公務員試験に落ちた場合の秋採用の動き方【内定獲得は可能!】

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この記事では、公務員試験に落ちてしまった場合に、結局どのように動けば民間企業からの内定を獲得できるのかをわかりやすく解説します!

求職者のみなさん、こんにちは!

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それでは本題に入っていきますね!

公務員を目指している就活生のみなさんは、こんな悩みを持っていませんか?

「公務員試験に落ちたら、その先はどうしよう」

「周りの人は内定を貰っているのに…自分だけ取り残されそう」

「秋からでも民間企業に間に合うの?」

結論から言うと、公務員試験に落ちたあとでも民間企業の就活は遅くありません。

なぜなら秋採用を実施する企業は非常に多く、また秋採用まで就活を続けている人の中には、複数内定を獲得しているような超優秀な就活生が少ないからです。

ただし、秋採用は春・夏採用とは異なる点も多くあります。

ここでは、公務員試験後の就活を考えている学生に向けて、秋採用の特徴や就活のコツやよくある質問などについて解説します。ぜひ最後まで読み込んでみてくださいね!

そもそも秋採用とは?

秋採用とは、9~11月末あたりに行われる採用活動のことです。

一般的に新卒の就活は、春~夏に始まることが多いですが、「予定人数を集められなかった」「採用機会を増やして優秀な学生を確保したい」などの理由で秋採用を実施する企業も多く存在します。

秋採用の特徴

秋採用の特徴は、内定までの期間が短いこと。

なぜなら、春や夏採用と比べて学生数が少ないため、選考フローが凝縮されている傾向があるからです。

また、採用枠自体も春や夏採用ほど多くありません。

学生数も採用枠も少ないので、春や夏と比べて全体的にコンパクトでスピーディーな採用活動というイメージですね。

秋採用を狙うなら、これらの特徴を理解して準備しておくといいでしょう。

なるほど!秋採用は内定までの期間が短いから、早いうちにエントリーしたりと動き出すことが重要ですね。

公務員試験に落ちてから秋採用で民間に切り替えるのは可能?

春~夏頃に行われる公務員試験に落ちたら、民間企業に就職したいという人も多いですよね。

その場合、秋採用から民間就活に切り替えても、決して遅くありません。

「周りはもう内定貰っている人が多くて焦る…」

「公務員試験の勉強に集中してきたから、就活方法が分からない」

「もうまともな企業は残っていないのでは…」

と思うかもしれませんが、秋採用から民間就活を始める人も案外多いので安心してください。

秋採用を実施する企業は非常に多いので可能

秋採用を実施する企業は非常に多く存在します。

実際に、マイナビだけでも10月時点で5000社の求人が掲載されています。

そのため「秋になると募集自体がほとんどなくなるのでは?」と心配する必要はありません。

春・夏採用と比べると少ないですが、秋採用でも多くの企業が採用を行っているため、公務員試験に落ちてから民間に切り替えるのは遅くありません。

秋採用は企業側にもメリットがある

秋採用というと、「人気のない企業が実施する」「内定がない学生が行うもの」とマイナスイメージを持つかもしれません。

しかし実際は、「より優秀な学生を確保したい」「公務員試験に落ちた学生や留学していた学生を狙いたい」という理由で秋採用を行っているケースも多いです。

また昨今は新卒者数が減ってきているため、企業側も人材確保に必死です。

大手企業でも内定辞退が重なれば予定人数を確保できないこともあります。

「このまま就職先が決まらないとヤバイ」と思うのは、就活生だけではないんですよね。

秋採用では既に内定を獲得している優秀な就活生が1割と少ない

「秋採用は枠が少ないから優秀な学生しか採用されない」と思う人もいるかもしれません。

しかし実際は、既に内定を獲得している優秀な学生が秋採用に参加するケースはあまり多くないのが実情です。

株式会社リクルートの調査を見てください。

就職プロセス調査(2022年卒)

