今回の記事では、早期選考を実施する企業100社をバシッと紹介していきます!
就活生や転職希望者のみなさん、こんにちは!
累計2300万PVを突破した日本最大規模の就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マンです。
この記事を掲載している「ホワイト企業ナビ」は、僕自身が就活生の時に感じていた、こんな思いから立ち上げた求人サイトです。
「ブラック企業を掲載するなよ!残業時間が短くて休日が多い企業だけ教えてよ!」
こんな思いを持っている就活生や転職者の方は、ホワイト企業ナビを使ってくれると嬉しいです!
全ての企業を1社1社丁寧に取材していて、数を追わずに質にこだわって運営しています。
それでは本題に入っていきますね!
みなさんの中には、早期選考が気になっている人もいますよね。
早い時期に選考を受ければ場慣れできますし、就活準備も周りより早く進められるはずです。
でも、全ての企業が早期選考を実施するわけじゃないので、どの企業に応募したらいいのか分からないと感じている人もいるんじゃないでしょうか?
そこで本記事では、早期選考を実施する企業100社を一挙に紹介します!
早期選考を実施する企業の探し方や、早期選考で評価されるためのポイントも共有しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
ホワイト企業では25卒向けの求人も公開中
ちなみにこの記事を掲載しているホワイト企業ナビでは、次年度の求人公開を行っています!
「プレエントリー」ができる仕組みで、掲載企業の早期選考が始まったタイミングで、プレエントリーしておけば企業から連絡が届きます。
目次
早期選考を実施する企業一覧
早期選考は、大手からベンチャー、外資系までさまざまタイプの企業が実施しています。
具体的な企業名が分かるとイメージが湧くと思うので、どんな企業が早期選考を実施しているのか見ていきましょう!
早期選考を実施する大手企業
大手企業は早期選考を実施しないのでは?と思った人もいますよね。
実は、大手企業の中にも毎年のように早期選考を行っている企業は数多くあります。
大手企業といえど、優秀な人材を他社に取られないようにしないといけないですからね。
具体的には、次の40社が早期選考を実施しています。
- 中部電力
- 関西電力
- 三菱商事
- 三井物産
- 住友商事
- 伊藤忠商事
- 丸紅
- 明治安田生命
- 東京海上日動火災保険
- NTTdocomo
- NTT西日本
- JAL
- ANA
- トヨタ
- デンソー
- ソニー
- 三菱電機
- パナソニック
- ブラザー工業
- 京セラ
- AGC
- 大日本印刷
- 凸版印刷
- グリーンハウス
- ニトリ
- ブリヂストン
- アサヒ飲料
- サントリービバレッジ
- キリン
- 味の素
- 資生堂
- 富士フイルム
- NTTデータ
- ソフトバンク
- みずほ証券
- SMBC日興證券
- 野村総合研究所
- 野村総研
- 日本総研
- ドリームインキュベータ
誰もが知っているような有名企業もたくさんありますね!
夏期インターン経由で早期選考を打診する企業もあれば、優秀なインターン生にリクルーターをつける企業も見られます。
「大手企業=通常エントリーのみ」といった固定観念を持たないことが大事ですよ!
早期選考を実施するベンチャー企業
ベンチャー企業には、早期選考を実施する企業が多く見られます。
大手企業と比べると知名度が低いので、優秀な人材を確保しておこうと早くから動くわけですね。
とくに夏期インターン経由で早期選考を案内されるパターンがよくあります。
具体的な企業名を30社挙げていきますね。
- フリークアウト
- エス・エム・エス
- ZOZO
- ネオキャリア
- フロムスクラッチ
- マネーフォワード
- ベンチャーリパブリック
- Roseau Pensant
- エアークローゼット
- Sapeet
- asken
- Linc’well
- ワンキャリア
- ベストティーチャー
- MFS
- シュアーイノベーション
- TAPP
- LIFULL
- ビビッドガーデン
- アグリメディア
- FREEDiVE
- ワンスター
- Sansan
- エクサウィザーズ
- ウィルゲート
- 火の魂カンパニー
- タウンキッチン
- dely
- Stayway
- Retty
ベンチャーは早期選考に対して積極的な企業が多く見られます。
ただ、ベンチャーと言っても社員が数十〜数百名のミドルベンチャーから、数千名規模のメガベンチャーまでさまざまです。
人気のベンチャー企業ともなると、インターンシップ参加の競争率が大手並みに高かったりします。
ベンチャーだから大手よりも早期選考に受かりやすい、とも言い切れないところに注意が必要ですよ!
