就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。
どんな人が書いているか分からない記事は信頼できないと思うので…
まずは簡単に自己紹介をまとめました!
また、この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、就活や転職活動をした時に感じた次の思いから立ち上げました。
「ブラック企業の求人を掲載するなよ!残業が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」
同じ思いを持つ就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!
それでは本題に入っていきますね!
就活生の中には「高収入・高ステータスなコンサル業界に行きたい!」「でも激務なのかな…」と悩んでいる人もいるかと思います。
憧れのコンサル業界で働きやすい企業に就職できたら最高に嬉しいですよね!
そこで今回は、コンサル業界のホワイト企業やホワイト企業の探し方、就職するためのポイントを解説していきます。
業界特徴や年収ランキングも共有するので、これから業界研究・企業選びをする人はぜひ参考にしてくださいね。
目次
コンサル業界の特徴とは?
コンサル業界と聞くと、「優秀な人がたくさんいる」「実力主義でガンガン稼げる」といったイメージを持つ人が多いのではないでしょうか?
ですが、業界特徴を正確に把握している就活生は少ない。
そこでまずは、「コンサル業界って一体どんな業界なの?」についてざっくり説明します。
業界特徴を知ることで、企業選びのヒントになり選考対策にもつながりますよ。
市場規模は毎年成長している業界である
コンサル業界の市場規模は年々増加しており、国内においてはまざまざ成長すると言われています。
なぜコンサル業界が伸びているのかというと、大企業でも経営に困る時代だから。
たとえば、近年ではグローバル化やデジタル化、新型コロナウイルスの影響など社会情勢・ライフスタイルが急激に変化していますよね。
こうした変化に対しては、いくら大企業でも対処法が分からないことが多いです。
そこで経営の専門家であるコンサルに助言を求める。
要するに、変化が大きく企業が困っているときはその企業を顧客とするコンサルが伸びていくということなんですよ。
なので、激動の時代ともいわれる21世紀はコンサル業界のさらなる成長が見込まれているんです!
外資系企業と日系企業で労働環境や企業風土は大きく異なる
コンサルはアメリカ発祥のビジネスであり、現在でも主要な経営戦略コンサルはほぼ外資系が締めています。
就活生のみなさんはあまりイメージできないかもしれませんが、実は外資系企業と日系企業では労働環境や企業風土も大きく異なるんですよ。
最も大きな違いは「成果主義」か「年功序列」かということ。
外資系企業は成果主義が強いので、仕事ができればガンガン稼げますし無能であれば昇格できません。
一方日系企業は、年功序列の風土が強く長期的な人材育成のためにしっかりした研修が行われる傾向があります。
なので、実力でガンガンのし上がりたい人には外資系企業が、長期的に経験を積んでいきたい人には日系企業の方が向いていますね。
コンサル業界を目指すなら、こうした違いも知った上で企業を選んでくださいね。
コンサル先の対象業界・業態によって平均年収は大きく異なる
顧客となる企業や業態によって平均年収が大きく異なるのもコンサル業界の特徴です。
たとえば、大企業を対象とする戦略系コンサルや外資系コンサルは平均年収が高く、20代で年収1000万円を超えることも珍しくありません。
一方、中長企業を対象とする日系企業やITコンサル、建設コンサルなどは小規模案件が多いため、平均年収はそこまで高くないです。
コンサル業界というと高収入なイメージですが、細かく見ると実は企業によって大きく異なるんですよ。
なので、単純に平均年収だけで比較するのではなく対象業界やコンサルティングの特色まで踏まえて企業を見た方が良いですね。
コンサル業界だから高収入と一括りにするのではなく、企業の特徴を把握して選ぶべきなんですね。
コンサル業界のホワイト企業【30選】
さて、次はいよいよコンサル業界のホワイト企業について!
