就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。
この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。
「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」
こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!
全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。
それでは本題に入っていきますね!
僕が就活生の時、周りの友達の中には「どの業界にも興味がないから就活どうすれば良いんだ」と悩む人は多かったんですよね。
たしかにこれまで生活する中で、この業界に就職したいと志望業界が浮かぶ人は、意外と少数派だと思います。
そこで今回は、どの業界も興味がない人のための業界の選び方、企業の選び方、就活の動き方全般を解説していきます。
志望業界がないと悩んでいる就活生は、ぜひ参考にしてくださいね!
どの業界にも興味がなかったので、どう企業を探せば良いのか迷っていました。教えてください!
業界の選び方がわからないままだと、企業もなかなか選べないよね!志望業界がない人向けの業界と企業の選び方を見ていこう!
目次
どの業界も興味ない(志望業界がない)のはやばい?
志望業界がない人がまず悩むのが「どの業界も興味ないまま就活に入るのはやばいの?」ですよね。
結論から言うと、現時点でどの業界も興味がないのは、全くやばいことではありません。
なぜなら就活を進める中で、気になる業界や自分に向いていると思えるような業界に身を置くことができますし、極端な話、それでも志望業界がないなら「ホワイト企業が多い業界」や「需要が安定していて成長性の高い業界」を選択すれば良いからです。
よってどの業界も興味がないからと焦らず、次の章から解説する業界選択の重要性の理解からまず始めてみてください。
この記事では業界の選び方まで詳しく解説していくので、「志望業界がなくてやばい」と焦らないで大丈夫ですよ!
就活における業界選択の重要性【3点】
業界の選び方を解説していく前に、そもそもなぜ就活では「業界を選ぶこと」が重要なのか?
業界選びの重要性をここでは3点、解説していきますね。
僕が考えるに、業界選択の重要性は以下のとおりです。
【なぜ業界を選ぶことは重要なのか】
- 業界によってホワイト企業の比率が異なるから
- 成長性の高い業界はキャリア形成に有利になるから
- 業界によって倍率が大きく異なるから
業界選択の重要性① 業界によってホワイト企業の比率が異なるから
まず第一に、業界によって「利益率(儲かりやすさ)」が大きく異なります。
例えば、飲食業界の企業は利益率が低いため、儲かりにくいので、飲食業界に属する人の給料は低い傾向にあります。
(それなのに忙しいため残業時間が長くなり、ブラック企業が多い業界となってしまいます)
一方で、例えば医療機器業界などは、非常に利益率が高く、更には競合の参入障壁も高いので、ホワイト企業が多い業界と言えます。
このように、どの業界を選ぶかによってホワイト企業に就職できる可能性が大きく変わるんですよね。
よっどの業界にも興味がない人は、ホワイト企業が多い業界を選択するのが良いと僕は考えています。
業界選択の重要性② 成長性の高い業界はキャリア形成に有利になるから
次に、成長性の高い業界に身を置くことで、キャリア形成に有利になります。
簡単な話で、衰退業界だとそもそも倒産する企業が多いので、そこでキャリアを積んでも転職しにくい(中途で採用をしてくれる企業が少なくなるので)。
一方で、成長業界であれば、どんどん新規の企業が出てくるので、そこでキャリアを積むと転職しやすくなります。
また成長業界であれば、その業界に属する企業は儲かりやすいことも多く、高待遇での転職も期待できますよね。
このように「キャリア」を考えた上で、成長性の高い業界を選択することは有利になることが多いです。(もちろん成長性が高いだけで、将来すぐに衰退するような「ブーム」的な業界は避けるべきですが)
業界選択の重要性③ 業界によって倍率が大きく異なるから
最後に、就活において業界ごとに人気は大きく異なります。
例えば、食品メーカーや化粧品メーカーなど、生活の中での関わりが大きい業界は、就活生からの知名度が高いので倍率が高くなります。
一方で、例えば海運業界や医療業界に属する企業は、就活生からの知名度がそもそも低いので倍率が低い企業が多いんですよね。
よってどの業界にも興味がない人は、安易に超人気業界を選択することは避けた方が良いと言えます。
なるほど!こうした理由から就活においてどの業界を選択するのかは非常に重要なんですね。
志望業界がないことは、「今からキャリア形成に有利になるような業界を選択できる」という点で強みになりえるかも!