要するに、秋採用において内定がない学生が8割。

一方で、既に内定を持っているような優秀な学生は1割しかいません。

よって秋採用は就活が得意な学生が少なく、対策さえしておけば十分に内定を獲得することができますよ。

知名度の高い大企業からの内定は正直難しい

秋採用から民間に切り替えることは可能だと説明しましたが、簡単に希望通りの内定が貰えるとは限りません。

なぜなら、秋採用は春や夏と比べると選択肢が減るのも事実だからです。

実際に、マイナビの求人数は春時点では約2万件ありましたが、秋には5000件程度に減っています。また、秋採用では1社ごとの内定枠も少なくなる傾向があります。

特に知名度のある企業や大手企業は、少ない募集人数に対して多くの応募が集まるため、内定を得るのはかなり難しいです(そもそも秋採用を実施していない企業も多いので!)

就活生の人数が少なくなるとはいえ、その分求人数も限られてしまう。

よって秋採用では知名度の高い大手だけを志望するのではなく、中堅企業や中小企業にも目を向けるなど、企業規模や知名度だけにこだわらず視野を広く持つことが重要です。

なるほど…!知名度の高い大企業はほとんど秋採用までに募集を終了しているんですね。でも秋採用まで採用を継続している優良企業はたくさん残っているんだ。視野を広げることが重要だと分かりました。

ホワイト企業に就職する方法

ホワイト企業に関する情報を集める中で、「結局どうやってホワイト企業に就職すれば良いの?」と悩むことが多いと思います。

内定を獲得するために選考対策はするとして、就活も転職も結局のところは「その企業との適性」で決まるんですよね。

要するに選んだ企業の人事が、「この人はうちの会社と合いそうだ」と判断してくれるかどうかで決まります。

就活や転職は適性で決まるため、エントリー企業数を増やすことが最も重要な対策となります。

(その上で、ホワイト企業に就職したい人は、それらのエントリー企業がホワイト企業である必要があります)

では具体的にどうやってエントリー企業数を確保していけば良いのか?

おすすめの手段を3つ共有しますね。

①求人サイトでホワイト企業を絞り込んで探す

ホワイト企業のエントリー数を増やすための王道的な手段が求人サイトです。

ホワイト企業への就職を考えた場合、求人サイトを利用する際には必ず「求人検索の絞り込み機能」を活用するようにしてください。

このホワイト企業ナビでは、元々「残業時間・年間休日数・離職率」に基準を設けて、それらすべて満たす企業のみを掲載しているので絞り込みの必要がないようなサイトにしています。

ですが、一般的な求人サイトはあらゆる求人が掲載されているので、ホワイト企業に就職したい人は、自分が求める「残業時間」「休日数」「離職率」「福利厚生」など、条件を絞り込んで検索することが重要です!

求人サイトとしておすすめは、求人数も多く、かつ検索機能の絞り込みが充実している「マイナビ」がやはりおすすめですね。

②就活エージェントに条件を伝えて優良企業だけ紹介してもらう

次に、ホワイト企業のエントリー数を確保する上で、就活エージェントも非常に有用です。

就活エージェントは面談を元にして、求人紹介から選考対策まで、すべて無料でサポートしてくれるサービス。

また求人サイトに公開されていない非公開求人も紹介してくれる点が強いです。

この就活エージェントを賢く利用するためには、必ず自分が求める労働条件を担当者に伝えることです。

実際に僕が就活生の時は、次のように担当者に伝えることで、紹介求人を絞り込んでいました。

【担当者に伝えた内容】

  • 「プライベートの時間を重要視したいので、月の残業時間が平均20時間以内の企業で、かつ完全週休2日の土日休みの企業のみを紹介して頂きたいです。業界は現在、食品業界、化学業界、自動車業界を志望していますが、他業界も興味があります。」

就活エージェントを利用する際に、すべて担当者任せにしてしまう人が多いのですが、それだと「受かりやすい企業」を紹介されてしまうので、ホワイト企業への就職を考える人は必ず条件を伝えてください。

