【お祈りメールはむかつく?】ストレスの解消法を共有!

本ページには一部PR情報が含まれます(詳細:広告掲載ポリシー

求職者のみなさん、こんにちは!

累計2000万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

(これまで7年間、ほぼ毎日、スタバにこもって1500以上の記事を書き続けてきました。就活や転職についての知識は誰にも負けない自信があります!… その代わりに友達が少なく、寂しく生きていますが笑

僕が就活をしていた時、受かったと確信した企業からのお祈りメールが届きました。

その時は、「なんで落としたんだよ!」ととにかくむかつきましたね。

数日、落ち込んで引きずりました…。

ですが、その後「1度温泉に行ってリラックスすること」と「落ちた企業よりも更に志望度の高い企業を探してエントリーすること」によって、むかつく気持ちを抑えることができました。

そこで今回は、お祈りメールに対するむかつきを抑える方法から、お祈りメールをもらった後の対処法まで詳しく解説していきます。

就活では自身のメンタルケアが非常に重要。

その参考にしてもらえると嬉しいです!

お祈りメールはもらったらむかつく?

お祈りメールとは、企業からの不採用通知のことですが、エントリーシートを出して適性検査も受けて、面接までして不採用になるとやっぱりむかつく。

実際に僕が就活生の時も、お祈りメールをもらう度に最初はむかついていました。

ですが、途中から慣れていったのと、「就活での不採用とは、人格否定ではなく、適性が合わなかっただけ」という真理が分かってストレスは減っていきましたね。

そんなお祈りメールについて、もらってむかつくという声をツイッターで探してみました。

お祈りメールがむかつく理由としては、様々な声が見られましたね。

①丁寧な内容なのが逆にむかつく

たしかにお祈りメールは無駄に丁寧なことが多いですよね。

ホワイト企業ナビでもお祈りメールのテンプレを紹介したのですが、どうしても丁寧な文章になってしまう。

企業側からすると、淡白なメッセージだとそれはそれで反感を買ってしまうので、難しいところですよね。

②待ちに待たされてからのお祈りメールがむかつく

この気持ち、痛いほど分かります。

僕も就活生の時に、「1週間以内に結果をご連絡致します」と言われてから、2週間結果が来ずに、その上不採用になったことがあるのですが、その時は相当にむかつきました。

企業側も精査に時間がかかっているのだろうと思う気持ちはありつつも、結果が遅いのはやめて欲しいですよね。

③お祈りメール以前に面接態度からむかつく

こちらは面接時点から、面接官の態度が悪いという意見ですね。

就活生のことを見下しているような企業への入社は絶対におすすめしません。

この方もおっしゃるとおりで、就活生は「こちら側も選ぶ立場だ」という気持ちを持つことが大切です。

そのためには心の余裕も必要なので、しっかりとエントリー数を確保することが重要ですよ!

④お祈りメールで名前が間違えられてむかつく

お祈りメールで名前を間違えているのは最低ですね。

特にエントリー者が多い企業だと、人事の作業工数はとんでもないほど多いため、1人1人に不採用通知を送る作業の中で名前を間違えてしまうことはあるでしょう。

ですが、不採用なだけでむかつくのに、更に名前を間違えられたら余計にストレスが溜まる。これだけは企業側にも避けて欲しいと僕も思います。

⑤お祈りメールで急によそよそしいのがむかつく

こちらはお祈りメールになって、急によそよそしくなるのがむかつくという意見ですね。

企業によっては「採用する可能性がある人」に対してはお客様扱いですが、不採用者に対しては「もう関わりがない人」としてよそよそしい態度を取るところも多いものです。

そういう企業のお祈りメールはすぐに削除して、目に触れないようにすることが重要ですね!

こうして見ると、お祈りメールに対してむかつくと感じる人が多いと分かりますね!理由も様々。

お祈りメールでむかつく気持ちを抑える方法

ここまでお祈りメールに対して、むかつくという声を集めてきました。

お祈りメールに対して対策すべきは、そのむかつく気持ちを抑える方法を把握することです。

そうしないといつまでも不採用になったことを引きずってしまい、他の会社の選考にも悪い影響を与えかねない。

そこでこの章では、お祈りメールに対するむかつきを抑える方法を、実際に僕が就活生のときにやっていた方法をベースに解説しますね。

【お祈りメールでむかつく気持ちを抑える方法】

  • 就活の不採用は人格否定ではなく適性の不一致だと理解する
  • 温泉など自分に最適なリフレッシュ時間を取る
  • 不採用になったら1社更に志望度の高い企業のエントリーを増やす

