【就活サイトは怪しい?】各サイトのビジネスモデルを解説!

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就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!

累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。

「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」

こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!

全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。

それでは本題に入っていきますね!

今回は就活サイトは怪しいのか徹底解説していきます。

この記事を掲載しているホワイト企業ナビも就活サイトの1つですが、どうやって運営しているのかビジネスモデルが分からないと「怪しいのでは?」と思ってしまいますよね。

ホワイト企業ナビのような求人サイトは、求人を掲載している企業から掲載料をもらっています。

その掲載料によって運営できているんですよね。

この記事を通して、求人サイトだけでなく、逆求人サイトや就活エージェントまで、あらゆる種類の就活サイトのビジネスモデルを解説していきます。

実際に就活サイトを運営する僕だからこそ書ける記事にするので、ぜひ参考にしてくださいね!

世の中には実際に怪しい就活サービスもあります!そういった怪しいサービスを避けるためのポイントも解説していくので、ぜひ参考に!

就活サイトが怪しいと言われる理由【4選】

まずはそもそもなぜ就活サイトが怪しいと思われるのか、その理由を考えていきます。

就活サイトが怪しいと思われる理由を調査すると、主に4つの理由が分かりました。

【就活サイトが怪しいと言われる理由】

  • なぜ無料で利用できるのか分からないから
  • 登録後に電話がかかってくるから
  • 怪しいメッセージが届くから
  • 怪しいセミナーが開催されているから

理由① なぜ無料で利用できるのか分からないから

たしかにスマホゲームなら、無料で利用できたとしても、一部のユーザーが課金することで運営できているんだなと分かりますよね。

このように「どうやって利益を出しているのか」が分からないと、無料で登録できても、その後に何か売りつけられるのではないかと怪しく思ってしまいます。

そこで次の章にて、各サイト別のビジネスモデルを詳しく解説していきますね。

理由② 登録後に電話がかかってくるから

次に、就活サイトが怪しいと思う理由として、登録後に電話がかかってくることがある点が挙げられますね。

実際に就活サイトの多くが、登録した学生に「セミナーに参加しませんか?」や「就活エージェントのサービスを利用しませんか?」「合同説明会に参加しませんか?」といった内容の電話をしているようです。

たしかに登録してから電話がかかってくれば怪しいと思ってしまいますよね。

なぜ就活サイトは登録学生に電話をかけるのか?

なぜ登録した学生に電話をかけるのか?

それは参加を促しているセミナーや就活エージェント、合同説明会がその就活サイトの稼ぎの1つになるからです。

例えば、合同説明会は参加する企業から参加費を取るため、参加する学生が少ないと企業側の満足度が下がってしまいますよね。

就活サイトは「集客」を企業への提供価値としているので、その集客の一環として電話をかけているのです。

ちなみに就活サイトからの電話の対処法は別記事で詳しく書きました。

仮に登録した就活サイトから電話がかかってきて嫌だと感じた場合は参考にしてくださいね。

» 【対処法】就活サイトの電話がしつこい場合は無視すべき?

理由③ 怪しいメッセージが届くから

次に、就活サイトが怪しいと思われる理由が、登録後に怪しいメッセージが届くことが挙げられます。

怪しいメッセージの例としては以下のとおりです。

【怪しいメッセージの具体例】

  • Amazonギフト券プレゼントします
  • 起業家を目指すセミナーに参加しませんか
  • あなただけの特別内定をプレゼント

例えば、Amazonギフト券のプレゼントは、「なぜその就活サイトはAmazonギフト券をプレゼントするのか?」という、メリットが分かれば問題ないですよね。

例えば、口コミサイトでは口コミを投稿するとギフト券がもらえることがありますが、これは口コミサイトにとって投稿された口コミにこそ価値があるからです。(口コミがなかったら運営できないので。)

