就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。
この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。
「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」
こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!
全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。
それでは本題に入っていきますね!
今回は、就活生から人気の旅行会社について企業研究していきます。
旅行会社を志望する人は「旅行会社のホワイト企業はどの企業なの?」という疑問を持つ人は多いですよね。
そこで僕なりに旅行会社の中で、労働条件が比較的ホワイトだと言えるような企業を10社厳選しました。
旅行会社への就職を少しでも検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね!
目次
【大前提】そもそも旅行会社とは?
ではまず始めに、そもそも旅行会社とは何かについて紹介します。
【旅行会社とは?】
- 旅行会社は、交通・宿泊などの要素から構成された旅行商品を企画・実施、あるいは仲介して販売する会社を指す。
上記の通り、旅行会社は、旅行したい人へ旅行プランの提案や手配をおこなう企業です。
また、大手旅行会社が旅行代理店へ業務委託をして、旅行プランの提案や手配をおこなってもらうケースもあります。
なお、旅行会社の業務範囲は、以下のような区分に分けられてるのはご存知でしょうか?
【旅行会社の業務範囲】
- 第一種:海外・国内の旅行を企画できる
- 第二種:国内旅行のみの企画ができる
- 第三種:一定の条件下で国内旅行を企画できる
- 地域限定:特定区域の国内旅行のみを企画できる
上記の通り、海外旅行も販売するかによって区分が分かれており、国内だけを取り扱う小規模の旅行会社も多いです。
業務内容は、市場のマーケティングをおこないながら、レジャー施設と協力して地域の特産物を作るメーカーや地方自治体と連携しながら商品を企画。
その他にも、営業として旅行者や企業向けにツアーの紹介をしたり、顧客のニーズをくみ取って受注型企画旅行を提案・旅行に同行することもあります。
なるほど!旅行会社って区分によって取り扱える旅行も決まってくるんですね!
そうなの!業務範囲はしっかり押さえておかないと国内旅行しか企画できない会社に入っちゃうこともあるから注意してね。
旅行会社に属する職種【5職種を解説】
では、続けて旅行会社に属する職種5つを紹介します。
(次の章にて、本題である具体的な企業を紹介していきます!まずは職種理解から。)
【旅行会社に属する職種】
- ツアーコンダクター(添乗員)
- ツアーガイド
- ツアープランナー
- カウンターセールス
- ツアーオペレーター
上記の旅行会社に属する職種を事前に理解することで、自分が旅行会社でやりたい仕事を明確にすることができます。
旅行会社にただ入りたいではなく、「旅行会社のツアーガイドとして〇〇の仕事がしたいから〇〇企業に入社する」まで落とし込めるような企業を選ぶのが大切です。
①ツアーコンダクター(添乗員)
旅行会社に属する職種の1つ目は「ツアーコンダクター」です。
ツアーコンダクターの仕事内容は、ツアー中の旅程管理や各種調整となります。
旅行者のツアーに同行するので、多くの旅行者と密接に関わることができる仕事の一つです。
なお、ツアーコンダクターは、「旅程管理主任者(国内資格・総合資格)」の取得が必要になります。
ただし、この辺りは、ほとんどの会社が入社後に研修をおこない取得機会を作ってくれるのでご安心ください。
②ツアーガイド
旅行会社に属する職種の2つ目は「ツアーガイド」です。
ツアーガイドの仕事内容は、観光地へきた旅行者へ観光地の案内をする仕事となります。
なお、海外のツアーガイドを目指す方も多いですが、その場合は、TOIECの点数なども求められるので注意が必要です。
その他、「旅行地理検定」や「歴史能力検定」もあると有利と言われています。
③ツアープランナー
旅行会社に属する職種の3つ目は「ツアープランナー」です。
ツアープランナーの仕事内容は、旅行商品(ツアー等)の企画をする仕事となります。
大手旅行会社の場合、商品企画だけをおこなう専門部署もあり、旅行会社の中でも重要な役割を担う仕事です。
なお、中小規模の旅行会社は、企画からツアーコンダクターの仕事まで一人でこなすことも少なくありません。
④カウンターセールス
旅行会社に属する職種の4つ目は「カウンターセールス」です。
カウンターセールスの仕事内容は、旅行会社のカウンターで顧客へ旅行商品の紹介・販売・新幹線や飛行機のチケット販売をおこないます。
来店された顧客からの要望が多く、しんどい一面もある仕事ですが、顧客からのお礼の手紙などをもらえることもあるやりがいの多い職種です。
⑤ツアーオペレーター
旅行会社に属する職種の5つ目は「ツアーオペレーター」です。
ツアーオペレーターの仕事内容は、旅行会社の依頼を受けて、交通機関やホテル・レストランなどの手配・予約を専門におこないます。
なお、海外の旅行会社からは日本・国内の旅行会社からは海外の手配依頼をされます。
以上が、旅行会社に属する職種5つとなります。
なるほど!旅行会社の中でも職種って細かく分けられているんですね。
そうなの!ちなみに、旅行会社はブラックなイメージを持たれる方も多いけど、大手旅行会社は比較的ホワイト企業が多いよ!