どの業界も興味ない就活生の業界の選び方【3選】
ここまで業界選択の重要性を解説してきました。
では、どの業界も興味ない就活生はどのように業界を選べば良いのか?
僕がおすすめの選び方は3つあります。
【どの業界も興味ない就活生におすすめの業界の選び方】
- 気になる企業を見つけてから属する業界を研究する
- ホワイト業界を選択する
- 成長業界を選ぶ
選び方① 気になる企業を見つけてから属する業界を研究する
まず第一に、最も現実的な方法は、気になる企業から業界への接点を持つ方法ですね。
例えば、僕の場合は幼い頃からカゴメのトマトケチャップが大好きでした。
その結果、カゴメは食品業界の企業であり、食品業界を調べていると「スナック菓子の会社も面白そう」「チョコレートの会社も楽しそうだな」と食品業界への興味が湧いていったんですよね。
これと同じことは、就活生になっても起こります。
よって「絶対に業界の選択から始めないと!」と焦るのではなく、まずは企業との接点を作ることから始めるのもありです。
企業との接点の作り方としては、求人サイトで調べるだけでなく、就活エージェントから紹介を受けたり、逆求人サイト経由でスカウトを得るのも有効です。
利用すべき就活エージェント
就活エージェントを利用する場合は、ポイントとしては「運営会社が大手で紹介してもらえる企業の数が多く、かつ実績のあるサービスを選ぶこと」です。
中小規模の就活エージェントを利用してしまうと、自分が求める条件に合うような企業を紹介してもらえない可能性が高いので注意してください。
僕が今就活生なら利用するのは「ミーツカンパニー就活サポート」や「キャリアチケット」ですね。
(どちらも全国対応かつオンライン面談にも対応しているのが良い)
この2つを両方とも初回面談を受けて、より自分に合う担当者からの支援を受けます。
利用すべき逆求人サイト
次に逆求人サイトは、プロフィールを登録するとスカウトが届くサイトで、僕が利用するなら大手の「キミスカ」と「OfferBox(オファーボックス) 」ですね。
両方に登録して、片方で登録したプロフィールをもう一方にコピペして、効率的に利用します。
これら「求人サイト+就活エージェント+逆求人サイト」で運用していくと、普通の就活生よりも多くの企業との接点を持つことができるようになるので、接点を持った企業が属する業界の研究から始めて、興味を深めていくと良いでしょう。
選び方② ホワイト業界を選択する
次に、ホワイト業界を選択する方法も非常におすすめです。
先にも解説したとおりで、業界によって「儲かりやすさ」や「参入障壁の高さ」が異なるので、どうしてもホワイト企業が多い業界と、反対にブラック企業が多い業界に分かれていきます。
どの業界にも興味がない人は、やっぱりまずは働きやすい企業に就職してキャリアを形成した方が無難だと僕は考えています。
ではどの業界がホワイト業界なのか?
これに関しては、時期など状況によって異なるところではありますが、僕が考えるホワイト業界は以下のとおりです。
【ホワイト業界】
- 化学業界
- 食品業界
- インフラ業界
- 医薬品業界
- 鉱業業界
- 自動車業界
- エネルギー関連業界
- 種苗業界
- 輸送用機器メーカー
- リース・消費者金融・クレカ・信販
- 大学業界
- 独立行政法人
- 地方自治体と取り引きしている業界
- 地方公務員
- 団体職員
注意点としては、ホワイト業界の中にもブラック企業はあります。
よって「企業研究」は抜かりなく行ってください。
あくまでホワイト企業が多いと考えている業界であり、属する企業がすべてホワイト企業ではありません。
選び方③ 成長業界を選ぶ
そして最後に、どの業界も興味がない人は成長業界を選ぶのもおすすめです。
成長業界に特に向いている人は、「キャリアをどんどん形成していきたい」「転職も視野に入れて実績を付けていきたい」など、肉食的なキャリア形成をしたいと考えている人ですね。
成長業界は盛り上がりがあるので、上昇志向の高いような人と出会う機会も多いので、このあたりは自分の価値観と合わせて選択すると良いですよ。
ちなみに成長業界の探し方としては、次のように検索をかけるとその時々の旬な情報が入るのでおすすめです。
- 成長業界
