【家電量販店のホワイト企業ランキング】内定獲得のポイントも合わせて共有!

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就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!

累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。

「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」

こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!

全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。

それでは本題に入っていきますね!

日常生活と密接に関係している家電量販店。

大半が上場企業なので、就職先として考えている人もいるのではないでしょうか。

でも、ネットで検索すると「つらい」「辞めたい」というネガティブなワードも目に留まるため、ブラック企業ばかりなのでは?と不安になってしまいますよね。

そこで本記事では、家電量販店のホワイト企業をランキングでまとめました!

ホワイト企業の特徴や内定獲得のポイントなどもわかるので、家電量販店への就職を考えている人は参考にしてみてくださいね!

家電量販店の特徴とは?

まずは家電量販店の特徴について、店舗のタイプ、職種、収益源の3点から特徴を解説します。

店舗のタイプ

家電量販店とは、その名の通り生活家電を始めとしてAV機器などの家電製品や携帯電話などを販売する店ですね。

その中でも「都市型」と「郊外型」に大別され、店舗のタイプによって客層や品ぞろえなどが異なります。

都市型都市部や駅前に立地する多層階店舗。通勤や休憩時間の社会人などの利用率が高くウインドウショッピングが多いため、頻繁に店のレイアウトを変更するなど工夫されているのが特徴。品ぞろえが豊富で定番商品の他、新商品やユニークな商品も多くそろう。ヨドバシカメラ、ヤマダ電機LABIなど。
郊外型広い駐車場を備える郊外に立地する店舗。老若男女問わず幅広い層が訪れるため、生活家電を中心に定番商品をそろえているのが特徴。客層としてスペックよりも価格重視の傾向が強い。ケーズデンキ、コジマ、エディオンなど大半の家電量販店が郊外型。

家電量販店の職種

家電量販店業界の主な職種について一例を紹介します。

商品部仕入れの商談が主な業務で、仕入れ値の決定や在庫・商材の確保などを行う。
販売促進部テレビCMや雑誌広告などの企画・提案、チラシの作成、キャンペーンの企画・提案などを行う。
法人営業部大企業や官公庁、学校などの大口営業。システム構築の他、オフィス家電の総合的な商品提案を行う。
営業部家電量販店の店舗内営業。家電やPC、インテリアなど各担当に割り当てられる。
web販売部ネットショップの運営・管理、商品の仕入れ作業を行う部署。他、購入後のアフターケアや配送・設置手配などを行う。

なお、家電量販店に就職後は、知識と経験を積むために店舗勤務からスタートして、その後各部署に配属されるのが一般的と言われていますね。

収益源

家電量販企業の最大の収益源は仕入れです。

店舗で売られている製品は、メーカー系列の卸売流通企業や卸売業者を介して家電量販店に卸されています。

卸業者との商談では製品の数や価格を決める他、仕入れ値の値引き率やリベートと呼ばれる販売数・仕入数に対する報酬額の交渉も行われ、そこで発生する利益が収益源になっているんですね。

売上が悪いとリベートの条件が厳しくなるため、大量に仕入れて早期に在庫を減らすことで収益を確保しています。

家電量販店は仕入れが大きな収益源だから、製品の回転率を意識する必要がありそうだね。

うん。都市型と郊外型で販売戦略も違うんだろうね。

家電量販店のホワイト企業ランキング

家電量販店のホワイト企業をランキングでまとめました。

企業の特徴とホワイトな理由も解説するので参考にしてみてくださいね。(2022年時点)

