【隠れ優良企業ランキング】文理別におすすめ企業を50社一覧で紹介!

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本記事では隠れ優良企業ランキングを文系と理系分けて計50社紹介します。

求職者のみなさん、こんにちは!

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挨拶はこのぐらいにして、本題に入っていきましょう!

就活をしているみなさんは、「隠れ優良企業」というものを知っていますか?

隠れ優良企業は、それほど知名度は高くないものの、経営が安定していて働きやすい優良企業のことです。

一般的には知られていなくても、業界では知名度があることが多く、隠れ優良企業を狙って就活する学生も少なくありません。

そこで今回は文系と理系に分けて、おすすめの隠れ優良企業を25社ずつ紹介します。

知名度の高い優良企業と比べると、隠れ優良企業は就活生からの応募がそれほど殺到しない狙い目の企業です。

この記事を参考にして、自分に合った隠れ優良企業を見つけましょう。

隠れ優良企業の定義や探し方、入社するための対策なども紹介します!

そもそも隠れ優良企業とは?

「隠れ優良企業」という言葉からなんとなくイメージできても、「具体的にどんな企業なのかわからない」という人も多いかもしれません。

隠れ優良企業は、一般的にあまり知られていない優良企業のことですが、はっきりした定義はありません。

ただ、隠れ優良企業と呼ばれる企業にはいくつか特徴があります。

自分で隠れ優良企業を探すときの目安にもなるので、どんな特徴がある企業なのか把握しておきましょう!

【そもそも隠れ優良企業とは】

  1. 3年後離職率が30%以下
  2. 残業時間が月25時間未満
  3. 年間休日数が120日以上
  4. 給与や福利厚生が充実している
  5. 女性も働きやすい環境

特徴① 3年後離職率が30%以下

隠れ優良企業の代表的な特徴は、3年後離職率が30%以下であるということです。

厚生労働省が調査した令和2年度の新規学卒就職者の離職状況によると、大学の新卒就職者の離職率は31.2%でした。

参考:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況を公表します

そのため3年後の離職率が30%以下の企業は、社員の定着率が平均よりも高い企業と言えます。

離職率が高いと「職場環境が悪いのかな」「人間関係に問題があるのかな」と考えてしまいますよね。

厚生労働省によると、若者の早期離職した決め手となった理由の上位に「仕事上のストレスが大きい」(27.2%)「給与に不満」(26.6%)「労働時間が長い」(21.8%)などがありました。

参考:厚生労働省「若者の退職理由

平均よりも低い離職率の企業であれば、会社が社員を大切にしていて、社員自身も職場環境や人間関係に満足して働けている会社だと考えられます。

3年離職率と合わせて平均勤続年数もチェックすると、長く働きやすい会社が見つかりますよ!

こちらのページで離職率0%の隠れ優良企業をまとめているので、チェックしてみてくださいね。

【穴場のホワイト企業50選】離職率0%の隠れ優良企業をピックアップ!

特徴② 残業時間が月25時間未満

残業時間も隠れ優良企業を見極める重要なポイントです。

労働基準法では月の残業時間は45時間以内という規定を設けていますが、これ以上の残業時間を強いる企業は多いです。

残業時間が月25時間未満ということは、単純計算で1日約1時間程度の残業ということになります。

引用:Openwork「10年間で日本の働き方はどう変わったのか

この調査によると、2021年度の月間平均残業時間は24時間でした。

もちろん職種によって残業時間は異なるので一概には言えませんし、どんな優良企業でも、残業時間が0ということはほとんどありません。

しかし、残業時間が月25時間未満であれば残業時間が平均的な隠れ優良企業と言えるでしょう。

こちらのページでは平均残業時間が10時間以内の隠れ優良企業の会社をまとめました。

プライベートも充実させたい人は必見です。

【優良企業の穴場はどこ?】残業時間10時間以内の穴場企業100選!

特徴③ 年間休日数が120日以上

年間休日数が120日以上と聞いても、どれくらい休みがあるのかピンと来ないかもしれませんね。

年間休日120日の場合、週休2日で夏季休暇と年末休暇がそれぞれ5日間、それに加えて祝日が5日間くらい休める休日数です。

年間休日が105〜110日程度だと、毎週ではないものの土曜出勤があったり、長期休暇がなかったりして、プライベートがしっかり確保できません。

令和3年度に厚生労働省が行った調査によると、平均年間休日は116.1日でしたから、120日以上休日は平均以上の休日数であることがわかります。

参考:厚生労働省「令和3年就労条件総合調査 労働時間制度

年間休日が120日以上あれば、週休2日で長期休暇や祝日もしっかり休める会社だと考えられるでしょう。

特徴④ 給与や福利厚生が充実している

経営が安定している隠れ優良企業は、給与や福利厚生が充実しているのも特徴です。

いくら業務内容が充実していてやりがいがある仕事でも、それに見合った給与が支払われなければ生活していけません。

給与が充実しているのは、安定した経営があってこそ。

平均よりも充実している給与を支払っている会社は、安定した隠れ優良企業と言えます。

隠れ優良企業を探すときは、初任給だけでなく、5年後、10年後の給与がどうなるのかもチェックしておきましょう。

また、福利厚生は企業が社員のことをどれだけ考えているかのバロメーターになります。

福利厚生には法定福利厚生と法定外の福利厚生があります。

【法定福利厚生の例】

  • 健康保険
  • 介護保険
  • 厚生年金保険
  • 失業保険
  • 労災保険

【法定外の福利厚生の例】

  • 家賃補助
  • 住宅手当
  • リフレッシュ休暇
  • 妊活休暇・妊娠休暇
  • 食事補助
  • 保養所
  • スポーツクラブの法人価格利用
  • 育児支援
  • 資格取得支援
  • カフェテリアプラン

