【冬採用での企業の探し方10選】超効率的な探し方!

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この記事では、冬採用での企業の探し方と企業を選ぶポイントをバシッと解説していきます!

求職者のみなさん、こんにちは!

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それでは本題に入っていきますね!

就活生の中には、冬採用について「ブラック企業しか残っていないんじゃ…」「穴場企業を見つけるにはどうすればいいの?」と思っている人もいるかと思います。

冬採用は秋までと比べて求人数が減りますが、ブラック企業ばかりということはありません。

この記事では、冬採用での企業の探し方やポイント、探した後の動き方について詳しく解説します。

ポイントを押さえて適切な方法で探せば、冬採用でも自分に合う企業を見つけられますよ。

そもそも冬採用とは?

冬採用とは、12月から卒業する3月までの期間に実施される採用活動のことです。

明確な定義があるわけではないのですが、夏採用や秋採用と区別する言い方として「冬採用」という言葉が使われることがあるんですね。

冬採用の特徴は、他の時期よりもスピード感が早いこと。

参加する学生数が少なく企業側も焦っているため、面接が1〜2回しかないことも多いんですよね。

(春・夏採用だと面接は3~4回。)

早いところだと応募から数週間で内定を獲得することも可能なんですよ!

なので、冬採用に参戦するならスピード感を意識して複数社を平行して進めることが大切です。

冬採用はブラック企業ばかり?

冬採用というと「人気のない企業ばかりでまともな企業は残っていない」と思う人も多いですよね。

しかし実際は、ブラック企業しか残っていないということはありません。

というのも、「何らかの事情で秋まで就活ができなかった優秀な学生を狙いたい」という理由であえて冬採用を実施する企業も存在するからです。

たとえば、公務員試験に専念していた学生や夏頃まで留学していた学生など。

なので、冬採用は「仕方なく採用を続けている人気のない企業」ばかりではないんですよ。

上手く探せば大手のグループ企業や隠れホワイト企業に出会うことも可能です。

冬採用でもまだまだチャンスはあるということですね!それなら少し安心です!

冬採用での企業の探し方【10選】

冬採用は他の時期と比べ求人数が少なくスケジュール感が早いので、いかに効率的に企業を探せるかが内定獲得の鍵になります。

では、企業の探し方にはどんな方法があるのでしょうか?

ここでは冬採用でのおすすめの企業の探し方を10個紹介します。

この中から自分ができそうな方法を組み合わせると効率良く自分に合う企業を探せますよ。

【冬採用での企業の探し方】

  1. 就活エージェントからの求人の紹介と推薦を受ける
  2. マイナビを中心とした大手求人サイトを利用する
  3. 中小規模の合同説明会に参加する
  4. 逆求人サイトに登録してスカウトを受ける
  5. 大学のキャリアセンターにある求人票を確認する
  6. ハローワークで求人票を確認する
  7. 求人検索エンジンを利用する
  8. 口コミサイトから企業を探して直接問い合わせをする
  9. 大学のOBなどの知り合いから紹介してもらう
  10. SNSで検索する

①就活エージェントからの求人の紹介と推薦を受ける

僕が最もおすすめする方法は、就活エージェントを利用することです。

就活エージェントとは、人材会社が提供する無料の就活支援サービスです。

会員登録すると就活生ひとりひとりに担当アドバイザーが付き、面談をもとに希望に合った求人を紹介してくれます。

なぜ冬採用での企業探しに就活エージェントがおすすめなのかというと、その就活エージェントしか持っていない非公開求人や特別選考フローの紹介も受けられるからなんですね。

こういった求人は一般の公開求人と違って不特定多数の学生が利用してくるわけではありません。

ライバルの数が限られてくる分内定獲得の可能性も高いんですよね。

また、ES添削や面接練習などの選考対策も受けられるので、選考通過率のアップも期待できます。

つまり、就活エージェントを利用すれば少ない手間で自分に合う企業を見つけることができ、効率的に内定を狙えるということです。

先程説明したように冬採用はスピード感が大切なので、時間の有効利用という点でも就活エージェントは利用すべきだと思いますよ。

おすすめの就活エージェント

数ある就活エージェントの中でも特におすすめなのが、「ミーツカンパニー就活サポート」と「irodasSALON(イロダスサロン)」です。

(これまで50以上の就活エージェントを見てきましたが、僕が今就活生なら間違いなくこの2つの就活エージェントを真っ先に利用しますね)