ここでは、口コミサイトの評判をもとにコンサル業界のホワイト企業を30社紹介します。
コンサル業界のホワイト企業を探している人はぜひチェックしてくださいね。
以上がコンサル業界で評判の高いホワイト企業30社です。
こうして見てみると、やはり外資系企業が多いですね。
ただ、先程説明したように労働環境や風土は企業によって異なるので「自分にとって働きやすい企業か」という点も確認してくださいね。
確かに外資系企業が多いですね。聞いたことがない企業も多いので自分でも調べてみようと思います!
コンサル業界で年収の高い企業ランキング(1位〜30位)
コンサル業界は高収入なイメージを持つ人も多いかと思いますが、具体的にどれくらいなのか気になりますよね。
そこで次に、コンサル業界で平均年収が高い企業をランキング形式で紹介します。
企業を選ぶ上では年収も大切なポイントだと思うので、ぜひ参考にしてくださいね。
※こちらの記事では、有価証券報告書または口コミサイトで開示されたデータを引用しております。
順位 | 企業名 | 平均年収(約) |
1 | M&Aキャピタルパートナーズ | 2,680万円 |
2 | A.T.カーニー | 1,360万円 |
3 | ローランド・ベルガー | 1,330万円 |
4 | 日本M&Aセンター | 1,240万円 |
5 | フロンティア・マネジメント | 1,230万円 |
6 | マッキンゼー・アンド・カンパニー | 1,220万円 |
6 | 野村総合研究所 | 1,220万円 |
7 | シグマクシス | 1,160万円 |
9 | ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン | 1,130万円 |
10 | 三菱総合研究所 | 1,110万円 |
11 | ベイカレント・コンサルティング | 1,100万円 |
12 | GCA | 1,070万円 |
13 | ドリームインキュベータ | 970万円 |
14 | PwCコンサルティング | 930万円 |
15 | 日本アイ・ビー・エム | 910万円 |
16 | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング | 880万円 |
17 | アクセンチュア | 850万円 |
18 | 山田コンサルティンググループ | 800万円 |
19 | エクスモーション | 730万円 |
20 | マネジメントソリューションズ | 710万円 |
21 | タナベ経営 | 690万円 |
22 | 識学 | 680万円 |
23 | 船井総研ホールディングス | 670万円 |
23 | リンクアンドモチベーりさーりション | 670万円 |
23 | プロネクサス | 670万円 |
23 | トライステージ | 670万円 |
27 | エフアンドエム | 760万円 |
28 | みずほリサーチ&テクノロジーズ | 650万円 |
29 | プロレド・パートナーズ | 640万円 |
30 | ジェクシード | 620万円 |
以上がコンサル業界の平均年収ランキングです。
全体的に平均年収が高く、特に外資系企業は高いことが分かりますね。
日系企業でも日本M&Aセンターや野村総合研究所は平均年収が1000万円を超えています。
外資系コンサルってこんなに年収が高いんですね。平均年収2000万円以上の企業もあるのか…!
コンサル業界におけるホワイト企業の特徴
コンサル業界は一般的に「激務だけど高収入」と言われる世界です。
なので、平均年収に気を取られて企業を選ぶと「入社したら激務だった!辛すぎる!!」という事態になりかねません。
そんなことがないように、ここではコンサル業界におけるホワイト企業の特徴を解説します。
ホワイト企業に就職したいと思っている就活生の人はぜひこのポイントを押さえて企業を見極めてくださいね。
【コンサル業界におけるホワイト企業の特徴】
- 休日出勤が少ない
- 時間外労働時間が短い(平均は月25時間)
- 年間休日数が多い(平均は年間120日)
- 離職率が低く定着率が高い(平均は3年後30%)
- 口コミサイトにおける評判が良く目立つような悪い評判が少ない
特徴① 休日出勤が少ない
コンサル業界におけるホワイト企業の特徴の1つ目は、休日出勤が少ないことです。
なぜ休日出社に着目すべきなのかというと、コンサル業界は顧客企業の事情やプロジェクトの進行状況によっては休日出勤も普通にある業界だから。
就業規則としては土日祝日を休みとしている場合でも、その通りに休めるとは限らないんですよね。
忙しいところだと、休日出勤をして毎日3時間しか寝られないということも…。
(特に外資系企業は要注意!)
