今回の記事では、冬採用の面接でよく聞かれる質問や面接前の準備についてバシッと共有していきます!
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それでは本題に入っていきますね!
就活生の中には「面接が苦手」「いつもうまく答えられない」と悩んでいる人もいるかと思います。
実は、面接にはよく聞かれる質問があり、その対策をしておくだけで通過率がぐっと上がるんですよ!
今回は、特に面接が重要な冬採用にスポットを当て、面接でよく聞かれる質問や面接を受ける前にしておくべき準備を解説します。
面接が苦手な人や冬採用で一発逆転を狙う人はぜひ参考にしてくださいね。
目次
冬採用は面接が非常に重要です
就活ではどの時期でも面接が判断材料のひとつになりますが、その中でも冬採用は特に面接が重要です。
ESや筆記試験がなくいきなり面接というパターンも多いため、面接の評価さえ良ければ案外あっさり内定を貰えるんですよね。
では、なぜ冬採用では他の時期と比べて面接が重視されるのでしょうか?
企業側も採用に焦っていて面接での印象次第ですぐに内定が出るから
冬採用は就活生だけでなく企業もタイムリミットに追われているので、採用期間を短くするためにESや筆記試験を省略することも多いです。
なぜ選考期間を短くしたいのかというと、新年度までに採用人数を集めなければ労働力が足りず仕事が回らなくなってしまうからです。
また、卒業ギリギリでは研修の準備や次の年度の採用準備が遅れてしまうため、できるだけ早く内定者を決めてしまいたいと思っているんですよね。
なので、ESや筆記試験なしでいきなり面接をして、印象が良ければすぐに内定が出ることも多いんですよ。
春採用や夏採用のように多様な選考方法を実施する余裕がない分、冬採用では面接が重要視されやすいということです。
面接で志望度の高さを伝えることで内定辞退しない人材だと思ってもらえるから
冬採用では、他の時期と比べて「内定を出したら確実に入社してくれるかどうか」が重視されます。
というのも、先程説明したように冬採用では企業側も人材確保に焦っているからです。
春採用や夏採用では応募者が多く時間もたっぷりあるので、「どんな能力をもっているか」「社風にマッチするか」などさまざまな視点でじっくり内定者を選び抜きます。
一方冬採用では、内定辞退者が出ると追加採用をする時間がないので「志望度が高く内定辞退をしない人材」が優先的に選ばれるんですよね。
なので、面接で志望度の高さを伝えればそれだけで内定獲得にぐっと近づけるんですよ。
冬採用は選考フローがシンプルになる分、面接での印象がダイレクトに内定を左右するんですね!
冬採用の面接でよく聞かれる質問【8問】
先程説明したように冬採用では面接の評価が特に重要なので、内定獲得のためには面接をメインに対策すべきでしょう。
ですが、「そもそも面接が一番苦手」「うまく答えられる自信がない」という人も多いと思います。
そんな人はあらかじめ想定される質問の答えを準備しておくのがおすすめです。
そこで次に、冬採用の面接でよく聞かれる質問を8つ紹介します。
これらの質問の回答を準備しておくだけでも、面接はスムーズに進みますよ。
【冬採用の面接でよく聞かれる質問】
- 1分間で自己紹介をお願いします
- 志望動機を教えてください
- 自己PRをお願いします
- 学生時代に最も打ち込んだことは何ですか?
- 他の企業の選考状況を教えてください
- 弊社から内定が出たらどうしますか?
- この時期まで就活を続けている理由はありますか?
- 最後に何か質問はありますか?
