【20代でホワイト企業に転職は可能?】成功させる秘訣を解説!

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就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!

累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。

「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」

こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!

全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。

それでは本題に入っていきますね!

今回は20代の転職に特化して、「20代でホワイト企業に転職できるのか?」を考察していきます。

結論から言うと、20代なら未経験職種でもホワイト企業に転職することは可能です。

しかし、ホワイト企業への理解や転職活動への理解が甘いと「入社したら全然ホワイト企業じゃなかった」という事態になりかねません。

無駄に転職回数を増やしてしまうとキャリアにとってマイナスとなるので、この記事を通して、しっかりとホワイト企業と転職活動への理解を深めてもらえればと思います!

ちなみに新卒で入社してから3年以内の「第二新卒」での転職を考えている場合は、今回の記事よりも下記の記事を読むことをおすすめします!

» 【第二新卒でホワイト企業に転職する方法】流れやポイントを解説!

20代でホワイト企業に転職することができるのか、具体的にその方法まで詳しく知りたいです!

20代でホワイト企業に転職することはできる?

まず結論から話していくと、20代でホワイト企業に転職することは可能です。

20代での転職が可能な理由ですが、大きく分けて3つありますね。

【20代でホワイト企業に転職できる根拠】

  • 20代での転職成功率は高いから
  • 人手不足のホワイト企業も多いから
  • 人手不足の職種が存在するから

理由① 20代での転職成功率は高いから

まず20代は他の年代に比べて、転職の成功率が高いんですよね。

厚生労働省が発表した下記のデータを見ると、15〜24歳の転職成功率は60.7%。

25〜29歳の転職成功率は50.3%と、転職を希望する人に対して転職できた人の割合は半分以上です。

画像引用:厚生労働省職業安定局「中途採用に係る現状等について

一方で、30歳〜34歳になると41.9%、40〜44歳になると36.2%と転職成功率は大きく下がります。

このデータからも20代と若手の転職は成功しやすいと分かり、企業からの20代の中途需要は高いことが分かります。

理由② 人手不足のホワイト企業も多いから

次に20代でもホワイト企業に転職できる理由としては、人手不足のホワイト企業も存在することが挙げられます。

そもそもホワイト企業であれば人材に困らないというわけではなく、会社の知名度が低かったり、属する業界の志望者が少なかったりと、ホワイト企業でも人手不足の企業は多いんですよね。

実際にリクナビNEXTで、「土日祝日休み+年間休日120日以上+完全週休2日制+月平均残業時間20時間以内」と厳しく条件を設定して検索したところ、3121件の求人がヒットしました。(2023年8月27日現在)

ヒットした企業名を見ていくと、ほとんど知らない企業ばかりなんですよね。

このように知名度が低いがゆえに、ホワイト企業でも人を採用できない企業も多いため、20代ならなおさらこうしたホワイト企業に採用される可能性はあると言えます。

理由③ 人手不足の職種が存在するから

そして最後に、20代でもホワイト企業に転職できると考える根拠として、人手不足の職種の存在が挙げられます。

パーソルキャリア株式会社が発表した「転職求人倍率レポート(2023年7月)」を参考にすると、職種別の求人倍率は以下のとおりです。

職種 求人倍率
エンジニア(IT・通信) 10.01
専門職(コンサル・金融) 7.16
専門職(建設・不動産) 4.77
エンジニア(機械・電気) 4.39
企画・管理 3.31
営業 2.45
クリエイター 1.41
専門職(化学・食品) 1.3
専門職(メディカル) 0.87
販売・サービス 0.61
事務・アシスタント 0.39
その他 0.03

求人倍率とは、求職者1名あたりの求人数。

よって、エンジニア(IT・通信)の求人倍率10.01倍を例に挙げると、1人のエンジニア志望者に対して10の求人があることを示しています。

1人に対して10社が争っているということで、エンジニアは人手不足の職種だと分かります。

こうして見ると、求人倍率が2倍を超える人手不足の職種は以下のとおりですね。

人手不足の職種

  • エンジニア(IT・通信)
  • 専門職(コンサル・金融)
  • 専門職(建設・不動産)
  • エンジニア(機械・電気)
  • 企画・管理
  • 営業