法定福利厚生が充実しているのは最低条件ですが、法定外の福利厚生は企業の個性が出るので、どんな福利厚生を用意しているかもチェックしておきましょう。

給与や福利厚生がしっかりしている優良企業なら、プライベートも充実させられます。

特徴⑤ 女性も働きやすい環境

女性が働きやすい環境作りを行なっているかどうかも、隠れ優良企業を見極める重要なポイントです。

隠れ優良企業は産休や育休の取得や、女性の管理職雇用などに力を入れています。

こういった企業は男性の育休取得も積極的に受け入れていることが多いです。

女性が働きやすい環境づくりをしている企業は、性別に関係なく社員の働きやすさを考えている企業と言えるでしょう。

こちらの記事ではホワイト企業の特徴や見分け方を詳しく解説しています。

隠れ優良企業を探すときにも参考になりますので、ぜひチェックしてみてください。

ホワイト企業とは?【ホワイト企業の意味や特徴を解説】

一般的にホワイト企業と呼ばれる企業で、それほど一般的には知られていない企業が隠れ優良企業なんですね。

隠れ優良企業ランキング|文系

ここからは、文系の隠れ優良企業をランキング形式で25社紹介していきます。

会社の概要もまとめて紹介しますので、どんな企業があるのかチェックしていきましょう。

会社名会社概要
リオン株式会社医療用機器や精密機器の事業を手がける会社で、2022年度の平均年収は741万円。直近7年で平均年収が4.4%増えている。家賃補助・個人旅行補助、育休・介護休業などの福利厚生がある。3年後の離職率は0.02%。
竹中エンジニアリング株式会社1972年創業のセキュリティ・情報機器の専門メーカー。年間休日は126日で、年収モデルは25歳で480万円、35歳で750万円。社会保険の個人負担が法定割合以下の30%のほか、社員持株制度・予防医療制度・契約保養所・全額会社負担の社員旅行など福利厚生が充実。3年後離職率は0%。
株式会社エイチワン自動車部品・二輪部品等各種金属のプレスや溶接加工などを行っている会社。入社時の年間休日は121日だが、5年勤続すると141日になる。最低年1回のキャリア面談があるほか、研修制度が充実しており、語学学習費用補助や資格検定補助などがある。平均年収は673万円。
西部電機株式会社自動車・電機・精密機械・金型・石油化学・食品・土木建築・船舶などさまざまな分野の機械事業を手がける会社。平均年収は747万円で、直近7年間で15.8%増加。年間休日は123日で、産休・育休後帰後率は100%。住宅手当や勤務地手当などがあり、時間外手当は1分単位での支給。
株式会社不動テトラ建設コンサルタント・機械設計・リース・レンタルなどを手がけるゼネコン。国内の他、北米やベトナム、香港などに拠点あり。平均年収は787万円。資格・免許取得奨励金制やeラーニング制度などがある。年間休日数は128日。
フジノ食品株式会社冷凍食品などの業務用食材を専門に扱う商社で、滋賀県内でシェア率1位。研修制度・自己啓発支援制度・メンター制度・キャリアコンサルティング制度が充実している他、契約保養所もある。3年離職率が0%で、産休・育休実施率は100%。
北興化学工業株式会社化学メーカーで特に農業関連に強く、国内農薬市場の10%を占めている。年間休日は128日。平均年収は655万円で、直近6年で3.8%増加。資格取得支援制度や財形貯蓄制度がある他、野球・テニス・ゴルフ・フットサルなど社内クラブ活動が盛ん。
ヤマトマテリアル株式会社容器·包装製造、ウォーターサーバー事業、生産システム関連商品の企画·販売などを手がける会社。月の平均残業時間は10時間、育休取得率は100%。資格取得奨励金支給制度や語学研修支援制度、住宅資金貸付制度がある他、独身者には家賃半額負担の社宅制度あり。
株式会社ISSリアライズ井上特殊鋼として1920年に創業し、産業用特殊鋼や加工製品を扱う会社。2002年7月から単月で黒字を出し続けている。平均年収は866万円。妊娠時の通院休暇やつわり休暇があるほか、配偶者出産休暇、育児休業、介護休業など仕事とプライベートが両立できる制度が充実。
株式会社松風歯科材料及び歯科用機器の製造・販売を手がける会社。平均年収は743万円で、年間休日は127日。年次有給の他に、5日の個人指定休日としてプラチナ休暇制度がある。貸付金、慶弔見舞、昼食費補助などの福利厚生があり、研修制度や自己啓発支援など社員教育に力を入れている。
株式会社日立パワーソリューションズエネルギー・情報・産業などの分野に技術・システム・サービスなどを提供している会社。出産休暇・育児休暇・配偶者出産休暇・家族看護休暇があるほか、育児・仕事両立支援金の支給など女性が働きやすい環境づくりを行なっている。年間休日は124日で、年収平均は700万円。
