【メーカーの中小企業おすすめランキング】食品や化学など優良企業を一覧化!

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高品質・高機能で国内外から注目を浴びる日本のメーカー。

「アサヒグループHD」「トヨタ」「三菱重工」などの大手メーカーは、就活生にとっては憧れの的で競争倍率は何千倍にもなります。

そこで、狙うべきは実は優良物件が多い中小企業のメーカー!

本記事ではおすすめの中小企業メーカーをランキング形式でまとめました。

食品や化学、機械業界などの優良企業が知れる他、入社するための必須対策や中小企業メーカーに優良企業が多い理由なども分かります。

就活の幅を広げて早期内定をつかみましょう!

食品メーカーのおすすめ中小企業ランキング

生活に必要不可欠な「食」を生み出す食品メーカー。

中小企業でも知名度のある企業が多いから、注目している就活生も少なくありません。

そんな人気がある食品メーカーの中から、僕がおすすめする中小企業を発表します!

なお、おもな評価基準は下記の5つです!

  • 残業時間25時間未満
  • 離職率30%以下
  • 年間休日数120日以上
  • 平均年収500万円以上(中小企業メーカーの平均年収)
  • 市場シェア・取引先企業

ホワイト企業の最低条件3つの他、年収、市場シェア・取引先企業も加味しました。

ちなみに、メーカーの平均年収は615万円~650万円(*1)。

企業規模の年収格差は大企業を100とすると、中企業は約87%・小企業は約80%(*2)なので、中小企業メーカー全体の平均年収は500万円前後と考えられます。

前置きが長くなりましたが、上記をもとに食品メーカーのおすすめ優良企業を10社紹介します!

メーカー名優良な理由・特徴
日新製糖製糖の準大手メーカー。キビ砂糖や白砂糖、ガムシロップなどロングセラー商品を次々開発している知名度の高い企業。平均年収は730万円と高め。残業時間17.3時間、3年後離職率22.2%、年間休日127日(2021年)の他、福利厚生も充実している。
タキイ種苗大手総合種苗メーカー。野菜をはじめ草花や芝草種子の開発から販売まで行う。国内に研究農園を持つ他海外にも拠点を置き海外市場のシェアを開拓中。年間休日120日以上、3年後離職率8.1%、月平均残業時間3.3時間。他、福利厚生や各種研修も充実。
焼津水産化学工業業務用調味料メーカー。粉末・液体調味料と魚介系エキス製品が主力で、その他機能性食品なども手掛ける。2018年にはタイ・バンコクに駐在員事務所を設置しアジアや欧米への展開も見据えている。3年後離職率0%、月平均残業時間18.7時間、平均年収618万円。
フォーデイズ核酸製品を主力とした健康食品・化粧品メーカー。韓国やフィリピンなどアジア圏にも展開している。平均年収683万円、平均有給取得日数11.5日、3年後離職率0%。また、女性管理職割合29.8%(2022年3月末時点)と女性も活躍しやすい環境。
加藤化学水あめやコーンスターチなどの製造・販売を行う。その他ホテル・オフィスビルの運営事業も手掛けている。平均年収630万円で新卒初任給は23万円。育休復帰率100%、平均有休取得日数13.8日、月平均残業時間13時間と条件が良い。
住友ファーマフード&ケミカル加工食品・健康食品メーカー。大日本住友製薬の完全子会社で2022年に「DSP五協フード&ケミカル」から改名。化成品の開発・販売も手掛ける。土日完全週休二日制、3年後離職率0%、月平均残業時間5.3時間、カフェテリアプラン加入で福利厚生も手厚い。
日本ルナ発酵乳・乳酸菌飲料専門メーカー。「のむヨーグルト」「バニラヨーグルト」など人気商品を多数開発。年収は500万円と平均的だが、有給取得日数10.6日、残業時間19.6時間と条件が良く、日本ハムの連携子会社で経営基盤が強いのも魅力。
東京アライドコーヒーロースターズレギュラーコーヒー専門の大手メーカー。家庭用・オフィス用の他、缶コーヒー原料OEM生産を行う他、世界各地のコーヒー生産国から良質なコーヒー豆をの買い付けなどを行っている。月平均業時間21.2時間、3年後離職率0%、平均年収630万円。
タイショーテクノス保存料や寒天・ゲル化剤といった食品素材や食品添加物などの製造・販売を行う。三井製糖の完全子会社で経営が安定している。平均有給取得日数10.3日、初任給22.9万円(2021年度実績)、土日完全週休二日制の他、創立記念日・メーデー・永年勤続休暇などあり。
10佐藤食品工業業務用天然調味料エキス専業。世界で初めてアルコールの粉末化に成功。お茶エキスは飲料メーカーを主体に取引を行っている。平均年収574万円。3年後離職率22.2%、年間休日120日以上と好条件。資格取得支援制度や各種研修もあり教育にも力を入れている。

参考:*1年収ランキング|食料品企業の平均年収ランキング1位~124位【2022年最新版】、*2生命保険文化センター|企業規模別に見た平均的な賃金は?、各企業コーポレートサイト、就職四季報 優良・中堅企業版2023

中小企業でも大手並みの好条件がそろうホワイト企業がこんなにあるのか!

