【就活であっさり内定は出る?】すぐ内定に繋がる7つの施策!

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就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!

累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。

「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」

こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!

全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。

それでは本題に入っていきますね!

就活であっさり内定を獲得して、楽になりたいという人は多いと思います。

僕が大学生の時も、とにかく1社目の内定をあっさり獲得したいと考えていました。

結論、就活では1社目であっさり内定を獲得できる可能性は十分にあります。

ですが、注意が必要な点として、ただあっさり内定を獲得できれば良いのではなく、あくまで”自分に合った起業からの内定を”あっさり獲得できるかがポイントになります。

僕の同級生でもいましたが、すぐに内定を獲得したことを自慢している人がいました。

それから6年後、彼は今どうなったかと言うと転職を3社ほど繰り返して「今の会社辞めたい」と嘆いています。

大事なことは「あっさり内定を獲得すること」ではなく、「自分に合った企業からの内定をあっさり獲得すること」です。

そのためには自己分析と企業研究には、しっかりと時間をかける必要があります。

今回は「あっさり内定を獲得すること」と「自分に合った企業からの内定を獲得すること」の両面で、しっかりと解説していくので、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!

就活であっさり内定が出ることはある?意外と受かる?

結論、就活であっさり内定が出ることはあります。

簡単な話で、「今年は10名の新卒を採用しよう」と考えているA社があるとしましょう。

そのA社にエントリーしたのはあなたを含めて5名です。

書類選考をして、面接をしたら人事の人と話が合いました。

A社は10名採用したいという状況の中、5名しかエントリーがなく、更にあなたと相性が良い。

この場合、当然ですがあなたはA社からの内定を獲得することができますよね。

これは「倍率が低い」「適性が高い企業を受けることができた」という2つの好条件が重なったために、あっさり内定が出るケースでした。

就活の序盤で、こうした好条件が重なった場合、「あっさり内定が出た」「就活って意外に受かるな」とあなたは思うでしょう。

就活の難易度は「倍率」「適性」「自身の学歴やスキル・経験」「選考対策の質」あたりで決まります。

そしてそれらは各個人の状況によって異なるので、あっさり内定が出ることもあるし、全然出ないこともある。

就活の難易度は一概には言えず、状況や要因によって異なることをまずは押さえておく必要があります!

なるほど!たしかに高校受験でも、定員割れしている高校への入学は楽ですよね。それと同じように、どんな企業にエントリーするか、また自分の能力や性格、選考対策の深さなどによって難易度は変わってくるということですね。

その点を押さえておけば、仮に内定が全然出なくても、それは自分を否定するんじゃなくて「倍率が高い企業を受けてしまっている」「的はずれな選考対策をしてしまっている」などの原因を考えることにも繋がるよね!

…自己否定しないことは就活を乗り越えるために本当に重要なことだと思うから、これらを理解しておくことは超重要かも!

就活であっさり内定が出るための施策【7選】

状況によって就活であっさり内定が出ることはあると理解できました。

これを読むあなたが知りたいことは、「どうすればあっさりと内定を獲得できるか?」ですよね。

この章ではその点に踏み込んで解説していきます。

実際、僕が就活生の時に考えたのは「まずは自分に合った1社目の内定を獲得して心の余裕を作ろう」ということでした。

そのために難易度が高い企業ばかりを受けるのではなく、倍率が低い企業へのエントリーや逆求人サイトも利用することで、早めに内定を獲得したんですよね。

それらの施策をまとめていきます。

【就活であっさり内定を獲得するための施策】

  1. 倍率が低い優良企業にエントリーする
  2. 逆求人サイトを利用して自分に興味のある企業にエントリーする
  3. 学内合同説明会に参加する
  4. リクルーター経由で選考に参加する
  5. 可能であれば長期インターンに参加しておく
  6. 自己理解を徹底的に深める
  7. 面接前メールとお礼メールにこだわる

①〜⑤の施策に関しては「企業との接点」に関する施策、⑥〜⑦に関しては「選考対策」に関する施策です。

あっさり内定を獲得するためには、企業との接点の面と、選考対策の面、両方を意識する必要があります。

では、これら7つの施策を詳しく解説していきますね!

①倍率が低い優良企業にエントリーする

まずあっさり内定を獲得するために重要な施策は、倍率が低い優良企業にエントリーすることです。

どれだけ倍率が低くて内定が出やすくても、入社してからすぐに辞めることになるようなブラック企業からの内定では意味がありません。

では具体的に倍率が低い優良企業はどう探せば良いのか?

