【ホワイト企業だけど辞めたい】実際に辞めた僕が後悔しない辞め方を共有!

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今回はホワイト企業だけど辞めたいと思っている人のための記事です!

「なぜホワイト企業だけど辞めたいと思うか?」「実際に辞めたら後悔するのか?」などなど。

そこで実際に後悔した時もありますし、反対に辞めて良かったと思うこともあります。

そんな実体験も踏まえて、ホワイト企業だけど辞めたいと考えている人の役に立つ情報を書いていくので、ぜひ参考にしてくださいね!

ホワイト企業に勤めていても辞めたいと思う人がいるんですね!

どれだけホワイト企業で労働環境が良くても、自分が求めることがその企業で実現できなかったりと色々な理由があるからね!それらを解説していくよ。

ホワイト企業だけど辞めたいと思う人はいる?

まずそもそもホワイト企業を辞めたいと思う人はいるのでしょうか?

まさに僕がその1人だったのと、僕の同期の営業職は約半分が退職しています。(僕の代は特に退職者が多い年でした。)

大手食品メーカーで知名度が高く、労働条件も良いのに辞める人はいます。

「ホワイト企業を辞めた人の数」という明確な調査データはありませんが、こうした僕の実体験からもホワイト企業を辞める人は全然多いことが分かりますよね。

次の章にて、なぜホワイト企業なのに辞めるのか、その理由を解説していきます。

次の章では実際にホワイト企業を辞めた僕が考えた理由や、同期に聞いた理由も共有していきます!

ホワイト企業だけど辞めたいと思う理由【6選】

ではなぜホワイト企業だけど辞めたいと思うのか。

ホワイト企業を辞めたいと考える理由として、代表的な理由は以下の5つです。

【ホワイト企業だけど辞めたいと思う理由】

  • 起業に役立つスキルが得られないから
  • 人間関係に不満があるから
  • 年収が低いから
  • 成長速度が遅いから
  • 他社に転用可能なスキルが身につかないから
  • 仕事に対してやりがいが持てないから

①起業に役立つスキルが得られないから

まず僕がホワイト企業を辞めた理由が、起業で役立つスキルが得られないと感じたからです。

僕は中学生の頃から、将来起業したいと考えていました。

ですが、具体的なやり方は分からず、まずは大企業に就職しようとしてカゴメ株式会社に入社。

これはカゴメ株式会社に限らず、大企業に共通することでしょう。

「起業を考えていたなら大企業に入社するなよ」と思われるかもしれないですが、その時の僕は大企業に就職した経歴が役立つと考えていたんですよね。

このように「将来的に起業したい」と考えている人が、ホワイト企業に就職して「やっぱり起業に役立たないから辞めよう」と思う人は少なからずいると思います。

②人間関係に不満があるから

続いて、ホワイト企業だけど辞めたいと考える理由として、多いのが人間関係への不満です。

どれだけ残業が短く、休日が多いホワイト企業だろうと、そこで働く社員は千差万別です。

僕はよく「ティッシュ配りでも親友とやれば楽しい」と話すのですが、逆も然りで「どんなホワイト企業でも嫌いな人と働くのは地獄」だと思います。

③年収が低いから

続いて、ホワイト企業だけど辞めたいと考える理由が年収の低さです。

どれだけ残業が短く、休日が多くても「それよりも給料が高い方が良い」と考える人は、ホワイト企業でも辞めたいと考えますよね。

④成長速度が遅いから

続いて、ホワイト企業だけど辞めたいと思う理由が成長速度が遅いと感じるからです。

補足として「ホワイト企業は成長速度が遅い」というわけではなく、成長速度が遅いホワイト企業があるということですね。(ブラック企業でも成長速度が遅い企業が当然あるわけで。)

ホワイト企業の中には、強固なビジネスモデルと長年付き合いのある取引先でガチガチに構築されている企業があり、そういった企業は安定性はあるものの、個人の寄与が少ない。やれることが少ない企業は多いです。

