【SPIは使いまわしできる?】テストセンター結果を使い回す基準を解説!

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それでは本題に入っていきますね!

今回はSPIのテストセンター受験の結果は、何社にも使い回すことが可能なのか?

また何を基準にして使い回すべきかを解説していきます。

僕が就活生の時も、「今回のテストセンターの結果を使いまわそうかな?」と悩んだことがあります。

その時は東証プライム上場企業で通過したので、それを使い回すことにしたんですよね。

このように使い回す基準まで詳しく解説していくので、SPIの結果を使いまわそうか迷っている人はぜひ参考にしてくださいね!

SPIのテストセンターの結果を使いまわすべきなのか、また受けるべきなのか迷っています。基準など含めて教えてください!

そもそもSPIの結果は使いまわしできる?

まずそもそもSPIの結果は使い回すことができるのか?

その他のWebテスト、ペーパーハウス、インハウスCBTの受験方法は、結果を使い回しすることができないので押さえておきましょう。

受験方式 概要 使い回しの可否
テストセンター 全国にある試験会場で受験する方式 可:使い回し可能
Webテスト 自宅のPCで受験する方式 不可:使い回しできない
ペーパーテスト 応募企業でマークシートを受験する方式 不可:使い回しできない
インハウスCBT 応募企業の指定会場で企業の用意したPCで受検する方式 不可:使い回しできない

SPIの結果の使い回しは最新の受験分のみ

例えば、SPIをテストセンターで2回受けたとして、1回目の結果を次の会社に提出することはできないんですよね。

次の会社に提出できるのは、あくまで最新の2回目の結果のみです。

SPIの結果で使い回しできる期限は1年間

イメージとしては、SPIのテストセンターの結果は1年だけ保管されており、それを過ぎてしまうと使い回しができないので、再度テストセンターで受験する必要があるんですよね。

特に早期選考に参加して、SPIを早めに受けた人は、このように結果の保存期限があることを押さえておくことが重要です。

(期限があることを知らずに、1年たった時、SPIの対策を全くしてなくて暗記した言葉や数学の解法を忘れていると積んでしまうので注意!)

SPIの結果は複数の企業に使い回すことができる

ちなみにテストセンターで受験したSPIの結果は、最新の分であれば、複数の会社に使い回すことができます。

僕の場合は、1回目受けた時にテストセンター受験に慣れていなくて、手応えがなかったため、2回目に受けた結果を、その後すべての会社に使い回していました。

SPIのテストセンターの結果を求める企業に対して、すべて使い回しできるので、SPIを何度も受ける必要がなくて便利ですよね。

なるほど!SPIはテストセンターで受験した最新の結果のみ、複数の企業に使い回すことができるんですね!

SPIのテストセンター受験の結果を使い回す基準

SPIのテストセンター受験の結果を使い回せることが理解できました。

次に理解すべきは、「使い回すべき結果」を判断する基準についてです。

自分なりに手応えがある結果を使い回せば良いのか?

ではどうやって使い回すべきSPIの結果を判断すればよいのか。

僕が考えていた基準は以下の2つです。

【SPIの結果を使い回す基準】

  • 東証プライム上場企業で通過できた結果を使い回す
  • 明らかに手応えのある結果を使い回す

基準① 東証プライム上場企業で通過できた結果を使い回す

SPIのテストセンター受験結果を使い回す基準として、僕が置いていたのが「東証プライム上場企業の選考で通過できたかどうか」でした。

東証プライム上場企業の多くは、知名度や安定性の高さから、就活生から抜群の人気を誇ってます。

つまりはエントリー者数が多く、SPIの選考で足切りする人数が多いんですよね。

実際に僕が就活生の時も、大手化学メーカーのSPIをテストセンターで受験し、その選考で通過できたので、その時の結果をその後のすべての企業に使い回しました。

結果的にSPIで落ちたことはありません。

東証プライム上場企業を受けていない場合でも、倍率が高い企業にはこれが当てはまるので、東証プライム上場企業を筆頭とした人気企業の選考で通過した結果を使い回すのは賢い選択だと考えています。

