【インターンシップに行かないと就職できない?】就活で不利になるのか解説!

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求職者のみなさん、こんにちは!

累計2000万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

(これまで7年間、ほぼ毎日、スタバにこもって1500以上の記事を書き続けてきました。就活や転職についての知識は誰にも負けない自信があります!… その代わりに友達が少なく、寂しく生きていますが笑

もはや就活の通例行事とも言えるインターンシップ

22年卒の大学生のうち、なんと96.3%もの人がインターンシップに参加しています。

「内定を勝ち取るにはインターンは避けて通れない!」と考える就活生が多いことがわかります。

しかし、「学業やバイトが忙しいから行かない」「強制ではないから参加しない」と、消極的に捉える人も少なくありません。

そこでこの記事は、インターンシップに行かないと就職できないのか?という疑問を多角的な視点で解消します!

さらに、行かないと不利な理由や、インターンシップに行かない場合の過ごし方も共有するので、参加を迷っている人は決断の参考にしてください!

インターンシップに行かないと就職できないのか?

結論から言うと、インターンシップに参加しなくても就職はできます。

ただし、参加しないデメリットは多いので、就活が不利になる点は否めません。

インターンシップに参加すると業務体験ができるだけでなく、企業理解が深まるほか社会人としてのスキルも得られますよね。

そのため、大半の就活生は「インターンシップに参加する理由はあっても、参加しない理由はない」と考えています。

また、就活生だけでなく、企業側も優秀な人材を確保できる場として前向きに捉えているんです。

つまりインターンシップに参加しないのは、自ら内定のチャンスを逃していると言えます。

【インターンシップに行かないと不利な理由】

  1. 多くの就活生がインターンに参加しているから
  2. 企業側もインターン採用を積極的に行なっているから
  3. インターン参加者は3年の夏から選考対策に取り組むため
  4. インターン経由でしか採用しない企業もあるため
  5. インターンに行かなかった理由を面接で聞かれることもあるから

不利な理由① 多くの就活生がインターンに参加しているから

多くの就活生が参加しているため、自分だけスキルや経験が積めず就活が不利になります。

就活サイト「キャリタス就活」が、会員の2022年卒大学4年生・修士2年生を対象にインターンシップ参加調査を実施しました。(※)

その結果、96.3%もの就活生がインターンに参加したと回答しています。

感染症パンデミックによりオンラインインターンが増加して、気軽に参加できるようになったのが増加の理由として挙げられます。

しかし、最も大きな理由は「就活を有利に進めたいから」という意欲です。

インターンではビジネススキルや業務経験が身につくほか、社員に顔を知ってもらえるなど就活が有利になる条件が揃います。

行かないと知識も経験も得られないため、他の就活生に差をつけられます。

※参考:キャリエデュ|『22年卒内定者調査 インターン編 コロナ禍でも参加率は19年並みの96.3%』

不利な理由② 企業側もインターン採用を積極的に行なっているから

インターン採用を積極的に取り入れる企業は多く、参加者が内定につながる割合はかなり高めです。

就活情報・研究サイト『就職みらい研究所』が企業に実施した「インターンシップと採用に関する調査」では、インターンシップ参加者の約30%が採用されたという結果が出ました。

採用数における自社インターンシップ参加者の割合を聞いたところ、平均30.3%で、前年(23.4%)から6.9ポイント増加した(※1)

さらに、下記の通り内定率に至っては約80%にも上ります。

内定者の中に自社インターンシップ参加者が「いた」企業は82.5%で、20年卒(77.5%)から5.0ポイント増加した。

また、インターンシップを「そもそも採用を目的として実施」している企業の割合は42.3%で、こちらも、20年卒(30.5%)から11.8ポイント増加。

採用を目的にインターンシップを実施する企業の割合は年々増加傾向が見られる。(※2)