企業名特徴・ホワイトな理由
エディオン西日本を中心に約1,200店舗を構え、家電販売の他に水回りのリフォーム事業も展開している企業。小売業で7年連続売上1位を獲得。平均年収521万円で、平均勤続年数は16.3年と長め。保養所完備、育児・介護休業制度・時短勤務など福利厚生が充実。
ケーズHD北関東・東北地方を中心に全国展開している。平均年収505万円で平均勤続年数は13.8年。資格育児・介護時短勤務・休業や不妊治療サポート制度などライフイベントに対応する制度がそろう。他、社宅制度や資格取得支援、罹災休暇など福利厚生が充実。
上新電機西日本を中心に122店舗構え、家電販売事業の他に玩具関連商品専門店なども展開。平均年収は583万円で前期と比較して上昇傾向。平均勤続年数は19.2年で定着が良い。各種休暇制度が充実している他、育児休業・時短勤務などもありライフイベントに対応しやすい。
ヤマダ電機海外4カ国に事業を展開し、国内家電業界売上トップを誇る。平均月収は443万円で平均勤続年数は12.1年。各種研修や勉強会が豊富で教育に注力している。育休・介護の休業や時短勤務などが充実していて女性育児休暇の取得率は100%と、女性も長く働ける環境。
ビックカメラ駅前×大型店舗という利便性と品ぞろえが売りの都市型家電量販店。平均年収466万円で平均勤続年数は11.2年。接客コンテストや選抜研修など教育体制が万全。労働時間への意識が高く、月平均残業時間は16.9時間で残業代は1分単位で計算。他、土日曜・祝日、平日17時以降の勤務は手当支給。
コジマビックカメラ傘下の郊外型家電量販店。平均年収は457万円で前期より上昇傾向。平均勤続年数14.8年。2020年に「健康経営優良法人2020(大規模法人部門)」「プラチナくるみん」の認定を取得。各種研修や資格取得支援などの教育制度も充実している。
ノジマ首都圏地盤の企業。携帯電話販売店を傘下に持つ。平均月収436万円。平均年齢は29.9歳と若く、20代昇格平均年数は3.4年。成果主義で早くにキャリアを積める環境。他、月平均残業時間10時間、女性産休・育休取得率100%など働き方改革への取り組みに積極的。
ZOA全国に22店舗を展開する家電・OA機器を中心とした家電量販店。平均年収は493万円で前年比より8.1%上昇。平均勤続年数は12年と平均的。リフレッシュ休暇や慶弔休暇、転勤異動休暇など休暇制度がそろう。

※参考:年収ランキング|『家電量販店業界の優良(ホワイト)企業ランキング1位~8位の会社一覧【2022年最新版】』業界動向サーチ|『家電量販店の動向やランキングなど』

物販以外の事業や海外展開をする企業、一部地域に特化する企業など、企業の特徴によって待遇面にも違いが出るね。

小売業は休みがないと言われるけど、休暇制度が豊富な企業や月平均残業時間が少ない企業ならプライベートの時間をしっかり確保できそう。

ホワイト企業に就職する方法

ホワイト企業に関する情報を集める中で、「結局どうやってホワイト企業に就職すれば良いの?」と悩むことが多いと思います。

内定を獲得するために選考対策はするとして、就活も転職も結局のところは「その企業との適性」で決まるんですよね。

要するに選んだ企業の人事が、「この人はうちの会社と合いそうだ」と判断してくれるかどうかで決まります。

就活や転職は適性で決まるため、エントリー企業数を増やすことが最も重要な対策となります。

(その上で、ホワイト企業に就職したい人は、それらのエントリー企業がホワイト企業である必要があります)

では具体的にどうやってエントリー企業数を確保していけば良いのか?

おすすめの手段を3つ共有しますね。

①求人サイトでホワイト企業を絞り込んで探す

ホワイト企業のエントリー数を増やすための王道的な手段が求人サイトです。

ホワイト企業への就職を考えた場合、求人サイトを利用する際には必ず「求人検索の絞り込み機能」を活用するようにしてください。

このホワイト企業ナビでは、元々「残業時間・年間休日数・離職率」に基準を設けて、それらすべて満たす企業のみを掲載しているので絞り込みの必要がないようなサイトにしています。

ですが、一般的な求人サイトはあらゆる求人が掲載されているので、ホワイト企業に就職したい人は、自分が求める「残業時間」「休日数」「離職率」「福利厚生」など、条件を絞り込んで検索することが重要です!