- 今後伸びる業界
- 売上が上がっている業界
- 利益率が高い業界
- 営業利益が高い業界
- 資金調達額が高い業界
ここまで3つの業界の選び方を紹介しましたが、もちろんこれが正解ではありません。
自分に合う方法を考えて、あくまで参考として取り入れてもらえると嬉しいです。
どの業界も興味ない就活生におすすめの企業の探し方【5選】
ここまで業界の選び方を解説してきました。
更に深掘りして、どの業界にも興味がない就活生が取れる企業の探し方も解説していきます。
【どの業界にも興味ない就活生向けの企業の選び方】
- 求人サイトで検索条件を絞って探す
- 就活エージェントから紹介してもらう
- 逆求人サイト経由でスカウトを得る
- 合同説明会で気になる企業を探す
- 就職四季報で気になる企業を探す
探し方① 求人サイトで検索条件を絞って探す
まず第一に、求人サイトを利用するのは王道ですね。
マイナビやリクナビなど、掲載求人数の多い求人サイトは利用価値が高いです。
しかし、掲載求人数が多いがゆえに、あまり労働条件の良くない企業も混ざっているので「検索条件」での絞り込みをしっかりと行うようにしましょう。
僕が就活生の時は、「残業時間」「年間休日数」「離職率」で絞り込みをかけて、基本的な労働条件が良い企業だけを受けるようにしていました。
探し方② 就活エージェントから紹介してもらう
次に就活エージェントから紹介してもらう方法があります。
これに関しては、先の章にておすすめのエージェントを紹介したので、それらの初回面談を受けて「自分に合う担当者」だけを厳選することが重要です。
就活エージェントは、そのビジネスモデル上、「紹介した企業に入社が決まったら、入社先の企業から就活エージェント側に紹介料が支払われる」ため、質の低い担当者がつくと「合う企業」じゃなくて「決まりやすい企業」ばかり紹介されてしまいます。
よって利用する際は、自分が求める労働条件を指定したりと、「どこでも良いので紹介してください」というスタンスだけは避けるようにしましょう。
探し方③ 逆求人サイト経由でスカウトを得る
次にこれも先の章で解説しましたが、逆求人サイトを利用するのも有効です。
1点、逆求人サイトはいろんな企業が利用しているので、これも求人サイトと同様に労働条件が悪い企業からもスカウトが届いてしまいます。
スカウトの内容だけで判断せずに、口コミサイトでスカウト元の企業について調べたりと、企業研究を徹底することをセットにして利用するようにするのが重要です。
探し方④ 合同説明会で気になる企業を探す
次に、どの業界にも興味がない就活生が取れる企業の探し方としては、合同説明会への参加があります。
特におすすめは大学内で実施される「学内合同説明会」ですね。
その大学の学生を採用したいという地元企業が集まる傾向にあるのと、企業の採用担当者との距離が近いことが多いので、その場で人事の名刺をもらって親交を深めることも可能です。
注意点としては、合同説明会に参加した「人事の印象」だけで、その企業の印象を決めてしまいがちなこと。
人事が良くても、その会社の他の社員は微妙であることは多々あります。
よって人事だけで評価せずに、あくまで接点と考えて、こちらも企業研究を徹底するようにしてください。
探し方⑤ 就職四季報で気になる企業を探す
そして最後、企業情報を見開きで知ることができる就職四季報は非常におすすめです。
東洋経済新報社の記者が、第三者目線で取材しているため、リアルな情報(離職率や残業時間など)を効率的に参照することができます。
また「優良・中堅企業版」は個人的には特におすすめで、就活生からの知名度が低く、倍率の低い穴場の優良企業を知るきっかけになるので、1冊は持っておくと良いですよ。
また別記事にて、「就活でどの企業にも興味がない」という人向けの企業探しの戦略を更に深堀りして解説しているので、ぜひ合わせて参考にしてくださいね。
» 【就活でどこも興味ない】志望企業が1社もない場合の対処法!
こうして見ると、企業の探し方は求人サイトや合同説明会だけでなく、色々あるんですね!
全部の探し方を取り入れる必要はないけど、自分に合いそうな選択肢を増やしておくことで、より多くの企業の接点を効率的に獲得できるようになるよね!
