【逆求人サイトのデメリット5選】メリットと合わせて解説!

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求職者のみなさん、こんにちは!

累計2000万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

(これまで7年間、ほぼ毎日、スタバにこもって1500以上の記事を書き続けてきました。就活や転職についての知識は誰にも負けない自信があります!… その代わりに友達が少なく、寂しく生きていますが笑

プロフィールを登録することで、企業側からスカウトが届く求人サイトが逆求人サイトです。

そんな逆求人サイトに対して「逆求人サイトを利用するデメリットはあるの?」と疑問に思う人は多いですよね。

実際、僕が就活生の時も「スカウトなんてうまい話あるの?」と疑問を持っていました。

そこで今回は、逆求人サイトを登録・利用するデメリットを解説していきたいと思います!

同時に利用するメリットも解説していくので、メリットとデメリットの両方を把握した上で「それで結局利用するべきなのか?」を結論付けていきましょう。

これから逆求人サイトの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてくださいね。

逆求人サイトを利用するデメリット【5選】

本題から入っていきますね。

実際に僕も逆求人サイトを利用してみて、感じたデメリットは以下のとおりです。

【逆求人サイトを利用するデメリット】

  • どのサイトを利用すれば良いのか分かりづらい
  • プロフィールの登録に時間がかかる
  • 労働条件の悪い企業も利用している
  • スカウトが来た企業に対して好印象を抱いてしまう
  • スカウト元企業の実態や仕事内容が見えにくい

デメリット① どのサイトを利用すれば良いのか分かりづらい

まず最初に感じたのは、逆求人サイトは色々あってどれを利用すれば良いのか分かりづらいことです。

新卒向けに絞っても、ざっと20以上の逆求人サイトが存在していて、どれを利用すべきか分かりにくい。

中には登録しても利用企業数が少なくて全然スカウトがこない逆求人サイトもあります。

それだとそのサイトにかけた時間が完全に無駄になってしまいますよね。

利用する逆求人サイトをしっかりと選ぶことが重要であり、それができないと「自分に合った逆求人サイトを利用できずに時間の無駄になってしまう」というデメリットが生じてしまいます。

デメリット② プロフィールの登録に時間がかかる

次に逆求人サイトのデメリットとして、プロフィール登録の手間が挙げられます。

逆求人サイトはプロフィールをしっかりと登録しておかないと、自分に合った企業からのスカウトが届きません。

プロフィールを適当に入力した状態で届くスカウトは、だれかれ構わずスカウトを送っている企業からのスカウトである可能性が高い

よって、逆求人サイトを活用するためにはプロフィール入力の手間・労力を受け入れて、しっかりと時間を割いて自分のことをしっかりと伝えられるようなプロフィールを登録する必要があります。

この手間の部分を避けたいのであれば、逆求人サイトはそもそも利用しない方が良いですよ!

ちなみに逆求人サイトに登録すべき写真の選び方は以下の記事でまとめています。

» 【逆求人サイトに掲載する写真は?】写真の選び方を解説!

デメリット③ 労働条件の悪い企業も利用している

逆求人サイトのデメリットとして、労働条件の悪い企業も利用していることが挙げられると僕は考えています。

逆求人サイトの中で、明確に「平均の残業時間が◯時間以上の企業は利用できません」と設定しているサイトはほとんどありません。

なぜなら利用企業数が多ければ、その分、利益が大きくなるからです。

それゆえに利用企業の縛りを設けている逆求人サイトは少ないんですよね。

よって、残業時間が非常に長い企業や年間休日が極端に少ない企業も逆求人サイトを利用している可能性が高い。

これはどの求人サイトでも言えることですが、1社ごとに企業分析をおこなって、エントリー前の精査を徹底する必要があります。逆求人サイトはこれが特に重要です。

デメリット④ スカウトが来た企業に対して好印象を抱いてしまう

続いて、逆求人サイトを利用するデメリットとして、僕が利用してみて感じたのは「スカウトが来た企業に対して好印象を抱いてしまう」という点です。

これは一見、良いことに思えるかもしれないですが、どの企業に対しても偏見なく企業分析する必要があり、スカウトによる好印象によって「自分にスカウトを送ってくれた会社は良い会社に違いない」と考えるのは安易です。

このデメリットを回避するためにも、逆求人サイトを利用する際は「スカウトをくれた企業=良い会社」だと思わないようにすることが重要で、むしろ疑ってかかるぐらいが丁度良いと僕は考えています。

