就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
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それでは本題に入っていきますね!
今回はSPIの「性格検査」について解説していきたいと思います。
SPIのは能力検査と性格検査がありますが、中でも性格検査は自分の長所や能力などが検査によって企業に評価される検査です。
僕が就活生の時、この性格検査に対して「こう回答したら評価されやすい回答を選ぶ方が良いかな」と考えていました。
ですが結果的に正直に答えるようにしたことで、自分に合う企業だけ面接に進むことができて効率的だったんですよね。
今回はそんな僕の実体験も踏まえて、SPIの性格検査で落ちることはあるのか、またSPIの性格検査はどう対策していけば良いのか詳しく解説していきます。
この記事だけ読めば性格検査について完璧になるよう書き込んでいくので、ぜひ参考にしてくださいね!
SPIの能力検査は問題集を解いて勉強しようと思っていましたが、性格検査はどう対策していけば良いかイメージが付きません。詳しく教えてください!
目次
SPIは性格検査で落ちることはある?
SPIの性格検査で落ちることはあるのか?
結論から伝えると、当然ですが性格検査で落ちることはあります。
会社名は言えないですが、複数の人事担当者から「SPIの性格検査の結果を見て不採用にすることがある」という話を聞きました。
そもそも性格検査の結果で落とすことがないなら、わざわざSPIで性格検査を実施する必要がないですよね。(企業側はSPIを実施するのに費用をかけているわけなので)
SPIの性格検査で落ちることは就活生にもメリットがある
「SPIの性格検査で落ちることがある」と聞くと、どうしてもデメリットに感じますよね。
ですが、実は性格検査で落とされることは就活生側にもメリットがあります。
それは「自分の性格や能力に合わない会社に入社しなくて済む」とメリットです。
就活は大学受験と違って、とりあえず入社できれば良いわけじゃありません。
1社に定年まで勤めるなら約40年。
自分の性格や能力に合わない会社で40年も働けないですよね。
転職を視野に入れたとしても、1社目から結果を出せた方が良いから、当然自分に合う企業に入社するに越したことはありません。
この点を押さえることができると、いかに自分に合わない企業に”入社しないか”を考えることも、就活の成功を左右する重要なポイントだと分かります。
(この視点が抜けている就活生が非常に多いと僕は感じています…!)
SPIの性格検査で落ちるということは、その企業は自分に合わないということです。
だからこそ、SPIの性格検査は落ちても良いから正直に答えることがマスト。
自分の性格や能力を偽って、自分に合わない会社に入社しても、結果が出せないのと居心地が悪くなるのでおすすめしません。
なるほど!SPIの性格検査で落ちることは、実は就活生側にとっても自分に合わない企業を早々に避けれたとしてメリットなんですね。
大学受験と違って、就活では落ちたことをそのままデメリットとして受け取るのではなく、「自分に合わない企業を避けることができた」というポジティブな面で受け取ることも重要なんだね。
SPIは性格検査ではなく能力検査の対策をすべき
前の章にて、SPIの性格検査で落ちることがあると話しました。
また落ちることは悪いことではなく、自分に合わない企業を避けることができるというメリットだということも話しました。
これらが分かると、SPIの性格検査は対策が不要だということが分かります。
(細かく言うと、SPIの性格検査は「嘘をつかない」「素早く回答していく」という2点だけ押さえておくことが対策だと言えます)
よってSPIで対策すべきは性格検査ではなく、能力検査です。
SPIの能力検査とは、国語問題や数学問題が出題され、基礎学力を測る検査ですね。
こちらの能力検査で落ちるのは、単なる「勉強不足」なので、絶対に対策しましょう。能力検査で落ちるのは本当にもったいないので。
SPIの能力検査対策は「紙の問題集+キミスカ」がおすすめ
SPIの能力検査対策のやり方ですが、基本的には紙の問題集がおすすめです。
加えて、ネット上で模擬練習に取り組むことができて、更には合否判定まで出してくれる逆求人サイト「キミスカ」が提供するSPI対策サービスも併用しましょう。