僕が入社したカゴメ株式会社もその1つだと思いました。

とにかく商品力が高い、ブランドもある、取引先からの信頼もある。

もう僕ができることは何もありませんでした。

個人に依存していないため会社としての力は凄まじいですが、個人の成長速度は遅くなります。

成長を実感できないと、どれだけ働きやすくても「もっと厳しい企業で成長したい」と考える人も出てきますよね。

⑤他社に転用可能なスキルが身につかないから

続いて、これは先に紹介した成長速度にも似ていますが、ホワイト企業で他社に転用可能なスキルが身につかないからと言って辞めたいと考える人は多いでしょう。

近年、転職がどんどん当たり前化しています。

1社にずっと勤めるなら他社に転用可能なスキルは不要。

実際に40代までホワイト企業に勤めていて、転職を考えたけど他社で評価されるスキルや実績が何もなくて転職できなかったという声も聞いたことがあります。

たしかに転職先の企業の立場で考えると、中途を採用するのにスキルや実績がないなら、給料が低い新卒を採用した方が良いですからね。

他社に転用できるスキルが身につかないことで、ホワイト企業だけど辞めたいと考える人がいることは容易に予想できますね。

⑥仕事に対してやりがいが持てないから

そして最後に、ホワイト企業だけど辞めたいと考える理由が、仕事に対してやりがいを持てないからです。

もちろんホワイト企業だろうがブラック企業だろうが、やりがいを持てる仕事かどうかは企業によるし、個人によっても異なります。

このあたりは仕事に何を求めるのか、個人の価値観によって異なるので、自分がどんな価値観を持っているのか自己分析することが重要ですよね。

なるほど!ホワイト企業だけど辞めたいと思う人は、こうした理由から辞めたいと考える人が多いんですね。

もちろんこの6つの理由以外にも、評価制度が曖昧だからとか、通勤時間が長いからなど、細かく様々な理由がある。

けれど、ホワイト企業を辞めたいと思う理由の代表例としてはこうした理由があるよね。

ホワイト企業を辞めて後悔する理由【5選】

ここまでホワイト企業だけど辞めたいと思う理由を解説してきました。

次に解説するのが、ホワイト企業を辞めて後悔する理由についてです。

「ホワイト企業を辞めること」についての理解を深めるためには、実際にホワイト企業を辞めた人の後悔について知る必要がありますからね。

ホワイト企業を辞めて後悔した理由を調査してみると、大きく5つの理由が分かりました。

【ホワイト企業を辞めて後悔する理由】

  • ホワイト企業の安定性が羨ましくなったから
  • 転職しても不満点が消えなかったから
  • 転職先の社員との人間関係が合わなかったから
  • 転職先に馴染むことができなかったから
  • 転職してから価値観が変わったから

①ホワイト企業の安定性が羨ましくなったから

まず、これは僕がホワイト企業を辞めた後、2ヶ月後に感じた後悔の気持ちです。

僕は転職ではなく、完全に個人事業主という形で独立したのですが、もちろん最初は収益0円。

土日に派遣のアルバイトに入ったり、借金をして何とか生き延びていたんですよね。

その後、なんとか粘って今も独立して仕事していますが、あのまま5年ぐらい全くうまくいってなかったら辞めなければ良かったと強く思っていた可能性は高いですね。

②転職しても不満点が消えなかったから

続いて、ホワイト企業を辞めて後悔した理由としては、転職しても不満点が消えなかったことが挙げられます。

世の中には完璧な会社はほとんどありません。何かしらどこかに不満を持ちます。

そんなふうに後悔してしまう人は多いでしょう。

③転職先の社員との人間関係が合わなかったから

次に、ホワイト企業を辞めた後悔としてよくあるのが、転職先の社員と人間関係が合わなかったという理由です。

これは実際に僕の同期が、食品メーカーを辞めて転職したけど、転職先の上司と合わずにまたすぐに転職しました。

「人間関係が合わない可能性」は転職する際に必ず付いてくるリスクとして、受け入れるしかないと僕は考えています。

④転職先に馴染むことができなかったから

続いて、ホワイト企業を辞めて後悔した理由としてよくあるのが、転職先に馴染むことができなかったという理由です。

どれだけ企業分析をして転職しても、その企業の社風は働いてみないと分からないことも多い。

この点は人間関係のリスクと共通します。

ホワイト企業に対して不満を抱き、転職したけど、転職先に馴染むことができなかったので「前のホワイト企業の方が良かったじゃん」と後悔する人は多いと予想できます。

⑤転職してから価値観が変わったから

最後に、ホワイト企業を辞めて後悔する理由としては、転職してから価値観が変わるケースです。

例えば、先の章で紹介した「成長速度が遅い」という理由でホワイト企業を辞めたとしましょう。

特に自己分析しきれておらず、「もっと成長したい」と軽い気持ち、思いつきで転職を決意してしまった場合に陥りやすい後悔なので、転職してから価値観が変わらないよう自己理解を徹底しておく必要がありますね。

