この記事ではホワイト業界のランキングや各企業の企業例、ホワイト業界の特徴などを詳しく解説します。
就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。
この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。
「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」
こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!
全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。
それでは本題に入っていきますね!
就活を始めたばかりの人の中には、どの業界を目指そうか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
就職してから後悔しないためには、働きやすい労働環境が整っている企業=ホワイト企業への就職を目指すのがおすすめ。
そして、効率よくホワイト企業を探したいなら、どんな業界にホワイト企業が多いのかを知っておくことが大切です。
そこで今回は、僕が就活の時に分析して分かったホワイト業界ランキングを紹介します。
ホワイト企業が多い傾向にある業界とその特徴を紹介しますので、業界選びの参考にしてみてくださいね!
ホワイト業界の企業に入社するための対策や、入社するメリット・デメリットも紹介します。
目次
ホワイト業界ランキング
ではさっそくホワイト業界ランキングを紹介していきます。
どうしてその業界がホワイト業界と呼ばれているのか、またどんな企業があるのかも紹介するので、しっかりチェックして業界選びに役立ててみてください。
【ホワイト業界ランキング】
- 化学業界
- 食品業界
- インフラ業界
- 医薬品業界
- 鉱業業界
- 自動車業界
- エネルギー関連業界
- 種苗業界
- 輸送用機器メーカー
- リース・消費者金融・クレカ・信販
- 大学業界
- 独立行政法人
- 地方自治体と取り引きしている業界
- 地方公務員
- 団体職員
業界① 化学業界
平均年収が高い傾向にあり、残業時間もそれほど多くない化学業界は、ホワイト企業が多いホワイト業界の代表格。
化学業界でビジネスを立ち上げるには、豊富な専門知識が必要ですし、工場を作るためにも、最先端の研究・開発を続けるためにもかなりのコストがかかります。
そのため化学業界は、参入障壁が非常に高い業界です。
新規参入してくる企業が少なく、ニッチな製品を作っている企業が多いので、競合他社が現れにくく、安定した経営ができます。
また、1回契約が決まると長期的な取引が行われるのも、化学業界にホワイト企業が多い理由の一つ。
頻繁に新製品が生まれることがありませんから、新規営業に行かされることはほとんどなく、営業の負担が少ない業界でもあります。
膨大な開発コストはかかりますが、開発した製品が利益を生み続けてくれるのも化学業界の特徴です。
- 富士フイルム株式会社
- 旭化成株式会社
- 積水化学工業株式会社
- 住友化学株式会社
- 三菱ケミカル株式会社
- 信越化学工業株式会社
- 三井化学株式会社
- 株式会社花王
こちらのページではおすすめの化学業界のホワイト企業や、見分け方のポイント、探し方などを紹介しています。
ホワイト企業が多い業界として知られている化学業界は、倍率も高いです。
化学業界を目指すならしっかり対策しておきましょう。
【化学業界のホワイト企業30選】企業の探し方や受かるポイントも解説!
業界② 食品業界
私たちの生活に欠かせない「食」を生み出す食品業界は、景気に左右されることが少ないので、ホワイト企業が多い傾向にあります。
万が一不景気に陥ったとしても、食の需要がなくなることはまずありません。
また、食品業界でビジネスをするには、大規模な工場を作り、人員も確保する必要があります。
そのため、食品業界も参入障壁が高い業界の一つです。
今はベンチャー企業がどんどん増えていますが、食品業界に参入するベンチャー企業が少ないことも、参入障壁の高さを物語っています。
食品業界に属している企業はたくさんありますが、同じような製品を作っている競合他社がそれほど多くないのも食品業界がホワイト企業が多い理由です。
競合が少ないので企業間での価格競争が起こりにくく、ノルマや過剰な労働を課せられることはほとんどありません。
過剰なストレスを抱えることなく、プライベートの時間もしっかり確保できます。
- 味の素株式会社
- 株式会社明治
- アサヒビール株式会社
- 株式会社ヤクルト本社
- キッコーマン株式会社
- カゴメ株式会社
- カルビー株式会社
- 森永乳業株式会社
食品業界もホワイト企業が多いと就活生に認知されている業界ですから、しっかりと対策しておくことが大切です。
こちらのページでおすすめのホワイト企業や給料ランキング、就職するためのポイントを解説しています。
【食品業界のホワイト企業30選】企業の探し方や給料ランキングを共有!
業界③ インフラ業界
インフラ業界に該当するのは、鉄道会社・航空会社・バス会社などの交通インフラ、電話・上下水道などの生活インフラ、公共施設・空港などの空間インフラです。
インフラ業界といっても会社の種類は幅広いですが、どれも私たちの生活になくてはならないものですよね。
そのため、景気に影響されづらいという特徴があります。
不景気になったとしても極端に需要が下がることがないので、安定した経営をしている会社が多いです。
元々国営だった企業が多いインフラ業界は、今も年功序列のシステムが残っているところが多いのも特徴。
長く働き続ければ給料は比例してアップしますし、リストラされるリスクも低めです。
一般的に知名度がある大手企業はもちろん、子会社もホワイト企業が多く、働きやすく福利厚生が充実した会社が多い傾向にあります。
子会社は倍率が親会社より高くないので、インフラ業界を目指すなら狙い目ですよ!