基準② 明らかに手応えのある結果を使い回す

先に紹介した基準は、実際に選考通過できたことが分かってからしか使い回しすることができません。

結果が来るのは、SPIを受けて1週間〜2週間後になることも多く、結果が来る前に他の企業からSPIの結果の提出を求められたら使い回すべきか悩みますよね。

実際に僕もその場面があったのですが、その時に基準とすべきは「自身の体感」しかありません。

SPIは結果が見れないので、自分が手応えを感じたかどうかという体感を信じて、使い回すかどうか判断すべきです。

幸いにも、SPI検査は「この問題は分かる・分からない」がはっきり分かるので、手応えを感じやすいため、自身の判断で「この結果は間違いなく手応えがあるから使い回しすべきだ」と結論付けることも重要でしょう。

なるほど!SPIのテストセンター受験結果を使い回すかどうかの基準としては、実際に人気企業の選考で通過できたか、または手応えがあったかで判断すべきなんですね。

SPIの結果が分からない以上、その2基準しか存在しないからね。実際に通過したという基準を最優先としつつ、次点で自分の手応えで判断することが重要なんだね。

SPIのテストセンターの結果を使い回すメリット【2点】

ここまでSPIのテストセンター結果の使い回しについて解説してきました。

この章では補足として、そもそもSPIの結果を使い回すことにどんなメリットがあるのか、簡単に解説しておきます。

実際に僕もSPIの結果を使い回していましたが、その最大のメリットは大きく2つあります。

【SPIのテストセンターの結果を使い回すメリット】

  • SPIを受験する工数を削減できる
  • 1度でも手応えのある結果を出せば良い

メリット① SPIを受験する工数を削減できる

最大のメリットは、工数の削減です。

SPIのテストセンター受験は、わざわざテストセンター会場まで行って受ける必要があるので、交通費もかかるし、時間もかかるしで非常に手間です。

その点、結果を使い回すことで受験の工数を削減できるため、浮いた時間を企業探しや更なる自己理解の追求、選考対策などに使うことができますよね。

メリット② 1度でも手応えのある結果を出せば良い

次に意外に見落としがちなメリットとして、SPIの使い回しができることで「1度でも手応えのある結果を出せば良い」という心理的なメリットを得ることができます。

どれだけ対策していても、出題される問題やその日の体調によって、受験する度に手応えは変わりますよね。

その点、1度でも手応えのある結果が出れば、それを使い回すことができるので、結果のブレがなくなり、選考通過率を高めることができます。

SPIを使い回すメリットとしては、工数の削減と手応えのある結果を流用できることで、選考通過率の安定性が図れる点にあるんですね!

SPIのテストセンターの結果を使い回す際の注意点

ここまでの解説にて、SPIの結果を使い回すメリットを実感したと思います。

この章では、使い回す際の注意点を最後に解説しておきますね。

実際に僕もSPIの結果を使い回してみて、注意点として大きく2つあることを実感しました。

【SPIのテストセンターの結果を使い回す際の注意点】

  • 手応えや人気企業の通過実績のある結果を使い回す
  • 使い回して通過できない企業が出たら再度対策して受け直す

注意点① 手応えや人気企業の通過実績のある結果を使い回す

SPIの結果を使い回す上で、最も大事な点は、”手応えや人気企業の通過実績のある結果を”使い回す必要があるということです。

結果の使い回しができると、どうしても「手応えがなかった結果だけどこれを使い回すか」と楽をしようとしてしまいます。

僕もそうでした。

1度目の受験は慣れておらず、あまり手応えのある結果にならなかったのですが、中小企業の選考でそのまま受かったので、「これを使い回しても良いかな?」と思ってしまった。

ですが、結果的にはそこで妥協して東証プライム上場企業の選考で落ちたらもったいないと思い、次の企業のSPI検査で使い回しをせずに受け直したんですよね。

基準のところで解説した通りで、使い回すべきは「東証プライム上場企業を筆頭とする倍率の高い企業の選考で通過できた結果」か「手応えを感じた結果」であるべきです。

注意点② 使い回して通過できない企業が出たら再度対策して受け直す

次に、SPIの結果を使い回すうえでの注意点として、使い回してみて通過できない企業が出たら再度、しっかりとSPI対策をして受け直すべきだということです。

基本的にSPIの能力検査は「足切り」としての役割が大きく、東証プライム上場企業でも、能力検査の結果を踏まえて不採用にするのは3〜5割だと言われています。

もちろん能力検査だけでなく、性格検査の結果を踏まえて不採用になった可能性があるので、一概にSPIで不採用になったことを能力検査が原因だとは断定できませんが、手応えが微妙な結果を使い回してSPIで落ちる企業が出てきたら、対策とテストセンターの再受験をおすすめします。

