【1926年創業】東証スタンダード上場の建設資材の専門商社

ホワイト企業ナビ編集部です。
まずはじめに、丸藤シートパイル株式会社の事業内容をお伝えします。

同社は1926年に創業し、まもなく創業100周年を迎える建設資材の専門商社であり、主に基礎工事をサポートするための鋼材を広く取り扱っています。

また、商社としての販売やリースだけでなく、技術提案や施工など、工事に先立って必要となる地下空間をつくる「地下エンジニアリング」の技術力やノウハウを持ち、これまでも大規模プロジェクトや全国の大型施設の建設に関わってきました。

近年では、重仮設の技術を活かし、震災・災害の復旧・復興事業にも尽力するなど、地下仮設工事をトータルサポートしている東証スタンダード上場企業として、社会貢献を使命に活動を続けている企業です。

【自己資本比率64%】安定業界で健全な財務体質を誇る安定企業

東証スタンダード市場に上場している同社の自己資本比率（会社経営の安定性を示す数値）は64%と高く、借入依存度の低い健全な財務体質で、高い安定性を誇ります。

建設や土木という需要のなくならない安定業界において、専門領域の中でトップクラスのシェアを持つほか、震災や災害の復旧・復興で一番最初に必要となるなど、社会的にも不可欠な事業を手掛ける同社は、まさに安定企業といえますね。

創業から100年近くにわたって培ってきた高い技術力と品質のこだわりで、これまで多くのビッグプロジェクトにも参画するなど、揺るぎない実績と業界内におけるブランド力を兼ね備えている同社だからこそ、これほどの安定性を実現できています。

社員それぞれのスタンスを尊重してくれる組織

事業所や配属先によって多少異なる部分はありますが、どの職場も比較的フレンドリーな雰囲気となっており、普段の業務だけでなく、食事会などを通じた交流機会も多いそうです。

ただ、だからといって食事会や社内イベントへの参加を強制されるようなことはありません。また、このような行事に参加しなかったからといって、周囲からなにか言われるようなことも一切なく、社員それぞれのスタンスや関わり方を尊重しているとのことでした。

周りの人との距離感や付き合い方は、それぞれの価値観や考え方によって異なりますが、同社では個々人の考えを尊重し、自由に選べるため、だれでも居心地の良さを感じられるだろうと編集部は感じました。

【保守的な社風】社員教育もじっくり丁寧に行うスタイル

同社は”保守的な社風”であり、特に事業において新しい挑戦などを行う場合は、慎重な考え方を徹底しているそうです。だからこそ100年近くにわたって堅実な経営を続け、健全で安定的な財務内容を実現できています。

この社風は社員教育の考え方にも影響しており、いきなり大規模プロジェクトや大きな責任の伴う仕事を任せるようなことはなく、個々のレベルや成長に応じてステップアップできるよう、じっくり丁寧に育成するスタイルを確立しています。

一方で、新しいツールやシステムの導入による業務効率化を推進するなど、働き方改革の面では決して保守的ではなく、積極的に改善を進めているとのことでした。

【年間休日125日】長期休暇で海外旅行に行く社員もいる

同社の年間休日は125日となっており、元々設定されている休暇数が多いことに加え、入社した日から10日間の有給休暇が付与されるなど、休暇制度も充実しています。

実際、1年目の社員もGWなど飛び石連休のタイミングで有給休暇を組み合わせ、長期休暇を取得しているほか、時期に関係なく、有給休暇と休日を組み合わせて海外旅行に行く社員もいるなど、長期休暇が取りやすく、プライベートも大切にできる環境です。

また、働きに関しても、もちろん部署や時期によって残業が増えるケースもありますが、どの部署・職種においても上司が率先して先に帰っており、帰れるときは帰ろうという先輩からの声掛けもあるため、1年目でも非常に帰りやすい雰囲気が醸成されています。

設計職と施工管理職に分かれる技術系総合職

技術系総合職には設計職と施工管理職があり、一次面接の際に希望を聞いています。なお、本人の希望や異動・転勤等により、将来的に職種変更の可能性があるとのことでした。

◯設計職
土木・建築工事に関する設計や計算を担う職種です。現場の敷地の広さや土の中の状態を考慮し、安全かつ効率よく地下工事を行えるように山留の設計、図面の作図等を行います。