- 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)
- 西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)
- 東京地下鉄株式会社
- 阪急阪神ホールディングス株式会社
- 東日本高速道路株式会社
- 西日本高速道路株式会社
- 日本電信電話株式会社(NTT)
- 成田国際空港株式会社
業界④ 医薬品業界
医薬品の開発・製造には高度な技術や専門的な知識が求められますし、膨大なコストもかかります。
国からの承認も必要で、ベンチャー企業が簡単に参入できる業界ではありません。
参入障壁はかなり高く、競合他社が少ないため、医薬品業界もホワイト企業が多い傾向にあります。
開発・製造に膨大なコストを必要とする医薬品業界ですが、その一方で利益率が高いことも医薬品業界がホワイト業界である理由の一つ。
一度取引先が決まると長期間の契約が行われることが多く、新規の営業をかける必要も、広告費をかける必要もあまりありません。
営業や広告のコストを抑えられるので、高い利益率を維持できます。
引用:ZUU Online「驚異の数字! 製薬業界の「粗利益率」が高いのはなぜ?」
この表を見ると、世界的企業のトヨタ自動車や日本最大手の鉄鋼メーカーである日本製鉄よりも、医薬品業界のアステラス製薬や武田薬品工業の利益率がはるかに高いことがわかりますよね。
高い利益を給与や福利厚生として、社員に還元しているホワイト企業が多いです。
- アステラス製薬株式会社
- 武田薬品工業株式会社
- 塩野義製薬株式会社
- 第一三共株式会社
- エーザイ株式会社
- 株式会社ツムラ
- 中外製薬株式会社
- 小野薬品工業株式会社
私たちの健康を支える医薬品は需要が下がることもありませんし、高齢化社会の影響もあって、今後も需要はさらに高まっていくと予測されます。
海外進出を行なっている企業も多いので、海外で活躍したい人にもおすすめです。
医薬品業界の企業の探し方や、就職するためのポイントは、こちらで詳しく解説しています。
【製薬業界のホワイト企業30選】企業の探し方や受かるポイントも解説!
業界⑤ 鉱業業界
銅や鉄、亜鉛や石灰石、石油や天然ガスなどを採掘する事業を行っているのが鉱業業界です。
鉱業と聞いても「どんな仕事なんだろう」とピンと来ない人も多いんじゃないでしょうか。
でも、鉱業系の企業が採掘する資源は、私たちの生活や、私たちが普段使っているものを作るためになくてはならないものです。
常に高い需要があるため、売上が安定しやすく、経営状態のいい企業が多くあります。
また、新規参入するためには膨大なコストや高い技術力が求められる上、規模の大きな企業がすでに地位を確立しているので、参入障壁も高いです。
ここまで紹介した化学業界・食品業界・インフラ業界・医薬品業界と比べると、鉱業業界は就活生からの人気がある業界とは言えません。
しかし、安定した経営を行っている企業が多い鉱業業界は、待遇の良さに加えて、残業時間が少なく年間休日数が多い企業が多い穴場の業界です。
平成30年の調査では、鉱業・採石業・砂利採取業の3年後平均離職率は11.5%で、全体平均の31.2%を大きく下回っています。
参考:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況を公表します」
この数字からも、鉱業業界で働く人が職場環境に満足していることがわかりますよね。
簡単に就職できるわけではありませんが、人気の業界と比べると倍率が低いので、鉱業業界も候補に入れてみてはいかがでしょうか。
- JX金属株式会社
- 石油資源開発株式会社
- 株式会社INPEX
- 日本海洋掘削株式会社
- 日鉄鉱業株式会社
- 三井石油開発株式会社
- 住友金属鉱山株式会社
- 株式会社合同資源
業界⑥ 自動車業界
自動車業界は景気に左右される印象が強いかもしれませんが、上位企業が入れ替わることがほとんどなく、安定した経営をしている企業が多いホワイト業界です。
自動車メーカーだけでなく、自動車部品を作っている企業の中にも技術力に優れ、高い世界シェアを誇っている会社がたくさんあります。
自動車が必須の地域・国は多いですし、日本の自動車は海外でも高い人気があるので、今後も需要が大きく落ちてしまうことは考えにくいでしょう。
今後は電気自動車やAI対応の自動車などへの需要が高まる可能性があるため、更なる成長も見込まれます。
自動車業界の企業を立ち上げるためには、コストも技術力も必要ですから、新規参入する会社が現れにくく、競合他社も少ないのもホワイト企業が多い理由の一つ。
また、自動車業界は労働組合が強く、待遇や労働環境が整っている会社が多いです。
自動車部品メーカーの場合は、BtoBビジネスで取引先がほとんど固定のことが多く、新規の営業をかける必要もなく、過剰なノルマなどもありません。
- トヨタ自動車株式会社
- 本田技研工業株式会社
- 日産自動車株式会社
- マツダ株式会社
- 株式会社デンソー
- 株式会社アイシン
- 日本精工株式会社
- 曙ブレーキ工業株式会社
業界⑦ エネルギー関連業界
エネルギー関連業界は、電力・ガス・石油など、私たちが日々消費するエネルギーに関連する業界です。
電力・ガス・石油関連の事業を行うには、高い技術力と経験から得られるノウハウ、膨大なコストが必要となるため、新規参入をする企業はかなり少なめ。
参入障壁が高く、競合他社が少ないので、経営が安定しやすいです。
「でも電気・ガスは自由化が始まったから競争が激しいんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんね。
確かに小売業に参入する事業者は増えていますが、それらの事業者は配電網などを電力会社に借りて小売りをしている形になります。
そのため、大元の電力会社・ガス会社の競合他社は少ないです。
また、電力・ガス・石油などは、エネルギーインフラに分類される生活インフラの一部でもあります。
景気に左右されにくく、需要が安定していることもエネルギー関連業界にホワイト企業が多い理由の一つです。
- ENEOSホールディングス株式会社
- 東京電力ホールディングス株式会社
- 関西電力株式会社
- JXTGホールディングス株式会社
- コスモエネルギーホールディングス株式会社
- 出光興産株式会社
- 株式会社レノバ
- 昭和シェル石油株式会社
業界⑧ 種苗業界