求人サイトとしておすすめは、求人数も多く、かつ検索機能の絞り込みが充実している「マイナビ」がやはりおすすめですね。

②就活エージェントに条件を伝えて優良企業だけ紹介してもらう

次に、ホワイト企業のエントリー数を確保する上で、就活エージェントも非常に有用です。

就活エージェントは面談を元にして、求人紹介から選考対策まで、すべて無料でサポートしてくれるサービス。

また求人サイトに公開されていない非公開求人も紹介してくれる点が強いです。

この就活エージェントを賢く利用するためには、必ず自分が求める労働条件を担当者に伝えることです。

実際に僕が就活生の時は、次のように担当者に伝えることで、紹介求人を絞り込んでいました。

【担当者に伝えた内容】

  • 「プライベートの時間を重要視したいので、月の残業時間が平均20時間以内の企業で、かつ完全週休2日の土日休みの企業のみを紹介して頂きたいです。業界は現在、食品業界、化学業界、自動車業界を志望していますが、他業界も興味があります。」

就活エージェントを利用する際に、すべて担当者任せにしてしまう人が多いのですが、それだと「受かりやすい企業」を紹介されてしまうので、ホワイト企業への就職を考える人は必ず条件を伝えてください。

利用する就活エージェントですが、選ぶ視点としては「保有求人数が多くて実績があるか」です。

ミーツカンパニー就活サポート」が全国対応かつオンライン面談にも対応していて、保有求人数と実績があるのでおすすめですね。

③逆求人サイトで得たスカウトからホワイト企業にだけエントリーする

最後に、エントリー企業数を確保する上で非常に役立つのが逆求人サイトです。

逆求人サイトは登録すると、企業側からスカウトが届くサイトなので、自動的に企業との接点を獲得できます。

逆求人サイトを利用する際は、必ず届いたスカウトの中から、自分が求める労働条件の企業だけにエントリーしましょう。

スカウト元の企業の採用情報や口コミサイトで調べたり、気になる企業だけど労働条件の詳細がない場合は、逆求人サイトのチャットにて直接企業に質問するのもおすすめです。

利用すべき逆求人サイトとしては、利用企業数の多さが最も重要なので「キミスカ」と「OfferBox(オファーボックス) 」がベストです。

以上、3つの方法でエントリー企業数を確保していくことがホワイト企業に就職する上で最も重要です。

またホワイト企業に就職する場合は、必ず「自分にとってのホワイト企業の定義を明確化すること」をしてください。

そうしないとそもそも「どんな企業が自分にとってのホワイト企業なのか」を把握できません。

ホワイト企業の特徴について、別途まとめた記事を書いているので、そちらの記事を参考に明確化しましょう。

» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社!?

とにかく「ホワイト企業のエントリー数を増やすこと」が肝になるんですね。

企業との適性は企業側からしか判断が難しい部分でもあるから、しっかりとホワイト企業のエントリー数を確保していくことが、求職者側ができる重要な行動だと言えるよね。

家電量販店におけるホワイト企業の特徴

入社後に「激務でつらい」「もうやめたい」と後悔しないように、就活の時点でホワイト企業かどうか見極めなければいけません。

そこで、家電量販店のホワイト企業に共通する特徴を5つ紹介します。

【家電量販店におけるホワイト企業の特徴】

  1. 平均年収が高い
  2. 平均勤続年数が長い
  3. 組織の規模が大きく安定している
  4. 平均年齢のバランスが良い
  5. 口コミサイトにおける評判が良い

