【就活サイトに嘘の情報で登録できる?】リスクや違法性を調査!

本ページには一部PR情報が含まれます(詳細:広告掲載ポリシー

就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!

累計2000万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

(これまで7年間、ほぼ毎日スタバにこもって1500以上の記事を書いてきました。就活や転職についての知識は誰にも負けない自信があります!

… その代わりに友達が少なく、週1回の1人サウナを楽しみに寂しく生きています。笑

「就活サイトに嘘の情報を登録しても大丈夫?」

「本当のことを書かないと不利になるのかな?」

こんな悩みを持っている就活生は多いと思います!

そこで本記事では、これまで就活ブログを7年書いた僕の知見を活かして、「就活サイトへの嘘の情報登録」について詳しく解説していきます!

ぜひ最後まで読み込んでもらえると嬉しいです!

就活サイトを利用したくても、電話番号を教えたくないことってありますよね。その時に嘘の情報を書いても良いのか気になります。

今回は法的なリスクも込みで、就活サイトに嘘の情報で登録することのデメリットを詳しく解説していくね!

就活サイトに嘘の情報で登録するのはおすすめしない

(嘘の情報で登録したいという程度の就活サイトなら、利用しない方が懸命だと僕は考えています!)

なぜなら、嘘の情報を登録することで様々なリスクが生じる可能性があるからです。

例えば、選考過程で嘘が発覚した場合、内定取り消しになる可能性があったり、入社後に嘘が発覚した場合、最悪の場合解雇される可能性もあるんですよね。

ここからは、なぜ嘘の情報登録がおすすめできないのか、詳しく見ていきましょう。

【就活サイトに嘘の情報で登録しない方が良い理由】

  • 信頼関係を損なう可能性がある
  • 法的問題に発展する可能性がある
  • 長期的なキャリアに悪影響を及ぼす可能性がある

①信頼関係を損なう可能性がある

就活サイトに嘘の情報を登録することは、企業との信頼関係を損なう可能性があります。

就活は、学生と企業がお互いを知り、信頼関係を築いていくことに他ならないのですが、その最初の段階で嘘の情報を提供することは、その後の関係性に悪影響を及ぼす可能性が高いと予想できます。

これは人事の立場に立つとすぐに分かりますよね。

②法的問題に発展する可能性がある

就活サイトに嘘の情報を登録することは、場合によっては法的問題に発展する可能性があります。

特に、資格や学歴などの重要な情報を偽った場合は詐欺罪に問われる可能性もあるんですよね。

例えば、実際には持っていない国家資格を持っていると偽って登録し、それを理由に採用されたとしましょう。

後にそれが発覚した場合、詐欺罪で訴えられる可能性があります。

こうした法的リスクを考えると、嘘の情報登録は絶対に避けるべきですね。

③長期的なキャリアに悪影響を及ぼす可能性がある

最後に、就活サイトに嘘の情報を登録することは、長期的なキャリアにも悪影響を及ぼす可能性があります。

一度嘘をついてしまうと、その嘘に合わせて行動し続けなければなる。(僕もこういう経験はありますが、ストレスがやばい!)

例えば、プログラミングスキルを実際より高く偽って登録し、それを理由に採用されたとします。

入社後、実際の業務で求められるスキルレベルとのギャップに苦しむことになりますよね。

長期的な視点で考えると、嘘の情報登録は自分自身のキャリアを潰してしまう可能性があるので、就活サイトの登録だけでなく、選考中も含めて、正直に情報を提供することを大切にしてください。

なるほど!たしかにこうした視点で考えると、就活サイトに嘘の情報で登録するのはリスクがありますね…!

就活サイトに嘘の情報で登録するのは違法?