またセミナーに関しても、そのセミナーに本当に参加価値があれば問題ないですよね。

このようにメッセージに関しては、そのメッセージに本当に価値があるのか判断する必要があります。

(ちなみにホワイト企業ナビでは、送付するメールとしてホワイト企業の求人情報やスカウト登録した人には、企業からの直接のスカウトが届く仕組みになっています。関係ないことや無駄なメールは会員様にとって迷惑でしかないので送らないよう徹底しています。)

理由④ 怪しいセミナーが開催されているから

そして最後に、就活サイトが怪しいと思われる理由として、一部で怪しいセミナーが開催されているからですね。

実際に僕が大学生の頃、大学の近くで就活生を勧誘していた就活サービスがあり、そのサービスは勧誘した学生にセミナーをして、インターンとは名ばかりの雑用として企業で働かせていました。(そのサービスは後々大学側でも問題となり参加しないよう学生に告知されましたね。)

セミナー系に関しては、参加価値に天と地の差があると思います。

これはこうした記事も同じで、AIが書いたと予想できるような適当な記事もあれば、執筆者が人生をかけて本気で書いている記事もあります。

僕は本当に価値のある情報以外は、相手の時間を奪うだけで不要だと考えています。

一方で、「情報の価値とかどうでも良い、稼げれば良いだろ」と考える人も多いのは事実です。

就活サイトが実施するセミナーは、その内容の価値・開催企業の本気度を測るようにしましょう。

口コミを見て参加者の満足度を測るのが良い策ですね。

就活サイトに登録後、不要な電話がかかってきたり、怪しいメッセージが届くようになれば、それは就活サイトって怪しいなと思いますよね。

次の章から各就活サイトのビジネスモデルを詳しく解説していきます!どうやって利益を出しているのか、まずは把握していきましょう。

各就活サイトのビジネスモデルを解説

就活サイトを怪しいと思う理由として、「なぜ無料で利用できるのか分からないから」や「なぜセミナーを実施するのか分からない」などが挙げられます。

スマホゲームが無料でも怪しくないと分かるのは課金によるビジネスモデルが把握できているから。

それと同じように就活サイトに関しても、ビジネスモデルを把握することで「怪しい」を「理解」に変えて、その上で利用すべきか判断できるようにしていきましょう。

就活サイトは種類別にビジネスモデルが全く異なります。

以下の5種類の就活サイトのビジネスモデルを解説していきますね。

【就活サイトの種類】

  • 求人サイト
  • 逆求人サイト
  • 就活エージェント
  • 口コミサイト
  • 就活情報サイト

①求人サイトのビジネスモデル

求人サイトのビジネスモデルの図解

まずはこの記事を掲載しているホワイト企業ナビや、マイナビ、リクナビなどの求人サイトのビジネスモデルを解説していきますね。

求人サイトは「求職者を採用したい」と考える企業の求人を載せることで、掲載料を払ってもらうビジネスモデルが基本となります。

それに加えて、大手求人サイトでは上位表示させるオプションやメール配信するオプションなどで企業に追加課金をしてもらってより多くの利益を出すモデルを採用していますね。

求人サイトはとにかく「集客」をする必要があるため、マイナビやリクナビは広告を打ったり、このホワイト企業ナビではこうして記事を書いて知名度を高める施策を取っています。

こうした求人サイトに関しては、僕がおすすめの求人サイトを別記事でまとめているので、ぜひ合わせて参考にしてくださいね。

» 人気就活サイトおすすめ10選!各サイトを徹底比較!