水あめやレギュラーコーヒーのようなニッチな分野も少なくないね。

ホワイト企業に就職する方法

ホワイト企業に関する情報を集める中で、「結局どうやってホワイト企業に就職すれば良いの?」と悩むことが多いと思います。

内定を獲得するために選考対策はするとして、就活も転職も結局のところは「その企業との適性」で決まるんですよね。

要するに選んだ企業の人事が、「この人はうちの会社と合いそうだ」と判断してくれるかどうかで決まります。

就活や転職は適性で決まるため、エントリー企業数を増やすことが最も重要な対策となります。

(その上で、ホワイト企業に就職したい人は、それらのエントリー企業がホワイト企業である必要があります)

では具体的にどうやってエントリー企業数を確保していけば良いのか?

おすすめの手段を3つ共有しますね。

①求人サイトでホワイト企業を絞り込んで探す

ホワイト企業のエントリー数を増やすための王道的な手段が求人サイトです。

ホワイト企業への就職を考えた場合、求人サイトを利用する際には必ず「求人検索の絞り込み機能」を活用するようにしてください。

このホワイト企業ナビでは、元々「残業時間・年間休日数・離職率」に基準を設けて、それらすべて満たす企業のみを掲載しているので絞り込みの必要がないようなサイトにしています。

ですが、一般的な求人サイトはあらゆる求人が掲載されているので、ホワイト企業に就職したい人は、自分が求める「残業時間」「休日数」「離職率」「福利厚生」など、条件を絞り込んで検索することが重要です!

求人サイトとしておすすめは、求人数も多く、かつ検索機能の絞り込みが充実している「マイナビ」がやはりおすすめですね。

②就活エージェントに条件を伝えて優良企業だけ紹介してもらう

次に、ホワイト企業のエントリー数を確保する上で、就活エージェントも非常に有用です。

就活エージェントは面談を元にして、求人紹介から選考対策まで、すべて無料でサポートしてくれるサービス。

また求人サイトに公開されていない非公開求人も紹介してくれる点が強いです。

この就活エージェントを賢く利用するためには、必ず自分が求める労働条件を担当者に伝えることです。

実際に僕が就活生の時は、次のように担当者に伝えることで、紹介求人を絞り込んでいました。

【担当者に伝えた内容】

  • 「プライベートの時間を重要視したいので、月の残業時間が平均20時間以内の企業で、かつ完全週休2日の土日休みの企業のみを紹介して頂きたいです。業界は現在、食品業界、化学業界、自動車業界を志望していますが、他業界も興味があります。」

就活エージェントを利用する際に、すべて担当者任せにしてしまう人が多いのですが、それだと「受かりやすい企業」を紹介されてしまうので、ホワイト企業への就職を考える人は必ず条件を伝えてください。

利用する就活エージェントですが、選ぶ視点としては「保有求人数が多くて実績があるか」です。

ミーツカンパニー就活サポート」が全国対応かつオンライン面談にも対応していて、保有求人数と実績があるのでおすすめですね。

③逆求人サイトで得たスカウトからホワイト企業にだけエントリーする

最後に、エントリー企業数を確保する上で非常に役立つのが逆求人サイトです。

逆求人サイトは登録すると、企業側からスカウトが届くサイトなので、自動的に企業との接点を獲得できます。

逆求人サイトを利用する際は、必ず届いたスカウトの中から、自分が求める労働条件の企業だけにエントリーしましょう。

スカウト元の企業の採用情報や口コミサイトで調べたり、気になる企業だけど労働条件の詳細がない場合は、逆求人サイトのチャットにて直接企業に質問するのもおすすめです。

利用すべき逆求人サイトとしては、利用企業数の多さが最も重要なので「キミスカ」と「OfferBox(オファーボックス) 」がベストです。

以上、3つの方法でエントリー企業数を確保していくことがホワイト企業に就職する上で最も重要です。

またホワイト企業に就職する場合は、必ず「自分にとってのホワイト企業の定義を明確化すること」をしてください。

そうしないとそもそも「どんな企業が自分にとってのホワイト企業なのか」を把握できません。

ホワイト企業の特徴について、別途まとめた記事を書いているので、そちらの記事を参考に明確化しましょう。

» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社!?

とにかく「ホワイト企業のエントリー数を増やすこと」が肝になるんですね。

企業との適性は企業側からしか判断が難しい部分でもあるから、しっかりとホワイト企業のエントリー数を確保していくことが、求職者側ができる重要な行動だと言えるよね。

化学メーカーのおすすめ中小企業ランキング

化学メーカーというと「三菱ケミカルHD」「旭化成」などの総合化学メーカーが注目されがち。

でも、中小企業の化学メーカーにもトップクラスのシェアを誇る企業や幅広い事業を手掛ける優良企業があるんです。

そんな化学メーカーの中でもおすすめの優良中小企業10社を教えますね!