早期選考を実施する外資系企業
さて、最後の30社は早期選考の定番、外資系企業です。
外資系企業は経団連に加盟していないので、日本の就活スケジュールとは関係なく選考を実施します。
多くの外資系企業は夏期インターンが実質的な「予選」のように位置づけられています。
つまり、本選考を受けるにはインターン参加は必須というわけですね。
どんな企業があるのか、具体的な社名を見ていきましょう。
- リブ・コンサルティング
- アクサ生命保険
- プルデンシャル生命保険
- アフラック
- AIGグループ
- 日本マイクロソフト
- Amazon
- 日本IBM
- 日本オラクル
- レノボ・ジャパン
- ボッシュ
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
- フィリップス・ジャパン
- クレディ・スイス証券
- ソシエテ ジェネラル
- ブラックロック・ジャパン
- HSBC
- クレディ・アグリコル
- デュポン
- ダウ・ケミカル
- ABB
- 日本ヒューレット・パッカード
- 日本サムスン
- ファイザー
- アストラゼネカ
- グラクソ・スミスクライン
- 日本メドトロニック
- BASF
- ブルームバーグ
超有名どころの企業もたくさんありますね!
外資系企業は多くの日系企業よりも給与水準が高く、若いうちから活躍の場を与えてもらえるチャンスが豊富なので、就活生から非常に人気があります。
大学3年の6月頃にはインターン募集がスタートするので、外資系企業の選考を受けるなら早めに準備しておくことが重要ですよ!
こんなにたくさんの企業が早期選考を実施しているんだ!
早期選考と聞くと「一部の企業に限られる」という感じがするけど、実はいろんな企業を早い時期から受けられるんだね!
ホワイト企業に就職する方法
ホワイト企業に関する情報を集める中で、「結局どうやってホワイト企業に就職すれば良いの?」と悩むことが多いと思います。
内定を獲得するために選考対策はするとして、就活も転職も結局のところは「その企業との適性」で決まるんですよね。
要するに選んだ企業の人事が、「この人はうちの会社と合いそうだ」と判断してくれるかどうかで決まります。
就活や転職は適性で決まるため、エントリー企業数を増やすことが最も重要な対策となります。
(その上で、ホワイト企業に就職したい人は、それらのエントリー企業がホワイト企業である必要があります)
では具体的にどうやってエントリー企業数を確保していけば良いのか?
おすすめの手段を3つ共有しますね。
①求人サイトでホワイト企業を絞り込んで探す
ホワイト企業のエントリー数を増やすための王道的な手段が求人サイトです。
ホワイト企業への就職を考えた場合、求人サイトを利用する際には必ず「求人検索の絞り込み機能」を活用するようにしてください。
このホワイト企業ナビでは、元々「残業時間・年間休日数・離職率」に基準を設けて、それらすべて満たす企業のみを掲載しているので絞り込みの必要がないようなサイトにしています。
ですが、一般的な求人サイトはあらゆる求人が掲載されているので、ホワイト企業に就職したい人は、自分が求める「残業時間」「休日数」「離職率」「福利厚生」など、条件を絞り込んで検索することが重要です!