そもそも企業の倍率は「知名度」にかなり依存しています。

倍率が2000倍近くと、最も高い明治は知名度が高いからそれだけの就活生がエントリーしています。

よって知名度が低い中小・中堅企業を狙うのが僕が就活生の時にとっていた施策です。

具体的には「就職四季報 優良中小・中堅企業版」を見て、自分が興味がある業界・事業・職種かつ、残業時間が短く、離職率が低い企業を厳選してエントリーしていました。

就職四季報は「総合版」の知名度は高く、多くの就活生が利用していますが、この「優良中小・中堅企業版」はあまり利用している就活生がいません。

(アマゾンでのレビュー数も、総合版の方が中小・中堅企業版よりもレビューが5倍多い)

他にもマイナビやリクナビなどの就活サイトで「BtoB」の企業を検索するのもおすすめです。

BtoBとは、企業をお客様としている企業のことで、一般消費者をお客様とするBtoCの企業よりも知名度が低く、倍率が低い傾向にあります。(BtoBでもテレビCMをうっているような大手企業は、BtoBでも倍率が高い点は知っておくべきです)

BtoBの隠れ優良企業に関しては、僕が運営している就活攻略論というブログの方でまとめているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください!

» 【BtoBの隠れ優良企業50社】優良企業を見つける方法も共有!

また、そもそもホワイト企業ナビに掲載している企業の中でも、「就活生からの知名度は低いが労働条件が素晴らしい企業」の求人も数多く掲載しているので合わせてチェックしてくださいね!

» ホワイト企業ナビとは?マンガで解説で紹介!

②逆求人サイトを利用して自分に興味のある企業にエントリーする

次に、あっさり内定を獲得するために重要な施策の1つが逆求人サイトの利用です。

逆求人サイトとは、プロフィールを入力することで企業側からスカウトが届くタイプの求人サイトです。

プロフィールを読んだ上で、「自社との適性が高い」と考えた企業からスカウトが届くわけなので、実質、書類選考を通過した企業とだけ繋がることができます。

この逆求人サイトを利用する際は、利用企業の多い大手サイトがおすすめで、僕が今就活生なら「キミスカ」と「OfferBox(オファーボックス) 」の2サイトを併用します。

どちらもサイトが使いやすく、かつ利用企業数が多いのが良い。

利用する場合の注意点としては、必ずプロフィールの作り込みをしてください。

あと、嘘を書いても入社後のミスマッチに繋がるだけなので、自分の情報を偽りなく記載することが重要です。

エントリー企業のうち、何割かをこの逆求人サイト経由にするだけでも、効率的に就活を進めることができますし、逆求人サイトのスカウト経由の選考だとあっさり内定を獲得できることも多いですよ。

(もちろん逆求人サイトでスカウトをくれる企業がすべて労働条件の良い会社ではないので、1社ずつ企業分析を徹底することも必要になるのでその点は注意!)

③学内合同説明会に参加する

次に、就活であっさり内定を獲得するために有効なのが学内合同説明会です。

学内合同説明会とは、大学に企業が集まって説明会をおこなうことで、そこに参加する企業のほとんどが「その大学の学生を採用したいと考えている企業」です。

地元企業も数多く参加するのと、大学によっては人事の人と話して名刺をもらうこともできます。

「その大学の学生を採用したいと考えている企業」と接点を持てるのは、学歴フィルターを回避する上でも重要かつ、その大学の学生の過去の採用実績が多い企業が参加することも多いので、学内合同説明会が実施される場合は積極的に参加することをおすすめします!

(僕の場合は、学内合同説明会に参加した企業の人事の人に名刺をもらって、すぐにその日にお礼メールを送るようにしていました。選考に参加するので、その際はぜひよろしくお願いします!というフランクかつ丁寧なメールが個人的には大切だと考えています!テンプレで硬過ぎは受けないし、印象に残らない)