メーカー名優良な理由・特徴
アドマテックスマテリアル商品を開発・販売する企業。半導体封止材、基板材、次世代先進材の3つの市場商品を生み出している。トヨタ自動車の社内公募ベンチャー材料開発会社。年間休日120日以上、平均年収831万円、有給取得率13日、福利厚生や教育制度も充実。
日本カーボン炭素製品の大手メーカー。電炉向け人造黒鉛電極製品をメインにファインカーボンやリチウムイオン電池負極材なども手掛ける。平均年収870万円と高め。月平均残業時間7.3時間、年間休日は120日以上。育児・介護休業制度、住宅・教育・結婚資金融資などの制度も豊富。
ハリマ化成グループ松材から得られる化学物質製品のメーカー。トール脂肪酸を国内で唯一生産する企業。樹脂・化成品事業の他、製紙用薬品や電子材料事業も手掛ける。平均年収775万円。残業時間11.7時間、3年後離職率25%、他、各休暇制度や教育制度も豊富。
神戸天然物化学有機化学品メーカー。農業化学品・医薬品などを中心に事業を展開する。年間休日127日(2022年度)、平均年収611万円、3年後離職率18.2%、有給取得率9.6日と好条件がそろう。各種休暇制度や福利厚生も手厚い。
積水成型工業各種プラスチック製品の製造・販売を行う積水化学グループの企業。シート産業用資材から食品向け液体用容器、塩化ビニル製品など幅広く取り扱う。年間休日120日以上、残業時間15時間、3年後離職率0%。
OATアグリオ農薬 ・ 肥料メーカー。食糧増産を支える製品の開発・販売を行っている。インド企業との共同研究所を設立や中国への拠点設置、ヨーロッパ進出など海外市場を拡大中。 平均年収679万円で3年後離職率は16.7%、残業時間18時間と好条件。
クリオン軽量気泡コンクリートの最大手メーカー。剛体多孔質吸音材や高機能土壌改良材、肥料の製造・販売なども手掛ける。太平洋セメントの連携子会社。平均年収665万円。3年後離職率0%、各種研修制度、自己啓発支援、教育制度など人材教育にも力を入れている。
カーリットHD化薬・化学品・電子材料品メーカー。研削材や産業用爆薬や保安円筒などの煙火材料等の製造・販売も手掛ける。また、産業用部材事業やボトリング事業も展開。平均年収633万円、3年後離職率0%、残業時間16時間。休暇の他、社宅や健康に関する制度・支援も手厚い。
本町化学工業次亜塩素酸ソーダ製品メーカー兼商社。水の殺菌・消毒用工業薬品を始め、医薬品、漂白剤、中和剤、酸化剤などを製造・販売している。千葉や大阪、香川などに工場5カ所を構え、物流センターも2カ所設置。平均年収653万円、3年後離職率0%。
10相互薬工医薬品バルク、医薬品中間体精密化学品メーカー。その他動物用医薬品、農薬、化学工業製品製造などを行う。3年後離職率0%、月平均時間10.5時間、年間休日122日(2022年度)、平均年収634万円と好条件。

参考:年収ランキング|化学企業の平均年収ランキング1位~213位【2022年最新版】、各企業コーポレートサイト、就職四季報 優良・中堅企業版2023

優良な中小企業には大手企業の子会社やグループ企業もあるね!

うん!子会社などは給与が良いだけでなく、福利厚生が手厚くて人材育成もしっかりしているから安心して働けそう。

機械メーカーのおすすめ中小企業ランキング

メーカーの中でも市場規模が大きい機械メーカー。

建設機械・重機メーカーの「小松製作所」や重工業メーカーの「三菱重工業」など、挙げればきりがないほど大手がそろいますが、実は優良な中小企業が多いのも機械メーカーの特徴です。

では、機械メーカーのおすすめ優良中小企業ランキング10社を発表します!

メーカー名優良な理由・特徴
オプトラン光学薄膜装置メーカー。スマートフォン・カメラレンズなどのオプトエレクトロニクスを担うニッチ産業。高性能スマホの需要が堅調で経営が安定している。平均年収931万円と高めで年間休日数は120日以上。他、3年後離職率0%、残業時間12.5時間。
サクサHD監視・防犯分野の映像機器メーカー。大手情報通信機器メーカーであるサクサグループの持株会社で経営基盤が安定している。 平均年収857万円、3年後離職率0%、平均有給取得日数12日の他、研修制度や各休暇制度なども充実していて好待遇。
竹中エンジニアリングセンサーや警報器などのセキュリティシステム・情報機器メーカー。近赤外線センサーは国内トップで、空港や港湾など大規模施設も手掛ける。平均年収は816万円で年収モデル例は25歳一般職480万円と高め。他、3年後離職率0%、年間休日120以上など働きやすい環境。
アシザワ・ファインテック微粉砕・分散機の老舗メーカー。湿式分散機国内シェアトップを誇る。ドイツの有力メーカーネッチ社とパートナーシップを組んでいて安定している。他、3年後離職率16.7%、月平均残業時間14.8時間、「ユースエール」認定や「はばたく中小企業300社」選定の実績あり。
月島環境エンジニアリング各種プラントや上下水道関連設備を手掛けるメーカー。廃液燃焼装置やフロン類破壊装置などの製造・販売を行う。日本製鋼所と資本提携を行っている。平均年収703万円、3年後離職率0%。他。嘱託医師によるカウンセラー制度や各種休暇制度などが手厚い。
ウエットマスタービルや工場向けの産業用加湿器の最大手メーカー。国内シェア約50%以上を誇る。平均年収690万円、3年後離職率0%、年間休日120日以上と好条件がそろう。保養所の保有や常設型プチ社食などの福利厚生も充実。
大森機械工業埼玉県に本社を構える自動包装機械と関連システム機器を手掛けるメーカー。北米やオランダなど海外にも香会社を持つ。平均年収647万円、3年後離職率19%、平均有給取得日数13.1日と条件が良い。その他、各研修やキャリコン、メンター制度など教育制度が豊富にそろう。
東洋精機製作所プラスチックや繊維、塗料などの試験機専門メーカー。インドやマレーシアなどアジア圏にも海外代理店を持つ。石油製品製造会社を中心に取引を行っている。平均年収615万円、月平均残業時間1.5時間、3年後離職率0%と条件が良く働きやすい環境。
帝国通信工業「ノーブル」ブランドの可変抵抗器を手掛ける電子部品メーカー。エプソン、オムロン、キヤノンなどの大企業を主要取引先に持つ。海外売上比率が50%を占める。その他、平均年収602万円、3年後離職率7.7%、残業時間6.7時間。
10ヤマハモーターエレクトロニクスモーターサイクルや電動アシスト自転車のモーターなどの開発・製造を行う企業。ヤマハ発動機グループで安定している。年間休日120日以上。3年後離職率14.5%。その他、在宅勤務やフレックスタイム制、育児短時間勤務の導入など多様な働き方ができる環境。

