就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。
この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。
「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」
こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!
全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。
それでは本題に入っていきますね!
僕が就活生の時、とにかく「休みがしっかりと取れる会社」を選ぶようにしていました。
なぜなら「休日」があることで、自己投資の時間も確保できるし、しっかりと休むことで仕事にも集中できると考えていたからです。
(この考えは社会人になった今でも大切にしていて、正しいことだと確信しています)
そこで今回は「休みが多い会社」について、徹底解説していきます!
休みが多い会社の具体例だけでなく、どのように休みが多い会社を探せば良いのかまで深掘りして解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
休みが多い会社の探し方や、具体的な企業例が知りたかったので助かります!
休みが多い会社に身を置くことで、仕事とプライベートのメリハリがついたり、休息することで仕事が効率的にできたりと良いことが多いよね!
目次
「休みが多い」とは年間休日で何日以上?
休みが多い会社について解説していく上で、まずは「休みが多い」の定義をはっきりさせる必要があります。
そのためにはまず日本企業の年間休日の平均を見ていきましょう。
厚生労働省が公開した「令和4年就労条件総合調査」によると、従業員数が1000名以上の企業の1企業あたりの平均年間休日数は115.5日でした。
従業員規模が小さくなればなるほど、平均の年間休日は減っていきます。
従業員数1000人以上:115.5日
従業員数300〜999人:114.1日
従業員数100〜299人:109.2日
従業員数30〜99人:105.3日
全体として見ると、日本企業の平均年間休日は107.0日という調査結果となります。
従業員数1000人以上の規模の平均である115.5日を考えると、「休みが多い会社」に必要な年間休日数は120日以上と言えるでしょう。
(平均である115日以上とすると、平均と変わらず「多い」とは言えないので)
よってこの記事では、「休みが多い会社」の定義を、年間休日120日以上として解説していきます。
このあたりの休日数についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
» 【ホワイト企業の年間休日は?】120日が基準は本当なのか?
従業員数1000人以上の企業の平均である115日よりも、更に5日も休日が多い年間休日数120日以上であれば、たしかに休みが多いと言えますね。
従業員規模が30〜99人の企業の平均は105日だから、120日はそれよりも15日も休日が多いね。
休みが多い会社の探し方【4選】
ここまで休みが多い会社の定義を、年間休日が120日以上の会社と定義しました。
この章では、具体的な企業を知るよりも重要となる「休みの多い会社の探し方」を解説します。
探し方さえ把握すれば、この記事で紹介する企業だけでなく、他に何百、何千の会社を探すことができます。
僕が今求職者なら、以下の4つの方法で休みが多い会社を探しますね。
【休みが多い会社の探し方】
- ホワイト企業に特化した求人サイトを利用する
- 求人サイトで絞り込み検索をする
- 口コミサイトで絞り込み検索する
- 就活(転職)エージェントから紹介してもらう
探し方① ホワイト企業に特化した求人サイトを利用する
休みが多い会社を調べる方法の1つとして、この記事を掲載しているホワイト企業ナビが使えます。
ホワイト企業ナビは、「年間休日120日以上」という条件だけでなく、他に「3年後離職率30%割未満」「月の平均残業時間25時間以内」という計3条件をすべて満たす企業のみを掲載しています。
休みが多く、かつ残業時間が短い企業がピンポイントで知りたいという人は利用してみてくださいね。
探し方② 求人サイトで絞り込み検索をする
ホワイト企業ナビは、求人を厳選しているので掲載数が少ないです。
一方で、マイナビやリクナビなどの大手求人サイトは求人数が豊富なので、利用しない手はないですね。
上記の画像のとおりで、マイナビの場合であれば「年間休日120日以上」というチェック項目があるので、この項目にチェックを入れて求人を検索すると休みが多い会社に絞って探すことができます。