④リクルーター経由で選考に参加する

続いて、可能であればリクルーター経由の選考に参加することで、あっさり内定をもらえる可能性を高めることができます。

僕は先輩との繋がりも少なかったので、このリクルーター経由での選考は1社もなかったですが、知り合いでリクルーター経由ですぐ内定を獲得した人がいました。

またリクルーター選考をしてくれるような先輩がいないけど、上位大学に属している就活生なら、OB訪問相手探しに特化した「ビズリーチ・キャンパス 」がおすすめです。

残念ながら僕が属していた中堅大学だと利用できなかったので、利用している学生にサイトの使用感などを見せてもらったところ、登録しているリクルーターの質も高くて良かったですね。

⑤可能であれば長期インターンに参加しておく

あっさり内定を獲得するための企業接点作りの施策、最後が長期インターンです。

これに関しては僕が大学生の時に参加できなかったのですが、参加した学生はそのままインターン先からの内定を獲得する人が多かったですね。

そうなると「インターン先よりも良い企業の内定が出たらそっちに就職しよう」という感じで、インターン先への就職がある種の保険になった状態で就活を進めることができます。

また長期インターンは、実際に働いてみて合う合わないを判断できるのが最大の魅力。

これを読むあなたが大学1年生〜3年生の序盤であれば、ぜひ長期インターンへの参加も検討してみてください。

「インターン先からあっさり内定を獲得して就活を終える」という状況を作れる可能性は非常に高いですよ。

» 【長期インターンの探し方9選】大学生向けに”選ぶポイント”も解説します!

⑥自己理解を徹底的に深める

ここまであっさり内定を獲得するための企業接点の作り方を解説しました。

ここからは選考対策の面で、あっさり内定を獲得するために重要なことを話していきますね。

まず選考において、僕が最も大事だと考えているのが自己理解を深めることです。要するに徹底した自己分析ですね。

掃除機を売るにはあらゆる質問に対して魅力的に回答するのが必須

就活は何か物を売る営業マンとして考えると分かりやすい。

例えば、あなたは掃除機を売る営業マンだとしましょう。

まずあなたは何をすべきか?

どんな質問をされても答えられるように、その掃除機について理解する必要があります。

「この掃除機はいくらですか?」「この掃除機はいつ発売されましたか?」「この掃除機は吸引力が他と比べて高いですか?」「この掃除機は月にどのぐらいの電気代がかかりますか?」「他の掃除機と比べた時に何が魅力ですか?」「他の掃除機と比べた時の欠点はありますか?」…などなど、お客さんからの質問は大量に予測できます。

これら1つでも答えることができない営業マンから、お客さんは掃除機を買いたいと思わないですよね。

また魅力的な回答ができなくても買う気は失せる。

「他の掃除機と比べた時に何が魅力ですか?」と聞かれた時に、「えーっと…使いやすいですね」と答え、「なぜ使いやすいのですか?」と追加で質問された時に答えることができなければ、きっとお客さんはその掃除機を買ってくれないでしょう。

ここまでの例えは、すべて就活に当てはまります。

面接官)「あなたは他の就活生よりもどんなところが優れていますか?(=長所は何ですか?)」

就活生)「えっーと…強みは積極性ですね」

面接官)「具体的に積極性が強みだと言える理由は何ですか?」

就活生)「うーん。」

これでは人事はあなたを採用することができません。

自己理解が浅いと、自分のことを何も伝えられないし、ましてや魅力的に伝えることなんてできません。

自己分析が大事とはよく言われますが、なぜ自己分析が大事なのかというと、「自分が売るべき掃除機を徹底的に理解していないと売れない」のと同じで、「会社に売り込む自分について徹底的に理解できていないと採用してもらえない」からです。

面接が苦手な人に共通する2つの理由

面接が苦手な人は、基本的に2つの理由があって、1つは人見知りや場馴れができていないこと。

そしてもう1つは自己理解ができていないため、何を聞かれても上手く答えられないこと。

この2つを潰すために、まずは徹底的に自己理解を深め、その後、人見知りで場馴れができていない人は面接の機会を多くするためにエントリー数をしっかりと確保する必要があります。

自己分析のやり方に関しては、僕のおすすめは過去の出来事を洗い出してその出来事を深掘りすることや、今の自分の趣味や何に対して喜びを感じたり、何をするのは苦じゃないのか考えることですね。

具体的なやり方に関して、「メモの魔力」という本がおすすめです。

自己分析のための1000の質問項目リストが付いていたり、ある出来事から気づきを得るためのプロセスが分かりやすく書かれています。

僕が見てきた限り、就活であっさり内定を獲得できる人は、自己理解が深いです。

何を質問しても、理由や実例を元に、聞き手の納得感のある形で回答することができる傾向にあります。

今それができてなくても、自己分析を更に深めて、面接に場馴れすればできるようになってきます。

まずはそのための第一歩として、自己分析の重要性を再認識し、自己理解を深めていきましょう!