鉱業業界と同様に、あまり就活生からの知名度が高くないものの、ホワイト企業が多いのが種苗業界です。
種苗業界の企業は、植物の種や苗の研究・開発や、販売を行っています。
「なんだか地味そう…」という印象を持つ人もいるかもしれませんが、植物の種や苗は私たちが生きていく上で必要な食料を作るために欠かせません。
そのため、景気に左右される心配がなく、安定した経営をしている企業が多いです。
また、比較的年収が高く福利厚生が充実していたり、残業時間が少ない企業が多いのも種苗業界の特徴。
食品業界と同じくらい需要が高い業界にも関わらず、知名度の低さから食品業界ほど倍率が高くはありません。
安定した企業に就職したいと考えているなら、種苗業界は狙い目ですよ。
- タキイ種苗株式会社
- 株式会社サカタのタネ
- カネコ種苗株式会社
- 池田種苗株式会社
- クラギ株式会社
- ホクト株式会社
- 小林種苗株式会社
- 株式会社アサヒ農園
業界⑨ 輸送用機器メーカー
自動車や鉄道、船舶、航空機など人や貨物を運ぶ乗り物を輸送用機器と言います。
自動車やバス、電車、新幹線、飛行機など人を運ぶ輸送機器は私たちが移動をするときに欠かせない物ですよね。
また、物流を支える物を運ぶ輸送用機器は、国内の宅配から海外との輸出入などに必要不可欠です。
特に近年物流の需要は軒並み上昇していますから、比例して物流を支える輸送用機器を作っているメーカーにも高い需要があります。
輸送用機器を製造するには大規模な工場が必要ですし、高い技術力も求められるので、参入障壁は高いです。
そのため、競合他社が少なく、安定した経営をしている企業が多め。
待遇や福利厚生の充実に加え、残業時間が少ない傾向にあり、プライベートの時間を確保しながら働けるでしょう。
- 川崎重工業株式会社
- 三菱重工株式会社
- 日立製作所
- 日本車輌製造株式会社
- ボッシュ株式会社
- 株式会社豊田自動織機
- ヤマハ発動機株式会社
- 株式会社IHI
業界⑩ リース・消費者金融・クレカ・信販
リース・消費者金融・クレカ・信販などの企業は、利益率が高い企業が多い傾向にあります。
リース会社とは、倉庫や車、器具や設備などさまざまなものを貸し出す事業を行っている会社のことです。
リースを利用すれば、企業は初期投資することなく必要な設備が使えますし、リース中のメンテナンスもリース会社が行ってくれるので手間がかかりません。
そのため、リース会社の需要は非常に高いです。
上場会社、有価証券報告書提出未上場会社、資本金1千万円以上の未上場会社を対象とした2020年の調査では、87.6%の企業がリースを利用していると回答しました。
参考:公益社団法人リース事業協会「リース需要動向調査結果(概要)」
リース会社は本体価格に金利を乗せた金額でリースを提供しており、この金利が利益になります。
消費者金融はお金を貸して発生する金利、クレジットカード会社は分割払いやリボ払いで発生する手数料が主な利益です。
また、信販会社はショッピングローンやカードローンなどの各種ローン、クレジットカード、決済保証などの形で、信用供与を行っている会社で、手数料や金利が利益になります。
このように金利や手数料で利益を生んでいるリース・消費者金融・クレカ・信販などの会社は、利益率が高く、利益を給与や福利厚生で還元している会社が多いです。
ただ、なんとなくネガティブなイメージがある業態のため、ホワイト業界ではあるのですが、就活生からの人気はそれほど高くありません。
こういった企業が持つイメージが気にならないのであれば、狙い目の業界です。
- オリックス株式会社
- NTTファイナンス株式会社
- 三井住友ファイナンス&リース株式会社
- SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
- アコム株式会社
- 三菱UFJニコス株式会社
- イオンクレジットサービス株式会社
- 株式会社ジャックス
業界⑪ 大学業界
大学業界で働く人は、事務系職員や技術系職員などがいます。
教育機関である大学は、国の認可が必要なため、参入障壁はかなり高いです。
新規参入する大学がないわけではありませんが、2022年4月に新たに開校した私立大学は全国で2つしかありません。
参考:河合塾「2022年度新増設大学・短大一覧」
また、知名度や歴史のある大学には確固としたブランド力があり、新しい大学ができても、大きな影響を受けることはほぼないです。
ある程度名前が知れている大学であれば、今後なくなってしまう心配もなく、安定して働き続けられます。
しかも、非営利組織の大学は、民間企業と違って売上や利益にこだわる必要がないので、ノルマなどが課せられることもありません。
一定の知名度のある私立大学は特におすすめで、ホワイトな労働環境で待遇も充実していて、休みも取りやすいことが多いです。
就職先として大学を候補に挙げる就活生はそれほど多くないため、狙い目の就職先と言えます。
- 上智大学
- 明治大学
- 慶應義塾大学
- 青山学院大学
- 関西学院大学
- 関西大学
- 神奈川大学
- 桜美林大学
業界⑫ 独立行政法人
「独立行政法人って何?」という人も多いかもしれませんね。
独立行政法人は、国が行う公共事業を行うために設立された国から独立した法人のことです。
具体的に言えば、国立大学、国立病院、造幣局などが独立行政法人に該当します。
独立行政法人は、物理的には国から独立していますが、売上だけでなく税金も入って来ますから、安定性がかなり高いです。
また独立しているとはいえ、行政に関する業務を行うので、残業時間も少なく、年間休日数もしっかり確保できます。
ただ、官僚の天下り先になっているケースが多く、かなり古い体質のことが多いです。
スキルアップやキャリアアップしたいと思っても、思うようなチャンスが掴めない可能性はあります。
- 国民生活センター
- 大学入試センター
- 日本医療研究開発機構
- 国際交流基金
- 国立科学博物館
- 国立美術館
- 国立文化財機構
- 都市再生機構
業界⑬ 地方自治体と取り引きしている業界
企業が地方自治体から請け負う仕事は、自治体ビジネスと呼ばれます。
自治体が民間企業に発注する仕事は、土木事業やマーケティング関連、人材育成、観光関連、イベント関連、アプリ開発などさまざまです。
近年は地方を活性化させる「地方創生」が活発に行われていることもあって、民間企業への発注はどんどん増えています。
地方自治体との取り引きを行っている企業は、売上の未回収リスクがないため、安定した経営がしやすいです。
