案件の約8割は大手保険会社という信頼度の高い安定経営

同社の取引先はアフラックやアクセンチュア、NTTコムウェアなど日本を代表するような大手企業が中心です。

中でも保険業界大手のアフラックとは、1997年の創業から20年以上にわたって継続的に取引しており、同社が手掛ける案件の8割程度が大手保険会社関連のものとなっています。

こうした継続的な取り引きにより、生命保険業界を中心とした豊富なノウハウが蓄積されていることが同社の強みです。

また、大手保険会社が案件の大半を占めているということは、それだけ安定的な需要が見込めるため、信頼度の高い安定経営を実現できるのです。

【リラックスして働ける】服装自由でフリーアドレスのオフィス

同社ではTシャツやジーンズ、スニーカーでの勤務を許可する「フルカジュアル制度」を導入しているため、スーツを着ている社員はいません。

また、オフィスでは社員が選曲した有線放送のBGMを流しているほか、一人ひとりの作業スペースも広く、フリーアドレスなので好きな場所で仕事を進めることもできます。

リラックスできる環境の中で、本来の業務に集中することができるのは、同社ならではの魅力だと感じました。

社内は年齢層の幅があるサークルのような雰囲気

採用担当の方いわく、社内は”年齢層の幅があるサークルのような雰囲気”になっているそうです。

実際、新入社員と20年目のベテラン社員が二人でランチに行くなど、年齢や立場にとらわれない関係性があるとのこと。

また、ほとんどの社員が新卒採用で入社しているため、新入社員の苦労や難しさに対する理解も深く、親切な先輩社員が多いことも居心地の良さにつながっています。

このほか、コロナ流行初期の外出制限や食品の品薄状態が続いた時期には、社長や社員同士で助け合って乗り切るなど、お互いを支え合う関係性も社内に生まれています。

【月平均残業9時間】固定残業時間を超えることは稀

同社では固定残業制度（法定残業11時間分、法定外残業28時間分など）を取り入れていますが、この固定残業時間を超えることはほぼありません。（万が一超過した場合は別途支給）

たしかに月間平均残業は約9時間なので、超えていませんよね。

もちろん案件によっては忙しくなる時期もありますが、稼働が上がった場合、その都度チームで改善策を話し合うことで残業抑制に努めているとのこと。

また、在宅勤務制度（7〜8割程度の社員が利用）や時差出勤制度、早退制度（2週間単位で労働時間を確認し、基準を超えた場合は早退できる）といった仕組みを利用することで、働きやすい環境づくりに注力しています。

【ゼネラリストになれる】小規模ならではの成長スピード

同社は社員60名程度の小さな会社なので、一人ひとりの社員が担当する業務の幅は広く、一年目からいろんな経験を積むことができます。

また、早い段階からお客様との打合せに参加するなど、上流工程も経験できるので、他社の新入社員に比べても成長スピードが非常に早いとのこと。

加えて、同社では失敗してもいいからチャレンジすることを大切にしているため、裁量権を持ちながら挑戦する機会も多く、この点も成長を促す要因の一つになっています。

幅広い経験やスキルを磨くことで、マルチにいろいろなことができる人材、いわゆるゼネラリストとして活躍したい人にとって、同社の成長環境は最適だと編集部は感じました。

ITだからといってパソコンと向き合い続けるだけではない

ホワイト企業ナビ編集部では、入社後のミスマッチを生まないよう、合わない人の特徴などネガティブ面も隠さずお伝えします。

まず、同社ではチームワークやコミュニケーションは不可欠です。

IT企業と聞くと、パソコンで作業し続けるイメージを持つ人も多いですが、実際は常にチームで案件を動かすため、社内外を含めたコミュニケーションは必ず必要になります。

また、小規模だからこそ一人ひとりが主体的に動くことが求められるため、言われたことを淡々と進めていくような”指示待ち”で仕事を進めていきたい人にとっては、合わない環境です。

編集長あとがき

同社は大手企業中心の取引に加え、大手保険会社との長期的な取引によって蓄積された豊富なノウハウなど、独自の強みを有しています。

また、服装自由やフリーアドレスオフィスなど、社員がリラックスしながら働ける環境づくりにも注力していますよね。

このほか、社員さんのエピソードからもわかるとおり、社員同士の関係性や社内の雰囲気も非常に良好なものになっています。

信頼度の高い安定経営と、リラックスしながら働ける居心地の良い環境、この両方を兼ね備える点こそ、同社ならではの魅力だと感じました。