旅行会社のホワイト企業【10選】
ではさっそく、旅行会社の中でもホワイトな企業10社を紹介していきます。
旅行会社は、接客業がメインなのであまりホワイトな印象を持たれる方は少ないと思います。
ですが、旅行会社の中でも大手企業は比較的、福利厚生や研修制度が整っている企業も多いんですよね。
今回は、そんな旅行会社の中でも注目の10社を紹介していきます。
【ホワイトな旅行会社】
- 株式会社JTB
- 株式会社エイチ・アイ・エス
- KNT-CTホールディングス株式会社
- 株式会社アドベンチャー
- 株式会社エアトリ
- ベルトラ株式会社
- 株式会社ユーラシア旅行社
- 郵船トラベル
- ビックホリデー株式会社
- 株式会社旅工房
①株式会社JTB
ホワイトな旅行会社1社目は「株式会社JTB」です。
企業名 | 株式会社JTB |
企業概要 | 株式会社JTBは、旅行会社の中でもNo1の呼び声高い就活生に毎年人気の企業です。 JTBグループとして「ホワイト500」にも認定されている優良企業となります。 |
従業員数 | 12,726名(2022年4月1日現在) |
資本金 | 1億円 |
平均年収 | 430万円 |
平均残業時間 | 20時間〜30時間程度 |
株式会社JTBは、旅行会社を目指すと決めたときに真っ先に思い浮かぶ方も多い知名度の高い企業です。
従業員数は1万名を超えており、大手企業なだけあり福利厚生も充実しています。
ただし、旅行会社ということもありますが、平均年収は430万円とITなどの業界よりは少ないです。
もちろん、年齢を重ねるごとに年収が上がっていく傾向にありますが、大手企業だから年収が高いと期待しすぎないように注意しましょう。
②株式会社エイチ・アイ・エス
ホワイトな旅行会社2社目は「株式会社エイチ・アイ・エス」です。
企業名 | 株式会社エイチ・アイ・エス |
企業概要 | 株式会社エイチ・アイ・エスは、旅行事業のほかにもテーマパーク事業も手掛けています。 なお、旅行会社の中でも就活生からの人気は高く、規模や知名度含め業界トップクラスの地位を築いている企業です。 |
従業員数 | 連結10,849名(2022年10月27日現在) |
資本金 | 1億円(2022年10月27日現在) |
平均年収 | 503万円 |
平均残業時間 | 40時間〜50時間程度 |
株式会社エイチ・アイ・エスも、株式会社JTBに並ぶ知名度の高い企業です。
年収も500万円を超えており、旅行会社の中では高水準となっています。
また、大手気企業なだけあり、福利厚生も充実しているので働きやすい企業という口コミも多いです。
③KNT-CTホールディングス株式会社
ホワイトな旅行会社3社目は「KNT-CTホールディングス株式会社」です。
企業名 | KNT-CTホールディングス株式会社 |
企業概要 | KNT-CTホールディングス株式会社は、近畿日本ツーリストやクラブツーリズムを統括する純粋持株企業です。 |
従業員数 | 3,343名(2023年3月31日時点) |
資本金 | 1億円(2022年7月31日現在) |
平均年収 | 614万円 |
平均残業時間 | ネット上で明確なデータなし |
KNT-CTホールディングス株式会社は、大手旅行会社の「クラブツーリズム株式会社」や「近畿日本ツーリスト株式会社」をグループ会社として持つ企業です。
2022年には、東証スタンダード市場へ移行している大手企業となります。
なお、旅行会社の中では比較的年収が高く、成果を認められれば若いうちに出世の可能性もある企業です。
④株式会社アドベンチャー
ホワイトな旅行会社4社目は「株式会社アドベンチャー」です。
