伊藤忠グループの食ビジネスを担う国内トップクラス食品商社

ホワイト企業ナビ編集部です。
まずはじめに、株式会社日本アクセスの事業内容をお伝えします。

同社は伊藤忠グループの食ビジネスを担う総合食品卸企業であり、日本全国の食品をスーパーやコンビニといった小売業や外食企業などに供給しているほか、物流サービス・商品開発・マーケティングなど、食の分野でさまざまな事業を展開しています。

伊藤忠のネットワークと業界最大規模を誇る国内物流網を活かし、国内外の原料や加工食品の調達、食に関する新規ビジネスの立ち上げ、グループ全体による食品流通事業の安定・発展など、幅広い食ビジネスを手掛ける食品商社のリーディングカンパニーです。

【盤石の経営基盤】売上高・経常利益ともに業界トップクラス

伊藤忠グループという経営基盤はもちろん、食品流通という絶対に需要がなくならない安定業界において、以下のような強みを活かすことで、コロナ禍でも経常利益・売上高ともに過去最高実績を残すなど、まさに同社は安定企業といえます。

◯業界トップクラスを誇る実績
売上高2兆1,976億円（2022年度/連結）、経常利益261億円（2022年度3月期）はいずれも業界トップクラスの実績であり、経常利益は過去7年間にわたって業界1位を誇ります。

◯最大の武器は「全温度帯流通機能」
全国525の拠点に加え、ドライ（常温）・チルド（冷蔵）・フローズン（冷凍）の3温度帯の食品を全国に届けられる「全温度帯流通機能」によって、取引メーカー数約1万社・得意先約2,000社など、食品物流インフラ国内ナンバーワンの規模を誇っています。

◯伊藤忠グループの調達力
世界に張り巡らせた伊藤忠グループの調達力を最大限に活かすことで、季節限定を含めて約70万アイテムの取扱い商品を有しています。

【仲間意識が高い】社員同士のつながりづくりを重視

同社では新入社員研修やフォローアップ研修を宿泊型にするなど、ヨコのつながりづくりを大切にしているため、同期同士の絆も深く、一緒に旅行に行く社員もいるそうです。

また、相談すれば仕事の手を止め、真摯に話を聞いてくれるなど、人当たりのいい社員ばかりなので、先輩とのタテのつながりも生まれています。実際、中途入社した方や他社の方からも「人当たりがよく接しやすい人が多い」と、よく言われるとのことでした。

過去の震災時に緊急稼働が必要となった際、国内の食品物流を守るために全国から社員が集まって被災地で対応するなど、非常に仲間意識の高い組織となっているのも、上記のようなタテ・ヨコの強いつながりがあるからこそであり、非常に魅力的な組織だと編集部は感じました。

【変革と挑戦】目指しているのは”断トツの食品総合卸企業”

「断トツの食品総合卸企業」
これは同社が目指している姿です。2023年10月に30周年を迎え、すでに食品流通業界の中でトップクラスの実績を残していますが、現状に満足することはありません。

コア事業である卸売事業にしっかりと軸足を置きつつ、変革と挑戦をテーマに掲げ、単にモノを卸すだけでなく、同社独自の価値を創り出し、価値・サービスを提供する「卸」企業への進化を目指し、邁進しています。

この”変革と挑戦”は社内全体にも浸透しているため、若手のうちから責任のある仕事を任されるほか、業績評価に加え、挑戦に対する評価項目も導入するなど、結果だけでなく、挑戦する姿勢もしっかりと評価してもらえる企業です。

安定で充実した福利厚生や補助制度が魅力的

同社には安定で充実した福利厚生や補助制度が用意されています。
特に、住宅関連の手当や補助制度は非常に魅力的です。

また、働き方に関して、食品流通業務の中でどうしても残業が増える時期はありますが、残業の管理体制を整えるなど残業時間を”見える化”することで、無駄な残業が生まれないように注力しているとのことでした。

＜住宅関連の手当・補助制度＞
借上社宅制度（自己負担10,000円 年齢や世帯状況により変動あり）/ 住宅手当（10,000円〜42,000円）/ 単身赴任手当 / 単身赴任帰省手当 など

食品流通のプロを目指し多種多様なキャリアが広がる総合職

総合職コースはジョブローテーションを踏まえ、社内のさまざまな部署や仕事を経験し、食品流通のプロを目指してもらうコースとなります。配属される職種は以下のとおりです。

なお、配属や職種については、入社前にそれぞれの今後のキャリアなどをしっかり話す個人面談を行い、適性なども含めて総合的に判断しているとのことでした。（新入社員研修後、入社1年半までは物流組織へ配属。その後、再度個別面談を行い、各部署へ再配属）

