就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。
この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。
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こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!
全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。
それでは本題に入っていきますね!
今回はSPI検査を突破するためのコツを紹介していきます!
僕が実際に就活生の時に意識していたコツから、7年間就活ブログを書き続けて得た知識まで、フル動員して記事を書いていきます。
これからSPI検査を受けるという人は、ぜひ読み込んでくださいね!
SPIを突破するためのコツが知りたかったので、詳しく教えてください!
目次
SPI能力検査のコツ【10選】
早速ですが、SPIで通過するためのコツを紹介していきます。
SPI検査は国語や数学などの学力を測るための「能力検査」と、性格や能力などを測るための「性格検査」から構成されています。
まずは中でも能力検査のコツから紹介していきますね。
大きく以下の10つは絶対に押さえておきましょう。
【SPI能力検査のコツ】
- 言語問題の対策から進める
- 言語問題では出題される問題の特徴を把握する
- 言語問題で頻出の漢字の意味を暗記しておく
- 言語問題の長文読解は本文ではなく問題から先に目を通す
- 言語問題は問題ごとに時間配分を意識する
- 非言語問題は公式を覚える
- 分からない問題に時間をかけすぎない
- 序盤の問題でミスをしないよう焦り過ぎない
- 後半の問題は難易度が高いことを把握しておく
- とにかく問題を解いてSPIに事前に慣れておく
コツ① 言語問題の対策から進める
僕が就活生の時に、SPI対策のコツとして重要だと感じたのが対策する順番です。
SPIの能力検査には、国語問題を中心とした「言語問題」と、数学問題を中心とした「非言語問題」がありますが、先に対策すべきは言語問題だと考えました。
なぜなら言語問題の方が対策しやすいからです。
言語問題は後で解説するように、問題の形式を覚えたり、言葉を暗記するだけで練習問題がサクサク解けるようになります。
この「サクサク解けるようになること」が、SPI対策のモチベーションを高めてくれるんですよね。
僕は理系ですが、SPIの非言語問題は対策する前、全然解けない問題ばかりでした。(中堅大学出身なのもありますが…)
そんな非言語問題から対策を始めてしまうと、「SPIって難しいな」という苦手意識につながってしまう。それだと対策しにくくなりますよね。
よって対策が簡単で、少し勉強するだけで問題が解けるようになる言語問題の対策から取り組むことは、SPI対策の中で重要なコツだと考えています。
コツ② 言語問題では出題される問題の特徴を把握する
次に具体的に問題を解く際のコツに入っていきます。
言語問題で重要なことは、そもそもどんな問題が出題されるのかという特徴を把握しておくことですね。
言語問題で出題される問題は、「二語の関係」「熟語」「語句の用法」「文の並び替え」「空欄補充」「長文読解」の6つです。
これらの問題形式を伝えられた時に、SPI対策ができていないと「どんな問題なんだろう?」と疑問に思いますよね。
ですがSPI対策をすると、それぞれがどんな問題なのか理解することができます。
練習問題に取り組む前に、まずはこの6つの問題形式があることを押さえ、それぞれがどんな問題なのかざっくりとでも把握する。全体像から把握するイメージです。
出題される問題の特徴を把握することから始めて、それぞれの問題に取り組むことで、効率的に言語問題の対策を進めることができますよ!
(あと、全体像を掴めていれば、自分がどの問題形式が苦手なのか把握することができて、そこを重点的に対策するという勉強も可能になるので大切です!)