株式会社たけびし三菱電機製品を中心に、産業用電機・電子機器を取り扱う技術商社。3年後離職率13.3%、月の平均残業時間10時間で、平均年収は713万円。職場積立NISA・育児介護休業制度・独身寮制度・会員制サービスの福利厚生倶楽部などの福利厚生がある。
スズデン株式会社電子機器・制御機器・通信機器・デバイス機器など1000社以上のメーカー商品を取り扱う商社で、オムロンの首位格代理店。年間休日合計120日以上で、有給休暇は最大20日。シンガポールや上海にも拠点があり、資格取得奨励金制度なども充実している。
太陽ホールディングス株式会社エレクトロニクス業界や製薬業界などに化学品の製造・販売を行なっている会社。平均年収は831万円で、直近7年で7.1%増加。年間休日125日で、産休・育休・介護休業制度なども充実している他、6歳まで預けられる社内託児所もある。資格取得支援制度や個人旅行補助制度あり。
株式会社タダノ建設用クレーンや高所作業車などの製造・販売を手がける世界最大級のクレーンメーカー。年間休日は125日で、3年後の離職率は0%。讃岐うどんが180円で食べられる社員食堂やクラブ活動、社員寮・借上社宅制度、契約保養所などの福利厚生がある他、子育て・介護支援にも力を入れている。
株式会社ゆめカード中四国を中心にショッピングセンターを展開するイズミ系列のクレジット会社。平均年収は総合職で493万円と高くはないが、3年後離職率が0%、月の平均残業時間が2.6時間と少なく、有給取得率は14.3%。8万以上の福利厚生メニューが使い放題のリロクラブ、団体長期障害所得補償制度、資格・教育補助制度などが充実。
株式会社パーカーコーポレーション自動車・鉄鋼・機械設備・部品・材料・ケミカル開発に関する製造・販売事業を手がける会社。アジアにも多数の拠点を持つ。月の平均残業時間は7.6時間で、年間休日は123日。能力に応じた階層別集合研修や、語学研修制度などがある他、契約保養所や借上社宅制度などがある。平均年収は716万円。
東京インキ株式会社オフセットインキ・グラビアインキ・環境・土木資材の製造・開発を行っている会社。平均勤続年数は23年で、3年離職率は0%。役員・管理職の6.1%は女性で、休暇取得も積極的に行われている。年間休日は120日、平均年収は703万円で直近7年間で1.9%増加。
株式会社ビューティガレージ化粧品・薬品などの物販事業、店舗設計、ソリューション事業を手がけている会社。平均年収は549万円と高くないものの、年間休日が127日あり、3年離職率は0%と定着率が高い。産休・育休制度のほか、中学校就学前まで12種類の育児短時間勤務制度を用意している。
株式会社昭和真空真空技術を中心技術とした電子部品用薄膜装置メーカー。平均年収673万円、年間休日120日。資格取得報奨金や契約保養所、年金補助、独身者家賃補助制度、住宅手当、昼食代補助などの福利厚生が充実。3年平均離職率は0%。
三井化学アグロ株式会社三井化学グループの会社で、農業化学品分野を担当する研究開発型企業。海外事業も展開している。平均年収は750万円、年間休日は120日。団体保険や単身赴任手当、単身赴任帰宅旅費手当、寒冷地燃料手当などがあるほか、福利厚生アウトソーシングサービスのWELBOXを導入。
株式会社大阪ソーダ基礎化学品・機能化学品・住宅設備などを取り扱う会社で、インキから建材まで世界シェアNo.1を誇る。年間休日124日。カフェテリアプランや嘱託医による毎月の健康相談、災害見舞金、祝金、積立休暇、財形・団体保険・確定拠出年金など福利厚生がかなり充実している。平均年収705万円で直近7年で8.1%増加。
株式会社京三製作所信号機などの交通インフラ設備を製造する電気機器メーカー。年間休日は126日で、3年離職率は4%。各部署で女性が活躍しており、育児・介護支援が充実。男女ともに独身寮があり、連続14日のリフレッシュ休暇やフリーバカンス休暇がある。平均年収は742万円で、直近7年で4.7%増加。
日本住宅ローン株式会社独立行政法人住宅金融支援機構の業務受託、住宅ローンなどの貸し付け、管理回収業務などを行う会社。有給の平均取得日数が18.2日でプライベートを充実させやすい。平均年収は666万円で、直近6年で2.2%増加。自己啓発支援や通信教育受講支援制度などがある。
中央自動車工業株式会社ボディコーティングやアルコール検知器などの開発・製造・販売、自動車部品の輸出入を手がける会社。平均年収は793万円で、直近7年で20.9%増加している。年間休日は126日。会員制ホテルやJTB選べる倶楽部などの保養制度が充実している他、団体長期障害所得補償保険などもある。