求人サイトとしておすすめは、求人数も多く、かつ検索機能の絞り込みが充実している「マイナビ」がやはりおすすめですね。
②就活エージェントに条件を伝えて優良企業だけ紹介してもらう
次に、ホワイト企業のエントリー数を確保する上で、就活エージェントも非常に有用です。
就活エージェントは面談を元にして、求人紹介から選考対策まで、すべて無料でサポートしてくれるサービス。
また求人サイトに公開されていない非公開求人も紹介してくれる点が強いです。
この就活エージェントを賢く利用するためには、必ず自分が求める労働条件を担当者に伝えることです。
実際に僕が就活生の時は、次のように担当者に伝えることで、紹介求人を絞り込んでいました。
【担当者に伝えた内容】
- 「プライベートの時間を重要視したいので、月の残業時間が平均20時間以内の企業で、かつ完全週休2日の土日休みの企業のみを紹介して頂きたいです。業界は現在、食品業界、化学業界、自動車業界を志望していますが、他業界も興味があります。」
就活エージェントを利用する際に、すべて担当者任せにしてしまう人が多いのですが、それだと「受かりやすい企業」を紹介されてしまうので、ホワイト企業への就職を考える人は必ず条件を伝えてください。
利用する就活エージェントですが、選ぶ視点としては「保有求人数が多くて実績があるか」です。
「ミーツカンパニー就活サポート」が全国対応かつオンライン面談にも対応していて、保有求人数と実績があるのでおすすめですね。
③逆求人サイトで得たスカウトからホワイト企業にだけエントリーする
最後に、エントリー企業数を確保する上で非常に役立つのが逆求人サイトです。
逆求人サイトは登録すると、企業側からスカウトが届くサイトなので、自動的に企業との接点を獲得できます。
逆求人サイトを利用する際は、必ず届いたスカウトの中から、自分が求める労働条件の企業だけにエントリーしましょう。
スカウト元の企業の採用情報や口コミサイトで調べたり、気になる企業だけど労働条件の詳細がない場合は、逆求人サイトのチャットにて直接企業に質問するのもおすすめです。
利用すべき逆求人サイトとしては、利用企業数の多さが最も重要なので「キミスカ」と「OfferBox(オファーボックス) 」がベストです。
以上、3つの方法でエントリー企業数を確保していくことがホワイト企業に就職する上で最も重要です。
またホワイト企業に就職する場合は、必ず「自分にとってのホワイト企業の定義を明確化すること」をしてください。
そうしないとそもそも「どんな企業が自分にとってのホワイト企業なのか」を把握できません。
ホワイト企業の特徴について、別途まとめた記事を書いているので、そちらの記事を参考に明確化しましょう。
» 【ホワイト企業の特徴20選】ホワイト企業とはどんな会社!?
とにかく「ホワイト企業のエントリー数を増やすこと」が肝になるんですね。
企業との適性は企業側からしか判断が難しい部分でもあるから、しっかりとホワイト企業のエントリー数を確保していくことが、求職者側ができる重要な行動だと言えるよね。
早期選考を実施する企業の探し方
早期選考を受けるには、そもそも早期選考を実施する企業を探す必要があります。
探し方の最大のコツは、複数のルートを確保しておくことです。
複数のルートで探せば、早期選考を実施する企業が見つかる確率も高まりますからね。
僕が就活をしていた頃に実践していたのは、次の5つの方法です。
【早期選考を実施する企業の探し方】
- 就活エージェントから紹介を受ける
- 求人サイトでスカウトを得る
- 就活サイトで選考時期を確認する
- OBOGやリクルーターを探す
- 長期・短期のインターンシップ経由
①就活エージェントから紹介を受ける
早期選考を探すためにまずやっておきたいのが、就活エージェントの活用です。
早期選考は通常の就活スケジュールよりも前倒しで実施されるので、一般的な大手就活サイトには求人が掲載されません。
本来なら「大学3年の3月から一斉に採用活動スタート!」とすべきところを、抜け駆けして始めてしまうのが「早期選考」ですからね。
つまり、大手就活サイト以外のルートから選考情報を得る必要があるんです。
就活エージェントでは就活生一人ひとりに担当アドバイザーがつくので、早期選考の情報を個別に教えてもらえます。
もちろん、担当アドバイザーには「早期選考を受けたい」と明確に伝えておきましょうね!