利用する就活エージェントですが、選ぶ視点としては「保有求人数が多くて実績があるか」です。

ミーツカンパニー就活サポート」が全国対応かつオンライン面談にも対応していて、保有求人数と実績があるのでおすすめですね。

③逆求人サイトで得たスカウトからホワイト企業にだけエントリーする

最後に、エントリー企業数を確保する上で非常に役立つのが逆求人サイトです。

逆求人サイトは登録すると、企業側からスカウトが届くサイトなので、自動的に企業との接点を獲得できます。

逆求人サイトを利用する際は、必ず届いたスカウトの中から、自分が求める労働条件の企業だけにエントリーしましょう。

スカウト元の企業の採用情報や口コミサイトで調べたり、気になる企業だけど労働条件の詳細がない場合は、逆求人サイトのチャットにて直接企業に質問するのもおすすめです。

利用すべき逆求人サイトとしては、利用企業数の多さが最も重要なので「キミスカ」と「OfferBox(オファーボックス) 」がベストです。

以上、3つの方法でエントリー企業数を確保していくことがホワイト企業に就職する上で最も重要です。

またホワイト企業に就職する場合は、必ず「自分にとってのホワイト企業の定義を明確化すること」をしてください。

そうしないとそもそも「どんな企業が自分にとってのホワイト企業なのか」を把握できません。

ホワイト企業の特徴について、別途まとめた記事を書いているので、そちらの記事を参考に明確化しましょう。

» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社!?

とにかく「ホワイト企業のエントリー数を増やすこと」が肝になるんですね。

企業との適性は企業側からしか判断が難しい部分でもあるから、しっかりとホワイト企業のエントリー数を確保していくことが、求職者側ができる重要な行動だと言えるよね。

公務員志望から民間に切り替える学生は多い?

公務員志望から民間に切り替える学生は珍しくありません。

というのも、公務員試験に受かるのは簡単なことではないからです。

特に近年公務員試験の倍率は高くなっており、中には10倍を超える試験もあります。(平均の倍率でいうと5〜6倍と言われています)

つまり、多くの人は残念ならが公務員試験に落ちてしまうということです。

例えば1万人が公務員試験を受けたとして、倍率が5倍だと合格者は2000人。

8000人が落ちてしまいます。その8000人のうち、来年も挑戦する人が半分だとしたら、残りの4000人は民間企業への切り替えを検討するので、非常に多いですよね。

以上の理由から、「今から就活する人なんて自分以外にいるの?」「いまさら民間就活なんて遅いよね…」と考える必要はありません。

たしかに倍率が5倍でもそれだけの数の学生が落ちてしまうんですよね…。来年また挑戦する人がいるとしても、多くの学生が民間に切り替えるのは納得できます!

公務員試験に落ちてからの秋採用での動き方

公務員試験に落ちてから就活を始めようと思っても、それまで試験勉強に専念してきた人にとっては分からないことも多いですよね。

まわりに同じような状況の仲間がいないと、相談することも難しいでしょう。

そこで次に、公務員試験に落ちてから秋採用に応募する場合の動き方を4つのステップに分けて解説します。

民間就活をしたことがない人も、これさえ読めばコツが掴めますよ。

ステップ① まずは自己分析をして企業選びの軸を把握する

ずっと公務員を目指してきた人は、まず企業選びの軸を把握しなければなりません。

なぜなら、一口に民間企業といっても、数えきれない程多くの企業が存在するからです。

公務員の中にも、国家公務員や地方公務員、その中でもさまざな職種がありますが、民間企業の選択肢の多さはその比ではありません。先程説明したように、マイナビだけでも約5000件の秋採用求人が存在します。