インターンシップを採用目的とする企業割合も約40%と高く、参加者に内定の可能性を明示したり、選考セミナーに誘ったりする企業も珍しくありません。

※1.2 引用:就職みらい研究所|『就職日書2021 p.10 インターンシップと採用・就職活動』

不利な理由③ インターン参加者は3年の夏から選考対策に取り組むため

内定の早期化が進むため、3年の夏から選考対策に取り組む就活生は結果が出やすいです。

大学3年の夏といえば、就職の行方を左右するターニングポイント。

インターンシップは夏季休暇期間が最も活発で、3年(夏)に内定を勝ち取る学生もいます。

たとえ内定につながらなくても、参加することで就活の準備不足を解消できますよ。

たとえば、3年(夏)からインターンシップに参加すると下記のような気づきを得られます。


【インターン参加で得られる気づき】

  • 選考を突破しやすいESの書き方
  • 面接でよく聞かれる質問とその回答の仕方
  • 他の就活生に比べて足りない知識・スキル
  • 面接で適切な服装・髪型

インターンシップに行かないと危機感を覚えることすらできないので、本選考で失敗するリスクが高まり就活が不利になります。

不利な理由④ インターン経由でしか採用しない企業もあるため

インターン経由でしか採用しない企業や、参加者を優遇する企業はあります。

インターンは教育プログラムなので採用とは切り離すべきとされていますが、実質選考であり採用候補を見つける企業は多いです。

参加者を優遇する例を4つ挙げます。

【参加者優遇の例】

  • インターンシップで優秀だった参加者に本選考の通知が送られる
  • 本選考の一次面接が免除される
  • インターンシップ参加者限定の早期選考がある
  • インターンシップに選考採用枠を用意している

人事の目に留まれば採用される可能性がありますが、インターンに行かなければチャンスがないため圧倒的に不利だとわかりますよね。

不利な理由⑤ インターンに行かなかった理由を面接で聞かれることもあるから

参加経験がないと就活意欲や志望度の高さを図れないため、行かなかった理由を聞かれる場合があります。

インターン参加者が多い中、参加経験がない時点で「努力や熱意が足りないのでは?」と先入観を持たれるのは仕方ありません。

「行く暇がなかった」「行く必要性を感じなかった」など答えが曖昧だと、さらに印象が悪くなって選考に受からないです。

インターンシップに行かないと、就活がマイナススタートになるリスクを覚悟しましょう。

早くにインターンで場数を踏むとリスク回避になるから、何よりも効果的な選考対策と言えるね。

うん。面接の雰囲気が掴めないと本採用が不利になりそう。行かない場合は理由を聞かれた時の回答を考えておくべきだね。

インターンシップに行かなかった人が挽回して内定を獲得する方法

インターンシップに行かなかった人は、「努力不足」と「準備不足」を解消すれば挽回して内定を獲得できます!

インターンシップに行かない間、遊びや趣味に時間を浪費していたら埋まらないほどの大差をつけられます。

一方で自分なりに工夫して選考対策や企業研究に励んでいれば、差をつけられる心配はありません。

挽回して内定を獲得するには時間との勝負でもあるので、効率性も意識しましょう。

【インターンシップに行かなかった人が挽回して内定を獲得する方法】

  1. 就活エージェントを活用して差を埋める
  2. 逆求人サイトで効率的に就活をすすめる
  3. 学業や部活動に人並み以上に取り組む

方法① 就活エージェントを活用して差を埋める

就活エージェントを活用すると、就活に関する悩みが解消できます。

就活のプロアドバイザーによるサポートを受けられるのが、就活エージェントならではの最大の魅力です。

自己分析や企業研究の方法、有効的なESの書き方など就活全般の悩みについて、的確なアドバイスをもらえます。

また、希望すればオンラインで模擬面接を行ってくれるので、家にいながら本選考の準備不足を解消できるんです。

プロアドバイザーから就活のコツを教えてもらって、万全な選考対策を目指しましょう!

【こんなひとにおすすめ】

  • バイトや学業に追われて就活の時間がない
  • 就活のスケジュール管理が上手
  • 業界・業種が多すぎて候補を絞り込めない
  • 自分とマッチングする企業を知りたい

僕はこれまで5年に渡って、就活ブログを運営してきました。

その中でほぼ全ての就活エージェントを見てきたのですが、利用する時は必ず「保有している求人が多い大手のサービス」かつ「実績と評判の良いサービス」を選ぶようにしてください!