僕がおすすめしている就活エージェントは「ミーツカンパニー就活サポート」と「irodasSALON」です。
ミーツカンパニー就活サポート
「ミーツカンパニー就活サポート」は、厳選された求人を扱っている就活エージェントです。
早期選考を予定している企業も多数登録していますので、早期選考を希望するなら登録しておきたいサービスといえます。
僕がミーツカンパニー就活サポートをおすすめするのは、就活生からの評判がとても良いからです。
アドバイザーによる面談満足度が非常に高く、「利用して良かった」と感じている就活生が多いことが分かります。
オンライン面談にも対応しているので、地方在住で早期選考を受けたいと考えている人も活用しやすいサービスですよ!
irodasSALON
「irodasSALON(イロダスサロン)」はコミュニティ型就活支援サービスです。
年間の利用者は13000名と非常に多く、月間40回以上開催されるオンラインキャリア講座だけでも活用する意義のあるサービスといえます。
僕がirodasSALONをおすすめするのは、プロのアドバイザーによる就活支援サービスを受けられるからです。
早期選考を受けたいと伝えておくことで、早期選考を実施する企業を優先的に紹介してもらうこともできます。
コミュニティ型サービスなので、他の就活生の様子も分かって心強いですよ!
他にも僕が実際に利用して良かったと感じるサービスをまとめた記事があるので、こちらも必ず読んでおいてくださいね。
②逆求人サイトでスカウトを得る
早期選考を実施する企業を探す方法の2つめは「逆求人サイト」の活用です。
逆求人サイトでは、プロフィールを登録しておくと企業からスカウトが届きます。
やることはプロフィールの登録だけなので、一度登録しておけば待っているだけで早期選考の案内が届くというわけです。
就活準備が忙しくなる前に、早い段階で登録しておくのがおくと良いですよ!
僕がおすすめしている逆求人サイトは「オファーボックス」と「キミスカ」です。
オファーボックス
「OfferBox(オファーボックス) 」は、オファー受信率93.6%の逆求人サイトです。
就活生の4人に1人が利用している有名なサイトなので、早期選考を探すなら登録必須ですよ!
僕がオファーボックスをおすすめするのは、早期選考以外に「インターン特別枠」の案内も届くからです。
特別枠ならインターンに参加できる確率が高く、かつインターン後に早期選考を案内されることも考えられます。
インターン参加オファーをきっかけに早期選考・早期内定へと順調に進めたら最高ですね!
例年大学2年の2月頃から登録を受け付けているので、早期選考の実施企業を探したい人は必ず登録しておきましょう。
キミスカ
「キミスカ」は逆求人サイトの中でも「スカウトの本気度」が可視化されている点がユニークなサービスです。
スカウトは「気になる」「本気」「プラチナ」の3種類に分かれています。
企業の本気度が最も高いプラチナスカウトを送れるのは、1社にあたり月30本までです。
つまり、プラチナスカウトを受け取った時点で「採用を前向きに検討したい」と考えている企業だと分かります。
早期選考を探すなら早期内定を獲得できる企業を受けたいですよね。
積極的に早期内定を出す企業が見つかりやすいので、キミスカにもなるべく早く登録しておきましょう!
③就活サイトで選考時期を確認する
就活サイトで企業ごとの選考時期を確認しておくのも、早期選考の実施企業を探す上で有効な対策です。
詳しい選考時期なんてどうやって確認するの?と思った人もいますよね。
実は、就活サイトの中には選考時期が詳しく書かれているサービスもあるんです!
