就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。
この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。
「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」
こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!
全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。
それでは本題に入っていきますね!
僕が就活生の時、残業時間が短くて働きやすいホワイト企業に入社したいと考えていました。
その時も思っていたのは「ホワイト企業に入社したいけど、人気で受かりにくいだろうな…」ということ。
実際、ホワイト企業としての認知度が高い有名企業は、とにかく多くの人が受けるので受かりにくい。
ですが、ホワイト企業でも知名度が低いがゆえに受かりやすい企業もたくさんあります。
「受かりやすい」という言葉は厳密に言うと、「倍率が低い」ということであり、その点は注意が必要ですが、少なからず受かりやすいホワイト企業は存在します!
そこで今回は、受かりやすいホワイト企業の特徴と探し方を解説していきますね。
7年間就活ブログを運営しつつ、このホワイト企業ナビというホワイト企業に特化した求人サイトを運営する僕だからこそ伝えられるような情報があると思うので、ぜひ参考にしてください!
受かりやすいホワイト企業の特徴
受かりやすいホワイト企業について考える上では、その特徴を把握する必要があります。
なぜなら受かりやすい企業をただ羅列されても自分で調べることができなければ、より多くの企業を探しエントリーすることができないからです。
一方で特徴を把握さえしておけば、求人サイトなどで自分でホワイト企業を探し、この企業は受かりやすいかどうかを判断することができます。
では受かりやすいホワイト企業の特徴は何か?僕が考えるに、以下の5つの特徴を持つ企業が、比較的受かりやすい企業だと言えるでしょう。
【受かりやすいホワイト企業の特徴】
- 求職者からの知名度が低い
- 採用人数が多い
- 需要が高く供給が少ない職種を募集している
- 求人サイトへの露出が少ない
- 選考過程が少ない
特徴① 求職者からの知名度が低い
まず第1に求職者からの知名度の低い企業は比較的受かりやすいといえます。
受かりやすいとはつまりは倍率が低いことを示し、 当選倍率が低ければ倍率が高い企業よりも受かりやすいですよね。
エントリー者が続出するホワイト企業はテレビや新聞などでホワイト企業として取り上げられているような超有名な企業が多くそうした企業は当然受かりにくい。
一方で残業時間が少なく離職率が低いようなホワイト企業でも、求職者からの知名度が低ければ採用倍率は低い水準に留まります。
これを例えるなら素晴らしい商品を扱っているお店でも、知名度が低ければお客さんが集まらないような状況であり、ホワイト企業からの内定獲得へを考えるとこうした採用倍率が低い知名度の低い企業を狙うのは非常に重要な戦略だと言えます。
特徴② 採用人数が多い
次に知名度が低いことに加えて、採用人数が多ければ多いほどにその企業は受かりやすいといえます。
例えば超人気企業の味の素は、あれだけ知名度が高いことに加えて、1年の採用人数が非常に少ないんですよね。
よって採用される難易度は、驚くべきほど高くなっています。
一方で、採用人数が多ければそれほど多くの人に内定が出るので、味の素のような採用人数が少ない企業と比較すると、内定が出やすいといえます。
その企業が受かりやすいかどうか一つの判断基準として、過去の採用人数を確認しておくことは非常に有効です。
特徴③ 需要が高く供給が少ない職種を募集している
ここまで受かりやすい企業の特徴として、知名度の低さと採用人数の多さを確認してきましたが、次に職種に着目することも受かりやすい企業を判断する上では重要になってきます。
例えばプログラマーのような職種は企業からの需要は非常に高い一方で、プログラマーになりたいという就活生はそれに対しては少ない状況にあります。
