【インターンは意味ない?】参加すべきインターンの特徴を解説!

本ページには一部PR情報が含まれます(詳細:広告掲載ポリシー

この記事ではインターンの種類別の参加価値や、意味のないインターンを見極めるポイントについて詳しく解説します!

求職者のみなさん、こんにちは!

累計2000万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。

(これまで7年間、ほぼ毎日、スタバにこもって1500以上の記事を書き続けてきました。就活や転職についての知識は誰にも負けない自信があります!… その代わりに友達が少なく、寂しく生きていますが笑

友達や先輩と話していて、「インターンは行く意味ないよ」という声を耳にしている人も多いかもしれませんね。

その一方で、友達がインターンに参加する姿を見て、「やっぱりインターンに参加すべきなのかな」と悩んでいる人もいるでしょう。

本当にインターンに参加する意味はないのでしょうか?

そこで本記事では、インターンの種類別に参加する意味やメリット、参加すべきインターンの見極め方を解説します。

参加する価値のあるインターンを見極めて、就活に活かしましょう!

インターンに行く意味はないのか?【種類別に解説】​

就活の話をしていると一度は「インターンなんて意味ないよ」という話が出ることがあるはずです。

僕も学生の頃はその話を聞いて、「時間ももったいないし行かなくていいかな」と思っていました。

しかし、就活を終えた今、インターンに参加したことは就活で本当に役立ったと感じています。

まずはインターンの種類ごとに参加する意味やメリットを紹介しますので、どんなインターンがあるのか知っておきましょう。

【インターンに行く意味はないのか?】

  1. 長期インターン
  2. 短期や1dayインターン
  3. オンライン(Web)
  4. 営業職のインターン
  5. 公務員のインターン
  6. 海外のインターン

①長期インターンは意味がないのか?

明確な定義はありませんが、長期インターンは3〜6ヶ月以上のインターンで、長いものでは1年以上のインターンもあります。

一般的に長期インターンは社員と同じように実務をするのが特徴です。

そのため、長期インターンに参加すれば、その会社の一員として業務のスキルや知識が身につきますし、社会人としてのマナーも身につくのがメリット。

また、長期インターンは仕事ぶりが評価されれば、内定につながりやすいです。

優秀な人材だと認められれば、「ぜひうちの会社に来て欲しい」と声をかけてもらえるかもしれません。

こちらの記事では、僕が長期インターンに参加して感じたメリット・デメリットをまとめています。

長期インターンの探し方やよくある質問も紹介していますので、チェックしてみてくださいね。

【長期インターンの探し方9選】大学生向けに”選ぶポイント”も解説します!

②短期や1dayインターンは意味がないのか?

短期インターンは数日から2週間程度のインターンで、1dayインターンは半日だけのものもあれば、1日まるまる開催されるものもあります。

短期インターンの内容は企業や日数によっても異なりますが、業務の擬似体験やグループワーク、ディスカッションなど。

1dayインターンは企業説明やグループワーク、簡単な業務体験などが中心で、会社説明会と変わらない企業も多いです。

短期インターンや1dayインターンは、実務の経験はできませんが、その企業や業界について詳しく知る機会になるため、企業研究・業界研究の材料になります。

また、インターンで同じ業界を目指している仲間に出会えるのもメリットです。

短期インターンの場合、内容によっては社員と深く関わる機会もあるので、企業に自分をアピールする機会にもなります。

③オンライン(Web)インターンは意味がないのか?

コロナ禍の影響で急速に浸透したオンライン(Web)インターン。

その名の通り、オンラインで参加するタイプのインターンですが、長期インターンもあれば短期、1dayインターンもあります。

長期インターンは在宅ワークでの就業体験、短期インターンや1dayインターンは企業説明やグループワークなどが多いです。

自宅から参加できるオンラインインターンは、地方の学生が参加しやすいという大きなメリットがあります。

また、1day のオンラインインターンなら「ちょっと興味がある」程度でも自宅から気軽に参加できるのもメリットです。

内容は実際に足を運んで行うインターンと変わらないため、企業研究・業界研究に役立ちますし、長期インターンで実務をするなら業務スキルや知識が身につきます。

こちらの記事にオンラインインターンの実施内容や探し方をまとめました。

オンラインインターンでよく質問がある服装についても解説しているので、参考にしてみてくださいね。

【オンラインインターンとは?】何をするのか詳しく解説します!