キミスカは逆求人サイトなので、SPI対策を受けられるだけでなく、プロフィールを登録しておくことで企業からスカウトが届くのも良い。一石二鳥なのが魅力です。
(※キミスカはスカウトに種類があって、ゴールドスカウト・シルバースカウト・ノーマルスカウトのうち、ゴールドとシルバーだけ対応するのが個人的にはおすすめです!企業の本気度が高いので)
おすすめのSPI対策問題集
キミスカのSPI対策サービスで模擬練習しつつ、基礎力は紙の問題集で付けるのがベストです。
なぜなら解説の充実度、わかりやすさは紙の問題集が最も優れているから。
おすすめの紙の問題集は、僕が就活生の時にもフル活用していた「これが本当のSPI3だ!」ですね。
おすすめのSPI対策問題集ランキングでも1位として紹介しています。
ちなみに「紙の問題集じゃなくてアプリで対策したい」という就活生もいると思います。
個人的にはアプリは解説が弱いのと、スマホの画面が小さくて読みにくいので、紙の問題集に比べるとおすすめ度は低いです。
ですが、おすすめのアプリとアプリだけで対策したい場合のおすすめアプリの記事を紹介しておきますね。それぞれ自分のニーズに合わせて参考にしてください。
▼おすすめの無料SPI対策アプリランキング
» 【SPI対策おすすめアプリ5選】無料の超有用アプリを厳選!
▼SPI対策をアプリだけでやりたい場合におすすめの有料アプリ
» 【SPI対策はアプリだけで十分?】アプリだけで完結するか解説!
SPI対策は性格検査ではなく、能力検査に注力すべきなんですね。性格検査はむしろ対策してはいけない、正直に素早く回答することが重要なんですね。
SPIの性格検査で落ちる理由
ここまでSPIの性格検査で落ちる可能性があると解説してきました。
この章では、更に深堀りして、「なぜ性格検査で落とされるのか?」という理由を解説します。
実際に知り合いの人事から話を聞いた時も、以下の2点が理由だと話していました。納得です。
【SPIの性格検査で落ちる理由】
- 性格や能力がその会社に合わないと判断されたから
- エントリーシートと総合的に判断して適性が低いと判断されたから
理由① 性格や能力がその会社に合わないと判断されたから
SPIの性格検査で落ちる理由として、最も大きな理由は「性格や能力がその会社に合わないと判断されたから」でしょう。
大学受験は「この大学はこういう性格の人が合う」というのはありません。
だから大学受験はテストの点数だけで決まります。
一方で、就活の場合は「この会社にはこういう性格の人が合う」という適性がはっきり存在します。(むしろそれで決まるわけで)
だからこそ、東大生でも落ちる会社があるわけです。
企業によっては能力検査の結果よりも、性格検査の結果の方を重視する企業も多いでしょう。
僕も会社を経営していますが、採用するなら性格検査の結果を重視します。
性格検査で落ちる理由として、単純に「この性格や能力の人はうちの会社には合わない」と判断されたからであって、別にそれは悪いことじゃない。
自分に合った会社と出会うことが重要です。
(余談ですが、そのためにも僕はある程度の数のエントリーを確保すべきだと考えています。平均は20〜30社と言われていますが、個人的には50社以上にエントリーして、自分に合う企業を広い視野で探し続けることが大切だと思っています!
⇒そのためにも、このホワイト企業ナビではめちゃくちゃ丁寧に企業を取材して、質の高い求人を掲載するようにしています。皆さんの企業理解と視野が広がったら良いなという思いで運営しているんですよね!)
またこうしたSPIで人事側が得られる情報について、SPI公式サイトが公開している記事が役立ちます。
SPIの理解を深めるためにも、ぜひ1度目を通しておいてくださいね。
» SPIの分析で何がわかる?基本的な仕組みと活用方法を解説|SPI3公式サイト
理由② エントリーシートと総合的に判断して適性が低いと判断されたから
次にSPIの性格検査で落ちる理由として、性格検査の結果だけでなく、エントリーシートの内容と総合的に判断して不採用を決定された可能性があります。
企業によっては適性検査の前にエントリーシートの提出を依頼する企業も多く、その場合は、エントリーシートの内容を踏まえ、総合的に次の選考に進ませるか判断します。
この場合はSPIの結果単体で評価されたというよりも、エントリーシートの内容も踏まえて判断されています。
こうした背景もあるので、選考ではエントリーシートの段階から手を抜かないことが重要です!
