最先端技術搭載の自動化装置を世界に発信しているメーカー

ホワイト企業ナビ編集部です。
まずはじめに、株式会社アドテックエンジニアリングの事業内容をお伝えします。

同社は最先端技術を搭載したプリント基板用露光装置および各種自動化装置の開発から設計、製造、販売、保守に至るまで、一貫したサービスを提供しているメーカーであり、その中でも主力製品となっているのが「プリント基板用露光装置」です。

同社の露光装置から作り出されたプリント基板は、スマートフォンやパソコン、タブレット端末など身近な電子製品に必ず入っている部品であり、みなさんがいつも使っている端末にも、同社の装置で製造されたプリント基板が使われている可能性が高いとのこと。

また、主力であるプリント基板用露光装置は世界トップクラスのシェアを誇るなど、最先端技術搭載の自動化装置を国内のみならず、世界に発信し続けている企業です。

【世界トップクラスのシェア】ウシオ電機の子会社という安定基盤

同社は東証プライム上場の国内大手メーカー「ウシオ電機」の100%子会社として安定した経営基盤を持つほか、製品戦略の共同検討や人材交流等でウシオ電機とコラボレーションするなど、大手グループ企業ならではの強みを有しています。

また、プリント基板用露光装置のマーケットで世界トップクラスのシェアを持ち、世界的に半導体需要が高まる昨今において、積極的な海外展開や高い技術力で売り上げの約8割を海外で占めるなど、グローバルに事業を展開しているのも大きな特徴です。

このほか、これまで400種類以上の装置を開発しており、プリント基板からハイエンドの半導体パッケージ用基板まで、お客様のあらゆる要望に応えられる多彩な製品ラインナップを保有している点も、同社の大きな武器になっているとのことでした。

【話しやすい雰囲気】部署を超えた交流機会も多い

同社では年齢の近い先輩を中心に後輩や新人をサポートしていることに加え、上司を役職ではなく”さん付け”で呼ぶような関係性もあるため、誰にでも質問しやすく、社内は話しやすい雰囲気になっているそうです。

また、設計業務自体は黙々と仕事を進めることが多いですが、全体業務を進めるためには他部署との連携が不可欠であり、会議室に集まって打ち合わせする機会も非常に多いなど、部署を超えた交流も盛んに行われています。

このほか、売上増加に伴う組織拡大によって、最近ではさまざまな経験や知識を持つ中途人材もどんどん入社しており、社内交流も活性化されているとのことでした。

ボトムアップを大切にしている組織

同社では”ボトムアップ”を大切にしています。
その一例が「社内改善提案表彰」であり、業務の中で無理、無駄、ムラを見つけ改善することで、その改善内容や効果に対し、表彰や報奨金を支給する制度です。

この制度に代表されるように、現場で働く社員の意見や若手社員の提案など、立場や役職等に関係なく、社員それぞれの声を非常に大切していることが、ホワイト企業ナビ編集部にも伝わってきました。

【年間休日125日】フレックスタイムなど柔軟な働き方を実現

同社では年間休日125日に加え、有給取得奨励日を3日間設けており、実質の年間休日数は128日という多さになっているほか、時間単位の有給休暇取得制度やリフレッシュ休暇制度（勤続年数に応じた休暇付与＋援助金）など、各種休暇制度も充実しています。

また、働き方に関しても、フレックスタイム制度の導入、業務分担の徹底による個々人の負荷の分散など、残業が生まれにくい仕組みづくりを行っています。

上記のとおり、休みが充実しており、仕事とプライベートのメリハリをつけやすいだけでなく、フレックスタイム制度や業務負荷の平準化によって、社員それぞれが求める働き方を実現しやすい環境です。