コツ③ 言語問題で頻出の漢字の意味を暗記しておく
次に言語問題で良い結果を出すためのコツは、語彙を増やしておくことです。
中でも漢字の意味を暗記することで、「熟語」の問題を攻略することができます。
実際に僕もSPIを受けてみて、熟語など暗記しておけばサクサク解ける問題で、時間を稼ぐことが非常に重要なコツであることを実感しました。
SPI検査はとにかく時間が短いので、頻出の漢字を暗記しておいて、サクサク解けるようにしておくことが大事なコツとなります。
以下の90の漢字は頻出だと言われているので、必ず意味を覚えておいてください。
【SPIの頻出漢字】
- 甘受(かんじゅ)ー仕方がないと思い、受け入れること
- 承服(しょうふく)ー納得した上で従うこと
- 昵懇(じっこん)ー間柄が親しいこと
- 伝播(でんぱ)ー伝わり広がって行くこと
- 悉皆(しっかい)ー残らず全て
- 敷延(ふえい)ー例を挙げて説明すること
- 逡巡(しゅんじゅん)ー決意できなくてためらい迷うこと
- 焦眉(しょうび)ー危険が迫っていること
- 奔流(ほんりゅう)ー勢いの激しい流れ
- 泰然(たいぜん)ー落ち着いていて物事に動じない様
- 雄飛(ゆうひ)ー勢い盛んに活動すること
- 健気(けなげ)ー心がけや態度がしっかりしている様
- 機略(きりゃく)ーその時その場に応じたうまい考えや方法
- 多寡(たか)ー多いことと少ないこと
- 寡少(かしょう)ー非常に少ないこと
- 杞憂(きゆう)ー無用な心配をすること
- 已然(いぜん)ー既に起こっていること
- 釈然(しゃくぜん)ー疑問が解けてすっきりしていること
- 沿革(えんかく)ー物事の移り変わり
- 変節(へんせつ)ーそれまでの主義や信念を変えること
- 流転(るてん)ー絶えず移り変わること
- 懐柔(かいじゅう)ー相手を巧みに操って自分の思う通りにすること
- 傀儡(かいらい)ー影にいる人に操られ利用されている人
- 邂逅(かいこう)ー偶然出会うこと
- 達観(たっかん)ー物事の本質を見通すこと
- 透徹(とうてつ)ー筋道が明確に通っていること
- 銘記(めいき)ーしっかり心に刻み込み忘れないこと
- 刻銘(こくめい)ー石碑に刻まれた文字
- 更迭(こうてつ)ーある役職や地位についている人を替えること
- 落伍(らくご)ー仲間から遅れてついていけなくなること
- 煩瑣(はんさ)ーこまごまとしてわずらわしいこと
- 呵責(かしゃく)ー厳しく責めること
- 機知(きち)ーとっさに働く勘
- 予見(よけん)ー事が起こる前にあらかじめ知ること
- 腐心(ふしん)ー何かを成し遂げようと打ち込むこと
- 消長(しょうちょう)ー物事が消えるか盛んになるかというなりゆき
- 遺憾(いかん)ー期待したようにならずに心残りであること
- 迎合(げいごう)ー自分の考えを相手や世の中の考えに合わせること
- 寡聞(かぶん)ー見解が狭いこと
- 弁駁(べんばく)ー他人の言論の誤りを攻撃すること。
- 高尚(こうしょう)ー学問・技芸・言行などのレベルが高く上品
- 割愛(かつあい)ー惜しいと思いながら省略すること
- 斯界(しかい)ーこの社会やこの道
- 英断(えいだん)ー優れた判断のこと
- 符号(ふごう)ー2つ以上の事柄がぴったりと合うこと
- 吹聴(ふいちょう)ー言いふらすことや言い広めること
- 鳥瞰(ちょうかん)ー全体を見渡すこと
- 粉飾(ふんしょく)ー立派にみせかけること
- 吐露(とろ)ー心の中を包み隠さずに打ち明けること
- 漸進(ぜんしん)ーすこしずつ進歩すること
- 漸次(ぜんじ)ー次第に、どんどん
- 出色(しゅっしょく)ー他よりもきわだって優れていること
- 獰悪(どうあく)ー凶悪なこと
- 早晩(そうばん)ーいずれいつか
- 汗顔(かんがん)ー恥じて顔に汗をかくこと
- 至言(しげん)ー適切にあることを言い表したことば
- 躍如(やくじょ)ー生き生きと現れるさま
- 直言(ちょくげん)ー自分の信ずる所を遠慮なく言うこと
- 逓減(ていげん)ーだんだん減ること
- 慟哭(どうこく)ー声をあげて激しく泣くこと
- 遁走(とんそう)ーにげること
- 鳥瞰(ちょうかん)ー物事を客観的な視点から見渡すこと
