この記事では、中小企業が探せるおすすめの就職サイトや企業を選ぶポイントについてバシッと共有していきます!
就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。
この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。
「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」
こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!
全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。
それでは本題に入っていきますね!
「穴場の中小企業を知りたいけど探し方が分からない」「優良な中小企業ってどこに載っているの?」と思っている人はいませんか?
就活ではマイナビやリクナビなどの大手求人サイトを利用する人が多いですよね。
ですが、実は企業を探せるサイトは他にもたくさんあるんです!
特に中小企業の場合は「いかに穴場企業を見つけるか」という点が重要なので、探し方の選択肢を増やしておくのがベスト。
そこで今回は、中小企業が探せるおすすめの就職サイト20選と中小企業を選ぶ際のポイントを紹介していきます。
中小企業へのエントリ―を考えている人はぜひ参考にしてくださいね!
中小企業に強い就活サイト【TOP3】
中小企業を探せる就活サイトは色々あるんですが、まず結論としておすすめの3サイトを紹介します。
迷った場合はこの3つを利用すれば間違いないと思います。
では早速見ていきましょう!
1位:キミスカ
まず僕が最もおすすめするのは、株式会社グローアップが運営する逆求人サイト「キミスカ」です。
逆求人サイトとは、登録すると企業から就活生に「うちの会社を受けてみませんか?」とスカウトが届くサービス。
希望条件や自己PRを入力すると、それを見た企業がスカウトを送ってくるので自分から探さなくても適性が高い企業とつながれるんですよね。
キミスカは利用企業数が2000社以上かつ優良中堅企業が多いので、「知名度は低いけど優良な企業」を探したいときにかなり役立ちます。
やりたい仕事が見つからない人にもおすすめ。
またキミスカのスカウトはゴールド、シルバー、ノーマルの3種類があり、ゴールドやシルバーは1社あたりの送付数に制限があるため企業側の本気度もわかります。
サイトが使いやすく無料で質の高い適性検査を受けられるのも魅力ですね。
2位:オファーボックス
続いて、おすすめの第2位は株式会社i-plugが運営する「OfferBox(オファーボックス)」です。
こちらは最も就活生が利用している逆求人サイトで、利用企業数はなんと1万社以上!
マイクロソフトや日産自動車などの大手からベンチャーまで幅広い企業が利用しており、オファー受診率は93.6%(プロフィール入力率80%以上、2020年卒実績)となっています。
しかも学歴によって受信数に偏りがないので学歴に自信がない人でも安心。きちんとプロフィールを見て判断してくれます。
中小企業は知名度が低いので、エントリ―を集めるために企業側も自分から動こうとする傾向があるんですよね。
よって自分で探すよりも企業に自分を探させる方が圧倒的に効率的です。
通常の求人サイトはほとんどの就活生が使うので、差別化するためにはぜひ逆求人サイトも利用してください。
キミスカとオファーボックスを併用するのがベストだと思いますよ。
3位:マイナビ
第3位は大手求人サイトの「マイナビ」です。
こちらは既に知っている人も多いと思いますが、大手ゆえに求人数が圧倒的に多く機能も充実しているので改めておすすめしておきます!
先程、中小企業を探すときは逆求人サイトが効率的だと説明しましたが、自分で企業を探すことももちろん大切なんですよね。
複数の求人を網羅的に見ることで企業同士を比較したり興味の幅を広げたりできる。
なので逆求人サイトに登録しつつ、マイナビで企業を探しエントリ―するのがベストだと思いますよ。
ちなみに、マイナビにはスカウト機能もありますが、届くのはほとんどが一斉送信なので利用価値はそこまで高くないかと。
なので企業を探しエントリ―する目的で利用するようにしてください。
逆求人サイトに登録してスカウトを待ち、その間にマイナビで企業を探せば効率的ですね!