一方、働き方改革の影響を受けて生産性の向上や労働時間の短縮に取り組むコンサル企業も増えてきています。
なので、ワークライフバランスを大切にしたいなら口コミサイトやSNSなどで休日出勤の頻度や代休の有無についても確認してくださいね。
特徴② 時間外労働時間が短い(平均は月25時間)
2つ目の特徴は、時間外労働時間(残業時間)が短いこと!
なぜなら、コンサル業界は激務になりやすく労働時間も長くなりがちだからです。
多いところだと月に80~100時間の時間外労働が発生することもあるんですよね。
ですが、本来仕事は就業時間内に終わらせることが基本なので残業ありきの企業はホワイトとは言えません。
残業が多くなりすぎないように人員配置や仕事量を管理するのも企業としては大切なことですからね。
なので、ホワイトで働きやすい企業を狙う場合は時間外労働が平均の月25時間以内のところを選んだ方が良いですよ。
特徴③ 年間休日数が多い(平均は年間120日)
続いて、年間休日数が多いこともホワイト企業の特徴です。
土日祝+長期休暇で年間120日程度なので、これくらいが基準になりますね。
休日が多いと心身共にリフレッシュでき、プライベートも充実する。
また、オンオフをしっかり切り替えることで仕事の生産性向上にもつながります。
なので、ホワイト企業を狙うのであれば年間休日数の多さにも着目してください。
ただし、先程説明したようにコンサル業界は休日出勤も発生しやすいので、年間休日数と合わせて休日出勤の頻度や代休の有無についても確認してくださいね。
特徴④ 離職率が低く定着率が高い(平均は3年後30%)
4つ目の特徴は、離職率が低く定着率が高いことです。
なぜなら、離職率が低いということはそれだけ労働環境が良いと判断できるから。
(目安は3年後離職率が30%以下)
たとえば、高年収で残業が少なく働きやすい職場だったらあまり人は辞めません。
逆に何かしら問題を抱えている企業はどんどん人が辞めていき離職率が高くなります。
要するに、離職率が低く定着率が高いことはホワイト企業であることの証明なんですよ。
なので、離職率や定着率もホワイト企業を選ぶ際の判断材料にしてください。
特徴⑤ 口コミサイトにおける評判が良く目立つような悪い評判が少ない
5つ目の特徴は、口コミサイトにおける評判が良く目立つような悪い評判が少ないこと。
なぜ口コミサイトが重要なのかというと、実際に働く人のリアルな意見や労働環境を知れるからです。
たとえば、「残業が多すぎる」「パワハラ上司がいる」といった悪い評判もガンガン書いてあるんですよね。
「社宅がボロい」とか「役員が怖い」とか会社説明会や求人情報では聞けないような情報も入手できます。
つまり、口コミサイトは忖度なしでリアルな実態を知るのに役立つということ!
なので、口コミサイトで評判が良い企業は本当に労働環境が良いホワイト企業である可能性が高いんですよ。
休日数や残業時間、離職率などを見て総合的に判断するべきなんですね!口コミもしっかりチェックしたいと思います。
コンサル業界のホワイト企業の探し方
就活というとESや面接をイメージするかと思いますが、実はホワイト企業に就職するためには企業探しも重要なポイントとなります。
特にコンサル業界は激務になりがちなので、効率的かつ慎重に選ばなければなりません。
では、コンサル業界でホワイト企業を探すにはどうすれば良いのでしょうか?
ここではコンサル業界のホワイト企業を探す際におすすめの方法を5つ紹介します。
【コンサル業界のホワイト企業の探し方】
- 就活エージェントからの紹介を受ける
- 大手求人サイトで条件を絞って検索する
- 就職四季報から見つける
- 口コミサイトから評判の良い企業を抽出する
- 既にコンサル業界で働いている知り合いから紹介してもらう
探し方① 就活エージェントからの紹介を受ける
個人的に最もおすすめなのは、就活エージェントから紹介してもらう方法です。
就活エージェントというのは、就活生ひとりひとりに担当アドバイザーが付き一貫して就活をサポートしてくれる無料のサービスのこと。
なぜ就活エージェントがおすすめなのかというと、担当者に希望を伝えるだけで求人探しができるから!