企業名 | 株式会社アドベンチャー |
企業概要 | 株式会社アドベンチャーは、国内外の格安航空券ツアーなどを比較・予約可能な「skyticket」というサービスを提供しています。 |
従業員数 | 159名(単体/2023年6月30日現在) |
資本金 | 33億7,675万円(2023年6月30日現在) |
平均年収 | 439万円 |
平均残業時間 | 20時間程度 |
株式会社アドベンチャーは、航空券等販売サイト「skyticket」の運営を主事業としておこなっています。
予約成約の成果報酬を顧客から受け取るビジネスモデルで収益を得る企業です。
なお、私服勤務が可能な企業としても有名であり、業績にもよりますが社員旅行なども福利厚生として携えています。
⑤株式会社エアトリ
ホワイトな旅行会社5社目は「株式会社エアトリ」です。
企業名 | 株式会社エアトリ |
企業概要 | 株式会社エアトリは、国内航空券予約サイト「エアトリ」を運営している企業です。 訪日旅行業も展開するほか、ベトナム現地法人でITオフシェア開発も手掛けています。 |
従業員数 | 114名(単体/2023年9月30日現在) |
資本金 | 約17億円(2023年7月31日現在) |
平均年収 | 418万円 |
平均残業時間 | 10時間〜20時間程度 |
株式会社エアトリは、国内航空券では最大手級の「エアトリ」というサービスを運営しています。
また、訪日旅行事業・Wi-Fiレンタル事業もおこなっており、今後のインバウンド需要を見越した事業展開にも注目の企業です。
なお、大手口コミサイトの「OpenWork」では、残業時間が少ないという口コミも多く、労働環境は良い印象を受けました。
⑥ベルトラ株式会社
ホワイトな旅行会社6社目は「ベルトラ株式会社」です。
企業名 | ベルトラ株式会社 |
企業概要 | ベルトラ株式会社は、海外オプショナルツアー予約サイト「VELTRA(ベルトラ)」の運営をおこなっている企業です。 アクティビティーを中心とした海外のツアーを主としてWebサイト経由で販売をおこなっています。 |
従業員数 | 162名(単体/2023年3月31日現在) |
資本金 | 18億2,360万円(2023年3月31日現在) |
平均年収 | 約500万円 |
平均残業時間 | ネット上で明確なデータなし |
株式会社ベルトラは、世界中からバリエーション豊かな観光サービスとアクティビティを発掘し、Web上で提供しています。
ベンチャー気質な企業でもあり、新しいことに柔軟に取り組める社風が魅力的な企業です。
なお、女性管理職が35%と高水準な企業であり、女性の方の活躍の場も多い企業となっています。
⑦株式会社ユーラシア旅行社
ホワイトな旅行会社7社目は「株式会社ユーラシア旅行社」です。
企業名 | 株式会社ユーラシア旅行社 |
企業概要 | 株式会社ユーラシア旅行社は、ありきたりの旅では満足できない成熟した旅行者向けに、遺跡・自然・伝統文化など知的好奇心を満足させるオリジナルツアーを開発・提供している企業です。 |
従業員数 | 47名(単体/2022年9月現在) |
資本金 | 3億1,200万円 |
平均年収 | 約393万円 |
平均残業時間 | 20時間程度 |
株式会社ユーラシア旅行社は、他社にはない斬新なオリジナルツアーの開発・提供をおこなっている企業です。
研修については、新入社員研修はもちろんのこと、添乗研修(国内&海外)もあります。
なお、従業員数は47名と少ないですが、JASDAQに株式を上場しており、労働環境含めた整備はしっかりされている企業です。