質問① 1分間で自己紹介をお願いします
面接の序盤では、「1分間で自己紹介をしてください」と言われることがあります。
この質問の意図は、「ざっくりと就活生の特徴を知りたい」「緊張をほぐしてありのままの自分を話してほしい」の2つ。
なので、堅苦しく考えてアピールしようとせず話しやすい雰囲気作りに徹するのがおすすめです。
たとえば、趣味や最近あったできごと、自分の性格についてユーモアを含めて話すと、和やかな雰囲気になってその後の面接も話しやすくなりますよ。
1分の目安は300文字程度ですが、緊張すると話す内容を忘れたり早口になったりしやすいので、200〜250文字にしてゆっくり話してくださいね。
回答例
はじめまして、〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇(氏名)と申します。
私の趣味は雑草観察です。よく雑草図鑑を持って散歩しているので、街中でよく見かける雑草なら大抵名前がわかります。だからといって特に役立ったことはないのですが、季節の変化を感じたり新しい発見があったりと生活の癒しになるので趣味としておすすめです。
今日は面接ということで少し緊張していますが、ありのままの自分をお話できればと思っています。短い時間ですがどうぞよろしくお願いいたします。
質問② 志望動機を教えてください
志望動機は面接で最も重視される質問なので、必ず回答を準備しておいてください。
企業が志望動機を聞く理由は、志望度の高さと入社後にやりたいことを知るためです。
志望動機を答えるときのポイントは、「なぜその業界なのか」「その中でもなぜその企業なのか」を明確にすること。
これがはっきりしていないと、「どこでもいいから内定が欲しいだけ?」「うちじゃなくても良さそう」と思われてしまうんですね。
なので、「絶対にこの企業じゃなきゃダメなんです!」という思いが伝わる文章を心がけてください。
「結論→なぜその業界なのか→なぜその企業なのか→入社後にやりたいこと」という流れで話すとわかりやすい志望動機になるのでおすすめですよ。
回答例
私が御社を志望したのは、化粧品業界の中でも高級志向にこだわった商品展開をしている点に惹かれたからです。
私はもともと自分に自信がなく、コミュニケーションも得意な方ではありませんでした。
しかし、大学生になって化粧をするようになり、周りから「きれいになったね」「明るくなったね」と言われ自分に自信が持てました。
このような経験から、「化粧品は見た目だけでなく内面にも影響を与えられるもの」と感じ、化粧品業界に興味を持ちました。その中でも御社を選んだ理由は、高級志向で対面販売をメインにしているからです。一般販売と違いお客様からのフィードバックを得やすい環境なので、「多くの人に化粧品を通して前向きになって欲しい」という私の目標を達成するのにぴったりだと考えました。
ぜひ御社に入社して、お客様の人生を変えられるような新しい化粧品の開発に励んでいきたいです。
質問③ 自己PRをお願いします
自己PRとは、「自分にはこんな強みがあります」「採用するとこんなメリットがありますよ」とアピールするものです。
なぜ企業が自己PRを求めてくるのかというと、就活生の強みを知り自社に貢献できる人材かどうかを確認したいからなんですね。
また、自分という商品を売り込む営業力があるかどうかを確認する意味も含まれています。
なので、自己PRでは「自分の強みは何か」「それがどのように役立つか」の2点を明確に話してください。
このとき、強みを裏付ける具体的なエピソードがあると説得力が増すのでおすすめですよ。
回答例
私の強みは初めての環境でも恐れずに挑戦できるチャレンジ精神です。
私は大学1年生のとき、「大学生の間に何か新しい経験をしたい!」と思い、約1ヶ月間オーストラリアに短期留学しました。当時私は海外に行った経験がなく英語も苦手だったのですが、「今しかできない!」と思いアルバイトで留学費用を貯めました。
実際に行ってみると言葉や文化の壁を感じることも多かったのですが、ホストファミリーやクラスメイトともすぐになじむことができ、充実した時間を過ごせました。
このように私は、普段とは違う環境でも前向きに考えられ、新しいチャレンジをするのがモチベーションになる性格です。社会人になったら初めての連続だと思うので、持ち前のチャレンジ精神を活かして新規事業にもどんどん挑戦したいと思います。
質問④ 学生時代に最も打ち込んだことは何ですか?
