【冬採用する企業200選】この企業だけは押さえておくべし!

本ページには一部PR情報が含まれます(詳細:広告掲載ポリシー

今回は新卒を冬採用にて募集している企業を一覧化、更にはそれらの企業からの内定獲得方法までをバシッと解説します!

就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!

累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。

「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」

こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!

全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。

それでは本題に入っていきますね!

就活生の中には、「まだ内定がない」「内定はあるけど他の企業も検討したい」といった理由で冬採用を考えている人もいるかと思います。

冬になると就活を続けている人も少なくなるので、「もうブラック企業しか残ってないんじゃないの?」と不安になりますよね。

この記事では、冬採用での企業の探し方や面接対策、冬採用を行っている企業を紹介します。

これを読めば冬採用の特徴が分かり内定獲得に一歩近づきます!

冬採用とは?

冬採用とは、12月〜卒業する3月までの期間に行われる採用活動のことです。

要するに就活における最終戦だと言えます。

明確な定義はありませんが、8月までの夏採用や9~11月に行われる秋採用と区別して冬採用と呼ぶことがあるんですね。

なぜわざわざ時期を区別して呼ぶのかというと、夏や秋と比べて特徴が違うからです。

では、冬採用にはどんな特徴があるのでしょうか?

冬採用における就活のスケジュール感

冬採用は他の時期と比べてスケジュール感が速いのが特徴です。

というのも、冬採用は参加する学生数が少なく企業側も焦っているからです。

春や夏のように何百人と応募が集まるわけではないので、面接回数が少なく結果待ちの時間も短いんですよね。

また、4月までに人材を確保しなければならないのは夏でも冬でも変わらないので、企業側も早く内定を出してしまいたいわけです。

なので、夏や春には3~4回の面接を行う企業でも、冬採用なら2回前後であることが多いんですよ。

スケジュール感が早い分、冬採用では数週間という短期間で内定を得ることも可能です。

冬採用と他の就活時期の違い

冬採用は秋までと比べて求人数も限られます。

というのも、多くの企業は10月に内定式を設定しそれまでに採用活動を終えられるように進めるからです。

実際に、マイナビの求人数は春時点では約2万件ありますが、冬には2500件程度に減っています。

(さらに1社あたりの採用枠も少なくなる傾向。)

なので、希望条件を絞り込みすぎるとなかなか自分に合う求人に出会えないかもしれません。

ですが、求人数が少なくても不利になるとは言い切れません。

なぜなら、先程説明したようにライバルの数が少なく企業側も非常に焦っているからです。

内定を持っている優秀なライバルはほとんどいないので、むしろ受かりやすくなるという考え方もできます。

なので、これまでダメだった人でもしっかり対策をすればチャンスは十分にあると思いますよ。

冬採用は求人数が少ないけどライバルも少ないということですね。しかも短期間で内定が出るのは嬉しいですね!

冬採用を実施する企業一覧【大手・中小を200社まとめ】

次に、冬採用を実施する企業(1月時点でマイナビで募集中)を大手企業と中小企業に分けて紹介します。

冬採用まで残っている企業はブラック企業なのではないか?という不安を持つ人が多いようなので、今回は「残業時間30時間」「3年後定着率90%以上」のホワイト企業だけをまとめました。

気になる企業を見つけたらぜひチェックしてくださいね!

冬採用を実施する大手企業(従業員数300人以上)