参考:年収ランキング|機械企業の平均年収ランキング1位~231位【2022年最新版】、各企業コーポレートサイト、就職四季報 優良・中堅企業版2023

大企業を取引先に持つ企業や、業務提携で経営基盤を強化している企業も目立つね!

基盤が安定しているのは大事だね。待遇が良いのはもちろん倒産のリスクが少ないから長く働けそう。

その他メーカーのおすすめ中小企業ランキング

上記で紹介した分野以外にも、おすすめの企業は数えきれないほどあります。

そこで紹介しきれなかった中小企業の優良メーカーを、分野問わず20社厳選して紹介します!

メーカー名優良な理由・特徴
日本シャフト国内唯一のゴルフシャフトメーカー。スチールシャフトは国内で高いシェア率を占める。ニッパツ系スポーツ用具メーカーで安定的。平均年収745万円、3年後離職率0%、年間休日120日以上、残業時間15時間と好条件のため、倍率は97倍と高め。(2021年度)
興亜工業産業用紙メーカー。再生紙事業を展開し、段ボール原紙や雑誌等に使われる更紙などの生産を行っている。丸紅の子会社で単一工場の生産高は業界屈指。年間休日120日以上、平均年収714万円、月平均残業時間20.8時間。各研修や自己啓発支援でキャリア形成を徹底サポート。
ニシ・スポーツ陸上競技用具専門メーカー。トレーニングや健康関連事業も手掛ける。アシックスの完全子会社で経営基盤が強いのも魅力。年間休日120日以上、残業時間4.7時間、平均年収681万円。
兼松エンジニアリング環境整備用特装車メーカー。吸引・洗浄などの環境車両を手掛け、強力吸引作業車は業界トップメーカーの地位を確立。平均年収759万円、3年後離職率8.3%、年間休日120日以上の他、借上社宅・寮、自己啓発支援などの福利厚生、各諸手当も手厚い。
東京自働機械製作所総合包装機械メーカー。銘産品・贈答品用上包機やフィルム包装機の他古紙圧縮などのリサイクル機械など幅広く手掛ける。海外研修や入社前通信教育など着実にキャリアを積める環境。平均年収694万円、3年後離職率14.3%、月平均残業時間18.8時間。
本多金属工業アルミ製品の製造・販売を行う企業。製品は建築や電機、自動車など多方面へ供給されている。平均年収は686万円。月平均残業時間8.2時間、3年後離職率0%、年間休日120日以上と条件が良い。各種休暇制度や研修制度が豊富で従業員を多角的にサポートしている。
ホリキリ商用車用の専門メーカー。自動車用懸架ばね事業を行うニッパツの連携子会社。三井物産オートモーティブ、三菱重工を取引先に持つ他、納品先も自動車業界大手企業が主要。平均年収716万円、年間休日120日以上、残業時間13時間と労働条件も良好。
朝日エティック総合建設メーカー。商業施設の建築や屋外広告・看板などの設備事業を軸に、LED照明器具の製造や内外装事業も手掛ける。平均年収673万円、年収モデル30歳前後(主任クラス)約451万円。他、3年後離職率22.7%、残業時間5時間、福利厚生も手厚い。
東和電機工業東北でトップクラスの配電盤・分電盤専業メーカー。東和電材100%の完全子会社で経営基盤が強い。海外へもネットワークを広げ、成長を続けるメーカー兼商社も担う。平均勤続年数は15.3年で3年後離職率14.3%と定着が良い。モデル月収は東京勤務約30万円(地域手当など諸手当含む)
10ヒラノテクシード産業用機械メーカー。海外にも顧客を持ち、コーティングマシンは世界トップクラスのシェアを誇る。年間休日120日以上、平均年収641万円。3年離職率16.7%。福利厚生はベネフィットステーション加入の他、労災法定外補償制度、育児支援制度などあり。
11日精エー・エス・ビー機械プラスチックボトルを生産する「ストレッチブロー成形機」の製造・販売を行う企業。世界シェアトップクラスで、海外売上高比率が約90%。他、専用金型の企画・研究開発なども手掛ける。平均年収691万円、3年後離職率0%、残業時間20時間未満。
12中山鉄工所佐賀県に本社を構える老舗プラントメーカー。選別機や小水力発電システムなどの開発・販売を行っている。主要取引先である建設会社や道路会社・国内外砕石会社に加えて、輸出国は約70カ国に及ぶ。平均年収675万円、3年後離職率25%。年間休日120日以上。