たとえば、「コンサル業界で残業が月25時間以下の企業を紹介してください」とお願いすれば担当者がそれに合う求人を探してきてくれます。
1から自分で企業探しをする必要ないので、その分時間と労力を省略できるんですよね。
また、就活生にあまり知られていない隠れホワイト企業を知るチャンスにもなります。
なので、コンサル業界のホワイト企業を探すなら就活エージェントを利用するのが一番手っ取り早いんですよ。
僕はこれまで5年に渡って、就活ブログを運営してきました。
その中でほぼ全ての就活エージェントを見てきたのですが、利用する時は必ず「保有している求人が多い大手のサービス」かつ「実績と評判の良いサービス」を選ぶようにしてください!
僕がこれまで見てきた50以上の就活エージェントの中で、特におすすめは「ミーツカンパニー就活サポート」です!
僕が今就活生なら、まずはミーツカンパニー就活サポートの初回面談を受けて、他に2つほど可能であれば就活エージェントを利用して担当者を厳選するようにします。
就活エージェントは、本当に担当者さんの質で決まるので「担当者の厳選」は必ず行うようにしてください!
(逆に親身になってくれて、選考支援の質が高い担当者さんが付いてくれると、就活において最強の無料サービスだと僕は思ってます!)
ミーツカンパニー就活サポート
「ミーツカンパニー就活サポート」は、人材会社大手のDYMが提供する就活エージェントです。
保有求人数が多く、かつ紹介してもらえる求人の質が高いのが特徴。(担当者さんに話を聞いたのですが、紹介する求人をそもそも厳選しているようです)
またオンライン面談にも対応しているので、気軽に利用できるのも嬉しいと個人的に最もおすすめしています!
その他の就活エージェントに関して、僕のおすすめを「おすすめ就活エージェント23選【就活のプロが厳選】」にてランキング化しておきました!
ほぼ全てのサービスが、オンラインで初回面談を受けられるので、気になる就活エージェントはどんどん利用して、信頼できる担当者さんに付いてもらいましょう!
(初回面談を受けて微妙だと思った場合は、すぐに切ってしまうのが重要です!!)
探し方② 大手求人サイトで条件を絞って検索する
次におすすめするのは、マイナビやリクナビなどの大手求人サイトで条件を絞って検索する方法です。
なぜ大手求人サイトが良いのかというと、多くの求人の中から非常に細かく条件を絞って検索できるから!
たとえばマイナビでは平均年収はもちろん、年間休日数や残業時間、定着率まで希望条件を設定できます。
自分が考えるホワイト企業の基準を満たした企業だけをチェックできるので、無駄な作業をせずに済むんですよね。
また、掲載求人数が多いので条件を厳しく絞っても多くの求人がヒットします。
なので、求人サイトを使うならマイナーなところよりも大手のところがおすすめなんですよ。
探し方③ 就職四季報から見つける
ホワイト企業を探すには、東洋経済新報社が出版する就活生向けの企業情報書籍「就職四季報」を活用するのもおすすめです。
なぜ就職四季報がおすすめなのかというと、事業内容や経営理念はもちろん、採用フローや離職率、平均年収、勤続年数まで就活生が知りたい情報が全て載っているから。
企業探しをする際に1社1社ホームページや求人情報を見て情報を集めるのは大変ですよね。
ですが、就職四季報なら数千社もの企業情報から欲しい情報をまとめてチェックできます。
客観的データをもとに多くの企業を比較できるので、非常に効率的なんですよね。
なので、就活エージェントや大手求人サイトに加えて就職四季報も活用してみてください。
探し方④ 口コミサイトから評判の良い企業を抽出する
続いて、口コミサイトから評判の良い企業を抽出する方法です。
口コミサイトのメリットは、会社説明会や求人情報だけでは分からないリアルな実態を知れること!