冬採用では基本的に求人数が減るため、誰もが知る有名企業の募集は多くありません。

ですが、有名企業のグループ会社や上場企業なども残っています。

よって誰もが知るような有名大企業に冬採用で内定を取ることは非常に厳しいですが、”知名度は低いが労働条件の良い大企業”は冬採用でも十分に狙うことが可能です。

ほんの一例となりますが、ここでは100社紹介しておきますね。

企業名事業内容
(株)ビー・エム・エル(BML)臨床検査事業、医療情報システム事業
シンフォニアエンジニアリング(株)電気・管工事・搬送工事の設計施工業務など
(株)データベース浄水場や下水処理場等の環境設備の運転管理
(株)東日本計算センターICTサービスの開発、運用、販売
(株)タクト・マシン・サービスOA・IT機器や事務機器の販売・修理事業
チタン工業(株)酸化チタン・酸化鉄などの化学工業品の製造販売
トヨタ情報システム愛知(株)自動車の生産管理・販売管理
理化工業(株)温度調節計などの科学機器の開発~販売
市光工業(株)自動車用ランプ・ミラーの製造
大陽日酸エネルギー(株)ガスや住宅設備の製造販売
(株)タカミヤ釣具の製造販売およびスポーツジムの経営
(株)長谷工リフォームリフォーム事業
日本ケミコン(株)電子部品の開発、製造、販売
(株)エスワイシステム業務システムやアプリなどの開発
住化カラー(株)色材の開発・製造・販売
HAMAYAホールディングス住宅関連資材の販売・施工など
東京技工(株)インフラ関連の調査・設計・管理
南総通運(株)運送事業、倉庫・テナント事業など
学校法人 産業医科大学医療サービスの提供、人材育成
JNC(株)機能性料事業、エネルギー・環境事業など
東北発電工業(株)各種発電設備の建設やメンテナンスの施工管理
(株)ボディワークホールディングストータルリラクゼーション事業
新潟いすゞ自動車(株)自動車・付属品の販売、自動車設備
ファナック(株)ロボット・ソフトウェアの開発~販売
ENEOSグローブエナジー(株)LPガス供給、電力供給
(株)吉田製作所歯科医療機器の製造・販売
アイシン機工(株)自動車部品の製造
三光化成(株)工業用精密プラスチック部品の設計・製造・販売
(株)ホンダテクノフォート四輪車の研究開発
東レ建設(株)マンション・住宅の建設、不動産の売買など
(株)サンプラネット医療・健康・環境関連サービスの提供
日鉄鉱業(株)地下資源の採掘・製造および販売
(株)富士ピー・エス土木・建築・不動産賃貸事業
共和物産(株)パッケージサービス、販売・リース
(株)ノーリツ住宅設備機器の製造、販売、サービス事業
(株)アサヒファシリティズ不動産管理、建設、保険事業
キヤノントッキ(株)真空技術応用製品の開発・製造・販売
日産車体(株)各種自動車の開発・製造・品質保証
(株)中西製作所業務用厨房機器の製造販売
OKIサーキットテクノロジー(株)プリント配線板、電子装置および電子部品の開発、設計、製造
ダンロップタイヤ東北(株)自動車関連製品の卸および小売
理研計器(株)【東証一部上場】ガス検知警報器・環境測定製品の製造販売
サンキョーミート(株)食肉加工品の製造・販売
(株)タムロン総合光学機器製造及び販売
ダイセル物流(株)国内外の物流事業