就活サイトに嘘の情報を登録することは、状況によっては違法行為となる可能性があります。

ただし、すべての嘘の情報登録が即座に違法となるわけではありません。

違法性の有無は、嘘の内容や、それによって生じた結果によって判断されるようなので、そのあたりを詳しく見ていきましょう。

①詐欺罪に該当する可能性

就活サイトに嘘の情報を登録することで、最も深刻な法的問題となりうるのが詐欺罪です。

詐欺罪は、人を欺いて財物を交付させたり、財産上の利益を得たりする行為を指します。

就活の文脈で言えば、嘘の情報によって企業から内定や給与を得た場合、詐欺罪に該当する可能性がありますよね。

例えば、存在しない資格を持っていると偽って登録し、それを理由に高額の初任給で採用された場合。

これは明らかに企業を欺いて財産上の利益を得ているため、詐欺罪に問われる可能性があります。

②文書偽造罪に該当する可能性

次に、就活サイトに嘘の情報を登録する際、偽造した証明書や資格証を使用した場合、文書偽造罪に該当する可能性があります。

文書偽造罪は、公文書や私文書を偽造・変造する行為を指します。

例えば、大学の卒業証明書を偽造して就活サイトにアップロードした場合、これは明らかに文書偽造罪に該当します。

③民法上の債務不履行や不法行為に該当する可能性

就活サイトに嘘の情報を登録することは、刑法上の罪に該当しない場合でも、民法上の問題を引き起こす可能性があります。

具体的には、債務不履行や不法行為として訴えられる可能性があるようです。

例えば、英語力を実際より高く偽って登録し、それを理由に採用されたものの、実際の業務で求められる英語力を発揮できなかった場合。

これは契約内容(求人内容)を履行できていないとして、債務不履行と判断される可能性があります。

こうした民法上の問題は刑事罰はありませんが、多額の損害賠償を請求される可能性があるので注意が必要です。

以上のとおり、「就活サイトへの登録」に関して、何をどの程度の嘘で登録するのかにもよりますが、場合によってはこうした法的リスクが発生する点を押さえておく必要があると僕は考えています。

就活サイトに嘘のメールアドレスを登録したぐらいだと法的リスクが生じる可能性は低いですが、就活サイトに嘘の情報で登録して、その情報を元に企業に採用された場合はここで解説したような法的リスクがあることを押さえておく必要がありますね!

就活サイトに嘘の情報で登録するデメリット【3選】

就活サイトに嘘の情報で登録することには、法的なリスク以外にも様々なデメリットがあります。

ここでは、そのデメリットについて3つの観点から詳しく見ていきましょう。

【就活サイトに嘘の情報で登録するデメリット】

  • 選考に進んだ場合に企業に説明が必要になる
  • 嘘の電話番号を登録した場合にそれが実在する他人の番号かもしれない
  • 強制退会になる可能性がある

①選考に進んだ場合に企業に説明が必要になる

就活サイトに嘘の情報で登録した場合、選考に進んだ際に大きな問題が生じる可能性があります。

なぜなら、面接などの段階で、登録した情報について詳しく質問される可能性が高いからです。

例えば、実際よりも高いTOEICスコアを登録したとしましょう。

面接で「そのスコアを取得した勉強法について教えてください」と聞かれた場合、嘘で登録してたら回答することができないし、更に嘘を重ねることになりますよね。

このように、嘘の情報は選考過程で必ず足かせとなります。

嘘をつき続けることのストレスや、バレた時の恥ずかしさを考えると、正直に情報を登録することが最善の選択だと言えますね!

②嘘の電話番号を登録した場合にそれが実在する他人の番号かもしれない

次に就活サイトに嘘の電話番号を登録することで、トラブルに繋がる可能性があります。

具体的には、その番号が実在する他人の番号である可能性です。

例えば、適当に番号を入力したつもりが、実際に使われている番号だった場合、その番号の持ち主に迷惑がかかってしまいます。

就活サイトや企業からの連絡が、知らない人に届いてしまうことになりますよね。

さらに、就職活動において重要な連絡を受け取れなくなるリスクもある。

特に電話番号やメールアドレスなど登録する際は注意してください。

③強制退会になる可能性がある

最後に、就活サイトに嘘の情報を登録することで、最悪の場合、アカウントが強制退会処分となる可能性があります。

多くの就活サイトでは、利用規約に「虚偽の情報を登録してはならない」という条項が含まれています。

この規約に違反した場合、警告なしに強制退会となることがあるんですよね。

強制退会処分を受けると、そのサイトを通じた就職活動が一切できなくなる可能性もあります。

就活サイトに嘘の情報で登録する場合、法的なリスク以外にもこれらのリスクが考えられるので、わざわざ嘘の情報で登録する就活サイトは、そもそも利用しない方が良いでしょう。

次の章で解説するけど、結局は「嘘で登録するような信頼できないサイトは利用しない」というのが重要。また就活用のメールアドレスを作成して、それで登録することも有効だよ!