反対に事務職は1社に対して必要な人数は少ないにも関わらず、特に女性からの人気が多い職種であり倍率が非常に高くなります。
このように職種によっても採用されやすさというものが変わってくるので、需要が高く供給は少ない、要するに就活生や求職者からの人気のない職種を選択することでも、受かりやすい企業を狙うことができるんですよね。
特徴④ 求人サイトへの露出が少ない
続いて受かりやすいホワイト企業の特徴として、求人サイトへの露出が少ないことも1つ特徴として挙げることができます。
企業によってどの求人サイトに求人を載せるかが異なっており、例えばマイナビとリクナビ両方に出している企業は、その分、 就活生が求人を見る回数が増えるため、エントリー数が多くなりますよね。
(どの求人サイトに掲載するにも掲載料が発生するので、1つのサイトだけにしか掲載しないといった企業は数多くあります)
一方で、マイナビにもリクナビにも求人を出していない企業があります。
そういった企業の求人は、そもそも就活生が知らない場合も多く、エントリー数が少ないことで倍率が低くなって受かりやすい場合も多いです。
最近では、企業側からスカウトを送る逆求人サイトを利用する企業も多く、逆求人サイト経由で採用数を確保できるような場合は求人サイトに掲載しないこともあります。
よって求人サイトだけでなく、逆求人サイトも併用することで受かりやすいホワイト企業との接点を獲得できるのでおすすめですよ。
特徴⑤ 選考過程が少ない
そして最後、受かりやすいホワイト企業の特徴として、選考過程が少ないというのもポイントです。
もちろんこれは企業にもよりますが、エントリー数が少ない企業は選考過程が少ない傾向にあります。
なぜなら、大量にエントリーが集まるような企業は、まずは一次面接で半分減らして、次に二次面接で更に半分減らして、グループディスカッションで更に半分にして…と選考回数を増やさないと精査できないからです。
一方であまりエントリー数が多くないなら、1回の面接で1人1人と丁寧に話すことができる。
このホワイト企業ナビでも選考過程を公開していますが、選考過程を見て、あまりに選考過程が多い場合は「エントリー数が多い企業かもしれない」と考えるのが無難ですよ。
なるほど!「受かりやすい」をもっと具体的に考えると、求職者からの知名度が低いことだったり、求職者からの人気はないけど企業からのニーズの高い職種を選択することだったりするんですね。
そうだね。漠然と受かりやすい企業を探そうとするんじゃなくて、どんな企業が受かりやすい傾向にあるのかを考えて、その特徴を把握してから探すことが大切そうだね。
受かりやすいホワイト企業の探し方
ここまで受かりやすいホワイト企業の特徴を見てきました。
ですが、これらの特徴を求人だけを見て判断するのも、正直難しいと僕は思います。
(採用人数・職種・選考過程に関してはすぐに分かる場合もありますが、職種以外は記載されていないことも多いので、紹介した5つの特徴が確認できないケースも多い)
よって「受かりやすい企業」をピンポイントで探していくという戦略は現実的でないと僕は考えています。
ではどうすればホワイト企業からの内定を獲得することができるのか?
僕なら、「しっかりとホワイト企業へのエントリー数を増やす×知名度の高い企業ばかりを受けない」で地道に就活を進めていきますね。
ポイントは知名度の高い企業ばかりエントリーしないことで、僕なら知名度が高い超人気企業は、総エントリーの中の3割以下に留めますね。
例えば、合計で50社エントリーしているとして、そのうち知名度の高い人気企業は15社以下にします。
知名度が低いホワイト企業はたくさんある
この記事を掲載しているホワイト企業ナビで求人を色々見てもらうと分かると思いますが、日本には「知名度は低いけど働きやすい素晴らしい会社」が本当にたくさんあります。
そういう企業は知名度が低いがゆえに、就活生からのエントリー数がそこまで多くなく、だからこそ受かりやすい企業だと言えます。
しかし、自分が働く上で「知名度の高さ」は第一優先事項ではないですよね。
知名度が高くても自分に合わなければ意味がないので、「お!この会社、聞いたことないけど、事業内容が面白そうだし自分に合いそうだな」というホワイト企業をどんどん発掘していくことが重要です!
» 【ホワイト企業の見つけ方10選】最も効率的な探し方とは?