そのため民間企業の中でもどんな企業に入社し、どんな仕事や働き方をしたいかを自分で把握しておくことが大切です。

そうすれば効率的に自分に合う企業を見つけられ、スムーズに内定を得られるでしょう。

企業選びの軸を把握するヒント

企業選びの軸が定まらない場合は、「絶対に譲れない条件」や「やりたくない仕事」を書き出して絞り込んでいくのもおすすすめです。

たとえば、「遠方への転勤は嫌」「土日は休みたい」「デスクに座りっぱなしの仕事はしたくない」「新規開拓営業はきつそう」など。

こうした条件や志向から仕事を絞り込んでいき、「こんな仕事がしたい」というポジティブな軸を見つけるのもひとつの方法ですよ。

自己分析はES対策や面接対策にもつながる

自己分析をすることは、企業を選ぶときだけでなくES対策や面接対策にも役立ちます。

なぜなら、自己分析によって長所や短所、自分の性格に対する自己理解が深まるからです。

自己分析はWeb上の適性検査を受けたり、求人サイトの自己分析ツールを使ったりすると簡単にできます。

また自分史といって、「これまでの人生で自分が何をしてきたか」「何を考え何に喜びを感じてきたか」を書き出すのもおすすめです。

過去の出来事やその時の自分の感情を書き出すことで、「自分は◯◯している時に没頭しているかも」「あ!自分ってこういう作業が嫌いなんだ」といった、自分の得意や苦手の発見に繋がりますからね。

自分の志向や経験をまとめた上で企業を選ぶと、ESの志望動機や面接の質疑応答でもスムーズに思いを伝えられるので選考対策にも役立ち一石二鳥です。

ステップ② 企業の探し方を把握する

就活の軸が決まったら、次は企業の探し方を把握しましょう。

就活といえばマイナビやリクナビなどの就活サイトを利用する人が多いですが、企業を探す方法はそれだけではありません。

たとえば、以下のようは方法があります。

▼秋採用での企業の探し方

  • 大手求人サイトで検索する
  • 業界特化型の求人サイトで検索する
  • 逆求人サイトからスカウトを受ける
  • 就活エージェントから紹介してもらう
  • 秋採用向けの合同説明会に参加する
  • 大学のキャリアセンターから紹介してもらう
  • 企業の採用ページを見る
  • ハローワークで求人検索する
  • 知り合いのコネクションを調べる

企業を探す方法には、こんなにたくさんの方法があるんですよね。

一部の就活サイトしか使っていないと、視野が狭くなってしまったり必要以上に苦労したりする可能性もあります。

納得できる形で就活を終わらせるために、あらゆる方法から自分に合った探し方を選びましょう。

» 秋採用での企業の探し方10選【新卒向け】

おすすめの探し方は?

僕のおすすめとしては、”マイナビなどの大手求人サイトで検索しつつ就活エージェントを併用する”のがベストだと考えています。

この方法がベストだと言える理由ですが、まずは大手求人サイトを使うことで大量の求人の中から「この企業気になるな」という企業を探すことができますよね。

要するに、効率的にたくさんの企業に目を通すことができる。

これに加えて、就活エージェントを利用することで「そもそもどんな企業が自分に向いているのか」を客観的に教えてもらいつつ、選考支援まで受けることができます。

これらを組み合わせることで「大量の求人に目を通す+自分に合った求人を紹介してもらいつつ選考対策が受けられる」という公務員に落ちてしまった学生にとって最高の状態を作ることができるんですよね。

大手求人サイトとしてはマイナビがベスト。

就活エージェントは「ミーツカンパニー就活サポート」や「キャリアチケット」が、支援の質の高さ、保有求人数を考えると1番におすすめできます。

ミーツカンパニー就活サポート
特徴:保有求人数が多い、全国の就活生が利用できる、全国で合同企業説明会を行っている

キャリアチケット
特徴:利用者からの評判が良い、企業を厳選して紹介してくれる

おすすめの就活エージェントをもっと知りたい方は「おすすめ就活エージェント23選」におすすめをすべて記載しました。ぜひ合わせて読み込んでみてください。

秋採用において就活エージェントの利用は非常に効果的ですからね!