13丸栄コンクリート工業道路や港湾など社会インフラの基盤となる公共事業用コンクリート製品を手掛ける大手メーカー。中部国際空港や東京ディズニーランドに納入した実績を持つ。平均年収は674万円で残業時間10.7時間。各種手当の他、帰省費補助や社宅完備など福利厚生も充実。
14テクノスジャパン高齢者向け施設を対象とした福祉機器メーカー。徘徊感知機器は国内シェアトップを占める。平均年収670万円、平均有給取得日数12日、3年後離職率0%、土日完全週休二日制の他、各種祝い金や社内旅行など福利厚生が充実している。
15富士電線消防用耐火耐熱ケーブルなどの開発・販売を行う電線メーカー。昭和電線HD傘下で安定的。また扱うケーブルはトップシェアを誇る。平均年収600万円、3年後離職率0%、階層別教育・職能別教育など研修が豊富でキャリアを着実に積める。
16日本ロール製造ゴム・プラスチック要圧延機械の国内トップメーカー。鋳鉄ロールや高合金ロールなどの開発・販売を行う他、テーロン建材やパイプ事業なども手掛ける。年収596万円、残業時間10時間、土日完全週休二日制。他、各キャリア支援制度もあり。
17ヴィスコ・テクノロジーズ画像処理検査装置の開発・販売を行う企業。汚れや異物を検出する外資検査や画像処理システムなどを手掛ける。東京マシンヴィジョンシステムを始め海外にもビジネスパートナーを持つ。平均年収593万円、月平均残業時間10.5時間。
18東陽建設工機鉄筋加工機の専業メーカー。切断機など鉄鋼加工機の国内唯一の専業メーカーで国内シェア80%を誇る。海外ビジネス拡大にも注力している。平均年収522万円、3年後離職率25%、残業時間10.1日、有給取得率14.1日、女性の育児休暇率100%と好条件。
19プラッツ医療・在宅介護用電動ベッドメーカー。在宅用電動ベッドや医療施設用電動ベッドなどの製造・販売を行う。主な販売先は国内の医療介護関係企業で、その他病院や海外企業とも取引がある。平均年収565万円、3年後離職率25%、月平均残業時間14.2時間。
20ピカソ美化学研究所兵庫県に本社を置く機能性・自然派化粧品メーカー。研究開発から量産、プランニングまで一貫して行っている。主要取引先は全国有力化粧品会社や株式上場会社で経営基盤が強い。平均年収579万円、3年後離職率15%、月平均残業時間13.8時間。

参考:各企業コーポレートサイト、就職四季報 優良・中堅企業版2023、マイナビ

中小企業の優良メーカーを探す方法

中小企業の中にはコーポレートサイトがない企業もあり、探しにくいのが難点ですよね。

しかも企業数が多すぎるし情報が少ないから、選定にも時間がかかってしまいます。

そこで、中小企業の優良メーカーを効率良く探す方法を5選紹介しましょう!

【中小企業の優良メーカーを探す方法】

  1. ホワイト企業ナビを使う
  2. 就活エージェントに紹介してもらう
  3. 逆求人サイトでオファーを待つ
  4. 大学キャリアセンターを活用する
  5. 大手ナビサイトで検索条件を絞る

探し方① ホワイト企業ナビを使う

『ホワイト企業ナビ』は、優良企業に該当する下記3つの条件を満たしている企業だけを掲載した就活サイトです。

【ホワイト企業ナビに掲載できる企業の条件】

  • 残業時間が月平均25時間未満
  • 3年後離職率3割未満
  • 年間休日数120日以上

そもそも、僕が『ホワイト企業ナビ』を作った目的はブラック企業根絶のため。

表向きのメリットだけでなく、業界や業種のデメリットも正直に伝えて就活生が本当に知りたい情報だけを発信しているから、優良企業が見つけやすいんです。

就活の時点でしっかりとミスマッチを防げるので、読者さんから「自分に合ったホワイト企業が探しやすい!」という嬉しいお言葉をいただくこともあるんですよ!

中小企業のメーカー以外にも、下記のようにいろんな視点で優良企業を紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

■女性は押さえておくべし!ライフイベントに対応してくれる企業はココ!

【子育てしながら働きやすい会社ランキング15選】見分けるポイントを共有!

■文系諸君必読!文系が就職しやすいホワイトな職種もまるわかり!

【文系におすすめのホワイト業界8選】働きやすい職種についても共有!

■企業選びの失敗回避!営業職を目指すあなたにおすすめ!