◯物流
倉庫内の商品の在庫の数をデータ上でコントロールする受注発注業務。物流センターの立ち上げ、配送物流網を構築するロジスティクス事業といった食品流通の基礎となる仕事です。なお、倉庫内での仕分け作業やトラックの運転は外部の物流業者に委託しているため、行うことはありません。

◯営業
担当の得意先（小売業・外食企業等）に対して、商品の提案や売り方の提案を行い、お客様の売り場全体をトータルコーディネートする仕事です。得意先の規模や業態によって提案内容や担当する食品カテゴリーなど、営業スタイルは多岐にわたります。

◯その他
マーケティング / 商品開発 / EC営業 / ICT / 人事・総務 / 財務経理 / 食品安全管理 など

同期との”ヨコのつながり”が生まれるのが心強い

入社後の教育研修については以下のとおりです。なお、同社では同期との”ヨコのつながり”づくりを重視しているため、複数回にわたって宿泊型の研修を導入しています。

＜内定者事前研修＞
事業内容の学習・先輩社員との交流などを通じた会社理解のほか、内定者同士の交流を図ることで同期の絆を深めることを目的に、内定式を兼ねて1泊2日で開催しています。

＜新入社員研修＞
各種講義やビジネスマナー、グループワークなどを通じて社会人基礎力を身につけるほか、事業内容・組織・制度への理解を深めるための研修です。（宿泊型で10日間程度）
※終了後に各拠点に配属

＜メンター制度＞
新入社員一人に若手社員一人がメンターとして就き、定期面談を通してキャリアプランの醸成や、日々の不安払拭に努めることで、入社後の個々にあった成長に寄与しています。

＜各種研修・自己啓発支援制度＞ ※一部抜粋
・フォローアップ研修（1年目の秋ごろに同期全員で集まり、宿泊型で開催）
・通信教育講座（毎年200以上を開講、受講料の一部（最大90%）を会社補助）
・その他（階層別自己啓発・ビジネス系自己啓発・ワークライフバランス面談など）

【家族に誇れる仕事】日本の食インフラを支えるというやりがい

同社は国内トップの実績と規模を持つ食品商社のリーディングカンパニーであり、幅広い食ビジネスを通じて、日本の食インフラを支えています。それだけ責任も大きいですが、この分野で万人に自分たちのサービスを提供できるのは、同社ならではのやりがいです。

また、スーパーやコンビニに自分が携わった商品が並んでいるため、普段の生活の中でも仕事の成果を実感する機会がたくさんあるそうです。自分の周りにいる大切な人はもちろん、多くの人の何気ない日常を支えているのだと、家族に誇れるのは素晴らしいですよね。

このほか、商社ということもあり、どの職種においてもさまざまな立場の人と一緒に仕事を進めていくため、コミュニケーション能力や周囲を巻き込む力、情報をキャッチしてアウトプットする力など、市場価値の高い人材に成長できるのも、同社で働く魅力の一つです。

日本アクセスで働く上で理解しておくべきこと

ホワイト企業ナビ編集部では、この求人を見た人が入社後に「イメージと違った」というミスマッチを起こさないよう、合わない人の特徴等についても隠さずお伝えしています。

同社の場合、新卒社員には幅広い経験を積み、将来的にリーダーとして活躍してくれることを期待しているため、入社後は全国転勤やジョブローテーションがあります。

もちろん本人の希望ややりたいことなどもしっかりとヒアリングしていますが、特定の分野だけに携わりたい人、やりたいことが限定的な人とはミスマッチになるかもしれません。

このほか、同社では食品などを扱う仕事内容の特徴もあるため、対面でのコミュニケーションを重視している点については、事前に知っておいてほしいとのことでした。

編集部が考える日本アクセスのホワイトポイント

今回の取材を終えて、ホワイト企業ナビ編集部が感じた株式会社日本アクセスのホワイトポイントは以下の2点です。

①盤石の経営基盤と実績を持つ”本物の安定企業”
伊藤忠グループという経営基盤やネットワーク・調達力に加え、業界最大規模の国内物流網や全温度帯流通機能といった独自の強みによって、業界トップクラスの実績を誇っており、コロナ禍でも過去最高実績を残すなど、不況にも強い”本物の安定企業”である点は、まさにホワイトポイントです。

②特徴的な関係性×充実した福利厚生
社員同士のタテ・ヨコのつながりが濃く、仲間意識が高いという特徴があるほか、充実した福利厚生なども用意されており、全員が居心地の良さを感じながら働ける環境が整っている点は、同社ならではのホワイトポイントだと感じました。

以上の2点こそ、ホワイト企業ナビ編集部が感じた同社のホワイトポイントになります。「日本の食生活を支えたい人」「食品流通のプロになりたい人」「断トツの食品総合卸企業を一緒に目指したい人」にこそ、ぜひ注目してほしい企業です。