探し方③ 口コミサイトで絞り込み検索する
次に、休みが多い会社の探し方として「口コミサイト」も非常に便利です。
口コミサイトとは、各企業に対して現役の社員やOBが口コミを投稿するサイトですね。
この口コミサイトでは、口コミを見るだけでなく求人検索機能も備わっているサイトもあります。
下記の画像のように、求人検索のフリーワードにて「年間休日120日」などを入れて検索することで、年間休日120日という記載のある求人を検索することができます。
利用すべき口コミサイトとしては、口コミ投稿数の多いサイトがおすすめです。
▼おすすめの口コミサイト
・ワンキャリア:就活生向け。企業の口コミだけでなく、選考情報も確認できる
・ライトハウス:日本最大級の口コミサイトで、サイトも見やすいので個人的にベスト
・オープンワーク:こちらも口コミサイト大手で、ライトハウスと併用するのがおすすめ
・転職会議:約20万社の口コミが掲載されている大手口コミサイト
探し方④ 就活(転職)エージェントから紹介してもらう
そして最後、休みの多い会社の探し方としておすすめが就活エージェントから紹介してもらう方法ですね。
就活エージェントや転職エージェントは、初回面談を受けた上で、求人の紹介から選考対策のサポート(ESや職務経歴書の添削や面接対策、面接のスケジューリングなど)まで対応してくれる無料のサービスです。
初回面談時に、「年間休日120日以上の企業に限って紹介して欲しい」という旨を担当者に伝えることが重要です。
そうすれば休みの多い会社を厳選して紹介してもらうことができます。
利用すべき就活エージェント
就活エージェントを利用する場合は、ポイントとしては「運営会社が大手で紹介してもらえる企業の数が多く、かつ実績のあるサービスを選ぶこと」です。
中小規模の就活エージェントを利用してしまうと、自分が求める条件に合うような企業を紹介してもらえない可能性が高いので注意してください。
僕が今就活生なら利用するのは、運営企業が超大手の「ミーツカンパニー就活サポート」ですね。
入社実績が1万人と実績が凄まじいのと、全国対応かつオンライン面談にも対応。
僕が運営している就活攻略論でも”最もおすすめの就活エージェント”として紹介しています。
なるほど!求人サイト以外にも口コミサイトや就活エージェントからの紹介によって、休みが多い会社を探すことができるんですね!
これ以外にも合同説明会や逆求人サイトなど、企業の探し方は複数あるけど、効率的に休みが多い会社をピンポイントに探すのはこれらの方法がおすすめだよ。
休みが多い会社【100社】
では次に休みが多い会社を具体的に紹介していきます。
(※この記事を執筆している2023年現在のデータとなります、また職種や勤務地によって休日数は異なる可能性があるので入社検討の際には人事に確認するようにしてください。)
▼休みが多い会社(年間休日が120日以上の会社)
- 日本リック株式会社
- アイティアペックス株式会社
- 高松建設株式会社
- 株式会社リブ
- 株式会社リケン
- 株式会社Fast Fitness Japan
- 株式会社鈴木工務店
- 株式会社セゾンリアルティ
- 株式会社マイクロウェーブ
- 株式会社レッティ
- テラルテクノサービス株式会社
- TMES株式会社
- 株式会社ピーアンドアイ
- 株式会社ニッポンダイナミックシステムズ
- 日本総合システム株式会社
- 株式会社ラディアント・ソリューションズ
- 株式会社東京自働機械製作所
- ジェット・テクノロジーズ株式会社
- 協立機電工業株式会社
- ヤマトプロテック株式会社
- 株式会社東京大学TLO
- 宇津商事株式会社
- アールアイ・ソフトウェア株式会社
- ウチヤマコーポレーション株式会社
- 株式会社セントラルユニ
- JNC株式会社
- 富士システムズ株式会社
- 長田電機工業株式会社
- 日本フエルト株式会社
- 株式会社近鉄ロジスティクス・システムズ
- 日本ハムマーケティング株式会社
- 株式会社タイカ
- 大和ハウスリアルティマネジメント株式会社
- 向洋電機株式会社
- 株式会社日本空港コンサルタンツ
- 株式会社太陽ビルマネージメント
- テラルテクノサービス株式会社
- 株式会社弘輝
- 大和ライフネクスト株式会社
- 株式会社横森製作所
- 東京都市サービス株式会社
- 株式会社ファブリカコミュニケーションズ
- 株式会社アイティーブレーン
- 株式会社ダイムラー・コーポレーション
- 株式会社ワールドインテック
- 株式会社シーエーシー
- 東京コンピュータサービス株式会社
- 株式会社NECT
- 株式会社シティコム
- 株式会社EXCEED
- 日興通信株式会社
- 株式会社BRI
- 日本BCP株式会社