④営業職のインターンは意味がないのか?

顧客への提案準備、アポ取り、実際の商談など営業職の業務を実際に体験するのが営業職のインターンです。

多くの企業で会社の顔となる営業職のインターンは、長期インターンであることが多く、営業職の基本からしっかり学べます。

実際の業務を体験できるインターンなので、学生のうちから営業スキルを身につけたいという人には大きなメリットがあるでしょう。

また、社内の人たちや顧客とやりとりをする機会が多いため、コミュニケーションスキルがアップしますし、ビジネスマナーもしっかり身につきます。

就活でも就職後でもコミュニケーションスキルやビジネスマナーは欠かせませんから、営業職志望ではない人にもメリットがあるといえるでしょう。

こちらのページでは営業職のインターンの内容や探し方、選ぶ際のポイントやインターン選考を突破するためのポイントを解説しています。

もっと営業職のインターンについて知りたいという人は見てみてくださいね。

【営業職のインターンの探し方5選】参加すべきインターンの特徴も解説!

⑤公務員のインターンは意味がないのか?

インターンというと民間企業が行うイメージが強いかもしれませんが、公務員にもインターンがあります。

公務員のインターンがどのような内容を行うのかは自治体によって異なりますが、職員と同じように窓口業務に当たったり、市民とやりとりをすることなど、実務を経験することが多いようです。

公務員と一括りに呼ばれますが、さまざまな仕事があります。

公務員のインターンに参加するメリットは、志望する公務員の業務の実態や職場の雰囲気を肌で感じられることです。

実際に体験することで、自分に合っている仕事かどうか見極められる材料にもなるでしょう。

また、公務員として働いている人たちと関わりを持てるのも公務員インターンのメリット。

なかなか普段公務員の人と接する機会はありませんが、インターンに参加すれば詳しい話も聞けますし、人脈を作れるので就活や公務員試験の相談などもできます。

⑥海外のインターンは意味がないのか?

近年は海外の企業インターンに参加する学生も増えてきています。

海外のインターンは基本的に長期のものが多く、実務を経験することがほとんどです。

現地の学生とともに企業で働くわけですから、現地の言葉を問題なく話せることが求められます。

海外のインターンに参加するメリットは語学力やグローバル社会で活躍できる感覚を磨きながら、実務経験が積めることです。

特に現地の企業で働いて価値観や文化の違いに触れられることは、日本のインターンでは経験できない大きなメリットになります。

海外インターンが人気と言っても、参加している人はそれほど多くありませんから、日本で就職するとしても、その経験が大きな武器となるでしょう。

インターンも種類によって参加する意味やメリットが変わってくるんですね。自分が参加する目的を考えて、どのインターンに参加するか決める必要がありそうです。

意味のないインターンを見極めるポイント

インターンへの参加に意味を見出せるかどうかは、自分自身の取り組み方で左右されることが多いです。

しかしいくらモチベーション高く参加しても、意味のないインターンもあります。

インターンへの参加が無駄にならないように、意味のないインターンを見極めるポイントを押さえておきましょう。

【意味のないインターンを見極めるポイント】

  1. 単純作業や雑務だけのインターン
  2. 誰でも参加できるような選考基準のないインターン
  3. 座学だけで社員との交流機会がないインターン

ポイント① 単純作業や雑務だけのインターン

長期インターンの多くで実務を経験できますが、なかにはルーティーンワークのような単純作業や雑務だけを任されるインターンもあります。

単純作業や雑務をこなす中で会社の雰囲気はわかるかもしれませんが、肝心のスキルや知識は全く身につきません。

また、インターン生に単純作業や雑務だけを任せる企業の場合、ブラック企業である可能性も高いです。

ブラック企業のインターンに参加すると、休みが認められなかったり、過剰な労働を押し付けられたり、報酬がもらえなかったりして、最悪のインターンになってしまいます。

インターンに応募する前に募集要項をしっかりチェックして、どのような業務を任されるのかを確認しましょう。

また、ブラック企業かどうかをインターン探しの段階で見極めることも重要です。

こちらのページでブラック企業の特徴をまとめていますので、インターン先探しにも活用してみてください。

【ブラック企業の見分け方30選】新卒向けに見るべきポイントを解説!

