人サイトを利用する際は、必ず届いたスカウトの中から、自分が求める労働条件の企業だけにエントリーしましょう。
スカウト元の企業の採用情報や口コミサイトで調べたり、気になる企業だけど労働条件の詳細がない場合は、逆求人サイトのチャットにて直接企業に質問するのもおすすめです。
利用すべき逆求人サイトとしては、利用企業数の多さが最も重要なので「キミスカ」と「OfferBox(オファーボックス) 」がベストです。
以上、3つの方法でエントリー企業数を確保していくことがホワイト企業に就職する上で最も重要です。
またホワイト企業に就職する場合は、必ず「自分にとってのホワイト企業の定義を明確化すること」をしてください。
そうしないとそもそも「どんな企業が自分にとってのホワイト企業なのか」を把握できません。
ホワイト企業の特徴について、別途まとめた記事を書いているので、そちらの記事を参考に明確化しましょう。
» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社!?
とにかく「ホワイト企業のエントリー数を増やすこと」が肝になるんですね。
企業との適性は企業側からしか判断が難しい部分でもあるから、しっかりとホワイト企業のエントリー数を確保していくことが、求職者側ができる重要な行動だと言えるよね。
メーカーの優良企業の探し方
メーカーの優良企業150社、どうだったでしょうか?
誰もが知っているような有名企業からあまり知られていない企業まで、これだけ多くの優良企業があるわけです。
ただ、今回紹介したのは優良企業の中でもほんの一部に過ぎません。
優良企業を探すには、どんな方法があるのでしょうか。
僕が就活中に実践していた方法を共有するので、メーカーの優良企業を見つけるためにぜひ活用してくださいね!
【メーカーの優良企業の探し方】
- 就活・転職エージェントに紹介してもらう
- 大手求人サイトで検索条件を絞って検索する
- 口コミサイトから企業を探す
- 逆求人サイトを利用する
- 就職四季報から探す
①就活・転職エージェントに紹介してもらう
最初におすすめしたいのが、就活・転職エージェントに紹介してもらう方法です。
就活・転職エージェントに登録すると何が良いかと言うと、専任アドバイザーがつくんですね。
アドバイザーはメーカーの企業情報を詳細に把握していますので、優良企業として知られている企業を優先的に紹介してもらうことも可能です。
注意点としては、就活・転職エージェントは「求職者の希望条件に合った企業を紹介する」ことを忘れないようにしてください。
つまり、自分にとっての優良企業の条件を決めておいて、「この条件に当てはまる企業を紹介してください」と伝える必要があるんです。
ときどき「就活・転職エージェントに登録したけど、良い求人を全然紹介してもらえなかった」と言う人がいます。
これって、かなり高い確率で「希望条件が曖昧」または「希望条件の優先順位が自分の中で定まっていない」ことが原因なんです。
冒頭で紹介した「メーカーの優良企業の特徴」を参考に、重視する条件をはっきりと伝えましょう!
僕はこれまで5年に渡って、就活ブログを運営してきました。
その中でほぼ全ての就活エージェントを見てきたのですが、利用する時は必ず「保有している求人が多い大手のサービス」かつ「実績と評判の良いサービス」を選ぶようにしてください!
僕がこれまで見てきた50以上の就活エージェントの中で、特におすすめは「ミーツカンパニー就活サポート」です!
僕が今就活生なら、まずはミーツカンパニー就活サポートの初回面談を受けて、他に2つほど可能であれば就活エージェントを利用して担当者を厳選するようにします。
就活エージェントは、本当に担当者さんの質で決まるので「担当者の厳選」は必ず行うようにしてください!
(逆に親身になってくれて、選考支援の質が高い担当者さんが付いてくれると、就活において最強の無料サービスだと僕は思ってます!)