僕がこれまで見てきた50以上の就活エージェントの中で、特におすすめは「ミーツカンパニー就活サポート」と「LHH就活エージェント」の2つです!

僕が今就活生なら、まずはこの2サービスの初回面談を受けて、担当者を厳選して支援を受けるようにします。

就活エージェントは、本当に担当者さんの質で決まるので「担当者の厳選」は必ず行うようにしてください!

(逆に親身になってくれて、選考支援の質が高い担当者さんが付いてくれると、就活において最強の無料サービスだと僕は思ってます!)

ミーツカンパニー就活サポート

ミーツカンパニー就活サポート」は、人材会社大手のDYMが提供する就活エージェントです。

保有求人数が多く、かつ紹介してもらえる求人の質が高いのが特徴。(担当者さんに話を聞いたのですが、紹介する求人をそもそも厳選しているようです)

またオンライン面談にも対応しているので、気軽に利用できるのも嬉しいと個人的に最もおすすめしています!

LHH就活エージェント

LHH就活エージェント」は人材業界大手のアデコ株式会社が運営するエージェント!

「量より質」をコンセプトとしており、支援の質が高い点が評価できます。

実際に利用した人の評判を見ても、支援が丁寧という声が多い就活エージェントですね。

ここで紹介した2つのエージェント以外にもおすすめはあります。

その他の就活エージェントに関して、僕のおすすめを「おすすめ就活エージェント23選【就活のプロが厳選】」にてランキング化しておきました!

ほぼ全てのサービスが、オンラインで初回面談を受けられるので、気になる就活エージェントはどんどん利用して、信頼できる担当者さんに付いてもらいましょう!

(初回面談を受けて微妙だと思った場合は、すぐに切ってしまうのが重要です!!)

方法② 逆求人サイトで効率的に就活をすすめる

逆求人サイトは企業からオファーが届くため、効率よくマッチング率の高い企業に出会えます。

選択候補になかった企業や気づかなかった自分の魅力を知るきっかけになり、将来の目標が立てやすくなるのが魅力です。

さらに、逆求人サイトはオリジナルのイベントが充実しています。

オンラインによる「合同企業説明会」や、企業の人事が講師となる「就活準備講座」など、就活が有利になる情報が得られると好評です。

コンテンツ豊富な逆求人サイトを活用して、効率よく就活の遅れを挽回しましょう!

【こんなひとにおすすめ】

  • バイトや学業に追われて就活の時間がない
  • 就活のスケジュール管理が上手
  • 業界・業種が多すぎて候補を絞り込めない
  • 自分とマッチングする企業を知りたい

マイナビやリクナビ以上に登録が必須のサイトになってきた逆求人サイト

プロフィールを登録しておくだけで、自分と適性の高い企業からのスカウトが届くので、圧倒的に就活を効率化することができます。

ですが、どれでも登録すれば良いという話ではなく、利用企業数が多く、かつ利用しやすい逆求人サイトを厳選して利用すべきなんですよね。

そこでこれまで全ての逆求人サイトを見てきた僕が考えるに、現状以下の2サイトを併用するのがベストだと考えています。

キミスカ

キミスカ」も利用企業数が多く、非常に使いやすい逆求人サイトです。

現状、逆求人サイトの中で僕が最もおすすめするサイトですね!

隠れ優良企業や業界シェアの高い中小企業も利用しており、「キミスカ経由で知れてよかった企業」との出会いが生まれる場所です。

オファーボックス

オファーボックス」は、就活専門の逆求人サイトとしてNo.1の利用企業数を誇ります。

東証一部上場や、知名度は低いけど働きやすい大企業からのスカウトも届くので、まず最初に登録しておくべきサイトですね。

登録後はとにかくプロフィールの質にこだわってください。

正直、逆求人サイトのプロフィール作成には1日使い切っても全然問題ない。むしろそうすべきだと僕は思っています。

キミスカとオファーボックスの2サイトは同時に登録し、プロフィールはどちらか一方のものをコピペするのが効率的です!