ポイント② 誰でも参加できるような選考基準のないインターン

希望した人が誰でも参加できるような選考基準のないインターンは、内容が薄いことが多いです。

どのような内容のインターンが行われるかは企業によりますが、企業がそれほど力を入れているインターンではないので、インターンの質が低下してしまいがちです。

内容が不明瞭で目的が見いだせないインターンは、参加する意味がありません。

選考基準がないインターンが一概に意味がないインターンとは言えませんが、過去のインターンの内容や口コミをチェックしてから参加を決めるようにしましょう。

ポイント③ 座学だけで社員との交流機会がないインターン

ただ企業からの話を聞くだけで、社員との交流機会がないインターンも意味がないインターンの典型です。

時間を作って参加しても社員と直接交流できなければ、インターネットでわかる程度の情報しか得られないこともあります。

インターンに参加する意義の一つは、社員と交流して仕事の話を聞いたり、人脈を作ったりすることや、アピールして顔を覚えてもらうことです。

かなり興味がある企業なら別ですが、話を延々と聞くだけのインターンなら、わざわざ参加する必要はないでしょう。

意味のないインターンもやはりあるんですね。インターン先を決めるときは、内容までしっかりチェックしたいと思います。

インターンに行く意味のない学生の特徴

参加する意味がないインターンがある一方で、インターンに行く意味がない学生もいます。

どれだけ充実した内容のインターンでも、インターンとの向き合い方によっては全く行く意味がありません。

インターンに行く意味がない学生の特徴を紹介します。

もしこれから紹介する特徴に当てはまったら、インターンへの参加を今一度検討してみましょう。

【インターンに行く意味のない学生の特徴】

  1. 給料など待遇目当てで参加する学生
  2. 参加することが目的となっている学生
  3. 受け身の姿勢で自分から学ぶのが苦手な学生

特徴① 給料など待遇目当てで参加する学生

多くの長期インターンは給料が支払われます。

「給料が出るならバイトの代わりにインターンに参加しよう」と思うかもしれませんが、実務を任される以上、バイト以上の責任が生まれます。

もちろんバイトに責任がないというわけではありませんが、インターンは給料の対価となる労働が求められるため、軽い気持ちで参加すると、求められる労働量や責任の重さに耐えられなくなってしまうことも。

働いた対価で給与が支払われるのは当然ですが、給与などの待遇目当てで参加すると、モチベーションが維持できず、途中で投げ出してしまう学生も少なくありません。

給与などの待遇だけが目当てなら、インターンではなく報酬のいいバイトを探すべきです。

特徴② 参加することが目的となっている学生

インターンに参加する目的は人ぞれぞれですが、ただ参加することが目的となっている学生はインターンに参加する意味がありません。

参加することが目的の学生は、「参加したことで就活で有利になる」と考えがちです。

しかし、インターンに参加して就活に活かすには、参加した先で何らかの経験を得たり、知識を得たりする必要があります。

経験や知識を得るためには積極的な姿勢でインターンに取り組まなければなりませんが、参加することが自体目的の場合、自分から学ぼうという姿勢がないので参加しても何も得られずに終わってしまいます。

特徴③ 受け身の姿勢で自分から学ぶのが苦手な学生

グループワークやディスカッションのインターン、実務を行う長期インターンは、受け身の姿勢では何も得られません。

特に実務を行うインターンの場合、教えてもらうのを待つのではなく、自分から学ぶ積極的な姿勢が求められます。

ただ受け身でいるだけでは社員に迷惑をかけてしまいますし、どれだけ指示されたことを正確にこなしたとしても高い評価は得られないでしょう。

インターンも社員と同じように責任があると自覚し、自分から積極的にスキルや知識をどんどん身につけたいという意識がない受け身の学生は、インターンに参加しても意味がありません。

自分自身がインターンとどう向き合うかでも、意味があるかどうかは変わってくるんですね。インターンに参加するならしっかりと考えて、目的意識を持ちたいと思います。

参加すべきインターンの見極め方

大手企業から中小企業までさまざまな企業がインターンを募集していますから、どのインターンに参加しようか迷ってしまうのも当然です。

そこで参加すべきインターンの見極め方を紹介します。

インターンに参加したことが本選考や就職後にも役立つように、ポイント押さえて見極めましょう。

【参加すべきインターンの見極め方】

  1. 参加者の口コミが良いインターン
  2. 社員と同じ業務内容を経験できるインターン
  3. 社員と距離が近く関係性を作りやすいインターン
  4. 選考の難易度が高いインターン