(更に言うと、エントリーシートは面接でも参考にされる。つまりは全ての選考を通じて、ずっと参考にされ続けるものなのでエントリーシートに手を抜かないことは選考対策において非常に重要です)
SPIの性格検査で落ちる理由は、性格検査の結果やエントリーシートとの総合的な判断によって、「この人は自社に合わない」と適性が合わないと判断されたということですね。
誰しも合う合わないがあるから、不採用になったことを「自分はどこからも評価されない人間だ」と思うのではなく、「この会社とは合わないのか」程度に思うことも重要だよね。
【補足】SPIの性格検査は矛盾や嘘が理由で落ちることは少ない
SPI性格検査に関して、少し補足ですが、就活生から「SPIの性格検査で嘘や矛盾がバレますか?」という質問を受けることがあります。
結論から言うと、SPIの性格検査で似た回答があり、その回答に矛盾があっても、それに対して「矛盾がある」「嘘を付いている」と評価されることはないようです。
そもそもどれだけ似た質問でも、その微妙な差によって回答が異なることはありますよね。
よってSPIの性格検査は矛盾や嘘が理由で落ちることは少ないと押さえておきましょう。
ですが、何度も言う通りでSPIの性格検査で”狙って”嘘を付くことはやめましょう。
就活は何社も受けることができるので、自分に合わない企業の選考に進んでも意味がありません。
SPIの性格検査の結果で「嘘をついている可能性◯%」のような結果は出ないということですね。
SPIの性格検査でやってはいけないこと【3点】
ここまでSPIの性格検査で落ちる可能性について解説してきました。
加えて、SPIの性格検査は基本的には対策しない方が良いと話しました。
対策自体はしない方が良いのですが、ここで解説する「注意点」だけは目を通しておいてください。
SPIの性格検査に関して、やってはいけないことが大きく3つあります。
【SPIの性格検査でやってはいけないこと】
- 嘘の回答をする
- 事前に企業にウケそうな回答を調べる
- 考えすぎて時間切れになる
①嘘の回答をする
まずSPIの性格検査では嘘の回答をすることはやめましょう。
何度も書いてきたとおりで、就活は自分に合わない企業に入社しても意味がありません。
SPIの性格検査で落ちるのは、その企業が自分に合わなかった証拠なので、それは良いことです。
「こう回答した方が評価されそうだな、自分の性格とは違うけど」と、嘘の回答をすることは避けるようにしましょう。
②事前に企業にウケそうな回答を調べる
次にSPI性格検査でしてはいけないことは、事前にその企業からのウケが良さそうな回答を調べたり、考えることです。
企業には「求める人物像」が設定されていることが多く、それを見て「この企業にはこう回答した方が良いだろう」と予測することができてしまいます。
例えば、その企業が求める人物像が「明るく社交性がある人材」だとして、SPIの性格検査で「周りとワイワイすることが好きだ」という質問があれば、「好きだ」と回答した方がウケが良いだろうと想定することができますよね。
ですが、先の注意点と同様で、そのように対策してしまうとミスマッチが生じます。
SPIの性格検査の結果と、自分の実際の性格が乖離してしまって、企業があなたの認識を間違えてしまうんですよね。
もちろん、その後の面接で違いがバレて不採用になる可能性もあり、どのみちSPIの性格検査で自分の性格を偽ることは、就活生側と企業側、双方のデメリットになるので避けるようにしましょう!