古河機械金属(株)建設機械や半導体材料の製造販売
(株)瑞光(ZUIKO)衛生用品製造機械の開発
(株)TVE産業プラント用バルブの製造販売
(株)スズキ自販南東京自動車販売・整備
(株)パイオラックス自動車関連部品の製造販売
(株)ヒューマンアイズ人材派遣事業・請負事業
三谷産業(株)空調設備事業、情報システム事業など
黒崎播磨(株)耐火物関連事業、セラミックス事業
近鉄ファシリティーズ(株)総合ビルメンテナンス事業、建設工事事業
住友電設(株)電力流通設備、環境・エンジニアリング設備など
三井ホームコンポーネント(株)建設資材の供給や建物の設計、施工管理
(株)菱友システム技術解析シミュレーション、システム開発
明石機械工業(株)自動車関連部品・産業用ロボットの製造販売
九鉄工業(株)土木・建築・路線事業
(株)BMLフード・サイエンス食品衛生コンサルティング業・検査業
(株)協和日成ガス工事、建築・設備工事、電設・土木工事
新光電気工業(株)エレクトロニクス機器の製造販売
大末建設(株)マンションやビルの施工
住友電工焼結合金(株)自動車・事務機器の部品製造
ケイヒン(株)倉庫、陸・海・空国際複合輸送など
理研軽金属工業(株)アルミ製品の製造・販売
(株)日本マイクロニクス半導体関連製品・FPD関連製品の開発製造
日本トーカンパッケージ(株)段ボール・紙器製品の製造・販売・開発
ネクサスエナジー(株)ガソリンスタンド運営、石油製品販売など
杉本商事(株)機械・測定機・工具の国内販売・海外輸出入
デンカポリマー(株)合成樹脂製食品容器及び関連製品の製造販売
福西電機(株)エレクトロニクス商材の販売
パナソニックLSエンジニアリング(株)建築設備の提供
(株)コアSI(System Integration)ビジネス、ソリューションビジネス
NCS&A(株)ITソリューションサービスの提供
丸文(株)電子応用機器や半導体の仕入れ販売
グローバルスタイル(株)リンクコンサルティング事業など
NGKエレクトロデバイス(株)セラミック電子部品の開発・製造・販売
三菱電機プラントエンジニアリング(株)インフラ電機設備の保守
日本工営(株)建設コンサルタント、電力設備工事など
丸善食品工業(株)食品の製造販売
ジェイカムアグリ(株)肥料の製造・販売・研究開発
(株)ルネサンス総合スポーツクラブの経営・企画・開発など
(株)ソリトンシステムズITセキュリティ&クラウド事業など
住友電装(株)自動車用ワイヤーハーネスの開発製造
(株)中山製鋼所鉄鋼、鉄鋼二次製品の製造販売
(株)佐賀銀行普通銀行業
エスビー食品(株)食品の製造販売
(株)ユーシン精機産業用ロボットの開発製造
ダイベア(株)各種ベアリングの製造・販売
(株)ヨコオ自動車・医療機器向け電子部品の製造
テイボー(株)文具・日用品の製造販売
(株)村田製作所電子デバイスの研究開発・生産・販売
(株)タカショーエクステリア製品、LED製品の開発・販売
JKホールディングス(株)グループ各社の事務受託、総合建材卸売業
東芝キヤリア(株)住宅設備機器の製造販売
アサヒビール(株)国内酒類事業
ユニ・チャームプロダクツ(株)日用品の製造販売
(株)島津製作所分析計測機器・医用機器・航空機器・産業機器事業
三井化学アグロ(株)農薬事業