(自己理解を深めることは、就活だけに役立つのではなく、今後の人生でずっと役立つので本当におすすめの作業ですよ)

⑦面接前メールとお礼メールにこだわる

そして最後、就活であっさり内定を獲得するために僕が取った施策が、面接前メールとお礼メールにこだわることです。

僕が就活に対して考えていたことの1つが、「日本の就活は一括採用で、多くの就活生が一気にエントリーする。それなら最も大事なことは『差別化』だな」ということでした。

エントリーが2人しかいなければ、そのまま適性で採用が決まります。

ですが、エントリーが1000人いれば、それはもう差別化しないと採用されないと考えたんですよね。

そんな差別化とは何か?

僕の考えは「差別化とは他の就活生がやらないけど、やられた側は嬉しい気持ちになることの実行」でした。

差別化によってこそ他者を圧倒できる

例えば、1000人が1人の女性にアプローチしているとしましょう。

その時、頻繁に連絡したり、食事に誘うだけでは差別化することはできません。

そんな中、1000本のバラを贈ったらどうでしょうか。そして1000本のバラの中に、ハワイ旅行のチケットが入っている。

きっともらった側は「なんて素敵なの!」と喜び、その瞬間、1:999の構図が完成します。

就活において、さすがに1000本のバラとハワイ旅行のチケットを送ることはできないですが、僕は面接前と後に気持ちを込めたメールを送るようにしていました。

テンプレではなく、いかに今日の面接を楽しみにしていたのか、いかにその企業に対しての想いが強いのか、また面接が終わった後には、更に志望度が上がった、あなたたちと一緒に仕事ができればそんな嬉しいことはない、という内容のメールをエントリーしたほぼ全ての会社で実行してましたね。

これを読んだあなたは、今「そんな面倒なことをしたの?」と思っているはずです。

そうです。だからほとんどの就活生はしません。だから差別化できる。

僕はメールの他にも、エントリーシートの提出依頼があった即日に速達で送ることで志望度の高さを示したり、自由記入欄にありきたりな写真の添付ではなく、切り絵を使って自己表現をしたりと、徹底的に「差別化」にこだわっていました。

やれることはたくさんあります。みんな考えないだけです。

就活に正解はないので「こんなことしても良いのかな?」を実行し、それに魅力を感じてくれるような粋な会社に入社すべきだと僕は思います。ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!

これら7つの施策を1つでも多く取り入れることで、内定が出る可能性をグンと上げることができすです!

就活であっさり内定が出る人の特徴

ここまで就活であっさり内定が出るための施策を共有してきました。

それに加えて、そもそもどんな就活生があっさり内定を獲得するのか、その特徴も共有していきます。

僕が見てきたところで言うと、就活であっさり内定が出る就活生の特徴は以下のとおりです。

【就活であっさり内定が出る人の特徴】

  • 長期インターンに参加した
  • 外資系のインターンに参加した
  • 圧倒的な実績や経験がある
  • 自己理解が深い
  • 回答の長さとテンポが良い
  • 倍率が低い企業にもエントリーしている
  • 企業選びの精度が高い

特徴① 長期インターンに参加した

まず長期インターンに参加した学生は、インターン先からの内定を獲得するケースが多いですね。

特にベンチャー企業にインターンしている場合で、長くインターン生として働いていると、企業側もそのまま採用したいと思うのであっさりと内定が出ます。

この場合の注意点としては、やはり長期インターン先は思い入れが強いため、「このまま入社しようかな、就活をするのは面倒だし」という思いが生まれることがあります。

ですが、特にベンチャー企業の場合は将来性や、そこで得られる知識やスキルを考慮した上で、そのまま入社するかどうか熟考することが重要です。

やはり「新卒」というカードを使わないと入社しにくい大手企業も多いので、そのあたり自分がどんな人生を歩みたいのか、キャリアを形成したいのか十分に考え抜く必要がありますよね。

特徴② 外資系のインターンに参加した

続いて、外資系のインターンに参加して早くからあっさりと内定が出る人も多いです。

一般的な企業のエントリー開始が、大学3年生の終わりの3月から実施されるのに対して、外資系企業の選考は、大学3年生になってすぐの4月から書類選考が開始、6月の夏にはインターンが実施されて内定が出てきます。