特徴① 平均年収が高い

家電量販店のホワイト企業では、平均年収が470万円以上見込めます。

国税庁が行った「民間給与実態統計調査(※1)」によると一般平均年収は433万円。

それに対して、家電量販店業界の平均年収は471万円*とやや高めなので、業界平均年収の470万円を超える場合はホワイト企業と言えます。

*参考:年収ランキング|『家電量販店業界の優良(ホワイト)企業ランキング1位~8位の会社一覧【2022年最新版】』

特徴② 平均勤続年数が長い

平均勤続年数が12年以上の家電量販店はホワイトな環境と言えます。

国税庁の調査結果によると、一般的な平均勤続年数は12.6年(男性 14.2年、女性 10.4年)です。

そして、家電量販店業の平均勤続年数も12.4年と一般平均とほぼ変わらないので、12年以上ならホワイト企業と考えて良いでしょう。

ただ、新卒採用数が多い企業や創業年数が浅い企業は当然平均勤続年数が下がるので、他社比較をする場合は注意してくださいね。

※参考:国税庁|『民間給与実態統計調査』

特徴③ 組織の規模が大きく安定している

家電量販店のホワイト企業は、市場シェアが高くて安定しています。

組織の規模が大きく安定している企業とは、単純に組織規模が大きいだけでなく市場シェアが高い企業のことです。

市場シェアは収益に直結するので、シェア率が高い企業ほど待遇面や給与面で社員にしっかり還元できるというわけですね。

他にも、住宅関連事業への参入や他業界のトップ企業と資本業務提携を行うなど、新たなビジネスモデルで経営基盤を強化する企業が増えているので注目してみましょう。

特徴④ 平均年齢のバランスが良い

家電量販店のホワイト企業は、年齢層のバランスが緩やかな台型をしているのが特徴です。

たとえば、ハイキャリア層と若年層が多く中間管理層が少ないと情報伝達に支障をきたしたり、高キャリア層が大半を占める逆ピラミッド型だと人材が枯渇するといったリスクが出てしまいます。

ホワイト企業はハイキャリア層・中堅層・若年層が緩やかな台形で構成されていて、平均年齢は企業活動が活性化しやすい35歳のケースが多いですよ。

特徴⑤ 口コミサイトにおける評判が良い

ホワイト企業は口コミサイトにおける評判が良く、総合評価も平均より高めです。

現役社員だけでなく元社員も投稿できる特性上ネガティブな意見も散見される中で、評判が良い企業はホワイト企業と言えるでしょう。

「退職の理由」といった厳しい意見が書かれやすい項目で評判が良い口コミが多いと、社員の満足度が高い企業だと分かりますよね。

業界シェア率が高いと待遇面で還元されやすいから、経営基盤が安定している企業を選びたいね。

年齢層のバランスも大事だね。ハイキャリアの割合が高いと保守的だったり、年功序列で昇格しづらかったりしそう。

家電量販店のホワイト企業の探し方

他の小売業より企業数が限られているものの、一社ごとにコーポレートサイトを辿っていたらいくら時間があっても足りません。

それにホワイト企業が見つかっても、マッチングしているか不安になってしまいますよね。

そこで、自分に合った家電量販店のホワイト企業に出会える探し方を3選紹介します。

【家電量販店のホワイト企業の探し方】

  1. 就活エージェントに条件を満たす企業を紹介してもらう
  2. 逆求人サイトで家電量販店からのオファーを待つ
  3. 大手求人サイトで検索条件を絞って探す

方法① 就活エージェントに条件を満たす企業を紹介してもらう

僕はこれまで5年に渡って、就活ブログを運営してきました。

その中でほぼ全ての就活エージェントを見てきたのですが、利用する時は必ず「保有している求人が多い大手のサービス」かつ「実績と評判の良いサービス」を選ぶようにしてください!

僕がこれまで見てきた50以上の就活エージェントの中で、特におすすめは「ミーツカンパニー就活サポート」です!

僕が今就活生なら、まずはミーツカンパニー就活サポートの初回面談を受けて、他に2つほど可能であれば就活エージェントを利用して担当者を厳選するようにします。

就活エージェントは、本当に担当者さんの質で決まるので「担当者の厳選」は必ず行うようにしてください!

(逆に親身になってくれて、選考支援の質が高い担当者さんが付いてくれると、就活において最強の無料サービスだと僕は思ってます!)

ミーツカンパニー就活サポート

ミーツカンパニー就活サポート」は、人材会社大手のDYMが提供する就活エージェントです。

保有求人数が多く、かつ紹介してもらえる求人の質が高いのが特徴。(担当者さんに話を聞いたのですが、紹介する求人をそもそも厳選しているようです)

またオンライン面談にも対応しているので、気軽に利用できるのも嬉しいと個人的に最もおすすめしています!