⑧郵船トラベル
ホワイトな旅行会社8社目は「郵船トラベル」です。
企業名 | 郵船トラベル |
企業概要 | 郵船トラベルは、日本郵船直系の旅行会社となります。 個人向けに豪華客船クルーズや観光旅行・法人向けに海外出張や視察・研修などを手掛けています。 |
従業員数 | 203名(単体/2023年4月1日現在) |
資本金 | 2億7,000万円 |
平均年収 | 470万円 |
平均残業時間 | 13時間程度 |
郵船トラベルは、富裕層をターゲットとした豪華客船クルーズや法人向けの研修ツアーなども手掛ける企業です。
特に有名なツアーは、クラシックやオペラを欧米で楽しむ「音楽・美術の旅」や「飛鳥II」や「にっぽん丸」クルーズなどがあります。
労働環境としては、旅行会社の中でも平均残業時間が少なく、働きやすい環境が整っている企業です。
⑨ビックホリデー株式会社
ホワイトな旅行会社9社目は「ビックホリデー株式会社」です。
企業名 | ビックホリデー株式会社 |
企業概要 | ビックホリデーは、パッケージツアー「ビックホリデー」ブランドの企画・卸売を主業としている企業です。 |
従業員数 | 146名(単体/2023年4月1日現在) |
資本金 | 8,000万円 |
平均年収 | 302万円 |
平均残業時間 | 20時間程度 |
ビックホリデー株式会社は、国内企画旅行はもちろん、韓国・東南アジアなどの海外旅行も取り扱っている企業です。
また、スキー・スノーボードツアーも手掛けており、全国約2,300社・5,400店舗の旅行代理店で企画商品を販売しています。
平均年収が302万円と低い部分は気になりますが、福利厚生含めた労働環境についてはしっかりと整っている企業です。
⑩株式会社旅工房
ホワイトな旅行会社10社目は「株式会社旅工房」です。
企業名 | 株式会社旅工房 |
企業概要 | 株式会社旅工房はネット専業の旅行会社となります。 自社サイトの「旅工房」で海外パッケージを販売している企業です。 |
従業員数 | 69名(単体/2023年3月31日現在) |
資本金 | 15億4533万円(2023年3月31日現在) |
平均年収 | 360万円 |
平均残業時間 | 20時間〜30時間程度 |
株式会社旅工房は、自社サイトとして「旅工房」を運営しています。
24時間オンライン予約のほか、地域専門のトラベルコンシェルジュによるツアーやオプションなどの提案型旅行に特徴があります。
なお、労働環境としては、大手口コミサイトの「ライトハウス」を見るかぎり、休日の連絡はないなどの口コミも見受けられました。
また、研修制度はしっかりと整っているという口コミも多く、成長環境が整っている企業となっています。
大手旅行会社だと年収500万円超えるところもあるし、福利厚生が充実している企業も多いんですね!
ちなみに、一番最初に紹介した「株式会社JTB」は毎年多くの就活生が選考に参加する人気企業だよ!
ホワイト企業に就職する方法
ホワイト企業に関する情報を集める中で、「結局どうやってホワイト企業に就職すれば良いの?」と悩むことが多いと思います。
内定を獲得するために選考対策はするとして、就活も転職も結局のところは「その企業との適性」で決まるんですよね。
要するに選んだ企業の人事が、「この人はうちの会社と合いそうだ」と判断してくれるかどうかで決まります。
就活や転職は適性で決まるため、エントリー企業数を増やすことが最も重要な対策となります。
(その上で、ホワイト企業に就職したい人は、それらのエントリー企業がホワイト企業である必要があります)
では具体的にどうやってエントリー企業数を確保していけば良いのか?