冬採用を実施する中小企業(従業員数300人以下)

次に、冬採用でエントリーを受け付けている中小企業を100社紹介します。

傾向としては、製造業やシステム開発などが多いです。

企業名事業内容
(株)テレステーションモバイル事業、Webコンテンツ広告事業
(株)パルシス企業向けシステム開発など
(株)カツロン樹脂素材応用製品の開発・製造
伊丹産業電設(株)ガス・電気・空調衛生設備
(株)ZMPロボット開発・製造・販売
社会福祉法人高針福祉会高齢者福祉事業、児童福祉事業
日本クリエイティブシステム(株)移動体通信、システム事業など
(株)メイク機材上下水道資材・管工機材、空調設備機器の提供
加州建設(株)舗装工事、土木工事、景観事業
東和建設(株)JR東日本の主要各駅大規模改良、高架化工事
(株)日情システムソリューションズ総合行政情報システムの提供
ユキワ精工(株)工作機器の設計、製造、販売
(株)加地テックガスコンプレッサなどの製造販売
(株)日放電子電子応用機器装置の開発・設計・製造
(株)パーパスエコテック住宅設備機器の販売・施工など
丸五基礎工業(株)基礎杭打工事
株式会社みやまえ生姜加工製品の製造・販売
社会福祉法人長福会 デイパーク大府介護保険事業、地域貢献事業
山崎機工(株)産業機械・工作機械及び周辺機器類の販売
(株)マミーズエンジェル保育所運営
(株)ユニス社会インフラシステムのソフト開発
国際通信企画(株)無線通信事業、ITシステム事業など
坂本飼料(株)養魚用配合飼料製造販売および関連商品の販売
(株)アイネット金融業界向けシステムの開発
(株)樹電設電気設備の設備管理
朝日興業(株)アミューズメント事業、コーヒーワゴン事業など
日本制禦機器(株)情報通信制御機器の開発、製造および販売
(株)龍生堂本店調剤薬局の企画・運営、在宅訪問など
丸善工業(株)産業資材用フィルムの製造販売
(株)ジャスト・プラン導管設計、設備設計
(株)トーニチコンサルタント鉄道建設コンサルタント事業
山形スバル(株)スバル新車及び中古車の販売、整備
(株)平田商会工作機械・工具の販売
東京プロパンガス(株)LPガス充填・配送、保安点検など
(株)ジョイテック情報システムの設計およびコンサルティング
(株)ムーヴイベント運営、設営撤去など
(株)ケーエス農業用薬品・資材の専門商社
テクノス三原(株)船舶の精密検査など
マルシメ(株)石油製品の販売
(株)BFC製造用機器の設計・製造・販売
(株)サバイバルコンタクトレンズ・メガネの販売
電機資材(株)電磁鋼板・電磁鋼板加工品の販売
東京定温冷蔵(株)冷蔵倉庫業
(株)オダジマシステム電子計算機のプログラミング及びそのシステム開発
セキ技研(株)ロボット装置・自動化設備の受託開発・製造
旭コンクリート工業(株)コンクリート二次製品の製造・販売
(株)エクセル・システムプロダクトシステムの企画・提案、開発・運用・保守
山田化学工業(株)機能性色素・染料・有機合成中間体の開発、製造、販売
(株)ITC有料老人ホーム運営
(株)福島県中央計算センターシステム開発、OA機器販売
(株)数理技研計算機ソフトウェアの開発
TAKAIDOクールフロー(株)運送・倉庫事業
社会福祉法人自立支援協会障がい者向け福祉事業
(株)東京モバイルネットワークNTTドコモショップとauショップの運営
(株)丸山自動車自動車の修理・車検
由利ロール機械(株)ラミネートマシン、高圧プレス機の製造販売
日本エクス・クロン(株)(JEX)制御・計測に関するソフトウエア開発
エヌティーツール(株)工作機械用ツーリング の製造
日本グランデ(株)新築マンションの企画・設計・販売・管理
ラックス建設(株)建築物の改修工事における施工管理
エイコー測器(株)産業機械向けシステムの設計開発
日本アーツ(株)宣伝広告・販売促進活動のプランニング
札幌花き園芸(株)切花卸売業一般
(株)ピアカー用品総合販売・用品取付
(株)東海木材相互市場住宅総合資材卸売、木材・木製品の加工販売
(株)広芸インテック商用車のマニュアルやカタログ、各種技術資料など
ちばぎんコンピューターサービス(株)ソフトウェア開発サービス、アウトソーシングサービス
(株)アイズクチコミプロモーション事業、プラットフォーム事業
ひまわりネットワーク(株)電気通信事業
エム・ビー・エーインターナショナル(株)WEBシステム受託開発、アプリ開発
(株)日本水道新聞社日本水道新聞の発行、専門書籍の出版
(株)クリエイティブ30テレビ番組の企画・制作
(株)ケミコート化学工業薬品製造販売
(株)セイヒョーアイスクリームや製氷・和菓子の製造販売
だるまミート(株)食肉加工、販売
小池化学(株)エアゾール製品の製造販売
三和流通産業(株)日配チルド食料品等の卸売事業
ヤクルトヘルスフーズ(株)保健機能食品・健康補助食品の開発・生産・販売
アムテック(株)医療機器用洗剤の製造販売
(株)化合物安全性研究所非臨床試験・臨床試験の受託
九州乳業(株)牛乳・乳製品・はっ酵乳・デザート等の製造、販売
ダイヤ(株)ゴルフ用品、家庭用品、ベビー用品の開発~販売
(株)アールフォース・エンターテインメントゲーム用ソフトウェアの企画、制作、販売、運営
(株)クロレラ本社健康食品等製造販売
(株)ポリコールプラスチック用着色剤の製造・販売
税理士法人池脇会計事務所税理士業
(株)ビーシーシーソフトウェア・情報システムサービスなど
ホンダ部品販売(株)自動車部品の供給販売
ホンダ太陽(株)輸送用機器の製造・開発・設計
(株)ゼネックシステム開発、IoTサービス
東京発電(株)発電および電気の販売
(有)ズーティーウエア、雑貨、インテリア等の企画・販売
シスココンサルティング(株)コンサルティング事業、システム開発など
超音波工業(株)各種超音波応用機器の製造および販売
川崎エンジニアリング(株)高精度機器の製造販売
(株)エスディーエルソフトウェア開発
エスオーエンジニアリング(株)セメントプラントの設計・施工管理
(株)理経システム開発、電子部品の供給
一般財団法人建設業振興基金厚生労働省受託事業など
佐久間特殊鋼(株)特殊鋼の材料及び加工部品の販売

ここまで合計200社の大手企業・中小企業を紹介しました。

これを見ると、冬採用を行なっている企業も案外多いんだなと思いませんか?