ちなみに逆求人サイトは1つでも多くのサイトに登録しておいて、1つでも多くスカウトを獲得するのが効率的だと僕は考えています。理想としては3サイト以上登録しておきたい。

そこでこの2つ以外のおすすめサイトをまとめたので、参考にしてくださいね。

» 【最新】新卒向け逆求人サイトおすすめ15選|スカウトサイトの選び方を解説!

方法③ 学業や部活動に人並み以上に取り組む

挽回して内定を獲得するには、インターンシップでは得られない知識とスキルを取得しましょう。

インターンシップに行かないとビジネススキルや業界知識が得られないだけでなく、アピールポイントを欠いてしまいます。

ネガティブイメージを払拭するためには、学業や部活動を人並み以上に取り組んで結果を残す必要があるんです。

前向きな取り組みの例として下記があります。

  • TOEICやITパスポートの勉強をする
  • 短期留学して価値観を広げる
  • ゼミ合宿に励む

積極的に自己投資を行っていた場合は、インターンに参加しなくてもプラスのイメージを持たれます。

「就活期間中何をしていたのか」「学生気分が抜けていないのでは?」と疑問を持たれないように、自己成長できることを探しましょう。

効率よく就活を進めないと時間ばかりが過ぎて、他の就学生にもっと差をつけられそう。

効率は大事だね。手探りであれこれ手をつけるよりも、就活のプロや逆オファーを利用したほうが着実に成長できるね。

サマーインターンに行かない場合の3年夏の過ごし方

サマーインターンに行かない場合は、先々の予定を見越して動く必要があります。

3年のサマーインターンの時期は、就活に大きく差が出る時期です。

インターンに行かずにぼんやり過ごしている間に、内定を獲得する就活生がどんどん現れるでしょう。

3年夏の過ごし方が今後の就活に影響するので、「たかが数カ月で差なんてつかない」と軽く見ずに「もう本番は始まっている」という緊張感を持ちましょう。

【サマーインターンに行かない場合の3年夏の過ごし方】

  1. SPIの参考書などで筆記試験対策をコツコツ進める
  2. 秋冬インターンについて調べておく
  3. 業界研究や企業研究を徹底して行う

過ごし方① SPIの参考書などで筆記試験対策をコツコツ進める

ほとんどの企業選考で実施される筆記試験。

中でもSPIは実施率が高いため、選考対策として早い段階から練習を重ねたいところです。

SPIは「能力適性」と「性格適性」の2つがありどちらも難しい問題ではありませんが、80~90%が合格ラインなので甘く見てはいけません。

おすすめの勉強方法は3つあります。

  • Webサイトで模擬試験を受ける(※)
  • 問題集・参考書を購入する
  • SPI対策アプリをダウンロードする

ただし、どれも1回やって終わりでは意味がありません。

繰り返すことで正解率が上がったり解くコツがわかったりするので、3年の夏のうちから筆記試験対策を進めましょう。

※参考:NOSTRUM|『テストセンター模擬試験』

過ごし方② 秋冬インターンについて調べておく

秋冬インターンは志望意思が高い就活生が集まるので、選考の難易度が格段に上がります。

秋冬インターンの対策こそ早いに越したことはありません。

最低限行うべき対策は3つです。

  • 参加する企業の選定
  • 参加方法の確認
  • ESの見直し(とくに志望動機・自己PR)

真剣に取り組むと、この3つだけでもかなり時間がかかりますよ。

下記の記事では、参加方法や募集開始時期、インターンシップの種類などより詳しく解説しているので参考にしてくださいね!

【インターンシップはいつから開始?】参加方法やメリットを解説!

過ごし方③ 業界研究や企業研究を徹底して行う

夏のうちに業界研究や企業研究を行って、将来の目標を定めましょう。

業界研究を行うと自分に合う業種が見つかるだけでなく、迷いがなくなるため就活に自信が持てます。

【業界研究・企業研究のやり方3選】

  • 新聞やニュースアプリで業界の動向をチェックする
  • 界研究セミナーに参加して知識を増やす
  • 業界地図を活用して理解を深める(※)

毎日業界の動向をチェックするだけでも知識が増えます。

また、業界研究セミナーに参加すると企業の特色がわかるため、自分に合う企業を見つけるきっかけになるでしょう。

業界地図はあらゆる業界を網羅していて、業界の規模やトレンド、主力企業といった詳しい情報が手に入るのでおすすめです。

参考:株式会社東洋経済新報社|『会社四季報 デジタル業界地図』

3年(夏)は勝負所!努力した分、あとから結果がついてくるね。

先々の予定を見越して行動しないとね。特に秋冬インターンの準備は重要かも!

