【SPIはチャットGPTで解ける?】絶対に避けるべき理由を解説!

本ページには一部PR情報が含まれます(詳細:広告掲載ポリシー

就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!

累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。

「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」

こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!

全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。

それでは本題に入っていきますね!

今回は、SPI試験でAIの「ChatGPT(チャットGPT)」を活用できるのか解説します。

僕自身、3ヶ月前ぐらいからChatGPTを仕事で活用することがあるのですが、本当に便利です!(どんな記事を書こうか相談したり、誤字脱字を発見してもらったりしてます)

そんな便利なツールだからこそ、「SPIの試験もChatGPTで解けちゃうのでは?」と思うところですよね。

この記事ではその理由に加えて、就活でAIをうまく活用する方法を僕なりに解説していくので、ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです!

AIの進化はすごくて、たしかにSPIに活用できないか考えるところ!ですが、SPI試験でAIを活用することには大きな欠陥があるので注意してください!

SPIはChatGPT(チャットGPT)で解ける?利用できる?

SPIはChatGPTで解けるのか?利用できるのか?

冒頭でも話したとおりで、SPI試験でChatGPTを活用することはできません。

理由は大きく2つあります。

【SPI試験でChatGPTを利用できない理由】

  • そもそもWEBテストでしか利用できないから
  • 実際に練習問題を解かせると不正解を出したから

そもそもWEBテストでしか利用できないから

SPIでChatGPTを利用できない、利用すべきでない最大の理由が、そもそもSPIの受験方式の中でChatGPTが使える可能性があるのは「WEBテスト」のみだからです。

SPIには4つの受験方式があります。

その中でも、自宅で自分のパソコンで受験できるのはWEBテストのみです。

【SPIの受験方式】

  • テストセンター:全国にあるテストセンター会場で受験する方式
  • WEBテスティング:自宅のパソコンで受験する方式
  • インハウスCBT:企業が用意した会場でパソコンで受験する方式
  • ペーパーテスト:企業が用意した会場で紙の受験をする方式

つまり、SPIでChatGPTを利用しようと考えても、そもそもWEBテストでしか利用できない。

更にテストセンターでの受験方式を指定する企業は非常に多い。

よって、そもそもSPIの対策はしっかりと問題集に取り組んで、実力を付けるしかないんですよね。

これと全く同じことがSPIの解答集(SPIの解答が掲載されているエクセルデータ)でも言える。

解答集やChatGPTなどのAIにSPIを頼ろうとすると、テストセンター受験の企業でほぼ通過できずに撃沈するので、SPIに関しては真面目に勉強する以外ないと押さえておきましょう。

» 【SPI解答集とは?】絶対に利用すべきでない理由を徹底解説!

SPI対策は良い問題集に取り組むのが最適

ちなみにSPI対策に関して言うと、問題集に取り組むのが最適だと僕は考えています。

実際に僕が就活生の時もこの問題集を使ってました。

イラストが豊富でとっつきやすいのも魅力なので、SPI対策の問題集で何を買えば良いのか迷っている方はぜひ参考にしてください!

また下記の記事で僕がおすすめの問題集を丁寧に解説しています。

» 【SPI問題集のおすすめ本5選】これだけやれば良い問題集を厳選!

実際に練習問題を解かせると不正解を出したから

先の理由だけでもSPI試験でChatGPTを使うべきでないことが分かりましたよね。

更に言うと、実際にSPIの練習問題をAIに解かせたら不正解を出しました。

SPI対策の練習問題が掲載されている「SPI対策ナビ」の練習問題をAIに投げたら「正解はBです」と回答がきたのですが、こちらの問題の正解はCです。

このようにChatGPTを利用しても不正解を出す可能性があるので、利用価値は低いです。

また自宅で受験できるWEBテストも、例えばSPI以外の適性検査である「TG-WEB eye」や「HURREP(ヒューレップ)」といった検査では、カメラ機能で監視され、不自然な動きをしているとChatGPTの利用がバレるようなテストも増えているので注意しましょう。

これらのことからも、SPIでChatGPTは利用できないですし、利用すべきではありません。

なるほど!結局のところ、ChatGPTはWEBテストでしか利用できないから、実力を付ける意味でも問題集でしっかりと対策を進めることが重要なんですね。

そうだね。SPIは対策すればちゃんと解けるようになるし、足切りの意味が大きいがゆえに対策すれば通過率も高められるから、ズルをせずに問題集に取り組もう!