そもそも信頼できる就活サイトだけを利用することが重要

ここまで就活サイトへの嘘の情報登録のリスクについて見てきましたが、そもそも信頼できる就活サイトを選ぶことが非常に重要です。

なぜなら、信頼できるサイトを利用することで、個人情報の保護や、質の高い求人情報の提供が期待できるからですね。

ちなみに僕がおすすめの信頼できる就活サイトは下記の記事で紹介しておきました。

» 人気就活サイトおすすめ10選!各サイトを徹底比較!

では、どのように信頼できる就活サイトを見分ければいいのか?

以下に3つのポイントを紹介します。

【信頼できる就活サイトの特徴】

  • 運営会社の情報が明確に記載されている
  • プライバシーポリシーが明確に示されている
  • セキュリティ対策が万全である

①運営会社の情報が明確に記載されている

信頼できる就活サイトの第一の特徴は、運営会社の情報が明確に記載されていることです。

具体的には、会社名、所在地、代表者名、設立年月日などの基本情報が容易に確認できるようになっています。

例えば、大手就活サイトのリクナビでは、運営会社である株式会社リクルートの詳細な企業情報がサイト上で公開されている。

この情報が明確に記載されていることで、何か問題が発生した際の問い合わせ先が明らかになり、安心して利用できます。

逆に、運営会社の情報が不明確なサイトは要注意です!

②プライバシーポリシーが明確に示されている

信頼できる就活サイトの第二の特徴は、プライバシーポリシーが明確に示されていることです。

プライバシーポリシーとは、個人情報の収集・利用・管理についての方針を示したものです。

例えば、マイナビでは「個人情報保護方針」として、以下のような内容が詳細に記載されています。

  • 収集する個人情報の種類
  • 個人情報の利用目的
  • 個人情報の第三者提供の有無
  • 個人情報の管理方法
  • ユーザーの権利(情報の訂正、削除請求など)

このようなポリシーが明確に示されていることで、自分の個人情報がどのように扱われるのかを事前に知ることができるので、チェックするようにしましょう。

③セキュリティ対策が万全である

信頼できる就活サイトの第三の特徴は、セキュリティ対策が万全であることです。

具体的には、以下のような対策が取られているかどうかをチェックしましょう。

  • SSL(Secure Sockets Layer)暗号化通信の採用
  • 二段階認証の導入
  • 定期的なセキュリティ監査の実施

例えば、エン・ジャパンが運営する「エン転職」では、SSL暗号化通信を採用し、さらにプライバシーマークを取得しています。

これらの対策により、個人情報の漏洩リスクが大幅に低減されるんですよね。

安全性の高い就活サイトの特徴については、下記の記事で更に詳しく解説しました。

ぜひ合わせてチェックしてみてください!

» 【就活サイトは安全?】安全性の高いサイトの特徴を解説!

就活サイトは大量に登録する必要はないので、信頼できて、自分の目的に合うようなサイトを厳選することが重要です!

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

就活サイトへの嘘の情報登録について、少しでも理解を深めてもらえたのなら嬉しいです!!(今日はスタバではなく、珍しくミスドで書いています!笑)

就職活動は人生の大きな転機であり、嘘の情報登録による短期的な利益は、長期的に見ると大きなリスクになる。

正直に自分の情報を登録し、自分に合った企業を見つけることが、成功する就職活動への近道だと僕は確信しています!

これからもこのホワイト企業ナビでは、僕自身が「本当に読みたい」と思える本質的な情報を書いていきます。

少しでも気に入ってくれた方は、ぜひホワイト企業ナビをブックマークしてもらえると嬉しいです!

以上!就活マンでした!最後に要点をまとめて終わりますね!

【本記事の要点まとめ】

  • 正直に自分の情報を登録し、自分に合った企業を見つけることが、成功する就職活動への近道である。
  • 就活サイトに嘘の情報を登録することは、法的問題や信頼関係の崩壊など、大きなリスクがある。
  • 嘘の情報登録は、詐欺罪や文書偽造罪など、法律違反となる可能性がある。
  • 嘘の情報で登録すると、選考過程での説明困難、他人への迷惑、強制退会など様々なデメリットがある。
  • 信頼できる就活サイトを選ぶことが重要で、運営会社の明確さ、プライバシーポリシーの明示、セキュリティ対策の充実が選定のポイントとなる。

【おすすめの就活サイト】

【就活サイトに関してよくある質問】

【逆求人サイトに関する情報】

この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

TOPへ