これらの就活エージェントは利用満足度が非常に高く、毎年多くの就活生が利用しています。

特別選考ルートを紹介してもらったり質の高い選考対策を受けたりすることも可能なので、冬まで内定が無くて焦っている人にもおすすめですよ。

また、両方ともオンライン面談にも対応しているので地方在住の学生でも利用できます。

この他にもおすすめの就活エージェントを知りたい人はこちらも読んでください。

» おすすめ就活エージェント23選【就活のプロが厳選!】

②マイナビを中心とした大手求人サイトを利用する

就活エージェントに加えマイナビなどの大手求人サイトを利用することも大切です。

というのも、大手求人サイトなら手軽に多くの求人を見て比較できるからです。

冬採用はスケジュール感が早いため、迷っているとあっという間に応募期間が終了してしまいます。

なので、こまめに求人をチェックしてテンポよくエントリーする必要があるんですね。

大手求人サイトはスマホでいつでも求人を見られるので、すき間時間の活用にぴったりなんですよ。

また、求人数が少ない冬採用では希望条件を絞り込みすぎると選択肢が大幅に減るので、多くの求人を見て「あ、こんな業界も良さそうだな」と視野を広げることも大切です。

より多くの求人に目を通してテンポよくエントリーすることができれば、内定はぐっと近づくと思いますよ。

③中小規模の合同説明会に参加する

冬採用でも開催されている中小規模の合同説明会に参加するのもひとつの方法です。

なぜ中小規模が良いのかというと、参加企業数・学生数が少なくより企業と濃く関われるからです。

マイナビやリクナビなどの大規模説明会は多くの企業を一気に見れるというメリットがありますが、内定に直結することはありません。

一方、中小規模の説明会ならその場でエントリーしたり面接を受けたりすることも可能です。

なので、実際に話を聞いてエントリーしたい人や短期間で内定を得たい人には特におすすめですよ。

おすすめはミーツカンパニーの合同説明会

中小規模の合同説明会の中でも特におすすめなのが、「ミーツカンパニー」という合同説明会です。

冬採用では大学が開催する学内合同説明会がほとんど開催されません。

そんな中、このミーツカンパニーは開催頻度が日本イチかつ、オンラインでの開催もあるので冬採用でも参加しやすいんですよね。

またミーツカンパニーの合同説明会では最大8社しか参加しないため、それぞれの企業の採用担当者とじっくり話せます。

書類選考がない特別ルートにも参加できるので、早期内定獲得を狙うことも可能ですよ。

全国32箇所で開催されておりオンライン開催もあるので、地方在住の学生にもおすすめです。

④逆求人サイトに登録してスカウトを受ける

大手求人サイトや就活エージェントなどの方法に+αとして利用したいのが、逆求人サイトです。

逆求人サイトとは、登録してプロフィールを入力するとそれを見た企業からスカウトが来るという仕組みのサービスです。

プロフィールを登録すればあとはスカウトが来るのを待つだけなので、最小限の労力で企業との接点を作れるんですよね。

また、自分がどんな企業に注目されているのかを知ったり別の業界・職種に視野を広げたりするチャンスにもなります。

なので、他の方法と併用して逆求人サイトも利用すると効率良く企業を探せますよ。

ちなみにおすすめの逆求人サイトは大手2サイトで、「Offerbox(オファーボックス) 」と「キミスカ」を両方登録しておくことが重要です。

この2サイトは利用している企業が多いため、冬採用でもスカウトがバンバン届くのが良いんですよね。

⑤大学のキャリアセンターにある求人票を確認する

冬採用でも大学のキャリアセンターでは求人を紹介してもらえる可能性があります。

キャリアセンターの良いところは、「その大学の学生が欲しい」と思っている企業の求人が集まっていることですね。

特に地方の大学では地元の学生を採用したいと考える企業も多いので、他の方法で探すよりも内定を獲得しやすい傾向があります。

ただし、キャリアセンターに求人を持ち込んでいる企業は採用コストをあまりかけられない企業である可能性があります。

(要するに儲かっていない企業ということですね。)

そのため、求人にすぐに飛びつくのではなく企業ホームページや口コミなどでしっかり調べてから応募した方が良いと思いますよ。

⑥ハローワークで求人票を確認する

ハローワークとは厚生労働省が運営する公共職業安定所です。

ハローワークというと仕事を辞めた人が行くというイメージがあるかもしれませんが、新卒応援ハローワークといって、新卒者向けの支援も行っているんですよ。

全ての都道府県に設置されているので、「地元も優良企業を探したい」「近場で直接会って相談したい」という人におすすめです。

ただし、ハローワークはブラック企業に注意!