私たちが一般的に知らないような企業でも、社員のことを考え、働きやすい環境づくりをしている企業はたくさんあるんですね。隠れ優良企業についてもっと調べてみます。

隠れ優良企業ランキング|理系

次に理系の隠れ優良企業ランキングも紹介していきます。

会社の概要やどんな特徴があるかもチェックして、興味を持てそうな企業を見つけましょう。

会社名会社概要
株式会社トクヤマ電子材料・ライフサイエンス・化成品・セメント・環境事業などの分野で事業を展開している会社。2020年度の平均年収は875万円で、年間休日は121日。有給は初年度の4〜11月で15日、最大23日。カフェテリアプランや持株制度、保養所などの福利厚生が充実している。
高砂香料工業株式会社1920年に日本の化学者によって設立された飲料・食品・香水・日用品・医薬品などの香料事業やファインケミカル事業を手がける会社。2019年度の年収平均は783万円で、年間休日は123日。育休・産休や看護休暇、介護休暇が充実しており、女性が働きやすい環境。
リンテック株式会社ラベル・個装用テープ・半導体部品関連・光学関連フィルムなどの事業を手がける会社。2018年度新入社員の3年離職率は14.5%で、平均勤続年数は19.1%。平均年収は65万円で、直近7年間で3.6%増加している。研究・技術職は海外で働くチャンスあり。
株式会社ADEKA食品・化学品・ライフサイエンス事業などを手がける会社で、研究開発・生産技術職を募集。年間休日は124日・初年度の有給は15日。平均年収は715万円で、直近7年で3.3%増加している。住宅手当や扶養手当を支給しており、長期傷病休暇もある。産休・育休・介護休業制度も充実。
日本パーカライジング株式会社金属表面処理・潤滑剤・前処理・皮膜剤・粉体塗装・熱交換器などを手がける会社。3年離職率は5年連続0%、月の平均残業時間は8.3時間、年間休日最大125日。寮や家賃補助制度、資格取得奨励制度がある。平均年収は772万円。企業主導型保育施設がある。
信越ポリマー株式会社塩化ビニル樹脂や半導体シリコンで世界を代表する信越化学工業のグループ会社で、樹脂加工メーカー。月残業平均時間は13.2時間。3年離職率0%。フレックスタイム制度や時短勤務制度を導入し、資格取得支援なども行っている。
日本光電株式会社日本初・世界初の技術を数々生み出している医療用電子機器の総合メーカー。3年離職率は0.4%、女性管理職9.1%、総合職の女性の割合は23.7%となっており、産休・育休・介護休暇制度のほか、配偶者の出産休暇もある。平均年収891万円。
株式会社JCUメッキを活用した表面処理薬品や表面処理装置などを手がける化学メーカー。平均年収は843万円で、直近で6.8%増加している。3年離職率は3.3%。法定を上回る育児休業制度を導入し、復職率も100%となっている。スポーツジムが法人価格で利用できるほか、雇用形態に関わらず定期的な健康診断を実施。資格取得・通信教育支援制度がある。
株式会社JSP発泡製品の専業メーカーで、グローバルに事業展開している。産休・育休制度を積極的に実施しており、男性の育休取得実績あり。全事業所でフレックスタイム制度を導入している。平均年収721万円で、年間休日122日。
住友ベークライト株式会社半導体・電子部品・自動車・建材・医療分野などで利用されるプラスチック製品の総合メーカー。平均年収は795万円で、直近7年で9.4%増加している。年間休日122日。各地に寮・社宅があり、英会話や通信教育などの自己啓発支援も利用できる。野球やフットサルなどのクラブ活動も盛ん。
東洋インキSCホールディングス株式会社塗装関連・パッケージ関連・機能材関連・印刷情報関連などの事業を手がける会社。子育てしやすい環境づくりに力を入れており、育休後復職率は100%。豊富なカフェテリアプランがあるほか、社内相談員が常駐しており社員の働きやすさを重視している。平均年収744万円。
栄研化学株式会社臨床検査薬の総合メーカー。3年離職率がほぼ100%で、全社離職率も1〜2%と低い。年間休日が127日あり、全職種フレックスタイム制度やテレワーク制度を導入し、ライフワークバランスを重視している。子育てサポート企業として厚生労働大臣「プラチナくるみん認定」を取得。介護休業取得実績もある。平均年収746万円。
OATアグリオ株式会社農薬や肥料を製造しているメーカー。平均年収は748万円で、直近6年間で4.5%増加している。年間休日は125日以上。有給取得率も高く、時間単位で取得できる上、積立有休制度もある。自己啓発支援にも力を入れており、eラーニングなどを活用したキャリアアップが目指せる。
日本曹達株式会社農薬事業や医薬品事業、機能性化学品事業などを手がける創業100周年を超える会社で、製品を110カ国以上に出荷している。2021年度の年間休日は123日。豊富なカフェテリアプランから福利厚生が選べる。入社後の海外留学制度あり。平均年収は722万円。
ニチバン株式会社医療用テープ、セロテープ®️、産業用テープなど、粘着技術を活かした製品を手がけている総合メーカー。平均年収684万円。育休・介護休暇を充実させ、時短勤務制度を整えている。教育・資格取得支援を行っており、挑戦したい仕事や部署を申告できる制度を毎年実施。在宅勤務制度・地域選択正社員制度・時差出勤制度など、多様な働き方ができる。
マックス株式会社ステープラーや釘打機などの製品で国内トップシェアを誇る機械メーカー。年間休日128日、平均年収は814万円で、直近7年間で10.1%増加。育休や時短勤務制度を導入し、女性の働く環境づくりに力を入れている。一部職種を除き、フレックスタイム制度を導入。
朝日インテック株式会社医療用・産業用の極細ステンレスワイヤーロープを製造しているメーカー。年間休日122日。会員制ホテルの優待利用やプロ野球・Jリーグ観戦シーズンシートなど、プライベートが充実する福利厚生がある。産休・育休・介護休暇実績が豊富で、復職している女性も多い。
東洋紡株式会社化成・医薬・バイオなど高機能製品の開発を行う化学企業。平均年収629.5万円で、年間休日は122日、月の平均残業時間は9.4時間と少ない。10年勤続すると、勤続年数に応じて個人が国内・海外旅行をする際に10〜30万円の給付が行われるリフレッシュプランがある。3年離職率15.4%。
上野製薬株式会社化学薬品や食品添加物などを中心に自社研究開発を重視した総合化学薬品メーカー。世界シェアNO.1の製品も開発している。平均年収は650万円。福利厚生代行サービスを導入しており、保養施設も充実。育休・産休・介護休暇制度を整え、キャリアとの両立を促進している。
サイデン化学株式会社接着剤・粘着剤の技術を活用した製品を製造・販売するメーカー。月の平均残業時間は6.7時間で、3年離職率は0%。平均勤続年数も20.2年と長い。英語教育にも力を入れており、学習費用を補助する制度もある。年間休日は128日。
関東電化工業株式会社特殊ガスや電池材料製品などの化学品を製造しているメーカー。WF6などの特殊ガスで世界No.1シェアを誇る。年間休日は122日で、平均年収は733万円。福利厚生倶楽部を導入し多彩なコンテンツから福利厚生が選べる。また、全国各地にホテルや旅館などの保養所がある。
日亜化学工業株式会社発光ダイオードや蛍光体を扱っており、LEDの世界シェア第3位の化学会社。年間休日125日で、平均年収は645万となっており、直近6年間で12.8%増加している。育休制度を充実させており、復職後70%以上の女性が時短勤務制度を利用。資格取得や教育支援制度も手厚い。
株式会社ニッピコラーゲン食品や化粧品、食用・医療用ゼラチン、皮革製品、機能性素材などを手がける会社。年間休日は126日で、月の平均残業時間は5時間と少ない。住宅手当や昼食補助手当があり、サークル活動も盛んに行われている。平均年収は653万円。
日本航空電子工業株式会社電子部品や航空・宇宙用電子機器などの製造を行うコネクタ業界国内大手のメーカー。平均年収722万円。ワンルームタイプの独身寮や食事補助制度のある社員食堂、フィットネス設備を備えた体育館もあり、社員の交流も盛ん。フレックスタイム制度を導入している。月の平均残業時間平均は約20時間。
アルプスアルパイン電子部品事業と車載情報機器事業を中心とした電子機器メーカー。産休・育休のほか、つわり等による妊娠障害休暇がある。また、介護休暇制度も充実しており、男性の育児休暇取得率が高い。資格取得制度やキャリア開発を目的とした自己啓発休暇制度もある。月の平均残業時間は11.5時間。