デメリット⑤ スカウト元企業の実態や仕事内容が見えにくい

そして最後、逆求人サイトを利用するデメリットとしては、スカウト元企業の実態や仕事内容が見えにくいことが挙げられます。

逆求人サイトは、通常の求人サイトと違って求人情報が詳しく記載されていないことが多いです。

スカウトが届いても、その企業の詳細は会社のホームページを見て調べる必要がある。

この「求人情報の記載が浅い」という点は、逆求人サイトの大きな欠点の1つだと僕は思います。

最初のスカウトに「うちは◯◯な会社です。こんな事業を行っています」というメッセージが届きますが、そこには良いことばかり書いている企業がほとんど。

それを鵜呑みにするのは絶対にNGなんですよね。

逆求人サイトは、スカウトを送ってくれた企業に対して自分でしっかりと調べる必要があり、そのための能力や知識が必要です。

最低限すべきこととして、口コミサイトには目を通すようにしてください。

口コミサイトに掲載されていない企業に対しては、逆求人サイト上のチャットで人事に直接仕事内容など詳しい話を聞くことが重要です。(チャットで人事と直接やり取りできるのが逆求人サイトの魅力の1つなので)

▼おすすめの口コミサイト

ワンキャリア:就活生向け。企業の口コミだけでなく、選考情報も確認できる

ライトハウス:日本最大級の口コミサイトで、サイトも見やすいので個人的にベスト

オープンワーク:こちらも口コミサイト大手で、ライトハウスと併用するのがおすすめ

転職会議:約20万社の口コミが掲載されている大手口コミサイト

なるほど!逆求人サイトは「スカウトが届いて嬉しい」と安易に考えずに、スカウト元の企業に対してしっかりと企業研究することが重要なんですね。

様座な企業が利用しているからこそ、口コミサイトの活用や企業分析のスキルが逆求人サイトを利用する上では必要なんだね!

逆求人サイトを利用するメリット【5選】

逆求人サイトを利用するデメリットを把握したところで、反対にメリットも確認しましょう。

僕が実際に逆求人サイトを利用してみて、実感したメリットは以下のとおりです。

【逆求人サイトを利用するメリット】

  • 就活生側は完全無料で利用できる
  • エントリー企業を増やすのに役立つ
  • 受かりやすい企業との接点が獲得ができる
  • 自分が知らなかった業界や職種に触れることができる
  • 人事と直接やり取りできる

メリット① 就活生側は完全無料で利用できる

まず逆求人サイトは、就活生側は完全無料で利用することができます。

利用する企業が費用を払うビジネスモデルなので、就活生としては無料で利用できるのが良いですよね。

(逆求人サイトの中でも、ハイクラスの転職者向けのビズリーチなどは求職者側も費用が必要なサイトもあります)

逆求人サイトを通して内定先が決まっても無料。

逆求人サイトによっては適性検査ツールも備わっており、それを利用するのも無料です。

メリット② エントリー企業を増やすのに役立つ

次に逆求人サイトを利用することで、効率的にエントリー企業を増やすことができます。

就活は適性で決まるので、どれだけ高学歴の人だろうが、数社しか受けなれければ全落ちのリスクがあります。

よって大事なことは、自分に合う企業を数十社はエントリーすることなんですよね。

そうすることで、1社からは確実に内定が出るような状況を作ることができます。

その点、逆求人サイトを利用することで「自分でエントリー先の企業を探す」という手間を省くことができます。

プロフィールの入力には手間がかかりますが、1度魅力的なプロフィールを作成してしまえば、1週間で数十社からのスカウトが届くこともザラにあるので、エントリー企業を増やすのに大いに役立ちますよ。

メリット③ 受かりやすい企業との接点が獲得ができる

次に逆求人サイトを利用するメリットとしては、受かりやすい企業との接点が獲得できる点が挙げられますね。

逆求人サイトは人事担当者が1人1人のプロフィールを読んだ上でスカウトを送ります。

(もちろん企業担当者によっては、◯◯大学の学生にスカウトを一括で送る、といったような簡易的なやり方でスカウトを送っている場合もありますが、基本的には1人1人のプロフィールを読んだ上でスカウトを送っている人事担当者が多いと予測できます)

プロフィールを読んで「この就活生は自社に合うな」と判断してくれた企業からのスカウトなので、その企業の選考に参加すれば書類選考はもちろんのこと、面接も通過する可能性が非常に高い。

このように受かりやすい企業との接点獲得ができるのは、逆求人サイトの唯一無二のメリットだと言えます。

メリット④ 自分が知らなかった業界や職種に触れることができる

次に逆求人サイトを利用して感じたメリットは、自分が知らなかった業界や興味のなかった職種を知るきっかけになることです。

僕もそうでしたが、就活生の時は「◯◯業界が1番詳しいから◯◯業界を志望しよう」と安易に業界の選択や職種の選択をしてしまいがちです。

しかし、知れば自分に合うような業界や職種も実は多く、そういった業界や職種に目を向けて選択肢を広げることでエントリー企業数を増やすことは、自分により合った企業への入社に繋がります。

