就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは！

累計2000万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

（これまで7年間、ほぼ毎日スタバにこもって1500以上の記事を書いてきました。就活や転職についての知識は誰にも負けない自信があります！）

… その代わりに友達が少なく、週1のサウナを楽しみに寂しく生きています。笑

今回は味の素株式会社がホワイト企業と言えるのか調査していきます。

僕はこの記事を掲載しているホワイト企業ナビの運営や、これまで100記事以上、ホワイト企業に関連する記事を書いてきました。

そんな知見を元にして「味の素はホワイト企業なのか」を徹底解説するので、ぜひ参考にしてくださいね！

味の素がホワイト企業か調査した結果

まず大前提として、「ホワイト企業」には実は明確な定義は存在しません。

そこでこの記事を掲載しているホワイト企業ナビでは、下記の3条件をすべて満たすことをホワイト企業の条件として定義しています。

（すべて満たすという点がポイントで、1つだけ満たすのではホワイト企業とは言えません。）

①味の素の残業時間

まず味の素の残業時間を調査しました。

こちらは公式発表はありませんが、口コミ投稿数No.1の口コミサイト「ライトハウス」によると、味の素の平均残業時間は「25時間/月」でした。

参考：ライトハウス「味の素の会社の評判」

②味の素の年間休日数

次に味の素の年間休日数ですが、募集要項に記載がありました。

味の素の年間休日数は「年間124日固定（閏年の場合は125日）」です。

参考：味の素株式会社「募集要項」

この年間休日数は全職種で共通していたので、職種によって年間休日数が少ないという心配もありません。

また土日休みなので、プライベートの充実もはかれる点は魅力ですよね。

③味の素の離職率

次に味の素の離職率ですが、味の素の公式発表が参考になります。

公式発表を見ると、味の素の2021年の「離職率は1.5％（男性1.8％、女性1.0％）」でした。

2020年が4.8％、2019年が1.6％といずれも離職率は非常に低いですね。

④その他のホワイト企業としての要因

ホワイト企業かどうか判断する上で、その他にも重要な要因をまとめていきます。

調査したところ、味の素の労働条件として魅力的な点を挙げると以下のとおりです。

有給休暇が初年度から17日付与

味の素は初年度から有給休暇が17日付与と非常に多いですね。

通常、有給休暇は入社6カ月後から年間10日間与えられるので、初年度から17日の付与がいかに多いかが分かりますね。

初任給の水準は平均以上

次に味の素の初任給ですが、営業で259,000円と平均以上の水準です。

厚生労働省が発表した「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、2022年の大卒の初任給は平均228,500円なので、約3万円高いことが分かります。

また給料に関しては初任給よりも重要なのが、いかに平均年収が伸びていくかであり、その点ではライトハウスを参考にすると、36歳の平均年収が733万円と高いですね。

企業の抜群の安定性から、銀行融資などの信頼も厚いことが予想できるので、給与面では一定以上の満足度がある会社だと言えます。

フレックスタイム制の導入有り

次に味の素の募集要項を見ると、フレックスタイム制が多くの職種で導入されています。

フレックスタイム制があると「朝起きるのが苦手」だったり、「通勤ラッシュの時間を避けたい」という人にとってはメリットが大きいですね。

（特に東京・大阪・名古屋・福岡などの都市部では通勤ラッシュの時間の電車の混み方は半端ではないので、フレックスタイム制でその時間を避けられるのは長い目で見ると非常に大きなメリットになりますよ！）

育児休職が整っている

最後、募集要項を見ると育児休職の制度が整っている事がわかります。

ライトハウスの口コミを見ても、産休や育休など女性の働きやすさの支援に注力されている企業であり、女性の離職率の低さ（2022年度、女性の離職率1.0％）からも分かりますね。

以上をまとめると、味の素はホワイト企業ナビが定義するホワイト企業の条件も満たし、かつ有給休暇の充実やフレックスタイム制の導入など、ホワイト企業としての要因が非常に多く見られます。

結論ですが、味の素株式会社はホワイト企業と言えますね。

またホワイト企業ナビは、こうした3条件をすべて満たす企業のみが利用できる求人サイトです。

ホワイト企業の求人だけが見たい！ホワイト企業からだけスカウトが欲しい！という方は、ぜひ活用してもらえると嬉しいです。今後も丁寧に運営していきます。

【補足】味の素の平均年収

味の素の労働条件に関して、平均年収を知りたい声も多かったので追記します。

味の素の2024年3月期に発表した有価証券報告書によると、味の素の平均年収は1072万円でした。

平均年齢44歳で年収が1000万円を超えているため、給与面も非常に高水準ですよね。

【補足】味の素の平均勤続年数

次に有価証券報告書を参考にして、味の素の平均勤続年数も共有します。

こちらも味の素の有価証券報告書を参考にすると、味の素の平均勤続年数は19.9年でした。

国税庁が令和4年に公開した民間給与実態統計調査によると、企業全体の平均勤続年数は12.7年なので平均と比べても勤続年数が抜群に高いことが分かります。