その他の就活エージェントに関して、僕のおすすめを「おすすめ就活エージェント23選【就活のプロが厳選】」にてランキング化しておきました!

ほぼ全てのサービスが、オンラインで初回面談を受けられるので、気になる就活エージェントはどんどん利用して、信頼できる担当者さんに付いてもらいましょう!

(初回面談を受けて微妙だと思った場合は、すぐに切ってしまうのが重要です!!)

方法② 逆求人サイトで家電量販店からのオファーを待つ

マイナビやリクナビ以上に登録が必須のサイトになってきた逆求人サイト

プロフィールを登録しておくだけで、自分と適性の高い企業からのスカウトが届くので、圧倒的に就活を効率化することができます。

ですが、どれでも登録すれば良いという話ではなく、利用企業数が多く、かつ利用しやすい逆求人サイトを厳選して利用すべきなんですよね。

そこでこれまで全ての逆求人サイトを見てきた僕が考えるに、現状以下の2サイトを併用するのがベストだと考えています。

キミスカ

キミスカ」も利用企業数が多く、非常に使いやすい逆求人サイトです。

現状、逆求人サイトの中で僕が最もおすすめするサイトですね!

隠れ優良企業や業界シェアの高い中小企業も利用しており、「キミスカ経由で知れてよかった企業」との出会いが生まれる場所です。

オファーボックス

オファーボックス」は、就活専門の逆求人サイトとしてNo.1の利用企業数を誇ります。

東証一部上場や、知名度は低いけど働きやすい大企業からのスカウトも届くので、まず最初に登録しておくべきサイトですね。

登録後はとにかくプロフィールの質にこだわってください。

正直、逆求人サイトのプロフィール作成には1日使い切っても全然問題ない。むしろそうすべきだと僕は思っています。

キミスカとオファーボックスの2サイトは同時に登録し、プロフィールはどちらか一方のものをコピペするのが効率的です!

ちなみに逆求人サイトは1つでも多くのサイトに登録しておいて、1つでも多くスカウトを獲得するのが効率的だと僕は考えています。理想としては3サイト以上登録しておきたい。

そこでこの2つ以外のおすすめサイトをまとめたので、参考にしてくださいね。

» 【最新】新卒向け逆求人サイトおすすめ15選|スカウトサイトの選び方を解説!

方法③ 大手求人サイトで検索条件を絞って探す

大手求人サイトは一部上場企業の掲載が多いので、家電量販店の企業探しにおすすめです。

下記3つの検索条件で絞るるのがコツですよ。

  • 30歳平均年収が600万円以上
  • 平均勤続年数15年以上
  • 平均残業時間が月20時間以内

さらに「有休消化50%以上」「ノー残業デー」を追加すると、ライフ・ワーク・バランスが取りやすい超ホワイト企業が絞れるので試してみてくださいね。

家電量販店のホワイト企業に就職するためのポイント

家電量販店の多くはいくつもの店舗を構えているので採用数も多いですが、人事に「採用したい!」と思わせなければ就職は叶いません。

そこで、家電量販店のホワイト企業に就職するためのポイントを共有します!

【家電量販店のホワイト企業に就職するためのポイント】

  1. なぜ家電量販店なのかを明確にする
  2. 家電量販店の中でも”なぜその企業なのか”を伝える
  3. 家電量販店の課題や今後の展望を理解しておく
  4. 他の就活生との差別化を意識した対策