- 卑近(ひきん)ー身近でありふれていること
- 毅然(きぜん)ー自分の信念を貫き物事の動じないこと
- 義憤(ぎふん)ー不正なことに対して怒ること
- 看破(かんぱ)ー真相を見破ること
- 焦眉(しょうび)ー危険が迫っていること
- 披瀝(ひれき)ー心の中の考えを包み隠さず打ち明けること
- 新鋭(しんえい)ー新しく現れてきて勢いが鋭いこと
- 闊達(かったつ)ー度量が大きいこと
- 折半(せっぱん)ー半分に分けること
- 打診(だしん)ー相手の意向を確かめるために様子を見ること
- 公算(こうさん)ー実現する見込み
- 肝要(かんよう)ー非常に大事、最も重要なこと
- 折衷(せっちゅう)ー良いところを1つに合わせること
- 委細(いさい)ー細かく詳しいこと
- 憐憫(れんびん)ーふびんに思うこと、あわれむこと
- 営々(えいえい)ーコツコツと努力するさま
- 金言(きんげん)ー格言
- 再三(さいさん)ー何度も
- 英気(えいき)ー優れた才能のこと
- 趨勢(すうせい)ー物事が進む勢い
- 督励(とくれい)ー監督して激励すること
- 奸知(かんち)ーよこしまな知恵
- 謬見(びゅうけん)ー間違った考えや見解
- 拮抗(きっこう)ー力に優劣がなく張り合っていること
- 在野(ざいや)ー個人が官途につかないでいること
- 陶冶(とうや)ー才能を作り上げること
- 閨秀(けいしゅう)ー学問や芸術などに優れた女性
- 猜疑(さいぎ)ー何かたくらんでいるのではないかと疑うこと
これらSPIの漢字の対策について、より詳しく解説した記事も書いています。
SPIの漢字の対策を進める際は、ぜひ合わせて参考にしてくださいね!
» 【SPIの頻出漢字90選】絶対に覚えておくべき漢字を解説!
コツ④ 言語問題の長文読解は本文ではなく問題から先に目を通す
続いて、SPIの言語問題のコツとして、長文読解で取り組むべきコツがあります。
それは、長文読解はいきなり本文(長文)を読み出すのではなく、問題から先に目を通すことです。
これは僕が就活生の時も、問題集でそれがコツだと教わって実行しました。
問題から読むのと、本文から読むのとでは圧倒的に回答のスピードが異なります。
問題から先に読んでおくと、本文を読んでいる中で「あの問題の正解はここだな」と問題の正解を探しながら本文を読むことができるんですよね。
よって長文問題は本文よりも先に問題に目を通してから、本文を読むようにしましょう。これは非常に重要なコツです。
コツ⑤ 言語問題は問題ごとに時間配分を意識する
先に長文問題は問題から読むことがコツだと話しました。
この長文問題に関してのもう一つのコツが、長文問題には時間をかけても良いということです。
実際に僕も言語問題を受けてみて、「二語の関係」「熟語」「語句の用法」の3つは対策できていると、本当にサクサクと回答ができました。
一方で、残りの「文の並び替え」「空欄補充」「長文読解」に関しては、回答するのに一定の時間を要します。
更にはこれらの問題は焦ると、頭が回らなくなって答えられなくなる感覚がありました。
このように問題形式によって、サクサク解くべきものと、時間をかけて丁寧に回答すべきものに分かれます。
僕の場合は「二語の関係」「熟語」「語句の用法」はサクサク回答し、「文の並び替え」「空欄補充」「長文読解」はその分の時間をかけると決めていました。
こうして時間配分を考えることは言語問題で良い結果を出すためのコツだと思いますね。
コツ⑥ 非言語問題は公式を覚える
続いて、SPIの非言語問題のコツを紹介していきます。
僕が就活生の時、非言語問題を攻略するコツはとにかく公式を覚えることだと感じました。
逆にSPIの非言語問題は公式を覚えておかないと、「この問題の解き方はわからないな」となって、どうあがいても解けないんですよね。時間もかかるし。
よって非言語問題はとにかく頻出問題を解くための公式を覚えておくことが重要です。
公式に関しては、問題集に丁寧に解説とともに書かれているので、ネットでサクッと公式だけ見て覚えようとするのではなく、問題集を使って問題を解きながら公式を覚えていくようにすることをおすすめします!