ミーツカンパニー就活サポート
「ミーツカンパニー就活サポート」は、人材会社大手のDYMが提供する就活エージェントです。
保有求人数が多く、かつ紹介してもらえる求人の質が高いのが特徴。(担当者さんに話を聞いたのですが、紹介する求人をそもそも厳選しているようです)
またオンライン面談にも対応しているので、気軽に利用できるのも嬉しいと個人的に最もおすすめしています!
その他の就活エージェントに関して、僕のおすすめを「おすすめ就活エージェント23選【就活のプロが厳選】」にてランキング化しておきました!
ほぼ全てのサービスが、オンラインで初回面談を受けられるので、気になる就活エージェントはどんどん利用して、信頼できる担当者さんに付いてもらいましょう!
(初回面談を受けて微妙だと思った場合は、すぐに切ってしまうのが重要です!!)
②大手求人サイトで検索条件を絞って検索する
リクナビやマイナビなどの大手求人サイトを活用する時は、優良企業の条件に当てはまるように検索条件を絞り込みましょう。
優良企業なら満たしているはずの条件を指定しておくことで、より短時間で効率よく優良企業を探し当てることができるからです。
たとえば、マイナビの求人検索条件なら「待遇・福利厚生など」のタブで下図のように条件を指定しましょう!
ちなみに、上の条件を全て満たす企業は2022年4月時点で2900社以上あります。
エントリー受付中の企業は24000社以上あるので、ほぼ10分の1ぐらいに絞り込めるわけです。
2万社の中から優良企業を探すよりも、2900社の中から探したほうが効率的ですよね。
もちろん条件に該当した企業=優良企業とは限りませんが、求人を探す時間を短縮するテクニックとしてぜひ知っておいてください。
③口コミサイトから企業を探す
個人的に非常におすすめしたいのが、口コミサイトから企業を探す方法です。
なぜおすすめかと言うと、口コミサイトには社員や元社員の方々がその企業で働いた感想を本音で書いているからなんです。
実際に見てみると分かるはずですが、悪い評判がモリモリ投稿されている企業も割とあります。
そんな中で、「ここは働きやすかった」「良い環境だと思う」と書いている人が多いようなら、優良企業の可能性が高いでしょう。
本来なら入社してみないと分からない企業の内情や職場の雰囲気が、口コミサイトから分かるんですね。
僕がおすすめするのは、次の4サイトです。
全て完全無料で使えるので、安心して活用してくださいね!
【おすすめの口コミサイト】
口コミ情報を元にしたマイナビのようなイメージ
口コミ掲載社数が最大規模
口コミ情報の数や見やすさが優秀
・就活会議
就活生向けの口コミサイトとして大手
口コミサイトに関しては、おすすめのサイトを一覧で紹介した記事を書いています。
こちらの記事を読めば口コミサイトについて詳しくなれるので、ぜひ参考にしてくださいね。
» 【最新】就活口コミサイトおすすめ10選!各サイトを徹底比較!
④逆求人サイトを利用する
優良企業を効率よく見つけるには「自分で探さない」ことも大切です。
どういうことかと言うと、逆求人サイトを利用してスカウトを待てばいいんです!
逆求人サイトにプロフィールを登録すると、関心を寄せた企業からスカウトメッセージが届きます。
スカウトが届いたら、口コミサイトや就職四季報でどんな企業か調べるわけです。
で、優良企業の可能性が高そうなら、スカウトに応じてエントリーすればOK。
すでに企業側が関心を持ってくれているので、場合によっては特別ルートで選考を受けることもできますよ!
プロフィールの登録は最初に一度だけすれば良いので、手間をかけずに優良企業を探す方法としておすすめです。
マイナビやリクナビ以上に登録が必須のサイトになってきた逆求人サイト。
プロフィールを登録しておくだけで、自分と適性の高い企業からのスカウトが届くので、圧倒的に就活を効率化することができます。
ですが、どれでも登録すれば良いという話ではなく、利用企業数が多く、かつ利用しやすい逆求人サイトを厳選して利用すべきなんですよね。
そこでこれまで全ての逆求人サイトを見てきた僕が考えるに、現状以下の2サイトを併用するのがベストだと考えています。
キミスカ
「キミスカ」も利用企業数が多く、非常に使いやすい逆求人サイトです。
現状、逆求人サイトの中で僕が最もおすすめするサイトですね!