会社説明会では基本的に言いことしか言わないので「うちは残業が多くて激務です!」と打ち明けてくれる企業はほぼありません。
たとえブラック企業であっても自社を良く見せようとするので、本当にその企業が働きやすいかは判断できないんですよね。
しかし口コミサイトなら「休日出勤多すぎ」「給料は良いけど人間関係最悪」など悪い評判も普通に書いてあります。
なので、口コミサイトで評判が高いということは本当に働きやすいホワイト企業である可能性が高いんですよ。
「Openwork」や「転職会議」ではランキング形式で評判の良い企業を見れるので、働く人目線で企業を選びたい人はぜひ活用してくださいね。
探し方⑤ 既にコンサル業界で働いている知り合いから紹介してもらう
5つ目は、既にコンサル業界で働いている知り合いから紹介してもらう方法です。
この方法のメリットは、仕事内容や労働環境などを事前に細かく確認した上で企業を選択できること。
知り合いを通じて企業に関する情報を入手できるので、「入社してみたらブラックだった!」という事態になりにくいんですよね。
しかもその知り合いが満足している企業であれば、労働環境も整ったホワイト企業である可能性が高い。
加えて、知人からの紹介だと通常よりも選考に有利になる場合もあります。
なので、大学の先輩やアルバイト先の関係者にコンサル業界で働く人がいれば一度話を聞いてみてください。
企業探し=求人サイトというイメージでしたがこんなに多様な方法があるんですね。特に就活エージェントは役立ちそうですね。
コンサル業界のホワイト企業に就職するためのポイント
ここまでホワイト企業の探し方について説明しましたが、その企業からいかに内定を勝ち取るかということも忘れてはいけません。
特にコンサル業界は就活生から人気があるので、適当に受けても簡単に落ちるんですよね。
そこで次に、コンサル業界のホワイト企業に就職するためのポイントを4つ紹介します。
【コンサル業界のホワイト企業に就職するためのポイント】
- コンサル業界が求める人物像を把握して自身の強みと照らし合わせる
- なぜ他の業界ではなくコンサル業界を志望するのか明確化する
- なぜコンサル業界の競合他社ではなくその企業なのかを1社ずつ説明できるようにしておく
- コンサル業界の仕事内容や活躍する人材の特徴を徹底的に調べておく
①コンサル業界が求める人物像を把握して自身の強みと照らし合わせる
1つ目のポイントは、コンサル業界が求める人物像を把握して自身の強みと照らし合わせることです。
なぜなら、ポテンシャル重視の新卒採用では仕事との適性が高い人ほど内定を得やすいから。
たとえば、コンサルは企業が抱える課題を把握・解決する仕事であるため、コミュニケーション能力や論理的思考力、ストレス耐性などが求められます。
こうした強みを持っている人は企業から「入社したら戦力になってくれそうだな!」と思われやすい。
逆に、直感で行動する人や1人で黙々と作業するのが好きな人はコンサル業界では歓迎されません。
要するに、自分の強みがコンサル業界に合っていることをアピールすると好印象につながるんですよ!