約1年前倒しで選考が進むため、「外資系企業のインターンに参加してあっさり内定が出て、就活を終了することにした」という人も多いですね。

特徴③ 圧倒的な実績や経験がある

次に、あっさりと内定が出る人の特徴として、やはり圧倒的な実績や経験がある人は強いです。

僕はこれが全くなくて、大学も中堅大学、資格も自動車免許、留学経験も学生起業の経験も長期インターン経験もありませんでした。

一方で、高学歴で留学経験もあるような学生は、すぐに内定を獲得するケースもありますよね。

就活は適性によって決まりますが、「優秀な学歴と実績のある学生を採用したい」という企業はやっぱり多い。

そういう企業にエントリーし、あっさり内定が出るケースはありますね。

特徴④ 自己理解が深い

続いて、あっさり内定を獲得するための施策でも話したとおり、自己理解の深さは重要です。

あっさり内定を獲得する、要するに企業から評価される学生は、総じて自己理解が深いですね。

自己理解が深いために、面接で何を聞かれても論理的に回答(なぜそう言えるのかという理由が明確)することができ、面接官から評価される。

就活は適性で判断されるとは言え、何を聞いても答えられない人には適性を判断することさえできないですから。

僕も複数内定者と話すと「自己理解がしっかりできているし、自分の強みと弱みの把握もできているな」と感心することも多いため、自己分析は徹底的にするのが就活をうまくいかせるためには必須だと言えますね。

特徴⑤ 回答の長さとテンポが良い

次に細かい話ですが、内定があっさり出る、評価される就活生の特徴としては、面接での回答の長さやテンポの良さが挙げられると思います。

特に「回答の長さ」は重要で、何を質問してもあまりに回答が長い、結論から話せない人は、どれだけ適性が高くても評価しづらいんですよね。

就活の評価項目は多岐にわたり、学歴や清潔感、性格、価値観、対応など、様々な要素の総合点で決まります。

ですが、面接での印象は本当に重要で、他のどの要素がよくても面接で評価されないと受からない。

面接を成功させるためにも、ぜひ「結論から回答する」「あまりに回答が長くならないようにする(重要な質問だけは長く話すなどメリハリが大切)」は意識するようにしてくださいね!あっさり内定を獲得するための1つのポイントだと言えるので。

特徴⑥ 倍率が低い企業にもエントリーしている

続いて、内定があっさり出る人の特徴としては、倍率が低い企業にもエントリーしていることが挙げられます。

どれだけ優秀な学生でも、倍率100倍を超えるような企業ばかり受けていれば、なかなか内定は出ません。

もちろん高倍率企業にエントリーするのは良いのですが、同時に倍率が低い企業(適性は十分に高い企業でないといけない)にもエントリーすることで内定をしっかり獲得できます。