ステップ③ 公務員から民間企業への切り替え理由を明確化する

公務員から民間企業に切り替える場合、その理由を明確化することが大切です。

なぜなら、秋採用は「なぜこの時期に応募してきたのか?」「本当にここで働きたいと思っているのか?」と疑問を持たれることが多いからです。

特に、公務員試験に落ちて民間企業を受ける場合は、

「本当に公務員に未練はないのか?」

「公務員と民間企業の違いを理解しているのか?」

「どこでもいいから内定が欲しいのではないか?」

と思われる可能性が高いです。

このような疑問に対して、人事を納得させられる答えを用意しておかなければ、内定は遠のいてしまうでしょう。

具体的な切り替え理由の答え方

公務員から民間に切り替えた理由を説明するときは、

  • 社会貢献のために公務員を目指していたけど、御社のような〇〇のビジネスを提供することも社会貢献の一種ではないかと考えた。
  • 利益を上げるために努力し、それによって新たなビジネスを始められる民間企業の方が、自分の性格に合っていると思ったから。
  • 公務員試験を通して、地域活性化のためには民間企業の力も大切だと思ったから。

といった答え方がおすすめです。

企業側も「公務員試験を目指していた人は落としてやろう」「途中で志望を切り替えるなんて甘い」とは思っていません。

きちんと理由があれば納得してくれるので、あらかじめ頭の中を整理しておきましょう。

ステップ④ その他秋採用の面接でよく聞かれる質問の対策をする

秋採用では、公務員から民間企業に切り替えた理由以外にも、以下のような秋採用ならではの質問をされることが多いです。

  • 「今内定を持っていますか?」
  • 「これまで内定が貰えなかった原因は何だと思いますか?」
  • 「公務員は諦めるのですか?」
  • 「そもそもなぜ公務員を志望していたのですか?」
  • 「なぜ春に弊社を志望しなかったのですか?」

面接で突然このような質問をされた場合、どのように答えればいいのか困ってしまいますよね。

ですが、これらの質問に答えられないと面接官からの評価を受けることはできません。

なぜなら「この学生は来年の公務員試験までのつなぎとして入社しようと思っているのでは?」「本当に民間企業に入社したいと思っているのかな?」と思われる可能性があるからです。

公務員試験に落ちた人向けによくされる質問への回答方法

【公務員は諦めるのですか?】

  • 「はい、諦めます。来年度の再受験も考えたのですが、私の成し遂げたいことである中小企業の活性化について、これは公務員としてではなく、民間企業でこそ成し遂げられることだと不合格になってから考え、結論付けました。」

公務員試験を諦めたか聞かれた場合、はっきりと諦めたと伝えることが重要です。

面接官に少しでも「来年度の公務員試験までのつなぎか?」と思われてしまうと、内定を獲得することは絶望的にできません。なぜならすぐに辞める人を採用したくないからです。

【そもそもなぜ公務員を志望していたのですか?】

  • 「正直にお話すると安定性の高さや周りからの推奨で志望していました。ですが、公務員試験を不合格になってから、公務員という仕事よりも民間企業で変化の中で努力するほうが私の性に合っていると考え直し、民間企業への就活に切り替えた次第です。」

次に公務員を志望していた理由について聞かれた場合、僕のおすすめとしては「正直に答える+なぜ民間に切り替えることにしたのか説明」がベストだと考えてますね。

回りくどく話すよりも正直に話してしまった方が、面接官からの信頼度が増しますし、自分としても答えやすいですから。

その他、秋採用でよく聞かれる質問の回答を別記事でまとめています。

この記事と合わせて読むことで面接対策を強化できるのでぜひ!

» 秋採用の面接で聞かれる質問7選【回答例と対策ポイントも!】

事前によく聞かれる質問で、とっさに答えにくい質問にだけは対策しておくことは重要なんですね。

たしかにこれらの質問って、いきなり聞かれると困るよね。

秋採用での民間への切り替えに関してよくある質問

就「秋採用でも内定のチャンスは十分あることは分かった!でも、やっぱり不安。民間就活に慣れていないし、まだ進路も迷っている…」

公務員試験に落ちたとき、さっと気持ちを切り替えられる人もいれば、進路に迷ってしまう人や不安を払拭できない人もいますよね。

そこで最後に、秋採用での民間への切り替えに関してよくある質問についてお答えします。

質問① 秋採用でうまくいかなかった場合に来年の公務員試験を受けるのはあり?

