【SPIで電卓は使える?】受験形式別に電卓が使えるのか解説!

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就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!

累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

どんな人が書いているか分からない記事は信頼できないと思うので…

まずは簡単に自己紹介をまとめました!

自己紹介(この記事を書いた人)
・就活マン(本名:藤井智也)
・日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営
・ホワイト企業ナビの運営代表(株式会社L100代表取締役社長)
・愛知の中堅大学からカゴメ株式会社からの総合職での内定を獲得して入社。
・これまで7年間で書いた記事は2000記事以上

また、この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、就活や転職活動をした時に感じた次の思いから立ち上げました。

「ブラック企業の求人を掲載するなよ!残業が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」

同じ思いを持つ就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!

それでは本題に入っていきますね!

今回はSPI試験で電卓が使用できるのか解説していきます。

結論から言うと、自宅で受験するWEBテストのみ電卓を使用することができます。

他のテストセンターや企業が用意した会場への持ち込みは禁止なんですよね。

この記事では更に深堀りして、そもそもSPIで電卓を使用すべきなのかまで詳しく解説していきます。

僕が就活生の時の実体験に基づいて解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね!

自宅受験の場合は電卓が使用できるんですね!でもそもそも電卓は利用すべきですか?

僕が就活生の時は電卓は使わなかったよ!詳しく解説していくね!

【結論】SPIで電卓が使用できるのはWEBテストのみ

冒頭で解説したとおりで、SPIで電卓を使用できるのは自宅で受けるWEBテストのみです。

SPI試験には大きく4つの受験方法がありますが、WEBテスト以外は使用できません。

受験形式 電卓の使用可否
WEBテスト
(自宅で受ける形式)
使用できる
テストセンター
(全国にあるテストセンター会場で受ける形式)
使用できない
インハウスCBT
(企業が用意した会場でパソコンで受ける形式)
使用できない
ペーパーテスト
(企業が用意した会場で紙のテストを受ける形式)
使用できない

テストセンターや受験会場への持ち込みは不可

テストセンターでの受験を指定する企業は多いので、そもそも電卓を使用せずにSPIを解けるように対策することが重要なんですよね。

僕が就活生の時は、テストセンター受験が4割、自宅受験が5割、インハウスCBTが1割でした。

つまり半分以上のSPIでそもそも電卓を使用することができないと言えます。

なるほど!テストセンターやインハウスCBTでは電卓が使用できないんですね。

そうなんだよ!だから電卓ありきでSPI対策をするのはおすすめできない!電卓はないものとしてSPI対策を進めるべきだよ!

SPIのWEBテストでスマホの電卓は使用して良いのか?

次にこの章では、「自宅受験のSPIでは電卓が使えることが分かったけど、スマホの電卓を使っても良いの?」という質問に回答したいと思います。

結論から言うと、スマホの電卓も利用することはできます。

しかし、普通の電卓を買った方が良いと僕は考えています!

SPIにはないですが、Webテストの中にはカメラでの監視式のテストもあるので、その際にスマホの電卓を利用しているのが見られるのはまずいですよね。

電卓は100均でも売っているので、1台ぐらいは買っておいておいても良いでしょう。

ちなみに僕が持っている電卓は、下記のカシオの電卓なのですが、1000円ほどで買えるのと使いやすくて非常におすすめですよ!

電卓以外のSPIテストセンターの持ち込み禁止物

ここまでの解説にて、SPIのテストセンターやインハウスCBTでは電卓が使用できないと分かりました。

その上で補足として、テストセンター受験にて、電卓以外に持ち込みが禁止なのは何なのか共有しておきたいと思います。

テストセンターは会場で荷物を預けることができるので、持ち込み禁止物を持っていくことはできるのですが、SPIを受けるパソコンまで持っていけないものは意外と多い。

一覧で紹介しますね。

【SPIのテストセンター試験に持ち込みできない物】

  • 筆記用具
  • 時計
  • スマートフォン
  • 電卓
  • 電子辞書

基本的にはSPIを受けるパソコンのところに持っていけるものはないと覚えておきましょう。

反対に、テストセンター試験場に持っていかないといけない物は「身分証明書(運転免許証、パスポート、学生証※プラスチックカード型のみ)」と「受験票」です。

※受験票は、「受検予約完了画面」を印刷した紙のことを指します。

時計も持ち込みできないんですね!そりゃ電卓は持ち込めないはずですね。

SPIのWEBテストで電卓は使用すべきか?

次にこの章では、SPIのWEBテストで電卓を使用すべきか解説しますね。

結論から言うと、僕はWEBテストで電卓が使用できるとしても、使用することをおすすめしません。

なぜなら先にも話したとおりで、SPI対策はテストセンターの対策もしないといけないので、電卓ありきで対策をしないようにするためです。

またSPIの非言語問題で出題される問題は、電卓を使用しなくても十分に解ける問題。

よってSPIは「電卓を使用しない」として、対策をしたり、試験を受けた方が取り組みやすいと考えています。

もちろん暗算があまりに苦手、筆算が全然できないという方は電卓を近くに置いておいても良いと思いますが、電卓を使用しないでも解けるレベルまではSPIの問題集をやり込むべきです。

SPI対策のおすすめの問題集に関しては、下記の記事で詳しく解説しているので、「まだ問題集を買っていない」という方は参考にしてくださいね!

» 【SPI問題集のおすすめ本5選】これだけやれば良い問題集を厳選!