特徴⑦ 企業選びの精度が高い

そして最後に、内定があっさり出る人の特徴としては、企業選びの精度が高いですね。

「企業選びの精度が高い」とは、要するに「自分に合った企業にエントリーできている」ということです。

企業分析の時点で、なかなか就活生側が適性を判断することは難しいかもしれません。

ですが、例えば「将来的に独立志向がある」のに、大手企業にエントリーしてそれを伝えると落ちますよね。

また「英語を使いたい」という価値観があるのに、海外売上比率が1%しかない企業にエントリーして、英語を使いたいことをアピールしても落ちる可能性は高いでしょう。

このように「なぜその企業が自分と適性が高いのか」を1社ごとに答えられるぐらいの企業選びの精度があると、やっぱり受かりやすいと言えますね。

たしかにこれらの特徴を持つ就活生は、あっさりと内定が出そうですね。

あっさり内定が出れば良いという話じゃないけど、これらの特徴からの学びはあるね!自己分析や倍率が低い企業も受けることは、今からでも実行できるし。

就活であっさり内定が出た場合の注意点

ここまで就活であっさり内定が出るための施策と特徴を解説してきました。

ですが、何度も伝えたとおりで「就活は早く終われば良いという競争ではない」です。

僕の知り合いでも就活をすぐに終えたことを自慢している人がいましたが、今では転職を繰り返して、今の会社も辞めたいと嘆いています。

人生は長期戦で、就活なんてそんな長期戦の一部に過ぎません。

よって内定があっさり出た時こそ注意すべきことがあります。それは大きく以下の3点です。

【あっさり内定が出た場合の注意点】

  • 自身との適性を再確認する
  • 労働条件が悪くないか再確認する
  • 就活を継続するかしっかり考える

注意点① 自身との適性を再確認する

まず就活で最も大切なことは、内定の数でも内定が出るスピードでもありません。

いかに自分の人生にプラスになる、自分との適性が高い企業に入社できるかどうかです。

そのためには、内定先の企業と自身との適性を再確認する必要があります。

多くの就活生は「内定が出た!やった!就活終了して遊べる」と、内定が出た瞬間に気が緩みます。

ですが、大事なことは内定先の吟味であり、本当にその企業に入社すべきかの確認に注力することなんですよね。

では具体的にどうやって内定先との適性を確認するか?

まずは自分が企業に求める条件を、再度明確化してください。

僕の場合は、残業時間、年間休日、具体的な仕事内容、事業内容に共感できるか、成長性のある企業か(売上が右肩上がりに伸びている、または安定しているか)あたりを重要視していましたね。

これら求める条件を明確化し、それを満たす企業かどうかを再確認する。

それだけで入社後のミスマッチを避けることができます。

内定獲得後にこそOB訪問すべき

ちなみに最もおすすめは、内定先の企業の社員さんと話す機会を作ることです。

その際は自分が配属される部署や職種に近いほうが望ましいですね。

現場の社員さんから以下の情報を聞くことで、更に入社後のミスマッチを避けることに繋がります。

(内定獲得後なので、労働条件などネガティブな質問もできるのが大きなメリットです!ガンガン聞きましょう)

▼僕ならこのあたりを質問するかなという質問をまとめてみました!

  • 入社前と後でギャップは何かありましたか?
  • 残業時間や休日数などの労働条件の部分で不満点はありますか?
  • 会社の人間関係は正直良いですか?
  • 1日の仕事のスケジュール感、仕事内容は?
  • 今の仕事のやりがいは何ですか?
  • 入社する上で絶対に知っておいた方が良いリアルな情報はありますか?

注意点② 労働条件が悪くないか再確認する

次に、あっさり内定が出た時こそ、労働条件が悪くないか再確認すべきです。

下記のデータはリクナビNEXTが100人を対象に調査した離職理由のデータ。

これを見ると、離職理由のトップは「人間関係(上司や同僚との関係)」と「労働条件(労働時間や給与の低さ)」が君臨しています。

リクナビNEXT「転職理由と退職理由の本音ランキングBest10

要するに、人間関係と労働条件で辞める人が多いんですよね。

人間関係に関しては、正直入社してからしか分からない部分が大きいです。(とは言っても人間関係が悪い企業は離職率が高いので離職率を見れば人間関係があまりに悪い企業は回避できますが)

一方で、労働時間や給与に関しては入社前に確認することができます。

求人情報だけでなく、口コミサイトも参考にすることで、企業のリアルな残業時間や給与を知ることができるので、ぜひ活用してみてください。

▼おすすめの口コミサイト

ワンキャリア:就活生向け。企業の口コミだけでなく、選考情報も確認できる

ライトハウス:日本最大級の口コミサイトで、サイトも見やすいので個人的にベスト

オープンワーク:こちらも口コミサイト大手で、ライトハウスと併用するのがおすすめ

転職会議:約20万社の口コミが掲載されている大手口コミサイト

注意点③ 就活を継続するかしっかり考える

そして最後、あっさり内定が出た人は就活を継続するかしっかり考えましょう。

僕もそうでしたが、やっぱり就活は大変なので、「早く終わって楽になりたい」という気持ちは大きかった。

よって内定が出たらもうその企業に決めて、就活を終えたくなるんですよね。

ですが、やっぱり人生において仕事は大きな時間的・労力的な割合を占めます。

仕事に不満がある人と、仕事に不満がない人とでは幸福度は大きく変わる。

それだけ重要な選択なので、「内定先よりももっと自分に合う企業はないか?」「内定先よりも志望度の高い企業はないか?」「そもそも自分はどんな企業選びの軸を持っているんだっけ?他にも大切にしたいことはないかな?」など、考えられることは考え抜くべきだと考えています。