- 株式会社アポローン
- マンパワーグループ株式会社
- UTコネクト株式会社
- 日本インサイトテクノロジー株式会社
- サイバーコム株式会社
- 株式会社エイジェック
- 株式会社マイナビ
- トーテックアメニティ株式会社
- ニデックインスツルメンツ株式会社
- 東芝ライフスタイルグループ
- 株式会社ベネッセi-キャリア
- 株式会社ソラスト
- 株式会社長谷工コミュニティ
- トランスコスモス株式会社
- JCOM株式会社
- 株式会社LITALICO
- 日本マニュファクチャリングサービス株式会社
- 株式会社リエイ
- 株式会社アルファシステムズ
- 株式会社ニチイ学館
- 株式会社スズケン
- 株式会社エスユーエス
- スガツネ工業株式会社
- キャル株式会社
- サンキン株式会社
- 株式会社セレクティ
- 愛知西農業協同組合
- SOLIZE株式会社
- 株式会社アセンド
- インフラテック株式会社
- 日本プロセス株式会社
- SANEI株式会社
- 横浜冷凍株式会社
- 株式会社アトックス
- 株式会社ヨコタエンタープライズ
- 株式会社グッドライフケア東京
- ウメトク株式会社
- 株式会社フコク
- 株式会社長谷工ライブネット
- 日本給食株式会社
- 小倉クラッチ株式会社
- 桑名三重信用金庫
- パナソニックライティングシステムズ株式会社
- ニッコーテクノ株式会社
- 株式会社建デポ
- マルイ農協グループ
- 株式会社不二工機
(※ホワイト企業ナビ、マイナビ2024から企業を調査致しました)
年間休日が120日以上の企業を100社紹介してきましたが、前の章で紹介した探し方によって、ここで紹介した企業以外にも5000社以上の企業を探すことができます。
あくまでこうした企業の具体例よりも「探し方」を習得することを大切にしてもらえると嬉しいです!
会社名を知らない企業ばかりですが、調べてみると、どこも年間休日が120日以上あり、かつ平均の残業時間も短い企業ばかりですね!
普通に生活していたら社名を知ることのないBtoB企業も多いからね。就活生からの知名度が低いと倍率は低くなるから、知名度が低くても労働条件が良ければ嬉しい限り!
休みが多い仕事(業界)は?
ここまで休みが多い会社の探し方と、具体的な企業を紹介してきました。
この章では、休みが多い仕事・業界についても補足として解説していきたいと思います。
有給休暇の平均取得日数が多い業界
データの信憑性が高い厚生労働省の最新データを見ると、業界別の「有給休暇の取得日数」に関するデータが見つかりました。
こちらを参考にすると、業界ごとの有給休暇の取得日数の平均が分かります。
上記のデータを元に、有給休暇の平均取得日数が多い業界を上から見ると以下のとおりです。
業界 | 労働者1人の平均有給取得日数/年 |
---|---|
複合サービス事業 | 14.2 |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 13.8 |
製造業 | 11.7 |
情報通信業 | 11.7 |
学術研究、専門・技術サービス業 | 11.5 |
金融業、保険業 | 11.2 |
鉱業、採石業、砂利採取業 | 10.5 |
運輸業、郵便業 | 10.4 |
医療、福祉 | 9.9 |
サービス業(その他) | 9.8 |
建設業 | 9.5 |
不動産業、物品賃貸業 | 9.5 |
あくまで年間休日ではなく、有給休暇の取得日数なので参考にしづらいデータではありますね。
そこで、他の調査データも合わせて見ておきましょう。
年間休日数が多い業界
こちらは古いデータになってしまいますが、業界別の年間休日に関するデータです。
上記のデータを元に、年間休日数が多い業界を上から見ていくと以下のとおりです。
業界 | 労働者1人の平均有給取得日数/年 |
---|---|
電気・ガス・熱供給・水道業 | 120.9 |
情報通信業 | 119.8 |
複合サービス事業 | 119.7 |
学術研究、専門・技術サービス業 | 119.6 |
金融業、保険業 | 119.1 |
情報通信業 | 118.8 |
金融業、保険業 | 118.4 |
製造業 | 117.9 |
不動産業、物品賃貸業 | 115.9 |
教育、学習支援業 | 113.3 |
サービス業(その他) | 112.5 |
建設業 | 112.2 |
こうして有給休暇の取得日数と、年間休日の両方を見ると、どちらも上位に入ってくる業界は「電気・ガス・熱供給・水道業」「複合サービス事業」「学術研究、専門・技術サービス業」あたりですね。
これらの業界に属する仕事は、他の業界と比べると休みが多い傾向にある可能性が高いと予測できます。
休みが多い職種は?
