アミューズメント業界の「仕事」と「遊び」を支えるメーカー

ホワイト企業ナビ編集部です。
まずはじめに、株式会社マースエンジニアリングの事業内容をご紹介します。

同社はパチンコやスロットで必要となる様々な周辺機器、パチンコ店経営に必要な各種データ収集・分析をするシステムの開発など、アミューズメント業界を中心としたシステム機器を提供しています。

開発から製造、販売、アフターフォロー・メンテナンスに至るまで、すべて自社で対応できる総合力を武器に、日本全国に約6,500店舗あるパチンコ店など、アミューズメント業界の「仕事」と「遊び」を支えているシステムメーカーです。

【無借金経営】業界で確固たる地位と実績を築いている安定企業

同社は自己資本比率約90%という高い数字と無借金経営を実現している安定企業です。
なぜここまで安定感のある経営を実現できるのか、それは以下のような複数の強みを兼ね備えており、業界で確固たる地位と実績を築いているからにほかなりません。

◯全国規模のサポート体制
同業他社の中でも全国に拠点を構えたサポート体制を構築しているのは同社だけであり、各店舗ごとに合わせた柔軟なサービス提供は同社独自の強みとなっています。

◯新規参入障壁の高さ
製品の製造や改良、販売にそれぞれ国の許可が必要となるなど、アミューズメント業界の周辺機器を取り扱うには法律の縛りが多く、新規参入障壁が非常に高い業界です。競合自体が数社となる中、独自の強みや実績を持つ同社の経営基盤は安定したものとなっています。

◯業界標準となる画期的で独創的な製品を生み出してきた実績
現在では当たり前となっている玉箱を使わない新しい遊技スタイルの確立や店舗経営の自動化を目指すAI店長の開発など、これまで業界になかった画期的で独創的な製品を数多く生み出してきた実績があり、今では”マースブランド”として高いブランド力を誇っています。

同期を中心に社員同士のつながりを大切にする社風

同社では入社後の新人研修の中で2週間程度の宿泊型の研修を実施するなど、同期社員と仲を深める機会が充実しており、毎年同期同士のつながりが強くなっているそうです。

このつながりによって、配属後もお互いを支え合う存在となるほか、別拠点や別部署にいる同期をきっかけに他の社員とのコミュニケーションも広がるなど、同期を中心に社員同士のつながりも生まれているとのこと。

また、同社には周りの人がどんな仕事をしているのかなど、好奇心旺盛で人に興味のある社員が多いことに加え、ワンマンプレーではなく、みんなで協力しながら仕事を進めていくスタンスが確立されているため、非常に仕事が進めやすい環境となっています。

【真面目×挑戦】誠実さと挑戦的な風土を兼ね備えた組織

マースエンジニアリングは”真面目な”会社です。
だれに対しても誠実に対応するなど、真面目さは社内外で発揮されており、時にはお客様から個人名を挙げて頼られる社員もいるなど、その誠実な人柄が社外でも評価されています。

ただ、真面目な会社だからといって、決して保守的で堅い組織ではありません。
「新しい当たり前＝ニューノーマル」を創り出すことをパーパスに掲げ、業界に今までなかったものを数多く創り出すなど、挑戦的な風土も全体に根付いているのです。

「根底にある真面目さや誠実さ」「働き方や製品などあらゆる部分における挑戦心と創造力」この両面を兼ね備えている魅力的な企業です。

【月平均残業4時間】働いたら働いた分だけ休むという文化

全社員の約3分の1にあたるCS職（カスタマーサービス）では、フレックスタイム制度を導入しており、繁忙期や閑散期など業務の都合に合わせて柔軟に働くことができます。

また、このフレックスタイム制度は3ヶ月単位で区切っているため、業務のバランスを取りやすいことに加え、同社では働いたら働いた分だけ休むという文化が根付いていることも相まって、月平均残業時間4時間という数字を実現しています。

このほか、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する「健康経営優良法人認定制度」に6年連続認定、福利厚生の充実・活用を表彰する「ハタラクエール」にも選ばれるなど、各種取り組みについても数多くの外部評価を受けています。

営業・CS・開発など幅広いフィールドが広がる総合職

総合職として入社した場合、1年目は研修としてCS職に配属となります。
そこで各種研修や現場業務を経験し、自分自身の「好き」を明確にした後、年度末に適性や希望配属先などを考慮した上で、以下いずれかの職種に正式配属される流れです。

◯営業職
アミューズメント施設向けに製品販売やシステム提案を行うポジションで、既に取引のあるお客様と新規のお客様の双方にアプローチを行います。まずは自分自身を売り込むことからスタートし、お客様の問題点やニーズを把握、信頼関係を構築した上で、経営課題に対し製品を使ってどのように解決できるのかを提案していくのが、同社の営業スタイルです。