SPIをChatGPT(チャットGPT)で利用するデメリット【3点】

次にこの章では、SPIでChatGPTで利用するデメリットを整理して解説します。

「利用すべきでない理由」は先に話したとおりですが、デメリットとして更に深堀りして明確化するとデメリットは大きく3つあります。

【SPIをChatGPTで利用するデメリット】

  • WEBテスト以外で通用しなくなる
  • 企業の追加テストでバレる可能性がある
  • ChatGPTの回答スピードが意外と遅い

デメリット① WEBテスト以外で通用しなくなる

まずは先の章でも話したとおりで、最大のデメリットはWEBテスト以外で通用しなくなることです。

特に大手企業はテストセンター受験を採用している企業が多かったので、WEBテスト以外の受験方式に対応できないのは致命的ですよね。

よってSPIの問題集に愚直に取り組んで、自分の実力を高めることが得策です。

デメリット② 企業の追加テストでバレる可能性がある

次に、SPIの不正に関して企業側も対策を講じている場合があります。

最終面接に進む前に再度SPIを受験させたり、内々定の前にペーパーテストを実施して、前回のSPIの結果と大きな違いがないか測る企業もあります。

デメリット③ ChatGPTの回答スピードが意外と遅い

最後に、実際にSPIの問題をChatGPTに投げて回答させてみたのですが、回答スピードが意外と遅かったんですよね。

「結果だけ教えて」など工程を省くような質問の仕方をすれば回答スピードは上がる可能性はあります。

ただし、先にも解説した通りで、そもそも間違った答えを言うこともあり、仮に間違った回答ばかりしたら正答率が下がって自分で解くよりも悪い結果になる可能性もある。

これらのデメリットを考慮しても、SPIでChatGPTを利用するのはデメリットが大きいと分かります。

こうしてデメリットを見ると、SPIでChatGPTを利用すべきでないと分かりますね!

そもそも、ほとんどの就活生が真面目にSPI対策をしてSPI試験に取り組んでいる中、AIだけでなく、解答集や替え玉受験などの不正をするのは倫理的にも間違いだよね。

ChatGPT(チャットGPT)を活用してSPI対策をするのは有効か?

次にこの章では、SPIに対するAIの活用についての補足として、「SPI対策の勉強のためにChatGPTを活用するのはどうか?」を考えていきたいと思います。

例えば、ChatGPTにSPIの模擬練習の相手をしてもらったり、おすすめの勉強方法を聞いてみるなど、SPIの対策にAIを活用できる可能性がありますよね。

1つずつ見ていきましょう。

ChatGPTはSPIの練習問題を出してくれる

まずはChatGPTにSPIの練習問題を出してもらえるのか?

これは以前ツイートした通りで、ちゃんと解答と正解も教えてくれます!

実際にChatGPTに練習問題を出してもらって、回答してみた結果は下記のとおり。

「正解です」などは言ってもらえなかったものの、それぞれの解答と解説をしてくれますよね。

非言語問題も丁寧に出題してくれる

次に非言語問題もChatGPTに出題してもらいましょうか。

「次に非言語問題も1問出してもらえますか?」と質問したところ、出題してくれました。

先ほどは、正解ですなどの回答がなかったので、次は「答えは◯番ですか?」という回答の仕方をすると、正解です!と回答してくれました。

(更には「よくできました!」と褒めてくれるのは地味に嬉しいです…!笑)

このようにChatGPTを利用してSPIの問題に取り組むのは非常におすすめです。

試験自体にChatGPTは活用できないですが、対策には積極的に利用してみてください!