ここまで休みが多い業界を見てきましたが、「休みが多い職種」も気になりますよね。
下記は2012年に発表されたデータなので古いですが、休日が多い職種の調査データです。
(25〜34歳のホワイトカラー系職種の男女、5000人を回答対象としているので、データの信頼性は高い調査と言えます)
意外にも忙しい印象のある「製造系」や「営業系」が休みが多い職種として上位にきていますよね。
ですが、製造系の場合は「研究開発」「設計・開発」「セールスエンジニア」「生産技術・生産管理」などの職種は休みが多いのですが、「サービスエンジニア」に関しては117.5日と少ないので注意が必要です。
(同じ「製造系」でも細かい職種単位で見ると、全然違う!)
営業系に関しても、「MR」や「IT・インターネット」の営業は休日が多いですが、一方で「不動産」や「広告・メディア」は年間休日が少ないので注意です。
年間休日が少ない職種
同じ調査にて、反対に年間休日が少ない職種は以下のとおりでした。
職種 | 年間休日数 |
---|---|
サービス系 − ブライダルコーディネーター | 90.5 |
クリエイティブ系 − 映像クリエイター | 94.3 |
サービス系 − 調理 | 94.6 |
サービス系 − 店長 | 97.2 |
サービス系 − 美容関連職 | 98.8 |
サービス系 − ツアーコンダクター | 104.6 |
建築・不動産系 − 設計/施工管理 | 104.9 |
営業系−建築/不動産 | 107.1 |
サービス系 − スーパーバイザー | 108.4 |
営業系−広告/メディア | 109.5 |
2012年のデータですが、こうして見ると今でも状況は変わっていないと言えるでしょう。
ブライダルコーディネーターや、飲食系の職種、美容系、不動産営業などは、やはり年間休日は少ない傾向にある職種だと言えますね。
(補足として、これらはあくまで「平均」なので、企業によって休日数は大きく異なります。平均の年間休日が少ない職種でも、企業によっては休みが多かったりと企業単位で見ていくことが重要になる点は意識しておく必要があります!)
以上が、休みが多い業界や職種でした。1つの参考として覚えておくと良いですね。
あくまで平均ですが、業界や職種によって休みが多いかどうか明らかな差があるんですね!
休みの多さを特に重視する人は、休みが多い業界や職種も視野に入れて、業界研究や企業研究すると良さそうだね。
休みが多い会社に就職するメリット
ここまで休みが多い会社の探し方や、休みが多い企業・業界・職種を解説してきました。
この章からは更に「休みが多い会社」への理解を深めるための情報を共有していきます。
まず、休みが多い会社に就職することには、具体的にどんなメリットがあるのか?
僕が考えるメリットは以下のとおりです。
【休みが多い会社に就職するメリット】
- プライベートも充実させることができる
- 自己投資に時間を割くことができる
- 鬱になるリスクが少ない
メリット① プライベートも充実させることができる
まず第一に、休みが多ければプライベートも充実させることができます。
どれだけ給料が高くても、お金を使える日がないと意味がないように、休みがないと「何を楽しみに頑張っているのか」と悩む人も多いでしょう。
(何か目標があって、それに向けて今は仕事ばかりすると割り切れる人なら良いのですが)
休みがあれば、趣味の時間も作れるし、友達や恋人と会う時間も当然多く確保できます。
特に「友達が多い」「趣味が多い(または趣味にかける時間を確保したい)」という人は、休みが多い会社で働いた方が総合的な人生の幸福度は高くなると僕は思いますね。
メリット② 自己投資に時間を割くことができる
次に、休みが多い会社に就職するメリットとしては、自己投資に時間を割くことができる点が挙げられます。
これは実際に僕がそうでした。
食品メーカーの総合職として新卒入社したのですが、残業時間も短く、休日も確保されたホワイト企業でした。
よって午後6時に退勤した後、すぐにスタバに行って夜の10時までブログを書いたり、本を読んだりと自己投資の時間に当てることができたんですよね。
その結果、今では起業することができました。
個人的には若いうちに自己投資しておいて、「どの企業でも活躍できる人材になっておくこと」が非常に重要だと考えています。
