東証プライム上場のイトーキグループという安定した経営基盤

同社は東証プライム上場企業である株式会社イトーキのグループ会社であり、プライム上場グループの一員という安定した経営基盤を有しています。

また、イトーキグループ内のシステム開発や運用といったITソリューションも手掛けているため、イトーキグループからの案件を安定的に受注できるほか、各種金融機関とも長期的な取引を有するなど、抜群の安定感を誇ります。

2015年のイトーキグループへの参画以降、売上・社員数ともに倍増するなど、プライム上場グループの強みを最大限に活かすことで、堅調に成長を続けている安定企業です。

【エンジニア出身の役員陣】現場の声を尊重する組織

同社は社長含め、役員陣のほとんどがエンジニア出身者のため、現場や仕事に対する理解が深く、現場で働くエンジニアの声もしっかりと受け止めてくれるなど、エンジニアにとって働きやすい環境となっています。

また、従業員数133名（2024年10月1日現在）という中小企業のため、普段から社長や役員などと接する機会も多く、ボトムアップで意見を伝えやすい雰囲気が醸成されているのも、同社の特徴になっているとのことでした。

組織の歯車ではなく一人ひとりの個性を活かすという考え方

同社では「社員は組織の歯車として働くのではなく、一人ひとりの個性に合った重要な仕事と責任を任される存在でなくてはならない」という考え方を大切にしています。

それを実現するために、技術力を高める教育体制はもちろん、コミュニケーションスキルやテクニカルスキル、ヒューマンスキル向上のための社員教育の継続的な実施など、人としても成長できるように注力しています。

また、親会社であるイトーキがオフィスコンサルを手掛けていることもあり、働く環境に対する意識が高いのも同社の特徴です。

働き方についても、エンジニアが無理するような案件は取らないように徹底することで、月平均残業9.1時間を実現しています。

毎日の仕事を楽しみながら取り組むとともに、能力が十分に発揮されるよう社内環境を整備することで、社員個々が働きやすさを感じられるのが新日本システックという会社です。

ミスマッチ防止で高い定着率を実現

2020～2024年の5年間で37名をITエンジニア新卒採用、離職者は3名と、IT業界の中でも非常に高い定着率を実現しています。

また全社平均離職率は3%と、全国平均の15%と比べてこちらも高い定着率を実現しています。

なぜこれほど高い定着率を実現できるのか。それはエンジニアファーストの社内環境づくりに加え、入社前の説明会や選考の中で、良い面だけでなく、大変な部分や求められる部分などもしっかり伝えているからにほかなりません。

また、入社前の適性試験において、エンジニアとしての適性を丁寧に見極めることで、ミスマッチ防止に注力しているとのこと。

ミスマッチによる早期離職は学生にとっても不安を感じる部分ですが、同社のような入社前の取り組みがあれば、安心して入社できますね。

新日本システックで働く上で理解しておくべきこと

ホワイト企業ナビ編集部では、入社後のミスマッチを生まないよう、合わない人の特徴などネガティブ面も隠さずお伝えします。

まず、ITエンジニアが取り扱う技術や知識はどんどんアップデートしているため、常に自己研鑽を行い、技術力を磨き続けることが求められます。

そのため、自分で考えて行動することや自己研鑽を苦労と感じず、楽しめる人でなければ長く続けることが難しい仕事です。

また、エンジニアの仕事は基本的に座って行う仕事のため、趣味で運動を取り入れるなど、メリハリをつけながら健康管理することも重要となります。

上記の自己研鑽を含め、さまざまな部分で自己管理が求められる職種であることは、理解しておいてください。

編集長あとがき

同社はプライム上場グループの一員という安定した経営基盤に加え、イトーキグループや金融機関など大口顧客との安定的な取引を有しており、抜群の安定感を誇ります。

また、エンジニア出身の役員陣ということもあり、現場や仕事に対する理解が深いのも大きな特徴ですよね。

各社員の個性に合った仕事を任せ、能力が十分に発揮されるよう社会環境を整備するなど、エンジニアファーストが徹底されているのも、この特徴があるからこそ。

このほか、入社前にありのままを伝えるとともに、適性試験でマッチングを見極めるなど、入社後に後悔を生み出さないように注力しているのも、大きな魅力だと感じました。