理系の職種でも残業時間が短い企業はあるんですね。男性が育休を取得している実績がある企業も気になります。

ホワイト企業に就職する方法

ホワイト企業に関する情報を集める中で、「結局どうやってホワイト企業に就職すれば良いの?」と悩むことが多いと思います。

内定を獲得するために選考対策はするとして、就活も転職も結局のところは「その企業との適性」で決まるんですよね。

要するに選んだ企業の人事が、「この人はうちの会社と合いそうだ」と判断してくれるかどうかで決まります。

就活や転職は適性で決まるため、エントリー企業数を増やすことが最も重要な対策となります。

(その上で、ホワイト企業に就職したい人は、それらのエントリー企業がホワイト企業である必要があります)

では具体的にどうやってエントリー企業数を確保していけば良いのか?

おすすめの手段を3つ共有しますね。

①求人サイトでホワイト企業を絞り込んで探す

ホワイト企業のエントリー数を増やすための王道的な手段が求人サイトです。

ホワイト企業への就職を考えた場合、求人サイトを利用する際には必ず「求人検索の絞り込み機能」を活用するようにしてください。

このホワイト企業ナビでは、元々「残業時間・年間休日数・離職率」に基準を設けて、それらすべて満たす企業のみを掲載しているので絞り込みの必要がないようなサイトにしています。

ですが、一般的な求人サイトはあらゆる求人が掲載されているので、ホワイト企業に就職したい人は、自分が求める「残業時間」「休日数」「離職率」「福利厚生」など、条件を絞り込んで検索することが重要です!

求人サイトとしておすすめは、求人数も多く、かつ検索機能の絞り込みが充実している「マイナビ」がやはりおすすめですね。

②就活エージェントに条件を伝えて優良企業だけ紹介してもらう

次に、ホワイト企業のエントリー数を確保する上で、就活エージェントも非常に有用です。

就活エージェントは面談を元にして、求人紹介から選考対策まで、すべて無料でサポートしてくれるサービス。

また求人サイトに公開されていない非公開求人も紹介してくれる点が強いです。

この就活エージェントを賢く利用するためには、必ず自分が求める労働条件を担当者に伝えることです。

実際に僕が就活生の時は、次のように担当者に伝えることで、紹介求人を絞り込んでいました。

【担当者に伝えた内容】

  • 「プライベートの時間を重要視したいので、月の残業時間が平均20時間以内の企業で、かつ完全週休2日の土日休みの企業のみを紹介して頂きたいです。業界は現在、食品業界、化学業界、自動車業界を志望していますが、他業界も興味があります。」

就活エージェントを利用する際に、すべて担当者任せにしてしまう人が多いのですが、それだと「受かりやすい企業」を紹介されてしまうので、ホワイト企業への就職を考える人は必ず条件を伝えてください。