②逆求人サイトのビジネスモデル

逆求人サイトのビジネスモデルの図解

次に逆求人サイトのビジネスモデルを見ていきましょう。

逆求人サイトとは、プロフィールを登録することで、それを読んだ企業からスカウトが届くサイトのことを指します。

代表的な逆求人サイトには、オファーボックスやキミスカがありますね。

逆求人サイトのビジネスモデルを調べてみると、初期費用と採用が決まった際の成果報酬で利益をあげている企業が多いことが分かります。

サイトによっては年間の利用料で企業から報酬を頂いているケースもありますね。

利用する企業側としては、求人サイトで思うようにエントリーが集まらなかったり、ピンポイントで採用したい人材にアプローチできる点で逆求人サイトを利用するメリットがあります。

求人サイトと同じく、逆求人サイトも利用する企業がお金を払うことで利益が生まれるため、就活生側は無料で利用することができるんですね。

この逆求人サイトについても、おすすめのサイトをランキング化した記事があるので、逆求人サイトを利用したいと考えている方は読んでみてください。

» おすすめの逆求人サイト15選を1位〜15位をランキングで紹介!

③就活エージェントのビジネスモデル

就活エージェントのビジネスモデルの図解

次に紹介するのが、就活エージェントのビジネスモデルです。

就活エージェントとは、担当者が付いて企業の紹介から選考サポートをしてくれるサービスですね。

代表的なサイトとしては、ミーツカンパニー就活サポートやキャリアチケットがあります。

この就活エージェントのサービスは、担当者が付いて選考サポートしてくれるのに無料で利用できるため、特に怪しいと感じやすい。

ですが、就活エージェントの場合は、紹介した企業への入社が決まった際に紹介先の企業から紹介料をもらうことで成り立っています。

よって就活エージェントを利用して紹介してもらえる求人は、ほぼ全てそこに入社したら就活エージェント側に紹介料が支払われる求人となります。

それゆえに中小規模の就活エージェントだと、そもそも紹介できる求人(=保有求人)が少なく、自分の希望するような企業を紹介してもらえないことも多いですよね。

こうしたビジネスモデルを把握した上で、自分が希望するような企業を紹介してもらえなかったら利用を中止するなど就活生側も使い方を考える必要があるサービスだと言えます。

この就活エージェントに関して、更に深堀りして解説した記事を別で書いているので、合わせて参考にしてもらえると嬉しいです。

» 【徹底調査】就活アドバイザーは怪しいサービスか?

④口コミサイトのビジネスモデル

口コミサイトのビジネスモデルの図解

次に紹介するのが口コミサイトです。

口コミサイトは、その企業で働いている現役の社員や、働いていたことのあるOB/OGが投稿した会社の口コミが無料で見れるサイトですね。

代表的な口コミサイトとして、ライトハウスやOpenWorkがあります。

そんな口コミサイトですが、サイトによって異なるのですが、基本的には求人サイトに送客して送客料を得ているビジネスモデルが多いですね。

求人サイト側はより多くエントリーして欲しい。

その方が利用企業の満足度が上がります。

よって口コミサイトに報酬を払って、求人サイト経由のエントリーも獲得しています。

他にも口コミサイトによっては、広告バナーを設置して広告料で稼いだりとサイトごとに独自の収益モデルを作っていますね。

» 【最新】就活口コミサイトおすすめ10選!各サイトを徹底比較!

⑤就活情報サイトのビジネスモデル

就活情報サイトのビジネスモデルの図解

最後に、就活情報サイトのビジネスモデルを紹介していきます。

僕が運営している就活ブログ「就活攻略論」もその1つで、時間をかけて記事を書き続けるためには、当然ですが利益が必要になります。

就活ブログや就活メディアの主な収益源は、そこで紹介した就活サイトからの「広告料」となります。

僕の場合は本当におすすめできる就活サイトを厳選し、その就活サイトを紹介することで広告料を頂いています。

以上が、各就活サイト別のビジネスモデルでした!