また、一つの地方自治体と取り引き先をして信頼を勝ち取れば、他の地方自治体とビジネスするチャンスも巡ってくることも。
信用度が高まればBtoBビジネスやBtoCビジネスでも業績がアップする可能性があるので、社員もその恩恵が受けられるでしょう。
- サイボウズ株式会社
- 日本電気株式会社(NEC)
- 楽天グループ株式会社
- 構造計画研究所
- 株式会社そごう・西武
- 伊藤忠食品株式会社
- 富士通株式会社
- 株式会社東急ハンズ
業界⑭ 地方公務員
正確には業界ではありませんが、地方公務員もホワイトな職場環境で働ける仕事です。
地方公務員は基本的に土日祝が休みですし、一般的な有給に当たる年次休暇や、特別休暇や休職制度が充実しています。
また、収入源が税金ですから、給与も高めで安定しているのが特徴です。
民間企業のようなノルマはありませんし、身分保障制度という法律で守られているので、よっぽどのことがない限りクビになることもありません。
少子高齢化社会で今後収入が減る可能性はゼロではありませんが、地方公務員なしには行政が回らないため仕事がなくなることはなく、かなり安定した仕事と言えるでしょう。
- 県庁職員
- 区役所・市役所職員
- 消防官
- 警察官
- 警察事務
業界⑮ 団体職員
団体職員は、NPO(非営利組織)で働く人のことです。
ただし、何を団体職員と指すのかはっきりとした定義はなく、公共性のある仕事をしている民間企業で働く人も団体職員とみなされることがあります。
団体職員といってもさまざまな分野があるので、一概にどんな仕事かは言えませんが、残業がほとんどなく、年間休日数も確保されていることが多いです。
また、年功序列制度が根付いている団体が多いため、長く働き続ければ比例して給与がアップします。
景気の影響も受けにくいですから、安定した仕事と言えるでしょう。
- 農業協同組合
- 商工会議所
- 財団法人
- 社団法人
- 学校法人
- 医療法人
- 労働組合
- 政党
注目していた業界もあったけど意外な業界もあったなぁ。それぞれの業界にどんな企業があるのか、詳しく調べた方がいいね!
そうだね!思ってもみない業界に自分に合うホワイト企業があるかもしれないよ。
ホワイト企業に就職する方法
ホワイト企業に関する情報を集める中で、「結局どうやってホワイト企業に就職すれば良いの?」と悩むことが多いと思います。
内定を獲得するために選考対策はするとして、就活も転職も結局のところは「その企業との適性」で決まるんですよね。
要するに選んだ企業の人事が、「この人はうちの会社と合いそうだ」と判断してくれるかどうかで決まります。
就活や転職は適性で決まるため、エントリー企業数を増やすことが最も重要な対策となります。
(その上で、ホワイト企業に就職したい人は、それらのエントリー企業がホワイト企業である必要があります)
では具体的にどうやってエントリー企業数を確保していけば良いのか?
おすすめの手段を3つ共有しますね。
①求人サイトでホワイト企業を絞り込んで探す
ホワイト企業のエントリー数を増やすための王道的な手段が求人サイトです。
ホワイト企業への就職を考えた場合、求人サイトを利用する際には必ず「求人検索の絞り込み機能」を活用するようにしてください。
このホワイト企業ナビでは、元々「残業時間・年間休日数・離職率」に基準を設けて、それらすべて満たす企業のみを掲載しているので絞り込みの必要がないようなサイトにしています。
ですが、一般的な求人サイトはあらゆる求人が掲載されているので、ホワイト企業に就職したい人は、自分が求める「残業時間」「休日数」「離職率」「福利厚生」など、条件を絞り込んで検索することが重要です!
求人サイトとしておすすめは、求人数も多く、かつ検索機能の絞り込みが充実している「マイナビ」がやはりおすすめですね。
②就活エージェントに条件を伝えて優良企業だけ紹介してもらう
次に、ホワイト企業のエントリー数を確保する上で、就活エージェントも非常に有用です。
就活エージェントは面談を元にして、求人紹介から選考対策まで、すべて無料でサポートしてくれるサービス。
また求人サイトに公開されていない非公開求人も紹介してくれる点が強いです。
この就活エージェントを賢く利用するためには、必ず自分が求める労働条件を担当者に伝えることです。
実際に僕が就活生の時は、次のように担当者に伝えることで、紹介求人を絞り込んでいました。
【担当者に伝えた内容】
- 「プライベートの時間を重要視したいので、月の残業時間が平均20時間以内の企業で、かつ完全週休2日の土日休みの企業のみを紹介して頂きたいです。業界は現在、食品業界、化学業界、自動車業界を志望していますが、他業界も興味があります。」
就活エージェントを利用する際に、すべて担当者任せにしてしまう人が多いのですが、それだと「受かりやすい企業」を紹介されてしまうので、ホワイト企業への就職を考える人は必ず条件を伝えてください。
利用する就活エージェントですが、選ぶ視点としては「保有求人数が多くて実績があるか」です。
「ミーツカンパニー就活サポート」が全国対応かつオンライン面談にも対応していて、保有求人数と実績があるのでおすすめですね。
③逆求人サイトで得たスカウトからホワイト企業にだけエントリーする
最後に、エントリー企業数を確保する上で非常に役立つのが逆求人サイトです。
逆求人サイトは登録すると、企業側からスカウトが届くサイトなので、自動的に企業との接点を獲得できます。
逆求人サイトを利用する際は、必ず届いたスカウトの中から、自分が求める労働条件の企業だけにエントリーしましょう。
スカウト元の企業の採用情報や口コミサイトで調べたり、気になる企業だけど労働条件の詳細がない場合は、逆求人サイトのチャットにて直接企業に質問するのもおすすめです。
利用すべき逆求人サイトとしては、利用企業数の多さが最も重要なので「キミスカ」と「OfferBox(オファーボックス) 」がベストです。
以上、3つの方法でエントリー企業数を確保していくことがホワイト企業に就職する上で最も重要です。
またホワイト企業に就職する場合は、必ず「自分にとってのホワイト企業の定義を明確化すること」をしてください。
そうしないとそもそも「どんな企業が自分にとってのホワイト企業なのか」を把握できません。
ホワイト企業の特徴について、別途まとめた記事を書いているので、そちらの記事を参考に明確化しましょう。
» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社!?