【営業職におすすめのホワイト業界7選】働きやすい業界の特徴を共有!

探し方② 就活エージェントに紹介してもらう

僕はこれまで5年に渡って、就活ブログを運営してきました。

その中でほぼ全ての就活エージェントを見てきたのですが、利用する時は必ず「保有している求人が多い大手のサービス」かつ「実績と評判の良いサービス」を選ぶようにしてください!

僕がこれまで見てきた50以上の就活エージェントの中で、特におすすめは「ミーツカンパニー就活サポート」です!

僕が今就活生なら、まずはミーツカンパニー就活サポートの初回面談を受けて、他に2つほど可能であれば就活エージェントを利用して担当者を厳選するようにします。

就活エージェントは、本当に担当者さんの質で決まるので「担当者の厳選」は必ず行うようにしてください!

(逆に親身になってくれて、選考支援の質が高い担当者さんが付いてくれると、就活において最強の無料サービスだと僕は思ってます!)

ミーツカンパニー就活サポート

ミーツカンパニー就活サポート」は、人材会社大手のDYMが提供する就活エージェントです。

保有求人数が多く、かつ紹介してもらえる求人の質が高いのが特徴。(担当者さんに話を聞いたのですが、紹介する求人をそもそも厳選しているようです)

またオンライン面談にも対応しているので、気軽に利用できるのも嬉しいと個人的に最もおすすめしています!

その他の就活エージェントに関して、僕のおすすめを「おすすめ就活エージェント23選【就活のプロが厳選】」にてランキング化しておきました!

ほぼ全てのサービスが、オンラインで初回面談を受けられるので、気になる就活エージェントはどんどん利用して、信頼できる担当者さんに付いてもらいましょう!

(初回面談を受けて微妙だと思った場合は、すぐに切ってしまうのが重要です!!)

探し方③ 逆求人サイトでオファーを待つ

マイナビやリクナビ以上に登録が必須のサイトになってきた逆求人サイト

プロフィールを登録しておくだけで、自分と適性の高い企業からのスカウトが届くので、圧倒的に就活を効率化することができます。

ですが、どれでも登録すれば良いという話ではなく、利用企業数が多く、かつ利用しやすい逆求人サイトを厳選して利用すべきなんですよね。

そこでこれまで全ての逆求人サイトを見てきた僕が考えるに、現状以下の2サイトを併用するのがベストだと考えています。

キミスカ

キミスカ」も利用企業数が多く、非常に使いやすい逆求人サイトです。

現状、逆求人サイトの中で僕が最もおすすめするサイトですね!

隠れ優良企業や業界シェアの高い中小企業も利用しており、「キミスカ経由で知れてよかった企業」との出会いが生まれる場所です。

オファーボックス

オファーボックス」は、就活専門の逆求人サイトとしてNo.1の利用企業数を誇ります。

東証一部上場や、知名度は低いけど働きやすい大企業からのスカウトも届くので、まず最初に登録しておくべきサイトですね。

登録後はとにかくプロフィールの質にこだわってください。

正直、逆求人サイトのプロフィール作成には1日使い切っても全然問題ない。むしろそうすべきだと僕は思っています。

キミスカとオファーボックスの2サイトは同時に登録し、プロフィールはどちらか一方のものをコピペするのが効率的です!

ちなみに逆求人サイトは1つでも多くのサイトに登録しておいて、1つでも多くスカウトを獲得するのが効率的だと僕は考えています。理想としては3サイト以上登録しておきたい。

そこでこの2つ以外のおすすめサイトをまとめたので、参考にしてくださいね。

» 【最新】新卒向け逆求人サイトおすすめ15選|スカウトサイトの選び方を解説!

探し方④ 大学キャリアセンターを活用する

キャリアセンターには、中小企業の情報が豊富にそろいます。

学生の就活状況を共有するなど中小企業との結びつきが強く、情報サイトには載っていないマイナー企業の求人が集まりやすいんです。

しかも、キャリアセンターの求人数と企業の来訪数は近年増加中!

引用:株式会社ディスコ|大学の就職・キャリア支援活動に関する調査(2022年11月発行)

つまり、キャリアセンターに足を運べば、マイナーな超優良メーカーに出会える可能性が高いということ。

コロナの影響で、オンライン面談やスマホ対応の求人検索システムを導入する大学も多く、利用しやすくなっているので活用しない手はないですね!

探し方⑤ 大手ナビサイトで検索条件を絞る

とにかくいろんなメーカーを知りたいなら、大手ナビサイト「マイナビ」「リクナビ」の利用がおすすめです。

求人数が多いほど、自分に合った企業に出会う確率も高まりますよね!

ただ、闇雲に探しても非効率なので、中小企業の優良メーカーを探す際には下記4つの条件で絞りましょう。

  • 年間休日120日以上
  • 月平均残業時間20時間以下
  • 新卒採用者の定着率70%以上
  • 従業員規模300人以下

引用:マイナビ

また、U・Jターン就職希望の場合は、エリア選択で「この地域に勤務地がある企業」を選択すれば、地元や地元に近いエリアの優良中小企業を見つけやすくなります。

就活エージェントを使ったら企業選びの幅が広がったよ!意外な業界が自分とマッチしているっていう新たな発見があってよかった。

エージェントや逆求人サイトを利用すると、客観的な視点から自己分析ができるね!優良企業は倍率が高いから早めの行動と効率が大事だね!