ポイント① なぜ家電量販店なのかを明確にする

家電量販店を選んだ理由を伝える時は、体験談を交えてなぜ家電量販店なのかを明確にしましょう。

家電量販店に興味を持った理由や、仕事にしたいと思った動機を交えるのがポイントです。

【例】

私は家電が好きで、家電を通して人々に豊かな生活を提案したいという思いがあります。

アルバイトで3年間接客業をしていた際に、提案した商品を気に入ってもらえたことに喜びとやりがいを感じました。

家電は長く使うものだからこそ、その人のライフスタイルに合った製品を提案して快適な生活環境を提案したいです。

ポイント② 家電量販店の中でも”なぜその企業なのか”を伝える

その企業を志望する理由が明確だと、熱意が伝わって人事の印象に残りやすくなります。

抽象的に伝えると「他の企業でもいいのでは?」と思われてしまうので、企業独自の強みと魅力を交えましょう。

【例】

貴社を利用した際に生活スタイルや部屋の動線など細かなヒアリングを行って、最適な商品を提案してくださったことに感銘を受けました。

また、貴社はオフィス向け家電やインテリアも扱っており、空間だけでなく働き方を変えることができるという魅力が、多くの人々の生活を豊かにしたいという自分の思いと合っていると確信しました。

ポイント③ 家電量販店の課題や今後の展望を理解しておく

業界の課題や今後の展望を理解しておくと、面接で質問された際にスムーズに答えられるため就職に有利になりますよ。

たとえば、家電量販店の課題の一つに、商品買い替えサイクルのズレがあります。

家電を買い替えるタイミングは10年が目安と言われますが、家電に搭載された機能は10年もたたずアップデートされるので、コスト管理や製造計画の見直しが必要だと言われているんです。

家電量販店は提案力が求められるため、意見を聞かれると想定して自分なりに施策を考えておくと面接対策になりますよ。

ポイント④ 他の就活生との差別化を意識した対策

業界・企業研究の精度を高めると、他の就活生と差別化を図れます。

そのためには、正しい数値データや業界情報を手に入れることが重要なので、官庁統計で業界の基礎知識を習得しましょう。

家電量販店の就活で見るべき統計資料は下記の2つです。

■経済産業省『商業動態統計

全国の小売業企業の販売額などを毎月調査して商業の動向をまとめた資料です。

■経済産業省『電子商取引実態調査

国内の電子商取引(Eコマース、EC)の市場規模年推移や伸長率などが分かります。

データで知識を得た後は、その企業がどんな取り組みをしているのか実店舗で確認してみよう。

【要注意】家電量販店のブラック企業の特徴

家電量販店の大半が一部上場企業ですが、待遇面や労働環境は企業によって大きく異なるため、「どの企業も条件は同じだろう」という思い込みは危険です。

就活で失敗しないように、家電量販店のブラック企業によくある3つの特徴を紹介しますね!

【家電量販店のブラック企業の特徴】

  1. 口コミサイトでの評判が極端に悪い
  2. 残業時間や休日数など働く環境が劣悪もしくは非公開
  3. 正社員の数に対して応募人数が異常に多い

特徴① 口コミサイトでの評判が極端に悪い

ブラック企業は総合評価が業界平均と比べて極端に悪いです。

口コミサイトの特性上ホワイト企業でも厳しい評価をつけられやすいですが、ブラック企業の場合は総合評価が業界平均より極端に低い上、どの項目においても良い評判が見受けられません。