中小企業が探せるおすすめの就活サイト【20選】
【中小企業が探せるおすすめの就職サイト20選】
- キミスカ
- オファーボックス
- マイナビ
- リクナビ
- キャリタス就活
- あさがくナビ
- ワンキャリア
- ツノル
- 求人ボックス
- indeed(インディード)
- スタンバイ
- CheerCareer(チアキャリア)
- JOBTV(ジョブティービー)
- ブンナビ
- ダイヤモンド就活ナビ
- アクセス就活
- スポナビ
- Wantedly(ウォンテッドリー)
- 理系ナビ
- 秋冬採用ナビ
上記ではおすすめTOP3を紹介しましたが、中小企業が探せるサイトはまだまだあります。
サイトの特徴や向いている人も説明していくので、この中から自分に合うものを選んで利用してくださいね。
①キミスカ
「キミスカ」は株式会社グローアップが運営する逆求人サイト。
先程も説明したように、逆求人サイトは登録すればあとは待つだけで企業とのつながりを作ることができます。
しかもプロフィールを読んで自分に興味のある企業がスカウトを送ってきてくれるので、適性の高い企業が見つかりやすい。
キミスカは2000社以上の企業が利用しており優良中堅企業も多いので、中小企業を狙う際には特におすすめですよ。
②オファーボックス
「OfferBox(オファーボックス)」は株式会社i-plug(アイプラグ)が運営する逆求人サイト。
こちらは利用企業数が1万社以上で、逆求人サイトの中で最も就活生に利用されています。
規模が大きいだけあって大手企業からベンチャーまでスカウトがガンガン来るんですよね。
しかもきちんとプロフィールを見て送ってきてくれるので、学歴に自信がない人でも安心して使えます。
中小企業は企業に自分を探させる方が圧倒的に効率的なので、キミスカと併せてぜひオファーボックスにも登録しておきましょう!
③マイナビ
続いて、大手求人サイトの「マイナビ」。
もはや知らない人はいないと思いますが、マイナビは掲載社数が2万件以上と多いのでその分中小企業の求人も豊富なんですよね。
企業規模や労働条件、業種などの検索条件を細かく絞れるので無駄のない企業探しができます。
機能が充実していて簡単に複数エントリ―できるのも魅力。
マイナビのみで募集している企業もあるので、利用して損はないと思いますよ。
④リクナビ
「リクナビ」はマイナビと並んで就活の定番となっている総合型求人サイトです。
こちらは掲載社数が3万社以上と非常に多いですが、マイナビと比較すると若干大企業が多い傾向にあります。
ただリクナビにしか載っていない企業もあるので、マイナビとリクナビ両方に登録しておくのがおすすめですね。
また、リクナビにはネット上で作成・提出ができる「OpenES」という機能があります。
1度作成すれば使い回しで提出できるので、エントリ―をリクナビに集約すると管理が楽になりますよ。
⑤キャリタス就活
続いて紹介するのは、株式会社ディスコが運営する「キャリタス就活」。
リクナビやマイナビと比較すると知名度は低いですが、歴史ある企業が運営している安全な就職サイトです。
キャリタス就活は他にはない独自の求人が載っている上、運営元が定める掲載基準をクリアした求人のみ掲載しているので穴場の優良企業を見つけやすいんですよね。
また、一般的な検索条件に加え「共感ポイント」や「企業のキャラクター」などユニークな探し方もできるので、より自分に合った企業と出会いやすい。
Webテストの模試や適性検査などの就活コンテンツも充実しているのも魅力ですね。
ただ、登録するとメールがたくさん届くという悪い評判もあります。
大事なメールが埋もれてしまうかもしれないので、就活専用のメールアドレスを作ってフォルダー分けしておくのがおすすめです。
⑥あさがくナビ
「あさがくナビ」は株式会社学情が提供する就職情報サイトです。
「成長企業と出会える就職情報サイト」と謳っているだけあって、中小企業やベンチャー企業の求人が多いのが特徴。
大手求人サイトには載っていないけどあさがくナビには載っている企業もあります!
加えて、企業からのスカウトを受けたり選考対策コンテンツも使ったりすることも可能。
なので中小企業に狙いを定めている人にはおすすめです。
ただ大手求人サイトと比べると求人数は少なく、逆求人サイトと比べるとスカウトの質は低め。
なのであさがくナビは単独で使うというより他サイトと併用で使った方が良いと思いますよ。
⑦ワンキャリア
「ワンキャリア」は、株式会社ワンキャリアが運営する就活サイトです。
2015年設立と比較的新しい会社が運営しているんですが、サービスの質が非常に高いため利用者数がどんどん伸びているんですよね。
その証拠に、ワンキャリアはマイナビやリクナビと並んで文系学生が利用する就職サイトの上位にランクインしています(データ元「HR総研:2021年卒学生の就職活動動向調査 結果報告」)。
では何がそんなに良いのか?