とにかく「ホワイト企業のエントリー数を増やすこと」が肝になるんですね。
企業との適性は企業側からしか判断が難しい部分でもあるから、しっかりとホワイト企業のエントリー数を確保していくことが、求職者側ができる重要な行動だと言えるよね。
理系・文系それぞれにおすすめのホワイト業界は?
ここまで代表的なホワイト業界を紹介してきました。
ですが、理系と文系でそれぞれ就職者が多い業界が異なりますよね。
よって「理系と文系向けにおすすめのホワイト業界が知りたい」という就活生も多いと思います。
詳細は別記事でまとめていますが、ここでは一覧で紹介しておきますね。
理系におすすめのホワイト業界
まずは理系におすすめのホワイト業界です。
もちろんこの他の業界にもおすすめはあって、これらの業界に属していてもブラック企業は存在します。
あくまで参考に留めてくださいね。
【理系におすすめのホワイト業界】
- 公務員
- インフラ業界
- 食品業界
- 通信業界
- 化学業界
- 海運・航空業界
- 自動車業界
- 種苗業界
- 医薬品業界
文系におすすめのホワイト業界
次に文系におすすめのホワイト業界です。
理系とかぶるところも多いですが、個人的にはこれらの業界にはホワイト企業が多い傾向にあると分析しています。
また文系は特に就職先の縛りはなく、広くどんな業界にも就職するので、こちらもあくまで参考に留めつつ、自分でホワイト企業を開拓することが重要です!
» 【文系におすすめのホワイト業界8選】働きやすい職種についても共有!
【文系におすすめのホワイト業界】
- 食品業界
- 化学業界
- インフラ業界(電力・ガス・鉄道)
- 航空・海運業界
- 医薬品業界
- 地方公務員
- 大学業界
- 団体職員(独法など)
そもそもホワイト業界とは?
ここまでホワイト業界ランキングを紹介してきましたが、「そもそもホワイト業界ってなんなの?」という疑問を持っている人も多いかもしれませんね。
ホワイト業界はホワイト企業が多い傾向にある業界のことです。
どんな特徴を持った業界がホワイト業界と呼ばれるのか知っておきましょう。
【ホワイト業界とは】
- 参入障壁が高く競合が少ない
- 残業時間・離職率・年間休日数がそれぞれ平均以上
- 事業分野の需要がなくならないので景気に左右されない
- 利益率が高い(労働集約型ビジネスではない)
- 国の認定などを受けている
- 成長分野
①参入障壁が高く競合が少ない
コストや技術、専門性などの問題で参入障壁が高いのは、ホワイト業界の大きな特徴です。
参入障壁が高いということは、新規参入してくる企業が少ないので、自由競争が起きにくく、競合他社の数も限られてきます。
自由競争が起きにくければ、利益が大きく下がることもないため、安定した経営ができる傾向にあるのです。
②残業時間・離職率・年間休日数がそれぞれ平均以上
安定した経営ができている企業は、過剰なノルマや過酷な労働時間を課す必要がありません。
そのため、ホワイト業界は残業時間・離職率・年間休日数がそれぞれ平均以上の企業が多いです。
引用:Openwork「10年間で日本の働き方はどう変わったのか」
この調査によると、月の平均残業時間は24時間です。
また、厚生労働省の調査で3年後離職率の平均は31.2%、平均年間休日数は116.1日ということがわかっています。
参考:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況を公表します」
厚生労働省「令和3年就労条件総合調査 労働時間制度」
残業が少なく休日数が多ければプライベートの時間をしっかり確保して働けますし、社員が定着しているということは満足して働ける環境だと考えられますよね。
ちなみに年間休日116日というのは、月に9〜10日程度休める休日数です。
週休2日で祝日も休み、長期休暇を取りたいのであれば、年間休日120日以上の企業を探しましょう。
③事業分野の需要がなくならないので景気に左右されない
食品業界やインフラ業界、医薬品業界など、今回紹介した業界の中にも景気に左右されない業界がありましたよね。
景気に左右されない事業をしている業界かどうかも、ホワイト業界の重要なポイントです。
生活に欠かせない事業を扱っている業界は、景気が悪くなったとしても需要がなくなることがありません。
また、もし今後コロナ禍のような社会の変化が起きても、生活に必要な事業分野は大きく影響されないので、安定した経営ができます。
④利益率が高い(労働集約型ビジネスではない)
利益率は企業の経営状態を判断する一つのバロメーターです。
ホワイト業界は利益率が高い企業が多いため、利益が給与や福利厚生という形で社員に反映されます。
また、ビジネスモデルが労働集約型ではないこともホワイト業界の条件です。
労働集約型とは労働力に依存したビジネスのこと。
代表的な労働集約型ビジネスには、接客業やサービス業、流通業などがあります。
こういった業種は給与水準が低い傾向にあり、マンパワーでしか利益を増やせないため、過剰なノルマや長時間労働が課されやすいです。
⑤国の認定などを受けている
医薬品業界や大学業界は、国の認定を受けなければ事業をすることができません。
国の認定を受けるのは簡単なことではありませんから、必然的に参入障壁が高くなり、競合も少なくなります。
ライバルが簡単に増えないので、経営が安定しやすいですよね。
電力会社や都市ガス会社、電気通信会社や鉄道事業なども国の許可が必要です。
⑥成長分野
業界が成長していることもホワイト業界の特徴です。
成長分野の産業であるということは、売上や利益もアップするので、その分社員に還元されます。
社員の成長にも目を向けている企業が多いですから、研修制度やキャリアアップ制度も充実していることが’多いです。
衰退している業界の場合、待遇がよくなることは考えられませんし、社員教育に力を入れる余裕もありません。
目先の利益を出すために必死になって、ブラック企業化してしまうことが多いです。
ホワイト業界って定義はないんだね。きちんと見極めなきゃなぁ。
6つの特徴を押さえておけば、ランキングに入っていない気になる業界がホワイト業界なのかも調べられるね!