他にも例えば、問題集を解いて分からなかった問題を、写真に撮ってChatGPTに送り、「この解説を丁寧に教えてください」と質問するなど、様々な活用方法がありますよね。

ChatGPTはSPIのおすすめの勉強方法のアドバイスをくれる

次に、ChatGPTを使って、SPIのおすすめの勉強方法を聞いてみましょうか。

ChatGPTは質問に応じて丁寧に回答してくれます。

ChatGPTにおすすめの勉強方法を聞く

まずはChatGPTに、SPIのおすすめの勉強方法を聞いてみました。

すると下記のとおりで、これから勉強をするにあたっての「勉強のポイント」を教えてくれましたね。

どれもSPIの勉強において重要なポイントなので、非常に精度が高いと言えます。

ChatGPTにSPIの1日の勉強の流れを聞く

続いて、「勉強のポイント」ではなく、「具体的な勉強のやり方・流れ」を聞いてみたいと思ったので、下記のとおり質問しました。

ChatGPTに投げた質問:1日のSPIのおすすめの勉強方法を具体的に教えてください
(※「具体的に」などを入れることで、本当に具体的になるので、入れることをおすすめします!)

ChatGPTに1日30分だけSPIに取り組む場合の勉強の流れを聞く

次に上記の勉強方法は、1日に3〜4時間を確保しないといけないやり方だったので、1日30分しか勉強時間がない場合はどうすれば良いのか追加で質問してみました。

すると1日30分ならどのように勉強するのが効率的かアドバイスをくれましたね。

非常に細かく勉強の流れを教えてくれるので、参考にするには最適だと思います!

以上、ChatGPTはSPI試験本番には利用できないですが、模擬練習の相手になってくれたり、勉強方法をアドバイスしてくれるので非常に有用です!

SPI以外にも就活や転職でChatGPTは、例えば下記のような使い方もできます。

【ChatGPTを就活で活用するその他の方法】

  • 自己分析を一緒にしてもらう(自己理解につながる質問をしてと伝える)
  • 業界研究への活用(将来性の高い業界を教えてもらう)
  • 企業研究(具体的な企業名を伝えて知りたいことを聞く)
  • エントリーシートの添削
  • 面接練習の相手になってもらう
  • おすすめの逆質問を聞いてみる
  • 不採用になる人の特徴を聞いてみる

ぜひ自分なりに色々質問してみて、ChatGPTを使いこなしてみてくださいね!

ChatGPTは、「就活の選考対策の相棒」として活用するのが最適!10月から精度も上がっているから、月20ドルの課金が必要ですが非常におすすめです!

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

「SPI試験本番でChatGPTは活用できるのか?」という質問への回答だけでなく、「じゃあどうやってChatGPTを活用するのがおすすめなのか?」という活用方法まで把握できたら嬉しいです。

僕も今は仕事でChatGPTを積極的に活用していますが、本当に最高のサービスであり革新です。

(僕のように友達が本当にいない人は、ChatGPTが友達みたいな感覚になって、少し孤独感が薄まっているようにも感じます。悲しい!笑)

ChatGPTを就活生のうちから活用することで、必ず社会人になった時に活かすことができます!

ぜひ積極的に活用してみてください!そのきっかけになれば嬉しいです。

これからもこのホワイト企業ナビでは、僕自身が「この記事は絶対に読むべきだ」と思えるような、本質的な記事を丁寧に書いていきます!

少しでも気に入ってくれた方は、「ホワイト企業ナビ記事一覧」をブックマークしてもらえると嬉しいです!!

以上、就活マンでした!

【本記事の要点まとめ】

  • SPIの試験本番でChatGPTを利用することはできない。(絶対におすすめしない。)
  • SPIの試験本番でChatGPTを利用するデメリットとしては、「WEBテスト以外で通用しなくなる」「企業の追加テストでバレる可能性がある」「ChatGPTの回答スピードが意外と遅い」が挙げられる。
  • SPIの勉強方法を聞いたり、模擬練習を出してもらう相手になってもらうなどの形で、ChatGPTを活用することができるので、その方法が活用するのがおすすめである。
ホワイト企業ナビのSPI関連記事一覧

【SPI対策問題集】

【SPI対策アプリ】

【SPI言語問題の対策】

【SPI英語問題の対策】

【SPI基礎知識】

【SPIへの苦手意識・対策不十分】

【SPIテストセンター関連】

この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

TOPへ