個人的には、求人だけでなく選考情報や口コミまでを網羅できる点が最高だと思います!
ESで聞かれる質問や通過者の記入例、面接での質問内容、グループディスカッションのテーマなどがすべて開示されているんですよね。
効率的で無駄のない選考対策ができるので、従来の求人サイトよりもワンランク上の就活ができる。
加えて、サイトがシンプルで使いやすいのも魅力ですね。
⑧ツノル
「ツノル」は株式会社フリーシェアードジャパンが運営する求人サイト。
こちらは求人サイトの中では珍しい中小企業特化型のサイトなので、本当に中小企業だけを探したいときに便利です。
ただし掲載求人数は2023年卒向けで約300件と少なめ(関東に絞ると約200件)。地域による偏りもあります。
正直ツノルのみで十分な情報を得るのは難しいと思うので、他のサービスに+αとして使うのが良いですね。
とはいえツノルにしか載っていない求人もあります。そのような求人はエントリー数も少なくなりがちなので内定を獲得しやすい。
なのでとにかく早く内定を獲得したい人にとっては有効なサイトだと言えますよ。
⑨求人ボックス
「求人ボックス」はあらゆるサイトの求人をまとめてチェックできる求人検索エンジンです。
通常、求人サイトで求人を見るにはマイナビやリクナビなどそれぞれのサイトを開かなければなりませんよね。
しかし求人ボックスは、複数サイトに載っている求人を一気に見られるんですよ。
たとえば「愛知県 中小企業 新卒」と検索すれば、それに該当する求人がずらーっと表示されます。
よって多くの求人を網羅的にチェックしたいときには便利。
ただし求人ボックスにはアルバイトや派遣社員の求人も混じっており、求人情報ひとつひとつの内容は薄めです。
なので「どんな中小企業があるのか?」を確認するには良いんですが、実際に応募する際は掲載元サイトや企業ホームページを確認してくださいね。
⑩indeed(インディード)
「indeed(インディード)」は、利用者数トップを誇る求人検索エンジンです。
Google検索で上位に表示されることも多いので、アルバイト探しなどで見たことがある人もことがある人もいるかもしれません。
最近はCMもよく見かけますね。
こちらもさまざまなサイトの求人を一気に見られるため、網羅的に企業を調べたいときに便利です。
ただし求人ボックスと同様ひとつひとつの求人情報は浅めなので、それだけを見て応募を決めるのは危険。
中小企業の存在を知るきっかけとしてはおすすめですが、最終的には掲載元の求人サイトから応募した方が良いと思いますよ。
⑪スタンバイ
「スタンバイ」はインディードに次いで利用者数が多い求人検索エンジンサービスです。
使い方としては求人ボックスやインディードと同じで、キーワードや条件を設定すれば複数サイトの求人を一気に確認できます。
「まずはどんな中小企業があるのか知りたい」という場合には有効な方法ですね。
ただし一点、他のサービスも含め求人検索エンジンは無料掲載も可能なので求人の質にはバラつきがあります。
中には採用にお金をかける余裕のないブラック企業も……。
なので、スタンバイの求人情報だけを見てすぐに飛びつかないように注意してくださいね。
⑫CheerCareer(チアキャリア)
「CheerCareer(チアキャリア)」は、株式会社Cheerが運営するベンチャー企業特化型の求人サイトです。
ベンチャー企業に特化しているため掲載求人数は約500件と少なめですが、金融や美容、流通など幅広いジャンルの求人が載っています!
「設立3年以内」「社長年代30代」「新卒一期生」などベンチャーならではの検索条件で絞れるのも特徴ですね。
スカウト機能も充実しているので逆求人サイトとしても使えます。
なので、ベンチャー企業だけをピンポイントで探したい場合には最もおすすめだと言えます。
ただし地域によっては求人数が少ない場合もあります(特に地方)。希望勤務地の求人が少ない場合は総合型の求人サイトの方がおすすめですよ。
⑬JOBTV(ジョブティービー)
次はちょっと変わった就職サイトなんですが、「JOBTV(ジョブティービー)」というものがあります。
こちらは株式会社Starbank が運営するサービスで、大きな特徴は動画を使った就活ができること。
たとえば企業説明会の動画は無料で見放題!YouTubeを見るような感覚でエントリ―したい企業を探せます。
就活生側は自己PR動画をサイト上で公開し企業からのスカウトを得ることも可能。
まだスタートしたばかりのサイトなので利用企業・就活生はあまり多くありません。
ですが利用企業の中には大手企業も含まれますし、利用している就活生が少ない今のうちだからこそライバルと差別化するチャンスです!