隠れ優良企業や業界シェアの高い中小企業も利用しており、「キミスカ経由で知れてよかった企業」との出会いが生まれる場所です。
オファーボックス
「オファーボックス」は、就活専門の逆求人サイトとしてNo.1の利用企業数を誇ります。
東証一部上場や、知名度は低いけど働きやすい大企業からのスカウトも届くので、まず最初に登録しておくべきサイトですね。
登録後はとにかくプロフィールの質にこだわってください。
正直、逆求人サイトのプロフィール作成には1日使い切っても全然問題ない。むしろそうすべきだと僕は思っています。
キミスカとオファーボックスの2サイトは同時に登録し、プロフィールはどちらか一方のものをコピペするのが効率的です!
ちなみに逆求人サイトは1つでも多くのサイトに登録しておいて、1つでも多くスカウトを獲得するのが効率的だと僕は考えています。理想としては3サイト以上登録しておきたい。
そこでこの2つ以外のおすすめサイトをまとめたので、参考にしてくださいね。
» 【最新】新卒向け逆求人サイトおすすめ15選|スカウトサイトの選び方を解説!
⑤就職四季報から探す
メーカーの優良企業を探すなら、就職四季報は1冊購入しておきましょう。
今回共有してきた優良企業の特徴は、ほぼ全て就職四季報に掲載されているからです。
(住宅手当については、求人情報や企業の採用ページで確認してくださいね!)
就職四季報で企業を探すメリットとして、就活生にとって必要な情報がしっかりまとまっていることが挙げられます。
【就職四季報で分かること】
- 企業理念
- 採用プロセス
- 試験情報
- 男女別採用数・配属先
- 採用数
- 3年後離職率
- 有給消化率
- 平均年収
- 残業時間
- 給与・ボーナス
- 育休取得者数
- 離職率
- 勤続年数
- 業績
企業研究のための基本情報としては、十分なレベルの情報量ですよね。
とくに重視したいポイントをいくつか決めておいて、クリアした企業だけをピックアップしていくと優良企業を効率よく探せますよ。
もちろん業種ごとにまとまっているので、メーカー企業を集中的に調べていきましょう!
次の記事では、今回紹介した探し方も含めて優良企業を効率よく探す方法10選を解説しています。
こちらの記事も、ぜひ読んでおいてくださいね!
» 【優良企業の探し方10選】効率的に探す方法を解説します!
メーカーの優良企業に入社するためのポイント
メーカーは就活生から人気がある業種の1つです。
ましてメーカーの優良企業となると、選考の競争率が相当高くなることは覚悟しておかなくてはなりません。
メーカーの優良企業に入社するためのポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね!
【メーカーの優良企業に入社するためのポイント】
- 知名度の高い人気企業ばかりを受けない
- 自分に合う職種を明確化してなぜその職種が合うのか説明できるようにしておく
- 志望動機の質を極限まで高める(なぜその業界の中でもその企業なのかまで)
- ESの提出依頼が来たら2日以内で速達で送る
ポイント① 知名度の高い人気企業ばかりを受けない
ポイントの1つ目は、知名度の高い人気企業ばかりを受けないことです。
メーカーの優良企業にエントリーする時、やってしまいがちなミスの1つが「社名を知っている企業ばかり選んでしまうこと」です。
誰もが知っている有名メーカーには、全国からエントリーが殺到します。
書類選考の段階で相当な人数が不採用になる世界ですので、選考を勝ち抜いて内定を獲得できる人はごく一握りです。
そういった人気企業ばかりを選んでエントリーしてしまうと、「無い内定」になりやすいので注意しましょう。
とくにメーカーの場合、部品メーカーなどBtoBは一般消費者の間ではそれほど企業名が知られていません。
企業名を知らない=優良企業じゃないとは限らないので、「企業名を(今の時点で)聞いたことがない」からといって最初から除外しないことが大事ですよ!