たとえば「ワンキャリア」などは非常に分かりやすいですよ。
企業ごとに「選考ステップ」が公開されていて、応募から内定までの選考スケジュールが把握できるんです。
「1月中旬 エントリーシート」「1月下旬 Webテスト」のように具体的に書かれているので、選考時期がバッチリ分かります。
OB訪問などの非公式な情報も書かれていたりと、あらかじめ就活スケジュールを立てておく上で非常に役立ちますよ!
④OBOGやリクルーターを探す
OBOGやリクルーターを見つけて、人事に繋いでもらうのも良い方法です。
でも、OBOG訪問やリクルーター探しってハードルが高いイメージがありますよね?
早期選考を受けたい企業で偶然先輩が働いていたりでもしない限り、なかなかチャンスがありません。
そこで僕がおすすめするのが「ビズリーチ・キャンパス 」を活用する方法です。
ビズリーチ・キャンパスはOB訪問サービスで、有名企業のOBとコンタクトを取ることができます。
登録しているOBは後輩に就活のアドバイスをしたいと考えている方々なので、初対面でも親身になって対応してくれますよ。
オンラインでのOB訪問にも対応しており、気軽に相談しやすいのも大きなメリットです。
下記44大学の学生であれば誰でもビズリーチ・キャンパスを利用できるので、積極的に活用して早期選考の情報を収集しましょう!
▼ビズリーチ・キャンパスを利用可能な大学一覧
青山学院大学 大阪市立大学 大阪大学 大阪府立大学 お茶の水女子大学 海外大学 関西大学 関西学院大学 学習院大学 九州工業大学 九州大学 京都大学 慶應義塾大学 神戸大学 国際教養大学 国際基督教大学 滋賀大学 静岡大学 上智大学 千葉大学 中央大学 筑波大学 津田塾大学 電気通信大学 東京外国語大学 東京工業大学 東京大学 東京都立大学(旧 首都大学東京) 東京農工大学 東京理科大学 東北大学 同志社大学 名古屋工業大学 名古屋大学 一橋大学 広島大学 法政大学 北海道大学 明治大学 横浜国立大学 横浜市立大学 立教大学 立命館アジア太平洋大学 立命館大学 早稲田大学 (五十音順)
⑤長期・短期のインターンシップ経由
早期選考の実施企業を探すには、インターンシップに参加するのも有効な方法です。
よく「インターンは選考とは関係ありません」と募集要項に書かれていることがありますが、あくまでも建前と思っておいたほうが良いですね。
企業としても、経費と時間をかけてインターンを開催するのですから、優秀な学生がいれば採用したいと考えるのが自然でしょう。
もちろんインターン期間中は積極的な姿勢で参加して、しっかりと成果を挙げることが求められます。
でも、選考以外の場で実際の働きぶりを見てもらえる機会と言うと、インターンぐらいしかないんですよね。
インターンで優秀さをしっかりとアピールできれば、企業のほうから早期選考をすすめてきますよ!
注意点として、人気企業のインターンとなると募集開始と同時に就活生が殺到します。
大学3年に進級する頃にはインターン募集サイトに登録しておき、いつでもインターンに応募できるよう準備を整えましょう!
▼インターンシップの情報が掲載されているサイト
求人サイトで探す以外にもこれだけの方法があるんですね。早期選考を1社でも多く受けて選考慣れするためにも、多くの手段を取り入れていこうかな。
早期選考で評価されるための3つのポイント
せっかく早期選考を受けるなら、早期内定をバッチリ獲得したいですよね!
早期選考で評価されるには、押さえておきたいポイントがあります。
次のポイントをしっかりと押さえて、早期選考に備えておきましょう!