ですが、これはあくまで一部で求人サイトにはもっと多くの求人が掲載されています。

「グループ面接なし」「一か月以内に内定」など細かい条件で検索できるので、自分に合う企業がないか探してみてくださいね。

冬採用ってブラック企業ばかりかと思っていましたが、有名企業のグループ会社も結構多いんですね!

就活エージェントに求人を紹介してもらう時や、マイナビやリクナビで検索する時に、労働条件でしっかりと絞り込むことでブラック企業を回避する努力が必要だね。

冬採用での企業の探し方まとめ【超重要】

ここまで冬採用を実施する企業を紹介してきました。

ですが、大事なことはそれよりも「どうやってこれら企業を冬採用で探すのか」ですよね。

この章にて冬採用を実施する企業の探し方をすべて共有しておきます。

ちなみに特におすすめは「就活エージェント+マイナビやリクナビなどの大手求人サイトでの検索+逆求人サイト+中小規模の合同説明会」の4手段の併用です!

(僕が今就活生で冬採用中なら、これら4つの手段を併用しますね)

ではまずここでは冬採用でとれる企業の探し方をすべて紹介していきます。

【冬採用でのその他の企業の探し方】

  1. 就活エージェントから求人の紹介と支援を受ける
  2. 大手求人サイトを利用する(特にマイナビ)
  3. 逆求人サイトでスカウトをもらう
  4. 中小規模の合同説明会に参加する
  5. 大学のキャリアセンターから紹介してもらう
  6. ハローワークで求人を紹介してもらう

①就活エージェントから求人の紹介と支援を受ける

就活エージェントとは、人材会社が提供する就活生向けの無料のサービスです。

登録すると就活生ひとりひとりに担当アドバイザーがつき、求人紹介や選考対策、就活相談などのサポートをしてくれます。

なぜ冬採用に就活エージェントがおすすめなのかというと、企業とのつながりを持っていて独自の非公開求人や特別な選考フローも紹介してくれるから。

このような求人は一般求人のように不特定多数の学生が応募してくるわけではないので、内定獲得の可能性も高いと思います。

また、応募先の特色に合わせた細やかな選考対策もしてくれるのも魅力。

なので、求人数の少ない冬採用で効率良く企業を探すなら就活エージェントを使うのがおすすめですよ。

ちなみに僕が今就活生なら利用する就活エージェントは「ミーツカンパニー就活サポート」と「キャリアチケット」ですね。

理由としては全国に対応しており、オンライン面談にも対応している大手だから。利用者の評判も高いので、まずはこの2つを併用して、自分に合った担当者からの支援を重視するでしょう。

この2つの就活エージェント以外にも、僕がおすすめのエージェントをランキング化しているので、合わせて参考にしてください。求人が少ない冬採用では本当に利用価値が高いです。

» おすすめ就活エージェント23選【就活のプロが厳選!】

②大手求人サイトを利用する(特にマイナビ)

就活エージェントに加え、大手求人サイトを利用することも大切です。

なぜなら、大手求人サイトではスマホなどで簡単に多くの求人を見れるからです。

冬採用では求人が少なくなるとはいえ、たとえばマイナビなら1月時点でも約2000件の応募可能求人が掲載されています。

(1月25日現在、マイナビ2271求人、リクナビ612求人が積極採用中として公開されています)

求人は随時更新されているので、秋にはなかった求人を見つけられる可能性もあります。

なので、こまめに求人をチェックしておけばその分自分に合う企業に出会えるチャンスもあると思いますよ。

ちなみに、冬採用は応募期間も短い場合が多いので、気になる企業があったら早めにエントリーしましょう。

③逆求人サイトでスカウトをもらう

続いて、冬採用では逆求人サイトの利用も非常におすすめです。

逆求人サイトとは、就活生側がプロフィールを登録し、それを読んだ企業側から就活生に対してスカウトを送るタイプのサイトのことを指します。

このサイトの特性上、就活生側は「プロフィールの登録+スカウトが来た時だけ対応」という最小限の労力で企業との接点を作ることができるんですよね。

またプロフィールを読んだ上で「この就活生は自社に合いそうだな」と考えてスカウトを送ってくれているので、適性が高い企業と出会いやすく、また選考通過率も高い傾向にあります。