通称「ガクチカ」とも言われる質問ですね。
この質問の意図は、就活生がどんなことに興味関心を持ち、物事に対してどんな考え方をするのかを知ること。
なので、「何に打ち込んだのか」についての詳細ではなく、「なぜそれに打ち込んだのか」「その結果どうなったのか」「それを通して何を感じたのか」を中心に話してください。
ちなみに、この質問を通して企業は輝かしい功績のある学生を選ぼうとしているわけではないので、「何かすごい経験を言わなければならない」と思う必要はありません。
エピソード自体は日常のささいな習慣でも何でも良いので、いかに深掘りするかに注力してくださいね。
回答例
私が学生時代に最も打ち込んだのは料理です。大学入学と同時に1人暮らしを始めたのですが、最初はまったくと言っていいほど料理ができませんでした。外食やコンビニばかりになってしまっていたので、健康増進と生活費節約のために「週4日は自炊する」というマイルールを決めました。
最初は料理本を見てもうまくいかないこともありましたが、前回の失敗を踏まえて改善することによってどんどん腕前が上達しました。今では一般的な家庭料理なら大抵作れますし、外国の郷土料理を作ったり珍しい食材を使ったりすることもあります。
社会人になるとより一層健康管理が大切になると考えています。学生生活で培った料理スキルを活かして、今後も健康作りに努めていきたいです。
質問⑤ 他の企業の選考状況を教えてください
他の企業の選考状況について聞かれることもあります。
(特に冬採用は企業側も焦っているので!)
この質問には、「どんな軸で企業を選んでいるのかを知りたい」「志望度の高さを確認したい」という意図が含まれています。
要するに、「内定を出したら本当に入社してくれるんですか?」「本命は他にあるんじゃないですか?」と聞かれているんですよね。
答え方としては、他に受けている企業を正直に答えつつ「でも、ここが第一志望ですよ!」と伝えるのがベスト。
なぜなら、企業側もある程度就活生の事情を理解しているはずなので、「ここしか受けていません!」と嘘をついても見透かされる可能性があるからです。
しかし、だからといって「他にもA社とB社も受けていて、御社は第二志望です!」とバカ正直に答えても確実に落とされます。
なので、他に受けている企業があれば正直に答え、最後に志望度の高さを示してくださいね。
回答例
御社の他に、〇〇社と〇〇社の面接を受ける予定です。〇〇業界に強く興味があるので、そこを中心に就職活動を進めています。複数社にエントリ―しておりますが、最も惹かれているのが御社なので本日は全力で臨ませていただいております。
質問⑥ 弊社から内定が出たらどうしますか?
この質問は、春採用や夏採用でも聞かれることがありますが、冬採用ではより重要度の高い質問と言えます。
なぜなら、先程説明したように冬採用では「絶対に内定辞退をしない人」が求められるからです。
春や夏だったら「内定辞退されるかもしれないけどすごく優秀だから採用してみよう」という選択肢もあるんですが、冬採用はいくら優秀でも志望度が低ければ選ばれないんですよね。
なので、この質問には「内定が出たら就活を終了します!」と言い切ってください!
そうすれば「確実に入社してくれる人材」と思われ内定獲得にぐっと近づきます。
内定が出ても就活を続けたいときは?
「内定が出たら就活を終了します」と言い切るべきだと説明しましたが、実際は就活を続けたいと思っている人も多いですよね。
では、そんなときはどうするべきなのでしょうか?
答えは、「内定が出たら就活を終了しようと考えています」と伝えること!
春採用や夏採用と違って冬採用は時間がないので、リスクを冒してまで志望度が低い人を選ばないんですよね。
なので、たとえ本音は「まだ入社するか分からない」であっても正直に答えない方がいいと思います。
「〜と思います」「〜と考えています」と語尾を譲歩表現すれば、現時点での考えということになるので嘘にはならないですからね。
質問⑦ この時期まで就活を続けている理由はありますか?