ホワイト業界の企業の探し方
ホワイト業界のランキングを紹介しましたが、ホワイト業界の企業だからといって必ずしもホワイト企業とは限りません。
大事なのはホワイト企業に入社することですよね!
僕が就活中に実践していたホワイト企業の探し方や、おすすめの探し方を紹介するので、ぜひ役立ててみてください。
【ホワイト業界の企業の探し方】
- ホワイト企業ナビを利用する
- 業界を指定して就活エージェントに紹介してもらう
- 逆求人サイトでホワイト業界の企業からオファーを待つ
- 業界地図を利用してホワイト業界の企業を把握する
探し方① ホワイト企業ナビを利用する
ホワイト企業ナビは、独自の基準を設けて、ホワイト企業求人だけを掲載しています。
- 月の残業時間が25時間未満
- 3年離職率が30%未満
- 年間休日数が120日以上
ホワイト企業に欠かせない条件を満たした企業だけが掲載されているので、ブラック企業に応募してしまう心配がありません。
各社の求人ページでは、企業の特徴や強み、求める人物像なども詳しく掲載しているため、企業研究にも役立ちますよ!
探し方② 業界を指定して就活エージェントに紹介してもらう
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その他の就活エージェントに関して、僕のおすすめを「おすすめ就活エージェント23選【就活のプロが厳選】」にてランキング化しておきました!
ほぼ全てのサービスが、オンラインで初回面談を受けられるので、気になる就活エージェントはどんどん利用して、信頼できる担当者さんに付いてもらいましょう!
(初回面談を受けて微妙だと思った場合は、すぐに切ってしまうのが重要です!!)
探し方③ 逆求人サイトでホワイト業界の企業からオファーを待つ
マイナビやリクナビ以上に登録が必須のサイトになってきた逆求人サイト。
プロフィールを登録しておくだけで、自分と適性の高い企業からのスカウトが届くので、圧倒的に就活を効率化することができます。
ですが、どれでも登録すれば良いという話ではなく、利用企業数が多く、かつ利用しやすい逆求人サイトを厳選して利用すべきなんですよね。
そこでこれまで全ての逆求人サイトを見てきた僕が考えるに、現状以下の2サイトを併用するのがベストだと考えています。
キミスカ
「キミスカ」も利用企業数が多く、非常に使いやすい逆求人サイトです。
現状、逆求人サイトの中で僕が最もおすすめするサイトですね!
隠れ優良企業や業界シェアの高い中小企業も利用しており、「キミスカ経由で知れてよかった企業」との出会いが生まれる場所です。
オファーボックス
「オファーボックス」は、就活専門の逆求人サイトとしてNo.1の利用企業数を誇ります。
東証一部上場や、知名度は低いけど働きやすい大企業からのスカウトも届くので、まず最初に登録しておくべきサイトですね。
登録後はとにかくプロフィールの質にこだわってください。
正直、逆求人サイトのプロフィール作成には1日使い切っても全然問題ない。むしろそうすべきだと僕は思っています。
キミスカとオファーボックスの2サイトは同時に登録し、プロフィールはどちらか一方のものをコピペするのが効率的です!
ちなみに逆求人サイトは1つでも多くのサイトに登録しておいて、1つでも多くスカウトを獲得するのが効率的だと僕は考えています。理想としては3サイト以上登録しておきたい。
そこでこの2つ以外のおすすめサイトをまとめたので、参考にしてくださいね。
» 【最新】新卒向け逆求人サイトおすすめ15選|スカウトサイトの選び方を解説!
探し方④ 業界地図を利用してホワイト業界の企業を把握する
業界地図とは、業界の動向や業界の規模から主要企業の売上や企業の関係性などをマッピングしたものです。
業界全体の情報をわかりやすくまとめている業界地図を活用すれば、ホワイト業界の企業にどんな企業があるのかを一目で把握できます。
今成長している業界や注目すべき業界もわかるため、自分に合ったホワイト業界を見つけ、その中にどんな企業があるかを調べるのにも最適です。
業界研究にも役立つので、ぜひ業界地図を活用しましょう。
こちらのページで、業界地図について詳しく解説しています。
僕がおすすめする使い方も紹介しているので、チェックしてみてくださいね!
【業界地図とは?】会社四季報との違いや使うべき就活生の特徴を解説!
いろんな探し方を組み合わせるのが一番効率よくホワイト企業が探せそうだね!