なので、応募先企業がどんな人材を求めているのかを把握して活かせる強みを照らし合わせてみてください。
②なぜ他の業界ではなくコンサル業界を志望するのか明確化する
続いてのポイントは、なぜ他の業界ではなくコンサル業界を志望するのかを明確化すること。
というのも、新卒採用では能力や経験よりも「この業界で何をしたいのか」という熱意が重視されるからです。
特にコンサル業界は就活生から非常に人気があるため、「かっこいいから」「社会貢献がしたい」といった浅い志望動機では真っ先に落とされてしまうんですよね。
また、コンサル業界を目指す理由が明確でないと「仕事内容を理解していない」「業界研究が甘い」と判断される可能性が高いです。
なので、コンサル業界への熱意を示すために「なぜ他ではなくコンサル業界なのか」を深めておいてください。
そうすることにより、選考時の印象はぐっと良くなりますよ。
③なぜコンサル業界の競合他社ではなくその企業なのかを1社ずつ説明できるようにしておく
3つ目のポイントは、なぜコンサル業界の競合他社ではなくその企業なのかを1社ずつ説明できるようにしておくことです。
なぜなら、ひとくちにコンサル業界といっても企業によって顧客や仕事のスタイルは異なるから。
そして企業ごとの特徴を踏まえた志望動機を伝えることにより熱意を示せるから。
たとえば、コンサル業界には経営コンサルやITコンサル、建設コンサルなどさまざまな種類がありますよね。
大規模な海外プロジェクトをメインに行っている企業もあれば、中小企業と定常的に付き合っていくスタイルの企業もあります。
こうした特徴を1社ずつ明確化しておくことにより、説得力のある志望動機を伝えられるんですよね。
そうすることで、企業への熱意を示せるとともに入社後のミスマッチの回避にもつながりますよ。
④コンサル業界の仕事内容や活躍する人材の特徴を徹底的に調べておく
コンサル業界の仕事内容や活躍する人材の特徴を徹底的に調べておくことも重要なポイントです。
先程も説明したようにコンサル業界は就活生から大変人気のある業界なので、仕事内容や業界特徴の理解が浅いとまず内定は取れません。
(多くの就活生の中からわざわざ理解が浅い人を選ぶメリットはありませんからね。)
また、コンサルは情報収集力も求められる仕事なので就活で徹底的な調査ができない人は向いていないと判断されやすいです。
要するに、コンサル業界の就活ではいかに情報収集をして志望度の高さをアピールするかが重要なんですよ!
なので、企業ホームページや就職四季報、OB・OG訪問などあらゆる方法を使って仕事内容や活躍する人材の特徴を調べておいてください。
人気のある業界だからこそ、しっかり情報収集をして志望動機を明確化することが大切なんですね。
反対にコンサル業界のブラック企業の特徴は?
コンサル業界は平均年収が高い一方で、激務になりやすい業界でもあります。
そのため、適当に企業を選ぶと「ブラック企業に入社してしまった!」なんて後悔する可能性も。
そんなリスクを回避するためにはブラック企業の特徴を知っておくことも大切です。
では、コンサル業界のブラック企業にはどんな特徴があるのでしょうか?
【ンサル業界のブラック企業の特徴】
- 離職率が異常に高い(3年後離職率5割以上は要注意)
- 社員数に対して募集人数が多すぎる
- 過去にパワハラやセクハラの被害が出ている(口コミサイトで確認)
①離職率が異常に高い(3年後離職率5割以上は要注意)
1つ目の特徴は離職率が異常に高いこと。
なぜなら、離職率が高い企業は激務だったり人間関係が悪かったりと何かしら問題を抱えていると判断できるからです。
(労働環境が良いホワイト企業だったらあまり人は辞めないですからね。)
新卒入社3年後の平均離職率は3割程度なので、5割以上の企業は要注意です。
ただし、ひとつ知っておいてほしいのはコンサル業界はそもそも離職率が高めな業界であるということ。
キャリアアップや独立など前向きな離職も多いので、一概に「離職率の高さ=ブラック度」とは言えません。
あくまでもブラック企業を見分ける方法のひとつとして理解しておいてくださいね。
②社員数に対して募集人数が多すぎる
2つ目の特徴は、社員数に対して募集人数が多すぎることです。
というのも、募集人数が多いのはそれだけ多くの人が辞めていると考えられるから。
そして多くの人が辞めるということは、労働環境が悪いブラック企業だと判断できるから。
要するに、「労働環境が悪い→人が辞める→その分募集人数が多くなる」ということですね。
目安としては、社員数に対して募集人数が1割以上の企業は要注意です。
なので、ブラック企業を見分ける際は募集人数の多さにも着目してくださいね。
③過去にパワハラやセクハラの被害が出ている(口コミサイトで確認)
過去にパワハラやセクハラの被害が出ている企業もブラック企業である可能性が高いです。
なぜなら、パワハラやセクハラがあるということは社員を大切にする組織体制ができていないことの証拠と言えるから。
たとえば上司から理不尽な指示をされたり仕事のできない人を追い出したり…。
特に実力主義の風土が強いコンサル業界は、パワハラ気質の企業も多いので要注意ですね。
なので、口コミサイトでパワハラやセクハラ被害がないかもしっかり確認してください。
離職率や募集人数、口コミを確認することでブラック企業を回避できるということですね!