民間の求人サイトや就活エージェントはお金を払って求人を出すのに対し、ハローワークは無料で求人を出せるので、採用にお金をかける余裕のないブラック企業も紛れているんですよね。

なので、良さそうな求人があってもすぐには飛びつかず企業ホームページや口コミを確認するようにしてくださいね。

ハローワークでのホワイト企業の見分け方について詳しく知りたい人はこちらも読んでくださいね。

» ハローワークでのホワイト企業の見分け方【新卒が見るべきポイント5つ】

⑦求人検索エンジンを利用する

求人検索エンジンとは、ひとつのサイトからこの世に存在する求人サイトの情報をまとめて表示してくれるサービスです。

求人検索エンジンの良いところは、あらゆるサイトの求人を一気にチェックできる点。

(マイナビやリクナビなどの求人サイトをひとつひとつチェックするのは面倒ですよね。)

特に「indeed」や「求人ボックス」は大手で使いやすいのでおすすめですよ。

ただし、求人検索エンジンは派遣やアルバイトなどの求人も混じっており、ひとつひとつの求人情報は浅いです。

なので網羅的に求人を見るには便利ですが、実際に応募する企業を選択するときは掲載元サイトや企業ホームページなどを見て確認した方が良いと思いますよ。

⑧口コミサイトから企業を探して直接問い合わせをする

en Lighthouse(エン ライトハウス)」や「OpenWork」などの口コミサイトから企業を探して直接問い合わせをするという方法もあります。

この方法のメリットは、実際に働いている人の意見やリアルな職場環境(年収や残業など)を知れることですね。

求人サイトや企業ホームページにはたいてい良いことしか書かれていないので、「良さそうだと思ったけど実際はブラック企業だった」ということもあり得るんですよね。

その点口コミサイトなら忖度なしのリアルな実態を知れるので、労働環境や待遇を重視した企業探しができます。

業界や職種で絞り込んで複数企業を比較することも可能なので、ある程度志望業界・職種が決まっている人には特におすすめです。

ただし、中小企業では口コミ数が少ない傾向があるので他の方法と組み合わせて利用した方が良いと思いますよ。

⑨大学のOBなどの知り合いから紹介してもらう

大学のOB・OGなどの知り合いから紹介してもらうことも可能です。

(いわゆる「コネ」を使うということですね。)

元々の知り合いや大学のOB・OGが働いている企業なら詳しい情報を聞けますし、直接企業とつながれるので選考に有利になる可能性もあります。

大学の先輩や社会人の知り合いが多い人は、一度相談してみると良いでしょう。

ただし、この方法は知り合いが多い人には有効ですが少ない人はかえって効率が悪くなるのであまりおすすめできません。

もし上位大学の学生なら、ビズリーチが運営しているOB訪問専門サイトの「ビズリーチ・キャンパス 」も活用すると、人脈がなくてもOBと繋がることができるのでベストですよ。

⑩SNSで検索する

昨今では、以下のようにTwitterなどのSNSで求人募集をしている企業もあります。

この方法のメリットは、他の就活生との差別化を図れるため有利に選考を進められる可能性があることです。

興味を持った企業に直接問い合わせることになるので、企業側は「わざわざ連絡してくれるなんて、本当に興味を持ってくれているんだな」と思ってくれるんですね。

なので、ある程度志望業界・職種が決まっている人や短期で内定獲得を狙う人には特におすすめですよ。

ただし、SNSで募集しているのはベンチャー企業や中小企業がメインなので、大手志向の人にはあまりおすすめできません。

「企業探し=求人サイトで検索」というイメージでしたが、こんなにたくさんの方法があるんですね。逆求人サイトや就活エージェントに登録しながら自分でも探せば効率が良さそう!