うん!この4つの方法をさっそく実践してみるよ。
ホワイト業界の企業に入社するための対策
誰もが「働きやすい職場で働きたい」と思っていますから、ホワイト業界の企業はどうしても倍率が高くなってしまいがち。
今回ランキングを紹介しましたが、就活生にホワイト業界と認知されている業界も多いので、入社するためにはしっかりと対策しておかなければなりません。
厳しい選考を勝ち抜いて、理想の社会人生活が送れるように、3つの対策を重点的に行いましょう。
【ホワイト業界の企業に入社するための対策】
- なぜその業界なのか、なぜその企業なのかを突き詰めた志望動機
- その業界のトレンドや現状課題などを把握する
- 他の就活生がしない選考対策や行動を取り入れる
対策① なぜその業界なのか、なぜその企業なのかを突き詰めた志望動機
「どうしてこの業界を志望したのですか?」「どうして弊社なのですか?」という質問は、面接で必ずといっていいほど聞かれます。
この質問に「ホワイト業界だからです」と答えてしまったら、高確率で落ちてしまいます。
どうしてその業界・企業を志望したかの質問は、企業側が就活生の熱意を確かめるための質問です。
業界研究、企業研究をしっかり行って、説得力のある志望動機を考えましょう。
これまでの経験やエピソードを交えた志望動機にすれば、説得力が増すので熱意も伝わりやすいです。
対策② その業界のトレンドや現状課題などを把握する
その業界を志望しているのに、トレンドや現状課題などを把握していなければ「それほど熱意があるわけではないんだな」と思われてしまいます。
面接では何らかの形でトレンドや現状課題に関する質問が行われる可能性が高いですし、グループディスカッションのテーマにもなりやすいです。
企業への熱意をしっかりアピールするためにも、業界のトレンドや現状課題はしっかりインプットしておきましょう。
業界地図を使うのがおすすめですが、併せて日頃からその業界に関する時事情報をチェックする習慣をつけておきたいですね!
対策③ 他の就活生がしない選考対策や行動を取り入れる
ホワイト業界の企業は、とにかくエントリー数が多いです。
たくさんの就活生の中に埋もれてしまわないためには、他の就活生がしない選考対策や行動をして差別化を図りましょう。
例えば「面接前に熱意が伝わるメールを送る」「業界の課題に対する自分なりのアイデアを逆質問で伝える」「入社したらやりたい事業や自分のビジョンなどをプレゼンする」などの行動は、採用担当者に対する強いアピールになります。
他の人がしないような対策を考えて、企業に評価してもらえそうなものがあれば、積極的に行動してみましょう。
もちろん、こういった差別化を図る行動を嫌う企業もあります。
しかし本気度を伝えるための行動を評価してくれない企業は出る杭を打つ傾向にあるので、入社できても思うような社会人生活はできません。
こちらのページで僕が’実践した差別化を図る具体的な行動や、ホワイト企業から内定を獲得するための方法を紹介しています。
ぜひ参考にして、積極的に取り入れてみてくださいね。
【就活】超人気ホワイト企業からの内定を獲得した僕が取った3つの行動!
やっぱりホワイト業界って倍率が高いんだなぁ。なんだか不安になってきたよ。
不安になるのは当たり前だけど、自信を持って選考に挑めるように徹底して対策をしておきたいよね。
ホワイト業界に入社するメリットとデメリット
「ホワイト業界に入ればメリットばかりじゃないの?」と思っているかもしれませんが、ホワイト業界に入社するデメリットもあります。
もちろんメリットの方が大きいですが、ホワイト業界を目指すならメリットもデメリットもしっかり把握しておきましょう。
【ホワイト業界に入社するメリット】
- 経営が安定しているので長期的に働ける
- プライベートの時間で副業にチャレンジできる
- 優秀な同僚や上司と一緒に働くことができる
メリット① 経営が安定しているので長期的に働ける
ホワイト業界の企業は経営が安定しているため、給与や福利厚生が充実していて、労働環境もいいです。
どんな仕事でも大変さはありますが、待遇や労働環境がよければ、長期的に働き続けることができますよね。
現にホワイト業界の企業は、平均勤続年数が長い傾向にあります。
平均勤続年数が長いということは、実際に働いている社員が満足しているということです。
メリット② プライベートの時間で副業にチャレンジできる
残業時間が少なく、休日数が多いホワイト業界の企業は、プライベートの時間をしっかり確保できるので、副業にもチャレンジしやすいです。
副業をすれば新しいスキルを身につけられますし、今までにない挑戦をする土台作りにもなります。
何より収入が増えれば、生活が充実しますよね!
副業には興味がないという人でも、プライベートが確保できていれば趣味やキャリアアップのための勉強に時間が使えます。
メリット③ 優秀な同僚や上司と一緒に働くことができる
倍率の高いホワイト業界の企業に入社している人は、優秀で志が高い人が多いです。
ホワイト業界の企業に入社すれば、そんな同僚や上司に囲まれて働くことができます。
周りに優秀な人がいれば「自分も追いつきたい」とモチベーションが高くなりますよね。
同僚とは切磋琢磨しながら、上司からはさまざまな知識やノウハウを学びながら、社会人として成長できます。
【ホワイト業界に入社するデメリット】
- 個人のスキルが磨きにくい場合がある
- 転職の際に市場価値が低い人材になる可能性がある
デメリット① 個人のスキルが磨きにくい場合がある
個々の性格によるのですが、恵まれたホワイト企業にいると「頑張らなくてもこのままでいいや」と満足してしまう人も多いです。
働きやすく危機感がない環境では「自分のスキルを磨いてキャリアアップしよう」という強い向上心を持ちにくくなります。
どんなことでも成長するためには、ある程度の負荷をかけなければいけません。
悪く言えばぬるま湯のような環境のホワイト企業にいると、スキルを磨こうという気持ちを持てなくなってしまう人がいるのも事実です。
ただ、そういった状況に陥りやすいことを知って、入社してから「こんなスキルを磨きたい」と具体的に意識していれば、ホワイト企業でもスキルを磨いて成長できます。
デメリット② 転職の際に市場価値が低い人材になる可能性がある
ホワイト企業でぬるま湯に浸かった状態に陥り、スキルを磨かないでいると、転職の際に市場価値が低い人材になってしまう可能性もあります。
転職市場で価値があるのは、専門的なスキルを持つ人や、自分で考えて行動する力がある人などです。
ホワイト企業は仕事があって当たり前のことが多く、自分で判断する必要が少ないため、気づけば自分で考えて行動できなくなってしまう人もいます。
そうなってしまうと、いくら知名度がある企業で働いていたとしても、転職の際に「即戦力にはならなそうだな」と思われて価値が下がってしまう可能性があるのです。
ホワイト業界の企業にデメリットがあるなんて意外だなぁ。
デメリットはあるけど、どれも自分の意識次第でカバーできそうだよね。安定した会社で自分のスキルが磨けるように頑張りたいな。
ホワイト業界で働くべき人の特徴
ホワイト業界にはメリットもデメリットもありますが、どんな人がホワイト業界に向いているのでしょうか?