利用する就活エージェントですが、選ぶ視点としては「保有求人数が多くて実績があるか」です。

ミーツカンパニー就活サポート」が全国対応かつオンライン面談にも対応していて、保有求人数と実績があるのでおすすめですね。

③逆求人サイトで得たスカウトからホワイト企業にだけエントリーする

最後に、エントリー企業数を確保する上で非常に役立つのが逆求人サイトです。

逆求人サイトは登録すると、企業側からスカウトが届くサイトなので、自動的に企業との接点を獲得できます。

逆求人サイトを利用する際は、必ず届いたスカウトの中から、自分が求める労働条件の企業だけにエントリーしましょう。

スカウト元の企業の採用情報や口コミサイトで調べたり、気になる企業だけど労働条件の詳細がない場合は、逆求人サイトのチャットにて直接企業に質問するのもおすすめです。

利用すべき逆求人サイトとしては、利用企業数の多さが最も重要なので「キミスカ」と「OfferBox(オファーボックス) 」がベストです。

以上、3つの方法でエントリー企業数を確保していくことがホワイト企業に就職する上で最も重要です。

またホワイト企業に就職する場合は、必ず「自分にとってのホワイト企業の定義を明確化すること」をしてください。

そうしないとそもそも「どんな企業が自分にとってのホワイト企業なのか」を把握できません。

ホワイト企業の特徴について、別途まとめた記事を書いているので、そちらの記事を参考に明確化しましょう。

» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社!?

とにかく「ホワイト企業のエントリー数を増やすこと」が肝になるんですね。

企業との適性は企業側からしか判断が難しい部分でもあるから、しっかりとホワイト企業のエントリー数を確保していくことが、求職者側ができる重要な行動だと言えるよね。

隠れ優良企業を見つける方法

文系・理系それぞれ25社ずつ隠れ優良企業を紹介しましたが、今回紹介した以外にもまだまだたくさんの隠れ優良企業があります。

自分に合った隠れ優良企業を効率的に見つけるためには、どんな方法で探せばいいのでしょうか。

僕が就活中に実践していた方法を含め、おすすめの探し方を紹介します。

【隠れ優良企業を見つける方法】

  1. ホワイト企業ナビを利用する
  2. 就活エージェントから紹介してもらう
  3. 逆求人サイトでオファーをもらう
  4. 大学キャリアセンターで紹介してもらう
  5. 口コミサイトを利用する

方法① ホワイト企業ナビを利用する

隠れ優良企業を探すなら、ぜひ優良企業に特化したホワイト企業ナビをチェックしてみてください。

ホワイト企業ナビは独自に優良企業の条件を設定し、厳選した求人だけを掲載しています。

【ホワイト企業ナビに掲載されている求人の条件】

  • 月の残業時間が25時間未満
  • 3年離職率が30%未満
  • 年間休日数が120日以上

どの条件も隠れ優良企業の特徴にマッチしていますよね!

また、ホワイト企業ナビを活用すれば、こんなメリットもあります。

【ホワイト企業ナビを利用するメリット】

  • 量より質重視だから、就活の失敗を回避できる
  • 登録者限定の就活資料がチェックできる
  • 非公開のマッチングイベントや就活講座に参加できる

企業からヒアリングしたわかりやすい企業情報を紹介しているため、求人を見ればどんな企業なのかがすぐにわかります。

一般的に知られていない優良企業の求人情報が多いので、ぜひ就活生には活用してもらいたいです。

ホワイト企業ナビでは他にも隠れ優良企業に関する記事を紹介していますから、ぜひチェックしてみてくださいね!

【隠れ優良企業の探し方7選】働きやすい企業と出会うには?

方法② 就活エージェントから紹介してもらう

僕はこれまで5年に渡って、就活ブログを運営してきました。

その中でほぼ全ての就活エージェントを見てきたのですが、利用する時は必ず「保有している求人が多い大手のサービス」かつ「実績と評判の良いサービス」を選ぶようにしてください!

僕がこれまで見てきた50以上の就活エージェントの中で、特におすすめは「ミーツカンパニー就活サポート」と「LHH就活エージェント」の2つです!

僕が今就活生なら、まずはこの2サービスの初回面談を受けて、担当者を厳選して支援を受けるようにします。

就活エージェントは、本当に担当者さんの質で決まるので「担当者の厳選」は必ず行うようにしてください!

(逆に親身になってくれて、選考支援の質が高い担当者さんが付いてくれると、就活において最強の無料サービスだと僕は思ってます!)

ミーツカンパニー就活サポート

ミーツカンパニー就活サポート」は、人材会社大手のDYMが提供する就活エージェントです。

保有求人数が多く、かつ紹介してもらえる求人の質が高いのが特徴。(担当者さんに話を聞いたのですが、紹介する求人をそもそも厳選しているようです)

またオンライン面談にも対応しているので、気軽に利用できるのも嬉しいと個人的に最もおすすめしています!

LHH就活エージェント

LHH就活エージェント」は人材業界大手のアデコ株式会社が運営するエージェント!

「量より質」をコンセプトとしており、支援の質が高い点が評価できます。

実際に利用した人の評判を見ても、支援が丁寧という声が多い就活エージェントですね。

ここで紹介した2つのエージェント以外にもおすすめはあります。

その他の就活エージェントに関して、僕のおすすめを「おすすめ就活エージェント23選【就活のプロが厳選】」にてランキング化しておきました!

ほぼ全てのサービスが、オンラインで初回面談を受けられるので、気になる就活エージェントはどんどん利用して、信頼できる担当者さんに付いてもらいましょう!

(初回面談を受けて微妙だと思った場合は、すぐに切ってしまうのが重要です!!)