【早期選考で評価されるためのポイント】
- エントリー企業数を増やして選考に慣れる
- 入社意欲の高さを示して内定を出したい人材となる
- 自己分析をして徹底的に自己理解を深める
①エントリー企業数を増やして選考に慣れる
早期選考で評価されるには、とにかく場数を踏むことが大事です。
最初から選考をうまく乗り切れる人はそうそういません。
グループ面接やGDで「ものすごく上手に話している人がいる」と感じたら、その就活生はすでに選考を何社も受けている可能性が高いです。
エントリーした1社目でいきなり内定するのはレアケースで、最初の内定が出るまでに何社も落ちるのが当たり前の世界なんですね。
僕自身もそうでしたが、エントリー企業数を意識的に増やすと「就活モード」になっていくんです。
選考でうまくいかなかったことを次に生かそうと自然に思えますし、回数を経るごとに上達していくのが実感できますよ。
はじめは「ひとまず就活の雰囲気を見ておこう」ぐらいのつもりでいいので、エントリー数を増やして選考に慣れていきましょう!
②入社意欲の高さを示して内定を出したい人材となる
早期選考では、入社意欲の高さを前面に出すことが非常に重要です。
と言うのも、企業にとって早期選考は内定辞退がつきものなんですよね。
早期内定を出しても、けっこうな確率で辞退されるものと思っているわけです。
では、企業にとって「この学生に内定を出したい」と感じるのはどんな就活生か?もう分かりますよね?
企業としては、「御社に入社したい!」という意欲がバシバシ伝わってくるような人が欲しいんです。
本当に入社するかどうかはともかく、選考の時点では「内定が出たら就活は終了します」ぐらいの意欲を見せましょう。
志望動機の質を高めて「明らかにうちの会社のために書いてきた」と分かるものにすることも大切です。
あと、面接後にお礼メールを送るのも、他社ではなく「この会社に」入社したいと伝える上で有効な方法ですね。
結果的に辞退して別の企業に入社することになったとしても、それは仕方のないことです。
もっと魅力的な企業が見つかることなんて、いくらでも考えられますからね。
③自己分析をして徹底的に自己理解を深める
選考で非常に強力な武器になるのが「自己分析」です。
人事から見たとき、自身についてよく理解していて自分の言葉で話している就活生はとても好感度が高いんです。
口先だけじゃなく、本当にじっくり考えた末に応募していることが伝わりますからね。
自己分析で徹底的に自己理解を深めたかどうかが、早期選考で受かるかどうかを左右すると言っても決して過言ではありません。
自己分析に取り組むときには、就活サイトや就活エージェントが提供している「自己分析ツール」を活用することをおすすめします。
自己分析ツールを使うと自分のことを多面的に、かつ客観的に分析できますよ。
分析結果を軸に志望動機や自己PRを組み立てていくと、きちんとした根拠にもとづいて伝えられるはずです。
自己分析で徹底的に自己理解を深めて、早期選考の合格率を高めましょう!
早期選考の探し方と評価されるためのポイント、両方を知っておくことが大事だね!
企業が早期選考をおこなう理由
ここまで就活生にとっての早期選考について解説してきましたが、企業側にとって早期選考とは何か?を知っておくことも重要です。
企業が早期選考でどんな人材を採用したいと考えているかが分かりますからね。
また、早期内定が出てからどのタイミングで辞退/承諾の返事をするかの見極めにも役立ちます。
企業が早期選考を実施する主な理由は、次の2点です。
①早くから優秀な人材を囲い込むため
企業が早期選考を実施するのは、優秀な人材を他社よりも早く獲得しておくためです。
とくにベンチャー・中小企業は大手企業ほど知名度がないので、大手と同じ土俵で戦うとたいてい負けてしまいます。
そこで、大手・有名企業よりも早く選考を実施することで先に優秀な人材を囲い込もうとするわけです。
見方を変えると、早期選考で内定を出したとしても全員が入社してくれるとは企業側も思っていません。
何割かは辞退者が出ることを見越して、多めに早期内定を出しておくケースがほとんどでしょう。
よって、優秀で入社意欲が高いと思われる就活生には積極的に内定を出す企業もあるのです。
②採用を長期的におこなうため
企業は早期選考を実施した後の採用スケジュールも見越しています。
早期内定者のうち何割かが辞退すると仮定して、本選考・秋冬選考へと持ち込むことも想定しているのです。
本採用1発で採用者を決めるよりも、早期選考・本選考・秋冬選考と段階を踏んだほうがより確実に人材を確保できますよね。
採用を長期的におこなうために、あらかじめ早期選考を実施しているわけです。
就活生としては、早期選考から参戦することで「無い内定」を防ぐ効果が期待できます。
本選考が始まる頃には、早期選考で就活慣れしているはずですからね。
企業としては、長期的に採用活動をおこないたい。
就活生としては、早い時期から就活慣れしておきたい。
こんなふうに、企業側の意図を逆に利用するぐらいのつもりでいいんです。
早いうちに就活準備を進めることで就活成功率も高まるので、ぜひ早期選考に挑んでみてください!