ほとんどの就活生が求人サイトだけを利用するからこそ、就活エージェントや逆求人サイトも併用すると企業との接点が増えて差別化できそうだよね。エントリー企業数が多くなると余裕が持てて、メンタルも安定するし。

冬採用で企業を選ぶ際のポイント

冬採用で企業を探す方法をいくつか紹介しましたが、その中からどのように自分に合う企業を選ぶのかを知っておくことも大切です。

なぜなら、冬採用では他の時期よりもブラック企業率も高いのも事実だからです。

せっかく内定を獲得できてもブラック企業だったら就活成功とは言えないですよね。

そこで次に、冬採用で企業を選ぶ際に確認すべきポイントを解説します。

これを押さえておけば、ブラック企業を回避し納得できる形で就活を終えられますよ。

【冬採用で企業を選ぶ際のポイント】

  • 必ず口コミサイトも確認する
  • 従業員数に対して採用数が多すぎないか確認する
  • 衰退業界の企業ではないか確認する
  • ビジネスモデルが「資本集約型」かどうか

①必ず口コミサイトも確認する

冬採用の求人に応募する際は、必ず口コミサイトもチェックするようにしてください。

なぜなら、求人サイトや企業ホームページにはたいてい良いことしか書かれていないからです。

良い面だけを見て「この企業良さそう」と思っても、実際はブラック企業という可能性があるんですよね。

その点口コミサイトなら、残業時間や離職率、休日数、パワハラの有無などのリアルな職場環境を知ることができます。

なので、口コミサイトを見て評判が良い企業を選べばブラック企業を回避できますよ。

口コミサイトでおすすめなのは「en Lighthouse」や「OpenWork」ですね。

これらは大手で口コミ数も多いので信ぴょう性が高いと思いますよ。

②従業員数に対して採用数が多すぎないか確認する

2つめのポイントとしては、従業員数に対して採用数が多すぎる企業は避けるようにしてください。

というのも、従業員数に対して採用数が多すぎるのはそれだけ離職率が高い企業だと考えられるからです。

目安としては、従業員数に対して1割以上の採用をしている企業は要注意です。

たとえば、従業員数1000人に対して100人以上募集している企業は、すぐに人が辞めてしまうブラック企業である可能性が高いですね。

反対に、従業員数に対して採用人数が少ない企業は離職率が低いホワイト企業だと考えられます。

なので、求人情報を見るときは従業員数や採用人数にも着目してくださいね。

③衰退業界の企業ではないか確認する

その業界が衰退業界ではないかどうかも重要な判断ポイントです。

なぜなら、衰退業界に就職すると実績を残しにくくキャリア形成の上で不利になってしまうからです。

たとえば、出版業界や新聞業界、銀行、百貨店、ブライダルなどは衰退業界と言えます。

これらの業界は今後大きな成長が見込めないので、待遇が悪くなり転職もしにくくなる可能性が高いです。

反対に、IT業界やエンタメ業界、半導体業界、医療業界などは今後成長が見込まれるので、就職すると実績を残しやすくキャリアアップにつながりますよ。

なので、冬採用で焦っている時期でも衰退業界かどうかはしっかり確認してくださいね。

※上記のような衰退業界が絶対にダメと言っているわけではありません。熱意があればそれも良いのですが、応募前にリスクも理解しておくべきということです。

成長業界に就職するメリットは本当に多く、これらはほんの一例です。

また成長業界であることに加えて「利益率の高い業界」に就職することで比較的労働条件が良く、高い給料も狙えたりと業界の選択は非常に重要になるので覚えておいてください。

ちなみに業界への理解が足りないという人は、業界地図という本が理解しやすくおすすめですよ。

④ビジネスモデルが「資本集約型」かどうか

「資本集約型」とは、生産設備や情報などの資本が事業の中心となるビジネスモデルです。

なぜ資本集約型の企業が良いのかというと、労働力に比例せず会社の成長に伴って売上も伸びていくからなんですね。

たとえば、機械化が進んだ製造業では生産設備を整えてしまえば少ない労働力で事業を続けることができます。

また、YouTuberも動画が増え視聴回数が伸びていけば、労働力を増やすことなく広告費がどんどん増えていきます。

要するに、資本集約型の企業なら働きまくらなくても会社は成長していくのでホワイトな労働環境が期待できるんですね。

なので、企業を選ぶ際は資本集約型のビジネスモデルを選んだ方が良いと思いますよ。

労働集約型企業は注意が必要

「労働集約型」とは労働力によって事業活動を続けるビジネスモデルのことで、資本集約型の対義語として使われます。

労働集約型の企業では売上を伸ばすためには労働力を増やすしかないので、「働いても待遇が上がりにくい」「長時間労働になりやすい」という特徴があります。

たとえば介護業界は労働集約型で、より多くの高齢者を介護するためには人手を増やさなければなりませんよね。

この他、飲食業界や建設業界、トラックの運転手なども労働集約型に該当し、売り上げを伸ばすにはたくさん働かなければなりません。

なので、労働集約型企業に応募する場合は労働環境に問題があったり働きがいを感じにくかったりするリスクもあると頭に入れておいてくださいね。

業界の成長やビジネスモデルについてはあまり考えたことがありませんでした。企業を選ぶ軸ってたくさんあるんだね。

なんとなく給料や残業時間だけで選ぶんじゃなくて、業界やビジネスモデルにも目を向けることでより深く納得した上で企業を選ぶことができそうだよね。

冬採用を実施する企業の特徴

冬採用を実施する企業はブラック企業ばかりではないと説明しましたが、どんな企業が多いのでしょうか?