SPIの結果は悪い結果を使い回してしまうと、多くの企業にマイナス評価されるというデメリットがあるからこそ、しっかりと良い結果を使い回すことに意識を向ける必要があるんですね。

就活マンがおすすめするSPI対策のやり方

SPIは対策するに越したことはありません。

そんなSPI対策に関して、就活生からよく「具体的にどう対策すれば良いですか?」と質問を受けるので、この章ではSPIのおすすめ対策を共有します。

僕がおすすめのSPI対策は、大きく以下の2つです。

  • 逆求人サイトが提供しているSPI対策サービスを利用する
  • 問題集を解く

①逆求人サイトが提供しているSPI対策サービスを利用する

まず最短で、かつ無料で対策したい人に最もおすすめなのが、逆求人サイトが無料で提供しているSPI対策サービスです。

僕が就活生の時は、こうした無料サービスがなくて、有料アプリしかなかった。

今、僕が就活生ならSPI対策はこれを利用します。

いろいろなサイトのSPI対策サービスを見ましたが、最もおすすめはキミスカのSPI対策サービスで無料登録しておけば、SPI対策だけでなく、企業からのスカウトも届くので一石二鳥なのが本当に良い。

» キミスカに無料登録してSPI対策を利用する

②問題集を解く

次に王道ですが、問題集に取り組むのが王道かつ確実ですね。

懸念点としては、問題集を買う費用と、買うまでの時間、そして分厚いのでそれでやる気がなくなってしまうこと。

問題集に取り組む場合は、SPI受験の2週間以上前にしたいところですね。

僕がおすすめのSPI問題集は、ずっと以下の2冊です。

▼初めてSPI対策の問題集に取り組む人に最もおすすめ

▼既に他の問題集を解いていて余裕のある人向け(内容が濃い)

SPI対策問題集に関しては、おすすめの問題集や選び方、勉強方法などを下記の記事で更に詳しく解説しているので、ぜひ合わせて活用してくださいね。

» 【SPI問題集のおすすめ本5選】これだけやれば良い問題集を厳選!

SPI対策アプリの活用もおすすめ

ちなみに「紙の問題集よりももっと手軽に対策したい」という人には、スマホアプリの活用もおすすめしています。

紙の問題集に比べると”解説の充実度”の点では劣りますが、とにかく沢山の問題を解いて覚えていきたいという人にはおすすめです。スキマ時間にも取り組めるので。

SPI対策アプリのおすすめに関しては、下記の記事でまとめているので参考にしてください!

» 【SPI対策おすすめアプリ5選】無料の超有用アプリを厳選!

SPI対策はとにかく問題に取り組むことに尽きるので、1日でも早くから取り組むようにしましょう!

SPI対策に関しては、裏技はなく、とにかく問題に取り組むことが重要なんですね!

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

SPIのテストセンター結果の使い回しに関しては、僕が就活生の時に悩んだことの1つです。

しかし、この記事で解説したように1度でも良い結果が出せれば、それを他全ての企業(テストセンター受験の結果を要求する企業に限る)に使い回すことができるので非常に便利。

この記事で解説した基準を1つの参考として、ぜひ使い回して工数を削減していきましょう。

これからもこのホワイト企業ナビでは、僕の実体験を元にした、本当に役立つ・本質的な就活や転職の情報を書いていきます。

少しでも気に入っていただければ、ホワイト企業ナビを含めてフル活用してもらえると嬉しいです!

あなたの就活・転職の成功を、心から祈っています!!

【本記事の要点まとめ】

  • SPIの結果はテストセンター受験に限り使い回すことができる。
  • SPIのテストセンターの結果を使い回す基準としては、「東証プライム上場企業で通過できた結果を使い回す」か「明らかに手応えのある結果を使い回す」ことが重要である。
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この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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