▼僕が最もおすすめするSPI問題集
コツ⑦ 分からない問題に時間をかけすぎない
続いて、言語問題と非言語問題で共通するコツとして、分からない問題に時間をかけすぎないことが挙げられます。
SPI検査はとにかく時間が短いと話しました。
よって分からない問題に時間をかけすぎると、その後の問題に全く取り組めなかったという事態に陥ってしまいます。
また正解していくと、後半の問題はどんどん難易度が上がり、その分の得点も高いとされているので、分からない問題に時間をかけすぎないことをコツとして押さえておいてください。
(注意点として、だからといって少し見て分からなかったらサクサク飛ばすのではなく、考えた上で分からない問題に固執しないという程度が大切です!)
コツ⑧ 序盤の問題でミスをしないよう焦り過ぎない
次に、こちらも言語問題と非言語問題で共通するコツですが、序盤の問題でミスをしないようにすることが重要です。
先にも伝えたとおりで、SPIは序盤に比較的簡単な問題が出題され、正解するごとに問題の難易度が上がっていきます。
序盤の問題で不正解が続くと、かなり難易度の低い問題を中盤で提示されてしまい、最終的な結果が低くなってしまうことが予想されます。
それゆえに序盤の簡単な問題でミスをしないよう、あまり焦りすぎないようにすることはSPIで回答していくうえで重要なコツだと僕は考えていますし、実際にそうでした。
コツ⑨ 後半の問題は難易度が高いことを把握しておく
続いて、SPIで良い結果を出すためのコツとして、後半の問題は難易度が高いことを把握しておくことも重要です。
序盤で正解を重ねていくと、後半の問題は難易度が上がっていきます。
これを理解していないと、後半になってから「あれ?いきなり難しい問題が出てきた。どうしよう」と焦ることがなくなります。
「ああ、後半はやっぱり難しい問題が出てくるな」ぐらいに焦らず取り組むことができるんですよね。
よってSPIの回答のコツとして、正解を重ねていくと後半に難しい問題が出題される傾向があることを覚えておいてください。
コツ⑩ とにかく問題を解いてSPIに事前に慣れておく
SPI能力検査の最後のコツは、とにかく問題を解いてSPIに事前に慣れておくことです。
SPIで出題される問題は、大学や高校で出題される問題ともまた違うものが多くて、慣れておかないと良い結果を出すことは難しいです。
一方で、慣れておけばサクサク解けるようになる問題ばかりなので、しっかりと問題を解いて事前に慣れておくことは非常に重要なSPI対策のコツだと断言できます。
次の章にて、SPIの能力検査の対策方法でおすすめのやり方を紹介しますね!
なるほど!最低限、これらのコツは押さえた上で、SPI対策やSPI試験本番にのぞむべきですね!