機械・電気・ソフト・光学の各分野で活躍する設計職の仕事

同社が手掛けるプリント基板用露光装置は、機械・電気・ソフト・光学の最先端技術が必要となるため、設計職も各分野に分かれ、最新装置の開発設計を行います。

また、同社の露光装置はお客様ごとに仕様が異なるオーダーメイド製品であり、都度設計が必要となるほか、他分野の設計者とも連携しつつ、治具作成などを経験しながら、はやい段階で装置設計に携わることができるのは、同社の特徴です。

それぞれの得意分野を生かした設計業務をしていくなかで、各分野の技術を極めていくエキスパートコース、課長や部長などマネジメントを行う管理職コースなどにキャリアが分かれていきます。

製品知識や技術習得だけでなく関係づくりもできる新人研修

新卒入社から3ヶ月間は現場実習期間となります。
各現場を回りながら現場体験を行うことで、製品知識を学ぶだけでなく、各部署の先輩社員と交流する機会にもなるため、社内の人間関係を広げることができます。

7月から正式配属となり実際の設計業務を行いますが、各部門ごとの教育マニュアルやOJTなどサポート体制も充実しているため、安心して目の前の業務に取り組める環境です。

また、2年目に同期全員で集まって行うフォローアップ研修、各部門ごとに必要な知識を学ぶセミナーの受講、会社指定の資格取得に対する受験費負担や取得表彰・報奨金支給を行う資格取得支援制度など、スキルアップのための各種教育研修も用意されています。

世界最先端の製品に携われるのが仕事の醍醐味

同社では自社工場を有しているため、自分自身が設計した製品の完成物をすぐに工場内で見ることができ、目に見える形でやりがいや達成感を感じることができます。

また、プリント基板用露光装置の世界トップクラスのシェアを持つメーカーとして、自分が携わった製品が世界最先端のものとして世界中で活躍する点は、アドテックエンジニアリングで働く設計者ならではの仕事の醍醐味となっています。

このほか、装置の隅から隅まで携わることで、一部ではなく装置全体の知識や幅広いスキルを身につけられるというのは、中小規模の同社だからこそ得られるメリットであり、さまざまな知識や経験を持った設計者として成長することができます。

アドテックエンジニアリングで働く上で理解しておくべきこと

ホワイト企業ナビ編集部では、この求人を見た人が入社後に「イメージと違った」というミスマッチを起こさないよう、仕事の大変な部分等についても隠さずお伝えしています。

同社の場合、扱う製品が億を超える場合もあるなど、製品の単価が非常に高いため、失敗やミスが与える影響も大きく、納期などさまざまな部分でプレッシャーがかかる点は、仕事において大変な部分となります。

また、設計者と聞くと黙々と一人で仕事をしているイメージを持つ人もいますよね。
もちろん一人で設計業務に取り組む場面もありますが、同社では常に他部署との連携や周囲からの学びが不可欠となるため、周りとコミュニケーションを取ることに苦手意識がある人とは、ミスマッチとなる可能性があります。

編集部が考えるアドテックエンジニアリングのホワイトポイント

今回の取材を終えて、ホワイト企業ナビ編集部が感じた株式会社アドテックエンジニアリングのホワイトポイントは以下の2点です。

①盤石の安定基盤
ウシオ電機の100%子会社という安定した経営基盤に加え、プリント基板用露光装置のマーケットで世界トップクラスのシェアを持つなど盤石の安定基盤を有している点は、同社が持つホワイトポイントだと感じました。

②社員それぞれが求める働き方を実現しやすい環境
話しやすい雰囲気や質問しやすい関係性があるため、新入社員も安心して働くことができますよね。また、年間休日の多さやフレックスタイム制度の導入など、オンオフのメリハリをつけながら働ける環境となっており、社員それぞれが求める働き方を実現しやすい点は、まさに同社のホワイトポイントだと感じました。

以上の2点こそ、ホワイト企業ナビ編集部が感じた同社のホワイトポイントになります。
「世界最先端の製品に携わりたい人」「やりがいを感じながら働きたい人」「安定した環境を求めている人」にこそ、ぜひ注目してほしい企業です。