見極め方① 参加者の口コミが良いインターン

実際に参加した人から高評価のインターンは参加すべきインターンです。

毎年同じ内容のインターンを行うとは限りませんが、口コミがいいインターンを行っている会社は、インターンにリソースを割き、力を入れている会社です。

インターンに参加した経験がある先輩やOB・OGに、内容がよかったインターンを聞いてみましょう。

また、口コミサイトを使って調べるのもおすすめです。

口コミサイトなら気になる企業の口コミがピンポイントでわかります。

僕がインターン探しから本選考まで活用していたおすすめの口コミサイトを紹介しますので、ぜひ活用してみてくださいね!

▼おすすめの口コミサイト

ワンキャリア:就活生向け。企業の口コミだけでなく、選考情報も確認できる

ライトハウス:日本最大級の口コミサイトで、サイトも見やすいので個人的にベスト

オープンワーク:こちらも口コミサイト大手で、ライトハウスと併用するのがおすすめ

転職会議:約20万社の口コミが掲載されている大手口コミサイト

見極め方② 社員と同じ業務内容を経験できるインターン

学生に社員と同じ業務内容を経験させてくれるインターンは、参加すべきインターンです。

実務が経験できるインターンは、座学やインターネットの情報では得られない経験ができます。

業務への取り組み方や実績が評価されれば、内定に繋がる可能性も高いです。

別の企業の本選考に応募する際も、学生のうちに社会人と一緒に業務を経験したことは強い武器になります。

見極め方③ 社員と距離が近く関係性を作りやすいインターン

社員と座談会がある、ディスカッションがあるなど、距離が近く関係性を作りやすいインターンも参加すべきインターンです。

社員との距離が近ければ、アピールして顔を覚えてもらえる可能性もありますし、人脈を作れる可能性もあります。

人脈を作れば、企業や業界の実態を聞けますし、就活についての相談もできるようになるでしょう。

見極め方④ 選考の難易度が高いインターン

選考の難易度が高いインターンを敬遠してしまう人もいるかもしれません。

しかし、できる限り優秀な人材を集める選考の難易度が高いインターンは、その先の本選考まで見据えた価値のあるインターンであることが多いです。

内定に繋がる可能性や本選考で有利になる可能性も高いでしょう。

また優秀な人材に実務を経験させることを目的としているので、得られるスキルや知識も多いですし、しっかりと経験が積めます。

ただインターンに参加するだけでなく、こういった参加すべきインターンを見つけることはその先の本選考にも大きく影響してきます。

僕がインターン先を探していた時に活用していた探し方をまとめていますので、参考にしてみてください。

【インターンの探し方10選】本当におすすめの探し方を厳選して紹介!

せっかく参加するなら参加する意味のあるインターンを見つけたいです!このポイントを押さえてインターンを探してみます。

本記事の要点まとめ

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

多くのインターンがある中で、参加する意味がないインターンがあるのは事実です。

しかし、きちんとインターン先を見極めれば、本選考が有利になるインターンや、そこで得た経験を武器にできるインターンもあります。

また、自分自身がインターンへの参加に目的意識を持つことも大切です。

今回紹介した参加すべきインターンの見極め方を参考に、参加する意義のあるインターン先を見つけましょう。

▼本記事のまとめ

  • インターンの種類ごとに参加する意味やメリットが異なる。
  • 意味のないインターンのポイントを押さえて、意味のないインターンを避けることが重要。
  • 自分自身のインターンへの取り組み方で、インターンに参加する意味があるかどうかは変わってくる。
  • 参加すべきインターンの見極め方を押さえて、本選考に活かせるインターン先を見つけよう。
この記事を書いた人

就活マン(藤井智也)

日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営。
大学時代に中堅大学から超高倍率の食品メーカーからの内定を獲得後、1年で退社し独立。これまで執筆した就活記事は1200記事を超える。

この記事を監修した人

藤九 亮輔

国家資格「キャリアコンサルタント」を保有。
元大学キャリアセンター職員。
就活記事のライター歴5年。現在はホワイト企業ナビの編集部として活動中。

TOPへ