◯施工管理職
土木・建築工事に関する施工管理・工程管理を担う職種です。設計内容を実際に施工するほか、建設会社と施工方法や工程の打ち合わせをした後、実際に作業する協力会社の方々が安全に作業できているか、図面通りに施工できているか等を確認します。

【充実した教育環境】専門知識がなくても第一線で活躍できる

「企業は人なり」と考える同社では、社員教育にも注力しており、建築・土木や重仮設工事の専門知識がなくても第一線で活躍できるよう、充実した教育環境を整えています。

＜新入社員研修＞
・導入 / スキル研修（会社概要・社内規定等 / ビジネスマナーや電話応対等｜約2週間）
・工場研修（自社工場における研修｜約1週間）
・技術研修（全職種合同で基本的な図面の見方などを学ぶ研修｜約2週間）
・現場研修（実際の工事現場における研修｜約3週間）

＜職種別研修＞
営業系：営業研修、見積作成、関係部署における体験など（7月より本配属）
技術系：業務に必要な専門技術についてゼロから学ぶ（10月より本配属）

＜OJT＞
・同じ部署の年齢の近い先輩が中心となった業務サポート
・人事担当者による定期面談（プライベートを含めたさまざまな相談など）

＜各種研修・自己啓発支援制度＞
・階層別研修（入社1年目、2年目、3年目や役職が変わるタイミングで適宜実施）
・資格取得支援（会社が認めた資格取得の受験料を会社が負担・別途報奨金あり）
・eラーニング（自分で好きな内容の研修を受講可能・ビジネススキルなど）

【人に誇れる仕事】手掛けた仕事や成果がずっと形に残る

同社は日本を代表するような大規模プロジェクトにも参画しており、街のランドマークにも携われるため、自分が手掛けた仕事や成果がずっと形に残り続けます。普段の生活の中で、目に見える形で達成感を感じられるのは、大きなやりがいに繋がりますよね。

また、東日本大震災をはじめとする地震や大雨・台風といった災害時にも仮設資材を供給するなど、同社は復旧・復興事業の重要な一翼を担っています。社会貢献性が非常に高いのはもちろん、困っている人を助ける、まさに”人に誇れる仕事”です。

このほか、だれもが知っているテーマパークなどの裏側に入り、普通では見られないような部分に携わることができるのは、同社ならではの貴重な経験になるとのことでした。

丸藤シートパイルで働く上で理解しておくべきこと

ホワイト企業ナビ編集部では、この求人を見た人が入社後に「イメージと違った」というミスマッチを起こさないよう、合わない人の特徴等についても隠さずお伝えしています。

同社の場合、保守的で慎重な社風のため、個人プレーによる成果主義やゼロからどんどん仕事をつくり上げるなど、いわゆるベンチャー志向の人とはミスマッチの可能性があります。

また、扱うプロジェクトの規模が大きく、常に社内外を含めた周囲と連携しながら仕事を進める必要があるため、人と話すことや周囲とコミュニケーションを取ることに抵抗を感じる場合は、合わないかもしれません。

このほか、在宅勤務などは制度としてはあるものの、仕事内容の特徴もあり、基本的には出社ベースとなる点、また、工事現場における仕事が多い点（部署や職種によって頻度は異なる）は、事前に知っておいてほしいとのことでした。

編集部が考える丸藤シートパイルのホワイトポイント

今回の取材を終えて、ホワイト企業ナビ編集部が感じた丸藤シートパイル株式会社のホワイトポイントは以下の2点です。

①数字でも証明されている高い安定性
創業100年近くの歴史を持つ東証スタンダード上場企業であり、慎重かつ堅実な経営によって自己資本比率64%という健全で安定的な財務体質となるなど、高い安定性を実現している点は、まさにホワイトポイントだと感じました。

②長期休暇などオンオフのメリハリをつけながら働ける環境
年間休日125日と休みの数が多く、有給休暇を組み合わせることで長期休暇も取れるため、プライベートも充実させることができますよね。仕事とプライベートでしっかりとオンオフのメリハリをつけながら働ける点は、同社ならではのホワイトポイントです。

以上の2点こそ、ホワイト企業ナビ編集部が感じた同社のホワイトポイントになります。
「堅実で安定した企業で働きたい人」「”人に誇れる仕事”に興味がある人」「社風や考え方に共感した人」にこそ、ぜひ注目してほしい企業です。