就職四季報(優良・中堅企業版)で探すのもおすすめ
具体的な企業の探し方として、個人的には就職四季報の「優良・中堅企業版」がおすすめです。
就職四季報の「総合版」に掲載されている企業は、知名度の高い大手企業ばかりなので、そこから条件の良いホワイト企業を探すと、受かりにくい企業ばかりを受けることになる。
一方で、優良・中堅企業版は知名度の低い企業も多く掲載されているので、総合版からではなく、優良・中堅企業版からもエントリー企業を探していくことが有効です。
ちなみに僕が就活生の時も、総合版と優良・中堅企業版の2冊を両方買って、残業時間の短いホワイト企業を探すようにしていました。
たしかに受かりやすい企業の特徴を持つ企業をピンポイントで探していくのは難しい。だけど、まずは知名度が高すぎる企業ばかり受けないことを意識しつつ、知名度は低いけど働きやすい企業にエントリーしていくことが大切なんだ。
受かりやすいホワイト企業が多い業界
ここまで受かりやすいホワイト企業の特徴と、探し方を紹介してきました。
補足として気になることが「受かりやすい企業の多い業界はどこか?」ということ。
受かりやすい業界は、まさに「求職者からの人気がないけど、人材需要の多い業界」です。
人材も需要と供給によって受かりやすさが決まってくるので、当然そうなりますよね。
求職者からの人気のない業界を把握するには、2022年にインタツアーが調査した結果が参考になります。
上記の結果を見ると、「志望する」が少ない業界は以下のとおりです。
- 建設・建築業界
- 小売業界
- 介護・福祉業界
- 物流業界
- 不動産業界
- 機械メーカー
- レジャー・アミューズメント業界
- インフラ業界
上記の業界は、たしかにブラック企業も多い業界だと言えます。
ですが、こうしてホワイト企業ナビを運営しているとよく分かるのですが、こうした業界の中にもホワイト企業は多いんですよね。
求職者から「ブラック企業が多そうだ」「あまり興味がない」と思われている業界の中にあるホワイト企業を探すという方法は、非常に有効な企業選びの戦略だと僕は考えています。
実際にホワイト企業ナビにも、建設業界や不動産業界、物流業界のホワイト企業も多く掲載しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
僕が就活生の時も、「受かりやすいホワイト企業はないかな」と探そうとしていたのですが、受かりやすいホワイト企業の特徴は考えることができるものの、それを実際の検索や探す時に適用させることは難しかったんですよね。
ですが「知名度の低いホワイト企業も受ける」と「営業職という企業からのニーズが高く自分も得意な職種を選択する」という手段を適用することで、受かりやすい企業へのエントリー数を増やすことができたと思います。
僕の場合は、結果的に知名度の高い大企業に就職することにしましたが(1年ですぐに退職してしまったけれど…)、知名度は低いけど素晴らしい、その他の企業への就職も検討していたんですよね。
とにかく視野を広く持ち、知名度だけに固執しないことが重要だと思います。
大切なことは、知名度が高い企業に就職することじゃない。自分に合う企業に就職できるかどうかです。
知名度の高い大企業からの内定を獲得したら、人に自慢できて、その瞬間は満足できるかもしれないですが、知名度の高い大企業に就職する人が年間何万人いるのか…という話になってきますよね。
それよりも自分なりの幸せを定義付け、それに合う企業に就職して“自分が”満足していることの方が素晴らしいと僕は考えています。
今後も、このホワイト企業ナビや就活攻略論にて、自分にとっての幸せを追求した就活のやり方・考え方を発信していこうと考えているので、ぜひこれからも読んでもらえると嬉しいです!
▼本記事の要点まとめ
- 受かりやすいホワイト企業はたくさん存在する。
- 「受かりやすい」という言葉は意外と抽象的で、様々な要素の複合体なので、「受かりやすい」という言葉をもっと分解。その特徴を把握することが重要。
- 受かりやすいホワイト企業の特徴としては、「求職者からの知名度が低い、採用人数が多い、需要が高く供給が少ない職種を募集している、求人サイトへの露出が少ない、選考過程が少ない」の5つが挙げられる。(もちろん他にも特徴はあるがこれらの特徴は関連性が非常に高い。)
【ホワイト企業に関する基礎知識】
- ホワイト企業とは・特徴
- ホワイト企業の基準
- ホワイト企業に入社するメリット・デメリット
- ホワイト企業が合わない人の特徴
- ホワイト企業の残業時間
- ホワイト企業の福利厚生
- ホワイト企業の年間休日
- ホワイト企業の有給休暇取得日数
- ホワイト企業の平均年収
- ホワイト企業の平均勤続年数
- ホワイト企業の割合
- ホワイト企業あるある
- ホワイト企業だけど辞めたい場合の対処法
【ホワイト企業の探し方・選考対策】
【年代別のホワイト企業への転職方法】
【ホワイト業界に関する基礎知識】
【地域別のホワイト企業】
- 北海道に勤務地のあるホワイト企業
- 新潟に勤務地のあるホワイト企業
- 岐阜に勤務地のあるホワイト企業
- 愛知に勤務地のあるホワイト企業
- 大阪に勤務地のあるホワイト企業
- 京都に勤務地のあるホワイト企業
- 福岡に勤務地のあるホワイト企業
【業界別のホワイト企業ランキング】
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- メーカーのホワイト企業
- BtoBのホワイト企業
- IT業界のホワイト企業
- 食品業界のホワイト企業
- 化学業界のホワイト企業
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- 金融業界のホワイト企業
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- インフラ業界のホワイト企業
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