今回紹介した100社以外にも、早期選考・早期内定が可能な企業は数多くあります。
次の記事でも早期内定が出る具体的な企業名を紹介しているので、必ず読んでおいてくださいね!
»【早期内定が出る企業100社】早期選考を行う企業を一覧化しました!
企業側もこうした意図があって早期選考を実施するんですね。
早期選考の実施意図がわかると、「内定が出たら就活を終了します」と断言する就活生に内定が出やすいのもうなずける。企業側としては早く学生を囲い込みたいから、そう言ってくれる学生は内定を出しやすいよね。
早期選考に関するよくある質問
質問① 早期選考で落ちたらどうすれば良いですか?
早期選考を受けたけど落ちてしまいます。どうすれば良いでしょうか?
早期選考で落ちてしまった場合に、僕がするなら「まずは落ちた理由を考えて改善できることは改善する→切り替えてすぐにエントリー数を増やす→本選考に向けて今からできることをする」ですね。
就活の良いところは、新卒を募集する企業が大量に存在することです。しかも何社でも挑戦可能。
これまでの高校受験や大学受験じゃそうはいかない。
だからこそ、落ちた企業に固執せずに、その経験を活かして次に繋げることが重要なんですよね。
また、就活は「適性」で評価が決まるので、受験のような点数による絶対評価じゃありません。
だからこそ「改善できることは改善しながら、自分との適性が高い企業と出会えるまでエントリーし続ける」という姿勢が重要になるわけです。
今の時期だからこそ考えておきたい
— 就活マン®︎ / 藤井智也 (@shukatu_man) March 6, 2022
「就活の好きなところ」。
・新卒を求める企業が大量に存在する
・何社落ちようが何社でも挑戦可能
・適性で決まる(点数など1つの評価指標で決まらない)
これらが受験との大きな違いであり、僕が就活を好む理由。
「エントリー数を増やす×改善」が最強。
別記事でもこのあたり深堀りしているので、気になる方は合わせて読んでみてください。
» 【早期選考で落ちたらどうする?】僕が取った落ちた後の立ち回り解説!
質問② 早期選考は受かりやすいのでしょうか?
早期選考は受かりやすいと聞いたことがあります。それは本当ですか?本当ならなんで早期選考は受かりやすいのでしょうか?
企業によって異なりますが、早期選考では知名度の高い企業は受かりにくいですが、知名度が低い中小〜中堅企業は受かりやすいです。
まず知名度の高い企業は、早期選考でも人気があって、多くの優秀な就活生がエントリーします。
内定枠も少なく設定されていることが多いので、当然受かりにくいんですよね。
一方で、知名度の低い中小〜中堅企業が早期選考を実施する目的は「早くから新卒を囲い込みたい」なので、選考スピードも早く内定を出す傾向にあります。早く内定を出して、新卒を囲い込まないとという焦りからです。
このように早期選考だから受かりやすいとは一概には言えないんですよね。
ですが、早期選考を受けることで早い時期から本選考の対策をおこなうことができますし、エントリーシートを書いたり、面接の場数が増えます。
人間は慣れによって、能力が上がっていく生き物なので、早期選考に取り組むことはそれだけで価値があると僕は考えています。
» 【早期選考は受かりやすい?】受かるために僕が取った5つの施策!