先入観を持たずに企業研究をして、優良企業かどうかを客観的に判断しましょう。
もし隠れた(=多くの就活生が気づいていない)優良企業が見つかれば、人気企業よりも内定を獲得しやすい可能性だってありますからね。
ポイント② 自分に合う職種を明確化してなぜその職種が合うのか説明できるようにしておく
自分に合う職種を明確化すること、その職種が合う理由を明確に説明できるようにしておくことも非常に重要です。
メーカー企業と一口に言っても、いろいろな職種があります。
【メーカー企業の職種】
- 営業
- 企画
- 研究開発
- 製造
- 生産管理
- 資材調達
- 広報・宣伝
- 事務
入社時点では総合職のケースが多いんですが、ジョブローテーションでいくつかの部署を経験した後は、適性に合った部署に落ち着くことになります。
つまり、将来的に自分はメーカーでどんな仕事をしたいのか、よく考えておくことが非常に重要なんです。
ぶっちゃけ、そこまで先のことをしっかり考えていて人に説明できる就活生ってそれほど多くはありません。
大半の人は、大手企業や人気企業から内定を獲得できるかどうかで頭がいっぱいですからね。
自己分析の結果も踏まえつつ、自分に合う職種とその理由をバッチリ説明できるようにしておきましょう。
それだけでも、周りの就活生との差別化を図れますよ!
ポイント③ 志望動機の質を極限まで高める(なぜその業界の中でもその企業なのかまで)
メーカーの優良企業への入社を目指すなら、志望動機の質は極限まで高めてください。
なぜメーカー志望なのか、メーカーの中でもなぜその企業なのか、これ以上具体的にできないと思えるレベルまで具体的にしておくんです。
そのためには、業界研究や企業研究をじっくりと時間をかけて行っておく必要があります。
イメージとか印象で決めたわけではなく、本当に考え抜いてその業界・その企業を志望しているのか、大きく差が開きやすいポイントです。
将来携わりたい仕事と企業が今後注力する予定の事業が一致していれば、採用予定者の有力候補になれる確率が高まります。
逆に「モノづくりに携わりたい」とか「メーカーの仕事に憧れているから」といったフワッとした志望動機はNGです。
「間違いなく当社のことを調べ尽くしている」と思わせるレベルまで、志望動機を磨き上げておきましょう!
ポイント④ ESの提出依頼が来たら2日以内で速達で送る
エントリー後、ESの提出を求められたら遅くとも2日以内に「速達で」送りましょう。
大げさでも何でもなく、メーカーの優良企業から内定を獲得するにはそのぐらいのことはするべきです。
「提出期限に間に合えばいい」とか「普通郵便でも届くだろう」といった姿勢では、志望度の高さは伝わりません。
どうしてもその企業に入社したいという気迫みたいなものは、こうした細かな行動から伝わるんです。
その企業の選考を最優先で対応していることが伝わるよう、「2日以内」「速達」は必ず守ってくださいね!
メーカーの優良企業から内定を獲得するには、準備がものすごく大事だね!
本当に入社したい!と思える企業なら、準備にも力が入るよね!
逆にメーカーのブラック企業の見分け方は?
では逆に、メーカーのブラック企業をどうやって見分けたらいいのでしょうか。
実は、ブラック企業を見分けるのは優良企業を見分けるよりも割と簡単です。
今の時代、企業にとって都合の悪いことを完全に漏れないようにするのはほぼ不可能なんですね。
次の3つの観点で調べていくと、ブラック企業かどうかはだいたい分かってしまいます。
なので、サクッと調べてブラック企業は除外しておきましょうね!