なので、動画を見たり撮影したりするのが好きな人や会場まで足を運ぶのが面倒な人はぜひ利用してみてください。
⑭ブンナビ
「ブンナビ」は株式会社文化放送キャリアパートナーズが運営する就職情報サイトです。
ブンナビ最大の特徴は、8000社以上の企業情報を比較できること!
売上や利益、年収、勤続年数、残業時間など気になる数字をまとめてチェックできるんですよね。
数字を元に優良企業ランキングを見ることも可能です。
しかもデータは就職四季報を元にしているため信ぴょう性が高い!
ただし、ブンナビのデータ元となっている就職四季報は東証一部上場企業などの大手が多いです。
開示義務のない中小企業や中堅企業はデータが載っていないことも少なくありません。
なので、便利なサイトではありますが中小企業だけに焦点を当てている人には正直微妙かもしれません。
⑮ダイヤモンド就活ナビ
続いて紹介するのは「ダイヤモンド就活ナビ」。
こちらは株式会社ダイヤモンドヒューマンリソースが運営する総合型就職サイトです。
掲載求人数は3500社と総合型就職サイトの中ではそこまで多くありませんが、営業職の求人が多く、U・Iターン就活を手厚く支援しているという特徴があります。
なので営業職を志望する人や地元に戻って就職したい人には特におすすめ。
オンライン企業説明会や地方就活生同士の交流会に参加できるのも嬉しいメリットですね。
ひとつ注意したいのはメールが多いこと。
中にはためにならないメールもあるようなので、就活専用メールアドレスを作っておいた方が良いです!
⑯アクセス就活
「アクセス就活」は株式会社アクセスネクステージが運営する就活サイトです。
こちらの特徴は「一芸を評価する」「役職名で呼ばない」などユニークな検索条件があること!
他のサイトにはない条件で検索ができるので、いつもと違った視点で企業探しができるかもしれません。
ただし、求人サイトとしての機能はマイナビやリクナビとあまり差別化できていないというのが正直な感想です。
掲載数も2000件程度とそこまで多くないので、企業を探すという目的でのおすすめ度は低いですね。
有効活用するなら「アクセス就活フェア」という合同説明会に参加するのが良いかと。
中小企業の人事と直接話す機会を持てるので、そこでコネを作りそのまま選考に入るパターンも考えられますよ。
⑰スポナビ
「スポナビ」は株式会社スポーツフィールドが運営する「体育会系学生のため」就活サイトです。
利用している企業は「体育会系の学生が欲しい」ところばかりなので、体育会系の就活生ならエントリ―の時点で有利になるんですよね。
スポーツ系企業に限らずさまざまな業界・職種の求人を紹介してくれますよ。
加えて、体育会系向けのインターンシップ情報やイベントも開催しています。
ただし求人数は130件と少ないので、求人サイトとしては微妙かもしれません。
応募したい企業があればかなり役立ちますが、スポナビにこだわらず他サイトの求人も広く見ておいた方が良いと思いますよ。
⑱Wantedly(ウォンテッドリー)
「Wantedly(ウォンテッドリー)」はベンチャー企業に特化した就職サイトです。
公式サイトには「シゴトのSNS」と書かれていますが、実質的には求人サイトですね。
2020年の段階で登録企業数は3万5000社を突破しました。
求人サイトとしては普通に使いやすいのでベンチャー志望の人にはおすすめですよ。
一点注意したいのは、新卒専用のサイトではなく中途求人も多いこと。
新卒が応募対象外になっている場合もあるので、企業を探す際はよく確認してくださいね。
⑲理系ナビ
続いて紹介するのは、株式会社ドリームキャリアが運営する「理系ナビ」という就職サイト。
こちらは理系学生向けの就活サービスなんですが、現状掲載求人数は非常に少ないです(2023年卒向けは61件)。
理系特化というコンセプトは面白いんですが……。
しかも掲載されているのは他の求人サイトにもあるような大手企業ばかり。
なので特に理系ナビを使う必要性はなく、正直マイナビやリクナビを使えば十分ですね。
どんなものか一度試してみたいのであれば登録してみても良いかもしれません。
⑳秋冬採用ナビ
「秋冬採用ナビ」は株式会社ジェイックが運営する就活サイト。
こちらは就活がうまくいかず内定がない人や公務員試験に落ちた人、内定はあるけど就活を続けたい人をターゲットとしています。
秋~冬の時期になると焦りが出てきますよね。
その上「どこの企業がまだ求人を出しているのか分からない」という状況になりがち。
そんなとき、秋採用・冬採用に積極的な企業をピンポイントで知れる秋冬採用ナビは非常に便利です。
サービスを利用できるのは夏頃以降ですが、登録はその前でもできるので利用に備えておくのも良いですよ。
中小企業が探せる就職サイトってこんなにたくさんあるんですね。色々なタイプのサイトがあって面白い!