なるほど!こうして後悔する理由を聞くと、たしかにこうした理由でホワイト企業を辞めた後に後悔する可能性は高いな…と思ってしまいますね。

特に自己理解が甘い状態で転職した場合に後悔しやすいから、後悔する理由にしっかりと目を通した上で自分は後悔しないかどうかを考え抜く必要があるよね。

ホワイト企業は辞めない方が良いのか?

ここまでホワイト企業だけど辞めたいと考える理由と、反対に辞めて後悔する理由について解説してきました。

それらを通して、きっと「結局のところホワイト企業は辞めない方が良いの?」と疑問に思う人は多いと思います。

それに対する僕なりの意見をこの章では書きまとめていきます。

結果論だから正解はない

まず「ホワイト企業を辞めない方が良いですか?」と聞かれたら、僕はこう答えます。

結果論だから一概に正解はありません。と。

これはどういうことかと言うと、僕は今ホワイト企業を辞めて良かったと思っています。

その理由は以下のとおりです。

【僕がホワイト企業を辞めて良かったと思う理由】

  • あのまま食品メーカーで勤めていたよりも圧倒的に使えるスキルや知識を得たから
  • 自分の好きな人と好きな場所で仕事することができるから
  • やりがいのある仕事ができているから

これは要するに、独立してから自分でスキルを得たり、実績を積むことができたから、ホワイト企業を辞めて良かったと思えるんですよね。

特に僕は今30歳ですが、同級生も新卒で入社した会社で出世していっているところなので、特に後悔を感じるでしょう。

これがホワイト企業を辞めるべきか、結果論に過ぎないと言える理由です。

転職して転職先が合っていたら「ホワイト企業を辞めて転職してよかった!」となるでしょう。

そこには人間関係や会社に馴染めるかどうか、運の要素もあります。

一方で、ホワイト企業を辞めるべきかどうかは結果論にはなりますが、「辞める場合に、少しでも後悔しないように確認すべきこと」はあります。

それを次の章で解説していきますね!

たしかにホワイト企業を辞めて良かったと思えるかどうかって、実際にホワイト企業を辞めてみないと検証できないですもんね。

そうなんだよね。1度の転職でうまくいかずとも、諦めずにまた転職して粘ることもできるし、そのあたりの「自分の選択を正解にできるかどうか」は運や個人の気質・能力によるところも大きいからね。

ホワイト企業を辞めて後悔しないための確認事項【4点】

先の章にて、ホワイト企業を辞めない方が良いかどうかは結果論だと話しました。

そこでこの章では、ホワイト企業を辞めたいと考えた時に確認しておくべき事項を4つ共有します。

以下の4項目に関しては、時間をかけて考えておきましょう。

【ホワイト企業を辞めて後悔しないための確認事項】

  1. 自己分析は十分にできているか
  2. 今の会社で不満点をなんとか改善できないか
  3. 転職先では今の不満が確実に消えるか
  4. 今の会社にあってなくなっては困ることはないか

確認事項① 自己分析は十分にできているか

まず最初に、ホワイト企業を辞める前に自己分析が十分にできているか確認しましょう。

会社を辞めて失敗する時によくあるのが、思いつきで深く考えずに転職してしまうことです。

最低でも以下のような質問は自分自身に問いただしておきましょう。

  • 自分が幸せを感じる瞬間はどんな時か?
  • 自分は会社に対して何を求めるのか?
  • 自分は5年後、10年後にどんな人生を歩んでいたいか?
  • 自分は転職先に馴染む柔軟性があるか?
  • 自分は転職しても成果を出せる自信があるか?