ウィンターインターンに行かない場合の3年冬の過ごし方

3年冬を有効的に過ごすには、本選考対策に時間を使うべきです。

サマーインターンは企業理解を深める時期に対して、ウィンターインターンの時期は内定を強く意識した就活へと変わります。

そのためインターンに参加したほうが就活が断然有利に働きますが、行かない場合は本選考の対策に全力を尽くしましょう。

3年冬に自己分析や企業研究を深めても本選考には間に合いません。

時間との戦いなので自力で進めるのではなく、あらゆる手段を使って情報を取り入れるのがポイントです。

【ウィンターインターンに行かない場合の3年冬の過ごし方】

  1. 1dayインターンなど1日だけでも参加できないか検討する
  2. 一般的なナビサイトだけでなくあらゆる就活サイトを駆使する
  3. 就活に必要なものを揃えておく

過ごし方① 1dayインターンなど1日だけでも参加できないか検討する

重大な理由がない限り、一社でもいいのでウィンターインターンへの参加を検討しましょう。

ウィンターインターンは就活の色が濃くて内定直結型のケースが多いため、参加する価値が十分にあるんです。

また、6月の本選考までの期間が短いので、人事に覚えてもらいやすいメリットがあります。

1dayインターンの超短期でも参加する価値はあるので、インターンに参加する時間を確保しましょう。

サマーインターンよりも参加人数が少なく、競争倍率も低いのでエントリーしやすいですよ。

過ごし方② 一般的なナビサイトだけでなくあらゆる就活サイトを駆使する

就活サイトは求人紹介から内定獲得までプロアドバイザーがトータル的にサポートしてくれるため、スムーズな就活が実現します。

求人情報や就活ノウハウが掲載されてるだけだと、悩みを解消するまで時間がかかりますよね、

あらゆる就活サイトを駆使すると、就活がスムーズに進んで内定をとれる確率が上がります。

就活サイトによって掲載エリアの範囲や保有求人数などに違いがあるので、自分の求めている条件に合った就活サイトを利用しましょう。

下記の記事で、おすすめの就活エージェントや利用の注意点などがわかるのでチェックしてみてください!

おすすめ就活エージェント23選【就活のプロが厳選!】

過ごし方③ 就活に必要なものを揃えておく

就活直前に慌てて用意すると、高確率で準備忘れやミスが発覚します。

ウィンターインターンに行かない場合は、就活に必要なものを揃えておきましょう。

将来にかかわる大事なときこそ、早い段階で準備して損はありません。

下記の記事では、就活の必須アイテムに加えてあると便利なグッズも紹介しているので、準備の参考にしてくださいね!

【就活で必要なもの一覧】必須15点+あると便利18点の計33点を解説!

夏の時点ですでに遅れをとっていると、冬に自力で挽回するのは難しそう。

一人で悩むよりも、あらゆる就活サイトを駆使した方が解決策が増えて心強いね!