おすすめの手段を3つ共有しますね。
①求人サイトでホワイト企業を絞り込んで探す
ホワイト企業のエントリー数を増やすための王道的な手段が求人サイトです。
ホワイト企業への就職を考えた場合、求人サイトを利用する際には必ず「求人検索の絞り込み機能」を活用するようにしてください。
このホワイト企業ナビでは、元々「残業時間・年間休日数・離職率」に基準を設けて、それらすべて満たす企業のみを掲載しているので絞り込みの必要がないようなサイトにしています。
ですが、一般的な求人サイトはあらゆる求人が掲載されているので、ホワイト企業に就職したい人は、自分が求める「残業時間」「休日数」「離職率」「福利厚生」など、条件を絞り込んで検索することが重要です!
求人サイトとしておすすめは、求人数も多く、かつ検索機能の絞り込みが充実している「マイナビ」がやはりおすすめですね。
②就活エージェントに条件を伝えて優良企業だけ紹介してもらう
次に、ホワイト企業のエントリー数を確保する上で、就活エージェントも非常に有用です。
就活エージェントは面談を元にして、求人紹介から選考対策まで、すべて無料でサポートしてくれるサービス。
また求人サイトに公開されていない非公開求人も紹介してくれる点が強いです。
この就活エージェントを賢く利用するためには、必ず自分が求める労働条件を担当者に伝えることです。
実際に僕が就活生の時は、次のように担当者に伝えることで、紹介求人を絞り込んでいました。
【担当者に伝えた内容】
- 「プライベートの時間を重要視したいので、月の残業時間が平均20時間以内の企業で、かつ完全週休2日の土日休みの企業のみを紹介して頂きたいです。業界は現在、食品業界、化学業界、自動車業界を志望していますが、他業界も興味があります。」
就活エージェントを利用する際に、すべて担当者任せにしてしまう人が多いのですが、それだと「受かりやすい企業」を紹介されてしまうので、ホワイト企業への就職を考える人は必ず条件を伝えてください。
利用する就活エージェントですが、選ぶ視点としては「保有求人数が多くて実績があるか」です。
「ミーツカンパニー就活サポート」が全国対応かつオンライン面談にも対応していて、保有求人数と実績があるのでおすすめですね。
③逆求人サイトで得たスカウトからホワイト企業にだけエントリーする
最後に、エントリー企業数を確保する上で非常に役立つのが逆求人サイトです。
逆求人サイトは登録すると、企業側からスカウトが届くサイトなので、自動的に企業との接点を獲得できます。
逆求人サイトを利用する際は、必ず届いたスカウトの中から、自分が求める労働条件の企業だけにエントリーしましょう。
スカウト元の企業の採用情報や口コミサイトで調べたり、気になる企業だけど労働条件の詳細がない場合は、逆求人サイトのチャットにて直接企業に質問するのもおすすめです。
利用すべき逆求人サイトとしては、利用企業数の多さが最も重要なので「キミスカ」と「OfferBox(オファーボックス) 」がベストです。
以上、3つの方法でエントリー企業数を確保していくことがホワイト企業に就職する上で最も重要です。
またホワイト企業に就職する場合は、必ず「自分にとってのホワイト企業の定義を明確化すること」をしてください。
そうしないとそもそも「どんな企業が自分にとってのホワイト企業なのか」を把握できません。
ホワイト企業の特徴について、別途まとめた記事を書いているので、そちらの記事を参考に明確化しましょう。
» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社!?
とにかく「ホワイト企業のエントリー数を増やすこと」が肝になるんですね。
企業との適性は企業側からしか判断が難しい部分でもあるから、しっかりとホワイト企業のエントリー数を確保していくことが、求職者側ができる重要な行動だと言えるよね。
旅行会社にホワイト企業は存在するのか?
では続けて、旅行会社にホワイト企業は存在するのか解説していきます。
なお、結論からお伝えすると、先ほど紹介した10社含め、旅行会社にホワイト企業は存在します。
もちろん、以下の三拍子が揃った旅行会社が存在するのも事実です。
【ブラックな企業の三拍子】
- 長時間労働(人手不足や24時間稼働の工場など)
- 福利厚生がまったく整っていない
- 有給休暇を取得させてもらえない
ですが、上記のような労働環境は、旅行会社にかぎらずどこでもあります。
そのため、旅行会社の中でもホワイト企業は存在すると言えます。
なるほど!旅行会社の中にもホワイト企業は存在するんですね。
もちろん、サービス業であってもホワイト企業は存在するよ!