どの業界も興味ない就活生でも絶対にすべきこと【3選】
ここまでどの業界も興味ない就活生におすすめの業界の選び方・企業の選び方を解説してきました。
この章では、それらに加えて、どの業界も興味ない就活生でも絶対にやっておくべき選考対策を共有していきます。
就活を成功させるため、以下の3施策は必ず実行しましょう。
【就活を成功させるためにすべきこと】
- 自己理解を徹底的に深める
- ホワイト企業とブラック企業の見分け方を把握する
- 志望動機の重要性を把握する
①自己理解を徹底的に深める
まず就活対策として絶対にやるべきことは、自己理解です。
要するに「自己分析」なのですが、就活の土台は自己理解にあると僕は考えています。
「どんな企業が自分に合うのか」も自己理解を土台にしますし、エントリーシートや面接で聞かれることは9割以上「自分についてのこと」ですよね。
面接が得意な人は、自己理解が深い人です。
自己理解が深いから、面接で何を聞かれても答えることができるし、今まで質問されたことがなかった質問でも少し考えれば答えることができます(過去に頭の中で考えたことがある質問だから答えることができる)。
具体的な自己分析のやり方としては、とにかく自身の過去の経験から振り返り作業を行うことです。
僕が運営している就活ブログにて、自己分析のやり方をマンガを使って徹底解説している記事があるので、「自己分析のやり方がわからない」という方は、こちらの記事も参考にしてくださいね!
» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】
②ホワイト企業とブラック企業の見分け方を把握する
次に志望業界がない人でも、絶対にすべきことはホワイト企業とブラック企業の見分け方を把握することです。
就活生に話を聞いていると、ホワイト企業とブラック企業の差を”明確に”答えることができる人は少ないんですよね。
「ブラック企業はパワハラがある企業」と答えたとしても、「パワハラがなければブラック企業ではないのですか?」とツッコミを入れることができます。
就職先は自分の人生の長い時間をそこで過ごすことになる重要な選択となります。
もちろん転職することも可能ですが、できれば1社目から自分に合った企業に入社した方が良いし、ホワイト企業に入社したいと思う人は多いはずです。
まず先に押さえるべきは「ブラック企業の見分け方」です。
別記事にて、ブラック企業を見分けるための30の項目を解説しています。
「ブラック企業の見分け方が明確にわからない」という方は、まずはこの記事から読んでください。
» 【ブラック企業の見分け方30選】”絶対に確認すべき項目”を徹底解説!
ブラック企業がどのような特徴を持つのか、自分の言葉で明確化できるようになったら、次にすべきはホワイト企業を見分けられるようになることです。
下記の記事にて、ホワイト企業に多く共通する特徴を解説しているので、こちらの記事を読みながら「自分にとってのホワイト企業の定義」を明確化するようにしましょう。
» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社?
③志望動機の重要性を把握する
そして最後に、どの業界も興味ない就活生がすべきことは、志望動機の重要性を把握することです。
「なかなか内定が取れない就活生」に共通する特徴として、志望動機が浅いという特徴があります。
志望動機は1社ごとに作成する必要があるので、作業として面倒ですよね。それゆえにサボる人は多い。
しかし、志望動機の重要性は選考対策においてトップレベルに高いんですよね。
なぜなら「志望動機」は、そのまま「入社の本気度」を人事に伝えることになります。
入社の本気度が高い就活生に対して、人事は内定を出しやすい。
一方で、入社の本気度が低い就活生に内定を出してしまうと、内定辞退される可能性が高いと考えますよね。
その結果、不採用になってしまうのです。
新卒採用は特に社会人としての実績がないので、人事は人材を判断する材料が少ない。
それゆえに志望動機の質の高さは、採用不採用を左右するほどに重要なので注力しましょう。
質の高い志望動機の作り方
そんな重要な志望動機ですが、具体的にどうすれば質が高くなるのか?
簡単な話で「なぜその業界なのか」だけでなく、「なぜその業界の中でもその企業でないといけないのか(競合他社ではなくその企業でないといけない理由)」まで明確化することに尽きます。
要するに「絶対にその企業でないといけない理由」を明確化するのです。
「絶対にその企業でないといけない理由」を明確化するためには、「競合他社にはないその企業独自の特徴」を探す必要があります。
その作業は面倒ですが、それだけで人事から評価されるようになるので、必ず押さえるようにしてくださいね。
なるほど!志望業界がなくても、これらの作業は就活生が共通してすべき作業ですね!