なお、評価を上げるために企業側が投稿している場合があるので、総合評価だけでなく口コミ内容もしっかり読んで見極めてくださいね。

特徴② 残業時間や休日数など働く環境が劣悪もしくは非公開

残業時間や休日数など働く環境が劣悪な場合はブラック企業です

小売業の各平均値を参考に、下記3つの特徴が当てはまっていれば要注意ですよ。

  • 残業時間が月30時間以上
  • 有給取得率が35.8%以下
  • 年間休日が111日以下

なお、不都合な情報を非公開にしている企業もあるので、その場合は企業説明会や面接で質問してみてください。

「労働安全衛生法改正」で企業が従業員の労働時間を把握することを義務化しているので、明確な回答が得られなかったらブラック企業の可能性が高いです。

※参考:厚生労働省|『平成30年就労条件総合調査の概況』

特徴③ 正社員の数に対して応募人数が異常に多い

全国に複数店舗を構える企業が何百人規模の大量採用を行うのは妥当ですが、社員数の少ない企業が大量採用をしていたら要注意です。

待遇面や業務内容に難があり常に離職者が多いため、早期離職を見越して大量採用している可能性があります。

「新規事業立ち上げのため」「店舗拡大のため」といった理由がなく、業務内容も曖昧な場合は特に気をつけましょう。

大量採用する理由はしっかりと聞くべきだね。

ブラック企業の特徴があったら、店に足を運んで従業員の表情や店舗の活気を直接確かめるのもありだね。

家電量販店に関してよくある質問

業界の動向や就活など、家電量販店に関するよくある質問に回答します。

質問① 家電量販店は今後衰退しますか?

家電量販店は衰退しません。

ただ、EC事業や非家電分野の事業を強化している企業に限ります。

新型コロナの巣ごもり需要で郊外型を中心に売上を伸ばしましたが、買い替え時期が早まったことで今後は家電製品の売上が落ち着くと言われているんですね。

また、家電製品のEC化率は38%と上昇しているので、EC事業の強化も必要となってきます。

※引用:経済産業省|『電子商取引実態調査』

なので、EC事業の強化はもちろん、食料品やモバイルなどの非家電商品の取り扱いや、住宅関連・リフォーム事業への参入など、新たな分野と掛け合わせなければ市場拡大は見込めません。

質問② 家電量販店は倍率が高い業界ですか?

家電量販店の倍率は20倍以下で、高くはありません。

数百人規模の大量採用を行う企業が多い他、どの企業も採用実績校が幅広く学歴フィルターがないため、倍率が数百倍に上ることはありません。

なお、リクナビを参考にすると、ヤマダHDの総合職採用人数は301名〜でプレエントリー候補リスト登録人数は2,489名と8.2倍、ケーズHDは51名~のところ951名で18.6倍、エディオンは201名~のところ5,496名で27.3倍という状況です。(2022年10月時点)

家電量販店の競争倍率は20倍程度というところですね。

※参考:リクルート|『リクナビ2023』

質問③ 家電量販店に向いている人の特徴は?

家電量販店に向いているのは、コミュニケーション能力と提案力がある人です。

家電は食品や日用雑貨と違って単価が高く長期的に使うものなので、生活スタイルや利用シーンを考慮した積極的な提案が満足度につながるんですね。

なお、求める人材について、ビックカメラでは「問題意識を持って自己主張できる人」、ノジマでは「自ら目標をもち、考え、挑戦できる人」などを挙げているように主体性が重要です。

他にも下記のような人が向いています。

  • 元気で明るい対応ができる人
  • 気配りができてお客様の問題や悩みに寄り添える人
  • 家電製品が好きで製品の魅力を発信したい人

商品の入れ替わりが早く新製品が次々出るため、楽しみながら商品知識を吸収できる好奇心旺盛な人も適職と言えますね。

本記事の要点まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

家電量販店は「激務そう」「残業が多そう」などネガティブなイメージを持たれやすいですが、好条件がそろうホワイト企業も少なくありません。

家電量販店のホワイト企業に入社するには、業界の動向・課題を理解する他、ブラック企業の特徴なども把握しておいてくださいね!

▼本記事の要点

  • 家電量販店は都市型と郊外型がある。業界の動向として非家電事業を強化する企業が増えている。
  • 家電量販店におけるホワイト企業の特徴は5つ!①平均年収が高い、②平均勤続年数が長い、③組織規模が大きく安定している、④平均年齢のバランスが良い、⑤口コミサイトで評判が良い
  • 家電量販店のホワイト企業を探すには、就活エージェントと逆求人サイトの利用がおすすめ。 大手求人サイトを使う際は検索条件を絞る。
  • 家電量販店のホワイト企業に就職するには、家電量販店業界・その企業を選んだ理由をまず明確にすること。業界の課題や今後の展望を理解して、他の就活生と差別化を図る
  • 家電量販店のブラック企業の特徴は3つ!①口コミサイトで評判が極端に悪い、②働く環境が劣悪もしくは非公開、 ③応募人数が異常に多い
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この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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