就職サイト以外にも中小企業の探し方を知りたい人はこちらも読んでくださいね。
» 【中小企業の探し方15選】働きやすい中小企業の見つけ方を解説します!
就職する中小企業を選ぶ上でのポイント
中小企業が探せるサイトが分かっても、その中から自分にとって良い企業を見つけられなければ意味がないですよね。
では、数多くの中小企業から就職先を選ぶ際にはどんなことに気を付ければ良いのでしょうか?
ここでは中小企業を選ぶ上で意識すべきポイントを5つ共有していきます。
【就職する中小企業を選ぶ上でのポイント】
- 競合優位性(自社にしかない強み)のある企業かどうか
- 労働条件は適切かどうか
- 売上が安定または右肩上がりかどうか
- 今後も安定しているまたは成長する業界かどうか
- 口コミサイトでの評判が良いかどうか
ポイント① 競合優位性(自社にしかない強み)のある企業かどうか
まず1つ目に、競合優位性(自社にしかない強み)がある企業かどうかを確認してください。
なぜなら、企業が生き残るには競合と差別化することが求められるからです。
たとえばスーパーを経営する企業の場合。
昨今では、イオンなどのショッピングモールや大型スーパーがシェアを拡大しています。
食料品を豊富に取り揃えているドラックストアもあるし、ネットスーパーの利用も伸びている。
そのような中で、ただ漠然と品揃えと安売りをするだけの中小スーパーは生き残っていけません。
競合に打ち勝つためには、「惣菜がめちゃくちゃおいしい」とか「オリジナル商品がある」とか何かしら強みが必要なんですよね。
これはスーパーに限った話ではなく、あらゆる業種のビジネスにおける基本。
なので、中小企業を狙う際は競合優位性(自社にしかない強み)がある企業を選ぶのがおすすめですよ。
ポイント② 労働条件は適切かどうか
続いて、労働条件が適切かどうかも確認するようにしてください。
というのも、中小企業は大企業と比べて労働生産性が低いために労働環境も悪くなりがちだからです。
労働生産性というのは「従業員1人あたりがどれくらいの価値を生み出したのか」を示す指標。
中小企業は従業員数に対して効率良く利益を生み出せないのでたくさん働かなければならないし、その割に給料も低くなるんですよね。
なので、以下のポイントを参考にしながら労働条件をしっかり確認するようにしてください!