よって休みが多い会社に就職しなくても、他社に転用可能なスキルや実績が身につくベンチャー企業に就職することも1つの選択肢であり(この場合は入社するベンチャー企業の見極めが難しいのでインターンなどの入社体験が重要だと考えていますが)、自分に合った方法で自己投資することをおすすめします。
休みが多いことで、休日に自己投資の時間を確保できるのは魅力ですよね。
休日の自己投資だと、自分が好きなことを勉強したり挑戦できるのが特に魅力的です!(ベンチャー企業などで強制的に自己投資する場合は自分が興味のないスキルに投資することになる可能性もあるので)
メリット③ 鬱になるリスクが少ない
最後に、休みが多いことはメンタル面へのメリットが大きいと思います。
どれだけ仕事が嫌いでも、しっかりと休日が確保されていれば「仕事は嫌だけど、休日を充実させれば良いや」となんとかやっていけます。
一方で、仕事が嫌いで、かつ休日も少ないとなるとメンタルは一気にやられますよね。
休日は「心の休息」であり、どれだけ体は大丈夫でも、心の休息が足りないと、突然ポキっと折れてしまうこともあります。
「自分は休みがないとやっていけない」という人は、企業選びの際に特に休日数は見るようにすべきです。
たしかに休みが多いと、プライベートの時間を確保できて「心の休息」ができますよね。
休みが少なく、ハードワークな環境下で成長できることも確かだけど、全然昇給もなく、得られるスキルも大したことないのに休みが少ないような企業に就職するなら、休みが多い会社に就職すべきだと思うね!
休みが多い会社に就職するデメリット
一方で休みが多い会社に就職することはメリットだけではありません。
少なからずデメリットもあると考えていて、具体的には以下のとおりです。
【休みが多い会社に就職するデメリット】
- 極端に高い給料を得ることが難しい
- ゆるい企業だった場合に転職で苦労する
デメリット① 極端に高い給料を得ることが難しい
まず第一に、休みが多い会社の場合は、極端に給料が高くなることは期待しにくいですね。
極端に高い給料が得られるような仕事は、やはりハードワークであることが多かったり、「休日出勤の手当」や「残業代」によって給料が高くなるケースが多いです。
また将来的に極端に高い給料を得たい(年収3000万円以上)場合、東証プライム上場企業の役員クラスでやっとそのレベルの年収となるケースが多いため、かなりの狭き門。
極端に高い給料を得たい場合は、ベンチャー企業の初期に入ってストックオプションを得て、その企業が上場するというパターンなどが候補として入るので、その選択を取るなら休日は少なくなります。
将来的に大きな資産を作りたいという人は、休日にこだわらずに、自己投資やそれが見込めるような企業でハードワークすることが必要になると言えますよね。
デメリット② ゆるい企業だった場合に転職で苦労する
次に休日が多い会社に就職し、更にその企業がゆるい場合、一見は良さそうに見えるのですが、仮に転職するとなった時に苦労します。
やっぱり人は「今よりも厳しい環境」に身を置くことのストレスは計り知れない生き物だと僕は思っていて、それを考慮すると若いうちにきつい環境にあえて身を置くことも正解となりえます。
実際に、僕は社会人になってから朝5時〜7時にブログを書いて、仕事してから、仕事終わりに18時〜22時までブログを書くようなハードワークをしていました。
その経験があるので「どんな状況になってもあの時よりは楽」と思うことができるんですよね。
ただ「休みが多くてゆるい会社が良い」という志向は、こうしたデメリットもあることを押さえておくべきだと僕は思います。
この他、ホワイト企業に就職するデメリットをまとめた記事も別で書いています。
どんな選択をするにも、良い側面だけでなく、悪い側面も見た上で判断することが重要なので、ぜひ知識として頭に入れておいてくださいね。
» 【ホワイト企業に就職するデメリット6選】メリットと合わせて解説!
たしかに休みが多い会社に慣れてしまうと、仮に転職して休みが多い会社になった時のきつさが尋常じゃなさそうですね。
転職先も休みが多い会社を選べば問題はないけど、それだけ選択肢がある状況でいられるとも限らないのが難しいところだよね。未来は誰も分からないから、あえてハードワークを経験して自分の耐性を高めることも良い選択肢になりえるよね。
休みが多い会社に関してよくある質問
ここまで休みが多い会社について解説してきました。
解説しきれなかった内容で、よくある質問をこの章では解説していきますね。
質問① 休みが多い会社は給料が低いですか?