【行かないで正解!】避けるべきインターンシップの特徴

インターンシップを開催するすべての企業が良心的とは限りません。

職業体験として成立しない条件で就活生を働かせる、ブラック企業も多く存在します。

特に長期インターンは労働時間や賃金などに注意が必要です。

ブラック企業のインターンシップに参加すると収穫がないだけでなく、場合によっては心身の不調を引き起こします。

避けるべきインターンシップの特徴を知っておけば、時間と労力を無駄にせずに済みますよ。

なお、万が一ブラックインターンに当たってしまったら、大学のキャリアセンターやプロのアドバイザーに相談しましょう。

【避けるべきインターンシップの特徴】

  1. 学業に支障が出るほど負担が大きい場合
  2. 無給など待遇面が適当に扱われている場合
  3. 雑務や単純作業しかない場合

特徴① 学業に支障が出るほど負担が大きい場合

学業に支障が出るほど大きな負担を感じた場合、ブラックインターンの可能性が高いです。

たとえば下記のケースが当てはまります。

  • 残業が多い
  • ベテラン社員同様の激務を任される
  • 毎回宿題を出される

残業や激務によって心身的に疲労が溜まれば学業に支障をきたします。

また、就業時間以外に宿題や課題を出すのも学業の時間を奪うため、本来のインターンシップの目的に反していると言えるでしょう。

特徴② 無給など待遇面が適当に扱われている場合

長期で無給のインターンシップは、ブラックインターンの可能性が高いです。

無給インターン自体は違法でないものの、長期間の無給労働は条件が悪いため避けるべきでしょう。

人件費を浮かせるためにインターンの名目で就活生を利用しているとも考えられます。

残業代が支払われないのも待遇面が適当に扱われているいい例です。

たとえ賃金が貰えても、最低賃金以下の場合は最低賃金法にひっかかるので、「賃金が出るだけマシ」と思わずに自分の身はしっかりと守りましょう。

特徴③ 雑務や単純作業しかない場合

アルバイト同様の業務を与える企業は、ブラックインターンの典型的な特徴です。

インターンシップは企業理解を深めるのが目的なので、アルバイトよりも責任ある業務に携われます。

そのため、アルバイトと同じ業務やマニュアル通りの接客や、入力作業などの単純作業はインターンシップとは言えません。

インターン選びに失敗しないように、下記の記事でインターンの探し方を紹介しているのでぜひチェックしてくださいね!

【インターンの探し方10選】本当におすすめの探し方を厳選して紹介!