ここでは、冬採用を実施する企業の特徴を紹介します。

これを知っておけば「なぜ冬になっても募集しているのか」「この企業に応募しても大丈夫か」という判断材料になりますよ。

【冬採用を実施する企業の特徴】

  • 知名度が低いためにエントリーが集まりにくい企業
  • 採用人数が多く内定辞退者が出やすい企業
  • 就活生からの評判やビジネスモデルが悪い企業

①知名度が低いためにエントリーが集まりにくい企業

冬採用を実施している企業は、就活生からの知名度が低い企業である可能性が高いです。

というのも、社会人経験のない就活生にとっては「知っている企業」であることが大きな安心材料になるからです。

極端に言えば、労働環境が悪くても給料が低くてもテレビCMをやっている有名な企業には応募が殺到するということです。

なので、冬採用では「知名度が低いだけで実はホワイト」という企業も残っているんですよ。

冬採用で逆転を狙うなら、こうした”隠れホワイト企業”は狙い目だと思いますよ。

②採用人数が多く内定辞退者が出やすい企業

内定辞退した人を補充するために冬採用で再募集している企業もあります。

どういうことかというと、多くの企業は10月の内定式に向け春〜夏に採用を終えますよね。

しかし、10〜12月頃に内定辞退する就活生は意外と多いもの。

内定辞退者が出ればその分補充しなければならないので、春〜夏に採用を終えるような人気企業でも冬採用で求人を出すことがあるんですね。

そして、採用人数が多ければ辞退者が出る可能性も高くなります。

なので、内定辞退者を補充するタイミングで人気の大企業が求人を出していることもあるんですよ。

③就活生からの評判やビジネスモデルが悪い企業

新卒採用では、企業ブランドや事業内容のイメージが人気を左右する傾向にあります。

たとえば、「飲食業界はブラック」「薄利多売はキツイ」「営業がしつこい」などと言われる業界は人気がないので冬採用まで残りがちです。

このような企業はライバルが少ないので内定獲得のハードルも低いですが、実際にブラックな職場も多いです。

(僕ならなるべく避けますね。)

なので、人気のないところをあえて狙うという戦略も悪くはないのですが、応募する際はかならず口コミサイトをチェックしてくださいね。

こちらの記事では冬採用を実施する企業をまとめました。冬採用でのエントリーを検討している人はぜひ参考にしてくださいね。

» 【新卒向け】冬採用をする企業200社を一覧化しました!