コンサル業界に関するよくある質問
最後に、コンサル業界への就職に関してよくある質問をまとめてみました。
ここまでの説明で疑問が残っている人はぜひ解消してくださいね。
質問① コンサル業界はしんどいと聞いたことがあるのですが本当ですか?
コンサル業界は大変とよく聞くのですが、それは本当なのですか?少し不安です。
コンサル業界の仕事は、はっきり言って楽ではありません。
というのも、コンサルは顧客企業の将来を左右する重要な役割を担っているから。
それゆえに仕事量が多く、上司や先輩から厳しい指導が入ることも。
また、コンサルは経営者へのサービス業とも言えるので良好な人間関係を築かなければならないという難しさもあります。
よってコンサル業界は仕事の特性上しんどいことも多いと言えます。
ただし、その分達成感や貢献度も大きな仕事なので誇りを持って働いている人も多くいます。
なので、仕事がしんどいかどうかは何を優先するかにもよりますね。
質問② コンサル業界の中でも成長性が高い企業の特徴はありますか?
コンサル業界に興味があるのですが、成長性が高い企業に就職したいです。どんな特徴の企業を選ぶべきですか?
コンサル業界の中で成長性が高い企業を狙うなら、海外展開支援やマイナンバー対応、AI活用支援など近年ニーズが高まっている分野を扱っているところがおすすめ。
働き方改革や新型コロナウイルスの影響もあって、デジタル化やテレワークの導入といった業務効率化に関する分野も伸びていますね。
要は、時代の変化に合っている分野なら高い成長が期待できるということ!
また、近年コンサルは「大事なときに助言をくれる人」から「日常的に問題を解決してくれる相談相手」へと立ち位置が変化してきています。
単なる解決策の提示や情報提供だけでなくよりクリエイティブな価値の提供が求められているので、こうした経営方針を掲げている企業も大きな成長が見込まれるでしょう。
質問③ コンサル業界でのキャリアアップの流れが知りたいです
コンサル業界ではどのようにキャリアアップしていけますか?だいたいの流れを知りたいです。
コンサル業界では、以下の4ステップでキャリアアップしていくのが一般的です。
- アナリスト:情報収集や分析、資料作成など
- コンサルタント:プロジェクトの実作業を担当
- マネジャー:プロジェクト管理、顧客との折衝、人材育成など
- パートナー:顧客開拓、プロジェクト受注など
新卒入社の場合、まずはアナリストとして2〜4年の経験を積み実力に応じて昇進していきます。
なお、コンサル業界は転職も盛んな業界でキャリアアップのために離職することも珍しくありません。
たとえば、大手コンサルで働いた後小規模コンサルで幅広い裁量を持って仕事をしたり、反対に中小から大手コンサルに転職することでキャリアアップを図る人もいます。
コンサル業界でキャリアアップを考えるなら、転職も含めたキャリアプランを考えておくと良いですね。
質問④ コンサル業界から他の業界への転職は可能ですか?
コンサル業界は転職にも有利だと聞きましたが、他業界に転職することも可能ですか?