人間の直感は優秀で、考える時間が長くなるほど正しい選択をできるとは限りません。

ですが、あまりに安易に入社企業を決めるのは避けるべきであり、内定が出た時こそ、自分はどんな企業に入社してどんな人生を歩んでいきたいのかを丁寧に考える瞬間にすべきだと僕は考えています。

たしかに内定が出たら安易に「もうその企業で良いか!」となりますよね。でも入社先を決めることは、幸福度の大部分を決めることにも繋がると思うので、じっくり考えることにします。

就活であっさり内定が出ない人の特徴と対策

この章では、ここまで解説してきた「就活であっさり内定が出る人」と反対に、内定が出ない人の特徴について見ていきたいと思います。

またそれぞれごとに脱却するための対策も見ていきましょう。

僕が見てきた中で、内定がなかなか出ない人の特徴としては以下の3点が挙げられます。

【就活であっさり内定が出ない人の特徴】

  • 倍率が高い企業ばかりエントリーしている
  • 企業選びの精度が低い
  • 自己理解が浅い

①倍率が高い企業ばかりエントリーしている

まず倍率が高い企業ばかりエントリーしている人は、なかなか内定が出ません。

これは当然の話で、企業ごとに内定を獲得する難易度に天と地の差があるんですよね。

企業によっては「新卒なら誰でも良いから入社してくれ」というところもありますから。

倍率が高い企業にエントリーすることも大事ですが、同時に、就活生からの知名度が低く、倍率は低いけど自分にぴったりな企業にもエントリーすることが就活では非常に重要になってきます。

②企業選びの精度が低い

次に内定が出ない人の特徴としては、企業選びの精度が低い傾向が見られますね。

企業選びの精度が低いとは、要するに自分の性格や長所・短所、価値観に合わない企業ばかり受けてしまっているということです。

例えば、僕はワイワイ仕事するのが好きなタイプなので、受ける企業も「社員が明るい会社」や「和気あいあいとしている会社」を受けるようにしていました。

(このあたりはブラック企業の求人の宣伝文句でもあるので注意が必要ですが、社訓に明るさや社員同士のコミュニケーションを大事にする記載があるところは、本当にそれらを大事にしている可能性が高いと判断していましたね)

求人だけでは自分との適性の高さを判断するのは難しいかもしれないですが、会社説明会で話を聞くと、自分に合う合わないが掴めてきます。

その時に「なんとなく合わなそうだな」という感じがすれば、その直感は正しいことも多いので、受けないようにしたりと企業選びの精度を高めることは内定の獲得において重要になってきますよね。

(他にも例えば、面接官の態度が悪い企業は自分には合わないな、というように自分なりにどんな会社が合う合わないを考え続けることを僕は大事に就活してましたね。)

③自己理解が浅い(自己分析に時間をかけていない)

最後、なかなか内定が出ない人の特徴としては自己理解が浅いです。

これは何度もこの記事で話してきたとおりで、自己理解ができていない人はエントリーシートも魅力的に書けないし、ましてや面接で自分語りすることができません。

そもそも質問される度に、自己理解ができていないと回答が遅くなります。その場で考える必要があるからです。

自己理解ができていない就活生を面接官は分かります。

なぜなら自己理解ができている人と、できていない人とでは回答スピードも、回答に対する自信のある態度も全然違うからです。

自己理解が浅いという自覚がある人は、徹底的に自己分析をしてください。

そうしないといくらエントリー数を増やしたところで、選考で落ちて非効率なので。

これらの特徴に思い当たる点があれば改善することで、内定を獲得できる可能性を大幅に上げられそうですね!

就活であっさり内定が出ることに関連した質問

この章ではここまでの解説で答えられなかったけど、よく聞かれる質問に回答していきます。

自分が持っていた疑問があれば、ここでクリアにしておきましょう。

質問① 就活は内定1社で終わりでも良いですか?

就活は内定1社獲得すれば終わりで良いですか?複数の内定を獲得するべきでしょうか?

内定先を分析して、納得できる労働条件や事業であれば問題ないです。

しかし、企業分析を全くせずに内定を獲得したからその企業に決めるというのは安易なので、内定先の分析を徹底するようにしてみてください。

質問② 就活で適当にエントリーして受かったのですがそれで良いですか?

就活で適当にエントリーした企業が受かりました。その企業に入社すれば良いですか?