20代の転職希望者がこれら人手不足の職種を志望した場合に受かりやすいと言えるでしょう。

以上、3つの根拠を踏まえると20代でホワイト企業に転職することは十分に可能だと言えますよね。

20代で、「知名度が低い企業」かつ「人手不足の職種」を狙って転職活動をした場合、十分にホワイト企業に転職できる可能性はあるということですね。

もちろんそれらを満たさない企業に転職することもできる。けれど、「知名度が高い企業」「人気職種」を志望すれば、その分、転職の難易度は大幅に高まるよね。

20代でホワイト企業に転職しやすい業界と職種

ここまで20代でホワイト企業に転職することは可能だと話してきました。

更に補足として、20代で転職しやすい業界と職種を確認しておきましょう。

転職は他の求職者との「競争」であることは間違いないので、競争が激しくない箇所を狙うことで転職の難易度を下げることができます。

競争が激しくない業界や職種はどこか?ここで確認しておきましょう。

転職しやすい業界

まず転職しやすい業界を確認していきましょう。

こちらもパーソルキャリア株式会社の転職求人倍率レポートを参考にすると、業界ごとの求人倍率は以下のとおりです。

業界 求人倍率
人材サービス 6.63
コンサルティング 6.55
IT・通信 6.47
建設・不動産 4.4
メディア 3.4
メーカー 2.65
エネルギー 2.11
金融 2.04
商社 1.47
メディカル 1.16
レジャー・外食 0.71
小売・流通 0.5
その他 0.29

人材サービス業界とは、人材紹介や人材派遣業界のことを示しており、求人倍率は6.63倍。

要するに人材サービス業界を志望する求職者1人に対して、6社以上が採用を争っている状況なんですよね。

つまり人材サービス業界は人手不足の業界だと言えます。

ちなみに全体平均は2.29倍なので、平均よりも求人倍率が高い業界を洗い出すと以下のとおりですね。

  • 人材サービス
  • コンサルティング
  • IT・通信
  • 建設・不動産
  • メディア

もちろん業界の中でも倍率は企業によって異なるので、人材業界の企業だからと言ってすべての企業が人手不足とは言えません。

あくまで求人倍率の平均が高い業界として押さえておいてください。

転職しやすい職種

次に転職しやすい職種、要するに人手不足の職種についてですが、こちらは先の章で紹介しました。

求人倍率が2倍を超える人手不足の職種は以下のとおりです。

  • エンジニア(IT・通信)
  • 専門職(コンサル・金融)
  • 専門職(建設・不動産)
  • エンジニア(機械・電気)
  • 企画・管理
  • 営業

またこれらに関連して、「未経験者歓迎の求人が多い業界・職種」も人手不足である可能性が高い業界だと考えられるので、それをまとめた記事を別で書いています。

この記事を読んでいるあなたが未経験職種への転職を考えている場合は、下記の記事も合わせて読んでみてくださいね。

» 【未経験でも転職できるホワイト企業は?】おすすめ業界や職種を解説!

業界や職種によってこれほどまでに求人倍率が異なるんですね。

事務職は求人倍率が0.39倍に対して、ITのエンジニア職は10.01倍。事務職の転職よりもエンジニアの転職の方が圧倒的に難易度が低いことがわかるよね!もちろん自身のスキルや実績、志望先の企業に求める条件によっても異なるけど。

20代でホワイト企業に転職する際の具体的な流れ

ここまで20代でホワイト企業に転職することは可能だと示し、人手不足の業界と職種も共有してきました。

こうした情報を元に、いざ20代でホワイト企業に転職することを考えた場合、どのような流れで転職活動をすべきなのか気になる人は多いと思います。

僕が同じ立場として、20代でホワイト企業への転職を考えたなら次のステップで転職活動を進めますね。

【ホワイト企業への転職方法】

  1. ホワイト企業に転職するメリットとデメリットを知る
  2. ホワイト企業に転職するのが向いている人の特徴を知る
  3. ホワイト企業の見つけ方を知る
  4. ホワイト企業の見分け方を知る
  5. ホワイト企業の選考対策を押さえる
  6. これらを踏まえて企業へのエントリーを行う

転職活動はシンプルに考えると「入社したい企業を探す→エントリー→選考→内定」という作業の繰り返しです。

それゆえに、事前準備や事前の知識を入れることを飛ばし、すぐに求人サイトや転職エージェントを利用して企業探しからスタートする人が多いんですよね。

ですが転職活動を進める上で、まずは「ホワイト企業への理解」と「ホワイト企業の探し方と見分け方への理解」に徹するべきだと僕は考えています。要するに事前準備ですね。

まずホワイト企業への理解については、「ホワイト企業に転職するメリットとデメリットを理解する」「ホワイト企業に向いている人の特徴を把握する」という2つが最低限必須です。