最後に僕が考えるホワイト業界で働くべき人の特徴を紹介します。
【ホワイト業界で働くべき人の特徴】
- 同じ会社で長期的に働きたいと考えている人
- プライベートの時間を確保したい人
- 副業に挑戦してみたいと考えている人
特徴① 同じ会社で長期的に働きたいと考えている人
同じ会社で長期的に安定して働きたいと考えている人は、ホワイト業界で働くべき人です。
ホワイト業界の企業は平均勤続年数が長い企業が多いですし、待遇も労働環境も充実しているので、満足して働き続けられます。
長期的に働きたいと考えているのなら、ホワイト業界の企業の中でも、自分の希望する条件や理想の働き方に合う企業選びを重視してみてください。
特徴② プライベートの時間を確保したい人
仕事だけに力を注ぐのではなく、プライベートも充実させられる社会人生活を送りたいと考えている人も、ホワイト業界で働くべきです。
残業時間が少なく、休日数も多いホワイト業界の企業なら、仕事ばかりの生活になることはありません。
給料もいいので、社会人になってからも趣味や遊びに時間を使えます。
長期休暇が取りやすい会社や、旅行手当を出してくれる会社もあるため、海外旅行なども楽しめそうですね。
特徴③ 副業に挑戦してみたいと考えている人
給与水準がいいホワイト業界の企業といっても、急激に給与が上がることはありません。
少子高齢化で税金は増え、年金の支給額が下がっていく今、副業をしている人はかなり増えてきています。
副業に挑戦したいと思っているのなら、時間を確保しやすいホワイト業界の企業がおすすめです。
収入目的ではなく、自分のスキルを磨くために副業をしている人もたくさんいます。
自分の強みを活かしたり、スキルを磨いて新たな挑戦をしたりと、人生の楽しみも広がっていくでしょう。
副業を視野に入れているのなら、副業を許可している会社かどうかも必ず確認しておきましょう。
僕は全部の特徴に当てはまるよ!
じゃあ自分にあったホワイト業界の企業を見つけて、対策をしっかりしなきゃね!まずはホワイト業界の企業探しから始めてみよう。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
ホワイト企業が多い傾向にあるホワイト業界は、業界選びに苦戦している人や「絶対にホワイト企業に入社したい」という人におすすめです。
ただ、今回紹介したホワイト業界は就活生からの人気が高い業界が多いので、目指すなら徹底した対策を行いましょう。
気になるホワイト業界を見つけて、その中から自分に合ったホワイト企業を見つけてくださいね!
▼本記事のまとめ
- ホワイト業界とはホワイト企業が多い傾向にある業界だが、全ての企業がホワイト企業というわけではない。
- ホワイト業界は「参入障壁が高い」「景気に左右されない」「利益率が高い」「成長分野である」などの特徴がある。
- ホワイト企業探しには、ホワイト企業ナビ・就活エージェント・逆求人サイトの利用や、業界地図の活用がおすすめ。
- 倍率が高いホワイト業界の企業に入社するために、対策をしっかりしておこう。
- ホワイト業界は「個人のスキルが磨きにくい」「転職市場で価値が低くなる可能性がある」などのデメリットはあるが、自分がどう意識して仕事をするかでデメリットはカバーできる。
【ホワイト企業に関する基礎知識】
- ホワイト企業とは・特徴
- ホワイト企業の基準
- ホワイト企業に入社するメリット・デメリット
- ホワイト企業が合わない人の特徴
- ホワイト企業の残業時間
- ホワイト企業の福利厚生
- ホワイト企業の年間休日
- ホワイト企業の有給休暇取得日数
- ホワイト企業の平均年収
- ホワイト企業の平均勤続年数
- ホワイト企業の割合
- ホワイト企業あるある
- ホワイト企業だけど辞めたい場合の対処法
【ホワイト企業の探し方・選考対策】
【年代別のホワイト企業への転職方法】
【ホワイト業界に関する基礎知識】
【地域別のホワイト企業】
- 北海道に勤務地のあるホワイト企業
- 新潟に勤務地のあるホワイト企業
- 岐阜に勤務地のあるホワイト企業
- 愛知に勤務地のあるホワイト企業
- 大阪に勤務地のあるホワイト企業
- 京都に勤務地のあるホワイト企業
- 福岡に勤務地のあるホワイト企業
【業界別のホワイト企業ランキング】
- ホワイト企業ランキングTOP100
- 厚生労働省委託事業者認定のホワイト企業ランキングTOP100
- 中小企業のホワイト企業ランキング
- メーカーのホワイト企業
- BtoBのホワイト企業
- IT業界のホワイト企業
- 食品業界のホワイト企業
- 化学業界のホワイト企業
- 製薬業界のホワイト企業
- 農業業界のホワイト企業
- 人材業界のホワイト企業
- 広告業界のホワイト企業
- コンサル業界のホワイト企業
- エンタメ業界のホワイト企業
- 介護業界のホワイト企業
- 音楽業界のホワイト企業
- ホテル業界のホワイト企業
- 家電量販店業界のホワイト企業
- ジュエリー業界のホワイト企業
- 金融業界のホワイト企業
- リース業界のホワイト企業
- 旅行会社業界のホワイト企業
- 製造業業界のホワイト企業
- インフラ業界のホワイト企業
【ホワイト企業関連の認定制度】
【その他】