この辺りの、旅行会社の中でもホワイトな企業を見極める方法はしっかりと身につけておこう!
旅行会社のホワイト企業を見極める方法【3選】
ではさっそく、旅行会社のホワイト企業を見極める方法3つを紹介します。
多くの旅行会社がある中で、自分の気になった旅行会社がホワイトなのか見極める力は必須です。
だからこそ、当記事で旅行会社のホワイト企業を見極める方法は確認しておきましょう。
【ホワイト企業を見極める方法3選】
- 企画から添乗まで全て一人でおこなう必要がないか確認
- 旅行でお得になる福利厚生が存在するか確認
- 厳しいノルマが決められていないか確認
①企画から添乗まで全て一人でおこなう必要がないか確認
旅行会社のホワイト企業を見極める方法1つ目は「企画から添乗まで全て一人でおこなう必要がないか確認」です。
と言うのも、旅行会社の中には、商品パッケージの企画から当日の添乗までおこなう企業が存在します。
このような企業は、残業時間が多く、ブラック企業と言われる労働環境であることが多いです。
とくに、小規模の旅行会社にある特徴なので、企画から添乗まで全て一人でおこなう必要がないかはしっかり確認しておきましょう。
②旅行でお得になる福利厚生が存在するか確認
旅行会社のホワイト企業を見極める方法2つ目は「旅行でお得になる福利厚生が存在するか確認」です。
例えば、JTBは、社員向けの割引賃金で航空券を販売してくれることがあります。
その他にも、ホテルや旅館がエージェント割引で利用できるなど、旅行会社のお得な福利厚生も存在します。
このように、旅行会社だけの特別な福利厚生が揃っている企業は、従業員を大切にしている可能性が高くおすすめです。
③厳しいノルマが決められていないか確認
旅行会社のホワイト企業を見極める方法3つ目は「厳しいノルマが決められていないか確認」です。
なお、ノルマの有無を入社前に確認するのは難しいですが、例えば、OB・OG訪問を活用して聞いておきましょう。
また、企業の口コミや評判を確認できる以下サイトの活用もおすすめです。
【おすすめ口コミ・評判サイト】
- OpenWork:1500万件以上の社員のリアルな口コミが無料で閲覧可能
- ライトハウス:年間5000万ユーザーが利用する日本最大の口コミプラットフォーム
上記のような口コミサイトを活用しつつ、厳しいノルマがないかを確認しておきましょう。
旅行会社は、厳しいノルマが課せられることも多いので要チェックです。
なお、その他、ホワイト企業の特徴を詳しく解説した記事を別で書いているので、合わせて読んでくださいね!
» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社?
なるほど!旅行でお得になる福利厚生がある企業を確認する視点は抜けてました!
旅行でお得になる福利厚生は、社員にこそ旅行の魅力を知ってもらいたいという企業の思いからきていることも多いよ!
旅行会社への就職が向いている人の特徴【3選】
では最後に、旅行会社への就職が向いている人の特徴3つを紹介します。
【旅行会社への仕事が向いている人の特徴3選】
- 企画・計画を立てることが好きな人
- 語学力を最前線で活かしたいと考えている人
- 接客業務が好きな人
①企画・計画を立てることが好きな人
旅行会社への就職が向いている人の特徴1つ目は「企画・計画を立てることが好きな人」です。
と言うのも、旅行会社では、お客様の要望に応じて旅行計画を練る仕事があります。
そのため、企画力はもちろんのこと、計画を立てることが好きでないと成り立たない仕事です。
以上のことから、誰かに対して企画・計画を立てることが好きな人は、旅行会社に向いていると言えます。
②語学力を最前線で活かしたいと考えている人
旅行会社への就職が向いている人の特徴2つ目は「語学力を最前線で活かしたいと考えている人」です。
と言うのも、旅行会社の中には、海外の旅行手配をおこなうケースも多いです。
そのため、語学力を最前線で活かしたい方は、海外のパッケージも販売している旅行会社が向いていると言えます。
③接客業務が好きな人
旅行会社への就職が向いている人の特徴3つ目は「接客業務が好きな人」です。
旅行会社では、ほとんどの業務がお客様との会話なくして成り立ちません。
とくに、「ツアーコンダクター」や「ツアーガイド」は、もっともお客様と関わる仕事内容の一つです。
そのため、接客業務が好きな人にとっては、旅行会社はかなり向いていると言えます。
ネットには、旅行先のお土産と手紙をもらったという口コミもあり、苦労の中にも喜びが多い仕事です。
なるほど!やっぱり接客業だからこそ味わえる、お客様からの感謝の言葉って嬉しいですよね!