たしかにテストセンターの対策もしないといけないとなると、そもそも「電卓ありき」という状態で取り組むべきじゃないですね。

SPIで電卓を使えるのはどんな問題?

次にこの章では、SPIで出題される電卓が使える(使う)問題について解説したいと思います。

SPIの非言語で出題される問題の種類は大きく9つあります。

中でも電卓を使用することで、計算しやすくなるのが「金額の計算」と「速度算」と「割合」ですね。

【SPI非言語で出題される問題の種類】

  • 推論
  • 表の読み取り
  • 集合
  • 場合の数
  • 確率
  • 分担計算
  • 金額計算 →電卓を使うと計算しやすい
  • 速度算 →電卓を使うと計算しやすい
  • 割合 →電卓を使うと計算しやすい

それぞれの問題ごとに電卓で途中の式を計算すると、筆算より早く解けます。

例えば、金額計算の場合、13000円÷4=3250円(13000円を4人で均等に支払うと1人いくらですか)などは電卓を使ったらサクっと計算できますよね。

具体的な問題に関しては、以下の問題集などで取り組むようにしてみてくださいね。

(ここで例題を1つ2つ紹介しても、全然対策にならないので、問題集をちゃんと使って体系的に対策を進めていくことが重要です!!)

▼SPIのおすすめの問題集

» 【SPI問題集のおすすめ本5選】これだけやれば良い問題集を厳選!

SPIでおすすめの電卓は?

次にこの章では、SPIに使用するおすすめの電卓を紹介したいと思います。

先に1つおすすめの電卓を紹介しましたが、それと合わせて計3つの電卓を紹介しますね。

紹介する3台ともにお値段は1000円〜1500円ほどです。

①カシオ カラフル電卓(MW-C20C-LB-N)

まずは僕が持っているおすすめの電卓から紹介します。

こちらの電卓は、デザイン性が高くて、様々なカラーバリエーションから選ぶことができます。

「ダサい電卓は持ちたくない」という人におすすめなのですが、オレンジなどの蛍光色を選んでしまうと、若干数字が見にくいので僕はペールブルーなどの落ち着いた色を選ぶことをおすすめしています!

ボタンも大きく、価格も1000円ほどと3台の中で最も安いのも良い。

②シャープ普通電卓(EL-N432-X)

次に紹介するのが、シャープの普通電卓です。

液晶画面が斜めになっているので、非常に見やすく、また数字のボタンが大きいので使いやすい。

デザインもシンプルで長年利用できるので、1台持っておくと良い電卓ですね。

③カシオ電卓(MW-12GT-N)

最後に紹介するのが、カシオ電卓です。

1台目に紹介したカシオの電卓に比べて、かなり事務的なデザインなので、人によってはこちらの方が好きという人もいるかもしれません。

液晶も十分な大きさがあり、斜めになっているので視認性も非常に高い。

事務的なデザインが好きで、かつ「電卓はシャープよりカシオが良い!」という人は、こちらの電卓をおすすめします!

電卓は100均の物でも十分なクオリティ。基本的には自分が気に入ったデザインと、今後どのぐらい使うのかを考慮して選ぶと良いですよ!

【補足】なぜSPIのテストセンターでは電卓が禁止なのか?

続いて、この章では「なぜSPIのテストセンターで電卓が禁止なのか?」というよくある質問に答えたいと思います。

結論から言うと、「筆算」を含めてその就活生の基礎能力だと判断するためだと考えることができます。

SPIの非言語問題を出題するのは、その就活生の数学力を測るためです。

暗算や筆算も数学力の一部だと考えれば、テストセンターで電卓が禁止な理由が分かりますよね。

一方で、WEBテストで電卓が使用できるのは、自宅で受験する際に電卓の使用有無を確認、禁止するのが物理的に難しい。

よって一部の就活生は電卓を使用するけど、一部の就活生は使用できない(ちゃんと守る)という不平等がないように自宅受験では特に禁止にしていないのだと予想することができます。

なるほど!たしかに暗算や筆算も数学の基礎的な能力ですよね!

それを測るためにも、テストセンターやインハウスCBTなどの受験方式では電卓の使用を禁止しているんだろうね。

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

SPIでの電卓の使用について、この記事1つで理解できたと思います。

SPI試験に関しては、とにかく早くから問題集に取り組むことに尽きます。

SPIはあくまで「足切り」であり、基本的にはエントリーシートや面接での評価が、内定獲得できるかいなかを左右する。

それゆえにSPIの対策ばかりに時間を取られて、肝心なエントリーシートや面接対策に注力できないと元も子もないですからね。

ぜひこの記事を読んだ方は、電卓の使用有無以上に、すぐに問題集に取り組むことを大事にしてください。

これからもこのホワイト企業ナビでは、僕自身が「この記事なら読みたいな!」と思える内容を丁寧に書いていきます。

少しでも気に入ってくれた方は、「ホワイト企業ナビ記事一覧」をブックマークしてくれると嬉しいです!

以上、就活マンでした!!

【本記事の要点まとめ】

  • SPIで電卓を使用できるのは、自宅で受験するWEBテストのみ。
  • SPIのテストセンター受験やインハウスCBT(企業が用意した会場で受けるテスト)では、電卓の持ち込みができないため、SPIの非言語問題の対策は基本的に電卓を使用せずに行うことが重要。そのうえで、自宅受験だけ電卓をサポートで使用するのがベストなやり方。
  • おすすめの電卓としては、カシオやシャープが品質が良くて使いやすいが、100均の電卓でも十分にSPIの非言語問題に使用することができる。
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この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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