冬採用では、何かしら事情があって採用を続けている企業と人気のないブラック企業が混在しているのか…。前者を見極めることが重要ですね。

冬採用で企業を見つけた後の賢い動き方

ここまで、冬採用での企業の見つけ方やポイントについて紹介してきましたが、冬採用ではその後の動き方も重要です。

というのも、冬採用は他の時期よりも採用期間が短いのでスピーディーな判断と行動が必要だからです。

そこで次に、冬採用で見つけた企業から内定を獲得するための賢い動き方について解説します。

【企業を見つけた後の賢い動き方】

  1. 口コミサイトで調べる
  2. エントリーする
  3. 対象企業に刺さる志望動機をすぐに作成する
  4. 対象企業向けの逆質問をすぐに作成する

①口コミサイトで調べる

上記で説明した方法で冬採用の求人を見つけたら、口コミサイトでその企業の評判を調べてください。

なぜなら、求人サイトや企業ホームページに載っている内容と実際の職場環境は異なる可能性があるからです。

たとえば、求人に「残業少なめ」「若手の意見も尊重する雰囲気」と書いてあっても実際はサービス残業当たり前、トップダウンの社風かもしれません。

それを知らずに入社してしまうと「こんなはずではなかった」と早期退職につながります。

その点口コミサイトなら、メリットもデメリットも社員目線でリアルに書かれているので総合的な判断ができます。

なので、入社後のギャップを最小限にするためには口コミサイトを見て応募を検討した方が良いと思いますよ。

②エントリーする

口コミサイトで確認し応募を決めたら、なるべく早くエントリーしてください。

なぜ早くエントリーすべきなのかというと、冬採用はスピード勝負なのでのんびりしているとあっという間にエントリーを終了してしまうからです。

エントリー期間が決まっている求人でも、人数が集まれば予期せず終了してしまうことがあるんですよね。

また、エントリーが期日ギリギリだと採用担当者に「行動が遅い人」と思われる可能性があります。

こうしたリスクを回避するために、良い企業を見つけたら早めにエントリーしてくださいね。

③対象企業に刺さる志望動機をすぐに作成する

エントリーしたら、対象企業に刺さる志望動機をすぐに作成するのがおすすめ。

なぜなら、エントリーしたタイミングは最も熱量が高く志望動機を作成しやすいからです。

イメージしてください。

多くの求人を見て口コミも比較し「よし!この企業にしよう!」とエントリーした瞬間は、その企業で働くイメージを明確に持って「入社したい!」と強く思っていますよね。

ですが、時間が経つほど「この企業なんで応募したんだっけ?」「本当にここで良いのかな?」と冷めてきてしまう。

なので、エントリー直後ほど企業に刺さる志望動機を作成しやすいんですよね。

本当にその企業に入社するかは後で判断すれば良いので、まずは志望動機を作成して選考突破を目指しましょう。

また志望動機以外の質問については「【冬採用の面接対策】冬採用の面接でよく聞かれる質問は?」にて対策方法をまとめているので、合わせて参考に。

④対象企業向けの逆質問をすぐに作成する

エントリーしたら、志望動機とともに対象企業向けの逆質問もすぐに作成してください。

なぜ逆質問を作成すべきなのかというと、面接で質の高い逆質問をすると「志望度が高い」と判断されやすいからです。

そして冬採用では、「内定を出したら入社してくれる志望度の高い人」が優先的に選ばれるからです。

辞退されると追加採用する時間がないので、企業側も内定辞退を恐れているんですよね。

要するに、「質の高い逆質問をする→志望度の高さが伝わる→内定獲得に近づく」となるわけです。

先程説明したようにエントリー直後は最も熱量が高まっているので、逆質問を作成するにはベストなタイミングだと思いますよ。

口コミはじっくり調べ、エントリーを決めたら早めに行動することが大切なんですね!

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

冬採用での企業の探し方と、企業を選ぶ際のポイントが把握できたと思います。

僕が今就活生で、冬採用に参加するとしたら、とにかく多くの企業にエントリーしますね。

理由としては、冬採用は選考が進むのが早いので求人が減るペースが早いこと、就活後半だからこそ多くの企業を受けることで心の余裕を持っていたいから。

たまに就活生の中で「これだけ少ない企業しか受けてないんですよ」と自慢げに話す人がいますが、それは全然すごいことじゃありません。

僕からすれば、企業を探すのをサボっているように思えてしまう。

就活後半で心に余裕を持つためには、やはり1社でも多くの企業の選考に参加することだと思います。

もちろんエントリー数を増やすことだけにとらわれるのはNGですが、同時に1社1社志望動機を丁寧に作り、面接後にはお礼メールをしっかり送るなど志望度の高さを示す。

そうすれば必ず自分に合った企業からの内定に繋がります。

この記事がそんな冬採用をおこなう就活生の役に立つのなら嬉しいですね。

以上!就活ブロガーの就活マン(@shukatu_man)でした!

▼本記事の要点まとめ

  • 冬採用とは大学4年生の12月〜3月末までの就活最終戦のことを指す。
  • 冬採用は企業も採用に焦っているので、選考スピードが早いことが特徴。それゆえに求人が減るのも早いため、早いうちにエントリー数を増やして選考を受ける企業を増やしておくことがポイントになる。(深い企業分析は選考を受けながらでも問題ない。まずは内定を取れそうな企業1社作ることで心の余裕を作ることを優先すべし)
  • 冬採用での企業の探し方は、マイナビやリクナビなどの大手求人サイトを使う以外にも、就活エージェントから紹介してもらう方法、逆求人サイトを通してスカウトを受ける方法、ハローワークの利用や大学のキャリアセンターから紹介を受ける方法など様々な探し方がある。
  • 冬採用で企業を探す際のポイントとしては、冬採用では「内定が出ればどこでも良い」となりがちなので、しっかりと企業にエントリーする前に口コミサイトで「自分が絶対に合わないような企業ではないか」を確認しておくことが重要。

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この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

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