おすすめの逆求人サイトとしては、新卒向けの大手2サイトの併用がベストです。

現状、「Offerbox(オファーボックス) 」と「キミスカ」が利用企業数が多く、使いやすい逆求人サイトなので、どちらも併用しましょう。

④中小規模の合同説明会に参加する

続いて、冬採用でも開催されている合同説明会に参加するのもおすすめです。

冒頭でも解説したように、冬採用は企業も採用に焦っているので、合同説明会で出会い評価されることができれば相当なスピードで選考が進んでいくんですよね。

マイナビやリクナビが開催するような大規模の合同説明会は冬採用では開催されません。

ですが、全国開催かつ最大手の「ミーツカンパニー」だと、オンライン開催など冬採用中でも開催があるので、ぜひチェックしておくと良いでしょう。

冬採用においては企業と出会う手段は1つでも増やしておくのが得策ですからね。

⑤大学のキャリアセンターから紹介してもらう

名城大学 「キャリアセンター

次に冬採用でもキャリアセンター(就職相談課)から求人を紹介してもらえる可能性があります。

各大学に設置されているキャリアセンターには、その大学の学生を採用したいと考える企業の採用担当者が訪問し、求人を出している場合があります。

「うちに興味のある学生さんがいたらご紹介ください」という感じで、企業の人がキャリアセンターを訪問するんですよね。

知名度の低い企業だと、マイナビやリクナビに掲載してもなかなかエントリーが集まらないことがあります。

更には地元の学生を採用したいと考えた場合は、特にそれが顕著です。

このような背景からキャリアセンターに求人が入っている場合があるので、冬採用だろうが1度キャリアセンターに訪問してみて求人がないか聞いてみると良いでしょう。

⑥ハローワークで求人を紹介してもらう

そして最後に、厚生労働省が運営しているハローワークも利用できます。

ネット上で求人を検索できる「ハローワークインターネットサービス」もあるので、自宅から地元の求人を検索することもできるんですよね。

個人的にはあまりハローワークの利用はおすすめしていません。

なぜなら、ハローワークなら無料で求人を出すことができるので「儲かっていない企業」でも求人を出すことができてしまう。

それゆえに労働条件が悪い企業も混ざっており、判断が難しいのが正直なところです。

更には地元の中小企業は企業サイトも用意していないところもあります。そういった中小企業は口コミサイトにも当然掲載されていないので、どんな企業なのか、働きやすい企業なのかの判別が不可能だったりします。

企業は学生に対して、当然「うちは良い会社ですよ」と言います。

ですがそれを信用せず、その会社の現場の社員さんに話を聞くなどの工夫が必要です。

更に他の探し方については、別記事で詳しく解説しているので「冬採用での企業の探し方をもっと詳しく知りたい」という方は下記の記事も参考にしてくださいね。

» 【冬採用での企業の探し方10選】新卒向けに効率的な探し方を解説!

冬採用で企業を探す方法は案外多いんですね!

冬採用は選考スピードが早いからこそ、あらゆる手段を用いて1社でも多くの企業との接点を獲得しにいくことが重要だよね。

冬採用で絶対にすべき面接対策まとめ

卒業間近になると「早く内定を貰わなければ」「冬採用でも失敗するのではないか」と不安になりますよね。

しかし、冬採用でも適切な面接対策をすれば内定獲得は十分可能です。

そこで最後に、冬採用で絶対にすべき面接対策を3つ紹介します。

【冬採用で絶対にすべき対策】

  1. 志望動機の質を高めて志望度の高さを示す
  2. これまで面接でうまくいかなかった理由を洗い出し改善努力をする
  3. 企業研究を深めて質の高い逆質問を繰り出す

①志望動機の質を高めて志望度の高さを示す

冬採用は企業側も非常に焦っているので、「内定を出したら確実に入社してくれるやる気のある人材が欲しい」と思っています。

なので、志望度の高さをアピールすれば内定獲得の可能性はぐっと高まります。

志望度の高さを示すのに何より大切なのは、志望動機の質を高めること。

たとえば、「企業理念に共感したから」「自分が成長できると思ったから」といった曖昧な志望動機では、「どこでもいいから内定が欲しいだけなんだな」と思われてしまいます。