「なんで無料で利用できるの?怪しくない?」という疑問が少しでも理解に繋がれば嬉しいです。

こうしたビジネスモデルが基本ですが、当然、本当に怪しいサイトやサービスもあります!次の章で詳しく解説していきますね。

怪しい就活サイトや就活サービスもあるので注意は必要

実際に途中でも話したように、僕が大学生の頃に大学生を勧誘し、セミナーを受けさせて、企業で雑用させる(その紹介料をおそらく受け取っていたのでしょう)。

そんな会社も存在します。

その雑用はインターンシップと呼べるものではなく、本当にゴミ出しや掃除だけさせていたことで問題になっていたんですよね。

基本的には前の章で解説したビジネスモデルを軸に運営している就活サイトが多いですが、中にはそれだと儲けが出ないとして、就活に関係ない商品の営業やブラック企業ばかりが参加する合同説明会を実施する就活サイトもあります。

全ての就活サイトを信用するのではなく、利用すべき就活サイトを見極める必要があります。

そのためのポイントを次の章にて解説していきますね。

いくらビジネスモデルを理解しても、すべての就活サイトが安全だとは考えない方が良いんですね。

怪しい就活サイトを見分けるポイント

本当に怪しい就活サイトかどうかを見分けることが重要です。

そのために、僕が今就活生なら以下の2点に着目して、就活サイトの良し悪しを判断します。

【怪しい就活サイトを見分けるポイント】

  • 運営会社が記載されているかどうか
  • 悪い評判が多くないか

ポイント① 運営会社が記載されているかどうか

まず第一に、その就活サイトの運営会社が明記されているか確認することが必須です。

特に就活情報サイトでは、運営会社だけでなく、そもそも運営者を隠しているサイトも多いんですよね。

記事を読む分には問題ないですが、LINE登録やメルマガ登録に誘導されて、就活と関係ない売り込みをされる事例もありました。

運営会社が実在するか、実態はあるか、口コミはどうかなど調べることは重要です。

ポイント② 悪い評判が多くないか

次に怪しい就活サイトかどうか調べるために有効なのが、その就活サイトの口コミを調べることです。

特にX(旧:Twitter)では、リアルな口コミを調べることができるため、就活サイトに登録する前にその就活サイトの口コミを調べるようにしましょう。

そこであまりにも悪い評判が多いようなら利用するのをやめるべきだと判断できますからね。

就活サイトだけでなく、あらゆるサービスにおいても運営会社の信頼性と、それ自体の口コミに目を通すべきですよね!やはり利用者の口コミは信頼性が高いので。

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

就活サイトが怪しいと思われる理由だけでなく、各サイトのビジネスモデルへの理解が少しでも深まったら嬉しく思います。

またこうした情報を通して、自分が入社する企業のビジネスモデル・サービスや商品の口コミについても調べるクセが付くと良いなと思っています。

僕は新卒で食品メーカーのカゴメに就職しましたが、本当に良い商品を扱っているなと思いました。(原価率とかえげつなく高いですからね、あそこの会社。)

自分が働く会社のサービスや商品に自信が持てることは、仕事をする上で土台になると思います。

「単に稼げれば良い」という気持ちだけだと、長続きしないし、これからの時代はそういうサービスや商品は更に淘汰されていくと思います。

これからも、このホワイト企業ナビを通して、就活だけでなく人生全体を通して役立つような、本質的な情報を書いていきます。

少しでも気に入ってくれた方は、ブックマークして読み続けてもらえると嬉しいです!ほぼ毎日書いているので。

以上!就活マンでした!!

【本記事の要点まとめ】

  • 就活サイトが怪しいと言われる理由は主に、「なぜ無料で利用できるのか分からないから」「登録後に電話がかかってくるから」「怪しいメッセージが届くから」「怪しいセミナーが開催されているから」などの理由が挙げられる。
  • 就活サイトが怪しいのか判断できるようになるために、まずは各サイトごとのビジネスモデルを把握することが有効。
  • 中には本当に怪しい就活サイトやサービスも存在するため、利用する前に運営会社について調べることと、そのサイトの口コミについて調べることが重要。

【おすすめの就活サイト】

【就活サイトに関してよくある質問】

【逆求人サイトに関する情報】

この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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