志望業界がなくても、最終的に内定を獲得するために選考対策や企業選びの精度を高めておくことは重要だよね!
【参考】就活生から人気のある業界
ここまでどの業界も興味ない人向けに、必要な情報を共有してきました。
この章では、参考として、就活生から人気のある業界を紹介していきます。
マイナビが公開した業界イメージ調査を見ると、就活生から人気の業界がよく分かります。
文系、理系を含めた全体順位で言うと、人気の業界ランキングは以下のとおりです。
- 1位:ソフトウエア・情報処理・ネット関連(要するにIT業界)
- 2位:食品・農林・水産
- 3位:官公庁・公社・団体
- 4位:銀行・証券
- 5位:広告・芸能
- 6位:薬品・化粧品
- 7位:放送・新聞・出版
- 8位:繊維・化学・ゴム・ガラス・セラミック
- 9位:鉄道・証券
- 10位:電力・ガス・エネルギー
反対に、人気のない業界はワースト順で以下のとおりです。
- 40位:エステ・理美容・フィットネス
- 39位:給食・フードサービス
- 38位:冠婚葬祭
- 37位:介護・福祉サービス
- 36位:専門店
- 35位:アパレル・服飾関連
- 34位:医療・調剤薬局
- 33位:アミューズメント・レジャー
- 32位:クレジット・信販・リース
- 31位:スポーツ・玩具・ゲーム製品
存在する企業数も関係するので、人気の業界だから全ての企業が倍率が高いわけではありません。
ですが、こうして見ると人気業界に属する、特に大手の企業は倍率が高い企業ばかりですね。
こうした人気業界も参考にしつつ、気になる業界を研究してみるのも良いですよ。
▼理系・文系それぞれから人気の企業をまとめた関連記事はこちら
» 【文系におすすめのホワイト業界8選】働きやすい職種も解説!
こうして見ると、たしかに人気の業界は倍率が高い大手企業がひしめく印象がありますね。
【補足】志望業界がない場合の面接での回答方法
この章では、補足として、志望業界がない場合に「志望業界はどこですか?」と面接で聞かれた時の回答方法を共有しておきますね。
僕が就活生の時、面接で志望業界を聞かれることはそこまで多くなかったのですが、エントリーシートで志望業界を聞かれることはよくありました。
志望業界がない場合、志望業界の答え方には迷いますよね。
結論から言うと、志望業界がない場合は、志望業界がないことを正直に話すのが良いと思います。
ですが「志望業界はありません」だけだと、適当に企業を選んでいると思われてしまうので、しっかりと好印象に繋がるような補足は入れてください。
(補足の内容としては、相手企業が属する業界に興味を持っているということを話すのが良いでしょう)
回答例は以下のとおりです。
【志望業界がない場合の面接での回答方法】
- 「元々、就職活動を始めた当初は志望業界がなかったのですが、就職活動を進めていく中で貴社が属する食品業界と、理系としての知識が活かせる化学業界に興味を持つようになりました。しかし、業界の志望度よりも、企業単位で自分が興味を惹かれる企業を志望するようにしております。」
本記事の要点まとめ
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
志望業界がない人は多いと思っていて、それでもどの業界に身を置くのかでキャリアは大きく左右されます。重要です。
よってこの記事を通して、業界の選び方を押さえていき、気になる企業があれば、その企業が属する業界について丁寧に調べるようにしてください。
書籍としては、業界地図が分かりやすく必要な情報や、その業界の特徴がまとめられていて便利です。
僕も就活生の時にお世話になった本なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは最後に要点をまとめていきましょう。
【本記事の要点まとめ】
- どの業界も興味ない(志望業界がない)のは、やばい状況ではなく、志望業界がない状態でもいくらでも企業を探すことができるし、気になる企業を見つけてから属する業界を研究するという流れで志望業界を設定することもできる
- どの業界も興味ない人におすすめの業界の選び方としては、「気になる企業を見つけてから属する業界を研究する」「ホワイト業界を選択する」「成長業界を選ぶ」などの方法があるが正解はないため、自分に合ったやり方を考え続ける必要がある