③考えすぎて時間切れになる
次に性格検査の本番の話ですが、1問1問、考えすぎて時間切れになることは避けましょう。
こうした性格検査は直感的にサクサク答えることが重要です。
この点でも「この回答はどうすれば評価されるか」と考えることは避けるべきですね。
時間切れになって全ての質問に回答できない場合は、それがマイナス評価される可能性が十分にあるので注意が必要です。
なるほど!SPIの性格検査に対してはこれらの注意点を押さえておくべきですね!
SPIの性格検査は正直に答えるべきか?
SPIの性格検査について、就活生から「正直に答えるべきですか?」と質問を受けます。
ここまで何度も伝えてきたとおりで、SPIの性格検査は正直に答えるべきです。
自分に合わない企業から内定を獲得し、入社したとしても、合わない企業だと成果が出しづらかったり、社員さん達と合わないことも多くて苦労します。
SPI性格検査は正直にサクサク回答していくことを意識してくださいね!
仮にネガティブに捉えられがちな性格でも、それを踏まえて採用してくれる企業に入社すべきですよね。
SPIの性格検査についてよくある質問
この章では、SPIの性格検査に関してその他よくある質問に回答していきます。
1つでも多くの疑問をここでクリアにしていきましょう。
質問① SPIの性格検査は練習問題に取り組むべきですか?
SPIの性格検査は練習問題に取り組む必要はありません。
僕が就活生の時も、SPIの性格検査の練習問題には一切取り組みませんでした。
それでも回答方法は分かりやすくて、サクサク答えることができるので、練習問題に取り組まなくても十分に対応することができます。
ちなみにSPIで押さえるべきコツに関しては、下記の記事で書いているので、対策として合わせて読み込んでみてください。
» 【SPI必須のコツ13選】これだけは押さえたい回答と対策のコツを解説!
質問② SPIの性格検査で時間切れになったらやばい?
SPIの性格検査で時間切れになることは、基本的には避けるべきです。
なぜなら性格検査は全問回答したことを前提として、その人の性格や能力に関しての結果が出るからです。
仮に数問だけ答えられなかったなら正しい結果が出る可能性はありますが、数十問残した状態で時間切れになった場合は、自分の性格や能力を正しく反映しきれていない可能性があります。
それがミスマッチや企業側の誤った判断に繋がってしまいますよね。
これらを考慮しても、SPIの性格検査は時間切れにならないようサクサク回答していくことが重要です。
質問③ SPIの性格検査を無料で受けられるサイトはある?
SPI自体が企業に対して有料で提供されているサービスなので、SPIの性格検査を無料で受けられるサイトはありません。
しかしイメージを掴むことを目的とするのであれば、16Personalitiesの「無料性格診断テスト」が個人的には精度が高くておすすめですね。
自己分析を目的としてこうした性格診断テストを受けるのは有効なので、SPIの性格検査の練習として取り組んでみてください。
本記事の要点まとめ
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!
SPIの性格検査についての理解が、この記事を通して深まったら嬉しい限りです。
僕が就活生の時も「SPIの性格検査は落ちないようにウケが良さそうな回答をした方が良いかな?」なんて考えていました。
ですが、結果的に正直に答えることにして、それを良しとしてくれた企業から評価される方が良かったと今でも思います。
SPIの性格検査で落ちることはむしろ良いことです。能力検査で落ちることは努力不足なので悪いこと。
この違いを押さえた上で、SPI対策を進めてくださいね。
このホワイト企業ナビを通して、これからも就活に本当に役立つ情報を発信していきます!
もし気に入ってもらえれば、ホワイト企業ナビもフル活用してみてください。
僕はとにかく「就活や転職でこんな記事やサービスがあったら良いな」を追求し続けていきます!
【本記事の要点まとめ】
- SPIの性格検査で落ちることはある。
- SPIの性格検査で落ちる理由としては、その企業が自社に合わない性格や能力だと判断したことに尽きる。
- 他にも矛盾が多く嘘の回答をしていると判断された場合も性格検査で落とされることがある。
- SPI対策はそもそも性格検査は正直に答えるだけだから対策は不要。一方で能力検査に関しては問題集やアプリをフル活用して徹底的に対策をする必要がある。
【SPI対策問題集】
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