就活マンがおすすめするSPI対策のやり方
SPIは対策するに越したことはありません。
受験勉強のように、内容も難しくないので、少しでも対策すれば通過率が飛躍的に上がります。
そんなSPI対策に関して、就活生からよく「具体的にどう対策すれば良いですか?」と質問を受けるので、この章ではSPIのおすすめ対策を共有します。
僕がおすすめのSPI対策は、大きく以下の2つです。
- 逆求人サイトが提供しているSPI対策サービスを利用する
- 問題集を解く
①逆求人サイトが提供しているSPI対策サービスを利用する
まず最短で、かつ無料で対策したい人に最もおすすめなのが、逆求人サイトが無料で提供しているSPI対策サービスです。
パソコンでSPI受験できるのと、合格判定まで出るのがすごいんですよね。しかも無料で。
僕が就活生の時は、こうした無料サービスがなくて、有料アプリしかなかった。
今、僕が就活生ならSPI対策はこれを利用します。
いろいろなサイトのSPI対策サービスを見ましたが、最もおすすめはキミスカのSPI対策サービスで無料登録しておけば、SPI対策だけでなく、企業からのスカウトも届くので一石二鳥なのが本当に良い。
②問題集を解く
次に王道ですが、問題集に取り組むのが王道かつ確実ですね。
懸念点としては、問題集を買う費用と、買うまでの時間、そして分厚いのでそれでやる気がなくなってしまうこと。
問題集に取り組む場合は、SPI受験の2週間以上前にしたいところですね。
僕がおすすめのSPI問題集は、ずっと以下の2冊です。
▼初めてSPI対策の問題集に取り組む人に最もおすすめ
▼既に他の問題集を解いていて余裕のある人向け(内容が濃い)
SPI対策問題集に関しては、おすすめの問題集や選び方、勉強方法などを下記の記事で更に詳しく解説しているので、ぜひ合わせて活用してくださいね。
» 【SPI問題集のおすすめ本5選】これだけやれば良い問題集を厳選!
SPI対策アプリの活用もおすすめ
ちなみに「紙の問題集よりももっと手軽に対策したい」という人には、スマホアプリの活用もおすすめしています。
紙の問題集に比べると”解説の充実度”の点では劣りますが、とにかく沢山の問題を解いて覚えていきたいという人にはおすすめです。スキマ時間にも取り組めるので。
SPI対策アプリのおすすめに関しては、下記の記事でまとめているので参考にしてください!
» 【SPI対策おすすめアプリ5選】無料の超有用アプリを厳選!
SPI対策はとにかく問題に取り組むことに尽きるので、1日でも早くから取り組むようにしましょう!
SPI対策に関しては、裏技はなく、とにかく問題に取り組むことが重要なんですね!
SPI性格検査(性格診断)のコツ【2選】
ここまでSPIの能力検査のコツを解説してきました。
SPIには能力検査だけでなく、性格検査があるので、性格検査のコツは何か?
性格検査に関してはコツは特になくて、以下の2点を守ることが重要です。
【SPI性格検査(性格診断)のコツ】
- 正直に答える
- 悩まずサクサクと回答していく
①正直に答える
性格検査で重要なことは、嘘を付かずに正直に答えることです。
そもそも企業が性格検査を実施する理由は、自社に合う性格や能力を持つ人を厳選するため。
要するにSPIの性格検査を通して、その企業に合った人を探ります。
よって性格検査で嘘をついてしまうと、自分に合わない企業の選考に通過してしまい、後々、面接などで不採用になる可能性が高いんですよね。
(入社になってしまえば、自分に合わないと居心地が悪く、早期退職するはめになってしまうので要注意です!)