普通に就活をしていると、全く目を向けることのなかった業界や職種に対して、スカウトが届くと目を向けることができるのは大きなメリットだと言えます。

メリット⑤ 人事と直接やり取りできる

そして最後、逆求人サイトを利用するメリットは、人事と直接やり取りができることです。

逆求人サイトでは、スカウト元の企業とチャットでやり取りすることができます。

チャットの相手は大抵が人事部の採用担当者なので、その企業に対しての質問をチャットで投げかけることができるんですよね。

「新卒で入社してから最初の3年間はどんな仕事に取り組むことになりますか?」「競合他社との違いは何ですか?」「競合他社と比較した時に働く上での魅力は何ですか?」…などなど、気になったことはチャットでどんどん質問して構わないと僕は考えています。

逆求人サイトを利用する企業は、1人1人を丁寧に採用していきたいと考える企業が多いです。

それゆえにこうして積極的に質問を投げかけてくる就活生に対して、むしろ好印象を抱いてくれる企業が多いですよ。

メリットとデメリットを考慮した上でメリットの方が大きい

ここまで逆求人サイトを利用するデメリットとメリットを解説してきました。

大事なことは、それら両方を考慮した上で、メリットの方が大きいかどうかです。

僕の意見としては、デメリットは自分なりに回避することができることばかりなので(企業分析をしたりや口コミサイトを見ること等)、明らかに逆求人サイトは利用するメリットの方が大きいと考えています。

たしかにこうしてメリットとデメリットの両方を見てみると、利用するメリットの方が大きいと僕も感じました。自分から企業を探すのとは違った角度で、企業との接点が持てるのが良いですね!

ホワイト企業ナビやマイナビなどの求人サイトと合わせて、逆求人サイトを併用すればエントリー企業をしっかりと確保していける魅力もあるね。

おすすめの逆求人サイト

ここまで逆求人サイトのメリットとデメリットを解説してきました。

その上で、僕のように逆求人サイトを利用することに対してメリットの方が大きいと感じた人のために、僕がおすすめする逆求人サイトを紹介していきます。

逆求人サイトを選ぶ上で、大事な視点は特に「利用企業数が多いこと(しっかりとスカウトが届くサービスであること)」「デザインが良くてサイトが使いやすいこと」「自分の属性に合ったサイトであること」の3つ。

利用企業数の多さに関しては、やはり「キミスカ」「オファーボックス」「dodaキャンパス」の3つの逆求人サイトが最もおすすめです。

さすがに3つ以上の逆求人サイトを併用するとなると、煩雑になってしまって非効率化してしまいますが、参考としてその他のおすすめの逆求人サイトは別記事でまとめています。

» 【最新】新卒向け逆求人サイトおすすめ15選|スカウトサイトの選び方を解説!

逆求人サイトの中でも利用企業が多い大手のサイトがあるんですね!まずはこれらのサイトから登録して利用したいと思います。

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

この記事とあわせて、逆求人サイトの利用開始時期に関する記事も読んでみてください。

結論から言うと、大学生ならいち早く逆求人サイトの利用を開始すべきです!

» 【逆求人サイトはいつから利用すべき?】利用開始の最適時期!

逆求人サイトは企業側からスカウトが届くため、就活の効率化に本当に便利なサービス。

ですが、解説したとおりで企業分析や口コミサイトでの検索は必須となります。

スカウトが届いた企業に対して好印象を抱いてしまう心理なども把握した上で、うまく活用することが重要です。

この記事を通して、逆求人サイトを利用するデメリット面を整理してもらえたなら嬉しいですね!

それでは最後に要点をまとめて終わりましょう。

【本記事の要点まとめ】

  • 逆求人サイトを利用するデメリットとしては、「どのサイトを利用すれば良いのか分かりづらい」「プロフィールの登録に時間がかかる」「労働条件の悪い企業も利用している」「スカウトが来た企業に対して好印象を抱いてしまう」「スカウト元企業の実態や仕事内容が見えにくい」という点が挙げられる
  • 逆求人サイトを利用するメリットとしては、「就活生側は完全無料で利用できる」「エントリー企業を増やすのに役立つ」「受かりやすい企業との接点が獲得ができる」「自分が知らなかった業界や職種に触れることができる」「人事と直接やり取りできる」という点が挙げられる
  • これらのデメリットとメリットの両方を考慮した上で、逆求人サイトは利用するメリットの方が大きいサービスだと言える
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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