①就活の不採用は人格否定ではなく適性の不一致だと理解する

まず最も大切なことが、お祈りメールへの理解を深めることです。

お祈りメールに対して過度に傷ついてしまう人は、不採用になった時に「人格否定された」「能力が低いという烙印を押されてしまった」と捉えてしまいます。

これは恋愛と同じで、告白して振られた時に「自分の顔が悪いんだ」「気持ち悪いと思われた」と捉えてしまうと傷つきますよね。

(ちなみに僕が高校生の時、A子ちゃんに学校で直接告白したらその場で振られて、その人に1週間後、彼氏ができて絶望し、3時間バスケのフリースローを打ち続けた苦い思い出があります…。)

そんな話は置いておいて、要するに「不採用=人格否定・自分の能力不足」と捉えると、傷つき、自信をなくし、自分のことが嫌いになってしまうんですよね。

しかし、就活とは人格で決まるわけでも、能力の高さだけで決まるものでもありません。

何で決まるのかというと、すべては適性によって決まります。

先の告白の話で言うと、A子ちゃんには振られましたが、B子ちゃんなら付き合えた可能性があるんですよね。(要するにB子ちゃんには好かれている可能性がある)

企業においても、A社からは「うちの会社に合わない」と言われても、B社からは「うちの会社にぴったりだ」と言われる可能性があって、それがまさに適性で決まるということです。

どんな人にも長所も短所もあります。何が正解かなんてものはない。

例えば、どれだけ高学歴でエリートだとしても、B社からは「スペックが高すぎてすぐに転職しそうだ」として不採用になる可能性もありますよね。

まとめると、就活での不採用は適性で決まるため、不採用になったところで自分を責める必要はありません。

もちろん「面接で◯◯の質問が答えられなかったから、もっと自己分析に時間をかけよう」という”改善できることの改善”は必須です。

ですが、自分の人格、性格、能力、容姿などを責める必要はありません。

自分にぴったりな企業を探し求める。それが就活です。

②温泉など自分に最適なリフレッシュ時間を取る

就活における不採用への理解を深め、捉え方を変えたところで、次にすべきはリラックスです。

就活をしていると「進み続けること」が正解だという感覚に陥ってしまいますよね。

何か作業をしていないと罪悪感を感じるでしょう。

ですが、自分のメンタルケアも立派で重要な作業です。

よってお祈りメールが届いてむかついたら、温泉や散歩などリラックスできることをしましょう。

僕は温泉やサウナが昔から好きだったので、就活でお祈りメールをもらったらその日は温泉に行ってました。

温泉と言っても家の近くの銭湯ですよ。1回600円ぐらい。タオルは持参で節約です。

また温泉だとスマホを持ち込むことができないので、自分の感情や考えと向き合うこともできます。

自分と向き合う時間、自己分析の時間こそ、就活では最も大切な時間の1つだと僕は考えているので、リフレッシュできて自分と向き合うこともできて、温泉は一石二鳥だと思っています!

③不採用になったら1社更に志望度の高い企業のエントリーを増やす

ここまで不採用への考え方を変え、リフレッシュすることもできました。

それだけではいけないので、前向きに就活を進めるためにも、1社不採用になったらより志望度の高い企業を見つけて1社エントリー企業を増やすことを徹底していましたね。

そうすることで、「このままエントリーしている全ての企業で不採用になったらどうしよう」という気持ちを避けることができます。

大学受験と違って、就活の良いところはいくらでもエントリーできることにあります。

また就活の本当に最後の最後、大学4年生の3月まで採用を続けている企業もありますからね。

仮にそれでも内定が出なかったら、就職浪人して翌年、長期インターンで学費を稼ぎつつ、そのままその企業への就職や翌年度また就活をすることもできます。

(大事なことはこのように「目の前の状況に対応し続けること(臨機応変さ)」だと僕は考えています)

そうは言っても、その年に内定を獲得して就職したい人がほとんどだと思うので、1社不採用になったら1社エントリーを増やして心の余裕を確保する戦略をぜひ真似してもらえると嬉しいです。

企業探しの手段を多く持っておくことが重要

この時、大事なことはいかにエントリー企業を探すための選択肢を持っているかどうか。

ホワイト企業の探し方を別記事でまとめているので、求人サイトだけでなく、様々な企業探しの手段を持っておきましょう。その参考にしてくださいね。

» 【ホワイト企業の見つけ方10選】最も効率的な探し方とは?