◯CS職（カスタマーサービス職）
製品の納入、取り付け、取り扱い説明からアフターフォローまで行うポジションです。製品の取り付けは協力会社が担当するため、実際には現場の管理監督を行います。経験を重ねると、1つの店舗を新規開店させることを任され、工事全体の管理をする役割を担います。

◯開発職
新製品の企画や開発プロジェクトの推進、既存製品の改良・バージョンアップなどを行うポジションです。東京と静岡に開発拠点があり、東京技術センターではアプリ開発を中心としたシステム開発、裾野技術センターではハード（エレキ・メカ）、ソフト（組み込み）による製品開発を担当しています。

1年かけて自分のやりたいことを見つけられる教育研修

入社から1年間は研修期間となります。
まず、グループ会社と合同でビジネスマナーなど社会人基礎研修を行った後、研修施設で製品知識や機械の操作方法などを学ぶ技術研修を受講します。

5月以降は現場研修という形で各営業所を周り、先輩社員に同行しながら実際の業務を体験した後、10月から各拠点に仮配属され、CS職として勤務します。

その後、1年目の年度末に面談を行い、希望配属先や適性を考慮した上で、2年目の正式配属が決定する流れです。1年間の研修や実務によって、自分の「好き」「得意」を知り、やりたいことを見つけた上で配属希望を出せるのが、同社の大きな特徴ですね。

このほか、人事とのキャリア面談（月に1回）や先輩社員がマンツーマンサポートするメンターメンティー制度（入社から1年間）など、新人のサポート体制も充実しており、いろんな人に相談できる環境が整っているため、安心して業務に取り組むことができます。

安定した環境の中で”好き”や”得意”を最大限活かせる

同社では入社から1年間を研修期間とし、さまざまな経験をしながら自分のやりたいことを見つけられるほか、2年目以降も希望職種や希望勤務地を毎年会社側に伝える「キャリア申告制度」を導入するなど、社員の「好き」や「得意」を活かすことを大切にしています。

また、営業・CS・開発など業務内容や役割が全く異なる複数のポジションがあり、選べるキャリアの幅が非常に広いのは、企画開発から提案、アフターフォローに至るまで、一貫したサービスを提供している同社ならではの魅力です。

業界で確固たる地位と実績を築いている安定した環境や充実した待遇がある中で、自分磨きをしつつ、さまざまなキャリアの中から「好き」や「得意」を最大限活かしながら、やりたいことに挑戦できる点は、同社で働く大きなメリットだと編集部は感じました。

マースエンジニアリングで働く上で理解しておくべきこと

ホワイト企業ナビ編集部では、この求人を見た人が入社後に「イメージと違った」というミスマッチを起こさないよう、合わない人の特徴等についても隠さずお伝えしています。

同社の場合、先ほどもお伝えしたとおり、人に興味のある社員が多く、社内コミュニケーションの機会も多いことから、黙々と一人で仕事を進めたい人には合わない社風です。

また、どの仕事に関してもみんなで協力しながら仕事を進めるスタンスが基本となっており、チームで成果を求める働き方となるため、ワンマンプレーで個人として成果を挙げたい人とは、ミスマッチとなります。

このほかCS職の場合、店舗営業時間外に作業が必要なケースもあり、場合によっては土日や夜間出勤をすることもあります。なお、CS職ではフレックスタイム制度を導入しているため、土日出勤した分、平日に休暇を取るなど柔軟に対応できるとのことでした。

編集部が考えるマースエンジニアリングのホワイトポイント

今回の取材を終えて、ホワイト企業ナビ編集部が感じた株式会社マースエンジニアリングのホワイトポイントは以下の3点です。

①根拠のある安定企業
「自己資本比率約90%」「無借金経営」「新規参入障壁の高い業界における経営基盤」「業界標準となる画期的で独創的な製品を生み出してきた実績」など、安定企業を示す複数の根拠を兼ね備えている点は、まさに同社のホワイトポイントだと感じました。

②柔軟かつメリハリのある働き方
CS職ではフレックスタイム制度を導入することによって、柔軟な働き方を実現しているほか、働いたら働いた分だけ休む文化の浸透により、オンオフのメリハリをつけながら働ける環境は、同社ならではのホワイトポイントです。

③自分自身の”やりたいこと”を追求できる環境
入社後1年間の研修期間だけでなく、2年目以降もキャリア申告制度などによって常に自分自身の”やりたいこと”を追求し続けることができるのは、社員の「好き」や「得意」を大切にしている同社ならではの魅力だと感じました。

以上の3点こそ、ホワイト企業ナビ編集部が感じた同社のホワイトポイントになります。
「アミューズメント業界に興味がある人」「”新しい当たり前”を創り出したい人」「自分自身の「好き」や「得意」を活かしたい人」にこそ、ぜひ注目してほしい企業です。