僕は何度も言いますが、就活は大学受験と違って「とりあえず良い会社に就職すれば良い」わけではありません。
あくまで自分に合った、自分にとって良い会社に入社する必要があります。
就活生側からも適性を合わせにいく努力が必要で、その1つがSPIの性格検査で正直に答えることです。
②悩まずサクサクと回答していく
次に、SPIの性格検査のコツは、悩まずにサクサクと回答していくことです。
1問1問、過剰に悩んで答えると時間切れになってしまって、正確な検査結果が得られないことがあります。
よって性格検査は悩まずにサクサクと、正直に回答していくことが重要かつ、王道です。
ちなみにSPIの性格検査を対策しようとする人がいますが、対策は不要です。
むしろ「こう回答したら評価されやすい」という対策をしてしまうと、それは自分の正直な姿ではないので、ミスマッチを起こす可能性があるので避けましょう。
SPIの性格検査に関しての解説は、下記の記事で更に詳しく書いています。性格検査について、より深く理解したい人は合わせて参考にしてくださいね。
» 【SPIは性格検査で落ちる?】性格検査の対策方法を解説!
なるほど!SPIの性格検査の方は、正直にかつサクサクと回答していくことこそがコツなんですね。
SPI試験の直前に押さえておくべきコツは?
ここまでSPI対策のコツを共有してきました。
就活生からよくある質問として、「SPI試験の直前(前日)に押さえるべきコツはありますか?」という質問。
これに対しては、この記事で紹介してきた中のコツで挙げると以下のとおりです。
【SPI試験の直前に押さえておくべきコツ】
- 言語問題で頻出の漢字の意味を暗記しておく
- 言語問題の長文読解は本文ではなく問題から先に目を通す
- 言語問題は問題ごとに時間配分を意識する
- 非言語問題は公式を覚える
- 分からない問題に時間をかけすぎない
- 序盤の問題でミスをしないよう焦り過ぎない
- 後半の問題は難易度が高いことを把握しておく
- 性格検査は正直にかつ悩みすぎずにサクサク回答する
上記のコツは、SPI試験直前に押さえておくことで、良い結果が出やすくなるので押さえておきましょう!
また僕の実体験としては、SPI試験の前日には言語問題で暗記できる漢字を見直したり、非言語問題の公式をおさらいする程度に留めるのが良いと感じています。
僕の場合は、あまりに前日に詰め込んでしまうと当日に余裕がなくなってしまうタイプなので、軽くおさらいするぐらいで、普段から問題集を解く時間を作ったりと基礎力を作っておくことが良いと考えていました。
直前に押さえるとすれば、こうしたコツをチェックしておけば良いんですね!
私は直前にやると焦ったりするから、前日はよく寝ることをコツとして実行しているよ。普段と変わらない生活を送った方が、パフォーマンスを発揮できると思う。
【補足】SPIの推論問題のコツは?
SPIのコツについて、「推論」のコツが知りたい人は多いと思います。
推論は非言語問題の中でも、慣れていないと難しいとされている問題なので、コツとしてはとにかく解説を見てからより多くの問題に取り組むことに尽きると僕は考えています。
(特にこれをやったらうまくいくという裏技的なコツはありません!)
SPI対策に特化したYouTubeチャンネルがある中、特におすすめは以下の動画ですね。
非常に分かりやすく推論の解説がされているので、こちらの動画で解説を見つつ、問題集で問題に取り組むという勉強方法こそが、推論を攻略するコツだと僕は考えています。
【補足】SPIの損益算の問題のコツは?
続いて、非言語問題の「損益算」についてのコツを調べる人も多いです。
損益算のコツは、まずは公式を覚えておくことに尽きますね。
【損益算で押さえておくべき公式】
・定価または売値=原価(仕入れ値)+利益
・定価×(1ー割引率)=売値
・原価×(1+利益率)=定価
上記の公式を押さえて上で、問題に取り組むことがコツだと言えます。
先の動画の配信者が損益算の例題を動画で挙げています。
公式を押さえたうえで、こちらの動画や問題集で問題に取り組むことで損益算に慣れることをおすすめします。
【補足】SPIの集合の問題のコツは?