口コミサイトでやばい口コミが多くないか確認する
口コミサイトをざっと見て、明らかにやばい口コミが多くないか確認しましょう。
とくに注意しておきたいのが、パワハラや長時間労働が絡む口コミですね。
「上司から怒鳴られる」とか「残業が続いて体調を崩した」といった口コミが複数見られるようなら、やばい職場だと思ったほうが良いです。
この手のことは社員の個人的な性格とか考え方の問題ではなくて、そもそも企業体質に問題ありのパターンが多い傾向があります。
なぜなら、企業全体としては優良企業なのに、一部の社員がパワハラをしていたり長時間労働を強いていたりすれば大問題に発展してしまうからです。
ところが、複数の被害者が出続ける状況が許されている(黙認されている)わけですから、全体的にやばい企業と捉えるほうが自然なんですね。
口コミサイトにこうした投稿をする方々は、新たな被害者が出ないことを願って投稿しているとも考えられます。
1人や2人じゃなく、大勢の人がやばい口コミを書き込んでいるようなら、ブラック企業の可能性が高いと思ってください。
特に残業時間と離職率は絶対に確認する
次にチェックしておきたいのが、残業時間と離職率です。
どちらも就職四季報に掲載されていますので、必ず確認しておきましょう!
残業が常態化している職場には、そもそも「残業は良いこと」という文化が根付いている可能性があります。
大昔には長時間働くことが美徳とされていた時代もあったのですが、それは昭和の話です。
今は令和時代ですから、生産性の低い働き方を長時間続けても成果に繋がりにくいことはもはや常識なんです。
経営者の思考が昭和で止まっていたり、時代錯誤の企業体質が美徳とされていたりすることがないか、残業時間をチェックすると分かります。
あと、嘘をつけないのが離職率ですね。
ブラック企業は労働環境が劣悪なので、必然的に社員が次々と辞めていきます。
せっかく「この会社で頑張ろう」と決意して入社してくれた社員を続々と辞めさせて平然としている企業は、明らかに社員を大切にしていませんよね。
注意してほしい点として、残業時間が恐ろしく長い企業や離職率が飛び抜けて高い企業は、就職四季報に「NA(回答なし)」と掲載されています。
つまり、就活生に知られたくないから回答を控えているわけです。
もちろん、回答なしだからといって全ての企業がブラック企業とは限りません。
でも、「なぜ残業時間や離職率を公表できないのだろう?」と疑問に感じることは重要ですよ!
どちらも非公開なら、口コミサイトも併用して企業の評判をチェックしてみてくださいね!
社員数に対して募集人数が多すぎないか確認する
もう1つ、必ず確認して欲しいのが「社員数」と「募集人数」のバランスです。
ブラック企業の特徴として、人がどんどん辞めるので常に人材を募集・採用しているんですね。
するとどうなるかと言うと、社員数がそう多くない割には大量募集をかけざるを得なくなったりするんです。
たとえば、社員が200人ぐらいの企業が新卒を100人採用する予定だとしたら、明らかにおかしいじゃないですか。
本当に100人も入社したら、社員の3分の1は新人ということになってしまいます。
当然、教育に手が回らないでしょうから、新人は放置されることになります。
そして、結果が出せない新人は数ヶ月〜数年の間に辞めていくわけです。
募集人数が多いと「採用される確率が高いのでは?」と考えがちですが、必ず社員数とのバランスには注意を払いましょう。
ブラック企業への入社を回避するには、立ち止まって情報を分析する冷静さも必要ですよ!
メーカーの優良企業に関するよくある質問
メーカーの優良企業について、就活生が疑問を抱きやすいポイントをQ&Aでまとめました。
メーカーの優良企業に関する疑問点や不明点を解消して、すっきりした状態で就活準備に取りかかりましょう!
質問① メーカーの年収は高いですか?
メーカーって年収がものすごく高いイメージがあるんですが、実際どうなんでしょう?