- 給料や福利厚生、年間休日数などは細かくチェックする
- 離職率が高い企業は要注意
- 口コミサイトの評判も参考にする
- 可能ならその企業で働く社員に話を聞く
くれぐれも「社長が良い人そうだったから」「内定をくれそうだから」というふわっとした理由で選ばないようにしてくださいね。
ポイント③ 売上が安定または右肩上がりかどうか
3つ目のポイントは売上が安定または右肩上がりかどうかです。
中小企業に限った話ではないのですが、やはり売上が低迷傾向・不安定な企業はリスクがあるんですよね。
最悪の場合倒産するかもしれませんし、そこまでいかなくてもボーナスが大幅にカットされる可能性は十分あります。
コスト削減がシビアになったり社内設備のメンテナンスが疎かになったりして、仕事自体がつまらなく感じるかもしれません。
なので、中小企業を選ぶ際は売上も調べるようにしてください。
ただし、非上場企業は売上の開示義務がないので正確なデータがわからない場合もあります。
その場合は口コミサイトの評判から経営状態を推測するようにしてくださいね。
ポイント④ 今後も安定しているまたは成長する業界かどうか
4つ目のポイントは、今後も安定または成長する業界かどうかという点です。
こちらは企業選びというより業界選びに近い意味合いなんですが、業界そのものが衰退していると就職後に苦労する可能性があるんですよね。
たとえば、ブライダルや旅行、新聞、金融業界などは今後大きく成長する可能性が低いと考えられています。
このような業界に就職すると仕事の実績を残しにくく、キャリア形成の上で不利になってしまう。
それでもやりたいと思うなら問題ありませんが、リスクがあることは知っておくべきだと思います。
反対に、ITや半導体、医療、物流業界などは成長が期待される分野なので中小企業でも実績を残しやすい。
なので、中小企業を探す際は業界自体の動向も調べるようにしてくださいね。
ポイント⑤ 口コミサイトでの評判が良いかどうか
最後に、口コミサイトでの評判が良いかどうかも確認してください。
なぜなら、実際に働く人のリアルな意見は働きやすさに直結する可能性が高いからです。
会社説明会や求人サイトって基本的に良いことしか言わないんですよね。
よって仮に微妙な企業だったとしても言い方次第でよく見えてしまう。
しかしそれでは入社後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することになります。
その点口コミサイトなら、「ワンマン社長に振り回される」とか「有給がとれない」など悪いこともガンガン書いてあるんですよね。
なので、口コミサイトで評判が良い企業は本当に良い企業である可能性が高いです。
ちなみに、口コミサイトは「Openwork」や「エンライトハウス」あたりの大手がおすすめ。
利用者数が多いので中小企業でも多くの評判をチェックできますよ。
労働条件だけでなく売上の安定性や競合優位性も大切なポイントなんですね。中小企業を探すときには意識してみます!
本記事の要点まとめ
本記事では、中小企業が探せる就職サイトと中小企業を選ぶ際のポイントを紹介してきました。
現状、ほとんどの就活生がマイナビやリクナビなどの大手求人サイトを使って就活をしています。
それだけ大手求人サイトが優秀ということではありますが、就活ってライバルと差別化することも大切なんですよね。
面接でライバルと一味違った回答をするのもそうなんですが、企業探しも同じことが言えます。
他の人と違う探し方をすることによって穴場企業を見つけることにつながる。
特に中小企業を狙う場合は「いかにライバルが少なくて自分に合う企業を探せるか」が成功の鍵となります。
なので、ぜひここで紹介した就職サイトを組み合わせて企業探しをしてください。
就職サイトを極めれば就活もうまくいくかもしれません。
▼本記事の要点
- 中小企業を探すのに最もおすすめなのはキミスカ、オファーボックス、マイナビの3サイト。迷ったらここに登録すべし。
- 中小企業を探せる就職サイトには総合型就職サイトのほか、ベンチャー企業特化や中小企業特化、体育会系特化などさまざまな種類がある。
- マイナーなサイトを使うと穴場企業を発見できるかもしれないが、求人数自体は少ない傾向があるので他サイトと併用した方が良い。
- 中小企業を選ぶ際は競合優位性や労働条件、売上、将来性、口コミなどを確認する。
【おすすめの就活サイト】
- 【総合】おすすめの就活サイト10選
- おすすめの逆求人サイトランキング
- おすすめの就活口コミサイト
- ベンチャー企業に強い就活サイト
- 中小企業に強い就活サイト
- 理系の大学院生におすすめの就活サイト
- フリーターにおすすめの就活サイト
- 第二新卒におすすめの就活サイト
【就活サイトに関してよくある質問】
- 就活サイトはいつから利用すべきか?
- 就活サイトに載ってない企業の探し方は?
- 就活サイトは何個登録すべきか?
- 就活サイトはどう使い分けるべきか?
- 就活サイトで一気に何社受けるべきか?
- 就活サイトに掲載すべきプロフィール写真の特徴は?
- 就活サイトからの電話がしつこい場合はどうすれば良いか?
- 就活サイトの一括登録は利用すべき?
- 就活サイトに勝手に登録されることはありますか?
- 就活サイトを使わないで内定を取ることはできますか?
- 就活サイトのビジネスモデルはどんなものですか?
- 就活サイトが嫌いと言われる理由は?
- 就活サイトは安全ですか?
- 就活サイトは嘘の情報で登録しても良いですか?
【逆求人サイトに関する情報】