逆に、面接官が「なるほど!だから弊社を選んだんだね!」と納得できる志望動機であれば本気度が伝わります。

そうなれば、企業としてはぜひ内定を出したいと思ってくれるわけですね。

志望動機は必ずといって良いほど聞かれるので、これをバシッと答えられるだけでも面接での印象はぐっと良くなると思いますよ。

志望度の高さをアピールするためのテクニック

志望度の高さをアピールするためには、「御社が第一志望です」「内定が出たら就活はやめます」と明言してしまうのもおすすめです。

なぜなら、先程説明したように冬採用は企業側も焦っているので、内定辞退されることを最も恐れているからです。

もし冬採用で辞退されたら追加採用をする時間もないので、人数が足りないまま新年度を迎えることになりますからね。

なので、「内定を出したら絶対に入社してくれる」という安心感を与えられれば内定はかなり近づくと思いますよ。

②これまで面接でうまくいかなかった理由を洗い出し改善努力をする

冬採用まで就活が長引いているのは、面接に何か理由があるかもしれません。

その原因がわからないまま面接に臨んでも、また同じ理由でうまくいかない可能性が高いです。

なので、自分なりにその理由を洗い出し改善努力をしてください。

たとえば、質問に上手く答えられないのであれば、想定される質問だけでも答えを用意し練習しておくと改善が見込めます。

緊張してしまう人や話すのが苦手な人は、答えに詰まったときの対応方法を考えておくのがおすすめです。

(「すみません、緊張して分からなくなってしまいました」と言って深呼吸をするなど)

完璧な面接をしようと気負う必要はないので、できる範囲で改善してくださいね。

模擬面接をして他人に指摘してもらおう

面接での問題点が分からない場合は、模擬面接をして他人に指摘してもらうのもおすすめ。

というのも、面接は第三者(企業)が自分を評価する機会だからです。

客観的視点で指摘してもらうことで、自分では気付けなかった問題点が分かるんですよね。

たとえば、自分では丁寧に答えているつもりでも「質問に対する答えが回りくどくて分かりずらい」と相手に思われている可能性があります。

その場合、問題点を知っておけば「結論ファーストで簡潔に答える」と改善すべき点が明確に分かりますよね。

なので、他人に指摘してもらう機会を作ると面接通過率アップが期待できますよ。

模擬面接は場慣れにも役立つので、緊張しやすい人にもおすすめです。

③企業研究を深めて質の高い逆質問を繰り出す

面接の最後には「何か質問はありますか?」と逆質問をされることが多いです。

このとき、「特にありません」と答えるのはNG。

そうではなく、質の高い逆質問をできるように準備しておいてください。

なぜなら、逆質問をすることで志望度の高さを示せるからです。

おすすめは事業内容や社風、業界の動向などについて聞くことですね。

質の高い逆質問をすることで、「弊社に興味を持っているんだね」「入社後のイメージができているな」と好印象につながりますよ。

急に言われても思いつかないと思うので、事前にホームページやパンフレットを見て質問内容を考えておくと良いですよ。

勤務条件について聞くときは注意

逆質問では、給料や残業時間など勤務条件ばかりストレートに聞くのは控えた方が無難です。

このような質問を繰り返すと、「自分の利益ばかり優先する人」「楽をしたい人」という印象を与える可能性があるからです。

どうしても気になる場合は、以下のように他の質問とセットで間接的に聞くようにしてください。

  • 給料について聞きたい:
    「社員の頑張りはどのように評価されますか?」→「待遇にはどの程度反映されますか?」
  • 残業について聞きたい:
    「業務の効率化のために取り組んでいることはありますか?」→「業務時間の管理について教えてください」

このような聞き方なら自然な流れで知りたい情報を得られますよ。

これら以外の質問への対策・回答例も別記事でまとめているので、合わせて参考に!

» 【冬採用の面接対策】冬採用の面接でよく聞かれる質問は?

面接の問題点を洗い出す、志望動機を推敲する、逆質問を考えておく、この3つをやれば内定に近づけるということですね。やるべきことが分かったからやる気が出てきました!

冬採用におけるよくある質問

この章では冬採用におけるよくある質問に解説していきます。

冬採用は就活後半ゆえに不安も大きいと思うので、1つでも多くの疑問をクリアにするきっかけにしてください。

質問① 冬採用の倍率はどのぐらいでしょうか?

冬採用での倍率はどのぐらいでしょうか?やはり就活終盤なので、どの企業も倍率が高いのでしょうか?