メーカーの平均年収は、全業種の平均年収よりも高めです。
メーカーの平均年収は455万円(※1)で、全業種の平均年収が433万円(※2)ですから、およそ20万円ぐらい高い水準ですね。
メーカー=高年収のイメージがあるのは、大手人気メーカーの中に平均年収が飛び抜けて高い企業があるからです。
【平均年収が高いメーカーの例】
- 株式会社キーエンス:1,752万円
- ファナック株式会社:1,098万円
- 株式会社三菱ケミカルホールディングス:1,011万円
こうした企業は「年収が高い企業ランキング」のようなメディアの特集記事にもよく登場します。
それで、いつの間にか「メーカーはものすごく年収が高い」というイメージが定着したんだと思います。
ただ、全体として平均年収が「高め」であることは間違いないので、高年収を目指したい人にもおすすめの業界ですよ。
※1:doda「平均年収ランキング(96業種別の平均年収/生涯賃金)」より
※2:令和2年分民間給与実態統計調査より
質問② メーカーへの就職は転職で有利になりますか?
将来、転職するとしたらメーカー出身者は有利ですか?
同業種なら比較的転職しやすいですが、異業種だと難易度は高めですね。
メーカーには大企業が多くて、社員数が数万人規模の企業もたくさんあります。
そうなると、業務が細分化されていて社員1人1人が担当する業務の幅は狭くなりがちです。
担当してきた業務については精通していても、他の仕事をほとんど経験していない状態になりやすいんですね。
ただ、営業職の場合は異業種でも法人営業の経験が高く評価されることがあります。
つまり、メーカー出身だから有利になるということはなく、むしろ転職先の業界や仕事内容による、ってことです。
将来的に転職してキャリアアップしたいのであれば、ベンチャー企業のほうが経営者との距離が近く、幅広い経験ができるので有利になることもあります。
質問③ メーカー以外におすすめの業種はありますか?
メーカーは人気業種だと思うんですが、ほかにおすすめの業界ってありますか?
メーカーに何を期待するかにもよりますが、安定性という点で言えばインフラ業界がおすすめですね。
エネルギー業界、道路業界、鉄道業界といったインフラは、暮らしになくてはならない産業なので安定性が高いです。
あと、知名度が高い企業が多いこともメーカーとの類似点でしょう。
給与水準が高い業界が良いのであれば、商社や金融、コンサル業界などがおすすめです。
ただ、どれもメーカーの仕事とはかなり方向性が違うので、「なぜその業界を志望するのか」を十分に考えておきましょう!
本記事の要点まとめ
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!
本記事では、メーカーの優良企業150選を知名度の低い隠れ優良企業も含めて紹介してきました。
メーカーは就活生から人気が高い業界の代表格ですが、メーカーと言っても本当にさまざまな分野の企業があるんです。
膨大な数の企業から優良企業を探すのは大変なので、ぜひ今回共有してきた優良企業の特徴と具体例を参考に、自分にとっての優良企業を見つけてくださいね!
優良企業の判断基準が定まると、応募するメーカーを格段に選びやすくなりますよ。
今回共有してきたポイントを参考に、ぜひメーカーの優良企業を見つけてくださいね!
みなさんの就活が充実したものになることを、心から願っています!
▼本記事のまとめ
- メーカー企業とはモノづくり企業全般を指しており、非常に幅広い分野にわたっている。
- メーカーの優良企業の特徴は、3年後離職率が低いこと・月の平均残業時間が短いこと・年間休日数が多いこと・有給消化率が高いこと・住宅手当の支給額が高いこと。
- メーカーの優良企業を探すには、就活・転職エージェントや口コミサイト、逆求人サイトなどを活用して、自分の力だけで探そうとしないことが大切。
- 競争率の高いメーカーの優良企業に入社するには、ポイントを押さえて就活準備を進めることが非常に重要。
- メーカーのブラック企業の見分け方も知っておくことで、誤ってやばい企業に入社するリスクを抑えられる。
【ホワイト企業に関する基礎知識】
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- ホワイト企業が合わない人の特徴
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