これは冬採用ならではの質問と言えますね。
(内定がひとつもない人にとってはグサッとくる質問ですね。)
企業がこのような質問をしてくる理由は、就活が長引いている原因を就活生自身が把握しているかどうかを確認するためです。
社会人になると失敗は付きものです。
そんなとき、失敗の原因を探らず改善に努めない人はいつまで経っても成長できません。
なので、企業は「自分を客観的に評価し改善に努められる人材かどうか」を確かめたいんですよね。
この質問に答えるポイントは、うまくいかなかった原因と改善のために努めていることを明確に答えることです。
(言いにくいかもしれませんが、曖昧な答えで受け流すと印象は悪くなります!)
自分に足りなかったものや他の就活生とは違ったところ、そのために努力していることをはっきり話してくださいね。
回答例
私がここまで就活を続けているのは、まだ志望する企業からの内定をいただけていないことが原因です。内定が出なかった原因については、自己分析がしっかりできておらずネームバリューやフィーリングだけで企業を選んでしまっていたことだと考えています。「何となく」選考に進んだ企業も多かったので、内定がでなくて当たり前だったかもしれません。
この反省点を踏まえ、現在は徹底的に自己分析をしてどんな企業が自分に合うのかを考えるようにしています。つまづいてしまった分、自身の強みや将来の目標についてじっくり考えることができたので、自分にとっては良い機会だったと前向きに捉えています。
質問⑧ 最後に何か質問はありますか?
いわゆる逆質問ですね。どこの企業でもだいたい聞かれます。
逆質問をしてくる意図は、「就活生の疑問や不安をここで解消しておきたい」「積極性や自社への興味のある人材か知りたい」の2つ。
就活生にとっては不明点をクリアにする貴重なチャンスなので、企業研究や求人票で分からないことがあれば事前に質問リストを作っておいてください。
ちなみに、「特にありません」とだけ答えるのは志望度が低いと捉えられる可能性があるのでNG。
もし質問したいことがなければ「面接での私の印象はどうでしたか?」「御社で活躍する人はどんな人ですか?」といった質問をすると意欲が伝わるのでおすすめですよ。
あらかじめ質問の答えを用意しておけばスムーズに答えられそう。この8つはしっかり考えておこうかな。
想定されるすべての質問を予測することはできなし、それをするのは非効率だけど、こうした頻出質問だけでも答えられるように事前に考えておくことは有効だよね。
冬採用の面接対策は就活エージェントを利用すると効率的
これら頻出の質問の対策をしても、まだ不安が残るという就活生は就活エージェントを利用するのがおすすめです。
僕が今就活生なら、必ず利用するのがこの就活エージェントですね。
無料で求人の紹介から、エントリーシートの添削、面接対策までしてくれるので利用しない手はない。
特に冬採用では、持ち駒を増やしつつ、同時に面接対策を進める必要があるので、この2つを同時に満たしてくれる就活エージェントの利用価値が非常に高いと言えます。
ちなみに僕がおすすめする就活エージェントは、とにかく大手のサービスであることと、実績があること。
大手じゃないと紹介してくれる求人が少ないし、実績がないような怪しいエージェントは利用するのが怖いですからね。
僕がおすすめの就活エージェントに関しては、ランキング形式にてまとめているのでぜひ参考に。
就活エージェントがオンライン面談を元にして、企業を紹介してくれるサービスですよね。面接対策も一緒に行ってくれるのは冬採用の心細いときには嬉しいです。
冬採用の面接を受ける前にしておくべき準備
ここまで冬採用における面接の重要性やよくある質問を紹介してきました。
ですが、冬採用の面接でバシッと好印象を与えるためにはもうひと工夫必要なんですよ!
そこで次に、冬採用の面接を受ける前にしておくべき準備を3つ紹介します。
【冬採用の面接前にすべき準備】
- 逆質問を事前に3つは用意しておく
- BtoCの企業なら事前にサービスを体験してみる
- 面接に進める企業だけでなく他の企業のエントリーを増やし続ける
①逆質問を事前に3つは用意しておく
面接では必ずといっていいほど「最後に何か質問はありますか?」と逆質問をされますが、冬採用では特にこの逆質問が大切です!