その上で、自分はホワイト企業が向いているから転職すべきだと考えたのなら、次に「ホワイト企業の探し方」と「ホワイト企業の見分け方」を把握するステップに入っていきます。

このホワイト企業の探し方と見分け方に関しては、次の章から解説していきますが、事前準備にあたる「ホワイト企業への理解」に関しては別記事で解説しています。

よってまだ自分がホワイト企業に向いていると確信を持てていない人や、ホワイト企業に転職するメリットとデメリットを答えられないという人は、まずは下記の記事を読んで、それらを理解してもらえると良いでしょう。

» 【ホワイト企業に転職する方法】転職先の見つけ方/見分け方を徹底解説!

ホワイト企業への転職を考えた時に、すぐに企業探しから始めるのではなく、ホワイト企業への理解とホワイト企業の探し方・見分け方への理解をした上で、初めて企業探しに取り掛かることが重要なんですね。

それらの理解が浅い状態で、いきなり企業探しから始めてしまうと、求人サイトで「なんとなくこの企業良さそう」と求人の甘い言葉につられたり、転職エージェントで紹介してもらった企業に対して「なんとなく自分に合ってそう」と適当に決めることに繋がってしまうからね…!

20代で転職する際のホワイト企業の探し方

20代でホワイト企業への転職を考えた際には、まずはホワイト企業への理解が必要だと前の章で話しました。

その上で「自分はホワイト企業への転職に向いているな」と判断できたら、次にすべきはホワイト企業の探し方を把握することです。

転職の場合は基本的に、求人サイト・転職エージェント・逆求人サイト(スカウトサイト)で企業を探していく立ち回りになりますね。

これら3種のサービスを「転職サイト」としてまとめ、おすすめの転職サイトを厳選した記事を書きました。

求人サイトや転職エージェントで、どれを利用すれば良いのか分からないという方は、下記の記事を参考にしてください。

» 【ホワイト企業に強い転職サイト14選】絶対利用すべきサイトは?

次に、ホワイト企業の探し方としては転職サイト以外も候補としては挙がってきます。

どうしても転職サイトよりは非効率的な探し方になってしまいますが、候補として挙げられる探し方は以下のとおりです。

  • 就職四季報から探す
  • 口コミサイトの評判から探す
  • 政府からの評価を得ている企業から探す(認定企業をまとめた記事はこちら
  • 民間企業からの評価を得ている企業から探す
  • リファラル経由で探す
  • 新聞や経済誌経由で探す
  • ハローワークで求人を探す

上記の探し方について、詳しくは下記の記事で解説しています。

「ホワイト企業の探し方を全然知らない」という方は、必ずこちらの記事に目を通してくださいね!

» 【ホワイト企業の見つけ方10選】最も効率的な探し方とは?

転職では就活のようにほぼ全ての求人が求人サイトに公開されておらず、「非公開求人」として転職エージェントだけに共有されている求人も多いからこそ、求人サイトと合わせて転職エージェントの活用も重要なんだよね?

そうだよ!でも転職エージェントを利用する場合は、担当者の言いなりにならないことが重要!「どんな企業を紹介してほしいか」という希望条件を明確にしておく必要がある。次の章でその点を確認していこう!

20代が押さえておくべきホワイト企業の見分け方

転職におけるホワイト企業の探し方を押さえた上で、最も大切な作業が「ホワイト企業の見分け方」を把握することです。

どれだけホワイト企業への理解を深めて、ホワイト企業を探す手段が持てたとしても、エントリーする企業がホワイト企業かどうかを見分けることができなければ意味がありません。

また厄介なことに、求人サイトには「ホワイト企業かどうか」の記載は当然ないため、自分でホワイト企業かどうかの見極めを行う必要があるんですよね。

ここを適当にやってしまうとホワイト企業かどうかは、入社してからの運任せになってしまう。

だからこそ事前にホワイト企業の見分け方を把握しておきましょう。

ホワイト企業の明確な定義は存在しない

ホワイト企業の見分け方を押さえる上で、まず大前提としてホワイト企業の明確な定義は存在しません。

「残業時間が短くて休日が多く福利厚生が整っている会社」をホワイト企業と認識する人は多いかもしれないですが、これは非常に曖昧ですよね。

残業時間が短いって具体的に何時間?