方法③ 逆求人サイトでオファーをもらう

マイナビやリクナビ以上に登録が必須のサイトになってきた逆求人サイト

プロフィールを登録しておくだけで、自分と適性の高い企業からのスカウトが届くので、圧倒的に就活を効率化することができます。

ですが、どれでも登録すれば良いという話ではなく、利用企業数が多く、かつ利用しやすい逆求人サイトを厳選して利用すべきなんですよね。

そこでこれまで全ての逆求人サイトを見てきた僕が考えるに、現状以下の2サイトを併用するのがベストだと考えています。

キミスカ

キミスカ」も利用企業数が多く、非常に使いやすい逆求人サイトです。

現状、逆求人サイトの中で僕が最もおすすめするサイトですね!

隠れ優良企業や業界シェアの高い中小企業も利用しており、「キミスカ経由で知れてよかった企業」との出会いが生まれる場所です。

オファーボックス

オファーボックス」は、就活専門の逆求人サイトとしてNo.1の利用企業数を誇ります。

東証一部上場や、知名度は低いけど働きやすい大企業からのスカウトも届くので、まず最初に登録しておくべきサイトですね。

登録後はとにかくプロフィールの質にこだわってください。

正直、逆求人サイトのプロフィール作成には1日使い切っても全然問題ない。むしろそうすべきだと僕は思っています。

キミスカとオファーボックスの2サイトは同時に登録し、プロフィールはどちらか一方のものをコピペするのが効率的です!

ちなみに逆求人サイトは1つでも多くのサイトに登録しておいて、1つでも多くスカウトを獲得するのが効率的だと僕は考えています。理想としては3サイト以上登録しておきたい。

そこでこの2つ以外のおすすめサイトをまとめたので、参考にしてくださいね。

» 【最新】新卒向け逆求人サイトおすすめ15選|スカウトサイトの選び方を解説!

方法④ 大学キャリアセンターで紹介してもらう

隠れ優良企業の中には、求人サイトなどに大々的に掲載していない企業も少なくありません。

こういった隠れ優良企業は大学に独自のコネクションを持っていたり、優秀な人材がいる大学に直接求人を持ち込むことが多いです。

多くの就活生が就活サイトやエージェントを使っている今、キャリアセンターで紹介される求人は応募が殺到しにくいのも特徴。

ネット上ではなかなか見つけられない優良求人に出会えるかもしれません。

キャリアセンターには早い段階から足を運んで、こまめに求人をチェックしておきましょう。

インターン情報を紹介してもらえるほか、就活に関するさまざまな相談にも乗ってもらえます。

方法⑤ 口コミサイトを利用する

口コミサイトは実際にその企業で働いている人・働いていた人の生の声がチェックできます。

給与などの待遇面、福利厚生や働きやすさなどを知るために、ぜひ活用したいサイトです。

総合評価を見るだけでなく、どのような点が評価されているのか、またどのような点に不満があったのかなども詳しくみてみましょう。

▼おすすめの口コミサイト

ワンキャリア:就活生向け。企業の口コミだけでなく、選考情報も確認できる

ライトハウス:日本最大級の口コミサイトで、サイトも見やすいので個人的にベスト

オープンワーク:こちらも口コミサイト大手で、ライトハウスと併用するのがおすすめ

転職会議:約20万社の口コミが掲載されている大手口コミサイト

同じ優良企業でも大手と隠れ優良企業では異なる探し方をしなければいけません。さっそく求人サイトをチェックして、キャリアセンターにも足を運んでみます!

隠れ優良企業に入社するための対策

隠れ優良企業への入社を目指しているのなら、大手企業や大々的に求人を出している企業とは異なる対策も必要です。

せっかく自分に合った隠れ優良企業を見つけても、対策が十分にできていないと選考を通過することはできません。

隠れ優良企業に特化した選考対策も頭に入れておきましょう。

3つのポイントを紹介します!

【隠れ優良企業に入社するための対策】

  1. 同業他社ではなく、なぜその企業なのか明確に伝える
  2. インターンに参加する
  3. 企業が求める人物像を把握しておく

対策① 同業他社ではなく、なぜその企業なのか明確に伝える

隠れ優良企業は大手に比べると採用人数が少ないので、入社後のミスマッチによる早期離職は大手以上に避けたいと考えています。

そのため、企業の魅力を理解した上で、「どうしてもこの会社に入りたい」という明確な理由を持って入社意欲をアピールすることが重要です。

その企業の強みや製品の特徴、労働環境の特徴などをしっかり把握して、同業他社ではなくその企業に入社したい明確な理由を伝えましょう。

同業他社との違いも分析して、その企業独自の魅力を見つけてみてください。

対策② インターンに参加する

隠れ優良企業のインターンは、内定に直結するチャンスがあるものや、選考が有利になるものが多くあります。

どの隠れ企業もインターンを実施しているわけではありませんが、インターンを実施している企業なら積極的に参加しましょう。

インターンに参加して実績を残せば、企業側から「ぜひ我が社で働いて欲しい」と言ってもらえる可能性も高いです。

隠れ優良企業のインターンは中長期のものが多く選考があるため、インターンの選考対策もしっかりしておくことをおすすめします。

こちらのページでインターンを行う企業の探し方や通過するコツを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

【中小企業のインターンの探し方】選考に受かるコツも合わせて解説!