なぜかというと、質の高い質問をすれば「自社に興味を持ってくれている」「志望度が高い
」と評価されるため内定獲得にぐっと近づくからです。
なので、面接前に少なくとも3つは逆質問を用意しておいてください。
このときの注意点は2つ。
「ネットで調べれば分かるような浅い質問をしないこと」と「給料や休日など待遇面ばかりを質問しないこと」です。
自分が面接官だと思ってイメージしてください。
「御社の主な事業内容は何ですか?」「転勤はありますか?」など、企業ホームページや求人票に書いてあるような質問をされたら、あなたはどう感じますか?
「そんなことも調べてないの?」「適当に受けにきただけなんじゃないの?」と思いますよね。
なので、ちょっと調べれば分かるような質問は控え、面接だからこそ聞ける逆質問を用意しておいてくださいね。
②BtoCの企業なら事前にサービスを体験してみる
BtoC企業の面接を受けるなら、事前にそのサービスを体験してみると良いと思います。
なぜなら、サービスを体験した旨を伝えることで志望度の高さを示せるからです。
たとえば、その企業の商品を購入したりアプリを使ったり。
そうすることで、企業は「興味を持ってくれているんだな」と好印象を持ってくれますよ。
ただし、企業は消費者としてのファンが欲しいのではなく一緒に働く人を求めているので、それだけでは不十分です。
質問対策など他の準備をしっかりした上で、話のネタとして持っておいてくださいね。
③面接に進める企業だけでなく他の企業のエントリーを増やし続ける
冬採用では、面接に進める企業だけではく他の企業にもエントリ―し続けることが大切です。
なぜなら、内定を得るにはある程度数をこなすことが必要であり、持ち駒の多さは心の安定につながるからです。
どういうことかというと、就活の面接は「お見合い」のようなものなので相性も大切なんですよね。
いくら自分が気に入って必死にアピールしても「合わない」と判断されることもあるんです。
(言ってしまえば、運もあるということですね。)
なので、不採用になっても次の行動が遅れないように内定を獲得するまではエントリーを増やし続けてください。
持ち駒の多さは心の余裕にもつながるので、その方が結果的にうまくいきますよ。
ちなみに冬採用で持ち駒を増やす方法としては、就活エージェントの利用が最も有効です。おすすめの就活エージェントは「ミーツカンパニー就活サポート」などの大手ですね。
エントリー数を増やして逆質問を用意する、可能ならサービスを利用してみるということですね。
冬採用と他の採用時期の面接の違いとは?
ここまで冬採用でよくある質問や面接準備について解説してきましたが、面接のイメージは浮かんできたでしょうか?
まだまだ不安が大きく、「でもやっぱり就活は苦手」「内定なんてほど遠い…」と思っている人もいるかもしれません。
そんな人のために、改めて冬採用の特徴をまとめておきますね。
ここを押さえておけば、冬採用は「他の時期よりもするべき対策が明確」ということがわかり不安を軽減できますよ。
①選考の進み方が早い(面接回数が少ない企業も多い)
先程説明したように、冬採用は参加する学生数が少なく企業側も焦っているため他の時期よりも選考がスピーディーに進みます。
たとえば、春採用や夏採用ではESや筆記試験、グループディスカッションがあったり3回以上面接を行ったりと内定までの道のりが長いですよね。
一方冬採用は面接が1〜2回であることが多く、ESや筆記試験なしでいきなり面接を受けられる企業も少なくありません。
選考フローが他の時期よりもシンプルなので、その分早く内定獲得まで辿り着けるんですよね。
(早いところだとエントリーから数週間で内定獲得も可能です!)