休日が多いって具体的に何日?

福利厚生が整っているって具体的に何が整っているの?

こう質問された時に答えられる人は少ないと思います。

ではホワイト企業をどう見分けていけば良いのか?

簡単な話で、「自分にとってのホワイト企業の定義を明確化する」に尽きます。

自分にとってのホワイト企業の定義を明確化する

ホワイト企業を見分ける上で、最も重要な作業はホワイト企業の定義を明確化することです。

世間的な定義は存在しないことを説明しましたが、あくまで「自分にとってのホワイト企業の定義」は明確化することができますよね。

この記事を書いているホワイト企業ナビでは、ホワイト企業の定義として以下の3条件をすべて満たす企業と設定しています。

上記の3条件は日本企業の平均値を元に、僕が「ホワイト企業と呼ぶにはこれら3条件はすべて満たしている必要があるよね」と考える条件を設定したものになります。

人によっては「休日は120日もいらないから住宅手当が欲しい」とか「残業はもっと長くて良いから年収が400万円以上欲しい」というようにホワイト企業に求める条件が変わってくるかと思います。それが大事です。

「あなたにとってのホワイト企業の定義は?」と聞かれた時に、具体的な条件を数字で言えるようになること。

ホワイト企業を見分けるためには自分にとってのホワイト企業の定義が必要で、それが設定できれば求人サイトで検索条件として設定できたり、転職エージェントに求める条件として伝えることでホワイト企業を見分けることができるようになります。

ホワイト企業によく見られる特徴

ホワイト企業の定義を設定する上で、「ホワイト企業によく見られる特徴」を知りたいと思うはずです。

僕なりにホワイト企業によく見られる特徴を洗い出して、具体的な数字をまとめた表を作成しました。

これらの特徴も1つの参考にしつつ、自分にとってのホワイト企業の定義を明確化してくださいね。

ホワイト企業を見分けるためには、「指標」が必要なので。

特徴 具体的な内容
1 離職率が低い 3年後離職率30%未満、離職率10%未満が目安
2 残業が少ない 平均残業時間が25時間/月未満
3 年間休日数が確保されている 年間休日が120日以上確保されている
4 有給取得率が高い 有給取得率が70%以上ある
5 初任給が平均以上 初任給が21万円以上
6 給与水準が高い 平均年収500万円以上
7 法定外福利厚生が充実している 特に家賃補助(住宅手当)があること
8 勤続年数が長い 平均勤続年数が15年以上
9 パワハラがない 直近5年パワハラやセクハラなどの問題がない
10 業績が安定している 売上と営業利益が右肩上がり
11 利益率が高い 属する業界の水準よりも利益率が高い
12 競合優位性がある 明確な競合優位性を保持している
13 女性が活躍できる えるぼし認定を受けたり女性役員比率が高い
14 育休・産休が充実している 育休や産休の取得率が高い
15 スキルアップできる 資格取得制度があったり副業が可能である
16 新人研修が充実している 新人研修が1ヶ月以上設けられている
17 ホワイト企業の認定制度を受けている 各種ホワイト企業の認定制度を受賞している
18 評価制度が明確である 評価制度が複雑ではなく明確である
19 固定残業代がない(または少ない) 30時間以上の固定残業時間がない
20 労働組合が設置されている 労働組合の力が非常に強い

またホワイト企業を見分けるために、正反対の「ブラック企業を見分ける能力」も非常に役立ちます。

ブラック企業の見分け方に関しても解説した記事を書いたので、こちらも知識として入れておいてもらえると、よりホワイト企業を見分ける精度を上げることができます。

» 【ブラック企業の見分け方30選】絶対に確認すべき項目を徹底解説!