コンサル業界から他業界への転職は可能です。
なぜなら、コンサル業務は問題解決能力や分析力などさまざまなスキルが身に付き、転職における市場価値が高くなるから。
業界や企業を問わずあらゆる経営課題に向き合う職業なので、他業界でも歓迎されやすいんですよね。
たとえば、メーカーやIT系、金融系、ベンチャー企業などはコンサル出身者も多く活躍しています。
特に20〜30代の若いうちは転職しやすい傾向があります。
なので、他業界に転職しやすいのもコンサル業界の魅力と言えますね。
コンサル業界は大変だけどキャリアアップしやすく将来性がある業界なんですね。まずます興味が強くなりました!
本記事の要点まとめ
本記事では、コンサル業界の特徴やホワイト企業、ホワイト企業の探し方について共有してきました。
コンサル業界は年収が高く将来性もあることから、就活生から高い人気を誇っています。
しかし成果主義の風土が強く激務になりやすいことから、年収やかっこよさに惹かれて適当に企業を選ぶのは大変リスキーです。
なので、労働条件や口コミ、離職率などをよく調べてから自分に合う企業を見極めてください。
その際は、就活エージェントや大手求人サイト、就職四季報などを活用するとより多くの情報を集められますよ。
また、コンサル業界は人気業界なので志望動機や自己分析などの選考対策も欠かさないようにしてくださいね。
この記事を読んだみなさんが、コンサル業界のホワイト企業に就職できることを心から願っています。
▼本記事のまとめ
- コンサル業界は年収が高く将来性もある一方で、成果主義で激務になりやすい業界である。
- よってホワイト企業を狙うなら残業時間や年間休日数、離職率などを入念に調べ慎重に企業を選ぶべき。
- ホワイト企業を探す方法としては、就活エージェントや大手求人サイト、就職四季報、知人からの紹介などがおすすめ。
- コンサル業界は人気があり就職難易度も高いため、就職するには企業選びだけでなく選考対策や自己分析などの準備も大切。
- コンサル業界では扱う分野や外資系or日系で労働環境や風土が大きく異なるため、1社ずつ企業研究をしておくべき。
【ホワイト企業に関する基礎知識】
- ホワイト企業とは・特徴
- ホワイト企業の基準
- ホワイト企業に入社するメリット・デメリット
- ホワイト企業が合わない人の特徴
- ホワイト企業の残業時間
- ホワイト企業の福利厚生
- ホワイト企業の年間休日
- ホワイト企業の有給休暇取得日数
- ホワイト企業の平均年収
- ホワイト企業の平均勤続年数
- ホワイト企業の割合
- ホワイト企業あるある
- ホワイト企業だけど辞めたい場合の対処法
【ホワイト企業の探し方・選考対策】
【年代別のホワイト企業への転職方法】
【ホワイト業界に関する基礎知識】
【地域別のホワイト企業】
- 北海道に勤務地のあるホワイト企業
- 新潟に勤務地のあるホワイト企業
- 岐阜に勤務地のあるホワイト企業
- 愛知に勤務地のあるホワイト企業
- 大阪に勤務地のあるホワイト企業
- 京都に勤務地のあるホワイト企業
- 福岡に勤務地のあるホワイト企業
【業界別のホワイト企業ランキング】
- ホワイト企業ランキングTOP100
- 厚生労働省委託事業者認定のホワイト企業ランキングTOP100
- 中小企業のホワイト企業ランキング
- メーカーのホワイト企業
- BtoBのホワイト企業
- IT業界のホワイト企業
- 食品業界のホワイト企業
- 化学業界のホワイト企業
- 製薬業界のホワイト企業
- 農業業界のホワイト企業
- 人材業界のホワイト企業
- 広告業界のホワイト企業
- コンサル業界のホワイト企業
- エンタメ業界のホワイト企業
- 介護業界のホワイト企業
- 音楽業界のホワイト企業
- ホテル業界のホワイト企業
- 家電量販店業界のホワイト企業
- ジュエリー業界のホワイト企業
- 金融業界のホワイト企業
- リース業界のホワイト企業
- 旅行会社業界のホワイト企業
- 製造業業界のホワイト企業
- インフラ業界のホワイト企業
【ホワイト企業関連の認定制度】
【その他】