なので、「内定を貰えるのはまだまだ先…」と不安にならなくても大丈夫なんですよ。
②志望度の高さ=入社意欲の高さをめちゃくちゃ聞かれる
冬採用の面接では、志望度の高さについてめちゃくちゃ聞かれます。
なぜなら、冬採用は企業にとってもラストチャンスであり「この機会に絶対人材を確保しなければ」と焦っているからです。
もし内定辞退されると追加採用を行う時間がないので、「内定を出したら確実に入社してくれるか」が大きな判断材料になるんですよね。
なので、冬採用の面接ではとにかく志望度や入社意欲の高さをアピールしてください。
最もシンプルな方法は「内定が出たら即就活を終了します」と明言すること。
そうするだけで内定獲得にぐっと近づけます。
面接が苦手な人でもこれなら難しくないと思うので、ぜひ試してみてくださいね。
③集団面接が少ない
先程説明したように冬採用は選考フローがシンプルなので、集団面接は他の時期と比べて多くありません。
(参加人数が少ないので、やる必要がないんですよね。)
面接が苦手な人にとって、ぶっちゃけ集団面接って辛いですよね。
人が多いと緊張するし、他の就活生と自分を比べて落ち込むし…。
ですが、嬉しいことに冬採用は集団面接なしでいきなり個人面接のパターンが多いんですよね。
集団面接がなければ、余計なストレスを感じることなく個人面接に集中できます。
なので、これまで集団面接がネックになっていた人でも冬採用では内定獲得のチャンスがあるんですよ!
冬採用だからこそのメリットもあるんですね。他の時期よりも対策すべきことが明確なので、準備も進めやすいですね。
冬採用の面接は通過しやすいのか?
結論から言うと、冬採用の面接は対策次第で非常に通過しやすいです。
なぜなら、冬採用では志望度の高さが重視されるため、そこさえアピールできれば企業からの評価は急上昇するからです。
もう少し詳しく説明しますね。
春採用や夏採用では、多くの選考方法を用いて時間をかけて内定者を選び抜きます。
複数の面接官が「自社の社風にマッチするか」「どんな能力をもっているか」などさまざまな視点で絞り込んでいくため、総合的に優秀な学生ばかりが選ばれてしまうんですよね。
一方冬採用では、優秀かどうかよりも内定辞退をしないかどうかが重視されるようになります。
また、「落とすための面接」から「内定を出すための面接」にシフトしていくのも冬採用の特徴です。
なので、志望度の高さをアピールできれば内定獲得のチャンスは十分あるんですよ。
やるべき対策が明確なので、冬採用は他の時期よりも面接に通過しやすいと言えるんですね。
冬採用って難しいイメージでしたがそんなことはないんですね。これを聞いてやる気が出てきました!
本記事の要点まとめ
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
冬採用では面接が特に重視され、志望度の高さが結果に大きく影響します。
なので、面接が苦手でこれまでうまくいかなかった人でも適切な面接対策をすれば内定獲得は難しくないんですよ。
面接対策のポイントは、よくある質問の答えを考えておくこと、志望度の高さを示すこと、逆質問を用意しておくこと。
また、心に余裕を持って面接に臨むためにはエントリーを増やし続けることも大切です。
冬採用だからと焦るのではなく、「冬採用だからこそ通りやすい」と前向きに考えてくださいね。
この記事を参考に冬採用に参戦すれば、きっと就活はうまくいくと思います。
以上!就活ブロガーの就活マン(@shukatu_man)でした!
▼本記事の要点まとめ
- 冬採用の面接ではスタンダードな質問(志望動機や自己PR・ガクチカなど)に加えて、志望度の高さを測るような質問がよくされる。
- 理由としては冬採用で内定辞退されてしまうと、もう人材確保が難しくなってしまうため、内定を出したら必ず入社してくれるような志望度の高い就活生に内定を出したいと企業が考えているから。
- よって質の高い志望動機を考えることを始めとして、その会社からの内定がでたら就活を終了することを伝えたり、面接後にお礼メールを送ったりと、とにかく志望度の高さを示すことに尽力することが重要となる。
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