なるほど!お祈りメールに対してただむかついて悩むんじゃなくて、お祈りメールへの捉え方を変えて、リラックスし、その後しっかりとエントリー数を確保していくことが重要なんですね!このやり方を取り入れていきます!

お祈りメールに関してよくある質問

この章では、ここまでで解説しきれなかったけれど、お祈りメールに関してよく聞かれる質問に回答していきます。

お祈りメールとの付き合い方を知ることは、自分のメンタルを守ることに繋がるので、就活では非常に重要です。

疑問があればここでクリアにしていきましょう。

質問① お祈りメールの返信で嫌味を言っても良いですか?

お祈りメールに対してむかつく気持ち、ストレスを企業に向けようとするとデメリットしかありません。

ましてや「潰れろ」や「消えろ」といった暴言を吐くことは絶対にやめましょう。(でも気持ちはめちゃくちゃ分かりますよ…!!)

なぜなら意外と社会人になってから、その企業と繋がりが出てくる可能性があるからです。

僕は就活で、大手のコンビニから内々定を頂いていました。

ですが、食品メーカーからの内定が出たため、そのコンビニの内定を断ったんですよね。

その時は人事担当者の方に直接電話して、申し訳ない気持ちと、一緒にいつか仕事したいという気持ちを伝えました。

結果、食品メーカーで働いていて、コンビニとの付き合いが多いことが判明。

「あの時、適当に内定辞退していたらそのコンビニと付き合いにくかっただろうな…」と焦ったんですよね。

世の中、意外と狭いので、「今しか関わりがない」と思っていても、後から関わる可能性が出てくる。

お祈りメールの返信で嫌味を言いたい気持ちは、僕も痛いほど分かりますが、そこはぐっとこらえて大人な対応をするのがスマートです。

» 【お祈りメールの返信で嫌味を言いたい!】リスクと代替案を共有します!

質問② お祈りメールで面白い返信をしても良いですか?

お祈りメールで面白い返信をすることも、メリットがないのでおすすめしません。

基本的にお祈りメールに返信する必要はないんですよね。

よってそもそも返信を作る時間も、その内容を考える時間も無駄になります。

就活での不採用は「適性が合わない」という判断なので、その企業への入社は諦めて、次の企業の選考対策や企業探し、自己分析の時間に費やした方が有益ですよ。

» 【お祈りメールの面白い返し方は?】面白い返信をするリスクも解説!

質問③ お祈りメールで諦めきれないので返信で再応募のお願いはできますか?

お祈りメールをもらった企業に対して、再応募して内定を獲得することは非常に難しいです。

そもそも1度不採用になった企業に再応募することさえ難しいんですよね。

しかし、不採用の原因が「志望度が低いと面接官が感じたから」という理由であれば、諦めきれない思いを伝えて再応募することで受かる可能性はゼロではありません。

ですが、再応募したいと思うような企業に対して、「あまりに志望度が低い」と面接官に感じられる可能性は低いことを考えると、おそらく「適性が合わない」と判断されて不採用になったことが予想される。

適性が合わないと判断された企業への再応募は難しいので、基本的にお祈りメールをもらったらそのまま受け入れて、返信もしないのが得策です。

» 【お祈りメールへの返信で再応募は可能?】粘ることはできるか!?

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

お祈りメールに対する怒り、むかつき、ストレスは誰もが感じるものです。

しかし、就活での不採用は何度も言うように「人格否定」ではありません。

どんな人にも長所と短所があり、その長所と短所がうまくハマる企業、つまりは適性が高い企業に入社することが就活では最も大切なことなんですよね。

それが分かっていると、お祈りメールに対して「適性を判定して頂いてありがとうございました!」という気持ちにさえなれるものです。(もちろん最初は無理だけど、徐々に慣れて、そう感じれるようになる。仙人の領域へ!笑)

この記事によって、1人でも多くの就活生がお祈りメールに屈することなく、前向きに歩みを進められるようになることを祈っています。そうなれば嬉しいな。

以上!就活マンでした!

【本記事の要点まとめ】

  • お祈りメールにむかつく就活生は非常に多い
  • 就活におけるお祈りメールは人格否定や能力否定ではなく適性の不一致であることを押さえておく必要がある
  • お祈りメールに対するむかつく気持ちを抑える方法としては、まずはお祈りメールへの捉え方をポジティブに変えること、次に温泉や散歩などスマホを置いてリラックスすること、最後に1社落ちたら1社エントリーをすることで持ち駒をキープすることがおすすめ
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

TOPへ