中小企業の優良メーカーに入社するための必須対策

「中小企業なら内定獲得は余裕でしょ!」と甘く見ていると落ちます。

たとえ中小企業であっても、「日本シャフト」のように競争倍率が100倍近くなる企業も珍しくありません

何より、面接対策のポイントが大企業とは異なるんです

では中小企業の優良メーカーに入社するための必須対策を4つ紹介しましょう!

【中小企業の優良メーカーに入社するための必須対策】

  1. なぜ大手ではなく中小企業を志望するのかを伝える
  2. 同業他社の中でもその会社じゃないといけない理由を伝える
  3. その企業に入ってどんなキャリアを作っていきたいかを明確にしておく
  4. 説明会などにおいて採用担当者と顔見知りになっておく

対策① なぜ大手ではなく中小企業を志望するのかを伝える

面接官がこの質問をする理由は、熱意を確かめるためです。

「地域に貢献したいから」「風通しの良さを感じたから」というお決まりのフレーズは、面接官だけでなく就活生ですら「ありきたり」だと思っているはず。

でも、下記3点を含めるだけで説得力のある理由になります。

  • 中小企業のやりがい・魅力
  • 中小企業に興味を持ったきっかけ
  • どのように活躍したいか
【例】

中小メーカーは大企業のように知名度はないですが、「ものづくり大国 日本」を陰で支える大きな責任がやりがいになると考えています。

また、宮崎県の酒造メーカーと肉の産地が連携協定を結んで「ふるさと納税」の納税寄付金額全国トップとなり地域経済につながった例があるように、中小企業は地域活性化に貢献できる点にも興味をもちました。

地域の生産者や消費者の声を近くで聞きながら、日本メーカーならではの高い技術力で新たな製品を作り上げていきたいと思い中小企業を志望しました。

対策② 同業他社の中でもその会社じゃないといけない理由を伝える

中小企業は数多くあるため、同業他社との差別化が必須です。

ポイントは、その企業の魅力を伝えるだけでなく、経営方針や企業のビジョンに共感を示すこと

大企業の面接では「企業理念に共感した」と伝えると、「内容が浅い」「独自性がない」などのマイナスイメージにつながりやすいですが、中小企業は経営者との距離が近いから企業理念に共感を示す方法は有効です。

ただ、具体性が必要なので下記3点を入れて説得力を持たせましょう!

  • その企業に興味を持ったエピソード
  • その企業ならではの魅力・強み
  • 企業とマッチしていると感じる理由
【例】

御社を志望する理由は、商品に対する探究心と企業理念です。

御社は地元食材にこだわるだけでなく、研修旅行を行い全国の地域性や食文化を研究し、パッケージや味を変えるという点に製品への熱意を感じました。

さらに、新入社員の提案で毎年全国のフードフェスに商品を使ったアレンジ料理を出店していると〇〇社長のブログで知り、探究心の高さに魅力を感じています。

また、「食に挑む」という御社の企業理念にも共感を覚えました。

私はマラソンサークルで部長を務めていた際に当初チームをまとめられず部員に不満を与えてしまいましたが、改善するために部員との交流を増やし、自分の欠点を直す努力をしたところ、人間関係が円滑になりチームの成績が上がりました。

この経験が自分の成長につながるとともに、挑戦なしに新たな価値は生み出せないと感じたため、積極的に挑戦し続ける御社に感銘を受け志望しました。

対策③ その企業に入ってどんなキャリアを作っていきたいかを明確にしておく

明確なキャリアプランがあると、入社後のイメージを持ってもらいやすくなります。

部署が細かく分かれている大企業に対して、規模が小さい企業ほどマルチタスクが求められます。

例えば、マネジメント職を目指したい!と考えていても、中小企業にはそもそもマネジメント職がなく、営業職と兼任というケースも珍しくありません。

そのため、コーポレートサイトの先輩インタビューなどをもとに、どんなキャリア形成が可能か調べておきましょう。

また、キャリアを伝える際には下記3点を入れると、熱。

  • そのキャリアを目指す理由
  • 入社後何をしたいか
  • どのように貢献できるか
【例】

私は御社の製品を世に広める営業職希望ですが、ゆくゆくはプレイングマネージャーとしてマネジメントも兼任できる人材になりたいです。

企業説明会で営業部長の〇〇様より、御社は何十年も取引を行う古い顧客が多いというお話を聞いた際にお客様と信頼関係を築く重要性を知り、信頼される製品をより多くの企業へ広める営業職に魅力を感じました。

また、サークルで部長を務め大きな大会で5位入賞を果たしたことで自信が持てたため、御社の企業サイトに載っている〇〇様のように営業で力をつけ、将来的には社員の個性を活かしたマネジメントで生産性向上に貢献したいと考えています。