結論、適当に選んだ企業でも、内定獲得後に企業分析して「自分に合う企業だ」「この企業なら入社したい」と思える企業なら問題ないです。

しかし、適当に選んだ企業が自分に合うかどうか、それだけだと完全に運になってしまるので、入社後のギャップを作らないよう企業分析を徹底してくださいね。

質問③ 就活は適当でもなんとかなるのは本当ですか?

就活は適当でもなんとかなると先輩から聞いたのですが、本当ですか?

途中でも解説したとおり、企業によって倍率は大きく異なります。

よって内定を獲得する難易度は企業によって、天と地の差があるわけです。

「就活は適当でもなんとかなる」と言う人は、倍率が非常に低く、簡単に受かる企業だけにエントリーして、たまたまその企業に入社したら自分に合っていただけなんですよね。

よって適当でもなんとかなるかどうかは、自分が選ぶ企業の倍率によって変わってきますよ。

質問④ 就活は楽勝だったと言う人がいるのはなぜですか?

先輩が就活は楽勝だと言っていたのですが本当ですか?楽勝ではないと思うのですが、楽勝だと言う人がいるのはなぜでしょうか?

こちらも先の質問と同様に、「就活は楽勝だ」という人は、たまたま自分に合った企業を選ぶことができて、たまたま評価されて内定を獲得できた可能性が高いです。

倍率が高い企業を狙ったり、丁寧に企業選びや選考対策をするなら、楽勝とは絶対に言えないんですよね。

就活は勝ちか負けかのゲームではないので、そこで得られる知識、経験、スキルも有益です。

よって楽勝と言わず、苦労することで得られるものは沢山ある。

就活を楽勝だという人の声には、耳を貸さないことを僕はおすすめします。

質問⑤ 1社目で内定が出た場合に就活を終えるべきか?

選考を受けた1社目ですぐに内定が出ました。他の企業の選考は辞退して、もう就活を終えても良いでしょうか?

就活は受けた企業の倍率や、自身との適性によって内定が出る確率は大きく変わります。

よって1社目からすぐに内定が出るケースがあるのですが、1社目ですぐに内定が出て、すぐに就活を終えてしまうのは危険です。

どうしても就活を「作業」や「義務」だと考えていると、いかに早く就活を終えるかという点に目がいきがちですよね。

ここの確認が甘い人が多いので、入社後にギャップが生じてすぐに辞める人が続出するんですよね。

そうなると、結局また転職活動をしないといけないし、キャリアに傷が付くことになります。

よって1社目で内定が出た場合、その内定先の企業分析を更に踏み込んでおこなってください。

具体的に僕がおすすめしているのは、内定先の自分が就く職種の社員さんに話を聞く機会をもらうことです。

やっぱりそこで働いている人の生の声が最も参考になるので、人事にお願いして社員さんと話す機会をもらいましょう。

正直、それを断られる会社はそもそも微妙だと思いますね。

良い会社はミスマッチを嫌うので、そういったお願いに対して真摯に対応してくれるケースが多いです。

内定獲得後なので、社員さんから残業時間やその会社のきついところなど、ネガティブな話を聞けるのも良いですよ。

1社目で内定が出たことに満足して、内定先の研究を投げ出すのは非常に注意が必要だと、ここでは押さえておいてください。

更に詳しくは下記の記事で解説しているので、1社目でなくとも早めに内定が出た人は絶対に読んでくださいね。

» 【就活は1社目で内定は出る?】1社目から内定を獲得する秘訣5選!

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

この記事を書くために3日間、毎日5時間カフェにこもって書き続けました。

1つでも読んで良かったと思ってもらえるような情報を提供できたら嬉しく思います。

就活は正解がなく、どんな企業にエントリーするか、どんな動き方をするかで難易度は大きく変わってきます。

よってあっさり内定が出る人もいれば、なかなか内定が出ない人もいる。

そもそも他人と比較すべきものではないんですよね。

ですが、なかなか内定が出ない場合はその原因を考え、改善のための行動をすることは重要です。

ぜひこの記事を読んで改善点が見つかれば、行動に移してみてください!

以上!就活マンでした!

【本記事の要点まとめ】

  • 就活であっさり内定が出ることはある
  • 就活であっさり内定が出る理由としては、倍率が低い企業を受けていたり、普段から自己分析ができていて自己理解が深い場合など様々な理由がある
  • 就活であっさり内定が出ることは正解ではなく、内定先が本当に自分に合うかどうか再確認する時間を設けることが重要である
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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