「休みが多い会社=給料が低い」とは限りません。
なぜなら、休みが多くても残業時間が長ければ残業代によって給料が高くなる可能性もあります。
他にも休みが多い会社でも、基本給が高い会社だったり、ボーナスが多い会社であれば給料は高くなります。
反対に休みが少ないのに、給料が低い会社も多かったりと、「休日数」だけで給料は決まりません。
よって「休みが多くて給料も平均水準の会社」はたくさんあるので、そういった会社を志望するのも良い選択肢だと考えています。
(ちなみになぜ休みが多くても給料が高い会社があるのかと言うと、労働時間の長さが会社の稼ぎに比例するわけではないからです。ビジネスモデルの違いによって、社員が全然働かなくても儲かる会社もあれば、社員が長く働くのに全然儲からない会社もあります。)
本記事の要点まとめ
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
休みが多い会社の探し方や具体的な企業、入社するメリットやデメリットまで理解できたと思います。
結論から言うと、僕個人的には休みが多い会社に就職することは非常におすすめです。
(だからこそ、休みがしっかりと確保されているホワイト企業を紹介するこのホワイト企業ナビを運営しているという背景があります)
20代であれば、休日を使ってしっかりと自己投資にも時間を割くことが重要ですね。
この記事を通して、休みが多い会社への理解を深めて、自身のキャリアの参考にしてもらえれば嬉しい限りです。
またこの記事と関連して土日休みの仕事について解説した記事もあるので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね!
» 【土日が休みの仕事30選】完全土日休みでおすすめの職種一覧!
それでは本記事の要点をまとめます。
【本記事の要点まとめ】
- 休みが多い会社の年間休日数としては120日以上が1つの目安となる
- 休みが多い会社の探し方としては、「ホワイト企業に特化した求人サイトを利用する」「求人サイトで絞り込み検索をする」「口コミサイトで絞り込み検索する」「就活(転職)エージェントから紹介してもらう」などの方法が挙げられる
- 休みが多い会社に就職するメリットとしては、「プライベートも充実させることができる」「自己投資に時間を割くことができる」「鬱になるリスクが少ない」などが挙げられるが反対にデメリットとして「極端に高い給料を得ることが難しい」「ゆるい企業だった場合に転職で苦労する」などが挙げられるため、自分に合う選択を考え抜くことが重要
【ホワイト企業に関する基礎知識】
- ホワイト企業とは・特徴
- ホワイト企業の基準
- ホワイト企業に入社するメリット・デメリット
- ホワイト企業が合わない人の特徴
- ホワイト企業の残業時間
- ホワイト企業の福利厚生
- ホワイト企業の年間休日
- ホワイト企業の有給休暇取得日数
- ホワイト企業の平均年収
- ホワイト企業の平均勤続年数
- ホワイト企業の割合
- ホワイト企業あるある
- ホワイト企業だけど辞めたい場合の対処法
【ホワイト企業の探し方・選考対策】
【年代別のホワイト企業への転職方法】
【ホワイト業界に関する基礎知識】
【地域別のホワイト企業】
- 北海道に勤務地のあるホワイト企業
- 新潟に勤務地のあるホワイト企業
- 岐阜に勤務地のあるホワイト企業
- 愛知に勤務地のあるホワイト企業
- 大阪に勤務地のあるホワイト企業
- 京都に勤務地のあるホワイト企業
- 福岡に勤務地のあるホワイト企業
【業界別のホワイト企業ランキング】
- ホワイト企業ランキングTOP100
- 厚生労働省委託事業者認定のホワイト企業ランキングTOP100
- 中小企業のホワイト企業ランキング
- メーカーのホワイト企業
- BtoBのホワイト企業
- IT業界のホワイト企業
- 食品業界のホワイト企業
- 化学業界のホワイト企業
- 製薬業界のホワイト企業
- 農業業界のホワイト企業
- 人材業界のホワイト企業
- 広告業界のホワイト企業
- コンサル業界のホワイト企業
- エンタメ業界のホワイト企業
- 介護業界のホワイト企業
- 音楽業界のホワイト企業
- ホテル業界のホワイト企業
- 家電量販店業界のホワイト企業
- ジュエリー業界のホワイト企業
- 金融業界のホワイト企業
- リース業界のホワイト企業
- 旅行会社業界のホワイト企業
- 製造業業界のホワイト企業
- インフラ業界のホワイト企業
【ホワイト企業関連の認定制度】
【その他】