そうだね!旅行のお礼に小さな子供から手紙もらえたりするとまた頑張ろうって思えるよ!
本記事の要点のまとめ
今回は、旅行会社のホワイト企業10社を中心に紹介しました。
【ホワイトな旅行会社10選】
- 株式会社JTB
- 株式会社エイチ・アイ・エス
- KNT-CTホールディングス株式会社
- 株式会社アドベンチャー
- 株式会社エアトリ
- ベルトラ株式会社
- 株式会社ユーラシア旅行社
- 郵船トラベル
- ビックホリデー株式会社
- 株式会社旅工房
もちろん、旅行会社の中には、「残業時間が多い」や「給料が低い」と言われている企業も多く存在します。
しかし、上記内容は、旅行会社にかぎらず多くの企業で存在します。
だからこそ、労働環境は必ず確認しつつ、しっかり企業研究をおこないましょう。
旅行会社は、人々に特別な時間を与えることのできるやりがいのある仕事です。
人生の中で多くの割合を占めるのが仕事だからこそ、挑戦する価値も高いのではないでしょうか。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
【本記事の要点まとめ】
- 大手旅行会社は福利厚生もしっかりしている企業が多い
- 旅行の企画から添乗まで一人でこなすような企業は要注意
- 企画や計画を立てることが好きな方は旅行会社はおすすめの業界
【ホワイト企業に関する基礎知識】
- ホワイト企業とは・特徴
- ホワイト企業の基準
- ホワイト企業に入社するメリット・デメリット
- ホワイト企業が合わない人の特徴
- ホワイト企業の残業時間
- ホワイト企業の福利厚生
- ホワイト企業の年間休日
- ホワイト企業の有給休暇取得日数
- ホワイト企業の平均年収
- ホワイト企業の平均勤続年数
- ホワイト企業の割合
- ホワイト企業あるある
- ホワイト企業だけど辞めたい場合の対処法
【ホワイト企業の探し方・選考対策】
【年代別のホワイト企業への転職方法】
【ホワイト業界に関する基礎知識】
【地域別のホワイト企業】
- 北海道に勤務地のあるホワイト企業
- 新潟に勤務地のあるホワイト企業
- 岐阜に勤務地のあるホワイト企業
- 愛知に勤務地のあるホワイト企業
- 大阪に勤務地のあるホワイト企業
- 京都に勤務地のあるホワイト企業
- 福岡に勤務地のあるホワイト企業
【業界別のホワイト企業ランキング】
- ホワイト企業ランキングTOP100
- 厚生労働省委託事業者認定のホワイト企業ランキングTOP100
- 中小企業のホワイト企業ランキング
- メーカーのホワイト企業
- BtoBのホワイト企業
- IT業界のホワイト企業
- 食品業界のホワイト企業
- 化学業界のホワイト企業
- 製薬業界のホワイト企業
- 農業業界のホワイト企業
- 人材業界のホワイト企業
- 広告業界のホワイト企業
- コンサル業界のホワイト企業
- エンタメ業界のホワイト企業
- 介護業界のホワイト企業
- 音楽業界のホワイト企業
- ホテル業界のホワイト企業
- 家電量販店業界のホワイト企業
- ジュエリー業界のホワイト企業
- 金融業界のホワイト企業
- リース業界のホワイト企業
- 旅行会社業界のホワイト企業
- 製造業業界のホワイト企業
- インフラ業界のホワイト企業
【ホワイト企業関連の認定制度】
【その他】