冬採用の倍率に関して、倍率は「エントリー数÷内定者数」で表し、企業によってエントリー数と内定者数が異なるので一概に言うことができません。

ですが、就活が本格化している春採用と冬採用を比較して、倍率がどうなのか気になりますよね。

しかし、これも企業によって春採用で出す内定者数と冬採用で出す内定者数が異なるので、予測することができないのが現実です。

企業によっては春採用ではめちゃくちゃ人気があるのに、冬採用では人気がない企業もあるでしょう。

その場合は冬採用の方が倍率が低くなります。

反対に知名度の高い大企業の中で冬採用を実施するところがあれば、そこにはエントリーが続出して倍率が極端に上がることもあります。

冬採用における倍率は気にせず、大企業だけでなく中堅・中小企業も視野に入れて、広く多くの企業にエントリーすることが重要ですよ。

質問② 冬採用での最終面接は受かりやすいって本当ですか?

冬採用での最終面接は受かりやすいでしょうか?次回最終面接を控えているので、どうしても不安でなりません…。

冬採用の最終面接は受かりやすいと言えます。

なぜなら企業側は、もうその後で新規の採用を行うことができないからです。

最終面接で不採用者を出して絞ってしまうと、あとから内定辞退された際に対処できなくなってしまう。

よって最終面接まで進んだ人には積極的に内定を出す可能性は高いでしょう。(もちろんこれらの方針は企業によって異なるので相対的にではありますが)

ちなみに冬採用の最終面接で重要なことは、とにかく「絶対に入社します」と伝えることです。

企業側は冬採用を終えると後がありません。よって内定を出したら絶対に入社してくれる人に内定を出します。

「内定が出たら就活をすぐに終了します」「御社が第一志望なので内定を頂いたら必ず入社します」という言葉を積極的に伝えるようにしてください。

それだけで冬採用での最終面接の通過率を大幅に上げることができますよ!

質問③ 冬採用で大企業を狙うのは無謀でしょうか?

冬採用で大企業を狙うのは無謀でしょうか?私は中小企業やベンチャー企業でバリバリ働くよりも比較的安定した大企業に勤めたいと考えています。

冬採用で大企業を狙うのは全然ありです。

特に大企業といっても知名度が低いと、なかなか就活生からのエントリーが集まりません。

そういった大企業は冬採用だろうがエントリー数が少なく、倍率が低いことも多々あります。

今回の記事で紹介した大企業を見ても、聞いたことがなかった企業は多いと思います。

ぜひ「冬採用で大企業は無理だ」と諦めるのではなく、中堅や中小企業も視野に入れつつ、大企業も同時にエントリーして内定を狙っていきましょう。

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

冬採用を実施する大企業・中小企業を一覧で紹介してきました。

ここで紹介した企業はほんの一部なので、就活エージェントから紹介してもらったり、マイナビで検索したりと自分が興味を持てる企業を探してみてください。

ちなみにマイナビやリクナビなどの求人サイトで検索する際は、検索条件の絞り込みをするのがおすすめです。

僕なら「残業時間が30時間以内」や「3年後離職率が3割未満」といった絞り込みを行います。

これらの数値が平均から逸脱していると、ブラック企業である可能性が高くなりますからね…!

今回の記事が冬採用をする就活生の役に少しでも立てたなら嬉しい限りです。

改めまして、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!

以上!就活ブロガーの就活マン(@shukatu_man)でした!

▼本記事の要点まとめ

  • 冬採用とは12月〜卒業する3月までの期間に行われる採用活動のことを指す。(要するに就活最終戦)
  • 冬採用を実施する企業は大企業も中堅・中小企業だろうが多い。マイナビだけでも1月末で2000件以上の求人が積極採用として掲載されている。
  • 冬採用まで企業が採用を続ける理由としては、内定辞退者の枠を埋めるため、もともと採用予定数に達していないなど様々な原因がある。
  • 冬採用では企業側も採用に焦っているので、選考スピードが早い。そのため面接では志望度の高さを伝えることが有効(具体的には「御社からの内定が出たら必ず入社します」「御社からの内定が出たら即日で就活を終了します」と伝えることが有効)。

▼本記事と合わせて読みたい関連記事はこちら

» 【冬採用を実施する大手企業100社】冬採用での大手の探し方も解説!

この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

TOPへ