対策④ 説明会などにおいて採用担当者と顔見知りになっておく

中小企業は採用や教育にかける時間がないため、慎重に人材を見極めています。

また、直属の上司となる人が面接を担当するケースも多いから、説明会の参加やOBOGの紹介などをきっかけに社員と顔見知りになるのも対策の一つ。

ちなみに中小企業のメーカーで人事を担当する僕の友人いわく、下記のような人材は重宝されるとのこと。

  • コミュニケーション能力が高い
  • 主体性がある
  • チャレンジ精神がある

中小企業は従業員が少ないうえ、地域密着企業の場合は地域の方ともコミュニケーションを図る機会があるためコミュニケーション能力が大事だそう。

また、実践を通して学ぶ場面も多いから、主体性やチャレンジ精神がない人には向かないようですね。

そうか…。「地域に貢献したい」という理由は、面接官は聞き飽きているんだね。

どう貢献できるのか・どんなキャリアを作りたいかなど、具体的に伝えないと他の就活生と差別化を図れないね。

中小企業メーカーに優良企業が多い理由

中小企業メーカーに優良企業が多い理由は、経営が安定しているから。

「BtoB」「ニッチ分野」「取引先」の3つがポイントとなるので、一つひとつ解説していきますね。

【中小企業メーカーに優良企業が多い理由】

  1. BtoBなので働きやすい環境が作れる
  2. ニッチな分野で市場シェアを獲得していることが多い
  3. 大手との長期的な取り引きがあって経営が安定していることが多い

理由① BtoBなので働きやすい環境が作れる

BtoBとは企業相手に取引を行うビジネスのこと。

BtoBである上流・中流工程のメーカーは、経営基盤が強いから働きやすい環境が作れるんです。

メーカーは、製品の素材を作る素材メーカー(上流工程)、上流工程の素材を使って部品を作る部品メーカー(中流工程)、消費者向け製品を作る加工メーカー(下流工程)の3種類があります。

例えば自動車を販売する下流工程のメーカーは景気や消費者ニーズが影響しますが、部品・素材メーカーはトレンドに左右されないうえ、取引先の下流企業がなくなっても他の自動車メーカーから需要があるため経営が安定しています。

そして中小企業のメーカーの大半は、BtoB取引を行う上流・中流工程。

つまり、中小企業のメーカーは経営基盤が強いから、給与や待遇面でしっかりと従業員に還元できるんですね。

理由② ニッチな分野で市場シェアを獲得していることが多い

中小企業のメーカーは、競合他社が少ないニッチな分野での活躍が目立ちます。

例えば、国内の種苗業界は、自社品種の開発を手掛ける企業が50社ほどしかなく、総合種苗メーカーにおいては数える程度の企業しかないニッチな分野です。

そして、野菜種苗の世界市場が約5000億円と言われる中、日本市場が17%を占めているという市場希望が大きい業界。

その中で、中小企業の総合種苗メーカー「タキイ種苗」は、「サカタのタネ」「カネコ種苗」に次ぐ業界3位という高いシェア率を誇っています。

引用:業界動向サーチ|『種苗業界の動向や現状、ランキングなど』

ライバルが少ない分、市場シェアを獲得できるというわけですね。

理由③ 大手との長期的な取り引きがあって経営が安定していることが多い

優良企業が多い理由として、大手と取引を行うメーカーが多いことも挙げられます。

通常、取引先が破綻すると連鎖倒産が起こるリスクがありますが、資金力が潤沢な大手企業が取引先ならその心配はありません。

例えば、商用車用の専門メーカーの老舗「ホリキリ」は、「三井物産オートモーティブ」「日野トレーディング」「三菱重工」など多数の大手企業が主要取引先です。

引用:株式会社ホリキリ |『お取引先』

さらに1980年代から「トヨタ」や「ACCAR社」へ納入しているように、長期的な取引があるとより経営基盤が安定するので給与や待遇が充実しています。

なので、複数の大手企業と長期的な取引を行うメーカーは、ぜひ押さえておきましょう!

ちなみに大手を取引先に持つメーカーに入ると、取引を通して大手企業のマーケティング技術や営業ノウハウを知れるため、高いスキルを習得できるというメリットもありますよ!

なるほど!BtoCと違ってトレンドに左右されないのはポイントだね。

しかも、上流工程になるほど安定しやすいのね。企業を選ぶときは取引先もチェックしてみよう!

本記事の要点まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

中小企業のメーカーは、大手に引けを取らないほど好待遇な優良企業が多いのでおすすめです!

今回紹介した優良メーカーはごく一部ですが、優良企業の特徴を参考に自分に合った企業を探してみてくださいね。

あなたが最高と思える中小企業のメーカーに出会えますように!

では最後に、本記事の重要点をまとめて終わります。

  • 中小企業の優良メーカーを探すには、ホワイト企業ナビ、 就活エージェント、逆求人サイトの利用がおすすめ! その他、大学キャリアセンターの活用と大手ナビサイトで検索条件を絞る探し方も有効的
  • 中小企業の優良メーカーに入社するための必須対策4選!① 中小企業を志望する理由を伝える、② その会社じゃないといけない理由を伝える、③ その企業でのキャリアイメージを明確にしておく、④ 採用担当者と顔見知りになっておく
  • 中小企業メーカーに優良企業が多い理由は3つ。① BtoBなので働きやすい環境が作れるから、② ニッチな分野で市場シェアを獲得していることが多いから、理由③ 大手との長期的な取り引きがあって経営が安定していることが多いから
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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