秋採用に挑戦するも残念ながら上手くいかなかったとき、来年公務員試験を受けるという選択肢はもちろんOKです。

というのも、公務員採用は公平な試験であるため就職浪人したからといって不利になることはないからですね。

来年の試験までにしっかりと勉強時間を確保できるため落ち着いて公務員試験の対策ができるでしょう。

ただし、自治体や職種によっては採用人数が少ないため、来年受けても合格するとは限りません。

また年齢制限が設けられている場合も多いため「いつかは受かるだろう」という考えは危険です。(多くの場合は受験資格を30歳までとしている自治体が多い)

挑戦できる回数には限りがあることを理解し、今後の進路を決めてくださいね。

質問② 来年公務員試験を受けるか民間に切り替えるのかどちらがおすすめ?

公務員試験に落ちた場合、来年公務員に再チャレンジするのか民間に切り替えるのか迷う人も多いでしょう。

これに関しては、人によって考え方や状況は異なるため、どちらがいいとは一概には言えません。

迷ったときは、それぞれのメリット・デメリットを知って判断材料にしましょう。

来年公務員試験民間に切り替え
メリット・公務員になれるチャンスが増える ・勉強時間を確保できる・新卒で就職できる ・就職先の選択肢が増える ・公務員試験の勉強が民間就活にも役立つ
デメリット・来年受かるとは限らない ・年齢が上がると民間就職に不利になることも・目標を再設定しなければならない ・民間就活の準備が必要

これらのメリット・デメリットを踏まえ、自分に合った選択ができると良いですね。

質問③ 就活の知識がなくても秋採用を成功させられる?

公務員試験に専念してきた人が、秋からいきなり民間就活を始めようと思っても、知識や経験がなくて不安になりますよね。

しかし、秋採用からでも就活は成功させられるので心配しないでください。

上記で説明したように、秋採用を行っている企業は非常に多く、秋採用だから内定を持った学生ばかりということもありません。

そのため、自己分析や企業探し、面接対策をしっかり行っておけば、内定のチャンスは十分にあるでしょう。

ただし、春や夏採用と比べると秋採用は求人数が少ないのも事実です。また、秋採用は選考スパンが短いため、人気企業はすぐに募集が終わってしまう傾向があります。

公務員から民間に切り替えるなら、なるべく早めに行動することをおすすめします。

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

公務員試験に落ちてしまった場合、民間企業への切り替えをするとなると「今から就活して間に合うかな」という大きな不安を持ちますよね。

しかし、この記事で説明したように秋採用は企業も採用に焦っているので、選考スピードが早くチャンスな時期だと言えます。

基本的な就活の流れさえ押さえ、自分に合った企業と出会うことができれば、秋採用だろうが冬採用だろうが内定を獲得することは十分可能です。

この記事を通して、不安な状態から抜け出せる人が1人でも増えたら嬉しい限りです。

陰ながらあなたの就活の成功を応援しています。

以上!就活ブロガーの就活マン(@shukatu_man)でした!

▼本記事の要点まとめ

  • 公務員試験に落ちてしまっても、秋採用から民間企業への切り替えは十分に可能である。
  • 秋採用は公開されている求人数も少ないが、活動している就活生も少ないので、厳しい就活状況とは言えない。むしろ企業側も採用に焦っているのでチャンスと言える。
  • 公務員試験に落ちてしまった場合、就活に関する知識がなく不安な状況に陥ってしまう。しかし、就活エージェントの活用などを駆使して就活することで、知識のなさは十分にカバーすることができる。
  • 来年度の公務員試験を受けるとしても、1度民間への就活を経験しておくことは価値がある。
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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