質問③ 早期選考で落ちる確率はどのぐらいですか?
早期選考で落ちる確率ってぶっちゃけどのぐらいなんですか?先に知っておきたくて。
これも企業によって異なるので一概には言えません。
人気の大手企業の場合は、倍率が100倍以上になり、受かる確率が1%以下になるところもあります。
一方で知名度が低い中小企業で、自分の性格が求めている人物像にドンピシャでハマれば100%で受かるようなケースもあるでしょう。
「早期選考で落ちる確率はどのぐらいかな?」と考えることに意味はありません。
とにかく考えることは「どうすればより自分のことを魅力的に伝えられるかな?」「どうすればより自分に合った企業を探すことができるかな?」あたりであって、それ以外はあまり考える必要はありません。
ただ愚直にこれらを追求しましょう。
質問④ 早期選考を受けるメリットは何ですか?
早期選考をわざわざ受けるメリットって何ですか?早くから就活をするのがだるいなって思ってしまいます。
早期選考を受けるメリットとして、僕が考えられる範囲で言うと以下ですね。
- 早期内定の獲得に繋がって心の余裕を持つことができる
- 早くから本選考に向けた対策を取ることができる
- 早くから「失敗体験」を積むことができるので、改善のための思考の材料が手に入る
- 企業研究や業界研究を早いうちから深めることができて、より自分に合った企業選びが本選考でできるようになる
- SPIや玉手箱など能力検査を早めから処理できる
こうして見ると、非常にメリットが多いことがわかりますよね。
別に早期選考で受かる必要はありません。「早くから始めること」に価値があります。
質問⑤ 早期選考を受けるデメリットも教えてください
早期選考を受けることによるデメリットはありますか?例えば学業が疎かになってしまうとかありそうですけど。
早期選考を受けるデメリットはほとんどありません。
「学業が疎かになってしまうのでは?」という意見もありますが、僕は正直「大学の勉強での学びよりも就活の方が100倍重要だろ」と考えているタイプなのでデメリットに入らないんですよね。
強いて言うなら、早期選考によって早期内定を獲得した時に、「いえーい!早くに内定を獲得できたぜ!もう終わり!」と燃え尽きてしまうこと。
この内定先が自分に合っていれば良いのですが、安易に早くに内定を獲得できたからと言って決めてしまうと、企業研究不足でミスマッチが生じる可能性はありますね。
本記事の要点まとめ
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
本記事では、早期選考を実施する企業100社と、早期選考の探し方・早期選考で評価される方法について共有してきました。
案外多くの企業が早期選考をおこなっている事実に、驚いた人も多いのではないでしょうか。
一部の特殊な業界や企業だけが早期選考を実施するわけではないので、工夫次第で誰でも早期選考を受けることは可能です。
ぜひ本記事を参考に、早期選考の実施企業を見つけるための手段を複数確保して、早期選考・早期内定へと突き進んでくださいね。
この記事が皆さんの就活の参考になれば、とても嬉しいです!
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
以上!就活ブロガーの就活マン(@shukatu_man)でした!
▼本記事の要点まとめ
- 早期選考はベンチャーや外資系企業だけでなく、大手企業も実施している。
- 早期選考を実施する企業を探すには、複数のルートを確保しておくことが大事。
- 早期選考で評価されるには、エントリー企業数を増やすこと・入社意欲を示すこと・自己分析を徹底することが重要。
- 企業は早くから優秀な人材を囲い込むと同時に、長期的に採用活動を進めるために早期選考を実施している。