なるほど!ホワイト企業に明確な定義は存在しないからこそ、自分にとってのホワイト企業の定義を明確化し、それを「指標」として求人サイトや転職エージェントからの紹介で見分けていく必要があるんですね。

何かを見分けるためには、必ず「指標」が必要になるもんね。それを丁寧に設定することが大事だね。転職活動をする中で、その指標が厳しすぎると分かればうまく調整したり、1度転職活動を辞めてみたりと臨機応変にその指標に向き合っていくことも大切。

20代でホワイト企業への転職を考えた際の注意点

ここまで20代の転職希望者向けに必要な情報を共有してきました。

この章では、そんなホワイト企業への転職活動において注意すべきポイントを共有していきます。

注意点① ホワイト企業に就職するデメリットも把握しておく

まず第一に、ホワイト企業に就職することはメリットだけではありません。

もちろん企業によってデメリットは異なりますが、ホワイト企業に就職するデメリットとして挙げられる点は以下のとおりです。

【ホワイト企業に就職するデメリット】

  • 将来的に極端に高い給料を得ることが難しい
  • 残業代が少ない
  • ゆるい企業だった場合に転職で苦労する
  • ゆるすぎて仕事がつまらない可能性がある
  • 成果主義の人は志向が合わない
  • 会社の競合優位性が強すぎて自分のスキルが上がらない可能性がある

ちなみに僕は新卒で、大手食品メーカーに就職しました。

ですが「この仕事は自分じゃなくても誰でもできる」と感じてしまったことや、会社のブランドが強すぎて営業力が全く付かないと感じたことなどが原因で1年で退職したんですよね。

そもそも僕は将来的に企業したいと考えていたので、ホワイト企業が合わないタイプの人間でした。

仮に1社でずっと働きたいという考えを僕が持っていたら、大手食品メーカーは合っていたと思います。

このように全てのホワイト企業に共通するデメリットではないですが、安定したホワイト企業に勤めることで上記のようなデメリットが生じる可能性があることは押さえておく必要がありますよ。

ホワイト企業に就職するメリットとデメリットに関しては、下記の記事で詳しく解説しているので、合わせて参考にしてください!

» 【ホワイト企業に就職するデメリット6選】メリットと合わせて解説!

注意点② 転職回数が増えると転職が難しくなる事実を把握する

次に転職での注意点としては、転職回数が増えると転職が難しくなるという事実を押さえておく必要があるという点です。

パーソルキャリア株式会社の発表したデータが非常に参考になるので見てください。

下記は103名の人事担当者を対象にしたアンケートで、「転職回数が選考に影響するのは何回目から?」という質問の回答となります。

画像引用:doda「転職回数が多い人が転職を成功させる方法とは?年代別にポイントを解説

20代の場合を見てみると、転職回数が選考に影響するのは「1回目から」と答えるのは10.7%に留まるものの、「2回目から」と答えるのは22.3%、「3回目から」と答えるのは28.2%と、1〜3回目までの回答の合計は61.2%となります。

要するに、20代のうちに3回目の転職活動をしようと考えると、61%の人事が「転職回数が多い点がひっかかる」としてマイナス評価する可能性が高いんですよね。

これは人事の立場に立てば簡単に分かる話で、転職回数が多い人に対して「ストレス耐性がなさそう」「継続力がなさそう」「わがままそう」というネガティブな印象を持ちますよね。

その結果、「うちの会社に入ってもすぐに辞めそう」だとして不採用とする企業は多いと予想がつきます。

よってむやみに転職回数を増やしてしまうと、「転職回数の多さ」が足を引っ張るようになるので、転職は1回1回丁寧に実施し、入社前に現場の社員さんに話を聞く機会を作るなどして、徹底的に入社後のミスマッチを減らすような動きをすべきです。

本記事の要点まとめ

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!

「どの企業に入社するか」は人生の幸福度を決める、本当に大きな要因ですよね。

それゆえに今回の記事で共有した内容を含め、少しでも転職を成功させる(=自分に合った企業に転職する)のに役立つ情報を取ってから転職活動を丁寧に進めてもらえればと思います。

このホワイト企業ナビでは、とにかくホワイト企業に特化した情報発信をおこなっていきます。

ホワイト企業に就職して、人生の幸福度を高めていきたいという方は愛読してもらえると嬉しいです。

【本記事の要点まとめ】

  • 20代でホワイト企業に転職することは可能
  • 20代でホワイト企業に転職できると考える要因は大きく3つあり、それは「20代での転職成功率は高いから」「人手不足のホワイト企業も多いから」「人手不足の職種が存在するから」の3つである
  • 20代でホワイト企業への転職を考えた場合、すぐに求人サイトや転職エージェントを利用して企業を探すのではなく、まずはホワイト企業への理解を深め、ホワイト企業の探し方の把握と見分け方の把握をした上で、実際に企業を探していくという工程が重要である
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この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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