会社を辞める場合、このように自己分析をして、出した答えに対して「なぜ」で深堀りを徹底的にすることが重要です。

自己分析が甘い人は、会社を辞める前に1日時間をかけて自分の価値観や考えを深堀りしてみましょう。

確認事項② 今の会社で不満点をなんとか改善できないか

次に、ホワイト企業を辞める前に確認すべきことは、今の会社で不満点を改善できないか考えることです。

例えば部署が変われば改善したり、仕事内容が変われば改善する不満も多いですよね。

どうせ辞めるなら今の会社に対して色々交渉しても良い。

特に何十年勤めているような場合は、今の会社で不満点を改善できないか考えることをまずは取り組むべきだと思います。

確認事項③ 転職先では今の不満が確実に消えるか

次に、ホワイト企業を辞める前に確認すべきが、転職先では今の不満が確実に消えるか考えることです。

転職先では今の不満が確実に消えるのか、ホワイト企業を辞める前に必ずチェックする必要があります。

確認事項④ 今の会社でなくなっては困ることはないか

最後、ホワイト企業を辞める前に確認しておくべきこととして、今の会社、つまりは今勤めているホワイト企業について分析する必要があります。

人間、今の環境には慣れているので客観視できないものです。

僕もカゴメ時代を思い出すと、あの仕事ぶりであの給料とボーナスは最高だったなと思います。

でもそこで働いている時はその良さが認識できていませんでした。

そして今の会社でなくなっては困る要素を洗い出し、仮に転職する場合は、転職先でその要素も満たすことができるのか考える必要があります。

ここで紹介した4つの確認事項を踏まえて、ホワイト企業を辞める決断をすることで、後悔する可能性を減らすことができると僕は思います。

たしかに「辞めたい」となった時って、意外と時間をかけて今の会社について考えたり、自分の価値観について深く考える時間を取らない人も多いですよね。気をつけます。

【補足】そもそもホワイト企業とは?

ここまで「ホワイト企業だけど辞めたい」という人に向けて情報を提示してきました。

この章では、今更ながら補足として「そもそもホワイト企業とはなにか」を簡単に解説します。

実はホワイト企業という言葉に明確な定義はありません。

一般的には、労働環境が良い働きやすい会社を意味しますが、非常に曖昧ですよね。

そこでこの記事を掲載しているホワイト企業ナビでは、下記の3条件をすべて満たす企業をホワイト企業と定義しています。

ホワイト企業ナビが定義するホワイト企業の条件

ですが、これも1つの定義に過ぎません。

大事なことは、自分にとってのホワイト企業を定義づけることです。

上記の3条件以外にも、多くのホワイト企業に共通する特徴をまとめた記事を書きました。

ぜひこちらの記事も参考にしつつ、自分にとってのホワイト企業を定義づけてくださいね。

» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社?

本記事の要点まとめ

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

ホワイト企業を辞めた張本人として、少しでも参考になる情報が提示できたなら嬉しいです。

結論の部分でも書いたとおり、ホワイト企業を辞めるべきかは本当に結果論。

大事なことは自分は辞めるべきかどうかなので、辞める前に徹底的に自己分析や今勤めている会社の分析に時間をかけることをおすすめします!

今後も、このホワイト企業ナビを通して「本当に役立つ本質的なキャリア情報」を発信していきます。

ホワイト企業に関する情報に関しては、日本一充実しているサイトを目指しているので、少しでも気に入ってくれた方はブックマークよろしくお願いします!

以上、就活マンでした!

【本記事の要点まとめ】

  • ホワイト企業だけど辞めたいと考える人は一定数存在する。
  • ホワイト企業だけど辞めたいと考える理由としては、「起業に役立つスキルが得られないから」「人間関係に不満があるから」「年収が低いから」「成長速度が遅いから」「他社に転用可能なスキルが身につかないから」「仕事に対してやりがいが持てないから」や、「評価制度が曖昧だから」「通勤時間が長いから」など様々な理由がある。
  • ホワイト企業は辞めない方が良いのかという質問に関しては結果論だと言えるが、辞める前に十分に自己理解や今の会社の良いところについて考える必要はある。
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この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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