対策③ 企業が求める人物像を把握しておく

先ほどもお話しした通り、採用人数の少ない隠れ優良企業は大手以上にミスマッチによる早期退職を防ぎたいと考えています。

そのため、その企業に入社したい明確な理由をアピールできても、企業が求める人物像と合っていなければ選考を通過することができません。

企業のホームページや求人サイトに掲載されている情報をすみずみまでチェックし、その企業がどんな人材を求めているのかを把握しましょう。

OB・OG訪問も企業が求める人物像を知るためには効果的です。

それを踏まえて、自分のどんな点がその人物像とマッチするのかを伝えられるように準備しておきましょう。

企業独自の魅力や求める人物像を把握した上でアピールすることが大事なんですね!インターンの募集がないかも探してみます。

【文理別】隠れ優良企業が多い業界

どの業界にも隠れ優良企業が存在しているのですが、特に隠れ優良企業が多い傾向にある業界があります。

文系・理系に分けて、隠れ優良企業が多い業界を紹介しますので、隠れ優良企業探しに役立ててみてください。

業界ごとに絞っていけば、自分に合った隠れ優良企業が見つけやすいです。

①文系で隠れ優良が多い業界

まずは文系の学生におすすめしたい隠れ優良企業が多い業界を紹介します。

もちろんここで紹介する業界だから100%隠れ優良企業というわけではありません。

紹介する業界から、隠れ優良企業を探してみてくださいね。

金融業界

金融業界は規模が大きく、経営が安定している企業が多いです。

ハードなイメージがあるかもしれませんが、在宅勤務を取り入れたり、フレックスタイム制度を導入するなど、働き方改革に取り組んでいる企業も多くあります。

化学業界

化学業界は製品開発に莫大な費用がかかりますが、一度取引が始まると長期的に利益が出ることが多いです。

また、国内の化学メーカーには海外でもトップシェアを誇っている企業も少なくありません。

軌道に乗れば利益を多く生む上に、参入障壁も高いので安定している会社が多いです。

取引先の数も限定されているため、営業職だとしても無理な営業をする必要が少なく、残業時間が少ない傾向にあります。

こちらのページでは化学業界のホワイト企業の探し方や、受かるポイントをまとめています。

化学業界の隠れ優良企業を目指す上で役立つ情報を網羅しているので、参考にしてみてください。

【化学業界のホワイト企業30選】企業の探し方や受かるポイントも解説!

食品業界

私たちの生活に欠かせない食品は、常に一定の需要があるため会社自体も安定しやすいです。

また参入障壁が高い業界なので、競合他社が少ないのも会社が安定しやすい理由の一つ。

会社自体が安定していれば、待遇や職場環境が安定しやすいです。

このページでは食品業界のホワイト企業の探し方や就職するためのポイントを紹介しています。

食品業界の隠れ優良企業を目指している人は参考にしてみてくださいね!

【食品業界のホワイト企業30選】企業の探し方や給料ランキングを共有!

インフラ業界

鉄道・電気・ガスなどのインフラは、食品同様に私たちが生きていくために欠かせないサービスを扱っています。

需要が高いので経営が安定しやすく、倒産などのリスクが低いのもインフラ業界の特徴です。

②理系で隠れ優良が多い業界

次に理系の学生におすすめしたい隠れ業界が多い業界を紹介します。

理系の企業は年収が高い分、残業が多いイメージがあるかもしれませんが、ワークライフバランスを重視した働き方を推奨する企業が多い業界も増えています。

化学業界

文系の学生にもおすすめの化学業界は、理系出身者にもおすすめの隠れ企業が多い業界です。

世界トップシェアを誇る企業が多数あるため、経営が安定しており、それが社員の待遇にも反映されています。

化学業界は研究・開発に力を入れているので設備が充実している企業が多く、やりがいのある仕事が見つけやすいでしょう。

医療業界

研究職・技術職は高いレベルが求められますが、その分年収が高い企業が多いです。

医療業界といっても製薬や医療機器などさまざまな分野がありますが、どの分野も命に関わる重要な分野ですから需要も高く経営が安定している企業が多いと言えます。

参入障壁がかなり高いことも経営安定につながっているため、隠れ企業が見つけやすいです。

電機業界

日本の電機業界の技術力は世界でも認められています。

そのため、会社としては一般的な知名度がなくても、世界的企業や日本の超大手企業と取引している会社は少なくありません。

待遇が良く、福利厚生が充実している企業が多くあります。

興味のある業界に絞って隠れ優良企業を探せば、効率的に自分に合った企業が見つかりそうですね!

本記事の要点まとめ

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

今回文理別に隠れ優良企業を紹介しましたが、名前を知らない企業でも待遇が良く、働きやすそうな会社がたくさんありましたよね。

紹介した以外にもまだまだたくさんの隠れ優良企業がありますから、今回紹介した隠れ優良企業の特徴や隠れ企業が多い業界を参考に探してみましょう。

大手企業ほど競争率が高くないので、しっかり対策しておけば採用の可能性も高まりますよ。

▼本記事のまとめ

  • 隠れ優良企業は離職率や残業時間が平均より低く、年間休日が120日以上の企業。
  • 福利厚生の充実度合いや女性の働きやすさもチェックしよう。
  • 隠れ優良企業を見つけるためには、大手企業とは違う探し方をする必要がある。
  • その企業に入りたい明確な理由と求める人物像をしっかり把握し、インターン募集があれば積極的に参加しよう。
  • 隠れ優良企業が多い業界に絞って探せば、隠れ優良企業が見つけやすい。
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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