他にも「社員とのコミュニケーションがない」「掃除を押し付けられる」とかもブラックインターンだね。

有意義な時間にするにはインターン選びが重要だね。後悔しないためにも参加前に疑問を解消しておこう。

インターンシップに行かないという選択をした人の声

行かない選択をした人の声をまとめました。

行かないと決めている人と、行きたいけど断念する人に分かれます。

SNSの投稿を元に、インターンシップに行かない理由としてよくある例を紹介しましょう。

【インターンシップに行かないという選択をした人の声】

  1. やりたいことを優先したい
  2. アルバイトが忙しい
  3. 学業や研究を優先したい
  4. インターンシップに行く目的がない

行かない理由① やりたいことを優先したい

やりたいことを優先するのは、悪い選択ではありません。

専門知識を増やしてスキルを身につけると、就活が有利に働く場合があります。

また、本選考の面接(理由)は大きなアピールポイントとなる可能性もあるでしょう。

ただし、インターンシップよりも優先するべきことなのか冷静な判断が必要です。

その経験が就活に落とし込めないのなら、後回しにするべきでしょう。

行かない理由② アルバイトが忙しい

https://twitter.com/ayano_x_andros/status/1529460241758588928

バイトが忙しくなってしまい、インターンシップを諦める人も少なくありません。

両立するにはライフスタイルを基準にして、インターン先を選ぶ方法がおすすめです。

たとえば、バイト先に近い企業を選べば移動時間が省略できます。

インターン説明会に参加して、予定変更の融通が利くか確認することもポイントです。

インターンシップは将来に関わる大事なイベントなので、バイト先と相談してインターンの時間を作りましょう。

行かない理由③ 学業や研究を優先したい

https://twitter.com/H_Akita_Tokyo/status/1528595924775120897

学業が最優先なので無理をしてインターンに行く必要はありません。

学業や研究がひと段落したタイミングで参加するのがベストです。

内定を獲得しても卒業できなければ元も子もないですし、受け入れ企業に迷惑をかけてしまいます。

行きたい企業がある場合は、早めにインターン情報を確認して余裕を持ってスケジュール調整を行いましょう。

行かない理由④ インターンシップに行く目的がない

https://twitter.com/sUQcc4SYypmSTWC/status/1526254920629747717

参加目的が明確でないインターンシップは行く必要がありません。

目的意識がないと「消極的で意欲が足りない」というネガティブな印象を与えてしまいます。

自分自身にとっても時間の無駄なので、参加する数ではなく質を重視して参加を検討しましょう。

自己成長につながる理由もあるね。優先順位を考えるのがポイントだね。

うん。学業は最優先だけどバイトや趣味が理由の場合は、セーブして就活に専念した方がよさそう。

インターンシップに行かない就活生からよくある質問

インターンシップに行かない就活生の中には、参加に慎重になっている人も多いです。

よくある質問では「必要最小限の参加で抑えたい」「行くか迷っている」というように、参加に前向きな姿勢も見られます。

さっそくインターンシップに行かない就活生の疑問に答えていきましょう。

質問① どうしても授業とかぶって行けない場合は?

授業を優先して落ち着いたタイミングで参加しましょう。

学業との両立は難しいところですが最優先するべきは学業なので、むりやり参加する必要はありません。

下記の記事では、対処法を紹介しているので参考にして見てくださいね!

【インターンが授業とかぶる】授業との両立方法を詳しく解説します

質問② もし参加するなら大手とベンチャーのインターンはどちらに参加すべき?

将来の目標が明確なら大手企業、視野を広げるならベンチャー企業がおすすめです。

大手企業は教育体制が万全で充実したコンテンツを体験できますが、実務の裁量は大きいとは言えません。

一方でベンチャー企業は裁量が大きく業務の幅も広いですが、教育制度は大手より劣ります。

企業のジャンルにこだわらず「何を学ぶために参加するのか?」を軸に選びましょう。

質問③ インターン説明会などのイベントには参加すべき?

インターン説明会にも参加しましょう。

参加しないと起こるデメリットは下記の3つです。

  • 単独説明会は選考に影響する場合があるため参加しないと出遅れる
  • 面接で説明会に参加したか聞かれる場合がある
  • インターンシップの内容を把握しないと参加してから後悔する

企業によっては、インターンシップの参加資格として企業説明会への参加が条件に含まれる場合もあります。

志望意思のアピールにもなるため、志望度が高い企業ほど参加するべきです。

質問④ 公務員のインターンシップなら行かないで大丈夫?

公務員のインターンシップも参加するのがベストです。

仕事への理解が深まったり現役の公務員から話が聞けたりするので、参加するに越したことはありません。

ただ、業務の多くは個人情報や機密情報を扱うため、一般企業のインターンシップと違って実務に携われる機会が少ないです。

さらに、希望する職場に配属されるとは限らず、報酬がないため留意しましょう。

実務に携わるのは難しいですが、職場の雰囲気や業務のプロセスをつかめるので参加しましょう。

本記事の要点まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

インターンシップに参加しなくても就職できますが、デメリットが多くて就活で不利になってしまいます。

ただし、学業や研究に専念したり資格取得に励んだりと他のスキルを高めれば、デメリットを挽回できて内定を勝ち取れます。

特に3年の長期休暇(夏と冬)の過ごし方次第では、周囲と大きく差がついてしまいます。

インターンシップに行かない理由はそれぞれですが、将来の方向性を決める重要な機会なので優先順位を高めに設定しましょう。

  • インターンシップに行かなくても就職できるが、周囲に差をつけられて不利になる。多くのインターンは選考に関係するため参加するに越したことはない。
  • インターンシップに行かなかった人が挽回して内定を獲得するには、学業や研究に取り組むこと。就活サイトや逆求人サイトを利用して効率化するのがベスト!
  • サマーインターンに行かない場合の3年夏は先を見越して過ごす!筆記試験・秋冬インターン対策、企業研究に注力する。
  • ウィンターインターンに行かない場合の3年冬の過ごし方は、本選考の準備に充てる。できるなら1dayでもいいので参加するのがベスト。
  • 避けるべきインターンシップの特徴は3つ!「学業に支障が出るほど負担が大きい」「待遇面が適切ではない」「単純作業しかない」
  • インターンシップに行かない選択理由には、「アルバイトの都合」「学業・研究優先」「やりたいことがある」「行く目的がない」などがある。
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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