続いて、非言語問題の「集合」の回答のコツが知りたい人向けに解説します。
この集合も非言語問題の中で、比較的難しい問題とされており、実際に受けた僕も限られた時間の中で集合に取り組むには難易度が高いなと感じました。
この集合のコツですが、とにかく問題を図解する能力を磨くこと(ベン図と呼ばれる図をいかにわかりやすく書けるか)に尽きます。
問題集の解答もわかりやすいですが、動画で解説されているのを見ながら、ベン図のイメージを頭で作るのも練習になるのでおすすめです。
中でも、下記の動画が最もおすすめだったので紹介しておきますね!
集合に関して、裏技的なコツは存在しません。とにかく図解能力・ベン図の作成能力を高めることに注力しましょう。それが唯一のコツだと言えます。
本記事の要点まとめ
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!
SPIを通過するためのコツについて、この記事で解説した内容を実行するだけで、通過率は上がります。
ですが、SPI対策の基本はやっぱり問題集を解説をしっかり読みながら解くことに尽きると思っています。
あまりに「コツはないか!コツはないか!」と、裏技ばかり探すのはSPI対策においては悪手だなと思っているので、あくまでこの記事のコツは押さえたうえで、問題集を使った対策に全振りすることをおすすめします!
これからもこのホワイト企業ナビでは、就活や転職に”本質的に役立つ情報”を僕の経験や知見を踏まえて、書いていきます。
気に入ってくれた方は、ぜひこのホワイト企業ナビを含めて利用してもらえると嬉しいです!
【本記事の要点まとめ】
- SPIの能力検査を突破するためのコツとしては、「言語問題の対策から進める」「言語問題では出題される問題の特徴を把握する」「言語問題で頻出の漢字の意味を暗記しておく」「言語問題の長文読解は本文ではなく問題から先に目を通す」「言語問題は問題ごとに時間配分を意識する」「非言語問題は公式を覚える」「分からない問題に時間をかけすぎない」「序盤の問題でミスをしないよう焦り過ぎない」「後半の問題は難易度が高いことを把握しておく」「とにかく問題を解いてSPIに事前に慣れておく」などが重要である
- SPIの性格検査のコツは「正直に答える」「悩まずサクサクと回答していく」ことが挙げられる
【SPI対策問題集】
- 【SPI問題集のおすすめ本5選】これだけやれば良い問題集を厳選!
- 【SPIは青本と赤本どっちを買うべき?】問題集の最適解を考察!
- 【SPIの青本は難しい?】買うべきか実際に使用した僕が解説!
- 【SPIの青本の使い方】実際に使った僕が青本の進め方を解説!
【SPI対策アプリ】
【SPI言語問題の対策】
【SPI英語問題の対策】
【SPI基礎知識】
- 【SPIとテストセンターの違いは?】この6つだけ押さえよう!
- 【SPIボーダーライン企業一覧表】通過目安を徹底調査!
- 【SPI必須のコツ13選】これだけは押さえるべき回答のコツを解説!
- 【SPIがない企業は?】SPIの実施がない企業の特徴も解説!
- 【SPIは性格検査で落ちる?】性格検査の対策方法を解説!
- 【SPIに裏技はある?】通過率を高める必須施策を解説!
- 【SPIでカンニングがバレたら?】危険性を徹底解説します!
- 【SPIはチャットGPTで解ける?】絶対に避けるべき理由を解説!
- 【SPIで電卓は使える?】受験形式別に電卓が使えるのか解説!
【SPIへの苦手意識・対策不十分】
- 【SPI対策が間に合わない時の対処法】前日にこれをすべき!
- 【SPIボロボロでなぜ受かった?】その後の選考への影響も解説!
- 【SPIで半分しか解けなかった】通過できるか徹底解説します!
- 【SPIが全く解けない場合はどうする?】改善点を経験者が解説!
- 【SPIはノー勉でも通過できる?】一夜漬け可能かも解説!
- 【SPIは1日で対策できる?】3日で対策する方法も解説!
- 【SPIが苦手すぎる人はどうする?】最適な対策方法を解説!
- 【SPIは意味ない?】くだらないと言われる理由と実態!
【SPIテストセンター関連】